JP2018045120A - フィルタホルダユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタホルダ本体外部からフィルタ内部への水や埃の侵入を防止するフィルタホルダユニットを提供する。【解決手段】フィルタホルダユニット100は、鏡筒の一部であるフィルタホルダベース2と、フィルタホルダベース2への挿脱可能なフィルタホルダ1とからなる。フィルタホルダベース2は、フィルタホルダ1を取り外す方向の付勢部材30を有し、フィルタホルダ1は、つまみ12と、つまみ軸部と、フィルタホルダ本体10と一体の軸受とを有する。つまみ軸部は、軸受との回転摺動部にOリングとロック板とが設けられ、ロック板は、つまみ12とつまみ軸部と共に回動し、ロック板をフィルタホルダベース2と係合させることで、フィルタホルダ1が交換レンズ鏡筒に固定される。【選択図】図1

Description

本発明は、交換レンズなどの光学装置に使用する挿脱可能な差込フィルタに関する。
従来、レンズ鏡筒の前玉にフィルタを装着するよりも光束が絞られたレンズ鏡筒の途中にフィルタを装着することでフィルタを小さくできることから、レンズ鏡筒の途中に挿脱可能なフィルタを有する交換レンズがある。
近年、交換レンズやカメラ本体は、外部から内部への水や埃の侵入を防ぐ防塵防滴構造であることが多い。このような交換レンズに用いられるフィルタホルダも同様に、防塵防滴構造であることが求められる。
特許文献1は、ねじ込み式フィルタでもフィルム状フィルタでも、また、これらを単独でも同時にでも使用でき、レンズ鏡筒への着脱を容易に行うことのできる、構造の単純なフィルタホルダを開示している。
実開平04−129120号公報
しかしながら、特許文献1に記載のフィルタホルダは、フィルタホルダへの侵入する水や埃のことが考慮されておらず、侵入を抑えるためのOリングなども備えていない。その結果、特許文献1に記載のフィルタホルダを交換レンズ鏡筒から取り外す場合、着脱ノブ15を押し込みながら90°回転させ、ロックピン25を保持溝27に保持する。この構造では、着脱ノブ15を押し込んだ際、着脱ノブ15に付着していた水や埃が、フィルタホルダ内部に侵入してしまう。以上のことから、特許文献1に記載のフィルタホルダは、カメラボディや交換レンズ鏡筒が防塵防滴構造であっても、周辺部よりフィルタホルダ内部へ水や埃が侵入してしまうという課題を有する。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、交換レンズ鏡筒への取り外し時にフィルタホルダ本体外部からフィルタ内部への水や埃の侵入を防止する防塵防滴機能を有するフィルタホルダユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段である第1の発明は、フィルタホルダユニットであって、交換レンズ鏡筒の一部でありフィルタホルダの挿脱が可能なフィルタホルダベースと、フィルタが着脱可能であり、前記フィルタホルダベースへの挿脱可能な前記フィルタホルダとからなるフィルタホルダユニットであり、前記フィルタホルダベースは、前記フィルタホルダを前記フィルタホルダベースより取り外す方向へ押し出す付勢部材を有し、前記フィルタホルダは、フィルタホルダつまみと、フィルタホルダつまみ軸部を有し、前記フィルタホルダは、フィルタホルダ本体と一体の軸受を有し、前記軸受に前記フィルタホルダつまみ軸部を軸支させ、前記フィルタホルダつまみ軸部は、前記軸受との回転摺動部にはOリング、下端にはロック板がそれぞれ設けられ、前記ロック板は、前記フィルタホルダつまみと前記フィルタホルダつまみ軸部と共に回動し、前記ロック板を前記フィルタホルダベースと係合させることで、前記フィルタホルダが前記交換レンズ鏡筒に固定されることを特徴とする。
