JP2018040296A - オイルミストセパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルドレンパイプを複数設定する場合に簡素な構造で十分なオイルドレン性を確保することができるオイルミストセパレータを提供する。【解決手段】本オイルミストセパレータ1は、シリンダヘッドカバー3とバッフルプレート4とによって形成されるブローバイガス流通空間5を備え、ブローバイガス流通空間内には、オイル分離部11が設けられており、バッフルプレートには、オイル分離部によって分離されたオイルを排出するオイルドレン孔15a、16aを備えたオイルドレンパイプ15、16が複数設けられている。そして、少なくとも2つのオイルドレンパイプを跨ぐように設けられる逆止弁23を備え、少なくとも2つのオイルドレンパイプに設けられる複数のオイルドレン孔は、1つの逆止弁によってオイルを排出方向にのみ通過させるように開閉可能とされている。【選択図】図1

Description

本発明は、オイルミストセパレータに関し、さらに詳しくは、オイル分離部によって分離されたオイルを排出するオイルドレン孔を備えたオイルドレンパイプが複数設けられているオイルミストセパレータに関する。
従来のオイルミストセパレータとして、例えば、図7に示すように、エンジンのシリンダヘッド102側に開口するシリンダヘッドカバー103と、シリンダヘッドカバー103の開口を覆うバッフルプレート104と、によって形成されるブローバイガス流通空間105を備え、ブローバイガス流通空間105内には、ブローバイガスG中に含まれるオイルOを分離するオイル分離部111が設けられているオイルミストセパレータ101が一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。このオイルミストセパレータ101では、オイル分離部111を構成する仕切壁112の上流域と下流域のそれぞれにオイルドレンパイプ115、116が設けられ、オイル分離性が異なる上流域と下流域とで別々にオイルを排出できる構造となっている。
特開2005−120855号公報 実開昭61−5309号
ここで、上記オイルドレンパイプ115、116は、溜ったオイル自体でオイルドレン孔115a、116aを塞ぎつつオイルが一定量以上に溜ると自重で排出される構造であり、シリンダヘッドカバー103内の負圧等の関係からある程度の深さが必要となる。一方でエンジンによってはシリンダヘッド部の機構部品(例えば、カムシャフト、カム押え等)によって、オイルドレンパイプ115、116の深さが確保できない場合がある。この場合、例えば、特許文献2に示されるように、ゴム等の弾性材からなる逆止弁(「チェックバルブ」とも称される。)をオイルドレン孔115a、116aに設けて対応することが考えられる。しかし、上記オイルミストセパレータ101の構成で逆止弁を設ける場合、各オイルドレンパイプ115、116のそれぞれに逆止弁を設けることとなり、部品点数が多くなり、組付け工数も増加するという問題がある。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、オイルドレンパイプを複数設定する場合に簡素な構造で十分なオイルドレン性を確保することができるオイルミストセパレータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、エンジンのシリンダヘッド側に開口するシリンダヘッドカバーと、該シリンダヘッドカバーの開口を覆うバッフルプレートと、によって形成されるブローバイガス流通空間を備え、該ブローバイガス流通空間内には、ブローバイガス中に含まれるオイルを分離するオイル分離部が設けられており、前記バッフルプレートには、前記オイル分離部によって分離されたオイルを排出するオイルドレン孔を備えたオイルドレンパイプが複数設けられているオイルミストセパレータであって、少なくとも2つの前記オイルドレンパイプを跨ぐように設けられる逆止弁を備え、前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプのそれぞれに設けられる複数の前記オイルドレン孔は、1つの前記逆止弁によってオイルを排出方向にのみ通過させるように開閉可能とされていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記オイル分離部は、前記ブローバイガス流通空間