JP7162417B2 - 推定装置、推定方法、及び推定プログラム - Google Patents

推定装置、推定方法、及び推定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、推定装置、推定方法、及び推定プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した販売が盛んになっている。例えば、買い手側が、オークションシステムにおいて一般消費者により出品された商品を、真正なものとして安心して入札することを可能とする技術が知られている。
特許第5140467号公報
しかしながら、上記の従来技術では、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることが難しい場合がある。例えば、商品の販売元等の出品者が商品のカテゴリ等を入力していない場合や誤ったカテゴリを入力している場合等においては、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることが難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にする推定装置、推定方法、及び推定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る推定装置は、複数の販売元が提供する商品を購入可能な電子商取引サービスにおける出品に関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された出品に関する情報に基づいて、前記出品の対象に関する情報を推定する推定部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る推定システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る推定装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る学習データ記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るモデル情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る生成処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係るモデルの生成の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る集計処理の一例を示す図である。 図12は、推定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る推定装置、推定方法、推定プログラム、及びモデルを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る推定装置、推定方法、推定プログラム、及びモデルが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.生成処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る生成処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。図1では、推定装置100が電子商取引サービスにおける管理者GM1により正解情報が付与された出品に関する情報(以下、「商品情報」ともいう)に基づいてモデルの生成を行う場合を示す。以下では、正解情報が付与された商品情報を「学習データ」ともいう。なお、図1及び図2の例では、電子商取引サービスが複数のストア(販売元)が出品するネットショッピングモールサービス(以下、単に「ネットショッピングモール」とする)である場合を一例に説明する。なお、電子商取引サービスは、ネットショッピングモールに限らず、オークションサービス等の種々のサービスであってもよい。
例えば、管理者GM1は、電子商取引サービスを提供する提供元であってもよい。なお、ここでいう商品情報とは、所定の商品またはサービス(以下、併せて「商品」とする)に関する情報を意味する。例えば、商品情報には、商品の提供元が出品時に入力した情報が含まれる。図1の例では、商品情報には、画像情報(以下、単に「画像」ともいう)と文字情報との2つの種別の情報が含まれる場合を示す。また、図1の例では、推定装置100が正解情報として商品のカテゴリが付与された商品情報に基づいてモデルの生成を行う場合を示す。すなわち、図1の例では、推定装置100が正解情報として商品のカテゴリが付与された商品情報に基づいて、その商品情報が示す対象である商品のカテゴリを推定するモデルの生成を行う場合を示す。
また、推定装置100は、生成したモデルを用いて、ある商品が出品された際の商品情報に基づいて、その商品のカテゴリを推定する。また、推定装置100は、推定した商品のカテゴリに基づいて、サービスを提供したりするが、この点については図2で説明する。
〔推定システムの構成〕
まず、図1の説明に先立って、図3に示す推定システム1について説明する。図3に示すように、推定システム1は、管理者装置10と、販売元装置20と、推定装置100とが含まれる。管理者装置10と、販売元装置20と、推定装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。図3は、実施形態に係る推定システムの構成例を示す図である。なお、図3に示した推定システム1には、複数台の管理者装置10や、複数台の販売元装置20や、複数台の推定装置100が含まれてもよい。
管理者装置10は、推定装置100の管理者によって利用される情報処理装置である。管理者装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。なお、以下では、管理者装置10を管理者と表記する場合がある。すなわち、以下では、管理者を管理者装置10と読み替えることもできる。図1に示す管理者GM1は、管理者装置10を操作することにより、推定装置100の情報を表示したり、推定装置100に処理を要求したりしてもよい。
例えば、管理者GM1は、管理者装置10を用いて、所定の商品情報に正解情報を付与する。例えば、管理者GM1は、管理者装置10を用いて、学習データとして用いる商品情報に正解情報を付与する。図1の例では、管理者GM1は、電子商取引サービスにおけるカテゴリ分類に基づいて、商品情報に正解情報を付与する。
なお、管理者装置10と推定装置100とは一体であってもよい。この場合、例えば、推定装置100が有する画面により推定装置100が有する情報を表示させ、キーボードやマウス等の入力インターフェイス等を用いて推定装置100に処理の指示等を行ってもよい。
販売元装置20は、商品を販売する売主によって利用される情報処理装置である。売主は、個人であってもよいし、法人等であってもよい。例えば、販売元装置20は、販売元SA1によって利用される。例えば、販売元SA1は、販売元装置20を用いて、電子商取引サービスにおいて販売する商品を追加したり、在庫の管理や価格の設定を行ったりする。また、販売元装置20は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。なお、以下では、販売元装置20を販売元と表記する場合がある。すなわち、以下では、販売元を販売元装置20と読み替えることもできる。具体的には、図2では、販売元装置20が販売元SA1により利用されるノート型PCである場合を示す。
推定装置100は、出品に関する情報(商品情報)に基づいて、出品の対象に関する情報を推定する情報処理装置である。図2の例では、推定装置100は、商品のカテゴリの推定に用いられるモデルであって、商品情報が入力されたモデルの出力に基づいて、その商品のカテゴリを推定する。
また、推定装置100は、推定した出品の対象に関する情報に基づいてサービスを提供する。図2の例では、推定装置100は、商品を出品した販売元へ、推定したその商品のカテゴリに関する情報を提供する。また、推定システム1においては、推定装置100が複数の販売元が提供する商品を購入可能な電子商取引サービスを提供する。すなわち、推定システム1においては、複数の販売元が提供する商品を購入可能な電子商取引サービスが提供される。
また、推定装置100は電子商取引サービスや検索サービス等の種々のサービスを提供してもよい。また、外部の情報処理装置が検索サービスや電子商取引サービスを提供する場合、推定装置100は検索サービスや電子商取引サービスを提供しなくてもよい。この場合、推定装置100は、検索サービスや電子商取引サービスを提供する外部の情報処理装置等から各種情報を取得し、取得した各種情報に基づいて推定処理や外部の情報処理装置への情報提供を行ってもよい。
図1の示す例では、管理者GM1は、画像IM101や文字情報CH101等を含む商品情報GD101に対して正解情報を付与する(ステップS11-1)。例えば、管理者GM1は、商品情報GD101に含まれる画像IM101や文字情報CH101等の内容に基づいて、商品情報GD101のカテゴリが「Aカテゴリ」であることを示す正解情報を付与する。なお、図1の例では、商品カテゴリを「Aカテゴリ」等のように抽象的な記号で表記するが、例えば「Aカテゴリ」は、「食品」や「飲料水」のような具体的なカテゴリを示す情報であるものとする。
なお、上記のように、「商品GD*(*は任意の数値)」と記載した場合、その商品は商品ID「GD*」により識別される商品であることを示す。例えば、「商品GD1」と記載した場合、その商品は商品ID「GD1」により識別される商品である。なお、以下では、「商品GD*(*は任意の数値)」の商品情報を「商品GD*(*は任意の数値)」と表記する場合がある。例えば、以下では、商品GD1を商品GD1の商品情報と読み替えることもできる。
また、管理者GM1は、画像IM102や文字情報CH102等を含む商品情報GD102に対して正解情報を付与する(ステップS11-2)。例えば、管理者GM1は、商品情報GD102に含まれる画像IM102や文字情報CH102等の内容に基づいて、商品情報GD102のカテゴリが「Bカテゴリ」であることを示す正解情報を付与する。
