JP6679447B2 - 変更装置、変更方法、及び変更プログラム - Google Patents

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本発明は、変更装置、変更方法、及び変更プログラムに関する。
従来、所定の時点におけるユーザの状況(以下、「コンテキスト」ともいう)を推定する技術が提供されている。例えば、現在のユーザに対して一つ以上の推奨検索を決定するために、他のユーザが行った前の検索を分析する技術が提供されている。
特開2013−037404号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することができるとは限らない。例えば、他のユーザが行った前の検索を分析するだけでは、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することが難しい場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更する変更装置、変更方法、及び変更プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る変更装置は、電子商取引における購入に関するユーザの第1行動情報に基づいて推定された第1コンテキストと、前記第1行動情報に対応する時点よりも後における前記購入に関するユーザの第2行動情報とを取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第2行動情報と前記第1コンテキストとに基づいて、前記取得部により取得された第1コンテキストを当該第1コンテキストよりも前記購入に関する前記ユーザの意図が絞り込まれた第2コンテキストに変更する変更部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る変更処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る検索装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る行動情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る索引情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るクエリの推定の一例を示すフローチャートである。 図8は、検索装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る変更装置、変更方法、及び変更プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る変更装置、変更方法、及び変更プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.変更処理〕
図1を用いて、実施形態に係る変更処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る変更処理の一例を示す図である。図1では、検索装置100は、電子商取引における購入に関するユーザの行動情報に基づいて、ユーザのコンテキストを推定する。また、検索装置100は、推定したユーザのコンテキストに基づいて、外部の情報処理装置へ購入の対象に関する情報を提供する。
図1に示すように、変更システム1には、端末装置10と、広告配信装置50と、検索装置100とが含まれる。端末装置10と、広告配信装置50と、検索装置100とは図示しない所定の通信網を介して、有線または無線により通信可能に接続される。また、図1に示した変更システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の広告配信装置50や、複数台の検索装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がユーザが利用するスマートフォンである場合を示す。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。具体的には、図1では、端末装置10がユーザID「U1」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU1」とする場合がある)が利用するスマートフォンである場合を示す。
また、図1に示す例においては、端末装置10の画面の表示に応じて、端末装置10を端末装置10−1〜10−3として説明する。なお、端末装置10−1〜10−3は同一の端末装置10である。また、以下では、端末装置10−1〜10−3について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。
検索装置100は、第1行動情報に基づいて推定された第1コンテキストを、第1行動情報に対応する時点よりも後における第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第2コンテキストに変更する変更装置である。なお、第1行動情報や第2行動情報等の記載は、特定の行動情報が対応するものではなく、第2行動情報とは、第1行動情報に対応する行動が行われた時点よりも後の時点に行われた行動に対応する行動情報を示すものである。例えば、第2行動情報という記載は、第1行動情報に対応する行動が行われた時点よりも後の時点に行われた行動に対応する任意の行動情報を示すものであり、特定の行動情報を示すものではない。また、例えば、各行動情報は、ある行動情報との関係においては第1行動情報であったり、他の行動情報との関係においては第2行動情報であったりする。また、同様に、第1コンテキストと第2コンテキスト等の記載は、特定のコンテキストが対応するものではなく、第2コンテキストとは、第1コンテキストが推定された時点よりも後の時点に推定されたコンテキストを示すものである。例えば、第2コンテキストという記載は、第1コンテキストに対応するコンテキストが推定された時点よりも後の時点に推定されたコンテキストに対応する任意のコンテキストを示すものであり、特定のコンテキストを示すものではない。また、例えば、各コンテキストは、あるコンテキストとの関係においては第1コンテキストであったり、他のコンテキストとの関係においては第2コンテキストであったりする。なお、以下では、第2コンテキストを検索装置100がその時点で推定する対象とするコンテキストであるという意味で「現在のコンテキスト」と記載する。また、以下では、第1コンテキストを検索装置100が第2コンテキストを推定する直前に推定されたコンテキストであるという意味で「直前のコンテキスト」と記載する。例えば、ここでいう「直前のコンテキスト」は、「現在のコンテキスト」の推定処理の前回の推定処理により推定されたコンテキストである。
また、検索装置100は、端末装置10から取得したクエリに対する検索結果を端末装置10に提供する検索サービスを提供する。図1の例では、検索装置100は、所定の電子商取引において取引される商品またはサービス(以下、単に「商品」とする)に関する検索結果を端末装置10へ提供する。図1の例では、検索装置100が所定の電子商取引サービスを提供するものとする。なお、外部の情報処理装置が所定の電子商取引サービスを提供する場合、検索装置100は検索サービスを提供しなくてもよい。この場合、検索装置100は、検索サービスを提供する外部の情報処理装置等からユーザの行動情報を取得し、取得した行動情報に基づくコンテキストの推定と、推定したコンテキストに基づくサービスの提供のみを行ってもよい。
