JP2018045449A - 判定装置、判定方法、及び判定プログラム - Google Patents

判定装置、判定方法、及び判定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018045449A
JP2018045449A JP2016179735A JP2016179735A JP2018045449A JP 2018045449 A JP2018045449 A JP 2018045449A JP 2016179735 A JP2016179735 A JP 2016179735A JP 2016179735 A JP2016179735 A JP 2016179735A JP 2018045449 A JP2018045449 A JP 2018045449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
determination
similar
information
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016179735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6765262B2 (ja
Inventor
塚本 浩司
Koji Tsukamoto
浩司 塚本
友貴 矢野
Tomoki Yano
友貴 矢野
良介 深澤
Ryosuke Fukazawa
良介 深澤
高木 潤
Jun Takagi
潤 高木
純 西村
Jun Nishimura
純 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2016179735A priority Critical patent/JP6765262B2/ja
Publication of JP2018045449A publication Critical patent/JP2018045449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6765262B2 publication Critical patent/JP6765262B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にする。【解決手段】本願に係る判定装置は、取得部と、判定部とを有する。取得部は、電子商取引において提供される商品の各々に対応する各コンテンツであって、ユーザが利用する端末装置に表示された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報を取得する。判定部は、取得部により取得された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、各コンテンツに対応する商品のうち、類似する類似商品を判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、判定装置、判定方法、及び判定プログラムに関する。
従来、各種コンテンツに情報として含まれる商品間の類似性を判定する技術が提供されている。例えば、商品ウェブページの商品の類似性について、各商品ウェブページの特徴語に基づいて判定する技術が提供されている。
特開2013−101415号公報
しかしながら、上記の従来技術では、各コンテンツに対応する商品の類似性を適切に判定することが難しい場合がある。例えば、単に各コンテンツに含まれる特徴語に基づいて各コンテンツに対応する商品の類似性を判定するだけでは、各コンテンツに対応する商品の類似性を適切に判定することが難しい。非類似の商品に対応する各コンテンツに偶然同じようなキーワードが用いられた場合、非類似である商品も類似と判定される場合がある。このように、各コンテンツに含まれる文字情報に基づいて各コンテンツに対応する商品の類似性を判定するだけでは、非類似である商品が類似と判定されることを抑制することが難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にする判定装置、判定方法、及び判定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る判定装置は、電子商取引において提供される商品の各々に対応する各コンテンツであって、ユーザが利用する端末装置に表示された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、前記各コンテンツに対応する商品のうち、類似する類似商品を判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る判定装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る履歴情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る類似商品情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る類似商品の判定の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に係る最安値商品の選択に基づく類似商品判定の一例を示す図である。 図7は、判定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る判定装置、判定方法、及び判定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る判定装置、判定方法、及び判定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.判定処理〕
図1を用いて、実施形態に係る判定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る判定処理の一例を示す図である。図1では、判定装置100は、コンテンツである商品情報が提供されたユーザがクリックした商品情報に基づいて、類似する類似商品を判定する場合を示す。なお、図1の例では、所定の商品またはサービス(以下、併せて「商品」とする)に関する商品情報をコンテンツの一例として示すが、コンテンツは商品情報に限らず、所定の商品の内容を含みユーザに提供されるコンテンツであればどのようなコンテンツであってもよい。
図1に示すように、判定システム1には、端末装置10と、電子商取引装置50と、判定装置100とが含まれる。端末装置10と、電子商取引装置50と、判定装置100とは図示しない所定の通信網(ネットワーク)を介して、有線または無線により通信可能に接続される。また、図1に示した判定システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の電子商取引装置50や、複数台の判定装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がユーザが利用するスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。具体的には、図1では、端末装置10がユーザID「U1」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU1」とする場合がある)が利用するスマートフォンである場合を示す。
