JP2018046087A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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倫章 村上
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Abstract

【課題】窒化ガリウム半導体基板の裏面(N面)における炭素の除去をより少ない工程で実施する。【解決手段】窒化ガリウム層130と、窒化ガリウム層130のGa面である表面120gの一部と接する第1の電極層160と、表面120gの他の一部と第1の電極層160とを覆う絶縁層180と、窒化ガリウム層130のN面である裏面110nに接する酸化物層200と、を備える窒化ガリウム基板20を準備する(P100)。ウェットエッチングにより、絶縁層180を貫通する開口部185を形成しつつ、酸化物層200を除去する(P140)。窒化ガリウム層130の表面120gにおいて、開口部185内の第1の電極層160に接する第2の電極層190を形成する(P160)。窒化ガリウム層130の裏面110nに接して配される裏面電極層170を形成する(P150)。【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関するものである。
従来、窒化ガリウム半導体基板の裏面(N面)に対してSiO膜の堆積およびエッチング(除去)を行なうことにより、窒化ガリウム半導体基板の裏面から炭素を除去し、その後に形成する電極のコンタクト抵抗を低減する技術が存在する(特許文献1)。
特許第4916434号公報
しかし、上記の技術においては、窒化ガリウム半導体基板の裏面から炭素を除去するために、窒化ガリウム半導体基板の裏面にSiO膜を堆積させる工程と、堆積させたSiO膜をエッチングにより除去する工程と、を追加的に行う必要がある。その結果、窒化ガリウム半導体基板を用いた半導体蔵置を製造するための工程が増加することとなる。工程の増加は、製造リードタイムの増加およびコストアップを招く。また、工程数の増加に伴い、異なる工程を実施するステージの間で窒化ガリウム半導体基板を移動させる際に、窒化ガリウム半導体基板が破損してしまい、良品率が低下する、という問題も、大きくなる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、半導体装置の製造方法が提供される。この方法は:主として窒化ガリウム(GaN)から形成される窒化ガリウム層と、前記窒化ガリウム層のGa面である表面の一部と接する第1の電極層と、前記窒化ガリウム層の前記表面の他の一部と前記第1の電極層とを覆う絶縁層と、前記窒化ガリウム層のN面である裏面に接する酸化物で構成される酸化物層と、を備える窒化ガリウム基板を準備する準備工程と;ウェットエッチングを行う工程であって、前記ウェットエッチングにより、前記絶縁層を貫通して前記第1の電極層に達する開口部を形成しつつ、前記酸化物層を除去して前記窒化ガリウム層の前記裏面を露出させる、ウェットエッチング工程と;前記窒化ガリウム層の前記表面において、前記開口部内の前記第1の電極層に接する第2の電極層を形成する表面電極形成工程と;前記窒化ガリウム層の前記裏面に接する裏面電極層を形成する裏面電極形成工程と、を備える。
このような態様とすれば、ウェットエッチング工程において、窒化ガリウム層の表面側の絶縁層に開口部を形成しつつ、裏面側の酸化物層を除去できる。このため、裏面側の酸化物層の除去を、ウェットエッチング工程とは独立した工程として行う態様に比べて、工程数を少なくすることができる。また、絶縁層への開口部の形成と、裏面側の酸化物層の除去とを同一工程で行うため、両者を別工程で行う場合のように、工程間の移動の際に中間品が破損するおそれがない。
(2)上記の半導体装置の製造方法において、前記準備工程において:前記絶縁層と前記酸化物層とは、同一の組成を有し;前記酸化物層の厚みは、前記第1の電極層上の前記絶縁層の厚みよりも小さい、態様とすることができる。このような態様とすれば、ウェットエッチング工程において、絶縁層を貫通する開口部が形成された時点で、裏面側の酸化物層はほぼすべて除去されていることが期待できる。このため、ウェットエッチング工程において、開口部の形成に要する時間よりも多くの時間を、酸化物層の除去のために要することがない。
(3)上記の半導体装置の製造方法において、前記準備工程は、前記窒化ガリウム層の前記表面の前記他の一部と前記第1の電極層への前記絶縁層の形成と、前記窒化ガリウム層の前記裏面への前記酸化物層の形成と、を同時に行う層形成工程を含み;前記層形成工程は、チャンバ内で前記表面をサセプタに接触する面と逆側の面にして前記窒化ガリウム基板を支持しつつ、各層の形成を行う工程を含む、態様とすることができる。このような態様においては、絶縁層と酸化物層が同一の組成で形成される。そして、裏面側に形成される酸化物層を、表面側に形成される絶縁層よりも薄く形成することができる。
(4)上記の半導体装置の製造方法において、前記層形成工程は、準備される前記窒化ガリウム基板において、前記酸化物層の厚みが、前記絶縁層の厚みよりも10%以上薄くなるように行われる、態様とすることができる。このような態様とすれば、ウェットエッチング工程において、絶縁層を貫通する開口部が形成された時点で、裏面側の酸化物層はほぼすべて除去されていることが期待できる。このため、ウェットエッチング工程において、開口部の形成に要する時間よりも多くの時間を、酸化物層の除去のために要することがない。
(5)上記の半導体装置の製造方法において、前記準備工程において、前記絶縁層は、主として酸化ケイ素から構成される、態様とすることができる。このような態様とすれば、ウェットエッチング工程において、酸化ケイ素の層の上にレジストを強固に密着させて、ウェットエッチングを行うことができる。
(6)上記の半導体装置の製造方法において、前記準備工程において:前記酸化物層は、主として酸化ケイ素と酸化アルミニウムの少なくとも一方で構成され;前記酸化物層の厚みは、前記第1の電極層上の前記絶縁層の厚み以下である、態様とすることができる。このような態様とすれば、主として酸化ケイ素から構成される絶縁層と、酸化物層とを同一のエッチング液でウェットエッチングすることができる。また、酸化アルミニウムのエッチングレートは、酸化ケイ素のエッチングレートよりも高い。このため、ウェットエッチング工程において、絶縁層を貫通する開口部が形成された時点で、裏面側の酸化物層はほぼすべて除去されていることが期待できる。このため、ウェットエッチング工程において、開口部の形成に要する時間よりも多くの時間を、酸化物層の除去のために要することがない。
(7)上記の半導体装置の製造方法において、前記準備工程において、前記絶縁層は: 主として酸化ケイ素から構成され前記窒化ガリウム基板の表面を構成する層と;主として酸化アルミニウムから構成され、前記酸化ケイ素から構成される層に対して、前記窒化ガリウム層の側に配される層と、を備える、態様とすることができる。このような態様とすれば、酸化アルミニウムの層により、半導体装置における絶縁層の絶縁性能を確保しつつ、ウェットエッチング工程において、酸化ケイ素の層の上にレジストを強固に密着させて、ウェットエッチングを行うことができる。