また、図1の例では、検索装置100は、ユーザのコンテキストが所定の条件を満たす場合、広告配信装置50へそのユーザを特定する情報を提供するものとする。具体的には、図1の例では、検索装置100は、ユーザのコンテキストがコンテキストCN12である場合、広告配信装置50へそのユーザを特定する情報を提供するものとする。
また、図1の例では、検索装置100は、所定の期間(以下、「セッション」とする)におけるユーザのコンテキストを推定し、推定したコンテキストに基づいて、サービスを提供する。例えば、セッションとは、ユーザが所定の目的(意図)を持った行動を行う期間を意味する。図1の例では、日時dt10〜dt20までの期間を1つのセッションとする場合を示す。なお、図1の例に示す各日時「dt*」中の「dt」に続く「*(*は任意の数値)」は、対応する行動等が行われた日時を示し、日時「dt*」は、「*」の値が大きい程、日付が新しいものとする。例えば、日時「dt12」は、日時「dt11」に比べて、「dt」に続く数値が大きいため、日付がより新しいことを示す。すなわち、図1に示す例では、日時「dt12」においてユーザU1が行った行動は、日時「dt11」においてユーザU1が行った行動よりも後に行われたことを示す。
例えば、検索装置100は、セッションの継続中において、最後に行われたユーザの行動から所定の期間ユーザの行動がなかった場合に、セッションを初期化してもよい。例えば、検索装置100は、セッションの継続中において、最後に行われたユーザの行動から30分間ユーザの行動がなかった場合に、セッションを初期化してもよい。なお、ここでいう「初期化」とは、例えば、それまで継続していたセッションを終了し、新たなセッションを開始することを意味する。このように、検索装置100は、ユーザの行動が継続している間、セッションを継続させてもよい。また、例えば、検索装置100は、ユーザの意図が変わったと推定されるタイミングでセッションを初期化してもよい。例えば、検索装置100は、「財布」を検索して購入した後、「飲料水」のようなカテゴリ等が全く異なる商品を検索し始めた場合、ユーザの意図が変わったと推定し、セッションを初期化してもよい。また、例えば、検索装置100は、ユーザの検索行動に限らず、種々の情報に基づいてユーザの意図が変わったと推定し、セッションを初期化してもよい。例えば、検索装置100は、検索を行っていたユーザが動画コンテンツを閲覧し始めたりした場合、ユーザの意図が変わったと推定し、セッションを初期化してもよい。このように、検索装置100は、種々の情報に基づいてユーザの意図が継続していると推定されるセッション間において、コンテキストの推定を行う。
また、以下では、ユーザU1のコンテキストの変更に応じて、検索装置100を検索装置100−1〜100−3として説明する。すなわち、図1では、検索装置100−1、100−2、100−3の順で時間が経過していることを示す。なお、検索装置100−1〜100−3は同一の検索装置100である。また、以下では、検索装置100−1〜100−3について、特に区別することなく説明する場合には、検索装置100と記載する。また、以下では、ユーザU1のコンテキストの変更に応じて、ユーザ情報記憶部121をユーザ情報記憶部121−1〜121−3として説明する。すなわち、図1では、ユーザ情報記憶部121−1、121−2、121−3の順で時間が経過していることを示す。また、ユーザ情報記憶部121−1〜121−3は同一のユーザ情報記憶部121である。また、以下では、ユーザ情報記憶部121−1〜121−3について、特に区別することなく説明する場合には、ユーザ情報記憶部121と記載する。
なお、ここでいうコンテキストは、ユーザや端末装置10の状況やユーザや端末装置10の環境(背景)を意味する。例えば、コンテキストは、ユーザによって端末装置10が使われている状況や、端末装置10を所持するユーザが置かれている状態に対応する情報である。また、コンテキストには、ユーザに提供されるコンテンツの内容、ユーザが反応したコンテンツの内容、ユーザの属性、ユーザの現在位置、現在時刻、ユーザが置かれた物理環境、ユーザが置かれた社会環境、ユーザの運動状態、および、ユーザの感情等の種々の情報に基づいて推定されてもよい。なお、以下では、コンテキストをコンテキストCN11やコンテキストCN12等のように抽象的な記号で示すが、各コンテキストはユーザの具体的な状況を示す情報であってもよい。例えば、コンテキストCN11は、「ユーザが財布を購入の対象として検索を行っている」状況に対応するコンテキストであってもよい。また、図1中のユーザ情報記憶部121−1に示すユーザU1のコンテキスト「−」は、ユーザU1のコンテキストが推定されていない状態を示す。例えば、図1中のユーザ情報記憶部121−1に示すユーザU1のコンテキスト「−」は、初期化された状態を示す。
まず、検索装置100−1は、日時dt11において、ユーザU1が利用する端末装置10−1からクエリを取得する(ステップS11)。図1の例では、検索装置100−1は、端末装置10−1からクエリ「財布」を取得する。図1に示す例において、ユーザU1は、端末装置10−1の画面に表示された検索装置100が提供する電子商取引サービスに関する通販サイトAのページW11中の検索窓にクエリ「財布」を入力し、検索ボタンを押下する。そして、端末装置10−1は、検索装置100−1へクエリ「財布」を送信する。
端末装置10−1からクエリを取得した検索装置100−1は、クエリに対応する商品情報を検索結果として端末装置10−1へ提供する(ステップS12)。図1の例では、検索装置100−1は、索引情報記憶部123(図5参照)に記憶された情報に基づいて、商品情報記憶部124(図6参照)からクエリに対応する商品情報を取得する。図1の例では、検索装置100−1は、商品情報記憶部124からクエリ「財布」に対応する商品GD1等に関する商品情報を取得する。なお、上記のように、「商品GD*(*は任意の数値)」と記載した場合、その商品は商品ID「GD*」により識別される商品であることを示す。例えば、「商品GD1」と記載した場合、その商品は商品ID「GD1」により識別される商品である。そして、図1の例では、検索装置100−1は、商品情報記憶部124から取得したクエリ「財布」に対応する商品GD1等に関する商品情報を検索結果として端末装置10へ提供する。
検索装置100−1から商品GD1に関する商品情報等を含む検索結果を提供された端末装置10は、検索結果を表示する(ステップS13)。例えば、端末装置10には、商品GD1に関する商品情報等が一覧表示されるが、図1の例では図示を省略する。
また、検索装置100−1は、ユーザU1のコンテキストを推定する(ステップS14)。図1の例では、検索装置100−1は、クエリ「財布」を入力しているため、ユーザU1のコンテキストを、財布を探している状況に対応するコンテキストCN11と推定する。
ユーザU1のコンテキストをコンテキストCN11と推定した検索装置100は、推定したコンテキストに基づいて情報を変更する(ステップS15)。図1の例では、検索装置100−2は、ユーザ情報記憶部121−2に示すように、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザU1のコンテキストをコンテキストCN11に変更する。なお、ユーザU1のコンテキストがコンテキストCN11であり、コンテキストCN12でないため、検索装置100−2は、広告配信装置50へユーザU1を特定する情報を提供しない。
