JP2018043556A - 表皮材の製造方法および表皮材 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステッチ模様を見栄えよくする。【解決手段】裏側にクッション層20を有するシートを表皮材12の形状に成形する際に、ステッチ形成位置を裏側から圧縮することで、ステッチ形成位置が表皮材12におけるステッチ形成位置以外の設定板厚Dsよりも薄い調整板厚Dtで一定になるように、クッション層20を成形する。そして、表皮材12のステッチ形成位置をミシン等により糸16で縫って、ステッチ模様14をステッチ形成位置に形成する。【選択図】図2

Description

この発明は、ステッチ模様を有する表皮材の製造方法および表皮材に関するものである。
自動車等の車両における乗員室内には、所定の形状に成形された硬質な基材と、この基材の表面に貼り付けられた表皮材とからなるインストルメントパネル、フロアコンソール、ドアパネルなど、各種の車両内装部材が配設されている。表皮材は、車両内装部材の表面にソフト感を持たせるために、意匠面を構成する表皮層の裏側に発泡体などからなるクッション層を積層したものが用いられている。車両内装部材は、乗員室内の質感や雰囲気に大きく寄与する部材であるため、ミシンを使用して糸によるステッチを表皮材に設け、本革の質感を付与したものが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2011−46311号公報
車両内装部材は、射出成形等により所定形状に成形された基材と、シートを真空成形等により所定形状に成形した表皮材とを、接着剤などで貼り合わせることで得られる。表皮材は、成形時に湾曲部分が引き延ばされたりして、設計で設定された板厚で全体を形成することが難しい。従って、表皮材を所定形状に成形した後に、ミシンでステッチを設けると、表皮材の板厚がバラバラであることから、ミシンの針や糸にかかるテンションが変化し、表面にしわが生じることがある。特に、表皮材においてステッチを形成する部位の板厚が急激に変化していると、ステッチの糸目がほつれたり、よれたりすることもあり、ステッチ模様の見栄えが一定にならない。
すなわち本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、見栄えのよいステッチ模様が得られる表皮材の製造方法および見栄えのよいステッチ模様を有する表皮材を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の表皮材の製造方法は、
縫った糸によるステッチ模様を有する表皮材の製造方法であって、
裏側にクッション層を有するシートを賦形して前記表皮材に成形する際に、該シートにおいて前記ステッチ模様が形成される部位となるステッチ形成位置を裏側から圧縮することで、前記ステッチ形成位置が表皮材における該ステッチ形成位置以外の設定板厚よりも薄い調整板厚で一定になるように、前記クッション層を成形し、
前記ステッチ形成位置を糸で縫って、前記ステッチ模様を該ステッチ形成位置に形成するようにしたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、表皮材を所定の意匠形状に成形する際に、ステッチ模様のステッチ形成位置を一定の調整板厚になるように成形し、一定の調整板厚にしたステッチ形成位置にステッチ模様を形成するので、糸で縫うときの針や糸にかかるテンションが一定になる。従って、表皮材にしわが入ることや、縫い目のほつれやよたり等が発生することなどを防止できる。このように、表皮材を成形した後にステッチ模様を形成しても、表皮材の板厚の変動に影響されることなく、見栄えのよいステッチ模様を備えた表皮材を得ることができる。
請求項2に係る発明では、加熱により軟化させた前記シートを、成形型にセットし、
前記シートの表側から減圧して前記成形型の型面に沿わせて該シートを賦形する真空成形を行うと共に、該シートを裏側から該成形型で圧縮成形して、前記ステッチ形成位置を前記調整板厚にすることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、真空成形に伴う表皮材の板厚の変動に影響されることなくステッチ形成位置を一定の板厚にできるので、見栄えのよいステッチ模様を備えた表皮材を得ることができる。
請求項3に係る発明では、前記シートは、表皮材の表面側を構成する表皮層と、該表皮層に積層して設けられて、表皮材の裏面側を構成する前記クッション層とを有し、