また、管理者GM1は、画像IM103や文字情報CH103等を含む商品情報GD103に対して正解情報を付与する(ステップS11-3)。例えば、管理者GM1は、商品情報GD103に含まれる画像IM103や文字情報CH103等の内容に基づいて、商品情報GD103のカテゴリが「Cカテゴリ」であることを示す正解情報を付与する。
また、管理者GM1は、画像IM104や文字情報CH104等を含む商品情報GD104に対して正解情報を付与する(ステップS11-4)。例えば、管理者GM1は、商品情報GD104に含まれる画像IM104や文字情報CH104等の内容に基づいて、商品情報GD104のカテゴリが「Dカテゴリ」であることを示す正解情報を付与する。
なお、ステップS11-1~S11-4は、処理を説明するためのものであり、ステップS11-1~S11-4のいずれが先に行われてもよく、以下、ステップS11-1~S11-4を区別せずに説明する場合、ステップS11と総称する。例えば、管理者GM1は、ステップS11に示すような正解情報の付与を学習データとして用いる多数の商品情報に対して行う。これにより、推定システム1においては、商品情報(出品情報)と正解情報(カテゴリ)が対応づけられた学習データLD1が生成される。なお、図1の例では、正解情報の付与を説明するために、管理者GM1が付与する場合を示すが、正解情報の付与は、推定装置100等により機械的に行われてもよい。
そして、推定装置100は、ステップS11において正解情報が付与された学習データLD1を取得する(ステップS12)。具体的には、推定装置100は、ステップS11において正解情報が付与された商品情報GD101~GD104等を取得する。
そして、推定装置100は、ステップS12で取得した学習データLD1に含まれる商品情報を学習データとして追加する(ステップS13)。具体的には、推定装置100は、学習データLD1を学習データ記憶部121に追加する。
そして、推定装置100は、学習データに基づいてモデルを生成する(ステップS14)。例えば、推定装置100は、学習データ記憶部121中の商品情報GD101~GD104等を学習データ(教師データ)として、学習を行なうことにより、モデルを生成する。
ここで、推定装置100が生成するモデル(学習器)について簡単に説明する。図1の例において、推定装置100が生成するモデルM11は、商品情報が入力された場合に複数のカテゴリの各々に対応する複数のスコアSCを出力するモデルである。例えば、モデルM11は、分類したいカテゴリがAカテゴリ~Jカテゴリの10のカテゴリである場合、Aカテゴリ~Jカテゴリの各々に対応する10個のスコアを出力するモデルである。なお、出力の数は、分類したい内容に応じて適宜設定されてもよい。例えば、推定装置100は、100個のカテゴリに商品を分類したい場合、100個のカテゴリの各々に対応する100個のスコアを出力するモデルを生成してもよい。また、推定装置100は、カテゴリに限らず、種々の対象に関する分類を行うモデルを生成してもよい。例えば、推定装置100は、商品名ごとに分類を行うモデルを生成してもよい。
例えば、図1の例では、推定装置100が入力された商品情報に対応する商品がAカテゴリ~Zカテゴリの26個のカテゴリのいずれに属するかを推定するモデルM11を生成するものとする。図1の例において、推定装置100が生成するモデルM11は、商品情報が入力された場合にAカテゴリ~Zカテゴリの各カテゴリに属する確率を示すスコアSCを出力するモデルであるものとする。この場合、モデルM11は、各スコアとして0以上1以下の値を出力する。例えば、Aカテゴリに対応するスコアが「0.65」である場合、入力された商品情報に対応する対象(商品)がAカテゴリに属する確率が「65%」であることを示す。なお、推定装置100が生成するモデルM11は上記に限らず、スコアが大きい程、そのスコアに対応するカテゴリに属する可能性が高いことを示すモデルであればどのようなモデルであってもよい。推定装置100は、モデルM11の出力をソフトマックス関数等の種々の関数を用いて確率に変換した情報を用いてもよい。
ここから、図1に示すモデルM11の構成を説明する。モデルM11は、商品情報のうち、画像情報が入力される入力層を有する部分モデルM11-1、文字情報が入力される入力層を有する部分モデルM11-2、及びスコアを出力する層を有する部分モデルM11-3を含む。
例えば、部分モデルM11-1は、入力された画像情報IMDから特徴情報FE1を抽出する部分モデルである。図1の例では、部分モデルM11-1は、画像情報の局所領域の畳み込みとプーリングとを繰り返す、いわゆる畳み込みニューラルネットワーク(CNN:Convolutional Neural Network)により構成されるものとする。なお、部分モデルM11-1は、CNNに限らず、RNN(Recurrent Neural Network)、LSTM(Long Short-Term Memory)等といった種々のニューラルネットワークであってもよい。
また、例えば、部分モデルM11-2は、入力された文字情報CHDから特徴情報FE2を抽出する部分モデルである。図1の例では、部分モデルM11-2は、CNNにより構成されるものとする。なお、部分モデルM11-2は、CNNに限らず、RNN、LSTM等といった種々のニューラルネットワークであってもよい。このように、図1に示すモデルM11は、商品情報に含まれる画像情報から特徴情報FE1を抽出し、文字情報から特徴情報FE2を抽出する。すなわち、モデルM11は、画像情報と文字情報とから独立して特徴を抽出する。
また、例えば、部分モデルM11-3は、部分モデルM11-1が抽出した特徴情報FE1及び部分モデルM11-2が抽出した特徴情報FE2の入力に応じて、スコアを出力する部分モデルである。例えば、部分モデルM11-3は、部分モデルM11-1における出力及び部分モデルM11-2における出力が入力される部分モデルである。
例えば、部分モデルM11-3の入力層には、部分モデルM11-1における出力層及び部分モデルM11-2における出力層が連結される。例えば、部分モデルM11-3の入力層における入力は、部分モデルM11-1における出力層のノード(ニューロン)及び部分モデルM11-2における出力層のノード(ニューロン)が全結合されてもよい。
上記のように、部分モデルM11-2は、特徴情報FE1、特徴情報FE2から商品全体の特徴を抽出しスコアを出力する部分モデルである。例えば、部分モデルM11-3は、CNNにより構成されてもよい。また、部分モデルM11-3は、CNNに限らず、RNN、LSTM等といった種々のニューラルネットワークであってもよい。
なお、部分モデルM11-1や部分モデルM11-2や部分モデルM11-3は、モデルM11内における各部の構成を説明するために便器的に付与する符号である。すなわち、モデルM11は、モデルM11外から見た場合、商品情報である画像情報及び文字情報が入力された場合に、各カテゴリに対応するスコアを出力する1つのモデルである。
例えば、推定装置100は、学習データLD1を用いてモデルM11を生成する。例えば、推定装置100は、モデルM11に商品情報GD101が入力された場合に、Aカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、推定装置100は、モデルM11の部分モデルM11-1に商品情報GD101の画像IM101が入力され、部分モデルM11-2に商品情報GD101の文字情報CH101が入力された場合に、部分モデルM11-3が出力するAカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。
また、例えば、推定装置100は、モデルM11に商品情報GD102が入力された場合に、Bカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、推定装置100は、モデルM11に商品情報GD103が入力された場合に、Cカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、推定装置100は、モデルM11に商品情報GD104が入力された場合に、Dカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。すなわち、推定装置100は、モデルM11における出力(スコア)と、入力した商品情報に対応する正解情報との誤差が少なくなるようにパラメータ(接続係数)を補正するバックプロパゲーション(誤差逆伝播法)等の処理によりモデルM11を生成する。例えば、推定装置100は、所定の損失(ロス)関数を最小化するようにバックプロパゲーション等の処理を行うことによりモデルM11を生成する。上述のような処理を繰り返すことで、推定装置100は、入力された商品情報に対応する商品のカテゴリをより精度よく推定可能にするスコアを出力するモデルM11を生成することができる。なお、モデルの学習手法については、上述した手法に限定されるものではなく、任意の公知技術が適用可能である。すなわち、推定装置100は、学習データに含まれる商品情報が入力された場合に、正解情報に対応するスコアを出力するようにモデルM11を学習可能であれば、どのような手法によりもでるM11の生成を行ってもよい。
上記のような処理により、図1の例では、推定装置100は、モデル情報記憶部122に示すように、モデルID「M11」により識別されるモデル(モデルM11)を生成する。上記のように、「モデルM*(*は任意の数値)」と記載した場合、その商品は商品ID「M*」により識別されるモデルであることを示す。例えば、「モデルM11」と記載した場合、そのモデルはモデルID「M11」により識別されるモデルである。また、図1中のモデル情報記憶部122に示すように、モデルM11は用途「カテゴリ」、すなわちカテゴリ分類のために用いられるモデルであり、その具体的なモデルデータが「モデルデータMTD11」であることを示す。例えば、推定装置100は、モデルM11に商品情報を入力することにより、入力した商品情報のカテゴリがどのカテゴリである可能性が高いかを示すスコアを、モデルM11に出力させ、モデルM11が出力するスコアに基づいてカテゴリを推定する。