その後、検索装置100−2は、日時dt12において、ユーザU1が利用する端末装置10−2からクエリを取得する(ステップS16)。図1の例では、検索装置100−2は、端末装置10−2からクエリ「財布」、「ギフト」の2つのクエリを取得する。図1に示す例において、ユーザU1は、端末装置10−2の画面に表示された検索装置100が提供する電子商取引サービスに関する通販サイトAのページW11中の検索窓にクエリ「財布 ギフト」を入力し、検索ボタンを押下する。そして、端末装置10−2は、検索装置100−2へクエリ「財布 ギフト」を送信する。
端末装置10−2からクエリを取得した検索装置100−2は、クエリに対応する商品情報を検索結果として端末装置10−2へ提供する(ステップS17)。図1の例では、検索装置100−2は、索引情報記憶部123に記憶された情報に基づいて、商品情報記憶部124からクエリに対応する商品情報を取得する。図1の例では、検索装置100−2は、商品情報記憶部124からクエリ「財布」とクエリ「ギフト」の両方に対応する商品GD314等に関する商品情報を取得する。そして、図1の例では、検索装置100−2は、商品情報記憶部124から取得したクエリ「財布」とクエリ「ギフト」の両方に対応する商品GD314等に関する商品情報を検索結果として端末装置10へ提供する。
検索装置100−2から商品GD314に関する商品情報等を含む検索結果を提供された端末装置10は、検索結果を表示する(ステップS18)。例えば、端末装置10には、商品GD314に関する商品情報等が一覧表示されるが、図1の例では図示を省略する。
また、検索装置100−2は、ユーザU1のコンテキストを推定する(ステップS19)。図1の例では、検索装置100−2は、ユーザU1のコンテキストをコンテキストCN12と推定する。例えば、検索装置100−2は、クエリ「財布」とクエリ「ギフト」の両方を入力しているため、ユーザU1のコンテキストを、財布をギフトとして探している状況に対応するコンテキストCN12と推定する。
ユーザU1のコンテキストをコンテキストCN12と推定した検索装置100は、推定したコンテキストに基づいて情報を変更する(ステップS20)。図1の例では、検索装置100−3は、ユーザ情報記憶部121−3に示すように、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザU1のコンテキストをコンテキストCN12に変更する。このように、検索装置100は、財布を探している状況に対応するコンテキストCN11を、ユーザの意図がさらに絞り込まれた財布をギフトとして探している状況に対応するコンテキストCN12に変更する。すなわち、検索装置100は、クエリ「財布」による検索である第1行動情報に基づいて推定された直前のコンテキスト(コンテキストCN11)を、クエリ「財布」とクエリ「ギフト」とによる検索である第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて推定された現在のコンテキスト(コンテキストCN12)に変更する。
ここで、検索装置100−3においては、ユーザU1のコンテキストがコンテキストCN12であるため、検索装置100−3は、広告配信装置50へユーザU1を特定する情報を提供する(ステップS21)。また、検索装置100−3は、広告配信装置50へユーザU1がギフトとして財布を探していることを特定する情報を提供する。
その後、日時dt13において、端末装置10−3から広告配信装置50へ広告要求が送信される(ステップS22)。端末装置10から広告要求を取得した広告配信装置50は、検索装置100から取得したユーザU1がギフトとして財布を探していることを特定する情報に基づいて、端末装置10−3へ広告Xを配信する(ステップS23)。例えば、広告配信装置50は、端末装置10−3へギフトとして人気のある財布Xに関する広告Xを配信する。
広告配信装置50から広告Xを受信した端末装置10は、広告Xを表示する(ステップS24)。例えば、端末装置10は、広告Xが含まれるページW12を表示する。これにより、端末装置10には、ユーザU1のコンテキストに適した広告が表示される。なお、検索装置100は、端末装置10に所定の財布の購入を促す情報を提供してもよい。例えば、検索装置100は、端末装置10に広告Xを提供してもよい。例えば、検索装置100は、ステップS21において広告配信装置50にユーザU1を特定する情報を提供することなく、端末装置10に広告Xを提供してもよい。すなわち、検索装置100が広告配信装置50の機能を有し、検索装置100が広告配信を行ってもよい。この場合、変更システム1には、広告配信装置50は含まれてなくてもよい。
上述したように、検索装置100は、クエリ「財布」による検索である第1行動情報に基づいて推定された直前のコンテキスト(コンテキストCN11)を、クエリ「財布」とクエリ「ギフト」とによる検索である第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて推定された現在のコンテキストに変更することにより、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することができる。また、端末装置10は、ユーザのコンテキストに適した広告を表示することができる。なお、上記例では、説明を簡単にするために、ユーザの行動が検索である場合を示したが、ユーザの行動は、ユーザの意図の推定対象となり得る行動であれば、どのような行動であってもよい。例えば、検索装置100は、ユーザのコンテンツの閲覧等の種々の情報をユーザの行動情報として取得し、その情報に基づいてユーザのコンテキストを推定してもよい。
例えば、検索装置100は、ユーザU1がクエリ「5000円 ギフト」を用いて検索を行った場合、ユーザU1のコンテキストを5000円の商品をギフトとして探していることに対応するコンテキストであると推定してもよい。また、例えば、検索装置100は、ユーザU1が5000円前後の商品が掲載されたコンテンツを連続して閲覧している行動情報が取得された場合、ユーザU1のコンテキストを5000円の商品を探していることに対応するコンテキストであると推定してもよい。この場合、検索装置100は、5000円の商品に関する情報を端末装置10や広告配信装置50に提供してもよい。例えば、検索装置100は、5000円の商品に関する広告を端末装置10に提供したり、広告配信装置50に5000円の商品に関する広告を端末装置10に配信させたりしてもよい。なお、上述した例に限らず、検索装置100は、どのようなコンテキストを推定対象としてもよい。例えば、検索装置100は、ユーザの行動情報として入力クエリを取得てもよい。この場合、検索装置100は、行動情報としてユーザが検索に使用したクエリの履歴(検索ログ)を取得し、取得した検索ログに基づいてユーザがクエリを用いた意図をコンテキストとして推定してもよい。この場合、検索装置100は、ユーザが検索において最後に使用したクエリ(テールクエリ)の意図が、テールクエリのログが少ないこと等により直接推定できない場合であっても、順次コンテキスト(クエリ意図)を絞り込んでいくことにより、テールクエリの意図を適切に推定することができる。また、検索装置100は、テールクエリの意図についてセッション全体の情報に基づくことにより、セッション内でのコンテキスト(クエリ意図)の変化の追随することができ、テールクエリの意図を適切に推定することができる。