(8)上記の半導体装置の製造方法において、前記ウェットエッチング工程は、フッ化水素を含むエッチング溶液でエッチングを行う工程を含む、態様とすることができる。このような態様とすれば、主として酸化ケイ素から構成される層や主として酸化アルミニウムから構成される層を効率的に除去することができる。
(9)上記の半導体装置の製造方法において、前記準備工程において:前記絶縁層は、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、窒化ケイ素、および酸化ハフニウムからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備え;前記酸化物層は、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、および酸化ハフニウムからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備える、態様とすることができる。このような態様とすれば、絶縁性能と、製造コスト上の要請とを考慮して、適切に絶縁層を構成することができる。
(10)上記の半導体装置の製造方法において、前記ウェットエッチング工程は、前記表面を上にして、前記窒化ガリウム基板をエッチング溶液中に配して、前記ウェットエッチングを行う工程を含む、態様とすることができる。一般に、エッチング溶液中において、窒化ガリウム基板の表面側においては、エッチング溶液が流動しにくく、窒化ガリウム基板の裏面側においては、エッチング溶液が流動しやすい。このため、窒化ガリウム基板の表面側においては、窒化ガリウム基板の裏面側に比べて、エッチングレートが低くなる。よって、上記のような態様とすれば、ウェットエッチング工程において、絶縁層を貫通する開口部が形成された時点で、裏面側の酸化物層はほぼすべて除去されているように、窒化ガリウム基板を設計することが容易である。このため、窒化ガリウム基板をそのように設計することにより、ウェットエッチング工程において、開口部の形成に要する時間よりも多くの時間を、酸化物層の除去のために要することがなくなる。
(11)上記の半導体装置の製造方法において、前記ウェットエッチング工程は、前記窒化ガリウム基板を鉛直方向に略平行となるようにエッチング溶液中に配して、前記ウェットエッチングを行う工程を含む、態様とすることができる。このような態様とすれば、ウェットエッチング工程において、表面側の絶縁層と、裏面側の酸化物層は、同程度のエッチングレートを有することが期待できる。このため、絶縁層を貫通する開口部が形成された時点で、過不足なく裏面側の酸化物層が除去されているように、窒化ガリウム基板の組成や構造を設計することが容易である。
(12) 上記の半導体装置の製造方法において、前記準備工程において、前記絶縁層は2nm以上の厚みを有する、態様とすることができる。このような態様とすれば、絶縁層が2nm未満の厚みを有する態様に比べて、絶縁層において欠陥がなく、半導体装置において短絡が生じないことを、実用上十分な程度の信頼性で推定することができる。
(13)上記の半導体装置の製造方法において、前記表面電極形成工程は、前記開口部内の前記第1の電極層と、前記絶縁層の一部と、に接して連続的に配される前記第2の電極層を形成する工程である、態様とすることができる。このような態様とすれば、生成される半導体装置はフィールドプレート構造を備えることとなり、半導体装置使用時の第1の電極層の電界強度を低減できる。
(14)上記の半導体装置の製造方法において、前記第1の電極層は、チタン、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、およびモリブデンからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備える、態様とすることができる。このような態様とすれば、電気抵抗の低減と、製造コスト上の要請とを考慮して、適切に第1の電極層を構成することができる。
(15)上記の半導体装置の製造方法において、前記第2の電極層は、チタン、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、タンタル、タングステン、およびモリブデンからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備える、態様とすることができる。このような態様とすれば、電気抵抗の低減と、製造コスト上の要請とを考慮して、適切に第2の電極層を構成することができる。
本発明は、半導体装置の製造方法以外の種々の形態で実現することも可能であり、例えば、ショットキーバリアダイオードや上記形態の半導体装置が組み込まれた電気機器の製造方法、並びに、それらの半導体装置や電気機器を製造する製造装置、それらの装置の設計方法などの形態で実現できる。
第1実施形態における半導体装置10の構成を模式的に示す断面図である。 半導体装置10の製造方法を示す工程図である。 工程P115後の中間品10p1を示す模式図である。 工程P120後の中間品10p2を示す模式図である。 工程P125後の中間品10p3を示す模式図である。 工程P140における中間品10p4のウェットエッチング処理を示す模式図である。 工程P140後の中間品10p5を示す模式図である。 工程P150後の中間品10p6を示す模式図である。 レジスト140が除去された後の中間品10p7を示す模式図である。 第1の比較例において、窒化ガリウム層130の裏面110nに酸化物層200が形成された状態の中間品10p11を示す模式図である。 第1の比較例において、窒化ガリウム層130の裏面110nから酸化物層200が除去された状態の中間品10p12を示す模式図である。 第1の比較例において、絶縁層180に開口部185が形成された状態の中間品10p13を示す模式図である。 窒化ガリウム層130の表面120gおよび第1の電極層160の上にレジスト145が形成された状態の中間品10p21を示す模式図である。 第2の比較例において、窒化ガリウム層130の裏面110nから酸化物層200が除去された状態の中間品10p22を示す模式図である。 第2の比較例において、絶縁層180に開口部185が形成された状態の中間品10p23を示す模式図である。 第2実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程図である。
A.第1実施形態
A1.半導体装置の構成:
図1は、第1実施形態における半導体装置10の構成を模式的に示す断面図である。図1には、相互に直交するX軸、Y軸およびZ軸が図示されている。X軸は、図1の左から右に延びる軸である。Y軸は、図1の紙面の手前から奥に延びる軸である。Z軸は、図1の下から上に延びる軸である。他の図のXYZ軸は、図1のXYZ軸に対応する。なお、本明細書において、Z軸の+方向を便宜的に「上」または「上方」と呼ぶことがある。この「上」または「上方」という呼称は、半導体装置10の配置(向き)を限定するものではない。すなわち、半導体装置10は、任意の向きに配置しうる。
半導体装置10は、窒化ガリウム(GaN)を用いて形成されたGaN系の半導体装置である。より具体的には、半導体装置10は、縦型のショットキーバリアダイオードである。半導体装置10は、窒化ガリウム層130と、絶縁層180と、第1の電極層160と、第2の電極層190と、裏面電極層170とを備える。
