JP2018043283A - 分流子 - Google Patents

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壮人 辻
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Abstract

【課題】拡散接合による利点を活かして冷却効率を一層向上する。【解決手段】分流子1は外側本体21を備え、外側本体21は、溶湯を受ける前端面9と、前端面にて受けられた溶湯を軸方向後方に案内する外周面10とを有する。また分流子1は、外側本体に嵌め入れられて拡散接合により外側本体に一体的に固定される内側本体22と、外側本体および内側本体の接合部に形成され、冷媒が流される冷媒流路23とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は分流子に係り、特に、ダイカスト鋳造に用いられる分流子に関する。
ダイカスト鋳造において、プランジャチップにより押し出された溶湯を受けてランナー通路に案内する分流子が一般的に用いられる。分流子の内部には冷却水や冷却オイル等の冷媒が流通され、分流子の周囲の溶湯の熱を分流子を介して冷媒により奪うことで、溶湯と冷媒との間で熱交換し、溶湯を冷却することで溶湯を固化させる。
特開2016−59952号公報
分流子の前端面に隣接した前方箇所では、比較的厚肉のビスケットと称される円盤状の鋳造部材が形成される。このビスケットの冷却および固化をできるだけ早く行うことがサイクルタイムの短縮に重要である。そのため一般的には、分流子の前端面付近の位置、すなわち前端面の裏側に、比較的冷たい新規の冷媒を吐出し、ビスケットからできるだけ早く熱を奪う試みがなされている。
一方、ビスケットを含めた分流子周囲の溶湯の冷却を促進するためには、分流子の冷却効率を向上するのが効果的である。このため従来は、鋼と、銅又は銅合金とを拡散接合して分流子を製造することが提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかし従来は、拡散接合による利点を十分に活かしきっておらず、さらなる改善が求められている。
そこで本発明は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、拡散接合による利点を活かして冷却効率を一層向上することができる分流子を提供することにある。
本発明の一の態様によれば、
溶湯を受ける前端面と、前記前端面にて受けられた溶湯を軸方向後方に案内する外周面とを有する外側本体と、
前記外側本体に嵌め入れられて拡散接合により前記外側本体に一体的に固定される内側本体と、
前記外側本体および前記内側本体の接合部に形成され、冷媒が流される冷媒流路と、
を備えたことを特徴とする分流子が提供される。
好ましくは、前記冷媒流路が、前記内側本体の外周面の位置に形成された螺旋状流路を含む。
好ましくは、前記螺旋状流路が、前記内側本体の外周面に形成された螺旋溝により画成される。
好ましくは、前記冷媒流路が、前記内側本体の外周面の位置に形成され軸方向に延びる直線状流路を含む。
好ましくは、前記直線状流路が、前記内側本体の外周面に形成された直線溝により画成される。
好ましくは、前記冷媒流路が、前記内側本体の前端面の位置に形成された前端面流路を含む。
好ましくは、前記分流子が、
前記内側本体の内部に形成され、冷媒が供給される供給穴と、
前記内側本体の内部に形成され、前記供給穴および前記前端面流路を連通する連通穴と、をさらに備える。
好ましくは、前記外側本体が、閉止された前端と開放された後端とを有する嵌合穴を内部に有し、
前記内側本体が、前記嵌合穴に後方から嵌め入れられる。
好ましくは、前記内側本体が、前記外側本体より熱伝導率の高い材料から形成される。
本発明によれば、拡散接合による利点を活かして冷却効率を一層向上することができる。
ダイカストマシンを示す概略縦断側面図である。 分流子を示す正面図である。 分流子を示す縦断側面図である。 内側本体を示す側面図である。 第1実施形態の作用を説明するための縦断側面図である。 第2実施形態の分流子を示す縦断側面図である。 第3実施形態の分流子を示す縦断側面図である。 第4実施形態の分流子を示す縦断側面図である。 第4実施形態の内側本体を示す斜視図である。 第5実施形態の分流子を示す縦断側面図である。 第5実施形態の外側本体を示す後面図である。 第6実施形態の分流子を示す縦断側面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る分流子が適用されたダイカストマシンを示す概略縦断側面図である。本実施形態のダイカストマシンMは横射出式であり、その前後左右上下の各方向を図示する通りとする。分流子1の水平な中心軸Cの一端側(図中左側)が前、他端側(図中右側)が後である。なおこれら各方向があくまで説明の便宜上定められたものに過ぎない点に留意されたい。中心軸Cの方向を単に軸方向といい、中心軸Cを基準とした半径方向および周方向を単に半径方向および周方向という。