上述したように、推定装置100は、商品情報と正解情報とが対応付けられた学習データを用いて学習することにより、商品のカテゴリを適切に推定可能にするモデルを生成することができる。また、推定装置100は、商品情報に含まれる画像及び文字情報の各々特徴を個別に抽出した後、商品全体の特徴を抽出するモデルを生成することにより、商品のカテゴリを適切に推定可能にするモデルを生成することができる。これにより、推定装置100は、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にするために用いるモデルを生成することができる。したがって、推定装置100は、上述のように生成したモデルを用いることにより、例えば、電子商取引サービスにおいて表示される商品情報の正確性の向上を可能にすることができる。
〔2.推定処理〕
図2を用いて、実施形態に係る推定処理の一例について説明する。図2は、実施形態に係る推定処理の一例を示す図である。図2では、推定装置100は、販売元が出品を行う際に、出品の対象の属性情報であるカテゴリを推定し、出品における情報入力をアシストする情報を提供する場合を示す。
まず、推定装置100は、販売元SA1が利用する販売元装置20から出品に関する情報を取得する(ステップS21)。例えば、販売元SA1は、販売元装置20に表示された電子商取引サービスの販売元用のサイト等において所定の操作を行うことにより、推定装置100に出品に関する情報を送信する。図2の例では、販売元装置20は、画像IM11及び文字情報CH11を含む商品情報GD11を送信する。
販売元装置20から出品に関する情報を取得した推定装置100は、出品に関する情報をモデルに入力する(ステップS22)。図2の例では、推定装置100は、販売元SA1から取得した商品情報GD11をモデルM11に入力する。具体的には、推定装置100は、画像IM11及び文字情報CH11をモデルM11に入力する。
例えば、推定装置100は、画像IM11をモデルM11の部分モデルM11-1に入力する。そして、部分モデルM11-1は、画像IM11から特徴情報FE1-11を抽出する。また、例えば、推定装置100は、文字情報CH11をモデルM11の部分モデルM11-2に入力する。そして、部分モデルM11-2は、文字情報CH11から特徴情報FE2-11を抽出する。また、部分モデルM11-3は、特徴情報FE1-11及び特徴情報FE2-11に応じてスコアを算出する。
これにより、推定装置100は、モデルM11から商品情報GD11に対応するスコアを出力させる(ステップS23)。図2の例では、推定装置100は、スコアSC11に示すように、Aカテゴリ~Dカテゴリ等の複数のカテゴリの各々に対応するスコアをモデルM11に出力させる。
図2の例では、モデルM11は、スコアSC11に示すように、商品情報GD11について、Aカテゴリのスコアを「0.01」、Bカテゴリのスコアを「0.65」、Cカテゴリのスコアを「0」、及びDカテゴリのスコアを「0.05」と出力する。
そして、推定装置100は、モデルM11の出力に基づいて、商品情報GD11に対応する商品のカテゴリを推定する(ステップS24)。ここで、図2の例では、スコアSC11に示すように、Bカテゴリに対応するスコア「0.65」が最大値となっている。そのため、推定装置100は、推定情報ES11に示すように、商品情報GD11に対応する商品のカテゴリを「Bカテゴリ」と推定する。
その後、推定装置100は、ステップS24において推定したカテゴリに関する情報を販売元装置20へ提供する(ステップS25)。例えば、推定装置100は、販売元SA1による出品の対象のカテゴリがBカテゴリに該当することを示す情報を提供する。図2の例では、推定装置100は、商品情報GD11に対応する商品のカテゴリがBカテゴリに該当することを示す情報を販売元装置20へ提供する。
推定装置100からカテゴリに関する情報が提供された販売元装置20は、カテゴリに関する情報を表示する(ステップS26)。例えば、販売元装置20は、販売元SA1による出品の対象のカテゴリがBカテゴリに該当することを示す情報を表示する。図2の例では、販売元装置20は、商品情報GD11に対応する商品のカテゴリがBカテゴリに該当することを示す情報を表示する。
そして、販売元SA1は、推定装置100から提供された情報を基に、出品に関する情報を推定装置100に登録する(ステップS27)。例えば、販売元装置20は、商品情報GD11に対応する商品のカテゴリとしてBカテゴリを登録するように要求する情報を推定装置100に送信する。
そして、販売元装置20から情報登録の要求を取得した推定装置100は、出品に関する情報を登録する(ステップS28)。例えば、推定装置100は、販売元SA1が出品した対象に関する情報を登録する。図2の例では、推定装置100は、商品情報GD11に関する情報を商品情報記憶部123に登録する。
例えば、推定装置100は、図1中の商品情報記憶部123に示すように、商品ID「GD11」により識別される商品(商品GD11)のカテゴリとして、Bカテゴリを登録する。また、推定装置100は、商品GD11の画像として、画像IM11を登録し、商品GD11の文字情報として、文字情報CH11を登録する。
上述したように、推定装置100は、販売元が出品した対象のカテゴリを推定し、推定したカテゴリに関する情報を販売元に提供することにより、販売元が間違ったカテゴリを登録することを抑制する。例えば、上記のような複数の販売元が提供する商品を購入可能な電子商取引サービスにおいては、各販売元によって入力する情報の精度や量が異なる場合が多い。例えば、ある販売元は極端に入力する情報が少なかったりする場合がある。このような場合であっても、推定装置100は、種々のモデルを適宜用いて出品の対象に関する情報を推定することにより、販売元に負荷をかけることなく出品に関する情報を増加することができる。このように、推定装置100は、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。また、推定装置100は、販売元に出品における情報入力をアシストする情報を提供することにより、出品における販売元の負荷を低減させることにより、電子商取引サービスにおける出品量を増大させることができる。これにより、推定装置100は、電子商取引サービスを向上させ、ユーザの満足度を高めることができる。
(2-1.推定情報の利用)
図1及び図2の例においては、ネットショッピングモールにおける場合を例示したが、オークションサービスにおいて個人が出品を行う場合、事業者が行う場合に比べて入力する情報が不足している場合が多い。このような場合であっても、推定装置100は、種々の用途のモデルを生成し、生成したモデルを用いて取得した出品に関する情報に対して推定処理を行うことにより、推定した情報を販売元に提供することが可能となる。これにより、推定装置100は、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、オークションサービスに限らず、1つの販売元が商品を販売する形態ではなく、複数の販売元から出品を受け付けるネットショッピングモール等においても同様の課題が生じる。例えば、JAN(Japan Article Number)コード等のような商品を識別情報が出品に関する情報に含まれていない場合、どの商品とどの商品が対応するかが不明である場合が多く、商品の販売状況等の管理が難しい。このように、商品を識別情報が出品に関する情報に含まれていない場合であっても、例えば商品名を推定するモデルを用いることにより、商品に関する情報を推定し、その情報に基づいて商品の販売状況等の管理することが可能となる。なお、この点の詳細については、後述する。
(2-2.情報提供サービス)
図1の例では、推定装置100が販売元に出品における情報入力をアシストする情報を提供する場合を示したが、推定装置100は、推定した情報を用いて種々のサービスを行ってもよい。例えば、推定装置100は、推定した出品の対象に関する情報に基づいて、所定のユーザへ推奨する商品に関する情報を提供してもよい。例えば、推定装置100は、商品名を推定するモデルM21(図10参照)を用いてユーザが購入した商品を特定できた場合、その商品に関連する商品に関する情報をユーザに提供してもよい。例えば、推定装置100は、商品名を推定するモデルM21(図10参照)を用いて、各ユーザが購入した商品の特定の精度を向上させることにより、ユーザに提供する推奨情報の精度を向上させることができる。例えば、推定装置100は、ユーザの購入履歴に含まれる商品情報をモデルM21(図10参照)に入力することにより、ユーザが過去に購入した商品を精度よく特定し、特定したユーザが過去に購入した商品に基づいて、ユーザに推奨情報を提供してもよい。
例えば、推定装置100は、商品の一覧を表示する際に、モデルM21(図10参照)を用いて推定した商品名等を用いて、一覧に含まれる商品の多様性を向上させてもよい。例えば、推定装置100は、モデルM21(図10参照)を用いて推定した商品名が同じである商品情報を表示されないように商品情報が配置された一覧をユーザに提供することにより、同じような商品が並ぶ一覧をユーザに提供することを抑制することができる。例えば、推定装置100は、推定した出品の対象に関する情報に基づいて、商品のランキング情報を提供してもよい。例えば、推定装置100は、商品名を推定するモデルM21(図10参照)を用いてユーザが購入した商品を特定することにより、商品の販売実績を精度よく収集することを可能にし、その情報に基づいて商品の売上ランキング等を生成してもよい。なお、この点につては図11において詳述する。
(2-3.複数サービス間での情報利用)