を上流側と下流側とに仕切る仕切壁を備え、前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプのうちの、一方のオイルドレンパイプは、前記仕切壁よりもブローバイガス流通方向の上流側に設けられており、他方のドレンパイプは、前記仕切壁よりもブローバイガス流通方向の下流側に設けられていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記逆止弁は、弾性材からなる笠部を備え、該笠部の弾性変形により複数の前記オイルドレン孔が開閉されることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプには、該オイルドレンパイプ同士を繋ぐように梁部が設けられており、前記逆止弁は、前記笠部から突出する芯部を備えるとともに、前記芯部が前記梁部に設けられた取付部に差し込まれることにより前記梁部に取り付けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記取付部は、前記オイルドレンパイプの延びる方向と交差する方向に穿たれる貫通孔であることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、前記梁部は、前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプの側壁面を繋ぐように設けられており、前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプのそれぞれの側壁面には、前記梁部の延長線上の位置に前記オイルドレン孔が設けられていることを要旨とする。
本発明のオイルミストセパレータによると、少なくとも2つのオイルドレンパイプを跨ぐように設けられる逆止弁を備え、少なくとも2つのオイルドレンパイプのそれぞれに設けられる複数のオイルドレン孔は、1つの逆止弁によってオイルを排出方向にのみ通過させるように開閉可能とされている。これにより、オイルドレンパイプを複数設定する場合に簡素な構造で十分なオイルドレン性を確保することができる。
また、前記オイル分離部が、仕切壁を備え、一方のオイルドレンパイプが、前記仕切壁よりもブローバイガス流通方向の上流側に設けられており、他方のドレンパイプが、前記仕切壁よりもブローバイガス流通方向の下流側に設けられている場合は、1つの逆止弁によって、仕切壁の上流側及び下流側に設けられる各オイルドレンパイプの各オイルドレン孔でのオイルの逆流が防止される。
また、前記逆止弁が、弾性材からなる笠部を備え、該笠部の弾性変形により複数の前記オイルドレン孔が開閉される場合は、より簡素な構造で逆止弁の開閉動作を実現できる。
また、前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプに、該オイルドレンパイプ同士を繋ぐように梁部が設けられており、前記逆止弁が、前記笠部から突出する芯部を備えるとともに、前記芯部が前記梁部に設けられた取付部に差し込まれることにより前記梁部に取り付けられている場合は、より簡素な構造で逆止弁を取り付けることができる。
また、前記取付部が、貫通孔である場合は、貫通孔に差し込まれた芯部を引っ張ることで逆止弁を取り付けることができ、逆止弁の取付の確実性が向上する。
さらに、前記梁部が、前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプの側壁面を繋ぐように設けられており、それぞれの側壁面に、前記梁部の延長線上の位置に前記オイルドレン孔が設けられている場合は、梁部が各オイルドレンパイプの側壁面に渡って設けられ、逆止弁が横向きに取り付けられる。よって、逆止弁の芯部を引っ張る方向に十分な空間を確保でき、逆止弁の取付作業性が向上する。さらに、梁部に取り付けられた逆止弁を目視し易く取付状態を容易に確認できる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係るオイルミストセパレータの縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 図2のIII−III線断面拡大図である。 図2において逆止弁を取り外した状態を示す。 他の形態に係るオイルミストセパレータの縦断面図である。 更に他の形態に係るオイルミストセパレータの縦断面図である。 従来のオイルミストセパレータの縦断面図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