また、図1に示す例においては、端末装置10においてユーザU1が各商品情報をクリックした時点(タイミング)に応じて、端末装置10を端末装置10−1〜10−5として説明する。なお、端末装置10−1〜10−5は同一の端末装置10である。また、以下では、端末装置10−1〜10−5について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。
電子商取引装置50は、電子商取引サービスを提供するために用いられる情報処理装置である。例えば、電子商取引装置50は、ユーザが利用する端末装置10に商品情報を提供する。また、電子商取引装置50は、ユーザがクリックした商品情報に関する情報を収集し、ユーザのクリックに関する情報(以下、「クリック情報」ともいう)を判定装置100へ提供する。また、例えば、電子商取引装置50は、ユーザからの購入要求に応じて、要求に応じた商品の購入処理等を行う。なお、電子商取引装置50を用いる提供元が提供するサービスは、ユーザが利用する端末装置10に商品情報を提供し、クリック情報を収集可能であれば、どのような態様のサービスであってもよい。また、電子商取引装置50は、判定装置100と一体であってもよい。例えば、電子商取引装置50が判定装置100と一体である場合、判定装置100は、電子商取引サービスを提供してもよい。
判定装置100は、ユーザが利用する端末装置10に表示された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、各コンテンツに対応する商品のうち、類似する類似商品を判定する情報処理装置である。例えば、判定装置100は、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、類似商品を判定する。
まず、電子商取引装置50は、ユーザU1が利用する端末装置10に一覧情報を提供する(ステップS11)。例えば、電子商取引装置50は、端末装置10に商品GD1〜GD6等の商品情報を提供する。また、ユーザU1が利用する端末装置10には、端末装置10−1に示すように、商品GD1〜GD6等の商品情報を含む一覧情報が表示される。なお、上記のように、「商品GD*(*は任意の数値)」と記載した場合、その商品は商品ID「GD*」により識別される商品であることを示す。例えば、「商品GD1」と記載した場合、その商品は商品ID「GD1」により識別される商品である。なお、以下では、「商品GD*(*は任意の数値)」の商品情報を「商品GD*(*は任意の数値)」と表記する場合がある。例えば、以下では、商品GD1を商品GD1の商品情報と読み替えることもできる。
その後、電子商取引装置50は、端末装置10に表示された商品GD1の商品情報をユーザU1が日時dt11にクリックしたことを示す情報を、端末装置10−1から取得する(ステップS12−1)。また、電子商取引装置50は、商品GD6の商品情報をユーザU1が日時dt12にクリックしたことを示す情報を、端末装置10−2から取得する(ステップS12−2)。また、電子商取引装置50は、商品GD3の商品情報をユーザU1が日時dt13にクリックしたことを示す情報を、端末装置10−3から取得する(ステップS12−3)。また、電子商取引装置50は、商品GD4の商品情報をユーザU1が日時dt14にクリックしたことを示す情報を、端末装置10−4から取得する(ステップS12−4)。また、電子商取引装置50は、商品GD2の商品情報をユーザU1が日時dt21にクリックしたことを示す情報を、端末装置10−5から取得する(ステップS12−5)。
なお、図1中において、日時「dt*」中の「dt」に続く「*(*は任意の数値)」は、商品情報がクリックされた時点等の任意の日時を示し、日時「dt*」は、「*」の値が大きい程、日付が新しいものとする。例えば、日時「dt12」は、日時「dt11」に比べて、「dt」に続く数値が大きいため、日付がより新しいことを示す。すなわち、図1に示す例では、商品GD1の商品情報、商品GD6の商品情報、商品GD3の商品情報、商品GD4の商品情報、商品GD2の商品情報の順にクリックされたことを示す。
その後、電子商取引装置50は、収集したユーザU1のクリック情報を判定装置100へ提供する(ステップS13)。図1に示す例では、電子商取引装置50は、日時dt11に商品GD1をクリックし、日時dt12に商品GD6をクリックし、日時dt13に商品GD3をクリックし、日時dt14に商品GD4をクリックし、日時dt21に商品GD2をクリックしたことを示すクリック情報を判定装置100へ提供する。また、電子商取引装置50は、商品GD1の商品情報、商品GD6の商品情報、商品GD3の商品情報、商品GD4の商品情報、商品GD2の商品情報を判定装置100へ提供してもよい。
電子商取引装置50からユーザU1のクリック情報を取得した判定装置100は、取得したクリック情報や各商品情報に基づいて、類似商品を判定する。例えば、判定装置100は、図1中の履歴情報記憶部121に示すような情報に基づいて、類似商品を判定する。
例えば、図1中の履歴情報記憶部121は、ユーザU1がログID「LG1」〜「LG5」に示す日時dt11〜日時dt21等に対応するコンテンツ(商品情報)をクリックしたことを示す。例えば、ユーザU1は、日時dt11に商品GD1をクリックしたことを示す。また、商品GD1の画像は、画像「IM1」であることを示す。また、商品GD1のタイトルは、タイトル「TL1」であることを示す。また、商品GD1の説明文は、説明文「DC1」であることを示す。また、例えば、ユーザU1は、日時dt12に商品GD6をクリックしたことを示す。また、商品GD6の画像は、画像「IM6」であることを示す。また、商品GD6のタイトルは、タイトル「TL6」であることを示す。また、商品GD6の説明文は、説明文「DC6」であることを示す。
ここで、判定装置100は、各商品のクリック共起に基づいて、類似商品を判定する(ステップS14)。例えば、判定装置100は、各商品情報に対するユーザU1のクリック情報のうち、ユーザU1がクリックした時点が所定の期間に対応するユーザU1のクリック情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、類似商品を判定する。図1の例では、所定の期間としてセッションを用いる場合を示す。例えば、セッションとは、ユーザが所定の目的(意図)を持った行動を行う期間を意味する。図1の例では、日時dt10から日時dt20までの間を1つのセッションとする場合を示す。例えば、判定装置100は、一覧情報に表示された商品情報に対するユーザの操作が最後に行われてから、所定の期間一覧情報に表示された商品情報に対するユーザの操作がなかった場合に、セッションを初期化してもよい。例えば、検索装置100は、セッションの継続中において、一覧情報に表示された商品情報に対するユーザの操作が最後に行われてから30分間一覧情報に表示された商品情報に対するユーザの操作がなかった場合に、セッションを初期化してもよい。なお、ここでいう「初期化」とは、例えば、それまで継続していたセッションを終了し、新たなセッションを開始することを意味する。このように、検索装置100は、ユーザの行動が継続している間、セッションを継続させてもよい。また、例えば、検索装置100は、ユーザの意図が変わったと推定されるタイミングでセッションを初期化してもよい。例えば、検索装置100は、一覧情報の表示を遷移させて他のコンテンツを閲覧し始めた場合、ユーザの意図が変わったと推定し、セッションを初期化してもよい。図1の例では、判定装置100は、日時dt10から日時dt20までの間にクリックされた商品情報をクリックが共起した商品情報として判定する。この場合、判定装置100は、クリック共起情報IN11に示すように、日時dt11にクリックされた商品GD1と、日時dt12にクリックされた商品GD6と、日時dt13にクリックされた商品GD3と、日時dt14にクリックされた商品GD4とをクリックが共起した商品情報として判定する。
