JP2018040206A - シートシャッタのシートガイド機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの進退動作をスムーズに行うと共に、シートシャッタからシートガイドを取外すことなくインナーレールの交換等のメンテナンス作業を行い易くするシートシャッタのシートガイド機構を提供する。【解決手段】シートガイド11の正面壁11aと後面壁11bとに連なる外面壁11cと内面壁11dとの間で、インナーレール16をアウターレール14内に沿って着脱及びスライド自在に挿入する溝状開放部13と、インナーレール16をアウターレール14内で外向き方向に付勢支持するレール付勢支持機構21を収容するインナー支持室20とをC形断面に形成して連通させると共に、正面壁11a側からアウターレール14の溝状開放部13を狭めインナーレール16をスライド自在に保持するスライド保持姿勢から、溝状開放部13を押し広げてインナーレール16及びレール付勢支持機構21を取り出し可能に構成する。【選択図】図5

Description

この発明はシートシャッタのシートガイド機構に関する。
従来、シートドラムの正逆回転によって進退移動するシートを弾力的に引っ張り付勢して案内支持するレール付勢支持機構を有するインナーレールと、該インナーレールを溝状開放部内にスライド自在に嵌挿支持するアウターレールとを有するシートガイド機構の支柱を備えるシートシャッタが既に公知である。(例えば、特許文献1)
上記シートシャッタは、シートのガイド突起をレール溝内で案内支持するインナーレールを、取付ピンに嵌挿したスプリング座とアウターレールの底壁との間で、切欠溝を形成する両側のフック部をスプリングの付勢力により挟持し、シートの両側を外向きの付勢力によって弾力的に張り支持するレール付勢支持機構にすることにより、シートの昇降をスムーズに行うようにしている。
そして、予めアウターレールの取付孔に組付けたスプリングと取付ピンを介して、フック部をスプリング座と底壁との間におき、インナーレールの切欠溝を取付ピンに嵌挿させながら順次挿入すると、インナーレールをアウターレールの一側から他側に向けて簡単に挿入セットすることができると共に、逆順の動作によりインナーレールの引き抜きを容易に行うことができる構成になっている。
特許第5296729号公報
上記特許文献1のシートシャッタは、長期の使用において係合ガイドのガイド壁が拡開方向に変形したり抜止めガイドが損耗した場合に、係合ガイドのみの交換をすることができ、シートガイドとしての支柱を新たに交換する必要がなく継続使用をすることができる利点がある。然しながら、インナーレールの取外し及び取付け等のメンテナンス作業が煩雑で非能率になる欠点がある。
即ち、上記インナーレールを嵌挿するアウターレールは、支柱の溝に挿入しその両辺を溝端に嵌め込んで固定すると共に、その上下を支柱にビス止め固定される。そして、組立てられた支柱(シートガイド)に対しインナーレールの損耗等に基づく交換等の各種メンテナンス作業を行う際には、シートケースの両側に取付部材を介して着脱自在に接続され且つ必要個所を建物側に固定して立設される支柱に対し、先ず、アウターレールを取外したのち取外されたアウターレールからレール付勢支持機構を分解しインナーレールをレール方向に向けて引き抜く必要がある。このときアウターレールが支柱から容易に外せない構造である場合には、該支柱をシートケース及び建物側から取り外す必要がある。そして、アウターレール及びインナーレール並びに上部シートガイド(シート復帰ガイド)を、レール方向に引き抜き又は差込む等の煩雑な動作によって分解及び組付けを行うものである。
従って、シートケース又は建物側からシートガイドとしての支柱を取外し分離することなくインナーレールのメンテナンス作業を行うことができ難い従来のシートシャッタは、インナーレール及びアウターレールをレール方向に抜き差しする等の煩雑な着脱作業を要する等の欠点がある。また取付ピンとスプリングを収容するインナーレールは、構造が複雑大型化すると共に重量が大きくなり扱い難くコスト高になる等の課題もある。
上記課題を解決するための本発明のシートシャッタのシートガイド機構は、
第1に、シートドラム5の正逆回転によって進退移動するシート2を、横向きに引っ張り付勢するレール付勢支持機構21を介して案内支持するインナーレール16と、該インナーレール16を溝状開放部13内にスライド自在に嵌挿支持するアウターレール14とを有するシートガイド11を備えるシートシャッタのシートガイド機構において、