<オイルミストセパレータ>
本実施形態に係るオイルミストセパレータは、エンジンのシリンダヘッド(2)側に開口するシリンダヘッドカバー(3)と、シリンダヘッドカバーの開口を覆うバッフルプレート(4)と、によって形成されるブローバイガス流通空間(5)を備え、ブローバイガス流通空間内には、ブローバイガス中に含まれるオイルを分離するオイル分離部(11)が設けられており、バッフルプレート(4)には、オイル分離部によって分離されたオイルを排出するオイルドレン孔(15a、16a)を備えたオイルドレンパイプ(15、16)が複数設けられているオイルミストセパレータ(1)である(例えば、図1等参照)。そして、少なくとも2つのオイルドレンパイプ(15、16)を跨ぐように設けられる逆止弁(23、23’、28)を備え、少なくとも2つのオイルドレンパイプ(15、16)のそれぞれに設けられる複数のオイルドレン孔(15a、16a)は、1つの逆止弁(23、23’、28)によってオイルを排出方向にのみ通過させるように開閉可能とされている(例えば、図3、図5及び図6等参照)。
本実施形態に係るオイルミストセパレータとしては、例えば、上記オイル分離部(11)は、ブローバイガス流通空間(5)を上流側と下流側とに仕切る仕切壁(12)を備え、少なくとも2つのオイルドレンパイプ(15、16)のうちの、一方のオイルドレンパイプ(15)は、仕切壁(12)よりもブローバイガス流通方向の上流側に設けられており、他方のドレンパイプ(16)は、仕切壁(12)よりもブローバイガス流通方向の下流側に設けられている形態(例えば、図1等参照)を挙げることができる。なお、上記オイルドレンパイプが3以上である場合には、通常、一方のオイルドレンパイプ及び/又は他方のオイルドレンパイプは複数設けられる。
上述の形態の場合、例えば、上記仕切壁(12)には、下流側に向かってブローバイガスを噴射させるノズル孔(12a)が形成されており、オイル分離部(11)は、ノズル孔(12a)に対向して設けられる衝突壁(13)を備えることができる(例えば、図1等参照)。
本実施形態に係るオイルミストセパレータとしては、例えば、上記逆止弁(23、23’)は、弾性材からなる笠部(24)を備え、笠部の弾性変形により複数のオイルドレン孔(15a、16a)が開閉される形態(例えば、図3及び図5等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記少なくとも2つのオイルドレンパイプ(15、16)には、オイルドレンパイプ同士を繋ぐように梁部(17)が設けられており、逆止弁(23、23’)は、笠部(24)から突出する芯部(25)を備えるとともに、芯部(25)が梁部(17)に設けられた取付部(18)に差し込まれることにより梁部に取り付けられていることができる(例えば、図3及び図5等参照)。
上述の形態の場合、例えば、上記取付部(18)は、オイルドレンパイプ(15、16)の延びる方向と交差する方向に穿たれる貫通孔であることができる(例えば、図3等参照)。
上述の形態の場合、例えば、上記梁部(17)は、少なくとも2つのオイルドレンパイプ(15、16)の側壁面(15b、16b)を繋ぐように設けられており、少なくとも2つのオイルドレンパイプ(15、16)のそれぞれの側壁面(15b、16b)には、梁部(17)の延長線上の位置にオイルドレン孔(15a、16a)が設けられていることができる(例えば、図3等参照)。
上述の形態の場合、例えば、上記梁部(17)には、複数のオイルドレン孔(15a、16a)から排出されたオイルを集めて落下させるオイルガイド(21)が設けられていることができる(例えば、図4等参照)。これにより、オイルを所定の狙い箇所に落下させることができる。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)オイルミストセパレータの構成
本実施例に係るオイルミストセパレータ1は、図1に示すように、エンジンのシリンダヘッド2側に開口するシリンダヘッドカバー3と、シリンダヘッドカバー3の開口を覆うバッフルプレート4と、によって形成されるブローバイガス流通空間5を備えている。このバッフルプレート4には、ブローバイガス流通空間5内にエンジンで生じるブローバイガスGを流入する流入口7が形成されている。また、シリンダヘッドカバー3には、ブローバイガス流通空間5内からオイルOが分離されたブローバイガスGを流出する流出口8が形成されている。