また、推定システム1は、複数のサービス間における情報の提供を行ってもよい。例えば、推定装置100は、電子商取引サービス(例えばオークションサービスとする)とは異なる電子商取引サービス(例えばネットショッピングモールとする)における情報を用いて、推定された出品の対象に関する情報に基づいて、オークションサービスにおける情報入力をアシストする情報を提供してもよい。例えば、推定装置100は、オークションサービスとは異なるネットショッピングモールにおける情報に基づいて生成されたモデルを用いて、オークションサービスにおける出品の対象に関する情報を推定し、推定した出品の対象に関する情報に基づいて、オークションサービスにおける情報入力をアシストする情報を提供してもよい。この場合、推定装置100は、図1に示すように、ネットショッピングモールにおける情報に基づいて生成されたモデルを用いて、図2に示すように、オークションサービスにおける情報入力をアシストする情報を提供してもよい。なお、推定装置100は、推定システム1外のネットショッピングモールを提供する装置から情報を取得してもよいし、推定システム1内においてネットショッピングモールを提供する装置から情報を取得してもよい。また、推定装置100が、オークションサービス及びネットショッピングモールの両方のサービスを提供してもよい。これにより、推定装置100は、情報の正確性が相対的に高いサービス(ネットショッピングモール)における情報を用いて、情報の正確度が相対的に低いサービス(オークションサービス)における情報を適切に推定することができる。したがって、推定装置100は、情報の正確度が相対的に低いサービス(オークションサービス)においても、適切に情報入力をアシストする情報を提供してもよい。
〔3.推定装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る推定装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る推定装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、推定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、推定装置100は、推定装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、管理者装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図4に示すように、学習データ記憶部121と、モデル情報記憶部122と、商品情報記憶部123とを有する。
(学習データ記憶部121)
実施形態に係る学習データ記憶部121は、学習データに関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係る学習データ記憶部の一例を示す図である。例えば、学習データ記憶部121は、モデルの生成に用いる教師データを記憶する。図5に示す学習データ記憶部121には、「商品ID」、「正解情報」、「画像」、「文字情報」といった項目が含まれる。
「商品ID」は、商品を識別するための識別情報を示す。例えば、商品ID「GD101」により識別される商品の商品情報は、図1の例に示した商品情報GD101に対応する。「正解情報」は、商品IDにより識別される商品の分類を示す。「画像」は、商品情報に含まれる画像を示す。図5では「画像」に「IM101」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、画像情報、または、その格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
「文字情報」は、商品情報の文字情報を示す。図5では「文字情報」に「CH101」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、商品情報のタイトルや説明文等の商品情報に関する種々の文字情報が格納される。
例えば、図5に示す例において、商品情報ID「GD101」により識別される商品情報(商品情報GD101)は、画像IM101や文字情報CH101を含むことを示す。また、例えば、図5に示す例において、商品情報ID「GD102」により識別される商品情報(商品情報GD102)は、画像IM102や文字情報CH102を含むことを示す。
なお、学習データ記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、学習データ記憶部121は、学習データが追加された日時に関する情報を記憶してもよい。また、例えば、学習データ記憶部121は、各学習データがどのような判定処理により追加されたかを示す情報を記憶してもよい。例えば、学習データ記憶部121は、各学習データが管理者の選択により判定されたか等を示す情報を記憶してもよい。
(モデル情報記憶部122)
実施形態に係るモデル情報記憶部122は、モデルに関する情報を記憶する。例えば、モデル情報記憶部122は、生成処理により生成されたモデル情報(モデルデータ)を記憶する。図6は、実施形態に係るモデル情報記憶部の一例を示す図である。図6に示すモデル情報記憶部122は、「モデルID」、「用途」、「モデルデータ」といった項目が含まれる。なお、図6では、モデルM11のみを図示するが、モデルM12、M13等の複数のモデル情報が記憶されてもよい。
「モデルID」は、モデルを識別するための識別情報を示す。例えば、モデルID「M11」により識別されるモデルは、図1の例に示したモデルM11に対応する。「用途」は、対応するモデルの用途を示す。また、「モデルデータ」は、対応付けられた対応するモデルのデータを示す。例えば、「モデルデータ」には、各層におけるノードと、各ノードが採用する関数と、ノードの接続関係と、ノード間の接続に対して設定される接続係数とを含む情報が含まれる。
例えば、図6に示す例において、モデルID「M11」により識別されるモデル(モデルM11)は、用途が「カテゴリ」であり、入力された情報に対応する対象のカテゴリの推定に用いられることを示す。また、モデルM11のモデルデータは、モデルデータMDT11であることを示す。
モデルM11(モデルデータMDT11)は、所定の対象に関する画像情報及び文字情報が入力される入力層と、出力層と、入力層から出力層までのいずれかの層であって出力層以外の層に属する第1要素と、第1要素と第1要素の重みとに基づいて値が算出される第2要素と、を含み、入力層に入力された画像情報及び文字情報に対し、出力層以外の各層に属する各要素を第1要素として、第1要素と第1要素の重みとに基づく演算を行うことにより、所定の対象の推定を定量化した値に関する情報を出力層から出力するよう、コンピュータを機能させるためのモデルである。
例えば、モデルM11が含む第1要素は、入力層または中間層が有するいずれかのノードに対応する。また、第2要素は、第1要素と対応するノードから値が伝達されるノードである次段のノードに対応する。また、第1要素の重みは、第1要素と対応するノードから第2要素と対応するノードに伝達される値に対して考慮される重みである接続係数に対応する。
なお、モデル情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々のモデル情報を記憶してもよい。
(商品情報記憶部123)
実施形態に係る商品情報記憶部123は、商品に関する各種情報を記憶する。図7に、実施形態に係る商品情報記憶部123の一例を示す。図7に示す商品情報記憶部123は、「商品ID」、「分類」、「画像」、「文字情報」といった項目を有する。
「商品ID」は、商品を識別するための識別情報を示す。「分類」は、対応する商品の分類を示す。例えば、「分類」は、モデルにより推定された商品の分類を示す。「画像」は、商品情報である商品情報の画像を示す。図7では「画像」に「IM1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、画像情報、または、その格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
「文字情報」は、商品IDにより識別される商品の商品情報に含まれる文字情報を示す。「文字情報」には、商品IDにより識別される商品の商品情報に含まれるタイトルや説明文等の種々の文字情報が含まれる。なお、図7に示す商品情報記憶部123では、文字情報を文字情報「CH1」等のように抽象的な記号で示すが、例えば「新品バッグA…」や「送料無料…」等のように、各タイトルは対応する商品の具体的なタイトルであるものとする。
例えば、図7に示す例において、商品ID「GD1」により識別される商品(商品GD1)の画像は、画像「IM1」であることを示す。また、商品GD1の文字情報は、文字情報「CH1」であることを示す。
なお、商品情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。商品情報記憶部123は、商品の具体的な名称等を記憶してもよい。
(制御部130)
図4の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、推定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(推定プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。制御部130は、モデル情報記憶部122に記憶されているモデルM11等に従った情報処理により、所定の対象に関する画像情報及び文字情報が入力される入力層と、出力層と、入力層から出力層までのいずれかの層であって出力層以外の層に属する第1要素と、第1要素と第1要素の重みとに基づいて値が算出される第2要素と、を含み、入力層に入力された画像情報及び文字情報に対し、出力層以外の各層に属する各要素を第1要素として、第1要素と第1要素の重みとに基づく演算を行うことにより、所定の対象の推定を定量化した値に関する情報を出力層から出力する。
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、生成部132と、推定部133と、提供部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。制御部130は、記憶部120に記憶されているモデルM11(モデルデータMDT11)に従った情報処理により、第1要素と第1要素の重みとに基づいて値が算出される第2要素と、を含み、入力層に入力された画像情報及び文字情報に対し、出力層以外の各層に属する各要素を第1要素として、第1要素と第1要素の重みとに基づく演算を行うことにより、所定の対象の推定を定量化した値に関する情報を出力層から出力する。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、学習データ記憶部121と、モデル情報記憶部122と、商品情報記憶部123等から各種情報を取得する。また、取得部131は、各種情報を外部の情報処理装置から取得してもよい。また、取得部131は、各種情報を管理者装置10や販売元装置20等から取得してもよい。