窒化ガリウム層130は、第1の半導体層110と第2の半導体層120とを備える。半導体装置10の第1の半導体層110は、X軸およびY軸に沿って広がる半導体層である。第1の半導体層110は、主に窒化ガリウム(GaN)から形成され、ケイ素(Si)をドナーとして含有するn型半導体層である。本明細書において、「主に〜から形成される」および「主として〜から形成される」とは、モル分率において対象物を90%以上含有することを意味する。
第1の半導体層110のZ軸方向の−側の面はN面である。第1の半導体層110等の層のZ軸方向の−側の面を、本明細書において「裏面」とも呼ぶ。第1の半導体層110の裏面110nには、ウェットエッチングにより微細な凹凸が形成されている。この凹凸により、第1の半導体層110と裏面電極層170との接触抵抗をより低減することができる。
第2の半導体層120は、X軸およびY軸に沿って広がるn型半導体層である。第2の半導体層120は、主に窒化ガリウム(GaN)から形成され、ケイ素(Si)をドナーとして含有する。第2の半導体層120は、第1の半導体層110のZ軸方向の+側に積層されている。第2の半導体層120のZ軸方向の+側の面はGa面である。第2の半導体層120等の層のZ軸方向の+側の面を、本明細書において「表面」とも呼ぶ。
第1の電極層160は、第2の半導体層120にショットキー接合された電極である。第1の電極層160は、導電性を有する。第1の電極層160は、第2の半導体層120の表面120gの一部に形成されている。第1の電極層160は、第2の半導体層120と接する層から順に、ニッケル(Ni)から構成されるニッケル層と、パラジウム(Pd)から構成されるパラジウム層と、モリブデン(Mo)から構成されるモリブデン層とを備える。ニッケル層の厚みは100nmであり、パラジウム層の厚みは100nmであり、モリブデン層の厚みは20nmである。
絶縁層180は、第1の電極層160と、第2の半導体層120のZ軸方向の+側の面のうち第1の電極層160に接していない部分と、を覆う。絶縁層180は、電気絶縁性を有する。絶縁層180は、第2の半導体層120と接する層から順に、酸化アルミニウム(Al23)から構成される厚さ100nmの層と、酸化ケイ素(SiO)から構成される厚さ500nmの層とを備える。
本実施形態においては、絶縁層180は、酸化アルミニウム(Al23)から構成される層を備える。このため、半導体装置10において、絶縁層180は、高い絶縁性を発揮することができる。
本実施形態において、窒化ガリウム層130(第2の半導体層120)の表面120g上に配されている絶縁層180の厚みは、600nmである。また、第1の電極層160上に配されている絶縁層180の厚みは、380nmである。後述するウェットエッチング工程において、第2の半導体層120の表面120gを保護する観点から、絶縁層180の膜厚は、2nm以上が好ましく、10nm以上がより好ましく、50nm以上がさらに好ましい。一方、半導体装置10を小型化する観点から、絶縁層180の膜厚は、10000nm以下が好ましく、1000nm以下がより好ましく、800nm以下がさらに好ましい。なお、絶縁層180の膜厚を10000nm以下とすることにより、開口部185の表面から底面までの距離が短くなり、フィールドプレート構造によって電界集中が緩和される効果を向上させることができる。
絶縁層180には、絶縁層180を貫通する開口部185が形成されている。
第2の電極層190は、パッド電極や引き出し配線用の電極として設けられた電極層である。第2の電極層190は、開口部185により露出する第1の電極層160の上、および絶縁層180のうち開口部185周辺に位置する部分の上に形成されている。第2の電極層190は、第1の電極層160よりも厚く設けられる。第2の電極層190は、ショットキー電極層である第1の電極層160よりも抵抗が小さい。第2の電極層190は、たとえば、アルミニウム(Al)、金(Au)、銅(Cu)などの比較的抵抗率の低い金属合金を含んで構成される。
第2の電極層190は、第1の電極層160と接する層から順に、チタン(Ti)により形成されるチタン層と、窒化チタン(TiN)から構成される窒化チタン層と、チタン(Ti)により形成されるチタン層と、アルミニウムシリコン(AlSi)から構成されるアルミニウムシリコン層と、を備える。第2の電極層190においては、第1の電極層160と接する層から順に、チタン層の厚みが20nm、窒化チタン層の厚みが200nm、チタン層の厚みが20nm、アルミニウム層の厚みが2000nmである。第2の電極層190および第1の電極層160が、ショットキーバリアダイオードとしての半導体装置10のアノード電極となる。
裏面電極層170は、第1の半導体層110のZ軸方向の−側の面(N面)に接して配され、第1の半導体層110とオーミック接合された電極である。裏面電極層170は、第1の半導体層110と接する層から順に、(i)チタン(Ti)から構成されるチタン層と、(ii)主に、アルミニウム(Al)から構成されるアルミニウム層と、(iii)チタン(Ti)から構成されるチタン層と、(iv)窒化チタン(TiN)から構成される窒化チタン層と、(v)チタン(Ti)から構成されるチタン層と、(vi)銀(Ag)から構成される銀層と、を備える。裏面電極層170においては、第1の半導体層110と接する層から順に、チタン層の厚みが30nm、アルミニウム層の厚みが300nm、チタン層の厚みが10nm、窒化チタン層の厚みが1000nm、チタン層の厚みが10nm、銀層の厚みが5000nmである。裏面電極層170が、ショットキーバリアダイオードとしての半導体装置10のカソード電極となる。
A2.半導体装置の製造方法:
図2は、本実施形態の半導体装置の製造方法を示す工程図である。製造者は、まず、工程P100において、窒化ガリウム基板20を準備する準備工程を行う。工程P100は、工程P110と、工程P115と、工程P120と、工程P125と、を備える。
工程P110において、製造者は、第1の半導体層110を準備し、エピタキシャル成長によって第1の半導体層110の上に第2の半導体層120を形成する。本実施形態では、MOCVD装置を用いた有機金属気相成長法(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)によるエピタキシャル成長によって、第2の半導体層120が形成される。その結果、第1の半導体層110と第2の半導体層120とを備える窒化ガリウム層130が準備される。
工程P110後の状態において、第1の半導体層110の裏面110n(N面)には、変質層115が存在する。窒化物半導体から構成される第1の半導体層110のN面は、炭素(C)を吸着しやすい。また、第1の半導体層110のN面に吸着された炭素(C)はN面において安定に存在し続ける。このため、変質層115は、炭素(C)を含む層であると考えられる。変質層115は、第1の半導体層110の裏面110nにおけるコンタクト抵抗が高くなる原因であると考えられる。