そして、判定装置100は、クリック共起情報IN11に含まれる商品情報を対象に、各商品情報の内容に基づいて、類似商品を判定する(ステップS15)。例えば、判定装置100は、商品GD1、GD3、GD4、GD6の4つの商品情報の画像、タイトル、説明文等の内容の類似性に基づいて、類似商品を判定する。図1の例では、判定装置100は、類似商品リストSL1に示すように、商品GD1と商品GD3とを類似商品と判定する。
その後、判定装置100は、ステップS15において判定した類似商品の情報を電子商取引装置50へ送信する(ステップS16)。図1の例では、判定装置100は、商品GD1と商品GD3とが類似商品であることを示す類似商品リストSL1を電子商取引装置50へ送信する。
上述したように、判定装置100は、ユーザU1のクリック情報に基づくクリック共起により、商品の類似性を判定することにより、非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にすることができる。また、判定装置100は、クリック共起に関する情報の類似判定を第1段階として行い、その後クリック共起の条件を満たした商品情報を対象に内容に基づく類似判定を第2段階として行う。このように、判定装置100は、2段階で類似商品の判定を行うことにより、類似商品の判定の処理負荷の増大を抑制することができる。
なお、上述した処理は一例であり、判定装置100は、クリックに関する情報に加えて、種々の情報を適宜用いて類似商品の判定を行ってもよい。例えば、判定装置100は、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリに応じて処理を変動させて、類似商品を判定する。例えば、判定装置100は、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第1カテゴリである場合、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、類似商品を判定し、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第1カテゴリと異なる第2カテゴリである場合、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報以外の情報に基づいて、類似商品を判定する。例えば、判定装置100は、例えば商品GD1〜GD6等のカテゴリが第1カテゴリに含まれる「書籍」等である場合、クリック共起に基づいて類似商品を判定してもよい。
例えば、判定装置100は、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第2カテゴリである場合、各コンテンツに含まれる画像の類似度に基づいて、類似商品を判定する。例えば、判定装置100は、例えば商品GD1〜GD6等のカテゴリが第2カテゴリに含まれる「電化製品」等である場合、画像の類似度に基づいて、類似商品を判定してもよい。なお、上記は一例であり、判定装置100は、カテゴリの特性に応じて種々の情報を適宜用いて類似商品の判定を行ってもよい。
また、例えば、判定装置100は、クリックに関する情報や商品情報等に基づいて生成されたモデルを用いて、類似商品を判定してもよい。例えば、判定装置100は、所定の時間内に共起してクリックされた商品情報であって、類似する商品の商品情報を正解情報(正例)として生成されたモデルを用いて、類似商品を判定してもよい。また、例えば、判定装置100は、所定の時間内に共起してクリックされた商品情報であって、類似しない商品の商品情報を不正解情報(負例)として生成されたモデルを用いて、類似商品を判定してもよい。なお、上述した処理は一例であり、判定装置100は、どのような情報を用いて類似商品を判定してもよい。例えば、判定装置100は、上述したセッション内におけるクリック共起から類似商品候補を抽出(判定)してもよい。また、例えば、判定装置100は、種々の類似度判定を用いてさらに類似商品候補の絞り込みを行ってもよい。例えば、判定装置100は、商品のカテゴリ情報に基づいて各商品の類似度を判定してもよい。また、例えば、判定装置100は、商品のタイトル文字列に基づいて各商品の類似度を判定してもよい。また、例えば、判定装置100は、商品の画像に基づいて各商品の類似度を判定してもよい。また、例えば、判定装置100は、上述のような商品のカテゴリ、文字列、及び画像等の種々の情報を用いた分類モデルを生成し、生成した分類モデルを用いて類似度を判定してもよい。
〔2.判定装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る判定装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る判定装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、判定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、判定装置100は、判定装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば判定システム1に含まれる電子商取引装置50や端末装置10等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、履歴情報記憶部121と、類似商品情報記憶部122とを有する。
(履歴情報記憶部121)
実施形態に係る履歴情報記憶部121は、ユーザが行った行動履歴に関する各種情報を記憶する。図3に、実施形態に係る履歴情報記憶部121の一例を示す。図3に示す履歴情報記憶部121は、「ユーザID」、「ログID」、「日時」、「商品情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「ログID」は、各ログ情報を識別するための識別情報を示す。「日時」は、ユーザが対応するコンテンツをクリックした日時を示す。また、「商品情報」には、「商品ID」、「画像」、「タイトル」、「説明文」といった項目が含まれる。
「商品ID」は、商品を識別するための識別情報を示す。なお、ここでいう「商品ID」は、商品情報に含まれる商品を他と識別する情報であり、商品名等の具体的な商品を特定する情報ではないものとする。「画像」は、コンテンツである商品情報の画像を示す。図3では「画像」に「IM1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、画像情報、または、その格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