〔2.変更装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る検索装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る検索装置の構成例を示す図である。図2に示すように、検索装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、検索装置100は、検索装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば変更システム1に含まれる端末装置10や広告配信装置50との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、ユーザ情報記憶部121と、行動情報記憶部122と、索引情報記憶部123と、商品情報記憶部124とを有する。
(ユーザ情報記憶部121)
実施形態に係るユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性情報を記憶する。図3は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図3に示すユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「年齢」、「性別」、「コンテキスト」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。「年齢」は、端末装置10を利用するユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。「性別」は、端末装置10を利用するユーザの性別を示す。「コンテキスト」は、端末装置10を利用するユーザのコンテキストを示す。
例えば、図3に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザの年齢は、「20代」であり、ユーザの性別は、「女性」であることを示す。また、例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、コンテキストが「CN11」であることを示す。また、例えば、図3に示す例において、ユーザID「U2」により識別されるユーザの年齢は、「30代」であり、ユーザの性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、ユーザID「U2」により識別されるユーザは、コンテキストが「CN21」であることを示す。
なお、ユーザ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザのデモグラフィック属性に関する情報やサイコグラフィック属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、氏名、家族構成、収入、興味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(行動情報記憶部122)
実施形態に係る行動情報記憶部122は、ユーザの行動に関する各種情報を記憶する。図4は、実施形態に係る行動情報記憶部の一例を示す図である。例えば、行動情報記憶部122は、各ユーザの端末装置10に配信したコンテンツに対するユーザの行動情報を記憶する。図4に示す行動情報記憶部122には、「ユーザID」、「セッションID」、「行動ID」、「種別」、「内容」、「日時」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「セッションID」は、行動情報が取得された時点におけるセッションを識別する情報を示す。また、「行動ID」は、ユーザの行動を識別する情報を示す。また、「種別」は、対応するユーザの行動の種別に関する情報を示す。また、「内容」は、対応するユーザの行動において対象となった内容を示す。「日時」は、対応するユーザの行動が行われた日時を示す。
例えば、図4に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)は、セッションID「SN1」により識別されるセッションにおいて、行動AC5等を行ったことを示す。また、例えば、図4に示す例においてユーザU1は、セッションID「SN2」により識別されるセッションにおいて、行動ID「AC11」により識別される行動や行動ID「AC12」により識別される行動等を行ったことを示す。具体的には、図4に示す例においてユーザU1は、セッションID「SN2」により識別されるセッションにおいて、クエリ「財布」を用いた検索(行動AC11)やクエリ「財布 ギフト」を用いた検索(行動AC12)等を行ったことを示す。
なお、行動情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、図4では、ユーザIDごとに行動情報が行動情報記憶部122に記憶される場合を示したが、行動情報は、ユーザIDごとに限らず、例えば時刻順に記憶されてもよい。
(索引情報記憶部123)
実施形態に係る索引情報記憶部123は、索引に関する各種情報を記憶する。図5に、実施形態に係る索引情報記憶部123の一例を示す。図5に示す索引情報記憶部123は、「索引ID」、「索引」、「対象商品」といった項目を有する。また、「対象商品」には、「#1」、「#50」といった項目を有する。
「索引ID」は、索引を識別するための識別情報を示す。「索引」は、索引(インデックス)を示す。「対象商品」中の「#1」、「#50」等は、索引に対応する商品情報を示す。なお、「#1」、「#50」等は、索引に対応する商品情報の順位に対応してもよい。例えば、「対象商品」中の「#1」は、索引に対応する商品情報のうちランキングが「1位」の商品情報であってもよい。また、「対象商品」中の「#50」は、索引に対応する商品情報のうちランキングが「50位」の商品情報であってもよい。
図5の例は、索引ID「IN11」により識別される索引「財布」は、対応する商品情報が、商品GD1や商品GD314等に関する商品情報であることを示す。また、図5の例は、索引ID「IN12」により識別される索引「ギフト」は、対応する商品情報が、商品GD314や商品GD536等に関する商品情報であることを示す。
なお、索引情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、索引情報記憶部123は、各索引や各商品情報が追加された日時に関する情報を記憶してもよい。
(商品情報記憶部124)
実施形態に係る商品情報記憶部124は、商品に関する各種情報を記憶する。図6に、実施形態に係る商品情報記憶部124の一例を示す。図6に示す商品情報記憶部124は、「商品ID」、「商品」、「ストア」、「カテゴリ」、「タイトル」、「説明文」といった項目を有する。
「商品ID」は、商品を識別するための識別情報を示す。「商品」は、商品の具体的な名称等を示す。「ストア」は、対応する商品を提供する提供元、すなわち売主を示す。また、「カテゴリ」は、対応する商品が属するカテゴリを示す。「タイトル」は、商品IDにより識別される商品の商品情報に含まれるタイトルを示す。また、「説明文」は、商品IDにより識別される商品の商品情報に含まれる説明文を示す。
例えば、図6に示す例において、商品ID「GD1」により識別される商品(商品GD1)は、商品「財布A」であり、ストアAにより提供される商品であることを示す。また、商品GD1のカテゴリは、「ファッション」であることを示す。また、商品GD1のタイトルは、「最新の…」であることを示す。また、商品GD1の説明文は、「送料無料で配送します…」であることを示す。例えば、図6に示す例において、商品ID「GD2」により識別される商品(商品GD2)は、商品「時計A」であり、ストアBにより提供される商品であることを示す。また、商品GD2のカテゴリは、「アクセサリ」であることを示す。