前記シートガイド11の正面壁11aと後面壁11bとに連なる外面壁11cと内面壁11dとの間で、インナーレール16をアウターレール14内に沿って着脱及びスライド自在に挿入する溝状開放部13と、インナーレール16をアウターレール14内で外向き方向に付勢支持するレール付勢支持機構21を収容するインナー支持室20とをC形断面に形成して連通させると共に、正面壁11a側からアウターレール14の溝状開放部13を狭めインナーレール16をスライド自在に保持するスライド保持姿勢から、溝状開放部13を押し広げてインナーレール16及びレール付勢支持機構21を取り出し可能に構成したことを特徴としている。
第2に、シートガイド11を、外面壁11c側と正面壁11a側とに可撓性及び弾力性を付与して合成樹脂製とし、正面壁11a側を前後に撓ませることにより溝状開放部13の間隙の調節とすると共に、溝状開放部13からのインナーレール16の取り出しを可能にしたことを特徴としている。
第3に、前記シートガイド11のインナー支持室20内に室内の前後幅を規制する取付座30を内挿し、正面壁11a側を後面壁11b側に向け押し寄せ可能にする間隔規制ボルト29aを着脱自在に設け、間隔規制ボルト29aのねじ込みにより溝状開放部13の間隙を調節すると共に、間隔規制ボルト29aの取外しにより正面壁11a側の押接を解除して溝状開放部13を押し開き可能にしたことを特徴としている。
第4に、前記シートガイド11をシートケース4と分離させた状態で、パイプ製の支柱3にドリルボルト29aによって締着して取付けることを特徴としている。
第5に、前記シートガイド11の外周の少なくとも床面から所定高さ範囲を、シート2の通過を自在にする開口部41kを有するC形断面のガイドカバー41によって着脱自在に覆う構成にしたことを特徴としている。
第6に、前記レール付勢支持機構21を、インナー支持室20の内側仕切り壁20b側に接当させる帯板状のインナー規制支持具24と、内側端の前後両側に係合ガイド16bを有してシート2の係合突起10を案内支持するレール溝を形成するインナーレール16のレール底壁16a側とに、インナー支持室20側からスプリング26によって外向きに付勢される取付ピン23を所定の取付け間隔を備えて挿入すると共に、レール溝内でレール底壁16aから突出する取付ピン23の先端部にインナーレール16に対する取付具27を着脱自在に取付けたことを特徴としている。
第7に、前記シート2が間口を閉鎖する際に、インナーレール16を介しシート2を外向きに引っ張り支持することにより、シート2を緊張させて撓みを防止することを特徴としている。
第8に、前記インナー支持室20内に、シート2が間口を閉鎖する際にインナーレール16を介しシート2を外向きに引っ張り支持するシート緊張支持機構22を設けることを特徴としている。
上記課題を解決するための本発明によるシートシャッタのシートガイド機構は、
請求項1の発明によれば、アウターレールの溝状開放部内でインナーレールのスライド隙間を適正に保持し、シートの進退動作をスムーズに行うことができる。またインナーレールが損耗したりレール付勢支持機構やインナー支持室内のメンテナンス作業を行う際に、正面壁或いは外面壁等を側方に向けて拡開することにより、大きく拡開した溝状開放部からインナーレール等を簡単に取り出すことができるので、シートシャッタからシートガイドを外すことなく、設置姿勢のシートガイドに対するメンテナンス作業を行い易くすることができる。
請求項2の発明によれば、アウターレールとインナーレールとの適正スライド隙間を、両者の摩耗や変形に対しても簡単に調節保持することができ、シートの進退移動をスムーズに行うことができる。
そして、上記の断面構造によってインナー支持室等を形成するシートガイドは、レール方向の曲げ剛性を高めながら正面壁側を側方に向けて大きく開けた溝状開放部からインナーレール等を取り出すことができると共に、手を離すことにより元の姿に容易に復帰させることができるので、インナーレールの交換や部品の交換修理等のインナー支持室内のメンテナンス作業を行い易くすることができる。
請求項3の発明によれば、間隔規制ボルトのねじ込みにより、正面壁側を押し溝状開放部を狭くしてインナーレールのスライド隙間を適正にすると共に、正面壁側のねじ込み過ぎを取付座によって規制するため隙間調節作業を行い易くすることができる。