本実施形態のダイカストマシンMは、例えばクラッチハウジングやミッションケース等といった車両部品である製品をダイカスト鋳造するために使用される。しかしながら製品の種類は任意である。本発明は縦射出式のダイカストマシンに適用することも可能である。
図中、符号2は固定型を示し、符号3は、固定型2に対し前後移動可能もしくは近接離反移動可能な可動型を示す。固定型2はダイカストマシンMの固定プラテン4に固定され、可動型3はダイカストマシンMの図示しない可動プラテンに固定される。
分流子1は可動型3に固定される。固定型2には、これに可動型3が合わされた際に分流子1が嵌合挿入される円筒状の分流子ブッシュ5と、分流子ブッシュ5の前方に隣接配置された円筒状の湯口スリーブ6とが固定される。固定プラテン4には、湯口スリーブ6の前方に隣接配置された円筒状のマシンスリーブ7が固定される。マシンスリーブ7内にはプランジャチップ8が前後にスライド可能に配置される。これらは分流子中心軸Cと同軸に配置される。
鋳造時、プランジャチップ8は後方に移動され、マシンスリーブ7内の溶湯を分流子1に向かって押し出す。この押し出された溶湯は、先ず分流子1の前端面9によって受けられ、次いで分流子1の外周面10によって、固定型2と可動型3の間に形成された細長いランナー通路11に案内される。そして溶湯は、ランナー通路11を経て、やはり固定型2と可動型3の間に形成された製品鋳造室としてのキャビティ12内に加圧状態で充満される。キャビティ12内の溶湯が冷却および固化されることで製品が鋳造成形される。
詳しくは後述するが、分流子1の前端面9は凹部13を有し、分流子1の外周面10、特にその上部は、凹部13と連続する溝部14を有する。凹部13に受け入れられた溶湯は、溝部14と分流子ブッシュ5の隙間を通じて後方に案内され、分流子ブッシュ5に形成された連絡溝5Aを通じた後、ランナー通路11に至る。よって溝部14は、溶湯を案内するための案内溝をなす。
溶湯押し出し時に最後方まで移動されたプランジャチップ8と、分流子1の前端面9との間には、図中仮想線で示すような、比較的厚い円盤状のビスケットBが形成される。このビスケットBをできるだけ早く冷却および固化させることがサイクルタイムの短縮に重要である。
これに加え、ビスケットBと、ランナー通路11で形成されるランナーとの間には、ビスケットBとランナーを連結する連結体が形成される。連結体は、凹部13内で形成される凹部内部分と、溝部14内で形成される溝部内部分と、連絡溝5A内で形成される連絡溝内部分とを含む。特に、凹部内部分と溝部内部分をできるだけ早く冷却および固化させることも、サイクルタイムの短縮に重要である。
次に、分流子1について図2〜4を参照して説明する。
分流子1は、前述の前端面9および外周面10を有する外側本体21と、外側本体21に嵌め入れられて拡散接合により外側本体21に一体的に固定される内側本体22と、外側本体21および内側本体22の接合部に形成され、冷却水または冷却オイル等の冷媒が流される冷媒流路23とを備える。
図2は分流子1を前面視したときの正面図、図3は分流子1の縦断左側面図、図4は内側本体22のみを示す左側面図である。
図2および図3に示すように、外側本体21は、可動型3に嵌合固定される四角形のベース部24を有する。ベース部24から前方に向かって突出される略テーパ状の突出部25が、ベース部24の前面部に、かつ中心軸Cと同軸に形成されている。突出部25の前端面が前記前端面9をなし、突出部25の外周面が前記外周面10をなす。突出部25は、前方に向かうにつれ縮径する略テーパ状とされる。
凹部13は、前端面9において中心軸C以上の高さ位置に形成されている。すなわち、中心軸Cに直交する水平軸C1を基準として、これと等しいかこれより高い位置に凹部13は形成されている。従って水平軸C1より下方に凹部13は形成されておらず、これにより、凹部13の形成領域を制限して凹部内部分の容積を減らすことができる。これは凹部内部分ひいてはビスケットBの冷却を促進するのに有利である。また凹部13内に浸入する溶湯の量も減らすことができ、材料コストを低減できる。