図2の工程P115において、製造者は、第2の半導体層120の表面120g(Ga面)上に、第2の半導体層120の一部と接する第1の電極層160を形成する。本実施形態においては、EB(Electron Beam)蒸着装置を用いて、リフトオフ法により第1の電極層160が形成される。
図3は、工程P115後の中間品10p1を示す模式図である。なお、図3〜図9においては、技術の理解を容易にするために、窒化ガリウム層130上に一つの半導体装置10が形成される状態を示す。しかし、実際には、窒化ガリウム層130上には、互いに間隔をあけて、複数の半導体装置10が形成される。
図2の工程P120において、製造者は、絶縁層180を形成する。具体的には、窒化ガリウム層130(第2の半導体層120)の表面120gのうち第1の電極層160と接していない部分と、第1の電極層160の表面とを連続的に覆い、それらに接するように、絶縁層180が形成される。本実施形態においては、化学気相成長(Chemical Vapor Deposition:CVD)法により、絶縁層180が形成される。本実施形態において、絶縁層180として、まず、酸化アルミニウム(Al23)から構成される厚さ100nmの層が形成され、次に、酸化ケイ素(SiO)から構成される厚さ500nmの層が形成される。なお、ここでは、窒化ガリウム層130(第2の半導体層120)の表面120g上に配されている絶縁層180の厚みについて、説明している。
図4は、工程P120後の中間品10p2を示す模式図である。
図2の工程P125において、製造者は、酸化物から構成される酸化物層200を形成する。具体的には、窒化ガリウム層130の裏面110nの変質層115に接して、変質層115を覆うように、酸化物層200が形成される。本実施形態において、化学気相成長(Chemical Vapor Deposition:CVD)法により、酸化アルミニウム(Al23)から構成される厚さ300nmの酸化物層200が形成される。
図5は、工程P125後の中間品10p3を示す模式図である。準備工程P100により、窒化ガリウム層130と、窒化ガリウム層130のGa面である表面120gの一部と接する第1の電極層160と、第1の電極層160と接していない窒化ガリウム層130の表面120gおよび第1の電極層160に接する絶縁層180と、窒化ガリウム層130のN面に接する酸化物層200と、を備える中間品10p3が生成される。この中間品10p3を、本明細書において「窒化ガリウム基板20」とも呼ぶ。
なお、本実施形態では、半導体装置10の製造方法の一部として、窒化ガリウム基板20を作製している。しかし、予め作製された窒化ガリウム基板20を準備し、その窒化ガリウム基板20を用いて半導体装置10を製造することとしてもよい。
図2の工程P140において、製造者は、ウェットエッチングを行う。本実施形態では、製造者は、まず、絶縁層180の上にポジ型フォトレジスト140を用いてパターンを形成する。その後、製造者は、中間品10p3をエッチング溶液に浸して、絶縁層180のエッチングを行う。
本実施形態においては、絶縁層180のうち、表層は、酸化ケイ素(SiO)から構成されている。このため、レジスト140を絶縁層180に強固に密着させることができ、その結果、高精度なエッチングを行うことができる。
図6は、工程P140における中間品10p4のウェットエッチング処理を示す模式図である。なお、図6においては、窒化ガリウム基板20は中空に浮いているように示されている。しかし、実際には、窒化ガリウム基板20は、完成品としての各半導体装置10が形成される領域の間の部位において、エッチング溶液Le中で支持体に支持されている。工程P140において、窒化ガリウム基板20は表面側、すなわち、窒化ガリウム層130(第2の半導体層120)の表面120g側を上にして、エッチング溶液Le中で、裏面側を支持体に保持されている。また、エッチング溶液の液面から窒化ガリウム基板20の表面までの深さは、窒化ガリウム基板20の裏面からエッチング溶液槽の底面までの深さより小さい。
工程P140において、ウェットエッチングに使用する溶液Leとしては、例えば、バッファードフッ酸(BHF)溶液や、フッ酸(HF)溶液などフッ化水素を含む溶液が挙げられる。本実施形態では、バッファードフッ酸(BHF)溶液を用いたウェットエッチングを行う。
工程P140のウェットエッチングにおいて、窒化ガリウム層130の表面120g側において、レジスト140が形成されていない部分に、絶縁層180を貫通して第1の電極層160に達する開口部185が形成される。また、工程P140のウェットエッチングにおいて、窒化ガリウム層130の裏面110n側において、酸化物層200が除去される。
工程P140において、酸化物層200が除去されるのに伴い、窒化ガリウム層130の裏面110nに存在する変質層115中の炭素(C)が除去され、第1の半導体層110中の変質層115が消滅する。また、工程P140において、エッチングが行われることにより、窒化ガリウム層130のうちの第1の半導体層110の裏面110nに凹凸を形成することができる。
本実施形態においては、絶縁層180は、エッチング溶液に接する側(Z軸方向+側)から順に、酸化ケイ素(SiO)から構成される層と、酸化アルミニウム(Al23)から構成される層と、を備える。一方、酸化物層200は、酸化アルミニウム(Al23)から構成される。このため、工程P140のウェットエッチングにおいて、絶縁層180への開口部185の形成と、酸化物層200の除去とを、同一のエッチング溶液(BHF溶液)中で同時に行うことができる。
また、酸化アルミニウム(Al23)は、酸化ケイ素(SiO)よりも、BHFによりエッチングされやすい。そして、本実施形態においては、酸化物層200は、絶縁層180よりも10%以上、薄く構成される。このため、工程P140のウェットエッチングにおいて、絶縁層180への開口部185の形成が達成された時点で、酸化物層200の除去が完了していることが期待できる。
さらに、本実施形態においては、窒化ガリウム基板20は表面側を上にして、エッチング溶液Le中で保持されている。エッチング溶液層内において、対象物たる窒化ガリウム基板20の上側においては、エッチング溶液が滞留しがちであり、窒化ガリウム基板20に接するエッチング溶液が入れ替わりにくい。これに対して、対象物たる窒化ガリウム基板20の下側においては、エッチング溶液が対流をおこしやすく、窒化ガリウム基板20に接するエッチング溶液が入れ替わりやすい。このため、窒化ガリウム基板20の下側においては、窒化ガリウム基板20の上側においては、エッチングレートが高い。よって、この点からも、工程P140のウェットエッチングにおいて、絶縁層180への開口部185の形成が達成された時点で、酸化物層200の除去が完了していることが期待できる。
図7は、工程P140後の中間品10p5を示す模式図である。窒化ガリウム層130の表面120g側において、レジスト140が形成されていない部分に、絶縁層180を貫通して第1の電極層160に達する開口部185が形成されている。また、窒化ガリウム層130の裏面110n側において、酸化物層200が除去され、窒化ガリウム層130の裏面110nが露出している。