「タイトル」は、商品IDにより識別される商品の商品情報に含まれるタイトルを示す。また、「説明文」は、商品IDにより識別される商品の商品情報に含まれる説明文を示す。なお、図3に示す履歴情報記憶部121では、タイトルをタイトル「TL1」やタイトル「TL2」等のように抽象的な記号で示すが、例えば「新品バッグA…」や「送料無料…」等のように、各タイトルは対応する商品の具体的なタイトルであるものとする。また、図3に示す履歴情報記憶部121では、説明文を説明文「DC1」や説明文「DC2」等のように抽象的な記号で示すが、例えば「人気ブランドの新作です…」や「送料無料で配送します…」等のように、各説明文は対応する商品の具体的な説明文であるものとする。
例えば、図3に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、ログID「LG1」〜「LG5」に示す日時dt11〜日時dt21等に対応するコンテンツ(商品情報)をクリックしたことを示す。
例えば、図3に示す例において、ユーザU1は、日時dt11に商品ID「GD1」により識別される商品(商品GD1)の商品情報をクリックしたことを示す。また、商品GD1の画像は、画像「IM1」であることを示す。また、商品GD1のタイトルは、タイトル「TL1」であることを示す。また、商品GD1の説明文は、説明文「DC1」であることを示す。
また、例えば、図3に示す例において、ユーザU1は、日時dt12に商品ID「GD6」により識別される商品(商品GD6)の商品情報をクリックしたことを示す。また、商品GD6の画像は、画像「IM6」であることを示す。また、商品GD6のタイトルは、タイトル「TL6」であることを示す。また、商品GD6の説明文は、説明文「DC6」であることを示す。
なお、履歴情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、履歴情報記憶部121は、ユーザの性別や年齢等のユーザ属性情報を記憶してもよい。
(類似商品情報記憶部122)
実施形態に係る類似商品情報記憶部122は、類似商品に関する情報を記憶する。図4の例では、類似商品情報記憶部122は、類似商品と判定された商品の対応付けに関する情報を記憶する。図4は、実施形態に係る類似商品情報記憶部の一例を示す図である。図4に示す類似商品情報記憶部122には、「類似ID」、「類似商品」といった項目を有する。「類似商品」には、「#1」、「#2」といった項目を有する。
「類似ID」は、類似商品として対応付けられた類似商品群を識別するための識別情報を示す。すなわち、「類似ID」は、類似商品と判定された類似商品群を識別するための識別情報を示す。また、「類似商品」中の「#1」や「#2」には、類似IDにより識別される類似商品群に含まれる商品を識別する情報を示す。なお、図4の例では、説明を簡単にするために、「#1」、「#2」のみを図示するが、「類似商品」は、一の類似商品群に含まれる商品の数に応じて、「#3」、「#4」等の項目を有してもよい。
例えば、図4に示す例において、類似ID「SM11」により識別される類似商品群には、商品GD1や商品GD3等が含まれることを示す。また、例えば、図4に示す例において、類似ID「SM12」により識別される類似商品群には、商品GD2や商品GD9等が含まれることを示す。
なお、類似商品情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、類似商品情報記憶部122には、類似商品群の名称等が記憶されてもよい。
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、判定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(判定プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、判定部132と、送信部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部131)
例えば、取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、履歴情報記憶部121や類似商品情報記憶部122から各種情報を取得する。また、取得部131は、各種情報を外部の情報処理装置から取得してもよい。
例えば、取得部131は、電子商取引において提供される商品の各々に対応する各コンテンツであって、ユーザが利用する端末装置10に表示された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報を取得する。また、例えば、取得部131は、端末装置10に一覧表示された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報を取得する。
図1の例では、取得部131は、電子商取引装置50からユーザU1のクリック情報を取得する。図1に示す例では、取得部131は、電子商取引装置50から、日時dt11に商品GD1をクリックし、日時dt12に商品GD6をクリックし、日時dt13に商品GD3をクリックし、日時dt14に商品GD4をクリックし、日時dt21に商品GD2をクリックしたことを示すクリック情報を取得する。また、取得部131は、電子商取引装置50から、商品GD1の商品情報、商品GD6の商品情報、商品GD3の商品情報、商品GD4の商品情報、商品GD2の商品情報を取得する。
(判定部132)
判定部132は、種々の情報を判定する。例えば、判定部132は、取得部131により取得された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、各コンテンツに対応する商品のうち、類似する類似商品を判定する。
例えば、判定部132は、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、類似商品を判定する。例えば、判定部132は、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報のうち、ユーザがクリックした時点が所定の期間に対応するユーザのクリックに関する情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、類似商品を判定する。
また、例えば、判定部132は、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリに応じて処理を変動させて、類似商品を判定する。例えば、判定部132は、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第1カテゴリである場合、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、類似商品を判定し、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第1カテゴリと異なる第2カテゴリである場合、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報以外の情報に基づいて、類似商品を判定する。例えば、判定部132は、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第2カテゴリである場合、各コンテンツに含まれる画像の類似度に基づいて、類似商品を判定する。