また、上述の課題を解決するための手段である第2の発明は、交換レンズ鏡筒の一部でありフィルタホルダの挿脱が可能なフィルタホルダベースと、フィルタが着脱可能であり、前記フィルタホルダベースへの挿脱可能な前記フィルタホルダとからなるフィルタホルダユニットであり、前記フィルタホルダベースは、ロックピンと、前記ロックピンを押し出す弾性部材と、前記フィルタホルダを前記フィルタホルダベースより取り外す方向へ押し出す付勢部材を有し、前記フィルタホルダは、前記フィルタホルダを前記フィルタホルダベースに挿入した際、前記ロックピンと係合する第1係合部と、フィルタホルダつまみと、フィルタホルダつまみ軸部を有し、前記フィルタホルダは、フィルタホルダ本体と一体の軸受を有し、前記軸受にフィルタホルダつまみ軸部を軸支させ、前記フィルタホルダつまみ軸部は、前記軸受との摺動部にはOリングが、下端にはロック解除板がそれぞれ設けられ、前記ロック解除板は、前記フィルタホルダつまみと前記フィルタホルダ軸部と共に回動し、前記ロックピンと前記第1係合部が係合することで、前記フィルタホルダが前記交換レンズ鏡筒に固定され、前記ロック解除板の回動により前記ロックピンと前記第1係合部の係合関係が解消されることを特徴とする。
また、上述の課題を解決するための手段である第3の発明は、第2の発明であるフィルタホルダユニットであり、さらに前記フィルタホルダは、前記ロック解除板を前記ロックピンと前記第1係合部が係合可能な向きに回動するバネ部材を有することを特徴とする。
また、上述の課題を解決するための手段である第4の発明は、第2の発明又は第3の発明のいずれかであるフィルタホルダユニットであり、さらに前記フィルタホルダは、前記第1係合部から前記フィルタと光軸Oとの交点Xの方向に第2係合部を有し、前記第1係合部と前記ロックピンとの係合関係が解除され、前記付勢部材により、前記フィルタホルダが付勢された際、前記ロックピンと前記第2係合部が係合することにより、前記フィルタホルダが飛び出すことを防止することを特徴とする。
また、上述の課題を解決するための手段である第5の発明は、第2の発明乃至第4の発明のいずれかであるフィルタホルダユニットであり、さらに前記フィルタホルダは、係止部を有し、前記係止部は、前記フィルタホルダ本体のうち、前記ロックピンと係合する前記第1係合部と前記第2係合部とは異なる面にあり、前記係止部は、前記フィルタと光軸Oの交点Xから前記係止部までの距離より前記フィルタと光軸Oの交点Xから前記第1係合部までの距離が短くなる位置に配置され、前記ロックピンを係止することで、前記フィルタホルダの誤挿入を防止することを特徴とする。
本発明によれば、交換レンズ鏡筒からの取り外し時にフィルタホルダ本体外部からフィルタ内部への水や埃の侵入を防止する防塵防滴機能を有するフィルタホルダユニットを提供することができる。
本発明の実施例に係る斜視図 本発明の実施例1に係るフィルタホルダ1の断面図 本発明の実施例2に係るフィルタホルダ1の断面図 本発明の実施例2に係るフィルタホルダ1の第1係合部22とロックピン40の関係図 本発明の実施例2に係るフィルタホルダ1の係止部Bと第1係合部貫通孔221の図
以下、添付の図面に従って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態に係るフィルタホルダユニット100の図面である。尚、図1は、本発明の説明を簡単にするために簡略化されている。
図2と図3は、フィルタホルダ1を図1中Aに沿った実施例1と実施例2の断面図である。
図4は、フィルタホルダ1のロック板122とロックピンの係合関係を示した図である。
図5は、フィルタホルダ1のロック板122とロックピンの係合と反対側にある係止部の図である。