図2の工程P150において、製造者は、窒化ガリウム層130の裏面110nに接する金属膜である裏面電極層170を形成する。本実施形態では、製造者は、まず、窒化ガリウム層130と接する層から順に、(i)チタン層と、(ii)アルミニウム層と、を形成する。その後、製造者は、窒素(N)雰囲気において、450℃で30分間の熱処理を行う。そして、製造者は、アルミニウム層の上に、(iii)チタン層と、(iv)窒化チタン層と、(v)チタン層と、(vi)銀層と、をこの順に形成する。本実施形態において、裏面電極層170の形成は、スパッタ法により行われるが、蒸着法により行われてもよい。なお、熱処理は窒素(N)と酸素(O)が混合された雰囲気において行なわれてもよい。
図8は、工程P150後の中間品10p6を示す模式図である。窒化ガリウム層130の裏面110nに裏面電極層170が形成されている。
図2の工程P160において、製造者は、レジスト140を除去する。本実施形態では、製造者は、中間品10p6をアセトン(CHCOCH)に5分浸すことにより、レジストパターン140を除去する。
図9は、レジスト140が除去された後の中間品10p7を示す模式図である。絶縁層180上からレジストパターン140が除去されている。
その後、製造者は、工程P160において、絶縁層180の開口部185により露出する第1の電極層160の上および絶縁層180の一部の上に、第2の電極層190を形成する。その結果、開口部185内の第1の電極層160と、絶縁層180の一部とを連続的に覆うように第2の電極層190が形成される(図1参照)。
本実施形態では、製造者は、第2の電極層190として、第1の電極層160と接する層から順に、チタン層と、窒化チタン層と、チタン層と、アルミニウムシリコン層とを形成する。本実施形態では、各層は、EB(Electron Beam)蒸着により形成される。なお、EB蒸着に代えて、例えば、抵抗加熱蒸着を用いてもよく、スパッタ法を用いてもよい。
これらの工程を経て、半導体装置10が完成する(図1参照)。
本実施形態においては、ウェットエッチング工程P140において、窒化ガリウム層130の表面120g側の絶縁層180に開口部185を形成しつつ、裏面110n側の酸化物層200を除去する(図6および図7参照)。このため、裏面側の酸化物層の除去を独立した工程として行う態様に比べて、工程数を少なくすることができる。また、絶縁層への開口部の形成と、裏面側の酸化物層の除去とを同一工程で行うため、両者を別工程で行う場合のように、工程間の移動の際に中間品を破損するおそれがない。
A3.第1の比較例:
図10〜図12は、第1の比較例の半導体装置10の製造方法を示す図である。第1の比較例においては、他の工程に対する、酸化物層200の形成および除去の工程の実施の順番が、本実施形態とは異なる。
第1の比較例においては、本実施形態と同様の処理で窒化ガリウム層130が形成された後(図2のP110参照)、本実施形態の工程P125と同様の処理で、窒化ガリウム層130の裏面110nに酸化物層200が形成される(同、P125参照)。
図10は、第1の比較例において、窒化ガリウム層130の裏面110nに酸化物層200が形成された状態の中間品10p11を示す模式図である。第1の比較例においては、その後、エッチングが行われ、酸化物層200が除去される。この工程を、「酸化物除去工程」と呼ぶ。酸化物除去工程の結果、第1の半導体層110中の変質層115が消滅する。なお、比較例の説明において、本実施形態の各構成に対応する構成については、本実施形態の各構成の符号を付して説明する。
図11は、第1の比較例において、窒化ガリウム層130の裏面110nから酸化物層200が除去された状態の中間品10p12を示す模式図である。
その後、第1の比較例においては、本実施形態と同様に、窒化ガリウム層130の表面120g側において、第1の電極層160の形成(図2のP115参照)と、絶縁層180の形成(図2のP120参照)とが行われる。
その後、第1の比較例においては、本実施形態のP140と同様のウェットエッチング工程(図2のP140参照)において、絶縁層180を貫通して第1の電極層160に達する開口部185が形成される。
図12は、第1の比較例において、絶縁層180に開口部185が形成された状態の中間品10p13を示す模式図である。第1の比較例におけるウェットエッチング工程(図2のP140参照)後の処理は、本実施形態と同様である(図2のP150,P160参照)。
第1の比較例においては、ウェットエッチング工程(図2のP140参照)の前に、本実施形態の工程P110,P115,P120,P125の各処理に対応する処理が行われ、さらに、それらに加えて酸化物除去工程が行われる。このため、本実施形態よりも工程の数が多くなり、半導体装置の製造に要する時間が長くなる。また、異なる工程を実施するステージの間で窒化ガリウム半導体基板を移動させる際に、窒化ガリウム半導体基板が破損してしまうことにより、良品率が低下する可能性も、本実施形態よりも高くなる。
A4.第2の比較例:
図13〜図15は、第2の比較例の半導体装置10の製造方法を示す図である。第2の比較例においても、他の工程に対する、酸化物層200の形成および除去の工程の実施の順番が、本実施形態とは異なる。
第2の比較例においては、本実施形態と同様の処理で窒化ガリウム層130が準備され(図2のP110参照)、窒化ガリウム層130の表面120g上に第1の電極層160が形成された後(同、P115参照)、窒化ガリウム層130の裏面110n上に酸化物層200が形成される(同、P125参照)。第2の比較例においては、その後、窒化ガリウム層130の表面120gおよび第1の電極層160を覆うように、レジスト145が形成される。この工程を「レジスト形成工程」と呼ぶ。
図13は、窒化ガリウム層130の表面120gおよび第1の電極層160の上にレジスト145が形成された状態の中間品10p21を示す模式図である。第2の比較例においては、その後、エッチングが行われ、酸化物層200が除去される。この工程を、「酸化物除去工程」と呼ぶ。酸化物除去工程の結果、第1の半導体層110中の変質層115が消滅する。一方、窒化ガリウム層130および第1の電極層160は、レジスト145により保護されている。
図14は、第2の比較例において、窒化ガリウム層130の裏面110nから酸化物層200が除去された状態の中間品10p22を示す模式図である。第2の比較例においては、その後、レジスト145が除去される。この工程を、「レジスト除去工程」と呼ぶ。
その後、第2の比較例においては、本実施形態と同様に、絶縁層180の形成(図2のP120参照)が行われる。そして、ウェットエッチング工程(図2のP140参照)において、絶縁層180を貫通して第1の電極層160に達する開口部185が形成される。
図15は、第2の比較例において、絶縁層180に開口部185が形成された状態の中間品10p23を示す模式図である。第1の比較例におけるウェットエッチング工程(図2のP140参照)後の処理は、本実施形態と同様である(図2のP150,P160参照)。
第2の比較例においては、ウェットエッチング工程(図2のP140参照)の前に、本実施形態の工程P110,P115,P120,P125の各処理に対応する処理が行われ、さらに、それらに加えて、レジスト形成工程、酸化物除去工程、レジスト除去工程が行われる。このため、本実施形態よりも工程の数が多くなり、半導体装置の製造に要する時間が長くなる。また、異なる工程を実施するステージ間で窒化ガリウム半導体基板を移動させる際に、窒化ガリウム半導体基板が破損してしまうことにより、良品率が低下する可能性も、本実施形態よりも高くなる。