溝部14は、凹部13の上端に滑らかに連続し、凹部13の幅から軸方向後方に向かうにつれ広幅となるように後方に延びる。外周面10の後端部は、ベース部24の前面部に滑らかに繋がるよう略直角上向きに湾曲されている。これに合わせて、溝部14の後端部も、連絡溝5Aに滑らかに繋がるよう略直角上向きに湾曲されている。
本実施形態では、図2に示すように、前面視において凹部13の前端下縁13Aの幅中心部が幅両端部より高い位置に位置されるよう、前端下縁13Aが上向き凸形状に湾曲されている。そして凹部13と溝部14の幅中心が、中心軸Cおよび水平軸C1に直交する垂直軸C2に対し、左側に向かって所定角度回転した位置に位置される。これは、ランナー通路11の位置を考慮して、ランナー通路11にできるだけ最短距離で溶湯を送るためである。しかしながら凹部13と溝部14の配置はこのような例に限られず、ランナー通路11等の位置に応じて適宜変更可能である。
外側本体21は、嵌合穴26を内部に有する。嵌合穴26は、閉止された前端すなわち前端面26Aと、開放された後端26Bとを有する。そしてこの嵌合穴26に内側本体22が後方から嵌め入れられる。嵌合穴26は、前方に向かうにつれ縮径される断面円形のテーパ状の穴とされ、中心軸Cと同軸である。嵌合穴26は、前端面26Aから後端26Bまで軸方向に延び、且つ周方向に延びるテーパ状の内周面26Cをも有する。内周面26Cに接続する前端面26Aの外周縁部には、前端面26Aと内周面26Cを滑らかに接続するアール面26Dが形成されている。
内側本体22は、前記冷媒流路23の形成箇所を除き、嵌合穴26にぴったりと嵌め入れられるような、嵌合穴26に適合した外形を有する。従って、内側本体22の外形も、前方に向かうにつれ縮径される断面円形のテーパ状とされる。内側本体22は、これが嵌合穴26に嵌め入れられたとき、嵌合穴26の前端面26A、内周面26Cおよびアール面26Dにそれぞれ接合される前端面22A、外周面22Cおよびアール面22Dを有する。
内側本体22は後端面22Eをも有する。本実施形態では、後端面22Eが、外側本体21の後端面21Eと面一になるよう配置されているが、これは適宜変更可能で、例えば若干突出または没入されていても構わない。
内側本体22は、拡散接合により外側本体21に一体的に固定される。拡散接合は周知のように、高温高圧下で両者を押し付け合うことでなされる接合方法で、これによると両者の接合面同士が分子間結合するので、両者を強固に固定もしくは固着できる。本実施形態においては、外側本体21の前端面26Aと内側本体22の前端面22A、外側本体21の内周面26Cと内側本体22の外周面22C、および外側本体21のアール面26Dと内側本体22のアール面22Dが、それぞれ互いに接合される接合部ないし接合面をなす。
内側本体22は、外側本体21より熱伝導率の高い材料から形成される。本実施形態において、外側本体21は鉄または鋼(単に鉄という)から形成され、内側本体22は銅または銅合金(単に銅という)から形成される。このように一般的な材料を用いることで製造コストを低減できるが、必要であれば、これら(特に内側本体22)を他の材料から形成してもよい。
外側本体21を鉄から形成したので、高温の溶湯(本実施形態ではアルミまたはアルミ合金、単にアルミという)が頻繁に接触する外側本体21に対し、十分な耐久性を付与することができる。また内側本体22を銅から形成したので、溶湯から外側本体21に伝わった熱を内側本体22に効率よく迅速に伝達し、分流子1の冷却効率を向上し、結果として溶湯の冷却速度を上げることができる。
さて、本実施形態は、外側本体21および内側本体22の接合部に冷媒流路23を形成した点が主な特徴である。以下この特徴について詳細に説明する。
図3および図4に示すように、冷媒流路23は、内側本体22の外周面22Cの位置に形成された螺旋状流路30を含む。ここで「内側本体22の外周面22Cの位置に形成された螺旋状流路30」とは、内側本体22の外周面22Cの位置において、流路30が内側本体22に形成されている場合のみならず、外側本体21に形成されている場合をも含む意味である。
本実施形態の螺旋状流路30は、内側本体22の外周面22Cに形成された螺旋溝31により画成される。より厳密には、螺旋状流路30は、螺旋溝31と、螺旋溝31を半径方向外側から閉止し滑らかなテーパ面からなる外側本体21の内周面26Cとにより画成される。
螺旋溝31は、後方から前方に向かうにつれ、前面視で時計回り方向に回転するような螺旋状に形成されている。但し回転方向は逆でもよい。図3において、左側(紙面厚さ方向手前側)に位置する螺旋溝31を一点鎖線で示し、右側(紙面厚さ方向奥側)に位置する螺旋溝31を破線で示す。螺旋溝31は、内側本体22の後端面22E付近の位置から、前端面22A付近の位置まで延びている。螺旋溝31の断面形状は、本実施形態では半円形とされているが、他の形状、例えば四角形等とされてもよい。こうした螺旋溝31は、内側本体22の外側本体21への嵌合前に、内側本体22に容易に機械加工することができる。