発泡体からなる前記クッション層を圧縮成形して、前記ステッチ形成位置を前記調整板厚にすることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、表皮材の裏面側を構成するクッション層を圧縮して調整板厚にしているので、意匠面となる表皮材の表側に、見栄えの悪化などの影響を与えない。
請求項4に係る発明では、前記シートを得るべき表皮材の意匠形状に成形することに伴って変化する該シートの板厚のうちで前記設定板厚よりも薄くなる部位を基準として、前記ステッチ形成位置を一定の調整板厚にすることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、成形に伴う表皮材の板厚の変動に応じて、調整板厚を設定することで、より見栄えのよいステッチ模様を得ることができる。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項5に係る発明の表皮材は、
裏側がクッション層で構成されると共に、縫った糸によるステッチ模様を有する表皮材であって、
前記ステッチ模様のステッチ形成位置に対応して、該ステッチ形成位置以外の部位に設定された設定板厚よりも薄い調整板厚で該ステッチ形成位置が一定になるように、裏側から凹む凹部が前記クッション層に設けられていることを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、凹部により一定の調整板厚となったステッチ形成位置にステッチ模様を形成しているので、ステッチ模様の見栄えを向上させることができる。
本発明に係る表皮材の製造方法によれば、ステッチ模様の見栄えを向上できる。本発明に係る表皮材によれば、ステッチ模様の見栄えがよい。
(a)は本発明の好適な実施例に係る車両内装部材を示す概略斜視図であり、(b)は基材と表皮材とを分解して示す。 図1(a)のA−A線断面図である。 実施例の表皮材を示す底面図である。 実施例の製造工程を示す説明図であり、(b)は図1(a)のB−B線に対応する断面を示し、(c)および(d)は図1(a)のA−A線に対応する断面を示す。 実施例の第2型部を示す概略斜視図である。
次に、本発明に係る表皮材の製造方法および表皮材につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、インストルメントパネル、フロアコンソール、ドアパネルなどの車両内装部材において、基材の表面側に積層される表皮材を例示する。
図1および図2に示すように、実施例に係る車両内装部材10は、基材11と、この基材11の表側を覆う表皮材12とから基本的に構成され、基材11と表皮材12とが接着剤等によって接合されている。また、車両内装部材10における車室に臨む意匠面(表面)を構成する表皮材12には、縫った糸16によって縫い目を構成したステッチ模様14が設けられている。基材11は、車両内装部材10の形状を形作ると共に該車両内装部材10の剛性を担保する硬質な板状部材であって、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂から射出成形などによって車両内装部材10に合わせた所要形状に成形される。
図1に示すように、実施例に係る表皮材12は、湾曲部分を有する意匠形状で形成された板状体であり、実施例では、複数の湾曲部分を有する山形の意匠形状になっている。表皮材12には、縫った糸16で縫い目を構成したステッチ模様14が、車室に臨む側となる表面に設けられ、実施例のステッチ模様14は、複数の湾曲部分を横切るように縫い目が並んでいる。なお、表皮材12は、表面にシボ模様等の装飾を施してもよい。
図1および図2に示すように、表皮材12は、該表皮材12の表面側を構成する表皮層18と、この表皮層18の裏側に設けられ、表皮材12の裏面側を構成するクッション層20とを有する複層構造になっている。表皮層18は、可撓性を有するソリッドの合成樹脂で構成され、基材11に面するクッション層20は、弾力性を有する発泡体で構成されている。表皮材12は、全体として可撓性を有している。表皮材12は、表皮層18上で発泡体を発泡成形することで表皮層18とクッション層20とを接合したり、シート状の表皮層20とシート状のクッション層22とを接着剤やフレームラミネーション等で接合したりすること等によって、表皮層20とクッション層22とが積層化されている。実施例の表皮層18は、熱可塑性エラストマーから形成されている。表皮層18をなす熱可塑性エラストマーとしては、 オレフィン系エラストマー(TPO)や塩化ビニール系エラストマーやスチレン系エラストマーなどがあるが、この中でも、ポリプロピレン(PP)等のオレフィン系樹脂にエチレン‐プロピレンゴム(EPDM,EPM)等のゴムを分散して得られるオレフィン系エラストマーが好ましい。クッション層20としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系材料、ポリウレタンあるいはスチレンなどを発泡させたものがあるが、その中でもポリエチレン発泡体(PEF)が好ましい。