請求項4の発明によれば、穴明け加工を省略した支柱にドリルボルトによってシートガイドを直接的に取付けると共に、シートケースとの連結作業も省略するため組み付け作業を能率よく行うことができる。またインナーレールの交換やレール付勢支持機構等のメンテナンス作業を行う際に、支柱からシートケースやシートガイドを外すことなく、取付け状態のまま溝状開放部を拡開してメンテナンス作業を行い易くすることができる。
請求項5の発明によれば、ガイドカバーを装着するシートガイドは、接当体が強く接当しガイドカバーを凹ませシートガイドの接当部を欠落させた場合でも、欠落物をガイドカバー内に留めて外部飛散を防止するため、衛生が求められる食品工場用等のシートシャッタに好適な合成樹脂製のシートガイドを安価に取り扱い易く提供することができる。またガイドカバーは、開口部を広げてシートガイドから取外し易くすることもできるため、インナーレール等のメンテナンス作業を容易にすることができる。
請求項6の発明によれば、内側仕切り壁側に接当させるインナー規制支持具と取付具との間でレール底壁を弾力的に挟持した状態で、インナーレールを簡潔で安価な構成によってアウターレール内に抜け止めを規制して設けることができる。また取付具は間口側からレール溝を介して着脱することができるので、シートガイドを取外すことなくインナーレールの交換等のメンテナンス作業を行い易くすることができる。
請求項7の発明によれば、シート緊張支持機構を備えるシートシャッタは、間口閉鎖時に受ける風等の外力に抗しシートを外向きに引っ張り緊張状態に支持するため、シート接地部の前後動を抑制し床面との摺動伴う汚損や損耗等も低減することができる。
請求項8の発明によれば、正面壁或いは外面壁等を側方に向けて移動することができるため、支柱からシートガイドを外すことなく、大きく拡開した溝状開放部からシート緊張支持機構を簡単に取り出すことができ、メンテナンス作業を能率よく行うことができる。
本発明が適用されるシートシャッタを一部破断をして示す正面図である。 同じくシートシャッタの拡大側断面図である。 シートケースとシートガイドの構成を示す左側拡大正断面図である。 支柱を含むシートガイドの構成を示し、(a)はシートガイドと取付ボルトの構造を示す平断面図であり、(b)は(a)の正面図である。 支柱を含むシートガイドの構成を示し、(a)はシートガイドと間隔規制ボルトの構造を示す平断面図であり、(b)は(a)の正面図である。 インナー支持室内に設置されるシート緊張支持機構の非作動状態を示す平断面図である。 インナー支持室内に設置されるシート緊張支持機構の作動状態を示す平断面図である。 インナー支持室内の構成を示す平断面図である。 シート緊張支持機構を備えるシートガイドの構成を示し、(a)はシート緊張支持機構の非作動状態を示す一部破断斜視図である。(b)はシート緊張支持機構の作動状態を示す一部破断斜視図である。 シート緊張支持機構に使用するレール付勢支持機構の構成を示し、(a)は分解斜視図であり、(b)は(a)のインナーレールの組み立て態様を示す斜視図である。 シート緊張支持機構を有しないレール付勢支持機構の構成を示し、(a)は分解斜視図であり、(b)は(a)のインナーレールの組み立て態様を示す斜視図である。 シート緊張支持機構を有しない別実施形態に関わるシートガイドの取付け構成を示し、(a)はシートガイドと取付ボルトの構造を示す平断面図であり、(b)は(a)の正面図である。 シート緊張支持機構を有しない別実施形態に関わるシートガイドの支柱への取付け構成を示し、(a)はシートガイドと間隔規制ボルトの構造を示す平断面図であり、(b)は(a)の正面図である。 レール付勢支持機構の構成を示し、(a)はインナーレールの組み立て態様を示す正面図であり、(b)は(a)の平面図である。 シートガイドに取付けるガイドカバーの構成を示し、(a)はシートガイドにガイドカバーを取付けた状態の平断面図であり、(b)は(a)のガイドカバーの要部構造を示す斜視図である。 シートガイド取付け用の取付座の構成を示す斜視図である。を示す斜視図である。 シートガイドの間隔調節用の取付座の構成を示す斜視図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図示するシートシャッタ1は主として建物の出入口に設置され、シャッタ用のシート2と、その左右を支持し上下方向の昇降移動を案内支持するサイドフレーム(ガイド支持部材)としての支柱3と、該支柱3に沿って取付けられるガイドレール部材としてのシートガイド11と、シート2の開閉機構を内装する筒構造のシートケース4等で構成される。