図3および図4に示すように、冷媒流路23は、内側本体22の前端面22Aの位置に形成された前端面流路32をも含む。この「内側本体22の前端面22Aの位置に形成された前端面流路32」も、前記同様、内側本体22の前端面22Aの位置において、流路32が内側本体22に形成されている場合のみならず、外側本体21に形成されている場合をも含む意味である。
本実施形態の前端面流路32は、内側本体22の前端面22Aに形成された前端面溝33により画成される。より厳密には、前端面流路32は、前端面溝33と、前端面溝33を外側から閉止し滑らかな面からなる外側本体21の前端面26A、アール面26Dおよび内周面26Cとにより画成される。
前端面溝33は、前端面22Aの中心部に位置された上流端から半径方向外側、特に上側に向かって延び、そのまま直線的にアール面22Dおよび外周面22Cに沿って延び、螺旋溝31の上流端31Aないし前端に連通して終端する。すなわち前端面溝33の下流端は螺旋溝31の上流端31Aに接続する。前端面溝33の断面形状も、本実施形態では半円形とされているが、他の形状、例えば四角形等とされてもよい。前端面溝33も、内側本体22の外側本体21への嵌合前に、内側本体22に容易に機械加工することができる。
他方、内側本体22の内部には、冷媒が供給される供給穴34と、供給穴34および前端面流路32を連通する連通穴35とが形成されている。
供給穴34は、中心軸Cと同軸に軸方向に延びて形成され、比較的大きな内径を有する。供給穴34は、後端面22Eの位置で開放され、その後端部には、後述する冷媒供給装置が嵌合挿入される拡径部36が設けられている。供給穴34の前端面は前向き凸の半球状に形成されている。この供給穴34の最前端と、前端面溝33の上流端とを連通すべく、供給穴34より小径の連通穴35が、中心軸Cと同軸に軸方向に延びて貫通形成されている。これら供給穴34と連通穴35も、内側本体22の外側本体21への嵌合前に、内側本体22に容易に機械加工でき、特に後方から容易にドリル加工等することができる。
また内側本体22の内部には、螺旋溝31の後端ないし下流端31Bから冷媒を排出するための排出穴37が形成されている。
排出穴37は、螺旋溝31の下流端31Bから後端面22Eまで延び、途中で屈曲する略L字状の穴からなる。排出穴37の後端部には、後述する冷媒排出装置が嵌合挿入される拡径部38が形成されている。この排出穴37も、内側本体22の嵌合前に、内側本体22に容易にドリル加工することができる。
図5は、供給穴34に冷媒供給装置40が、排出穴37に冷媒排出装置50が取り付けられた状態を示す。冷媒供給装置40は、供給穴34の拡径部36に液密に嵌合挿入される入口管41と、入口管41の後端部に固定された基部42と、基部42に形成された冷媒導入口43と、冷媒導入口43に連通され、基部42から接続管41内ひいては供給穴34内に同軸かつ前方に延びる冷媒吐出管44とを備える。冷媒吐出管44は、供給穴34より小径とされると共に、供給穴34の前端部付近の位置まで延びている。そして冷媒を連通穴35内に向かって吐出するよう配置されている。冷媒導入口43には、外部供給装置(図示せず)から送られてきた新規かつ相対的に低温の冷媒が連続的に導入される。
冷媒排出装置50は、排出穴37の拡径部38に液密に嵌合挿入される出口管51を備える。接続管51から外部排出装置(図示せず)に向かって、冷却使用後の相対的に高温の冷媒が連続的に排出される。
なお、可動型3には、分流子1の後方に突出する冷媒供給装置40と冷媒排出装置50を収容する開口部(図示せず)が設けられている。
図3に示すように、溝部14の底面と外側本体21の内周面26C(または内側本体22の外周面22C)との間隔t1は一定とされ、凹部13の底面と外側本体21の前端面(内側前端面)26A(または内側本体22の前端面22A)との間隔t2は一定とされ、外側本体21の前端面(外側前端面)9と前端面(内側前端面)26A(または内側本体22の前端面22A)との間隔t3は一定とされている。これにより溶湯から均一に且つ効率よく熱を奪うことができる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図5に矢印で示すように、冷媒供給装置40の冷媒導入口43に導入された新規かつ低温の冷媒は、冷媒吐出管44内を通じた後、冷媒吐出管44の前端開口から前向きに吐出される。吐出された冷媒は、直線的に連通穴35を通過した後、前端面溝33の上流端に至り、そこで外側本体21の前端面26Aと衝突する。このように供給直後の新規かつ低温の冷媒を最初に前端面26Aに衝突させることができるので、その裏側に形成されるビスケットBおよび凹部内部分の冷却を迅速に行うことができる。