なお、商品情報記憶部124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、商品情報記憶部124は、商品情報が追加された日時や商品情報が作成された日時に関する情報を記憶してもよい。商品情報記憶部124は、各ストアの評価値に関する情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、検索装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(変更プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131と、推定部132と、変更部133と、提供部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部131)
例えば、取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザ情報記憶部121や行動情報記憶部122や索引情報記憶部123や商品情報記憶部124から各種情報を取得する。
また、取得部131は、各種情報を外部の情報処理装置から取得してもよい。例えば、取得部131は、クエリを取得する。例えば、取得部131は、端末装置10から検索におけるクエリを取得する。図1の例では、取得部131は、ユーザU1が利用する端末装置10からクエリを取得する。図1の例では、取得部131、端末装置10−1からクエリ「財布」を取得する。図1の例では、取得部131、端末装置10−2からクエリ「財布 ギフト」を取得する。
また、図1の例では、取得部131は、索引情報記憶部123(図5参照)に記憶された情報に基づいて、商品情報記憶部124(図6参照)からクエリに対応する商品情報を取得する。図1の例では、取得部131は、商品情報記憶部124からクエリ「財布」に対応する商品GD1等に関する商品情報を取得する。図1の例では、取得部131は、商品情報記憶部124からクエリ「財布」とクエリ「ギフト」の両方に対応する商品GD314等に関する商品情報を取得する。
また、取得部131は、電子商取引における購入に関するユーザの第1行動情報に基づいて推定された直前のコンテキストと、第1行動情報に対応する時点よりも後における購入に関するユーザの第2行動情報とを取得する。
(推定部132)
推定部132は、種々の情報を推定する。例えば、推定部132は、ユーザの行動情報に基づいてユーザのコンテキストを推定する。例えば、推定部132は、取得部131により取得された第2行動情報と、直前のコンテキストとに基づいて、その直前のコンテキストよりも購入に関するユーザの意図が絞り込まれた現在のコンテキストを推定する。
また、例えば、推定部132は、第2行動情報に対応する時点が、第1行動情報に対応する時点から所定の期間内における時点である場合、第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて、現在のコンテキストを推定する。例えば、推定部132は、第2行動情報に対応する時点が、第1行動情報に対応する時点後においてユーザの直前のコンテキストに関連する行動が停止した時点から所定の期間内における時点である場合、第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて、現在のコンテキストを推定する。例えば、推定部132は、第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて、購入の目的が他のユーザへの贈答かどうかが絞り込まれた現在のコンテキストを推定する。
図1の例では、推定部132は、ユーザU1のコンテキストを推定する。例えば、推定部132は、クエリ「財布」を入力しているため、ユーザU1のコンテキストを、財布を探している状況に対応するコンテキストCN11と推定する。図1の例では、推定部132は、ユーザU1のコンテキストをコンテキストCN12と推定する。例えば、推定部132は、クエリ「財布」とクエリ「ギフト」の両方を入力しているため、ユーザU1のコンテキストを、財布をギフトとして探している状況に対応するコンテキストCN12と推定する。
(変更部133)
変更部133は、種々の情報を変更する。例えば、変更部133は、ユーザのコンテキストを変更する。例えば、変更部133は、推定部132により推定されたユーザのコンテキストに基づいて、コンテキストを変更する。例えば、変更部133は、現在のコンテキストが推定される直前に推定された直前のコンテキストと第2行動情報とに基づいて、直前のコンテキストを現在のコンテキストに変更する。
例えば、変更部133は、第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて、直前のコンテキストをユーザの購入の目的が絞り込まれた現在のコンテキストに変更する。例えば、変更部133は、第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて、直前のコンテキストをその直前のコンテキストよりも購入に関するユーザの意図が絞り込まれた現在のコンテキストに変更する。例えば、変更部133は、第2行動情報に対応する時点が、第1行動情報に対応する時点から所定の期間内における時点である場合、第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて、直前のコンテキストを現在のコンテキストに変更する。
また、例えば、変更部133は、第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて、直前のコンテキストをその直前のコンテキストよりも購入に関する第2行動情報に対応する時点が、第1行動情報に対応する時点後においてユーザの直前のコンテキストに関連する行動が停止した時点から所定の期間内における時点である場合、第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて、直前のコンテキストを現在のコンテキストに変更する。例えば、変更部133は、第2行動情報と直前のコンテキストとに基づいて、直前のコンテキストを購入の目的が他のユーザへの贈答かどうかが絞り込まれた現在のコンテキストに変更する。
図1の例では、変更部133は、推定部132により推定されたユーザU1のコンテキストをコンテキストCN11に基づいて情報を変更する。例えば、変更部133は、ユーザ情報記憶部121−2に示すように、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザU1のコンテキストをコンテキストCN11に変更する。
図1の例では、変更部133は、推定部132により推定されたユーザU1のコンテキストCN12に基づいて情報を変更する。例えば、変更部133は、ユーザ情報記憶部121−3に示すように、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザU1のコンテキストをコンテキストCN12に変更する。例えば、変更部133は、財布を探している状況に対応するコンテキストCN11から、ユーザの意図がさらに絞り込まれた財布をギフトとして探している状況に対応するコンテキストCN12に変更する。例えば、変更部133は、クエリ「財布」による検索である第1行動情報に基づいて推定された直前のコンテキスト(コンテキストCN11)を、クエリ「財布」とクエリ「ギフト」とによる検索である第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて推定された現在のコンテキスト(コンテキストCN12)に変更する。