なお、図中上下方向は光軸に垂直な方向、図中左右方向は光軸と水平な方向となる。図1乃至図5のフィルタホルダ1は、ゼラチンフィルタなどフィルタ自体を省略している。また、図1は左側が物体側、右側が撮像素子側となり、図2〜図5は左側が撮像素子側、右側が物体側となる。また、図中のOは不図示の交換レンズ鏡筒の光軸を表し、不図示のフィルタの光軸も含まれる。不図示のフィルタと光軸Oとの交点を交点Xとする。
フィルタホルダユニット100は、フィルタホルダ1とフィルタホルダベース2とから構成される。フィルタホルダ1は、不図示の交換レンズ鏡筒の一部であるフィルタホルダベース2に挿脱可能である。フィルタホルダ1は、不図示のフィルタが配置されるフィルタ枠14を保持するフィルタホルダ本体10と交換レンズ鏡筒の外周面に沿った外観板11とを有する。
フィルタホルダ本体10は、フィルタ枠14を保持する。フィルタ枠14にはフィルタがセットされる。本願実施例図1から図5では、フィルタは不図示である。
外観板11は、不図示の交換レンズ鏡筒の一部であるフィルタホルダベース2の開口部と一致する形状とする。また、フィルタホルダ1はフィルタホルダベース2の開口部に沿うように緩衝材13を有することで水や埃の侵入を防止している。外観板11は、軸受を設け、軸部121を軸支する。
フィルタホルダつまみ12は、フィルタホルダ1を交換レンズ鏡筒に挿入した際、第1実施例では、交換レンズ鏡筒から脱落を防止するロック板122を操作するつまみであり、第2実施例では、ロック解除板20を操作するためのつまみである。第1実施例では、フィルタホルダつまみ12を回転させることで、軸部121と切欠き板であるロック板122が一体となって回転し、ロック板122が交換レンズ鏡筒の一部であるフィルタホルダベース2と係合状態と係合解消状態を切り替えることが可能である。つまり、係合状態であれば、フィルタホルダ1は交換レンズ鏡筒にロックされるのでフィルタホルダ1の脱落を防ぐ。係合解消状態であれば、フィルタホルダ1は交換レンズ鏡筒から抜き出すことが可能となる。フィルタホルダつまみ12と軸部121は一体ものであっても別体でも構わないことは言うまでもない。
緩衝材13は、防塵防滴機能を有した緩衝材である。緩衝材13は、外観板11とフィルタホルダベース2の間に配置され防塵防滴機能を発揮する。
第1実施例で用いるロック板122は、軸部121の下端に配置され、使用者がフィルタホルダつまみ12を回転させることで、一体となって回転し、フィルタホルダベース2と係合する。かかる係合によって、フィルタホルダ1は不図示の交換レンズ鏡筒にロックされる。
実施例1は、フィルタホルダ1がフィルタホルダベース2と係合と係合解消状態をフィルタホルダつまみ12とフィルタホルダつまみ12と一体回転するロック板122の回転のみで切り替えることが可能である。従って、フィルタホルダ1の内部と外部を行き来する部材は存在しない。その結果、フィルタホルダ1外部に付着する水や埃がフィルタホルダ1の抜去操作時に、フィルタホルダ1の外部と内部を行き来する部材に付着してフィルタホルダ1内部へ浸入することを防ぐ構成となる。
ロック板カバー21は、第1係合部22を有する。フィルタホルダ1をフィルタホルダベース2へ挿入した場合、使用者がフィルタホルダつまみ12を回転させることで、ロック板122の一部が第1係合部22を突き抜けて、フィルタホルダベース2と係合する。図2中のロック板122は、第1係合部22を突き抜けて、不図示のフィルタホルダベース2と係合状態である。
付勢部材30は、フィルタホルダベース2から取り出す方向へフィルタホルダ1を押し出す。
Oリング31は、外観板11とフィルタホルダ12の軸部121の間に配置される。軸部121は、フィルタホルダ12と一体回転するので、軸部121が回転するために軸部121と外観板11の間にクリアランスが必要となる。従って、Oリング31を配置することで、軸部121と外観板11の摺動部から水や埃の侵入を防いでいる。
次に実施例2について図3乃至図5を用いて説明する。