上記ブローバイガス流通空間5内には、ブローバイガスG中に含まれるオイルOを分離するオイル分離部11が設けられている。このオイル分離部11は、ブローバイガス流通空間5を上流側と下流側とに仕切り且つ下流側に向かってブローバイガスGを噴射させる1又は2以上のノズル孔12aが形成された仕切壁12と、ノズル孔12aに対向して設けられる衝突壁13と、を備えている。この衝突壁13は、ブローバイガスGが通過可能なフィルタからなされている。
上記バッフルプレート4には、図2及び図3に示すように、オイル分離部11によって分離されたオイルを排出するオイルドレン孔15a、16aを備えたオイルドレンパイプ15、16が複数(図中2本)設けられている。これらオイルドレンパイプ15、16は、バッフルプレート4から下方に向かって延びている。また、一方のオイルドレンパイプ15は、仕切壁12よりもブローバイガス流通方向の上流側に設けられている。さらに、他方のドレンパイプ16は、仕切壁12よりもブローバイガス流通方向の下流側に設けられている。
上記オイルドレンパイプ15、16には、それらの側壁面15b、16b同士を繋ぐように梁部17が設けられている(図3参照)。この梁部17は、オイルドレンパイプ15、16の側壁面15b、16bとともに、後述する逆止弁23の笠部24の周縁側が当接可能な形状に形成されている。また、梁部17には、後述する逆止弁23を取り付けるための取付部18が設けられている。この取付部18は、オイルドレンパイプ15、16の延びる方向と交差(具体的に、直交)する方向に穿たれる貫通孔である。また、オイルドレンパイプ15、16の側壁面15b、16bには、梁部17の延長線上(具体的に、取付部18の軸心を通る水平面で切断した梁部17の横断面における延長線上)の位置にオイルドレン孔15a、16aが設けられている。これらオイルドレン孔15a、16aは、その平面形状が略三日月形をなしている。さらに、梁部17には、複数のオイルドレン孔15a、16aから排出されたオイルを集めて落下させるオイルガイド21が設けられている。このオイルガイド21は、後述する逆止弁23の笠部24を囲むように、梁部17及び各オイルドレンパイプ15、16の側壁面15b、16bから立ち上げられている(図4参照)。
上記オイルミストセパレータ1は、オイルドレンパイプ15、16を跨ぐように設けられる逆止弁23(「チェックバルブ」とも称される。)を備えている。この逆止弁23は、弾性材(例えば、ゴム、樹脂等)からなされており、笠部24と、笠部24の中心側から突出する棒状の芯部25と、を備えている。この芯部25は、軸方向の中間部に遠心側に膨らむ突起25aが設けられている。そして、逆止弁23は、芯部25が取付部18に差し込まれた状態で梁部17に横向きに取り付けられている。具体的に、取付部18に差し込まれた芯部25の軸端側25bを摘んで引っ張ることで、突起25aが弾性変形により取付部18を通過して元の形状に復帰して取付部18の外周側に係止して、逆止弁23が梁部17に取り付けられる。
上記逆止弁23は、複数のオイルドレン孔15a、16aを、オイルを排出方向にのみ通過させるように開閉可能とする。具体的に、笠部24の周縁側が梁部17及び複数のオイルドレンパイプ15、16の側壁面15b、16bに接することで、複数のオイルドレン孔15a、16aを閉鎖状態とする。一方、吸気系の負圧等の作用により笠部24が弾性変形して、笠部24の周縁側が梁部17及び複数のオイルドレンパイプ15、16の側壁面15b、16bから離れることで、複数のオイルドレン孔15a、16aを開放状態とする。
(2)オイルミストセパレータの作用
次に、上記構成のオイルミストセパレータ1の作用について説明する。エンジン内で発生するブローバイガスGは、図1中に破線矢印で示すように、吸気系の負圧等の作用により流入口7からブローバイガス流通空間5内に流入され、仕切壁12に衝突することでオイルが分離される。また、仕切壁12のノズル孔12aから下流側に向かって噴射されるブローバイガスGは、衝突壁13に衝突して通過することでオイルが分離される。そして、オイルが十分に分離されたブローバイガスGは、流出口8を介して吸気系に送られる。