図1の例では、判定部132は、取得部131により電子商取引装置50から取得したユーザU1のクリック情報や各商品情報に基づいて、類似商品を判定する。例えば、判定部132は、履歴情報記憶部121(図3参照)に記憶された各種情報に基づいて、類似商品を判定する。
図1の例では、判定部132は、各商品のクリック共起に基づいて、類似商品を判定する。例えば、判定部132は、各商品情報に対するユーザU1のクリック情報のうち、ユーザU1がクリックした時点が所定の期間に対応するユーザU1のクリック情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、類似商品を判定する。例えば、判定部132は、日時dt10から日時dt20までの間にクリックされた商品情報をクリックが共起した商品情報として判定する。例えば、判定部132は、クリック共起情報IN11に示すように、日時dt11にクリックされた商品GD1と、日時dt12にクリックされた商品GD6と、日時dt13にクリックされた商品GD3と、日時dt14にクリックされた商品GD4とをクリックが共起した商品情報として判定する。
また、例えば、判定部132は、各商品情報の内容に基づいて、類似商品を判定する。例えば、判定部132は、各商品情報に含まれる文字情報の類似度や画像の類似度に基づいて、類似商品を判定する。図1の例では、判定部132は、クリック共起情報IN11に含まれる商品情報を対象に、各商品情報の内容に基づいて、類似商品を判定する。例えば、判定部132は、商品GD1、GD3、GD4、GD6の4つの商品情報の画像、タイトル、説明文等の内容の類似性に基づいて、類似商品を判定する。図1の例では、判定部132は、類似商品リストSL1に示すように、商品GD1と商品GD3とを類似商品と判定する。
また、例えば、判定部132は、端末装置10に一覧表示された各コンテンツのうち、最も価格(金額)の安い商品である最安値商品を含むコンテンツのみがクリックされている場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定する。例えば、判定部132は、最安値商品の価格が所定の閾値以上である場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定する。例えば、判定部132は、端末装置10に一覧表示された各コンテンツのうち、最も価格の高い商品の価格と、最安値商品の価格との差が所定の閾値以下である場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定する。例えば、判定部132は、端末装置10に一覧表示された各コンテンツのうち、最も価格の高い商品の価格に対する最安値商品の価格の割合が所定の閾値以上である場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定する。この点についての詳細は後述する。
(送信部133)
送信部133は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部133は、判定部132により判定された類似商品の情報を外部の情報処理装置へ送信する。例えば、送信部133は、判定部132により判定された類似商品に関する情報を電子商取引装置50へ送信する。また、例えば、送信部133は、取得部131が履歴情報記憶部121や類似商品情報記憶部122から取得した各種情報を外部の情報処理装置へ送信する。
例えば、送信部133は、判定部132により判定された類似商品に関する情報を電子商取引装置50へ送信する。例えば、送信部133は、判定部132により判定された類似商品の情報を電子商取引装置50へ送信する。図1の例では、送信部133は、商品GD1と商品GD3とが類似商品であることを示す類似商品リストSL1を電子商取引装置50へ送信する。
〔3.判定処理のフロー〕
ここで、図5を用いて、実施形態に係る判定装置100による判定処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る類似商品の判定の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、判定装置100は、各商品情報に対するユーザのクリックに関する情報を取得する(ステップS101)。図1では、判定装置100は、ユーザU1のクリックに関する情報を電子商取引装置50から取得する。
その後、判定装置100は、ユーザのクリックに関する情報に基づいて、各商品情報のうち、クリックが共起している商品情報を判定する(ステップS102)。図1では、判定装置100は、日時dt10から日時dt20までの間にユーザU1がクリックした商品情報をクリックが共起している商品情報と判定する。
また、判定装置100は、クリックが共起している商品情報のうち、各商品情報の内容に基づいて、類似商品に関する商品情報を判定する(ステップS103)。図1では、判定装置100は、各商品情報の内容に基づいて、商品GD1の商品情報と商品GD3の商品情報とを類似商品に関する商品情報と判定する。
〔4.最安値商品〕
ここで、図6を用いて、実施形態に係る判定装置100による一覧表示されたコンテンツのうち、最も価格の安い商品(以下、「最安値商品」ともいう)を含むコンテンツのみがクリックされている場合の類似商品の判定について説明する。図6は、実施形態に係る最安値商品の選択に基づく類似商品判定の一例を示す図である。例えば、判定装置100は、端末装置10に一覧表示された商品情報のうち、最も価格の安い商品である最安値商品の商品情報のみがクリックされている場合、最安値商品の商品情報以外の他の商品情報の商品と、最安値商品とを類似商品として判定してもよい。なお、図6は一例であり、判定装置100は、最安値商品に基づく類似商品の判定を、一覧表示される頻度が高い商品群のうち、安い方の商品がクリックされやすい有意な傾向がある商品群にのみ行ってもよい。
図6に示すように、端末装置10には、商品GD11〜GD14の商品情報の一覧(商品一覧)が表示されているものとする。また、商品GD11の値段は100万円であり、商品GD12の値段は98万円であり、商品GD13の値段は97万円であり、商品GD14の値段は95万円であるものとする。
図6の例では、判定装置100は、端末装置10から商品GD14の商品情報のみが選択されたことを示すクリック情報を取得する(ステップS21)。すなわち、判定装置100は、端末装置10から商品GD11〜GD14のうち、最安値の商品GD14の商品情報のみが選択されたことを示すクリック情報を取得する。そして、判定装置100は、取得したクリック情報に基づいて、類似商品を判定する(ステップS22)。この場合、例えば、判定装置100は、一覧表示された商品GD11〜GD14のうち、端末装置10を利用するユーザが、最安値の商品GD14の商品情報のみを選択しているため、一覧表示された商品GD11〜GD14を類似商品と判定する。