実施例1は、ロック板122をフィルタホルダベース2との係合と係合の解消を切り替えることで、フィルタホルダ1を不図示の交換レンズ鏡筒とのロックとロック解除を行っていた。
一方、実施例2では、フィルタホルダベース2は、ロックピン40とロックピン40を押し出すための弾性部材41とを備えている。フィルタホルダ1のロック板カバー21は、第1係合部22に加えて第2係合部23を有する。ロックピン40と弾性部材41は、フィルタホルダベース2にフィルタホルダ1が挿入された際、第1係合部22及び第2係合部23と対面する箇所に配置される。図4は、フィルタホルダベース2が有するロックピン40と弾性部材41と、フィルタホルダ1が有するロック板カバー21と第1係合部22と第2係合部23との関係性を示した図である。但し、フィルタホルダベース2は不図示としている。
フィルタホルダ1は、実施例1ではロック板122が第1係合部22を突き抜けてフィルタホルダベース2と係合していた。第2実施例ではフィルタホルダ1をフィルタホルダベースに挿入し、使用者がフィルタホルダつまみ12を回転させることでロック解除板20も一体回転し、弾性部材41に押し出されたロックピン40と第1係合部22が係合することでフィルタホルダ1は交換レンズ鏡筒にロックされる。その結果、フィルタホルダ1の脱落を防ぐ。また、フィルタホルダ1を抜去する場合、使用者がフィルタホルダつまみ12を回転させることでロック解除板20が一体回転し、ロックピン40を弾性部材41による力に逆らって第1係合部22より押し出すことで第1係合部22とロックピン40の係合関係を解消する。その結果、付勢部材30の力によってフィルタホルダ1はフィルタホルダベース2より付勢される。
ロック解除板20について説明する。上述したようにフィルタホルダ1を抜去するためにロックピン40と第1係合部22の係合関係を解除する場合、ロック解除板20は、ロックピン40を押し出す状態の向きであり、フィルタホルダ1をフィルタホルダベース2に挿入した場合、ロック解除板20は、ロックピン40を受け入れる状態の向きにある。
さらには、第2実施例で用いるロック解除板20は、不図示のバネ部材を有している。このバネ部材を有することで、常にロック解除板20は、ロックピン40を受け入れる状態の向きを維持することができる。常にロック解除板20は、ロックピン40を受け入れる状態の向きを維持することで、常にロックピン40と第1係合部22とが係合可能となる。つまり、使用者がフィルタホルダ1をフィルタホルダベース2に挿入する際に、ロック解除板20の向きを気にしないで済む。
次に、第2実施例は、ロック板カバー21に第1係合部22に加えて第2係合部23を有する。第2係合部23は、第1係合部22からフィルタ(不図示)の光軸O方向へ下がった位置に配置される。第2係合部23が存在することで、付勢部材30により付勢されたフィルタホルダ1は、第2係合部23とロックピン40が係合し、フィルタホルダ1の一部がフィルタホルダベース2より突出した状態にとどまる。第2係合部23が存在しないと付勢部材30の力加減によっては、フィルタホルダ1が、勢いよく飛び出してしまう。
なお、第2係合部23とロックピン40が係合し、フィルタホルダ1の一部がフィルタホルダベース2より突出する際の突出量は、第1係合部22と第2係合部23の距離となる。
また、本願実施例はロック板カバー21を用いたが、ロック板カバー21を用いずにフィルタホルダ本体10や外観板11のロックピンと係合する位置に第1係合部22と第2係合部23を設けてもよいのは言うまでもない。
フィルタホルダ1のロック解除板20に配置される第2係合部23は、図3や図4に図示されるように面取りされている。これは、フィルタホルダ1をフィルタホルダベース2に挿入する際、ロックピン40は第1係合部22と係合しフィルタホルダ1がロックされる前に一時的に第2係合部23と係合する状態となる。この時、第2係合部23が面取りされていることでロックピン40が第2係合部23に係合後も滑らかに動き第1係合部22との係合状態となることで、フィルタホルダ1がロックされることとなる。