A5.他の比較例:
たとえば、絶縁層180に開口部185を形成する工程の他の工程に対する順番が第2の比較例とは異なる、以下のような処理で、半導体装置10を製造することもできる。すなわち、図2の工程P110,P115,P120の後の中間品10p2の状態(図4参照)から、裏面110n側に変質層115を残したまま、先に、ウェットエッチングにより表面120g側の絶縁層180に開口部185を形成し(図2のP140および図1参照)、その後、窒化ガリウム層130の裏面110nに図2のP125と同様の処理で酸化物層200を形成する。そして、開口部185内の第1の電極層160および絶縁層180をレジストで覆って保護しつつ、エッチングにより酸化物層200を除去する。その後、レジストを除去する。
このような態様においても、本実施形態の工程P110,P115,P120,P125の各処理に対応する処理に加えて、第1の電極層160および絶縁層180を保護するためのレジスト形成工程、開口部185を形成するウェットエッチングとは別の酸化物除去工程、およびレジスト除去工程が行われる。このため、本実施形態よりも工程の数が多くなり、半導体装置の製造に要する時間が長くなる。また、異なる工程を実施するステージ間で窒化ガリウム半導体基板を移動させる際に、窒化ガリウム半導体基板が破損してしまうことにより、良品率が低下する可能性も、本実施形態よりも高くなる。
A6.第1実施形態のまとめ:
以上の各比較例との対比からも明らかなように、本実施形態においては、ウェットエッチング工程P140において、窒化ガリウム層130の表面120g側の絶縁層180に開口部185を形成しつつ、同時に、裏面110n側の酸化物層200を除去できる(図2のP140、ならびに図6および図7参照)。このため、裏面側の酸化物層の除去を独立した工程として行う比較例に比べて、工程数を少なくすることができる。その結果、半導体装置の製造に要する時間を短くすることができ、また、工程間の移動の際に中間品が破損する可能性を低減できる。
なお、本実施形態における窒化ガリウム基板20が、「課題を解決するための手段」における「窒化ガリウム基板」に対応する。窒化ガリウム層130が、「窒化ガリウム層」に対応する。第1の電極層160が、「第1の電極層」に対応する。絶縁層180が、「絶縁層」に対応する。酸化物層200が、「酸化物層」に対応する。開口部185が、「開口部」に対応する。窒化ガリウム層130(第2の半導体層120)の表面120gが、「窒化ガリウム層のGa面である表面」に対応する。窒化ガリウム層130(第1の半導体層110)の裏面110nが、「窒化ガリウム層のN面である裏面」に対応する。第2の電極層190が、「第2の電極層」に対応する。裏面電極層170が、「裏面電極層」に対応する。
本実施形態における工程P100が、「課題を解決するための手段」における「準備工程」に対応する。工程P140が、「ウェットエッチング工程」に対応する。工程P160が、「表面電極形成工程」に対応する。工程P150が、「裏面電極形成工程」に対応する。
B.第2実施形態:
第1実施形態においては、絶縁層180の形成(図2のP120参照)と、酸化物層200の形成(同、P125参照)とは、別々に行われる。しかし、第2実施形態においては、絶縁層の形成と酸化物層の形成とは、同時に行われる。その結果、第2実施形態においては、絶縁層と酸化物層の組成は同じである。第2実施形態の他の点は、第1実施形態と同じである。
図16は、第2実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程図である。第2実施形態における工程P110,P115の処理は、第1実施形態と同じである(図2参照)。第2実施形態においては、図2の工程P120,P125に代えて、工程P127が実施される。工程P127の後に実行される工程P140,P150,P160は、第1実施形態と同様に行われる。
工程P127においては、絶縁層と酸化物層を形成するために、原子層堆積法(ALD:Atomic Layer Deposition)が実施される。工程P127により、窒化ガリウム層130の表面120g側に形成される絶縁層の厚みは、窒化ガリウム層130上において、550nmであり、第1の電極層160上において、330nmである。工程P127により、窒化ガリウム層130の裏面110n側に形成される酸化物層の厚みは、250nmである。
図示を省略するが、工程P127において、窒化ガリウム層130は、処理チャンバ内において、サセプタによって、表面120gを上にして支持される。その結果、窒化ガリウム層130は、サセプタに接触する面(裏面)とは逆側の面が表面となるように、チャンバ内に配される。なお、サセプタは、処理対象物としての窒化ガリウム層130を保持し、加熱する装置である。そして、窒化ガリウム層130は、完成品としての各半導体装置10が形成される領域の間の部位において、チャンバ内で支持されている。
このような態様とすれば、絶縁層の形成と酸化物層の形成とを、同時に行うことができる。本実施形態においては、絶縁層と酸化物層とは、いずれも酸化ケイ素(SiO)から構成されるものとする。絶縁層の形成と酸化物層の形成とを、同時に行うことにより、絶縁層の形成と酸化物層の形成とを、別の工程で行う態様に比べて、絶縁層と酸化物層の形成に要する時間を短くすることができる。
本実施形態において、窒化ガリウム層130は、チャンバ内において、裏面をサセプタに支持され、表面120gを上にして配される。このため、裏面側の酸化物層は薄く、表面側の絶縁層は裏面側の酸化物層よりも厚く形成される。本実施形態においては、裏面側の酸化物層の厚さは、表面側の絶縁層の厚さの90%未満である。すなわち、裏面側の酸化物層の厚さは、表面側の絶縁層の厚さよりも10%以上薄い。
本実施形態において、絶縁層と酸化物層の組成は同じである。このため、後に実施されるウェットエッチング工程P140(図16参照)において、絶縁層180への開口部185の形成が達成された時点で、酸化物層200の除去が完了していることが期待できる。
なお、本実施形態における工程P127が、「課題を解決するための手段」における「層形成工程」に対応する。
C.変形例:
C1.変形例1:
上記実施形態においては、窒化ガリウム層130は、第1の半導体層110と第2の半導体層120とを備える。しかし、窒化ガリウム層は、単一の組成を有する1層で構成することもでき、異なる組成を有する3層以上で構成することもできる。
C2.変形例2:
上記第1実施形態においては、第1の電極層160は、第2の半導体層120と接する層から順に、ニッケル(Ni)から構成されるニッケル層と、パラジウム(Pd)から構成されるパラジウム層と、モリブデン(Mo)から構成されるモリブデン層とを備える。しかし、第1の電極層160は、他の構成とすることもできる。第1の電極層は、たとえば、チタン、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、モリブデン、金、銀、ルテニウム、ロジウムからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備えることができる。
C3.変形例3:
