JP6178717B2 - オイルセパレータ - Google Patents

オイルセパレータ Download PDF

Info

Publication number
JP6178717B2
JP6178717B2 JP2013264479A JP2013264479A JP6178717B2 JP 6178717 B2 JP6178717 B2 JP 6178717B2 JP 2013264479 A JP2013264479 A JP 2013264479A JP 2013264479 A JP2013264479 A JP 2013264479A JP 6178717 B2 JP6178717 B2 JP 6178717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil separator
flap
gas
gas flow
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013264479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015121123A (ja
Inventor
高井 基治
基治 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2013264479A priority Critical patent/JP6178717B2/ja
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to CN201480068714.4A priority patent/CN105829669B/zh
Priority to US15/105,390 priority patent/US10385743B2/en
Priority to PCT/JP2014/082324 priority patent/WO2015093327A1/ja
Priority to EP14870727.6A priority patent/EP3085907B1/en
Priority to KR1020167018071A priority patent/KR101957002B1/ko
Priority to KR1020177019812A priority patent/KR20170086683A/ko
Publication of JP2015121123A publication Critical patent/JP2015121123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6178717B2 publication Critical patent/JP6178717B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M13/00Crankcase ventilating or breathing
    • F01M13/04Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M13/00Crankcase ventilating or breathing
    • F01M13/04Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil
    • F01M13/0416Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil arranged in valve-covers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M13/00Crankcase ventilating or breathing
    • F01M13/04Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil
    • F01M2013/0433Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil with a deflection device, e.g. screen

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明はオイルセパレータに係り、特に、自動車エンジン等の内燃機関のエンジンクランクケース内に発生するブローバイガス中のオイルミストを捕集するオイルセパレータに関する。
欧州特許第10362162号明細書
しかしながら、特許文献1に記載のオイルセパレータでは、ブローバイガスが通過する弾性舌片の外周部が円弧状となっていると共に、壁部も弾性舌片の外周に沿って円弧状に形成されている。このため、壁部をブローバイガスが通過するために必要な最小流路断面積を確保した上で、弾性舌片の外周に最も近い位置となるように設計しても、弾性舌片の外周を通過したブローバイガスが、円弧の周方向外側へ向かって放射状に拡散することで、壁部にぶつかるまでにブローバイガスの流速が低下する。この結果、オイルミストの捕集効率が低下する。