なお、冷媒吐出管44から吐出され連通穴35に進入しなかった冷媒は、冷媒吐出管44と供給穴34の隙間内で循環され、内側本体22から熱を奪う。
その後冷媒は、前端面溝33に沿って上方に流れ、この過程でもビスケットBおよび凹部内部分を冷却する。次いで冷媒は、螺旋溝31の上流端31Aに至り、螺旋溝31に沿って後方に流れる。この螺旋状の流れにより、外側本体21の外周面10の周りに位置する溶湯と、溝部14内に位置する溶湯とを効果的に冷却することができる。
螺旋溝31から排出穴37に至った冷却使用後の高温の冷媒は、冷媒排出装置50を通じて外部に排出される。
上記構造によれば、分流子1の周囲に位置する溶湯の熱は、最初に外側本体21に伝達される。そしてその熱は、外側本体21と内側本体22の接合部においては内側本体22に伝達され、外側本体21と内側本体22の非接合部、すなわち螺旋状流路30および前端面流路32の形成箇所においては、冷媒に伝達される。銅製の内側本体22より液体の冷媒の方が、単位時間当たりの吸熱量が大きいことが実験的または経験的に判明している。従って、外側本体21と内側本体22の接合部に螺旋状流路30および前端面流路32を形成することにより、分流子1の冷却効率を一層向上することができる。
しかも、上記螺旋状流路30のような複雑形状の流路を分流子内部に形成することは、単一部品の分流子では実際上不可能か極めて困難である。本実施形態では、予め螺旋溝31等が機械加工された内側本体22を外側本体21に嵌め入れて拡散接合により固定するので、拡散接合による利点を十分に活かしつつ、分流子内部に複雑形状の流路を形成して、分流子の冷却効率を一層向上することができる。
また、本実施形態では冷媒により、内側本体22を内側だけでなく、外側からも冷却できる。よって、内側本体22を迅速に冷却でき、分流子1の冷却効率を一層向上することができる。
また、前端面流路32を流れる冷媒により、ビスケットBおよび凹部内部分から素早く熱を奪ってそれらを迅速に冷却できる。螺旋状流路30を流れる冷媒により、外側本体21の外周面10周囲の溶湯と溝部14内の溶湯とから素早く熱を奪ってそれらを迅速に冷却できる。よって溶湯の冷却速度を上げ、サイクルタイムを短縮できる。
さらに、螺旋状流路30を形成したことにより、内側本体22の周りで冷媒をスムーズに流すことができ、冷媒流れの圧力損失を低減し、冷媒を大流量で流すことが可能となる。このことも、分流子の冷却効率向上に非常に有利である。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお前記第1実施形態と同様の部分については図中同一符号を付して説明を割愛し、以下、第1実施形態との相違点を主に説明する。この点、後述の他の実施形態も同様である。
図6に示すように、本実施形態の分流子1においては、前述の前端面流路32がなく、螺旋溝31により画成される螺旋状流路30のみが形成されるようになっている。供給穴34は第1実施形態のものより小径とされ、供給穴34の後端部の拡径部36には、前記出口管51と同様の入口管(図示せず)が液密に嵌合挿入される。この入口管が冷媒供給装置をなす。
供給穴34の下流端と螺旋溝31の上流端31Aとは直線状の連通穴55により連通されている。連通穴55は、内側本体22の嵌合前に、内側本体22に容易にドリル加工することができる。
図6に矢印で示すように、供給穴34を通じて前方に流れてきた新規の冷媒は、連通穴55を通過した後、螺旋溝31の上流端31Aに至る。そして螺旋溝31に沿って外周面22C上を流れ、この過程で、内側本体22の外周面22Cの周囲の熱を奪う。その後冷媒は、出口管51(図示せず)を通じて外部に排出される。螺旋溝31に沿う螺旋状の流れにより、特に外側本体21の外周面10の周りに位置する溶湯と、溝部14内に位置する溶湯とを効果的に冷却することができる。
このように本実施形態によっても、第1実施形態と略同様の作用効果を発揮できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を説明する。図7に示すように、本実施形態の分流子1においては、前述の前端面流路32がなく、螺旋溝31により画成される螺旋状流路30のみが形成されるようになっている。螺旋状流路30は、後方から前方に向かって螺旋状に冷媒を流す往側流路56と、前方から後方に向かって螺旋状に冷媒を流す復側流路57とに区分される。両者は互いに連続される。往側流路56と復側流路57とは軸方向に交互に配置され、結果的に螺旋状流路30の螺旋ピッチは略半分となる。