なお、図6の例では、説明を簡単にするために、最安値商品である商品GD14の商品情報のみがクリックされている場合、他の条件を考慮せずに、判定装置100が他の商品GD11〜GD13と商品GD14とを類似商品として判定したが、判定装置100は、他の条件を考慮した類似商品の判定を行ってもよい。
例えば、判定装置100は、最安値商品の価格が所定の閾値以上である場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定してもよい。例えば、判定装置100は、最安値商品の価格が50万円以上である場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定してもよい。
図6の例では、判定装置100は、最安値の商品GD14の価格が50万円以上であるため、ユーザが最安値の商品GD14の商品情報のみを選択した場合、一覧表示された商品GD11〜GD14を類似商品と判定する。
また、例えば、判定装置100は、端末装置10に一覧表示された各コンテンツのうち、最も価格の高い商品(以下、「最高値商品」ともいう)の価格と、最安値商品の価格との差が所定の閾値以下である場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定してもよい。例えば、判定装置100は、端末装置10に一覧表示された各コンテンツのうち、最高値商品の価格と、最安値商品の価格との差が10万円以下である場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定してもよい。
図6の例では、判定装置100は、最高値の商品GD11の価格「100万円」と、最安値の商品GD14の価格「95万円」との差が10万円以下であるため、ユーザが最安値の商品GD14の商品情報のみを選択した場合、一覧表示された商品GD11〜GD14を類似商品と判定する。また、判定装置100は、最高値商品の価格や最安値商品の価格に応じて閾値を変動させてもよい。例えば、判定装置100は、最高値商品の価格や最安値商品の価格が高くなる程、閾値の値が大きくなるように閾値を変動させてもよい。例えば、判定装置100は、最高値商品の価格が「10万円」である場合、閾値の値を1万円にしてもよい。
また、例えば、判定装置100は、端末装置10に一覧表示された各コンテンツのうち、最高値商品の価格に対する最安値商品の価格の割合が所定の閾値以上である場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定してもよい。例えば、判定装置100は、端末装置10に一覧表示された各コンテンツのうち、最高値商品の価格に対する最安値商品の価格の割合が90%以上である場合、最安値商品を含むコンテンツ以外の他のコンテンツに含まれる商品と、最安値商品とを類似商品として判定する。
図6の例では、判定装置100は、最高値の商品GD11の価格「100万円」に対する最安値の商品GD14の価格「95万円」の割合が、「95%(=95/100*100)」で90%以上であるため、ユーザが最安値の商品GD14の商品情報のみを選択した場合、一覧表示された商品GD11〜GD14を類似商品と判定する。また、判定装置100は、最高値商品の価格や最安値商品の価格に応じて閾値を変動させてもよい。例えば、判定装置100は、最安値商品の価格が高くなる程、閾値の値が小さくなるように閾値を変動させてもよい。例えば、判定装置100は、最高値商品の価格が「10万円」である場合、閾値の値を98%にしてもよい。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る判定装置100は、取得部131と、判定部132とを有する。取得部131は、電子商取引において提供される商品の各々に対応する各コンテンツであって、ユーザが利用する端末装置10に表示された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報を取得する。判定部132は、取得部131により取得された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、各コンテンツに対応する商品のうち、類似する類似商品を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、各コンテンツに対応する商品のうち、類似する類似商品を判定することにより、非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、判定部132は、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、類似商品を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、類似商品を判定することにより、非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、判定部132は、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報のうち、ユーザがクリックした時点が所定の期間に対応するユーザのクリックに関する情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、類似商品を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報のうち、ユーザがクリックした時点が所定の期間に対応するユーザのクリックに関する情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、類似商品を判定することにより、非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、例えば、判定部132は、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリに応じて処理を変動させて、類似商品を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、例えば、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリに応じて処理を変動させて、類似商品を判定することにより、商品のカテゴリに応じて適切な判定処理を行うことができる。したがって、判定装置100において、非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、例えば、判定部132は、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第1カテゴリである場合、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、類似商品を判定し、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第1カテゴリと異なる第2カテゴリである場合、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報以外の情報に基づいて、類似商品を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、例えば、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第1カテゴリである場合、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、類似商品を判定し、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第1カテゴリと異なる第2カテゴリである場合、各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報以外の情報に基づいて、類似商品を判定することにより、商品のカテゴリに応じて適切な判定処理を行うことができる。したがって、判定装置100において、非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にすることができる。