本発明は上記事実を考慮し、オイルミストの捕獲性能を向上することができるオイルセパレータを得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明のオイルセパレータは、ブローバイガスを導入するガス導入口と、前記ブローバイガスを排出するガス排出口と、の間にガス流路が形成されたオイルセパレータ本体と、前記ガス流路に直交する方向に沿って前記オイルセパレータ本体に固定され、前記ガス流路を開閉すると共に、外周の一部に略直線状の直線部を有する略円形状の弁部を備えたフラップと、前記ガス流路における前記弁部の下流側に前記弁部の外周に沿って設けられ、前記直線部に沿った略直線状の直線部を有し、前記弁部の周縁部から流れ出すガス流を衝突させオイルを捕獲するための衝突壁と、を備え、前記フラップにおける前記直線部と対向する部位に、前記フラップを前記ガス流路に固定するための固定部が形成されている。
請求項1に記載の発明のオイルセパレータでは、オイルセパレータ本体のガス導入口から導入されたブローバイガスは、ガス導入口とガス排出口との間に形成されたガス流路内を流れる。また、ガス流は、ガス流路に直交する方向に沿って延設されたフラップの弁部を押し開けて流れ、フラップの弁部の下流側にフラップの弁部の外周に沿って設けられた衝突壁に当たり、オイルが捕獲される。この際、フラップの弁部は外周の一部に略直線状の直線部を有する略円形状となっており、この直線部に沿って衝突壁の一部が略直線状の直線部となっている。このため、フラップの弁部の外周における直線部を通過したブローバイガス流が対向する衝突壁の直線部に向かって、円弧部のガス流のように周方向へ拡散することなく流れるので、衝突壁にぶつかるまでにブローバイガスの流速が低下するのを抑制できる。この結果、流速の低下が抑制されたブローバイガスが衝突壁の略直線状の部位にぶつかることで、オイルミストの捕獲性能が向上する。
請求項2に記載の発明は請求項に記載のオイルセパレータにおいて、前記フラップにおける前記直線部と対向する部位に、前記フラップをガス流路に固定するための固定部が形成されている。
また、請求項に記載の発明のオイルセパレータでは、ガス流によりフラップの弁部が押し開けられた場合に、フラップにおける固定部と対向する弁部の部位が他の部位に比べて最も大きく開口し、ガス流が他の部位に比べて多くなる。このように、フラップの固定部と対向する部位に、フラップの弁部の直線部があることで、オイルミストの捕獲効率がさらに向上する。
請求項に記載の発明は請求項に記載のオイルセパレータにおいて、前記固定部からは前記弁部に向かって、前記外周方向に沿って間隔を開けて2本の連結部が突出しており、前記2本の連結部の間に対応する部位にも略直線状の衝突壁が形成されている。
請求項に記載の発明のオイルセパレータでは、ガス流によりフラップの弁部が押し開けられた場合に、外周方向に沿って間隔を開けて固定部から弁部に向かって突出された2本の連結部の間からガス流が流れ出す。そして、ガス流が2本の連結部の間に対応する部位に形成された略直線状の衝突壁に衝突して、オイルミストが捕獲される。このため、オイルミストの捕獲性能がさらに向上する。
請求項に記載の発明は請求項1又は2に記載のオイルセパレータにおいて、前記フラップの弁部は略垂直方向に沿って配置され、前記衝突壁の直線部は略水平方向に沿って配置されており、前記衝突壁の下方には捕獲した前記オイルを排出するための開口部が形成されている。
請求項に記載の発明のオイルセパレータでは、ガス流は、略垂直方向に沿って配置されたフラップの弁部を押し開けて流れ、略水平方向に沿って配置された衝突壁の直線部に当たり、オイルが捕獲される。また、衝突壁にて捕獲されたオイルは、自重により落下して、衝突壁の下方に形成された開口部から排出される。このため、オイルの回収が容易になる。
請求項に記載の発明は請求項1〜の何れか1項に記載のオイルセパレータにおいて、前記オイルセパレータ本体の外周部に形成され、エンジンヘッドカバーの内部に固定される取付け部を有する。
請求項に記載の発明のオイルセパレータでは、オイルセパレータ本体の外周部に形成された取付け部によって、オイルセパレータをエンジンヘッドカバーの内部に固定できる。このため、エンジンヘッドカバーの内部にオイルセパレータを容易に配置することができる。
請求項1に記載の本発明のオイルセパレータは、上記構成としたので、オイルミストの捕獲性能を向上することができる。
請求項に記載の本発明のオイルセパレータは、上記構成としたので、オイルミストの捕獲性能をさらに向上することができる。
請求項に記載の本発明のオイルセパレータは、上記構成としたので、オイルを容易に回収できる。
請求項に記載の本発明のオイルセパレータは、上記構成としたので、エンジンヘッドカバーの内部にオイルセパレータを容易に配置することができる。
本発明の一実施形態に係るオイルセパレータの外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るオイルセパレータを示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るオイルセパレータを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るオイルセパレータを示す一部を図3の4−4線に沿った断面とした斜視図である。 本発明の一実施形態に係るオイルセパレータの作動状態を示す図3の5−5断面線に沿った断面図である。 本発明の他の実施形態に係るオイルセパレータを示す正面図である。
本発明の一実施形態に係るオイルセパレータについて図1〜図5に従って説明する。なお、図中矢印UPは、オイルセパレータの上方となる垂直方向の上方向を示す。