分流子1の後端部付近に位置する往側流路56の上流端、具体的には螺旋溝31の上流端31Aには、排出穴37と同様に構成された略L字状の供給穴34が接続される。供給穴34の後端部の拡径部36には、前記出口管51と同様の入口管(図示せず)が液密に嵌合挿入される。
図7に矢印で示すように、入口管から導入された新規の冷媒は、供給穴34を通じた後、螺旋溝31の上流端31Aに至る。そして、往側流路56をなす螺旋溝31に沿って前方に向かって流れ、内側本体22の前端部付近に位置する下流端に達した後、今度は復側流路57をなす螺旋溝31に沿って後方に向かって流れ、内側本体22の後端部付近に位置する下流端31Bに至る。その後冷媒は、出口管51(図示せず)を通じて外部に排出される。
本実施形態では新規の冷媒を最初から内側本体22の外周面22Cの周りに流すようにしたので、外側本体21の半径方向外側に位置する溶湯の冷却をより迅速に行うことができる。また、隣り合う往側流路56と復側流路57で対向流を形成することができ、このことも当該溶湯の冷却に有利と考えられる。
また、往側流路56と復側流路57が互いに隣接したほぼ同様の螺旋状流路からなるため、仮に誤って冷媒供給装置40と冷媒排出装置50を逆に取り付け、復側流路57に冷媒を供給し、往側流路56から冷媒を排出する流れとした場合でも、これによる悪影響を最小限とすることができる。
このように本実施形態によっても、第1実施形態と略同様の作用効果を発揮できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態を説明する。図8および図9に示すように、本実施形態の分流子1においては、前述の螺旋状流路30の代わりに直線状流路50が形成されている。すなわち冷媒流路23は、内側本体22の外周面22Cの位置に形成された直線状流路50を含む。ここで「内側本体22の外周面22Cの位置に形成された直線状流路50」とは、内側本体22の外周面22Cの位置において、流路50が内側本体22に形成されている場合のみならず、外側本体21に形成されている場合をも含む意味である。
本実施形態の直線状流路50は、内側本体22の外周面22Cに形成された直線溝51により画成される。より厳密には、直線状流路50は、直線溝51と、直線溝51を半径方向外側から閉止し滑らかなテーパ面からなる外側本体21の内周面26Cとにより画成される。
直線溝51は、内側本体22の外周面22Cに沿って前方から後方に延びる直線状の溝である。直線溝51の断面形状は、本実施形態では半円形とされているが、他の形状、例えば四角形等とされてもよい。直線溝51も、内側本体22の嵌合前に、内側本体22に容易に機械加工することができる。本実施形態では、周方向に等間隔で、上下左右の位置に、複数(具体的には四つ)の直線溝51が形成されている。
本実施形態の分流子1は、前述の前端面流路32、供給穴34および連通穴35を備える。但し前端面流路32については変更がなされており、中心の連通穴35すなわち上流端の位置から各直線溝51に延びる複数(具体的には四つ)の前端面溝33が形成される。前端面溝33は全体として十字状に形成されている。供給穴34には前述の冷媒供給装置40(図示せず)が接続される。
L字状の排出穴37は、各直線溝51に対し個別に設けられている。本実施形態において、直線溝51の後端は内側本体22の後端面22Eの位置で開放されているが、これは、分流子1が可動型3に固定されたとき可動型3によって閉止される。図示しないが代替的に、直線溝51の後端を、後端面22Eの位置で開放させず、後端面22Eの直前の位置で閉止する閉止端としてもよい。
図8に矢印で示すように、連通穴35を直線的に通過した新規の冷媒は、前端面溝33の上流端で外側本体21の前端面26Aと衝突した後、四つの前端面溝33に沿って放射状に流れ、各直線溝51に至る。そして各直線溝51に沿って後方に向かってスムーズに流れる。この直線状の流れによっても、外側本体21の半径方向外側に位置する溶湯を効果的に冷却できる。各直線溝51から各排出穴37に至った冷却使用後の高温の冷媒は、冷媒排出装置50(図示せず)を通じて外部に排出される。
このように本実施形態によっても、第1実施形態と略同様の作用効果を発揮できる。特に、螺旋状流路30に代わって直線状流路50を形成することにより、流路もしくは溝の加工が容易となり、製造コストを低減できる。なお、直線溝51および前端面溝33の数や配置等は変更可能である。