(提供部134)
提供部134は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。例えば、提供部134は、変更部133により変更されたコンテキストに基づくサービスを外部の情報処理装置へ提供する。例えば、提供部134は、情報を提供する時点におけるユーザのコンテキストである現在のコンテキストに基づく購入の対象に関する情報を提供する。例えば、提供部134は、情報を提供する時点におけるユーザのコンテキストである現在のコンテキストに基づくユーザの意図が購入に関して所定の条件を満たす場合、ユーザへ購入を促す情報を提供する。例えば、提供部134は、取得部131により端末装置10からクエリが取得された場合、クエリに対応する商品情報を検索結果として端末装置10へ提供する。
例えば、提供部134は、情報を提供する時点におけるユーザのコンテキストである現在のコンテキストに基づくユーザの意図が購入に関して所定の条件を満たす場合、購入に関する対象の提供元へユーザを特定する情報を提供する。図1の例では、提供部134は、ユーザU1のコンテキストがコンテキストCN11であり、コンテキストCN12でない場合、広告配信装置50へユーザU1を特定する情報を提供しない。また、図1の例では、提供部134は、ユーザU1のコンテキストがコンテキストCN12である場合、広告配信装置50へユーザU1を特定する情報を提供する。例えば、提供部134は、広告配信装置50へユーザU1がギフトとして財布を探していることを特定する情報を提供する。
また、例えば、提供部134は、端末装置10に所定の財布の購入を促す情報を提供してもよい。例えば、提供部134は、端末装置10に広告Xを提供してもよい。
〔3.変更処理のフロー〕
ここで、図7を用いて、実施形態に係る検索装置100による変更処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係るクエリの推定の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、検索装置100は、行動情報を取得したかどうかを判定する(ステップS101)。例えば、検索装置100は、行動情報を取得していない場合(ステップS101:No)、セッションが継続しているかどうかを判定する(ステップS102)。例えば、検索装置100は、セッションの継続中において、最後に行われたユーザの行動からユーザの行動がないまま30分間が経過したかに基づいて、セッションが継続しているかどうかを判定する。
検索装置100は、セッションが継続している場合(ステップS102:Yes)、ステップS101に戻って処理を繰り返す。一方、検索装置100は、セッションが継続していない場合(ステップS102:No)、コンテキストを初期化する(ステップS103)。その後、検索装置100は、セッションを初期化する(ステップS104)。例えば、検索装置100は、コンテキストを初期化により、それまで継続していたセッションを終了し、新たなセッションを開始する。その後、検索装置100は、ステップS101に戻って処理を繰り返す。
一方、検索装置100は、行動情報を取得した場合(ステップS101:Yes)、行動情報に基づいてコンテキストを推定する(ステップS105)。図1の例では、検索装置100は、日時dt12において、ユーザU1が利用する端末装置10からクエリを取得することにより、日時dt12にユーザU1が検索を行ったことを示す行動情報を取得する。また、図1の例では、検索装置100は、クエリ「財布」とクエリ「ギフト」の両方を入力しているため、ユーザU1のコンテキストを、財布をギフトとして探している状況に対応するコンテキストCN12と推定する。
その後、検索装置100は、推定したコンテキストに変更する(ステップS106)。図1の例では、検索装置100は、ユーザ情報記憶部121−3に示すように、ユーザ情報記憶部121に記憶されたユーザU1のコンテキストをコンテキストCN12に変更する。そして、検索装置100は、ユーザの意図が絞り込まれたコンテキストかどうかを判定する(ステップS107)。図1の例では、検索装置100は、ユーザU1のコンテキストがコンテキストCN11からコンテキストCN12に変更されており、ユーザの意図が絞り込まれたと判定する。
例えば、検索装置100は、ユーザの意図が絞り込まれたコンテキストではない場合(ステップS107:No)、ステップS101に戻って処理を繰り返す。これにより、検索装置100は、クエリ等の行動情報が取得されるたびにユーザの意図を絞り込むことが可能となり、絞り込めないコンテキストであってもセッションを継続し、次の行動情報を取得した際に同一セッション内として処理を繰り返すことにより、コンテキストの精度を上げていくことができる。
一方、検索装置100は、ユーザの意図が絞り込まれたコンテキストである場合(ステップS107:Yes)、コンテキストが所定の条件を満たすかどうかを判定する(ステップS108)。例えば、検索装置100は、コンテキストが所定の条件を満たさない場合(ステップS108:No)、ステップS101に戻って処理を繰り返す。
一方、検索装置100は、コンテキストが所定の条件を満たす場合(ステップS108:Yes)、所定のサービスを提供する(ステップS109)。図1の例では、検索装置100は、ユーザU1のコンテキストがコンテキストCN12であるため所定の条件を満たすと判定し、広告配信装置50へユーザU1を特定する情報を提供する。その後、検索装置100は、ステップS101に戻って処理を繰り返す。なお、検索装置100は、ステップS109において所定のサービスを提供した後、処理を終了したり、ステップS103に戻って処理を繰り返したり、変更処理の内容に応じて適宜の処理を行ってもよい。
〔4.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る検索装置100は、取得部131と、変更部133とを有する。取得部131は、電子商取引における購入に関するユーザの第1行動情報に基づいて推定された第1コンテキスト(実施形態においては「直前のコンテキスト」。以下同じ)と、第1行動情報に対応する時点よりも後における購入に関するユーザの第2行動情報とを取得する。変更部133は、取得部131により取得された第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、取得部131により取得された第1コンテキストを当該第1コンテキストよりも購入に関するユーザの意図が絞り込まれた第2コンテキスト(実施形態においては「現在のコンテキスト」。以下同じ)に変更する。
これにより、実施形態に係る検索装置100は、第1行動情報に基づいて推定された第1コンテキストを、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて推定された第2コンテキストに変更することにより、ユーザの意図が絞り込まれたコンテキストに変更することができる。したがって、検索装置100は、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することができる。