上記左右の支柱3は出入口の左右で柱や壁に沿わせて固設され、シートケース4は建物の梁或いは壁面に沿って横向きに固設され、シートガイド11は支柱3の正面壁側に組付けられる。そして、シートケース4に内装したシートドラム(繰出装置)5の正逆回転によって、シート2の巻き取りと繰り出しをすることができ、シート2は両側辺を左右の支柱3に設置されたシートガイド11に昇降スライド可能に支持されて昇降動作し出入口(間口)の開閉を行う。
先ず、図1〜図3を参照しシートシャッタ1の全体構成について説明する。シートケース4は、側面視で四角形断面の筒構造をなすケース本体6の両側に、端板6a,6bを着脱自在に取付けることにより中空状のケース室を形成し、ケース室内に左右の端板6a,6bによって回転可能に軸支される円筒状のシートドラム5をドラム軸方向に収容している。またケース本体6の後方下部には、シート2の昇降移動を許容する間口幅を有する開口部6cを形成し、該開口部6cの両側に左右のシートガイド11を臨ませている。
右側の端板6aは内側面に、円柱形状のモータ7を横向き姿勢で取付けてシートドラム5内に臨ませて支持している。このモータ7は、駆動軸7aに設けた駆動体8をシートドラム5の内面に嵌合させてシートドラム5を正逆回転させる。
左側の端板6bはケース本体6の左端部を閉鎖するように取付けられ、シートドラム5の左端部に取付けた取付板8aが有する支軸8bを回転可能に支持している。これによりシートドラム5は、シートケース4内に水平に軸支されモータ7の正逆回転に伴い、シート2の繰り出し下降(進動)と巻き取り上昇(退動)の移動を行う。
またシート2の開閉作動は、従来のものと同様に制御盤9に設置される操作スイッチ9aの手動操作指令、並びに通過体を検知する検知部9b,9cの検知指令等に基づくモータ7の正逆回転制御によって行なう。
シート2は、可撓性を有する合成樹脂材よりなる長方形の幕体からなり、上端をシートドラム5の周面に軸方向に沿って取付けている。シート2は、幕体の両側縁に沿う線材状の弾性変形可能なプラスチック材製の係合突起10を設けており、左右の支柱3に各取付けられるレール状のシートガイド11に、係合突起10を後述するガイド構造によって昇降スライド可能に係合させて収容している。これによりシート2は、シート両側の抜け止めを図りながら横方向のシート張りを保持して昇降作動を行う。
またシート2の下端には、シート2が最下降した閉じ状態で地面或いは床面等(以下床面と言う)に気密性を保って弾力的に接地し左右方向の通直性を保持する接地部12を、シート2を下降動作を付勢するウェイト部を兼ねて設けている。この接地部12は、シート2をウェイト重量によって下方に向けて付勢し且つ伸展させ接地時の床面との気密を確実にすると共に、シート2の下降時に通過する人や車或いは間口内に存在する物品等の接当体と接当した際の緩衝構造を備えている。
次に、図1〜図11を参照し支柱3と、該支柱3に着脱自在に取付けられるシートガイド11について説明する。実施形態におけるシートシャッタ1は、間口が高さ2500ミリ、幅2000ミリ程度であるところ、支柱3はその前後方向幅を45ミリ程度、左右幅を75ミリ程度、肉厚を2.3ミリ程度にした方形状中空断面をなす鉄製角パイプにしている。これにより支柱3は、建材用鉄骨規格品として市販されている鉄骨角パイプを利用し、支柱長さ2700ミリ程度に切断するだけで所望の支柱を簡単且つ安価に製作できる。
そして、図2,図3に示すように左右で2本の支柱3は、断面コ字状又はL字状をなす補強用鉄骨である上連結部材3aによって互いの上部を連結することにより、左右の支柱3と上連結部材3aとで門型状の支柱フレーム3bを構成し、ユーザ側でも簡潔で安価なシートシャッタ組付手段としてユニット化できるフレーム構造にしている。尚、上連結部材3aは、前後幅を45ミリ、上下幅を30ミリ、間口幅2000ミリ、板厚1.6ミリ程度で、床面からの取付け高さを2600ミリ程度にしている。