また、実施形態に係る判定装置100において、判定部132は、例えば、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第2カテゴリである場合、各コンテンツに含まれる画像の類似度に基づいて、類似商品を判定する。
これにより、実施形態に係る判定装置100は、例えば、類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第2カテゴリである場合、各コンテンツに含まれる画像の類似度に基づいて、類似商品を判定することにより、商品のカテゴリに応じて適切な判定処理を行うことができる。したがって、判定装置100において、非類似商品を類似と判定することを抑制し、適切に商品の類似性を判定可能にすることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る判定装置100は、例えば図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図7は、判定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ提供する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る判定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態に記載した各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 判定システム
100 判定装置
121 履歴情報記憶部
122 類似商品情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 判定部
133 送信部
10 端末装置
50 電子商取引装置
N ネットワーク

Claims (8)

  1. 電子商取引において提供される商品の各々に対応する各コンテンツであって、ユーザが利用する端末装置に表示された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、前記各コンテンツに対応する商品のうち、類似する類似商品を判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする判定装置。
  2. 前記判定部は、
    前記各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、前記類似商品を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記判定部は、
    前記各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報のうち、前記ユーザがクリックした時点が所定の期間に対応する前記ユーザのクリックに関する情報に基づくクリックの共起に関する情報を用いて、前記類似商品を判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の判定装置。
  4. 前記判定部は、
    前記類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリに応じて処理を変動させて、前記類似商品を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の判定装置。
  5. 前記判定部は、
    前記類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが第1カテゴリである場合、前記各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、前記類似商品を判定し、前記類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが前記第1カテゴリと異なる第2カテゴリである場合、前記各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報以外の情報に基づいて、前記類似商品を判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の判定装置。
  6. 前記判定部は、
    前記類似商品を判定する対象となる商品のカテゴリが前記第2カテゴリである場合、前記各コンテンツに含まれる画像の類似度に基づいて、前記類似商品を判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の判定装置。
  7. コンピュータが実行する判定方法であって、
    電子商取引において提供される商品の各々に対応する各コンテンツであって、ユーザが利用する端末装置に表示された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、前記各コンテンツに対応する商品のうち、類似する類似商品を判定する判定工程と、
    を含むことを特徴とする判定方法。
  8. 電子商取引において提供される商品の各々に対応する各コンテンツであって、ユーザが利用する端末装置に表示された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された各コンテンツに対するユーザのクリックに関する情報に基づいて、前記各コンテンツに対応する商品のうち、類似する類似商品を判定する判定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする判定プログラム。
JP2016179735A 2016-09-14 2016-09-14 判定装置、判定方法、及び判定プログラム Active JP6765262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016179735A JP6765262B2 (ja) 2016-09-14 2016-09-14 判定装置、判定方法、及び判定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016179735A JP6765262B2 (ja) 2016-09-14 2016-09-14 判定装置、判定方法、及び判定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018045449A true JP2018045449A (ja) 2018-03-22