例えば、取得部131は、複数の販売元が提供する商品を購入可能な電子商取引サービスにおける出品に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、出品に関する複数の種別の情報を取得する。例えば、取得部131は、出品に関する画像情報及び文字情報を取得する。例えば、取得部131は、出品に関する複数の種別の情報を取得する。例えば、取得部131は、出品に関する画像情報及び文字情報を取得する。
図1の例では、取得部131は、正解情報が付与された学習データLD1を取得する。例えば、取得部131は、正解情報が付与された商品情報GD101~GD104等を取得する。
図2の例では、取得部131は、販売元SA1が利用する販売元装置20から出品に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、販売元装置20から画像IM11及び文字情報CH11を含む商品情報GD11を取得する。
(生成部132)
生成部132は、各種情報を生成する。例えば、生成部132は、学習データ記憶部121に記憶された学習データを用いて、モデル情報記憶部122に示すようなモデルを生成する。例えば、生成部132は、取得部131により取得された学習データに基づいて、電子商取引サービスにおける対象の推定に用いるモデルを生成する。生成部132は、モデルを生成し、生成したモデルをモデル情報記憶部122に格納する。具体的には、生成部132は、所定の対象に関する画像情報及び文字情報が入力される入力層と、出力層と、入力層から出力層までのいずれかの層であって出力層以外の層に属する第1要素と、第1要素と第1要素の重みとに基づいて値が算出される第2要素と、を含み、入力層に入力された画像情報及び文字情報に対し、出力層以外の各層に属する各要素を第1要素として、第1要素と第1要素の重みとに基づく演算を行うことにより、所定の対象の推定を定量化した値に関する情報を出力層から出力するモデルを生成する。
図1の例では、生成部132は、学習データに基づいてモデルを生成する。例えば、生成部132は、推定装置100は、学習データ記憶部121中の商品情報GD101~GD104等を学習データ(教師データ)として、学習を行なうことにより、モデルを生成する。
図1の例では、生成部132は、学習データLD1を用いてモデルM11を生成する。例えば、生成部132は、モデルM11に商品情報GD101が入力された場合に、Aカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、生成部132は、モデルM11の部分モデルM11-1に商品情報GD101の画像IM101が入力され、部分モデルM11-2に商品情報GD101の文字情報CH101が入力された場合に、部分モデルM11-3が出力するAカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。
また、図1の例では、生成部132は、モデルM11に商品情報GD102が入力された場合に、Bカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、生成部132は、モデルM11に商品情報GD103が入力された場合に、Cカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、生成部132は、モデルM11に商品情報GD104が入力された場合に、Dカテゴリに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、生成部132は、モデルM11における出力(スコア)と、入力した商品情報に対応する正解情報との誤差が少なくなるようにパラメータ(接続係数)を補正するバックプロパゲーション(誤差逆伝播法)等の処理によりモデルM11を生成する。例えば、生成部132は、所定の損失(ロス)関数を最小化するようにバックプロパゲーション等の処理を行うことによりモデルM11を生成する。
(推定部133)
推定部133は、各種情報を推定する。推定部133は、学習データ記憶部121と、モデル情報記憶部122と、商品情報記憶部123等に記憶された情報を用いて種々の情報を推定する。例えば、推定部133は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、種々の情報を推定する。
例えば、推定部133は、取得部131により取得された出品に関する情報に基づいて、出品の対象に関する情報を推定する。例えば、推定部133は、出品の対象の属性情報を出品の対象に関する情報として推定する。例えば、推定部133は、出品の対象を出品の対象に関する情報として推定する。
例えば、推定部133は、対象の推定に用いられるモデルであって、出品に関する情報が入力されたモデルの出力に基づいて、出品の対象に関する情報を推定する。例えば、推定部133は、出品に関する複数の種別の情報が入力されたモデルの出力に基づいて、出品の対象に関する情報を推定する。例えば、推定部133は、画像情報及び文字情報が入力されたモデルの出力に基づいて、出品の対象に関する情報を推定する。例えば、推定部133は、所定の情報により生成されたニューラルネットワークを含むモデルを用いて、出品の対象に関する情報を推定する。例えば、推定部133は、畳み込み処理及びプーリング処理を行うニューラルネットワークを含むモデルを用いて、出品の対象に関する情報を推定する。
図2の例では、推定部133は、モデルM11の出力に基づいて、商品情報GD11に対応する商品のカテゴリを推定する。例えば、推定部133は、推定情報ES11に示すように、商品情報GD11に対応する商品のカテゴリを「Bカテゴリ」と推定する。
例えば、推定部133は、上述したニューラルネットワーク等、任意の構造を有するモデルを用いて、スコアの算出を行う。具体的には、モデルM11は、画像及び文字情報を含む商品情報(すなわち、上述したスコアの算出に用いられる各要素)が入力された場合に、所定の対象の推定を定量化した値(すなわち、商品情報に対応する商品がどの分類に属する可能性が高いかを示唆するスコア)を出力するように係数が設定される。推定部133は、このようなモデルM11を用いて、各出品の対象に関するスコアを算出する。
なお、上記例では、モデルM11が、画像及び文字情報を含む商品情報が入力された場合に、所定の対象の推定を定量化した値を出力するモデルである例を示した。しかし、実施形態に係るモデル(モデルX)は、モデルM11にデータの入出力を繰り返すことで得られる結果に基づいて生成されるモデルであってもよい。例えば、モデルXは、画像及び文字情報を含む商品情報を入力とし、モデルM11が出力するスコアを出力とするよう学習されたモデル(モデルY)であってもよい。または、モデルM11は、画像及び文字情報を含む商品情報を入力とし、モデルYの出力値を出力とするよう学習されたモデルであってもよい。また、推定部133がGAN(Generative Adversarial Networks)を用いた推定処理を行う場合、モデルM11は、GANの一部を構成するモデルであってもよい。
(提供部134)
提供部134は、各種情報を提供する。例えば、提供部134は、管理者装置10や販売元装置20に各種情報を提供する。例えば、提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報を提供する。
例えば、提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報に基づいて、所定のユーザへ推奨する商品に関する情報を提供する。例えば、提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報に基づいて、出品における情報入力をアシストする情報を提供する。例えば、提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報に基づいて、商品のランキング情報を提供する。
図2の例では、提供部134は、推定部133により推定されたカテゴリに関する情報を販売元装置20へ提供する。例えば、提供部134は、販売元SA1による出品の対象のカテゴリがBカテゴリに該当することを示す情報を提供する。例えば、提供部134は、商品情報GD11に対応する商品のカテゴリがBカテゴリに該当することを示す情報を販売元装置20へ提供する。
〔4.生成処理のフロー〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る推定システム1による生成処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る生成処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、推定装置100は、学習データを取得する(ステップS101)。例えば、推定装置100は、学習データ記憶部121から学習データを取得する。
その後、推定装置100は、学習データに基づきモデルを生成する(ステップS102)。図1の例では、推定装置100は、学習データ記憶部121から学習データを用いてモデルM11を生成する。
〔5.推定処理のフロー〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る推定システム1による生成処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る推定処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、推定装置100は、販売元から出品情報を取得する(ステップS201)。図2の例では、推定装置100は、販売元SA1が利用する販売元装置20から出品に関する情報を取得する。