また、フィルタホルダベース2の備えるロックピン40の先端も面取りすることで、より確実にロックピン40が第2係合部23に引っかかることなくフィルタホルダ1がロックされる。
また、付勢部材30の付勢力は、ロックピン40が第2係合部23に係合されている状態で付勢力がゼロとなるように設定することで、第2係合部23が面取りされていてもフィルタホルダ1が飛び出す事を防止することができる。
これまで説明してきたように、フィルタホルダ1をロックピン40と第1係合部22と第2係合部23が対面する向きでフィルタホルダベース2に入れることを順方向とし、反対の向きで入れることを誤挿入とする。
また本願発明の実施例2は、フィルタホルダ1を物体側と撮像素子側を本来入れる向きと反対にフィルタホルダベース2へ挿入された場合、つまり誤挿入した場合、ロックピン40がフィルタホルダ本体10の第1係合部22と第2係合部23が配置される面とは反対の面と係止する。その結果、フィルタホルダ1をこれ以上、挿入できなくなる。結果、ロックピン40を誤挿入防止として用いることも可能である。
ここで、図3にあるように第1係合部22は、撮像素子側から物体側まで貫通しており、第1係合部22と異なる面の孔を第1係合部貫通孔221とする。
本願発明の実施例2は、図5に示すように、フィルタホルダ1を誤挿入した場合、第1係合部貫通孔221のある面の図中フィルタホルダ本体10のB点が、係止部の役割を果たす。さらに、フィルタホルダ本体10のB点は、面取りがされていないため、フィルタホルダ1がフィルタホルダベース2に挿入されても、ロックピン40がフィルタホルダ本体10のB点と当接し係止されるので、これより先にフィルタホルダ1を挿入する方向に進めることができない。以上のことから、ロックピン40はフィルタホルダ本体10のB点の係止部で係止されるので、フィルタホルダ1の誤挿入防止の役割を果たす。
係止部の位置は、第1係合部22及び第2係合部23が配置される面とは反対の面であり、かつ光軸Oと不図示のフィルタとの交点Xから第1係合部貫通孔221を結ぶ直線上に配置される。
また、第1係合部22がフィルタホルダ本体10を貫通せず第1係合部貫通孔221が存在しない場合、不図示のフィルタの平面を基準とし、第1係合部22の面対称の位置を第1係合部貫通孔221の位置と仮定することで係止部の位置を特定することが出来る。
さらには、第1係合部貫通孔221は、フィルタ光軸方向の辺が図5のように面取りされている。この面取りがあることによって、係止部が削られるなどしてロックピン40が係止部を超えて第1係合部貫通孔221に挿入してしまっても、ロックピン40は第1係合部貫通孔221から容易に抜ける。つまり、フィルタホルダ1が誤挿入したとしても、フィルタホルダベース2から容易に抜き出すことが可能となる。
以上のことから、本願発明は実施例2も実施例1と同様に、フィルタホルダ1を交換レンズ鏡筒より抜去する際に、摺動作用を要しない構造となっている。具体的には、フィルタホルダ1の外部と内部を行き来する部材は存在しない。その結果、フィルタホルダ1外部に付着する水や埃がフィルタホルダ1の抜去操作時に、フィルタホルダ1の外部と内部を行き来する部材に付着してフィルタホルダ1内部へ侵入することを防ぐ構成となる。
1 フィルタホルダ
2 フィルタホルダベース
10 フィルタホルダ本体
100 フィルタホルダユニット
11 外観板
12 フィルタホルダつまみ
121 軸部
122 ロック板
13 緩衝材
14 フィルタ枠
20 ロック解除板
21 ロック板カバー
22 第1係合部
221 第1係合部貫通孔
23 第2係合部
30 付勢部材
31 Oリング
40 ロックピン
41 弾性部材

Claims (5)