図1に示すように、本実施形態のオイルセパレータ10は、オイルセパレータ本体12とフラップ14とを備えている。
図2に示すように、フラップ14は一例として薄い金属板で構成されており、弁部16と、フラップ14をガス流路に固定するための固定部18とを備えている。また、弁部16と固定部18とが連結部20によって連結されており、フラップ14はガス流の圧力によって弾性変形し、弁部16が図5に2点鎖線で示す閉位置と、実線で示す開位置とへ移動可能となっている。
図3に示すように、フラップ14の弁部16は、左右方向を長手方向とする略長形状の一例としての略長円形状となっており、左右の外周部が半円弧部16Aとなっている。また、上側外周部における半円弧部16Aの間となる部位が周方向となる左右方向に沿った直線状の直線部16Bとなっており、この直線部16Bの左右方向に沿った長さはL1となっている。一方、弁部16における直線部16Bと対向する外周部も左右方向に沿った直線状の直線部16Cとなっており、直線部16Cの左右の両端部近傍からは、下方へ向かって左右一対の連結部20が突出形成されている。
図2に示すように、フラップ14の固定部18は、弁部16の外周部における直線部16Bと対向する部位に形成されている。また、フラップ14の固定部18は左右方向を長手方向とする長方形状となっており、固定部18の上側外周部18Aに、左右一対の連結部20の下端が連結されている。従って、左右一対の連結部20の間には矩形の切欠22が形成されている。また、固定部18には円形の取付け孔24が左右方向に所定の間隔を開けて一対形成されている。
図4に示すように、オイルセパレータ本体12はフラップ14が固定されるフラップ固定部25と、ブローバイガス(図5の矢印W1)が流れるガス流路28を形成する枠部27と、を備えている。また、枠部27の外周部にはエンジンヘッドカバー29の内部にオイルセパレータ10を固定するための取付け部としての係合部27Aが形成されている。
図5に示すように、オイルセパレータ本体12のガス流路28は、ブローバイガスを導入するガス導入口30と、ブローバイガスを排出するガス排出口32と、の間に直線状に形成されており、ガス流路28の外周部が枠部27となっている。また、オイルセパレータ本体12のフラップ固定部25は、オイルセパレータ本体12における枠部27の下方側に、ガス流路28の下流側(図5の右方向)に向かって突出形成されている。
図2に示すように、フラップ固定部25には、円形の取付け孔39が左右方向に所定の間隔を開けて一対形成されている。そして、フラップ固定部25にフラップ14の固定部18を当てた状態で、ビス37等の固定部材を取付け孔24と取付け孔39とに通し、取付け孔39に形成された雌螺子部に締結することで、オイルセパレータ本体12にフラップ14が固定されるようになっている。
図4に示すように、オイルセパレータ本体12のガス流路28におけるフラップ14の下流側には衝突壁40が下流方向(図5の右方向)へ突出形成されている。
図3に示すように、オイルセパレータ本体12の衝突壁40は、フラップ14の弁部16の外周に沿って設けられている。より具体的に説明すると、衝突壁40は、左右方向を長手方向とする略長円状となっており、左右の外周部が半円弧部40Aとなっている。また、上側外周部における半円弧部40Aの間となる部位が、直線状の直線部40Bとなっており、直線部40Bの左右方向に沿った長さはL1となっている。衝突壁40の直線部40Bと対向する部位における左右方向中央部にも衝突壁41が形成されている。この衝突壁41は弁部16の直線部16Cに沿って左右方向へ直線状に延びており、フラップ14の切欠22を通過している。
従って、図5に示すように、ガス流(図5の矢印W1)は、ガス流路28に直交する方向に沿って延設されたフラップ14の弁部16を図5に実線で示すように押し開けて流れる。その際、ガス流(図5の矢印W2〜4)は、フラップ14の弁部16の下流側に、フラップ14の弁部16の外周に沿って設けられた衝突壁40と衝突壁41とに当たり、オイルが捕獲されるようになっている。また、フラップ14の弁部16の外周における直線部16Bを通過したブローバイガス(図6の矢印W2)は、対向する衝突壁40の直線部40Bに向かって、半円弧部40Aのガス流(図6の矢印W3)のように周方向へ拡散することなく流れるようになっている。
なお、本実施形態では、フラップ14の弁部16が、垂直方向に沿って配置されており、衝突壁40の直線部40Bと、衝突壁41とが水平方向に沿って配置されている。
図3に示すように、オイルセパレータ本体12における衝突壁40、41の下方には捕獲したオイルを排出するための開口部50が形成されている。より具体的に説明すると、衝突壁41の左右方向両端41Aと衝突壁40の周方向端部40Cとの間には捕獲したオイルをオイルセパレータ本体12から排出するための左右一対の開口部50が形成されており、衝突壁40の周方向端部40Cは下方へ向かって延設されている。また、これらの開口部50をフラップ14の連結部20が通過している。
従って、図5に矢印S1で示すように、オイルセパレータ10の衝突壁40、41の内周部に溜まったオイルが、開口部50を通ってオイルセパレータ本体12から排出され、矢印S2で示すように、ドレインバルブ54を介して回収されるようになっている。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態のオイルセパレータ10では、図5に示すように、ガス導入口30からオイルセパレータ本体12の内部に導入されたブローバイガス(図5の矢印W1)が、ガス導入口30とガス排出口32との間に形成されたガス流路28内を流れる。また、ガス流は、ガス流路28に直交する方向に沿って延設されたフラップ14の弁部16を図5に実線で示すように押し開けて流れ、フラップ14の弁部16の下流側に、フラップ14の弁部16の外周に沿って設けられた衝突壁40に当たり、水滴となったオイルが捕獲される。