上記第1実施形態においては、絶縁層180は、第2の半導体層120と接する層から順に、酸化アルミニウム(Al23)から構成される層と、酸化ケイ素(SiO)から構成される層とを備える。また、第2実施形態においては、絶縁層180は、酸化ケイ素(SiO)から構成される。しかし、絶縁層は、他の態様とすることもできる。
絶縁層は、例えば、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)の少なくとも一つを含む酸化物や窒化物、酸窒化物で構成することもできる。また、絶縁層は、単層で構成することもでき、複数の層で構成することもできる。
C4.変形例4:
上記第1実施形態においては、酸化物層200は、酸化アルミニウム(Al23)から構成される層である。また、第2実施形態においては、酸化物層200は、酸化ケイ素(SiO)から構成される層である。しかし、酸化物層とは、他の態様とすることもできる。
酸化物層は、例えば、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)の少なくとも一つを含む酸化物や窒化物、酸窒化物で構成することもできる。また、酸化物層は、単層で構成することもでき、複数の層で構成することもできる。
C5.変形例5:
上記第1実施形態においては、絶縁層180は、第2の半導体層120と接する層から順に、酸化アルミニウム(Al23)から構成される層と、酸化ケイ素(SiO)から構成される層とを備える。酸化物層200は、酸化アルミニウム(Al23)から構成される層である。また、第2実施形態においては、絶縁層と酸化物層は、いずれも酸化ケイ素(SiO)から構成される層である。しかし、絶縁層と酸化物層は、他の組成の組み合わせとすることもできる。
たとえば、絶縁層を酸化ケイ素(SiO)で構成し、酸化物層を酸化アルミニウム(Al23)の層であって、絶縁層以下の厚さを有する単層で構成することもできる。このような態様とすれば、絶縁層への開口部の形成が達成された時点で、酸化物層の除去が完了していることがより確実に期待できる。すなわち、窒化ガリウム基板のN面に形成され除去される間化物層は、窒化ガリウム基板のGa面の電極層の上に形成される絶縁層と同じエッチング溶液でエッチングでき、その絶縁層よりも早く除去される構成であることが好ましい。なお、「構成」には、組成、厚み、および構造を含む。
C6.変形例6:
上記第2実施形態においては、絶縁層180と酸化物層200は、いずれも酸化ケイ素(SiO)から構成され、酸化物層200の厚みは、絶縁層180の厚みよりも10%以上薄い。しかし、酸化物層の厚みが、絶縁層の厚みよりも10%未満の差分だけ薄い態様とすることもできる。さらに、酸化物層の厚みと絶縁層の厚みとを同じにすることもできる。ただし、そのような態様においては、酸化物層を酸化アルミニウム(Al23)で構成し、絶縁層を酸化ケイ素(SiO)で構成するなど、酸化物層を絶縁層よりも同一処理においてエッチングされやすい構成とすることが好ましい。
絶縁層を酸化ケイ素(SiO)の単層で構成し、酸化物層を酸化アルミニウム(Al23)の絶縁層より薄い単層で構成することにより、同一のエッチング溶液中でエッチングした際に、絶縁層への開口部の形成が達成された時点で、酸化物層の除去が完了していることが期待できる。なお、酸化物層が絶縁層よりもエッチングレートの高い成分で構成される場合には、酸化物層の厚みが絶縁層の厚みよりも大きい態様とすることもできる。
C7.変形例7:
上記第1実施形態においては、絶縁層180と酸化物層200は、異なる構造を有し、異なる工程P120,P125で形成される。また、上記第2実施形態においては、絶縁層180と酸化物層200は、同じ組成を有し、同一の工程P127で形成される。しかし、絶縁層と酸化物層は、同じ組成を有し、異なる工程で形成されることもできる。
C8.変形例8:
上記第2実施形態においては、絶縁層と酸化物層を並行して形成するために、原子層堆積法(ALD)が実施される。しかし、絶縁層と酸化物層を並行して形成する際には、気相成長法(CVD:Chemical Vapor Deposition)を実施することもできる。
C9.変形例9:
上記実施形態においては、ウェットエッチング工程P140において、バッファードフッ酸(BHF)溶液が使用される。しかし、ウェットエッチング工程においては、バッファードフッ酸(BHF)溶液、フッ酸(HF)溶液など、フッ酸(HF)を含む溶液以外に、臭化水素(HBr)を含む溶液など、他の溶液を使用することもできる。絶縁層180がジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)を含む組成で構成される場合には、エッチング溶液として、臭化水素(HBr)を含む溶液を使用することが好ましい。
C10.変形例10:
上記実施形態においては、工程P140のウェットエッチング処理において、中間品10p4(窒化ガリウム基板20)は、エッチング溶液Le中で表面を上にして、水平に配される(図6参照)。しかし、ウェットエッチング処理において、中間品である窒化ガリウム基板を、鉛直方向に略平行となるように配することもできる。なお、「鉛直方向に略平行」とは、鉛直方向に対してプラスマイナス10度以下の傾きを有する範囲を意味する。
そのような態様とすれば、窒化ガリウム基板の表面側と裏面側とのエッチングレートは、同程度となることが期待できる。このため、絶縁層180に開口部185が形成された時点で、過不足なく裏面110n側の酸化物層200が除去されているように、絶縁層180および酸化物層200の組成や構造を設計することが容易である。窒化ガリウム基板をそのように設計することにより、ウェットエッチング工程において、開口部185の形成に要する時間よりも多くの時間を、酸化物層200の除去のために要することがなくなる。また、窒化ガリウム層130の裏面側が過剰にエッチングされてしまうリスクを避けることができる。また、過剰に酸化物層を形成することによるリードタイムの増大や、過大な材料の消費を抑制することができる。
C11.変形例11:
上記第1実施形態においては、第2の電極層190は、アルミニウム(Al)、金(Au)、銅(Cu)などの比較的抵抗率の低い金属合金を含んで構成される。しかし、第2の電極層190は、他の構成とすることもできる。第2の電極層は、主として反射金属から構成される層を備えることができる。第2の電極層は、たとえば、チタン、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、タンタル、タングステン、モリブデン、金、銀、ルテニウム、ロジウムからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備えることができる。
C12.変形例12:
上記実施形態においては、裏面電極形成工程P150と、表面電極形成工程P160とは、その順番で行われる。しかし、裏面電極形成工程は、表面電極形成工程の後に行われることもできる。
C13.変形例13:
上記実施形態においては、縦型のショットキーバリアダイオードである半導体装置10の製造方法について説明している。しかし、本発明は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)など、主として窒化ガリウム(GaN)を用いて形成されたGaN系の半導体装置であって、N面に電極を設ける半導体であれば、他の半導体装置の製造に適用することもできる。