これによるシートシャッタ1の現場設置作業は、先ず支柱フレーム3bを建物の出入口支柱や壁部材等の間口構造部材に対し適宜手段によって取付けて、次いで立設された左右の支柱3に各対応するシートガイド11を後述するガイド取付手段によって取付け、その後、支柱3の上部に対しシートケース4の左右上下をドリルボルト等の取付具3cによって取付け、また制御盤9を近隣適所に取付けることにより設置を完了することができる。
次に、シートシャッタ1の各部の構造について図1〜図15を参照し説明する。先ず、シート2の両側を進退自在に案内支持する各シートガイド11は、合成樹脂材を押出し成形型によって製作され、本発明に適した方形状のレール断面内に各種の機能スペースとレール壁を有するガイド本体断面に製作される。これにより合成樹脂製のシートガイド11は、十分な強度を備えてシートシャッタ1の現場設置を行い易くし、且つ低コスト施工を可能にすると共に簡潔で取り扱い易い構成によって、製造や運搬及びメンテナンス作業他の利便性を高めている。
図4,図5を参照し左側のシートガイド11について説明する。尚、右側のシートガイド11は左側のものと対称構造によって製作されるので説明を省略する。このシートガイド11は、正面壁11aと後面壁11bと外面壁(左面壁)11cと内面壁(右面壁)11dとにより略正方形状のレール断面を形成し、後述するガイド取付手段によって、後面壁11b側を支柱3の正面壁に着脱自在に取付けるようにしている。このシートガイド11は、間口側壁になる内面壁11d側に溝状開放部13を形成する平行な前後側壁によってアウターレール14を構成している。
アウターレール14は、前後側壁間で形成される溝状開放部13内に、平面視コ字状断面のインナーレール16を左右及び上下方向にスライド移動可能に嵌合し着脱自在に取付けることができる。図示するインナーレール16は、インナー係止部になるレール底壁16aの前後両辺から、先端側を内向きに曲げたフックを有する係合ガイド16bを一体的に且つ弾力的に開閉できるように突設しており、これによりコ字状断面になるレール溝内に前記シート2の係合突起10を挿入係止することができる。またインナーレール16の上端部には上部シートガイド17が接続される。尚、アウターレール14及びインナーレール16並びに上部シートガイド17は、耐摩耗性と所定の可撓性と潤滑性を備えている。
そして、シートガイド11は、アウターレール14の内奥側(外向き側)に溝状開放部13に通ずるインナー支持室20を、平面視で略正方形状断面をなし縦向き筒状に連通形成している。このインナー支持室20内には、ガイド取付手段とインナーレール16を介しシート2を弾力的に引っ張り付勢するレール付勢支持機構21を収容設置し、シート2の下降閉鎖時にシート2を外方に向け引っ張り保持し緊張姿勢にする後述のシート緊張支持機構22を必要に応じて設置できる。
次に、レール付勢支持機構21について図3〜図14を参照し説明する。このレール付勢支持機構21は、インナーレール16のレール底壁16a側に上下方向の取付け間隔を有して挿入し且つ抜け止め係止される複数の取付ピン23と、各取付ピン23の先端側から挿入されてインナー支持室20の内側仕切り壁20bに接当するインナー規制支持具24と、取付ピン23の外端側の大径部分からなる支持ピン部23aに外装して支持され、帯板状のインナー規制支持具24の外面に接当して押接付勢をするコイル状のスプリング26と、上下に対をなして隣接する各取付ピン23の先端側に挿入される針金状の取付具27等から構成される。
上記取付ピン23は、その内側所定位置に支持ピン部23aとの段部を形成しており、支持ピン部23aの外周にスプリング26を安定的に挿入支持すると共に、スプリング26の押接付勢によってインナー規制支持具24をインナー支持室20の内側仕切り壁20bに接当させ、インナーレール16をインナー規制支持具24によって弾力的に支持している。またシート2がインナーレール16を強く内向き移動させるとき、取付ピン23の段部がスプリング付勢力に抗しインナー規制支持具24に接当することにより、取付具27と内側仕切り壁20bを介してインナーレール16のアウターレール14からの離脱を規制防止する。