この際、本実施形態では、フラップ14の弁部16が、外周の一部に直線状の直線部16Bを有しており、この直線部16Bに沿って衝突壁40の直線部40Bが設けられている。このため、フラップ14の弁部16の外周における直線部16Bを通過したブローバイガス(図6の矢印W2)が、対向する衝突壁40の直線部40Bに向かって、半円弧部40Aのガス流(図6の矢印W3)のように周方向へ拡散することなく流れるので、衝突壁40の直線部40Bにぶつかるまでにブローバイガスの流速が低下するのを抑制できる。この結果、流速の低下が抑制されたブローバイガスが衝突壁40の直線部40Bにぶつかることで、オイルミストの捕獲性能が向上する。
なお、フラップ14の弁部16の面積を一定として、弁部16の形状を外周が全て直線部となる矩形とした場合には、弁部16を開放する際のガス流の圧力損失が増加する。このため、本実施形態のオイルセパレータ10では、弁部16を、直線部40Bを有する略長円形状とすることで、ガス流の圧力損失を低くし、且つオイルミストの捕獲性能を向上できる。さらに、フラップ14の弁部16と、衝突壁40、41と距離を詰めてオイルミストの捕獲性能を向上させる構成ではないため、公差(機械加工で許せる最大寸法と最小寸法との差)を確保しつつ、ガス流の圧力損失を低くし、且つオイルミストの捕獲性能を向上できる。
また、本実施形態のオイルセパレータ10では、フラップ14の弁部16は上側外周部に直線部16Bを有しており、オイルセパレータ本体12における枠部27の衝突壁40上側外周部に直線部40Bが形成されている。このため、オイルセパレータ10の上下方向の寸法を小さくできる。この結果、オイルセパレータ10が配置されるエンジンヘッドカバー29の上下方向の寸法を小さくできる。
また、本実施形態のオイルセパレータ10では、フラップ14の固定部18が弁部16の外周部における直線部18Bと対向する部位に形成されている。このため、ガス流(図5の矢印W2)によりフラップ14の弁部16が押し開けられた場合に、固定部18と対向する弁部16の直線部18Bが、外周部の他の部位に比べて最も大きく開口し、ガス流(図5の矢印W2)が、外周部の他の部位のガス流(図5の矢印W3、W4)に比べて多くなる。この結果、フラップ14の固定部18と対向する部位に弁部16の直線部16Bがあることで、オイルミストの捕獲効率がさらに向上する。
また、本実施形態のオイルセパレータ10では、フラップ14の固定部18から左右一対の連結部20が弁部16に向かって左右方向に間隔を開けて2本突出しており、こられの連結部20の間に形成された切欠22の内部にも衝突壁41が形成されている。このため、ガス流によりフラップ14の弁部16が押し開けられた場合に、2本の連結部20の間から流れ出たガス流が衝突壁41に衝突して、オイルミストが捕獲される。このため、オイルミストの捕獲性能がさらに向上する。
また、本実施形態のオイルセパレータ10では、ガス流(図5の矢印W1)が、略垂直方向に沿って配置されたフラップ14の弁部16を押し開けて流れ、略水平方向に沿って配置された衝突壁40の直線部40Bに当たり、オイルが捕獲される。また、衝突壁40と衝突壁41にて捕獲されたオイル(図5に矢印S1)は、自重により落下して、衝突壁40の下部に形成された左右一対の開口部50から排出され、ドレインバルブ54から回収される。このため、オイルの回収が容易になる。
また、本実施形態では、オイルセパレータ本体12の外周部に形成された係合部27Aをエンジンヘッドカバー19に係合することで、オイルセパレータ10をエンジンヘッドカバー19の内部に固定できる。このため、エンジンヘッドカバー29の内部にオイルセパレータ10を容易に配置することができる。
(その他の実施形態)
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、フラップ16の直線部16B、衝突壁の直線部40B及び衝突壁41を直線状としたが、直線部16B、直線部40B、衝突壁41は僅かに湾曲した直線に近い略直線状としてもよい。また上記実施形態では、フラップ14の弁部16を略円形状の一例としての略長円形状としたが、これに代えて、フラップ14の弁部16の形状は、図6に示す他の実施形態のように、略円形状の一例としての円形状の外周の一部に直線部16Bを有する形状としてもよい。また、連結部20は3本以上あってもよい。
また、本発明のオイルセパレータは、自動車エンジンのヘッドカバー内部に配置され自動車エンジン内部で発生するブローバイガス中のオイルを分離するセパレータとして適用可能であると共に、自動車エンジン以外の内燃機関について適用可能である。さらに、本発明のオイルセパレータは、ヘッドカバー以外でもブローバイガスの流路の途中に設ければよい。
10 オイルセパレータ
12 オイルセパレータ本体
14 フラップ
16 フラップの弁部
16B 弁部の直線部
18 フラップの固定部
25 オイルセパレータ本体のフラップ固定部
27 オイルセパレータ本体の枠部
27A 係合部(取付け部)
28 ガス流路
29 エンジンヘッドカバー
30 ガス導入口