C14.その他の変形例:
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…半導体装置
10p1〜10p7…半導体装置の製造工程における中間品
10p11〜10p13…比較例の半導体装置の製造工程における中間品
10p21〜10p23…比較例の半導体装置の製造工程における中間品
20…窒化ガリウム基板
110…第1の半導体層
110n…窒化ガリウム層(第1の半導体層)の裏面
115…変質層
120…第2の半導体層
120g…窒化ガリウム層(第2の半導体層)の表面
130…窒化ガリウム層
140…レジスト
145…レジスト
160…第1の電極層
170…裏面電極層
180…絶縁層
185…開口部
190…第2の電極層
200…酸化物層
Le…エッチング溶液

Claims (15)

  1. 主として窒化ガリウム(GaN)から形成される窒化ガリウム層と、前記窒化ガリウム層のGa面である表面の一部と接する第1の電極層と、前記窒化ガリウム層の前記表面の他の一部と前記第1の電極層とを覆う絶縁層と、前記窒化ガリウム層のN面である裏面に接する酸化物で構成される酸化物層と、を備える窒化ガリウム基板を準備する準備工程と、
    ウェットエッチングを行う工程であって、前記ウェットエッチングにより、前記絶縁層を貫通して前記第1の電極層に達する開口部を形成しつつ、前記酸化物層を除去して前記窒化ガリウム層の前記裏面を露出させる、ウェットエッチング工程と、
    前記窒化ガリウム層の前記表面において、前記開口部内の前記第1の電極層に接する第2の電極層を形成する表面電極形成工程と、
    前記窒化ガリウム層の前記裏面に接する裏面電極層を形成する裏面電極形成工程と、を備える半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記準備工程において、
    前記絶縁層と前記酸化物層とは、同一の組成を有し、
    前記酸化物層の厚みは、前記第1の電極層上の前記絶縁層の厚みよりも小さい、半導体装置の製造方法。
  3. 請求項2記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記準備工程は、前記窒化ガリウム層の前記表面の前記他の一部と前記第1の電極層への前記絶縁層の形成と、前記窒化ガリウム層の前記裏面への前記酸化物層の形成と、を同時に行う層形成工程を含み、
    前記層形成工程は、チャンバ内で前記表面をサセプタに接触する面と逆側の面にして前記窒化ガリウム基板を支持しつつ、各層の形成を行う工程を含む、半導体装置の製造方法。
  4. 請求項3記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記層形成工程は、準備される前記窒化ガリウム基板において、前記酸化物層の厚みが、前記絶縁層の厚みよりも10%以上薄くなるように行われる、半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記準備工程において、前記絶縁層は、主として酸化ケイ素から構成される、半導体装置の製造方法。
  6. 請求項5記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記準備工程において、
    前記酸化物層は、主として酸化ケイ素と酸化アルミニウムの少なくとも一方で構成され、
    前記酸化物層の厚みは、前記第1の電極層上の前記絶縁層の厚み以下である、半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記準備工程において、前記絶縁層は、
    主として酸化ケイ素から構成され前記窒化ガリウム基板の表面を構成する層と、
    主として酸化アルミニウムから構成され、前記酸化ケイ素から構成される層に対して、前記窒化ガリウム層の側に配される層と、を備える、半導体装置の製造方法。
  8. 請求項5から7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記ウェットエッチング工程は、フッ化水素を含むエッチング溶液でエッチングを行う工程を含む、半導体装置の製造方法。
  9. 請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記準備工程において、
    前記絶縁層は、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、窒化ケイ素、および酸化ハフニウムからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備え、
    前記酸化物層は、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、および酸化ハフニウムからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備える、半導体装置の製造方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記ウェットエッチング工程は、前記表面を上にして、前記窒化ガリウム基板をエッチング溶液中に配して、前記ウェットエッチングを行う工程を含む、半導体装置の製造方法。
  11. 請求項1から9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記ウェットエッチング工程は、前記窒化ガリウム基板を鉛直方向に略平行となるようにエッチング溶液中に配して、前記ウェットエッチングを行う工程を含む、半導体装置の製造方法。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記準備工程において、前記絶縁層は2nm以上の厚みを有する、半導体装置の製造方法。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記表面電極形成工程は、前記開口部内の前記第1の電極層と、前記絶縁層の一部と、に接して連続的に配される前記第2の電極層を形成する工程である、半導体装置の製造方法。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記第1の電極層は、チタン、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、およびモリブデンからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備える、半導体装置の製造方法。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記第2の電極層は、チタン、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、タンタル、タングステン、およびモリブデンからなる群より選ばれた少なくとも一つを含む層を備える、半導体装置の製造方法。
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