そして、図14で示すように先端に取付孔23bを穿設している取付ピン23は、レール底壁16aに挿入してレール溝内に突出する2本の取付ピン23の各取付孔23bに、線状の取付具27の上下両端を各挿入係止することにより、インナー規制支持具24と取付具27との間でレール底壁16aを弾力的に挟持した状態にすることができる。これによりレール付勢支持機構21は、取付具27によって取付ピン23の抜け止めを、簡潔で安価な構成によって長期間にわたり確実に行うことを可能にする。また取付具27は、可撓性及び弾性力を有するステンレス材等からなる針金状の線材が好ましいが、別の抜け止め手段にすることもできる。
即ち、実施形態の取付具27は、係合ガイド16bの両フックで形成されるフック溝幅が2.5ミリであるところ、線径を2ミリ程度にし、隣接する取付ピン23のピン間隔が250ミリ、線長さは300ミリ程度にし、且つ線材に突設してスライド移動を規制する上下のストッパ27aの間隔を240ミリ程度にしている。これにより取付具27は図14に示すように、真直な線状部材を2点鎖線で示すように両手で大きく湾曲させながら、取付具27の下端を両係合ガイド16bのフック溝に差し入れながら下方の取付ピン23の取付孔23bに挿入する。
次いで、取付具27の上端を大きく湾曲させた状態でフック溝に差し入れながら、上方の取付ピン23の取付孔23bに挿入したのち手を離す。これにより取付具27は、上下の取付孔23b内に挿入支持された状態で元の真直姿勢に復帰するため、簡単にセットすることができる。このとき取付具27は、ストッパ27aが取付具27の上下方向の移動を阻止して位置決め固定をするので、レール付勢支持機構21の組み付け作業を能率よく行うことができる。
尚、レール付勢支持機構21を分解してメンテナンス作業を行う場合には、前記取付具27を逆順の作業によって各取付ピン23から抜き去ることにより簡単に行うことができる。またストッパ27aは、熱硬化性の合成樹脂パイプを所定位置に挿入した状態で硬化させると簡単安価に構成することができるが、これに限ることなく圧潰し加工等による突起状ストッパにしてもよい。
また前記インナー規制支持具24は、他端側をコ字状に屈曲させたシート緊張支持機構22用の延長支持部24aを設けた形状にしているが、これに限ることなく図11〜図13に示すように、シンプル型のシートガイド11では、ストレートな帯状板によって構成することもできる。また帯状板によるインナー規制支持具24は、延長支持部24aを不要とする部位にも設置することができる。
上記構成によるインナーレール16は、取付ピン23に外装するスプリング26によって、インナー支持室20内で常に外向きに且つ弾力的に付勢支持される。そして、スプリング26による牽引作用を奏するシート2は、その端部の係合突起10をインナーレール16内に収容係止し左右両側に向け弾力的に牽引された状態で、シートガイド11に沿って案内支持され間口を開閉する。
一方、シート2に例えば強い風圧が掛かり又はフォークリフト等が当接して内向きの負荷が掛かった場合、インナーレール16は係合突起10と係合ガイド16bを介して且つスプリング26に抗して内向きに牽引され、さらに強い力が作用する場合には、対向する係合ガイド16bの内側の開放端が弾力的に開いて、係合突起10が係合ガイド16b内から引出されて両者の係合が外れ、シート2とインナーレール16側に過負荷が掛からないように保護される。
また図2に2点鎖線で示すように、係合ガイド16bから外れたシート2は、シートの巻き戻しによりシートガイド11の上端に設けられた下向きで逆V字形の復帰溝18に案内されながら上端側の係合ガイド16b内に収納され、接地部12が設定上限位置まで上昇した後再下降すると、シート2の両端の係合突起10はその下端を上向きでV字形の復帰溝18のガイドにより下側の係合ガイド16b内に再度復帰挿入され、通常の昇降作動姿勢に戻される。
そして、インナーレール16は上端部に合成樹脂材によってレール溝を有して製作される上部シートガイド17を着脱自在に嵌合している。これにより上部シートガイド17は、そのレール溝によってシート2の巻き取り案内と繰り出し案内をスムーズにする。また上部シートガイド17は、ガイド本体からシートストッパ片17aを内向きに一体的に突設している。このシートストッパ片17aは、接地部12の両側近傍に設置したストッパ33を接当させることができ、これによりシート2の巻き取り誤動作時に接当位置以上の上昇を規制して接地部12の巻き込みを防止する。
ここで図4〜図8を参照しシャッタ用シート端部のガイド構造について説明する。前記シート2は、その幕体部分である本体部2aの両端に、所定幅のベルト状(又は帯状)をなして弾性変形可能なプラスチック製の端部材2bが、ヒート溶着又は接着により接合されて取付けられている。