また、推定装置100は、モデルを用いて出品の対象のカテゴリを推定する(ステップS202)。図2の例では、推定装置100は、モデルM11を用いて商品情報GD11に対応する商品のカテゴリを「Bカテゴリ」と推定する。
また、推定装置100は、推定した情報を販売元に提供する(ステップS203)。図2の例では、推定装置100は、商品情報GD11に対応する商品のカテゴリがBカテゴリに該当することを示す情報を販売元装置20へ提供する。
〔6.推定の粒度〕
上述した例では、カテゴリを推定する場合を示したが、推定装置100は、カテゴリに限らず、種々の粒度(階層)の分類を推定してもよい。例えば、推定装置100は、商品名等を推定してもよい。この点について、図10を用いて説明する。図10は、実施形態に係るモデルの生成の一例を示す図である。図10の例では、推定装置100は、販売形態や特徴の異別によらず同じ商品を商品として分類するモデルM21を生成する場合を一例として説明する。例えば、推定装置100は、個数や色やサイズ(内容量)等によらず同じ商品を商品として分類するモデルM21を生成する。なお、図1と同様の点については、同一の部位には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図10の示す例では、管理者GM1は、画像IM201や文字情報CH201等を含む商品情報GD201に対して正解情報を付与する(ステップS31-1)。例えば、管理者GM1は、商品情報GD201に含まれる画像IM201や文字情報CH201等の内容に基づいて、商品情報GD201の商品が「水A」であることを示す正解情報を付与する。なお、図10の例では、「水A」は商品名を示す情報であるものとする。
また、管理者GM1は、画像IM202や文字情報CH202等を含む商品情報GD202に対して正解情報を付与する(ステップS31-2)。例えば、管理者GM1は、商品情報GD202に含まれる画像IM202や文字情報CH202等の内容に基づいて、商品情報GD202のカテゴリが「水A」であることを示す正解情報を付与する。
このように、図10の例では、商品情報GD201及び商品情報GD202は、同じ商品名「水A」に関する出品であっても、本数が異なるが、管理者GM1は、商品情報GD201及び商品情報GD202を同じ商品「水A」を対象とする出品であるものとして、同じ正解情報を付与する。なお、管理者GM1は、本数の差異に限らず、色やサイズ(内容量)等の違う対象についても同じ商品名であれば、同じ正解情報を付与してもよい。
なお、ステップS31-1、S31-2は、処理を説明するためのものであり、ステップS31-1、S31-2のいずれが先に行われてもよく、以下、ステップS31-1、S31-2を区別せずに説明する場合、ステップS31と総称する。例えば、管理者GM1は、ステップS31に示すような正解情報の付与を学習データとして用いる多数の商品情報に対して行う。これにより、図10の例においては、商品情報(出品情報)と正解情報(カテゴリ)が対応づけられた学習データLD2が生成される。
そして、推定装置100は、ステップS31において正解情報が付与された学習データLD2を取得する(ステップS32)。具体的には、推定装置100は、ステップS31において正解情報が付与された商品情報GD201、GD202等を取得する。
そして、推定装置100は、ステップS32で取得した学習データLD2に含まれる商品情報を学習データとして追加する(ステップS33)。具体的には、推定装置100は、学習データLD2を学習データ記憶部121Aに追加する。
そして、推定装置100は、学習データに基づいてモデルを生成する(ステップS34)。例えば、推定装置100は、学習データ記憶部121A中の商品情報GD201、GD202等を学習データ(教師データ)として、学習を行なうことにより、モデルを生成する。なお、図10中の学習データ記憶部121Aにおいて商品IDの欄に図示する「1本」や「12本」については、対応する商品に含まれる個数を示し、個数は販売元による入力に基づいて特定したり、画像情報や文字情報等から推定したりしてもよい。
図10の例において、推定装置100が生成するモデルM21は、商品情報が入力された場合に複数の商品名の各々に対応する複数のスコアSCを出力するモデルである。例えば、モデルM21は、分類したい商品名が1000種類である場合、1000種類の商品名の各々に対応する100個のスコアを出力するモデルである。
ここから、図10に示すモデルM21は図1中のモデルM11と同様の構成であるが、モデルM21の構成について簡単に説明する。モデルM21は、商品情報のうち、画像情報が入力される入力層を有する部分モデルM21-1、文字情報が入力される入力層を有する部分モデルM21-2、及びスコアを出力する層を有する部分モデルM21-3を含む。
例えば、部分モデルM21-1は、入力された画像情報IMDから特徴情報FE1を抽出する部分モデルである。図10の例では、部分モデルM21-1は、画像情報の局所領域の畳み込みとプーリングとを繰り返す、いわゆる畳み込みニューラルネットワークにより構成されるものとする。なお、部分モデルM21-1は、CNNに限らず、RNN、LSTM等といった種々のニューラルネットワークであってもよい。
また、例えば、部分モデルM21-2は、入力された文字情報CHDから特徴情報FE2を抽出する部分モデルである。図10の例では、部分モデルM21-2は、CNNにより構成されるものとする。なお、部分モデルM21-2は、CNNに限らず、RNN、LSTM等といった種々のニューラルネットワークであってもよい。このように、図10に示すモデルM21は、商品情報に含まれる画像情報から特徴情報FE1を抽出し、文字情報から特徴情報FE2を抽出する。すなわち、モデルM21は、画像情報と文字情報とから独立して特徴を抽出する。
また、例えば、部分モデルM21-3は、部分モデルM21-1が抽出した特徴情報FE1及び部分モデルM21-2が抽出した特徴情報FE2の入力に応じて、スコアを出力する部分モデルである。例えば、部分モデルM21-3は、部分モデルM21-1における出力及び部分モデルM21-2における出力が入力される部分モデルである。
例えば、部分モデルM21-3の入力層には、部分モデルM21-1における出力層及び部分モデルM21-2における出力層が連結される。例えば、部分モデルM21-3の入力層における入力は、部分モデルM21-1における出力層のノード(ニューロン)及び部分モデルM21-2における出力層のノード(ニューロン)が全結合されてもよい。
上記のように、部分モデルM21-2は、特徴情報FE1、特徴情報FE2から商品全体の特徴を抽出しスコアを出力する部分モデルである。例えば、部分モデルM21-3は、CNNにより構成されてもよい。また、部分モデルM21-3は、CNNに限らず、RNN、LSTM等といった種々のニューラルネットワークであってもよい。
なお、部分モデルM21-1や部分モデルM21-2や部分モデルM21-3は、モデルM21内における各部の構成を説明するために便器的に付与する符号である。すなわち、モデルM21は、モデルM21外から見た場合、商品情報である画像情報及び文字情報が入力された場合に、各カテゴリに対応するスコアを出力する1つのモデルである。
例えば、推定装置100は、学習データLD2を用いてモデルM21を生成する。例えば、推定装置100は、モデルM21に商品情報GD201が入力された場合に、水Aに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。例えば、推定装置100は、モデルM21の部分モデルM21-1に商品情報GD201の画像IM201が入力され、部分モデルM21-2に商品情報GD201の文字情報CH201が入力された場合に、部分モデルM21-3が出力する水Aに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。また、例えば、推定装置100は、モデルM21に商品情報GD202が入力された場合に、水Aに対応するスコアが「1」に近づくように、学習処理を行う。すなわち、推定装置100は、モデルM21における出力(スコア)と、入力した商品情報に対応する正解情報との誤差が少なくなるようにパラメータ(接続係数)を補正するバックプロパゲーション等の処理によりモデルM21を生成する。例えば、推定装置100は、所定の損失(ロス)関数を最小化するようにバックプロパゲーション等の処理を行うことによりモデルM21を生成する。上述のような処理を繰り返すことで、推定装置100は、入力された商品情報に対応する商品名をより精度よく推定可能にするスコアを出力するモデルM21を生成することができる。なお、モデルの学習手法については、上述した手法に限定されるものではなく、任意の公知技術が適用可能である。すなわち、推定装置100は、学習データに含まれる商品情報が入力された場合に、正解情報に対応するスコアを出力するようにモデルM21を学習可能であれば、どのような手法によりモデルM21の生成を行ってもよい。
上記のような処理により、推定装置100は、図10中のモデル情報記憶部122に示すように、モデルID「M21」により識別されるモデル(モデルM21)を生成する。また、図10中のモデル情報記憶部122に示すように、モデルM21は用途「商品」、すなわち商品分類のために用いられるモデルであり、その具体的なモデルデータが「モデルデータMTD21」であることを示す。例えば、推定装置100は、モデルM21に商品情報を入力することにより、入力した商品情報の商品名が何である可能性が高いかを示すスコアを、モデルM21に出力させ、モデルM21が出力するスコアに基づいて商品名を推定する。
上述したように、推定装置100は、個数や色やサイズ(内容量)等によらず同じ商品を商品として分類するモデルM21を生成することにより、販売形態や特徴が異なる商品であっても、同じ商品の販売として把握可能にすることができる。これにより、推定装置100は、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
〔7.集計処理例〕