  1. 交換レンズ鏡筒の一部でありフィルタホルダの挿脱が可能なフィルタホルダベースと、
    フィルタが着脱可能であり、前記フィルタホルダベースへの挿脱可能な前記フィルタホルダとからなるフィルタホルダユニットであり、
    前記フィルタホルダベースは、前記フィルタホルダを前記フィルタホルダベースより取り外す方向へ押し出す付勢部材を有し、
    前記フィルタホルダは、
    フィルタホルダつまみと、
    フィルタホルダつまみ軸部を有し、
    前記フィルタホルダは、フィルタホルダ本体と一体の軸受を有し、前記軸受に前記フィルタホルダつまみ軸部を軸支させ、
    前記フィルタホルダつまみ軸部は、前記軸受との回転摺動部にはOリング、下端にはロック板がそれぞれ設けられ、
    前記ロック板は、前記フィルタホルダつまみと前記フィルタホルダつまみ軸部と共に回動し、
    前記ロック板を前記フィルタホルダベースと係合させることで、前記フィルタホルダが前記交換レンズ鏡筒に固定されることを特徴とするフィルタホルダユニット。
  2. 交換レンズ鏡筒の一部でありフィルタホルダの挿脱が可能なフィルタホルダベースと、
    フィルタが着脱可能であり、前記フィルタホルダベースへの挿脱可能な前記フィルタホルダとからなるフィルタホルダユニットであり、
    前記フィルタホルダベースは、
    ロックピンと、
    前記ロックピンを押し出す弾性部材と、
    前記フィルタホルダを前記フィルタホルダベースより取り外す方向へ押し出す付勢部材を有し、
    前記フィルタホルダは、
    前記フィルタホルダを前記フィルタホルダベースに挿入した際、前記ロックピンと係合する第1係合部と、
    フィルタホルダつまみと、
    フィルタホルダつまみ軸部を有し、
    前記フィルタホルダは、フィルタホルダ本体と一体の軸受を有し、前記軸受にフィルタホルダつまみ軸部を軸支させ、
    前記フィルタホルダつまみ軸部は、前記軸受との摺動部にはOリングが、下端にはロック解除板がそれぞれ設けられ、
    前記ロック解除板は、前記フィルタホルダつまみと前記フィルタホルダ軸部と共に回動し、
    前記ロックピンと前記第1係合部が係合することで、前記フィルタホルダが前記交換レンズ鏡筒に固定され、
    前記ロック解除板の回動により前記ロックピンと前記第1係合部の係合関係が解消されることを特徴とするフィルタホルダユニット。
  3. 前記フィルタホルダは、
    前記ロック解除板を前記ロックピンと前記第1係合部が係合可能な向きに回動するバネ部材を有することを特徴とする請求項2に記載のフィルタホルダユニット。
  4. 前記フィルタホルダは、
    前記第1係合部から前記フィルタと光軸Oとの交点Xの方向に第2係合部を有し、
    前記第1係合部と前記ロックピンとの係合関係が解除され、前記付勢部材により、前記フィルタホルダが付勢された際、
    前記ロックピンと前記第2係合部が係合することにより、前記フィルタホルダが飛び出すことを防止することを特徴とする請求項2又は3に記載のフィルタホルダユニット。
  5. 前記フィルタホルダは、
    係止部を有し、
    前記係止部は、前記フィルタホルダ本体のうち、前記ロックピンと係合する前記第1係合部と前記第2係合部とは異なる面にあり、
    前記係止部は、前記フィルタと光軸Oの交点Xから前記係止部までの距離より前記フィルタと光軸Oの交点Xから前記第1係合部までの距離が短くなる位置に配置され、
    前記ロックピンを係止することで、前記フィルタホルダの誤挿入を防止することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のフィルタホルダユニット。
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