JP6765262B2 JP6765262B2 (ja) 2020-10-07

Family

ID=61694734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016179735A Active JP6765262B2 (ja) 2016-09-14 2016-09-14 判定装置、判定方法、及び判定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6765262B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004157835A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告群順序付け方法、広告掲示方法、およびプログラム
WO2005122579A1 (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 番組選択支援装置
JP2011253240A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Rakuten Inc 情報表示プログラム、情報表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報表示方法、情報表示装置及び情報提供システム
JP2016027448A (ja) * 2014-06-23 2016-02-18 カシオ計算機株式会社 情報評価装置、情報評価方法、及びプログラム
US20160055574A1 (en) * 2014-08-20 2016-02-25 Target Brands, Inc. Retail Store Layout Based on Online Actions

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004157835A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告群順序付け方法、広告掲示方法、およびプログラム
WO2005122579A1 (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 番組選択支援装置
JP2011253240A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Rakuten Inc 情報表示プログラム、情報表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報表示方法、情報表示装置及び情報提供システム
JP2016027448A (ja) * 2014-06-23 2016-02-18 カシオ計算機株式会社 情報評価装置、情報評価方法、及びプログラム
US20160055574A1 (en) * 2014-08-20 2016-02-25 Target Brands, Inc. Retail Store Layout Based on Online Actions

Also Published As

Publication number Publication date
JP6765262B2 (ja) 2020-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140025532A1 (en) Correlated Content Recommendation Techniques
JP6134042B1 (ja) 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP6215425B1 (ja) 決定プログラム、決定方法、及び決定装置
US10366433B2 (en) Methods and systems for usage based content search results
JP7162417B2 (ja) 推定装置、推定方法、及び推定プログラム
JP6782591B2 (ja) 推定装置、推定方法、及び推定プログラム
JP6522037B2 (ja) 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP6776072B2 (ja) 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP6679448B2 (ja) 生成装置、生成方法、及び生成プログラム
JP6851958B2 (ja) 推定装置、推定方法、及び推定プログラム
JP2018190462A (ja) 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP6732639B2 (ja) 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP6746442B2 (ja) 分類装置、分類方法、及び分類プログラム
JP2018185575A (ja) 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP6765262B2 (ja) 判定装置、判定方法、及び判定プログラム
JP6601820B2 (ja) 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP7021290B2 (ja) 推定装置、推定方法、及び推定プログラム
JP6679447B2 (ja) 変更装置、変更方法、及び変更プログラム
JP2018156336A (ja) 情報提供装置、情報提供方法および情報提供プログラム
JP6664604B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP6774974B2 (ja) 表示プログラム、表示装置及び表示方法
JP6324562B1 (ja) 提供装置、提供方法、及び提供プログラム
JP6748029B2 (ja) 算出装置、算出方法、及び算出プログラム
JP6958994B2 (ja) 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP7443280B2 (ja) 提供装置、提供方法及び提供プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191031

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20191101

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200630

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6765262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350