32 ガス排出口
40 衝突壁
40B 衝突壁の直線部
41 衝突壁

Claims (4)

  1. ブローバイガスを導入するガス導入口と、前記ブローバイガスを排出するガス排出口と、の間にガス流路が形成されたオイルセパレータ本体と、
    前記ガス流路に直交する方向に沿って前記オイルセパレータ本体に固定され、前記ガス流路を開閉すると共に、外周の一部に略直線状の直線部を有する略円形状の弁部を備えたフラップと、
    前記ガス流路における前記弁部の下流側に前記弁部の外周に沿って設けられ、前記直線部に沿った略直線状の直線部を有し、前記弁部の周縁部から流れ出すガス流を衝突させオイルを捕獲するための衝突壁と、を備え、
    前記フラップにおける前記直線部と対向する部位に、前記フラップを前記ガス流路に固定するための固定部が形成されているオイルセパレータ。
  2. 前記固定部からは前記弁部に向かって、前記外周方向に沿って間隔を開けて2本の連結部が突出しており、前記2本の連結部の間に対応する部位にも略直線状の衝突壁が形成されている請求項に記載のオイルセパレータ。
  3. 前記フラップの弁部は略垂直方向に沿って配置され、前記衝突壁の略直線部は略水平方向に沿って配置されており、前記衝突壁の下方には捕獲した前記オイルを排出するための開口部が形成されている請求項1又は2に記載のオイルセパレータ。
  4. 前記オイルセパレータ本体の外周部に形成され、エンジンヘッドカバーの内部に固定される取付け部を有する請求項1〜の何れか1項に記載のオイルセパレータ。
JP2013264479A 2013-12-20 2013-12-20 オイルセパレータ Active JP6178717B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013264479A JP6178717B2 (ja) 2013-12-20 2013-12-20 オイルセパレータ
US15/105,390 US10385743B2 (en) 2013-12-20 2014-12-05 Oil separator
PCT/JP2014/082324 WO2015093327A1 (ja) 2013-12-20 2014-12-05 オイルセパレータ
EP14870727.6A EP3085907B1 (en) 2013-12-20 2014-12-05 Oil separator
CN201480068714.4A CN105829669B (zh) 2013-12-20 2014-12-05 油分离器
KR1020167018071A KR101957002B1 (ko) 2013-12-20 2014-12-05 오일 세퍼레이터
KR1020177019812A KR20170086683A (ko) 2013-12-20 2014-12-05 오일 세퍼레이터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013264479A JP6178717B2 (ja) 2013-12-20 2013-12-20 オイルセパレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015121123A JP2015121123A (ja) 2015-07-02
JP6178717B2 true JP6178717B2 (ja) 2017-08-09

Family

ID=53402676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013264479A Active JP6178717B2 (ja) 2013-12-20 2013-12-20 オイルセパレータ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10385743B2 (ja)
EP (1) EP3085907B1 (ja)
JP (1) JP6178717B2 (ja)
KR (2) KR20170086683A (ja)
CN (1) CN105829669B (ja)
WO (1) WO2015093327A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202014006149U1 (de) * 2014-07-29 2015-07-31 Reinz-Dichtungs-Gmbh Vorrichtung zum Abscheiden von Öltröpfchen und/oderÖlnebel
DE102016100419B4 (de) * 2016-01-12 2019-07-04 BRUSS Sealing Systems GmbH Ölabscheidevorrichtung für die Kurbelgehäuseentlüftung eines Verbrennungsmotors
CN105626192B (zh) * 2016-02-15 2018-02-16 东风朝阳朝柴动力环保科技有限公司 带油气通道的多功能呼吸器支架装置
CN107143401B (zh) * 2017-06-20 2023-05-12 宁波市鄞州德来特技术有限公司 一种油气分离器结构及发动机

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999030979A1 (en) 1997-12-17 1999-06-24 The Popstraw Company, Llc Beverage container with self-contained drinking straw