また、実施形態に係る検索装置100において、変更部133は、第2コンテキストが推定される直前に推定された第1コンテキストと第2行動情報とに基づいて、第1コンテキストを第2コンテキストに変更する。
これにより、実施形態に係る検索装置100は、第2コンテキストが推定される直前に推定された第1コンテキストと第2行動情報とに基づいて、第1コンテキストを第2コンテキストに変更することにより、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することができる。
また、実施形態に係る検索装置100において、変更部133は、第2行動情報に対応する時点が、第1行動情報に対応する時点から所定の期間内における時点である場合、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストを第2コンテキストに変更する。
これにより、実施形態に係る検索装置100は、第2行動情報に対応する時点が、第1行動情報に対応する時点から所定の期間内における時点である場合、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストを第2コンテキストに変更することにより、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することができる。
また、実施形態に係る検索装置100において、変更部133は、第2行動情報に対応する時点が、第1行動情報に対応する時点後においてユーザの第1コンテキストに関連する行動が停止した時点から所定の期間内における時点である場合、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストを第2コンテキストに変更する。
これにより、実施形態に係る検索装置100は、第2行動情報に対応する時点が、第1行動情報に対応する時点後においてユーザの第1コンテキストに関連する行動が停止した時点から所定の期間内における時点である場合、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストを第2コンテキストに変更することにより、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することができる。例えば、検索装置100が第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストを第2コンテキストに変更することにより、例えば、「父の日」で検索された後、「財布 ギフト」で検索された場合、検索を行ったユーザが女性である場合であっても、男性向けの財布に関する情報を提供することができる。
また、実施形態に係る検索装置100において、変更部133は、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストをユーザの購入の目的が絞り込まれた第2コンテキストに変更する。
これにより、実施形態に係る検索装置100は、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストをユーザの購入の目的が絞り込まれた第2コンテキストに変更することにより、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することができる。例えば、検索装置100は、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストをユーザの購入の目的が自分用の購入か他人へのプレゼントとしての購入か等の種々の購入の目的のうち、いずれかに絞り込まれた第2コンテキストに変更することができる。
また、実施形態に係る検索装置100において、変更部133は、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストを購入の目的が他のユーザへの贈答かどうかが絞り込まれた第2コンテキストに変更する。
これにより、実施形態に係る検索装置100は、第2行動情報と第1コンテキストとに基づいて、第1コンテキストを購入の目的が他のユーザへの贈答かどうかが絞り込まれた第2コンテキストに変更することにより、ユーザの購買に関するコンテキストを適切に変更することができる。
また、実施形態に係る検索装置100は、提供部134を有する。提供部134は、情報を提供する時点におけるユーザのコンテキストである第2コンテキストに基づく購入の対象に関する情報を提供する。
これにより、実施形態に係る検索装置100は、ユーザの購買に関するコンテキストに基づいて、適切に情報を提供することができる。
また、実施形態に係る検索装置100において、提供部134は、情報を提供する時点におけるユーザのコンテキストである第2コンテキストに基づくユーザの意図が購入に関して所定の条件を満たす場合、ユーザへ購入を促す情報を提供する。
これにより、実施形態に係る検索装置100は、情報を提供する時点におけるユーザのコンテキストである第2コンテキストに基づくユーザの意図が購入に関して所定の条件を満たす場合、ユーザへ購入を促す情報を提供することにより、ユーザの購買に関するコンテキストに基づいて、適切に情報を提供することができる。
また、実施形態に係る検索装置100において、提供部134は、情報を提供する時点におけるユーザのコンテキストである第2コンテキストに基づくユーザの意図が購入に関して所定の条件を満たす場合、購入に関する対象の提供元へユーザを特定する情報を提供する。
これにより、実施形態に係る検索装置100は、情報を提供する時点におけるユーザのコンテキストである第2コンテキストに基づくユーザの意図が購入に関して所定の条件を満たす場合、購入に関する対象の提供元へユーザを特定する情報を提供することにより、ユーザの購買に関するコンテキストに基づいて、適切に情報を提供することができる。
〔5.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る検索装置100は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、検索装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ提供する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る検索装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔6.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 変更システム
100 検索装置(変更装置)
121 ユーザ情報記憶部
122 行動情報記憶部
123 索引情報記憶部
124 商品情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 推定部
133 変更部
134 提供部
10 端末装置
50 広告配信装置
N ネットワーク

Claims (14)

  1. 電子商取引における購入に関するユーザの検索行動である第1行動情報に含まれる第1クエリに基づいて推定された第1コンテキストと、前記第1行動情報に対応する時点よりも後における前記購入に関するユーザの検索行動である第2行動情報とを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記第2行動情報に含まれる第2クエリであって、前記第1クエリ及び他のクエリを組み合わせた第2クエリ前記第1コンテキストとに基づいて、前記取得部により取得された第1コンテキストを当該第1コンテキストよりも前記購入に関する前記ユーザの意図が絞り込まれた第2コンテキストに変更する変更部と、