図10に示すモデルM21を用いて推定された商品名に基づく集計について図11を用いて説明する。図11は、実施形態に係る集計処理の一例を示す図である。図11中の商品情報記憶部123Aに示すように、推定装置100は、各商品について販売数を集計する。また、図11の例では、商品情報記憶部123Aに示すように、分類には図10中のモデルM21等により推定された商品名が記憶される。図11の例では、商品ID「GD201」により識別される商品の販売数は、「100」であることを示す。また、図11の例では、商品ID「GD202」により識別される商品の販売数は、「10」であることを示す。
推定装置100は、モデルM21を用いて推定された商品名に基づく集計を行う。図11の例では、推定装置100は、モデルM21を用いて推定された商品名「水A」の売上本数を集計する(ステップS41)。ここで、図11の例では、商品ID「GD201」により識別される商品は、商品名「水A」であり、商品に含まれる個数が「1」であると推定される。また、図11の例では、商品ID「GD202」により識別される商品は、商品名「水A」であり、商品に含まれる個数が「12」であると推定される。
そのため、推定装置100は、集計情報TL41に示すように、商品情報GD201及び商品情報GD202等の情報に基づいて、水Aの売上個数を220本と集計する。具体的には、推定装置100は、計算式CF41に示すように、商品情報GD201の販売数「100」に商品情報GD201の個数「1」を乗算した数と、商品情報GD202の販売数「10」に商品情報GD202の個数「12」を乗算した数とを合算することにより、水Aの売上個数を220本と集計する。
例えば、商品情報GD201と商品情報GD202とを別の商品として管理した場合、上記のような水Aとしての売上個数を算出することはできない。また、例えば、商品情報GD201及び商品情報GD202の販売数を単純に合算した場合、その値は「110」となり、その値の意味は不明となる。一方で、推定装置100は、商品情報GD201と商品情報GD202とを同一の商品名の商品を対象とする商品として管理し、各販売数と個数とに基づいて、売上個数を算出することにより、所望の単位での販売状況の把握が可能となる。例えば、推定装置100は、このように集計した売上個数に基づいて、商品のランキングを生成することにより、より正確に販売状況を反映したランキングを生成可能となる。
また、図11の例では、推定装置100は、サイズの異なる商品情報GD211と商品情報GD212とを同一の商品名「化粧水C」の商品として管理し、売上個数(60=50+10)を算出することにより、商品名「化粧水C」の売上個数での販売状況の把握が可能となる。なお、推定装置100は、商品情報GD211と商品情報GD212とを同一の商品名「化粧水C」の商品を対象とする商品として管理し、各販売数と容量とに基づいて、総容量を集計してもよい。また、図11の例では、推定装置100は、色の異なる商品情報GD221と商品情報GD222とを同一の商品名「財布E」の商品として管理し、売上個数(6=2+4)を算出することにより、商品名「財布E」の売上個数での販売状況の把握が可能となる。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る推定装置100は、取得部131と、推定部133とを有する。取得部131は、複数の販売元が提供する商品を購入可能な電子商取引サービスにおける出品に関する情報を取得する。また、推定部133は、取得部131により取得された出品に関する情報に基づいて、出品の対象に関する情報を推定する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、出品に関する情報に基づいて、出品の対象に関する情報を推定することにより、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、出品の対象の属性情報を出品の対象に関する情報として推定する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、出品の対象の属性情報を出品の対象に関する情報として推定することにより、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、出品の対象を出品の対象に関する情報として推定する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、出品の対象を出品の対象に関する情報として推定することにより、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、対象の推定に用いられるモデルであって、出品に関する情報が入力されたモデルの出力に基づいて、出品の対象に関する情報を推定する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、対象の推定に用いられるモデルであって、出品に関する情報が入力されたモデルの出力に基づいて、出品の対象に関する情報を推定することにより、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、出品に関する複数の種別の情報を取得する。推定部133は、出品に関する複数の種別の情報が入力されたモデルの出力に基づいて、出品の対象に関する情報を推定する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、出品に関する複数の種別の情報が入力されたモデルの出力に基づいて、出品の対象に関する情報を推定することにより、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、取得部131は、出品に関する画像情報及び文字情報を取得する。推定部133は、画像情報及び文字情報が入力されたモデルの出力に基づいて、出品の対象に関する情報を推定する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、画像情報及び文字情報が入力されたモデルの出力に基づいて、出品の対象に関する情報を推定することにより、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、所定の情報により生成されたニューラルネットワークを含むモデルを用いて、出品の対象に関する情報を推定する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、所定の情報により生成されたニューラルネットワーク(CNN)を含むモデルを用いて、出品の対象に関する情報を推定することにより、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、畳み込み処理及びプーリング処理を行うニューラルネットワークを含むモデルを用いて、出品の対象に関する情報を推定する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、畳み込み処理及びプーリング処理を行うニューラルネットワークを含むモデルを用いて、出品の対象に関する情報を推定することにより、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100は、生成部132を有する。生成部132は、モデルを生成する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、モデルを生成し、生成したモデルを用いて出品の対象に関する情報を推定することにより、電子商取引サービスにおける情報の正確性の向上を可能にすることができる。
また、実施形態に係る推定装置100は、提供部134を有する。提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報を提供する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、推定された出品の対象に関する情報を提供することにより、電子商取引サービスにおける正確性の高い情報を提供することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報に基づいて、所定のユーザへ推奨する商品に関する情報を提供する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、推定された出品の対象に関する情報に基づいて、所定のユーザへ推奨する商品に関する情報を提供することにより、電子商取引サービスにおける正確性の高い情報を提供することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報に基づいて、出品における情報入力をアシストする情報を提供する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、推定された出品の対象に関する情報に基づいて、出品における情報入力をアシストする情報を提供することにより、電子商取引サービスにおける正確性の高い情報を提供することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、電子商取引サービスとは異なる電子商取引サービスにおける情報を用いて、出品の対象に関する情報を推定する。また、提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報に基づいて、電子商取引サービスにおける情報入力をアシストする情報を提供する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、電子商取引サービス(例えばオークションサービス)とは異なる電子商取引サービス(例えばネットショッピングモール)における情報を用いて、推定された出品の対象に関する情報に基づいて、電子商取引サービス(例えばオークションサービス)における情報入力をアシストする情報を提供することにより、電子商取引サービス(例えばオークションサービス)における正確性の高い情報を提供することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、推定部133は、電子商取引サービスとは異なる電子商取引サービスにおける情報に基づいて生成されたモデルを用いて、出品の対象に関する情報を推定する。また、提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報に基づいて、電子商取引サービスにおける情報入力をアシストする情報を提供する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、電子商取引サービス(例えばオークションサービス)とは異なる電子商取引サービス(例えばネットショッピングモール)における情報に基づいて生成されたモデルを用いて、推定された出品の対象に関する情報に基づいて、電子商取引サービス(例えばオークションサービス)における情報入力をアシストする情報を提供することにより、電子商取引サービス(例えばオークションサービス)における正確性の高い情報を提供することができる。