ここで、オイル分離部11においては、仕切壁12の上流側のオイル分離性能よりも仕切壁12の下流側でのオイル分離性能が高いものとなっている。このオイル分離部11の仕切壁12よりも上流側で分離・捕集されたオイルOは、オイルドレンパイプ15内に溜められる。また、オイル分離部11の仕切壁12よりも下流側で分離・捕集されたオイルは、オイルドレンパイプ16内に溜められる。そして、各ドレンパイプ15、16内に溜められたオイルOは、吸気系の負圧等の作用により逆止弁23の笠部24が弾性変形することで、図3及び図4中に仮想線矢印で示すように、各オイルドレン孔15a、16aから排出されてオイルガイド21で案内されて所定の狙い箇所に落下される。
(3)実施例の効果
本実施例のオイルミストセパレータ1によると、2つのオイルドレンパイプ15、16を跨ぐように設けられる逆止弁23を備え、オイルドレンパイプ15、16のそれぞれに設けられる複数のオイルドレン孔15a、16aは、1つの逆止弁23によってオイルを排出方向にのみ通過させるように開閉可能とされている。これにより、オイルドレンパイプ15、16を複数設定する場合に簡素な構造で十分なオイルドレン性を確保することができる。
また、本実施例では、オイル分離部11は、仕切壁12を備え、一方のオイルドレンパイプ15は、仕切壁12よりもブローバイガス流通方向の上流側に設けられており、他方のドレンパイプ16は、仕切壁12よりもブローバイガス流通方向の下流側に設けられている。これにより、1つの逆止弁23によって、仕切壁12の上流側及び下流側に設けられる各オイルドレンパイプ15、16の各オイルドレン孔15a、16aでのオイルの逆流が防止される。
また、本実施例では、逆止弁23は、弾性材からなる笠部24を備え、笠部24の弾性変形により複数のオイルドレン孔15a、16aが開閉される。これにより、より簡素な構造で逆止弁23の開閉動作を実現できる。
また、本実施例では、2つのオイルドレンパイプ15、16には、オイルドレンパイプ15、16同士を繋ぐように梁部17が設けられており、逆止弁23は、笠部24から突出する芯部25を備えるとともに、芯部25が梁部17に設けられた取付部18に差し込まれることにより梁部17に取り付けられている。これにより、より簡素な構造で逆止弁23を取り付けることができる。
また、本実施例では、取付部18は、貫通孔である。これにより、貫通孔18に差し込まれた芯部25を引っ張ることで逆止弁23を取り付けることができ、逆止弁23の取付の確実性が向上する。
さらに、本実施例では、梁部17は、オイルドレンパイプ15、16の側壁面15b、16bを繋ぐように設けられており、それぞれの側壁面15b、16bには、梁部17の延長線上の位置にオイルドレン孔15a、16aが設けられている。これにより、梁部17が各オイルドレンパイプ15、16の側壁面15b、16bに渡って設けられ、逆止弁23が横向きに取り付けられる。よって、逆止弁23の芯部25を引っ張る方向に十分な空間を確保でき、逆止弁23の取付作業性が向上する。さらに、梁部17に取り付けられた逆止弁25を目視し易く取付状態を容易に確認できる。
さらに、本実施例では、梁部17には、複数のオイルドレン孔15a、16aから排出されたオイルを集めて落下させるオイルガイド21が設けられている。これにより、オイルを所定の狙い箇所に落下させることができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例では、2つのオイルドレンパイプ15、16を跨ぐ逆止弁23を例示したが、これに限定されず、例えば、3以上のオイルドレンパイプを跨ぐ逆止弁としてもよい。
また、上記実施例では、複数のオイルドレンパイプ15、16の側壁面15b、16bを繋ぐ梁部17に横向きに取り付けられる逆止弁23を例示したが、これに限定されず、例えば、図5に示すように、複数のオイルドレンパイプ15、16の底壁面15c、16cを繋ぐ梁部17に縦向きに取り付けられる逆止弁23’としてもよい。この場合、オイルドレン孔15a、16aは、通常、オイルドレンパイプ15、16の底壁面15c、16cに形成される。
また、上記実施例では、弾性材からなる笠部24を備える逆止弁23を例示したが、これに限定されず、例えば、図6に示すように、複数のオイルドレン孔15a、16aを閉鎖する位置と開放する位置との間で揺動可能に支持された開閉板27を備える逆止弁28としてもよい。この開閉板27は、複数のオイルドレンパイプ15、16内に溜るオイル量(即ち、オイルの自重)に応じて各位置の間で揺動される。