図2に示すように、ステッチ模様14は、表皮材12の表裏(板厚方向)に通した糸16により縫い目が構成されて、実施例では、表皮材12の表面に臨む縫い目を上糸16で構成し、表皮材12の裏面に臨む縫い目を下糸16で構成している。糸16としては、麻や絹やウール等の天然繊維またはポリエステルやポリアミドなどの化学繊維からなる撚り糸等を用いることができ、特に限定されない。
図2および図3に示すように、表皮材12には、ステッチ模様14の形成位置(以下、ステッチ形成位置という)に対応して裏側から凹む凹部22が設けられ、表皮材12の表面と凹部22の底面との間で糸16で縫っている。凹部22は、表皮材12の中でクッション層20のみを裏側から凹ませて形成されている。表皮材12には、ステッチ形成位置以外の部位(特に区別する場合は一般部位という)に設定された設定板厚Dsよりも薄い調整板厚Dtで該ステッチ形成位置が一定になるように、凹部22が設けられる。換言すると、ステッチ形成位置は、表皮層18の表面から凹部22の底面までの調整板厚Dtが、一般部位の板厚の変化にかかわらず、凹部22の深さが変化することで、ステッチ模様14の延在方向全体に亘って一定になっている。ここで、設定板厚Dsとは、設計において狙いとしている表皮材12の板厚であり、表皮材12の中で許容される最大の板厚であるともいえる。調整板厚Dtは、表皮材12を得るべき意匠形状に成形した際に、ステッチ形成位置の中で設定板厚Dsより薄くなる薄肉部位12aに応じて設定される。なお、実施例では、表皮材12の中で斜めに延在する部分が、表皮材12の成形に際して引き延ばされて前記薄肉部位12aとなっている。そして、調整板厚Dtは、前記薄肉部位12aの中で最も薄い板厚に合わせて、または薄肉部位12aの中で最も薄い板厚よりも薄くなるように設定される。
次に、実施例に係る表皮材12の製造方法について説明する。表皮層18とクッション層20とからなるシートS(図4(a))を用意し、シートSを図示しないヒータ等の加熱手段で加熱することで、シートSを軟化させる。図4(a)に示すように、軟化したシートSを成形型24にセットする。成形型24は、相対的に開閉可能な第1型部26と第2型部28とを備え、型閉じした第1型部26と第2型部28との間に表皮材12の得るべき意匠形状に合わせたキャビティ25が画成される。実施例では、雌型である第1型部26が表皮材12の表側に対応し、雄型である第2型部28が表皮材12の裏側に対応し、第1型部26側から減圧して、表皮材12を真空成形するようになっている。ここで、第1型部26の型面とこれに相対する第2型部28の型面との間は、ステッチ形成位置に対応する部位を除いて、設定板厚Dsに対応した寸法になるように設定される。また、第2型部28は、ステッチ形成位置に対応する部位に、第1型部26側へ突出する突出面30が設けられ(図5参照)、突出面30とこれに相対する第1型部26の型面との間が、調整板厚Dtに対応した寸法になるように設定される。
図4(b)に示すように、シートSの表側から減圧して真空吸引することで第1型部26の型面に沿わせて該シートSを賦形する真空成形を行う。また、図4(c)に示すように、シートSを裏側から第2型部28の突出面30で押さえて、ステッチ形成位置を調整板厚Dtにするように圧縮成形する。ここで、表皮材12が真空吸引により引き延ばされつつ第1型部26の型面に沿うように賦形されることで、例えば斜めに延在する部分が設定板厚Dsよりも薄い薄肉部位12aとなり、表皮材12全体で板厚が均一にならないことがある(図4(b)参照)。突出面30は、表皮材12の一般部位に対応する第2型部28の型面より、薄肉部位12aの設定板厚Dsよりも薄くなった誤差分に合わせて、または当該誤差分より大きく突出するように設定されている。これにより、成形型24での成形に際して、ステッチ形成位置は、第1型部26の型面と突出面30との間に挟まれて、薄肉部位12aよりも厚い部分が圧縮されて、表皮材12の裏側に凹部22が形成される(図4(c)参照)。そして、ステッチ形成位置は、突出面30で圧縮成形されて、表皮材12の板厚の変化にかかわらず、全体に亘って調整板厚Dtで一定になる。ここで、表皮材12のクッション層20を圧縮成形して、調整板厚Dtとしている。
所定の意匠形状に成形された表皮材12を成形型24から取り出し(図4(d))、ミシン等の縫製手段によって、ステッチ形成位置を糸16で縫ってステッチ模様14を形成する。これにより、糸16によるステッチ模様14を備えた表皮材12が得られる。そして、別途成形された基材11と表皮材12とを接着剤で貼り合わせることで、車両内装部材10が得られる。