JP2001280112A (ja) 2000-03-31 2001-10-10 Honda Motor Co Ltd 船外機用エンジンの気液分離室
US6412478B1 (en) * 2001-01-02 2002-07-02 Generac Power Systems, Inc. Breather for internal combustion engine
CN2608694Y (zh) * 2003-02-27 2004-03-31 洪志才 内燃机的减压风鸣式油气分离器
US7080636B2 (en) * 2003-05-05 2006-07-25 Dichtungstechnik G. Bruss Gmbh & Co. Kg Oil separating device for a combustion engine
US7678169B1 (en) * 2006-07-12 2010-03-16 Cummins Filtration Ip Inc. Oil fill cap with air/oil separator
DE102006051143B4 (de) * 2006-10-30 2010-01-21 Reinz-Dichtungs-Gmbh Adaptiver Ölabscheider
DE102007062098A1 (de) 2007-12-21 2009-06-25 Mahle International Gmbh Ölnebelabscheider
JP5072719B2 (ja) * 2008-06-05 2012-11-14 本田技研工業株式会社 エンジンのブリーザ装置
CN201280963Y (zh) * 2008-10-07 2009-07-29 浙江方圆机电设备制造有限公司 一种油气分离器
JP5304542B2 (ja) * 2009-08-28 2013-10-02 トヨタ紡織株式会社 オイルミストセパレータ
JP5432856B2 (ja) * 2010-08-06 2014-03-05 トヨタ自動車株式会社 オイルセパレータの配設構造
JP6135102B2 (ja) * 2012-11-22 2017-05-31 アイシン精機株式会社 ブローバイガス還元装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3085907A1 (en) 2016-10-26
CN105829669A (zh) 2016-08-03
US20160312672A1 (en) 2016-10-27
KR20170086683A (ko) 2017-07-26
KR20160097255A (ko) 2016-08-17
WO2015093327A1 (ja) 2015-06-25
EP3085907A4 (en) 2017-09-13
US10385743B2 (en) 2019-08-20
CN105829669B (zh) 2018-11-02
JP2015121123A (ja) 2015-07-02
EP3085907B1 (en) 2019-08-14
KR101957002B1 (ko) 2019-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5954333B2 (ja) オイルミストセパレータ
JP6146202B2 (ja) オイルミストセパレータ
JP5290732B2 (ja) 内燃機関のオイルセパレータ
JP6178717B2 (ja) オイルセパレータ
JP5747026B2 (ja) オイルミストセパレータ
JP6790870B2 (ja) オイルミストセパレータ
JP6669018B2 (ja) オイルミストセパレータ
JP2009121281A (ja) 内燃機関のオイルセパレータ
US20160333753A1 (en) Blow-by gas passage structure
JP5904065B2 (ja) オイルミストセパレータ
KR101720557B1 (ko) 내연기관용 세퍼레이터
JP2014092036A (ja) オイルミストセパレータ
JP6065754B2 (ja) オイルミストセパレータ
JP4425951B2 (ja) ブローバイガス用オイルセパレータ
KR101544727B1 (ko) 내연기관용 세퍼레이터
JP2008157047A (ja) 内燃機関におけるブローバーガス流路のオイルミストセパレータ
JP2007309157A (ja) ブローバイガス用オイルセパレータ
JP2005120920A (ja) 内燃機関の吸気ダクトおよび該吸気ダクトが搭載された車両
JP2007100567A (ja) ブローバイガスの気油分離装置
JP2007138827A (ja) 内燃機関のオイルセパレータ
JP7299089B2 (ja) オイルセパレータ
JP5997513B2 (ja) オイルセパレータ
JP6311463B2 (ja) オイルセパレータ
JP6176047B2 (ja) オイルセパレータ
WO2016056159A1 (ja) オイルセパレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6178717

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250