また、上記実施例では、逆止弁23の芯部25が差し込まれる取付部18として貫通孔を例示したが、これに限定されず、例えば、取付部18として凹部やスリットを採用してもよい。
また、上記実施例では、ブローバイガスが通過可能なフィルタからなる衝突壁13を例示したが、これに限定されず、例えば、ブローバイガスが通過不能な壁部からなる衝突壁としたり、フィルタの下流側にブローバイガスが通過不能な壁部を設けてなる衝突壁としたりしてもよい。
また、上記実施例では、衝突分離式のオイル分離部11を例示したが、これに限定されず、例えば、衝突分離式、濾過分離式、迷路分離式、遠心分離式等のうちの1種又は2種以上の組み合わせのオイル分離部としてもよい。
さらに、上記実施例では、複数のオイルドレンパイプ15、16を跨ぐ逆止弁23を備える構造を1組具備するオイルミストセパレータ1を例示したが、これに限定されず、例えば、複数のオイルドレンパイプ15、16を跨ぐ逆止弁23を備える構造を2組以上具備するオイルミストセパレータとしてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は、上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
本発明は、エンジン内で生じるブローバイガス中に含まれるオイルを分離する技術として広く利用される。
1;オイルミストセパレータ、2;シリンダヘッド、3;シリンダヘッドカバー、4;バッフルプレート、5;ブローバイガス流通空間、11;オイル分離部、12;仕切壁、15,16;オイルドレンパイプ、15a,16a;オイルドレン孔、15b,16b;側壁面、17;梁部、18;取付部、23,23’,28;逆止弁、24;笠部、25;芯部。

Claims (6)

  1. エンジンのシリンダヘッド側に開口するシリンダヘッドカバーと、該シリンダヘッドカバーの開口を覆うバッフルプレートと、によって形成されるブローバイガス流通空間を備え、該ブローバイガス流通空間内には、ブローバイガス中に含まれるオイルを分離するオイル分離部が設けられており、前記バッフルプレートには、前記オイル分離部によって分離されたオイルを排出するオイルドレン孔を備えたオイルドレンパイプが複数設けられているオイルミストセパレータであって、
    少なくとも2つの前記オイルドレンパイプを跨ぐように設けられる逆止弁を備え、
    前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプのそれぞれに設けられる複数の前記オイルドレン孔は、1つの前記逆止弁によってオイルを排出方向にのみ通過させるように開閉可能とされていることを特徴とするオイルミストセパレータ。
  2. 前記オイル分離部は、前記ブローバイガス流通空間を上流側と下流側とに仕切る仕切壁を備え、
    前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプのうちの、一方のオイルドレンパイプは、前記仕切壁よりもブローバイガス流通方向の上流側に設けられており、他方のドレンパイプは、前記仕切壁よりもブローバイガス流通方向の下流側に設けられている請求項1記載のオイルミストセパレータ。
  3. 前記逆止弁は、弾性材からなる笠部を備え、該笠部の弾性変形により複数の前記オイルドレン孔が開閉される請求項1又は2に記載のオイルミストセパレータ。
  4. 前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプには、該オイルドレンパイプ同士を繋ぐように梁部が設けられており、
    前記逆止弁は、前記笠部から突出する芯部を備えるとともに、前記芯部が前記梁部に設けられた取付部に差し込まれることにより前記梁部に取り付けられている請求項3記載のオイルミストセパレータ。
  5. 前記取付部は、前記オイルドレンパイプの延びる方向と交差する方向に穿たれる貫通孔である請求項4記載のオイルミストセパレータ。
  6. 前記梁部は、前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプの側壁面を繋ぐように設けられており、
    前記少なくとも2つの前記オイルドレンパイプのそれぞれの側壁面には、前記梁部の延長線上の位置に前記オイルドレン孔が設けられている請求項4又は5に記載のオイルミストセパレータ。
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