このように、表皮材12のステッチ形成位置は、調整板厚Dtで一定になっているので、縫い目の形成に際して、針や糸16に加わるテンションが一定になり、表皮材12にしわが入ることや、縫い目のほつれやよたり等が発生することなどを防止できる。従って、表皮材12を成形した後にステッチ模様14を形成しても、表皮材12の板厚の変動に影響されることなく、見栄えのよいステッチ模様14を得ることができる。
前述したように、表皮材12を所定の意匠形状に真空成形することで、板厚が均一にならないところが生じるが、ステッチ形成位置は、真空成形に伴う表皮材12の板厚の変動に影響されることなく、表皮材12の成形と同時に調整板厚Dtで一定にするように成形している。このように、ステッチ形成位置を調整板厚Dtとするために工数が増えることがなく、また、第2型部28に突出面30を設けるだけの簡単な型構造で対応できる。
表皮材12の成形に際して、表皮材12の裏面側を構成するクッション層20を圧縮して、ステッチ形成位置を調整板厚Dtにするので、表皮材12において意匠面となる表面側を構成する表皮層18に対する圧縮による悪影響を回避できる。従って、ステッチ形成位置を調整板厚Dtとすることに起因して、表皮材12の表側に見栄えの悪化などの影響を与えない。
表皮材12を意匠形状に成形することに伴って変化する該表皮材12の板厚のうちで設定板厚Dsよりも薄くなる薄肉部位12aを基準として、ステッチ形成位置を一定の調整板厚Dtにしている。このように、成形に伴う表皮材12の板厚の変動に応じて、調整板厚Dtを適切に設定することで、より見栄えのよいステッチ模様14を得ることができる。
(変更例)
前述した実施例に限らず、例えば以下のようにも変更することができる。
(1)成形型の型構造は、実施例に限らず、例えば第1型部を雄型とし、第2型部を雌型としてもよい。また、減圧する側は、第1型部および第2型部の何れであってもよいが、表皮材の意匠面となる表面側から減圧するのが望ましい。
(2)車両内装部材としては、例えば、インストルメントパネル、ドアトリム、ピラーガーニッシュ、フロアコンソール、コンソールリッドなどに適用できる。
(3)ステッチ模様としては、シングルステッチ、ダブルステッチなど様々な形態に対応できる。
(4)1つのステッチ模様の列に1つの凹部が対応する構成に限らず、複数のステッチ模様の列に1つの凹部が対応する構成であってもよい。
10 表皮材,14 ステッチ模様,16 糸,18 表皮層,20 クッション層,
22 凹部,24 成形型,Ds 設定板厚,Dt 調整板厚,S シート

Claims (5)

  1. 縫った糸によるステッチ模様を有する表皮材の製造方法であって、
    裏側にクッション層を有するシートを賦形して前記表皮材に成形する際に、該シートにおいて前記ステッチ模様が形成される部位となるステッチ形成位置を裏側から圧縮することで、前記ステッチ形成位置が表皮材における該ステッチ形成位置以外の設定板厚よりも薄い調整板厚で一定になるように、前記クッション層を成形し、
    前記ステッチ形成位置を糸で縫って、前記ステッチ模様を該ステッチ形成位置に形成するようにした
    ことを特徴とする表皮材の製造方法。
  2. 加熱により軟化させた前記シートを、成形型にセットし、
    前記シートの表側から減圧して前記成形型の型面に沿わせて該シートを賦形する真空成形を行うと共に、該シートを裏側から該成形型で圧縮成形して、前記ステッチ形成位置を前記調整板厚にする請求項1記載の表皮材の製造方法。
  3. 前記シートは、表皮材の表面側を構成する表皮層と、該表皮層に積層して設けられて、表皮材の裏面側を構成する前記クッション層とを有し、
    発泡体からなる前記クッション層を圧縮成形して、前記ステッチ形成位置を前記調整板厚にする請求項1または2記載の表皮材の製造方法。
  4. 前記シートを得るべき表皮材の意匠形状に成形することに伴って変化する該シートの板厚のうちで前記設定板厚よりも薄くなる部位を基準として、前記ステッチ形成位置を一定の調整板厚にする請求項1〜3の何れか一項に記載の表皮材の製造方法。
  5. 裏側がクッション層で構成されると共に、縫った糸によるステッチ模様を有する表皮材であって、
    前記ステッチ模様のステッチ形成位置に対応して、該ステッチ形成位置以外の部位に設定された設定板厚よりも薄い調整板厚で該ステッチ形成位置が一定になるように、裏側から凹む凹部が前記クッション層に設けられている
    ことを特徴とする表皮材。
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