    を備えたことを特徴とする変更装置。
  2. 電子商取引における購入に関するユーザの第1行動情報に基づいて推定された第1コンテキストと、前記第1行動情報に対応する時点よりも後における前記購入に関するユーザの第2行動情報とを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記第2行動情報と前記第1コンテキストとに基づいて、前記取得部により取得された第1コンテキストを当該第1コンテキストよりも前記購入に関する前記ユーザの意図が絞り込まれた第2コンテキストに変更し、前記第2行動情報に対応する時点が、前記第1行動情報に対応する時点後において前記ユーザの前記第1コンテキストに関連する行動が停止した時点から所定の期間よりも後の時点である場合、第1コンテキストを初期化する変更部と、
    を備えたことを特徴とする変更装置。
  3. 前記変更部は、
    前記第2コンテキストが推定される直前に推定された前記第1コンテキストと前記第2行動情報とに基づいて、前記第1コンテキストを前記第2コンテキストに変更する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の変更装置。
  4. 前記変更部は、
    前記第2行動情報に対応する時点が、前記第1行動情報に対応する時点から所定の期間内における時点である場合、前記第2行動情報と前記第1コンテキストとに基づいて、前記第1コンテキストを前記第2コンテキストに変更する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の変更装置。
  5. 前記変更部は、
    前記第2行動情報に対応する時点が、前記第1行動情報に対応する時点後において前記ユーザの前記第1コンテキストに関連する行動が停止した時点から所定の期間内における時点である場合、前記第2行動情報と前記第1コンテキストとに基づいて、前記第1コンテキストを前記第2コンテキストに変更する
    ことを特徴とする請求項に記載の変更装置。
  6. 前記変更部は、
    前記第2行動情報と前記第1コンテキストとに基づいて、前記第1コンテキストを前記ユーザの前記購入の目的が絞り込まれた第2コンテキストに変更する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の変更装置。
  7. 前記変更部は、
    前記第2行動情報と前記第1コンテキストとに基づいて、前記第1コンテキストを前記購入の目的が他のユーザへの贈答かどうかが絞り込まれた第2コンテキストに変更する
    ことを特徴とする請求項に記載の変更装置。
  8. 情報を提供する時点における前記ユーザのコンテキストである前記第2コンテキストに基づく前記購入の対象に関する情報を提供する提供部、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の変更装置。
  9. 前記提供部は、
    情報を提供する時点における前記ユーザのコンテキストである前記第2コンテキストに基づく前記ユーザの意図が前記購入に関して所定の条件を満たす場合、前記ユーザへ前記購入を促す情報を提供する
    ことを特徴とする請求項に記載の変更装置。
  10. 前記提供部は、
    情報を提供する時点における前記ユーザのコンテキストである前記第2コンテキストに基づく前記ユーザの意図が前記購入に関して所定の条件を満たす場合、前記購入に関する対象の提供元へ前記ユーザを特定する情報を提供する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の変更装置。
  11. コンピュータが実行する変更方法であって、
    電子商取引における購入に関するユーザの検索行動である第1行動情報に含まれる第1クエリに基づいて推定された第1コンテキストと、前記第1行動情報に対応する時点よりも後における前記購入に関するユーザの検索行動である第2行動情報とを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記第2行動情報に含まれる第2クエリであって、前記第1クエリ及び他のクエリを組み合わせた第2クエリ前記第1コンテキストとに基づいて、前記取得工程により取得された第1コンテキストを当該第1コンテキストよりも前記購入に関する前記ユーザの意図が絞り込まれた第2コンテキストに変更する変更工程と、
    を含むことを特徴とする変更方法。
  12. 電子商取引における購入に関するユーザの検索行動である第1行動情報に含まれる第1クエリに基づいて推定された第1コンテキストと、前記第1行動情報に対応する時点よりも後における前記購入に関するユーザの検索行動である第2行動情報とを取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記第2行動情報に含まれる第2クエリであって、前記第1クエリ及び他のクエリを組み合わせた第2クエリ前記第1コンテキストとに基づいて、前記取得手順により取得された第1コンテキストを当該第1コンテキストよりも前記購入に関する前記ユーザの意図が絞り込まれた第2コンテキストに変更する変更手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする変更プログラム。
  13. コンピュータが実行する変更方法であって、
    電子商取引における購入に関するユーザの第1行動情報に基づいて推定された第1コンテキストと、前記第1行動情報に対応する時点よりも後における前記購入に関するユーザの第2行動情報とを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記第2行動情報と前記第1コンテキストとに基づいて、前記取得工程により取得された第1コンテキストを当該第1コンテキストよりも前記購入に関する前記ユーザの意図が絞り込まれた第2コンテキストに変更し、前記第2行動情報に対応する時点が、前記第1行動情報に対応する時点後において前記ユーザの前記第1コンテキストに関連する行動が停止した時点から所定の期間よりも後の時点である場合、第1コンテキストを初期化する変更工程と、
    を含むことを特徴とする変更方法。
  14. 電子商取引における購入に関するユーザの第1行動情報に基づいて推定された第1コンテキストと、前記第1行動情報に対応する時点よりも後における前記購入に関するユーザの第2行動情報とを取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記第2行動情報と前記第1コンテキストとに基づいて、前記取得手順により取得された第1コンテキストを当該第1コンテキストよりも前記購入に関する前記ユーザの意図が絞り込まれた第2コンテキストに変更し、前記第2行動情報に対応する時点が、前記第1行動情報に対応する時点後において前記ユーザの前記第1コンテキストに関連する行動が停止した時点から所定の期間よりも後の時点である場合、第1コンテキストを初期化する変更手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする変更プログラム。
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