また、実施形態に係る推定装置100において、提供部134は、推定部133により推定された出品の対象に関する情報に基づいて、商品のランキング情報を提供する。
このように、実施形態に係る推定装置100は、推定された出品の対象に関する情報に基づいて、商品のランキング情報を提供することにより、電子商取引サービスにおける正確性の高い情報を提供することができる。
〔9.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る推定装置100は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、推定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る推定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムまたはデータ(例えば、モデルM11(モデルデータMDT11))を実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM11(モデルデータMDT11))を記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔10.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 推定システム
100 推定装置
121 学習データ記憶部
122 モデル情報記憶部
123 商品情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 生成部
133 推定部
134 提供部
10 管理者装置
20 販売元装置
N ネットワーク

Claims (16)

  1. 複数の販売元が提供する商品を購入可能な電子商取引サービスにおける出品に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された出品に関する情報に基づいて、前記出品の対象に関する情報を推定する推定部と、
    前記推定部により推定された前記出品の対象に関する情報に基づくサービスを提供する提供部と、
    を備え、
    前記提供部は、
    前記推定部により推定された前記出品の対象に関する情報に基づいて、異なる商品IDにより管理される出品の対象であって、推定される商品名が同じである出品の対象を1つの商品とし、色の異なる場合も同一の商品として集計した各商品の売上個数に基づいて、商品のランキングを生成し、生成した商品のランキングの情報を提供する処理を前記サービスの一部として少なくとも実行することを特徴とする推定装置。
  2. 前記推定部は、
    前記出品の対象の属性情報を前記出品の対象に関する情報として推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の推定装置。
  3. 前記推定部は、
    前記出品の対象の名称を前記出品の対象に関する情報として推定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の推定装置。
  4. 前記推定部は、
    対象の推定に用いられるモデルであって、前記出品に関する情報が入力されたモデルの出力に基づいて、前記出品の対象に関する情報を推定する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の推定装置。
  5. 前記取得部は、
    前記出品に関する複数の種別の情報を取得し、
    前記推定部は、
    前記出品に関する複数の種別の情報が入力された前記モデルの出力に基づいて、前記出品の対象に関する情報を推定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の推定装置。
  6. 前記取得部は、
    前記出品に関する画像情報及び文字情報を取得し、
    前記推定部は、
    前記画像情報及び前記文字情報が入力された前記モデルの出力に基づいて、前記出品の対象に関する情報を推定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の推定装置。
  7. 前記推定部は、
    所定の情報により生成されたニューラルネットワークを含む前記モデルを用いて、前記出品の対象に関する情報を推定する
    ことを特徴とする請求項4~6のいずれか1項に記載の推定装置。
  8. 前記推定部は、
    畳み込み処理及びプーリング処理を行う前記ニューラルネットワークを含む前記モデルを用いて、前記出品の対象に関する情報を推定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の推定装置。
  9. 前記モデルを生成する生成部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4~8のいずれか1項に記載の推定装置。
  10. 前記提供部は、
    前記推定部により推定された前記出品の対象に関する情報を提供する処理を前記サービスの一部としてさらに実行する
    ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の推定装置。
  11. 前記提供部は、
    前記推定部により推定された前記出品の対象に関する情報に基づいて、所定のユーザへ推奨する商品に関する情報を提供する処理を前記サービスの一部としてさらに実行する
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の推定装置。
  12. 前記提供部は、
    前記推定部により推定された前記出品の対象に関する情報に基づいて、前記出品における情報入力をアシストする情報を提供する処理を前記サービスの一部としてさらに実行する
    ことを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の推定装置。
  13. 前記推定部は、
    前記電子商取引サービスとは異なる電子商取引サービスにおける情報を用いて、前記出品の対象に関する情報を推定し、
    前記提供部は、
    前記推定部により推定された前記出品の対象に関する情報に基づいて、前記電子商取引サービスにおける情報入力をアシストする情報を提供する処理を前記サービスの一部としてさらに実行する
    ことを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載の推定装置。
  14. 前記推定部は、
    前記電子商取引サービスとは異なる電子商取引サービスにおける情報に基づいて生成されたモデルを用いて、前記出品の対象に関する情報を推定し、
    前記提供部は、
    前記推定部により推定された前記出品の対象に関する情報に基づいて、前記電子商取引サービスにおける情報入力をアシストする情報を提供する処理を前記サービスの一部としてさらに実行する
    ことを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載の推定装置。
  15. コンピュータが実行する推定方法であって、
    複数の販売元が提供する商品を購入可能な電子商取引サービスにおける出品に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された出品に関する情報に基づいて、前記出品の対象に関する情報を推定する推定工程と、
    前記推定工程により推定された前記出品の対象に関する情報に基づくサービスを提供する提供工程と、
    を含み、
    前記提供工程は、
    前記推定工程により推定された前記出品の対象に関する情報に基づいて、異なる商品IDにより管理される出品の対象であって、推定される商品名が同じである出品の対象を1つの商品とし、色の異なる場合も同一の商品として集計した各商品の売上個数に基づいて、商品のランキングを生成し、生成した商品のランキングの情報を提供する処理を前記サービスの一部として少なくとも実行することを特徴とする推定方法。
  16. 複数の販売元が提供する商品を購入可能な電子商取引サービスにおける出品に関する情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された出品に関する情報に基づいて、前記出品の対象に関する情報を推定する推定手順と、
    前記推定手順により推定された前記出品の対象に関する情報に基づくサービスを提供する提供手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記提供手順は、
    前記推定手順により推定された前記出品の対象に関する情報に基づいて、異なる商品IDにより管理される出品の対象であって、推定される商品名が同じである出品の対象を1つの商品とし、色の異なる場合も同一の商品として集計した各商品の売上個数に基づいて、商品のランキングを生成し、生成した商品のランキングの情報を提供する処理を前記サービスの一部として少なくとも実行することを特徴とする推定プログラム。
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