[第5実施形態]
次に、図10および図11を参照して、本発明の第5実施形態を説明する。なお図11は、内側本体22を取り外して外側本体21のみを後方から見たときの後面図である。本実施形態においては、直線状流路50と前端面流路32が設けられているが、これらは内側本体22に形成された溝ではなく、外側本体21に形成された溝によって画成されている。つまり、内側本体22の外周面22Cおよび前端面22Aに溝はなく、それらは滑らかな面とされている。
直線状流路50は、外側本体21の内周面26Cに形成された直線溝61により画成される。また前端面流路32は、外側本体21の前端面26Aに形成された前端面溝62により画成される。これら溝61,62の断面形状は半円状であるが、他の形状であってもよい。このように、外側本体21に冷媒流路23を形成することも可能である。
第4実施形態では上下左右の位置に直線状流路50を形成した。しかしながら、内側本体22の頂縁より半径方向外側に位置する外側本体21の肉厚(間隔t1)が比較的少ないことから、本実施形態では、当該肉厚を減らさぬよう、直線状流路50の位置を軸回りに変更している。具体的には、第4実施形態の四つの直線状流路50を軸回りに所定角度(本実施形態では45°)回転させた位置に、本実施形態の四つの直線状流路50を設けている。但し、所定角度は必ずしも45°でなくてもよく、また、複数の直線状流路50は必ずしも周方向に等間隔で配置されていなくてもよい。
この変更に伴い、図11に示すように、前端面流路32の流路形状も、第4実施形態の十字状からX字状に変更されている。
内側本体22の内部には第1実施形態と同様の供給穴34および連通穴35が形成されている。供給穴34には第1実施形態と同様の冷媒供給装置40(図示せず)が接続される。
冷媒排出部に関して、外側本体21の後端部付近の内周面26Cには、四つの直線溝61に連通するリング状の連通溝60が形成されている。そしてこの連通溝60に連通して、左側の一箇所に、左右方向に延びる直線状の排出穴37が設けられている。排出穴37の出口端は、外側本体21のベース部24の左側面において開口している。排出穴37の出口端部には拡径部38が形成され、ここに冷媒排出装置50をなす出口管51(図示せず)が液密に装着される。
このように本実施形態では側方から冷媒を排出するようになっている。かかる横出しの構成は前述の第1〜第4実施形態に適用することも可能である。
直線溝61、前端面溝62および連通溝60は、内側本体22の嵌合前に、外側本体21に容易に機械加工することができる。また排出穴37も内側本体22の嵌合前に、外側本体21に容易にドリル加工することができる。
図10に矢印で示すように、連通溝60に至るまでの冷媒の流れは第4実施形態と同様である。各直線状流路50から連通溝60に至った冷媒は、連通溝60から排出穴37に流入し、冷媒排出装置50(図示せず)を通じて外部に排出される。
このように本実施形態によっても、第1実施形態と略同様の作用効果を発揮できる。なお、本実施形態では機械加工の容易性を考慮して外側本体21の内周面26Cに直線溝61を形成したが、これに代えて螺旋溝を形成し、螺旋状流路を設けてもよい。本実施形態において、直線溝61の後端は外側本体21の後端面21Eの位置で開放されている。しかしながら図示省略するが、代替的に、直線溝61の後端を、後端面21Eの位置で開放させず、後端面21Eの直前位置で閉止する閉止端としてもよい。
[第6実施形態]
次に、図12を参照して、本発明の第6実施形態を説明する。本実施形態においても、直線状流路50と前端面流路32が設けられている。そしてこれらは、互いに相補する内側本体22に形成された溝と、外側本体21に形成された溝との組み合わせによって画成されている。
本実施形態においては、直線状流路50が第4実施形態の直線溝51と、外側本体21の内周面26Cに形成された直線溝61とにより画成される。詳細には、断面半円状の直線溝51および61を組み合わせて全体として断面円形の直線状流路50を画成している。
同様に本実施形態においては、前端面流路32が第4実施形態の前端面溝33と、外側本体21の前端面26Aに形成された前端面溝62とにより画成される。詳細には、断面半円状の前端面溝33および62を組み合わせて全体として断面円形の前端面流路32を画成している。
このように、外側本体21と内側本体22の両方に冷媒流路23を形成することも可能である。なお本実施形態では外側本体21の肉厚の制約がないことから、第4実施形態と同様、上下左右の位置に計四つの直線状流路50を形成している。
他の点は第4実施形態と略同様である。本実施形態によっても、第1実施形態と略同様の作用効果を発揮できる。特に、外側本体21と内側本体22の両方に冷媒流路23を形成すると、冷媒流路23の流路断面積を増加し、冷媒流量を増加できる利点がある。
本実施形態において、直線溝51,61の後端は内側本体22および外側本体21の後端面22E,21Eの位置で開放されている。しかしながら図示省略するが、代替的に、直線溝51,61の後端を、後端面22E,21Eの位置で開放させず、後端面22E,21Eの直前位置で閉止する閉止端としてもよい。
以上、本発明の実施形態を詳細に述べたが、本発明は以下のような他の実施形態も可能である。
(1)例えば、冷媒流路23の変形例は様々考えられる。例えば内側本体22の外周面22Cの位置に、螺旋状流路30と直線状流路50を組み合わせて形成してもよい。内側本体22の外周面22Cの位置に形成された冷媒流路23を、螺旋および直線以外の形状にすることも可能である。
(2)第2および第3実施形態に前端面流路32を設けてもよい。また内側本体22の外周面22Cの位置に形成された冷媒流路23から前端面流路32に冷媒を供給するようにしてもよい。
(3)凹部13と溝部14は、省略してもよいし、形状または配置を変更してもよい。
前述の各実施形態の構成は、特に矛盾が無い限り、部分的にまたは全体的に組み合わせることが可能である。本発明の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。従って本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 分流子
9 前端面
10 外周面
21 外側本体
22 内側本体
22C 外周面
23 冷媒流路
26 嵌合穴
26A 前端面
26B 後端
30 螺旋状流路
31 螺旋溝
32 前端面流路
34 供給穴
35 連通穴
50 直線状流路
51 直線溝

Claims (9)

  1. 溶湯を受ける前端面と、前記前端面にて受けられた溶湯を軸方向後方に案内する外周面とを有する外側本体と、
    前記外側本体に嵌め入れられて拡散接合により前記外側本体に一体的に固定される内側本体と、
    前記外側本体および前記内側本体の接合部に形成され、冷媒が流される冷媒流路と、
    を備えたことを特徴とする分流子。
  2. 前記冷媒流路が、前記内側本体の外周面の位置に形成された螺旋状流路を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の分流子。
  3. 前記螺旋状流路が、前記内側本体の外周面に形成された螺旋溝により画成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の分流子。
  4. 前記冷媒流路が、前記内側本体の外周面の位置に形成され軸方向に延びる直線状流路を含む
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の分流子。
  5. 前記直線状流路が、前記内側本体の外周面に形成された直線溝により画成される
    ことを特徴とする請求項4に記載の分流子。
  6. 前記冷媒流路が、前記内側本体の前端面の位置に形成された前端面流路を含む
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の分流子。
  7. 前記内側本体の内部に形成され、冷媒が供給される供給穴と、
    前記内側本体の内部に形成され、前記供給穴および前記前端面流路を連通する連通穴と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の分流子。
  8. 前記外側本体が、閉止された前端と開放された後端とを有する嵌合穴を内部に有し、
    前記内側本体が、前記嵌合穴に後方から嵌め入れられる
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の分流子。
  9. 前記内側本体が、前記外側本体より熱伝導率の高い材料から形成される
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の分流子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109332642A (zh) * 2018-10-17 2019-02-15 江苏盛航精密制造有限公司 一种汽车发动机护板模具

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