また各端部材2bの外端部には、上下に線材状に連続する係合突起10が端部材2bと一体成形されており、この係合突起10はコ字状断面の係合ガイド16bの左右方向に平行な前後壁間のレール溝中空部に上側又は下側から挿入され、これにより端部材2bは内側向きの開放端の上部又は下部から内部に挿入されて、開放端側の互に向き合う方向に鈎形に折曲したフックによって抜け止め方向に挿入係止される。
次に、図2〜図5を参照しシートガイド11の構造及びガイド取付手段並びに作用等について詳述する。このシートガイド11は、合成樹脂成型により方形状のレール断面内に各種機能スペースと補強部材にできる各種仕切り壁を構成している。先ず、後面壁11bと正面壁側としての前側仕切り壁11eとの間に、前記したようにアウターレール14の溝状開放部13とインナー支持室20の開放部でもあり、両者はレール方向に一連に連通して平面視C形断面に形成されている。そして、前側仕切り壁11eと正面壁11aとの間には、各種の配線を可能にすると共に取扱説明書或いは工具類等の物品を収納可能にする収納室20aを形成している。
この収納室20aは、正面壁11aの中央部を開口する開口部11fをレール方向に形成しており、該開口部11fには上下方向に長い合成樹脂製の蓋20dを嵌め込み等の取付け手段によって、全開放又は部分選択開放自在に構成される。また溝状開放部13と収納室20aとの間には、各仕切り壁によって囲まれる補強構造室20cを形成しアウターレール14を補強している。また補強構造室20cは、下部側の室内に光電管型の検知部9c(図1参照)を内向きに取付ける取付け部材として利用している。
上記のような断面構造によってインナー支持室20等を形成するシートガイド11は、隣接して交差する仕切り壁で形成されるコーナー部が有効な補強壁部になりレール方向の曲げ剛性を高めるため、前側仕切り壁11eと外面壁11cとを薄くすることができる。これによりシートガイド11は、十分なレール剛性を有しながら溝状開放部13を図4,図5で矢印方向に向けて弾力的に大きく開けることができると共に、手を離すことにより元の姿に復帰動作することを可能にするレール構造にしている。
従って、シートガイド11に変形や亀裂等を伴うことなく溝状開放部13からレール付勢支持機構21や後述する取付座30等を容易に取り出すことができ、またインナーレール16の交換や部品の交換修理等のインナー支持室20内のメンテナンス作業を行い易くする等の特徴がある。
上記構成のシートガイド11は、支柱3の少なくとも正面上下位置に、ガイド本体の上下部に設けられるガイド取付手段を介し簡単且つ能率よく取付けることができる構造にしている。即ち、図4で示すようにガイド取付手段は、2本の取付ボルト29を上下に所定取付け間隔を有して取付ける締着手段と、図5に示すように上下の取付ボルト29の間に、先端ネジ部を長くした間隔規制ボルト29a等を有するガイド間隔規制手段とによって構成している。
上記取付ボルト29と間隔規制ボルト29aは、共に両ボルトに対向して前側仕切り壁11eに穿設される通し孔11gを介しインナー支持室20に挿入し、ボックススパナ等の工具を用い取付け取外し作業を簡単且つ容易に行うことができる。また取付ボルト29はドリルボルトにすることにより、左右の支柱3にネジ孔等を予め加工することなく、設置現場においてドリルボルトをねじ込むだけで、シートガイド11の後側壁11bを支柱3に締着して取付けることができる。このとき図4,図16に示す平面視コ字状をなす取付座30を用いる場合は、後片部が取付ボルト29を挿入する座金になるため広い座面によって安定的な締着を可能にする。
一方、ガイド間隔規制手段は図5,図17に示すように、インナー支持室20内に嵌合自在な平面視コ字形状をなす取付座30と、取付け姿勢において6角形のボルト頭部を前側仕切り壁11eから前方に突出させる長さの間隔規制ボルト29aと、該間隔規制ボルト29aに挿入して前側仕切り壁11eに押接させるワッシャ状の規制座31と、収納室20a内で上記ボルト頭部に嵌合自在に挿入されると共に、回り止めした係合状態で挿入自在な固定板32とから構成している。そして、取付座30の後側片には間隔規制ボルト29aの先端をネジ込自在なネジ部33をバーリング加工によって形成し、前側片には間隔規制ボルト29a用の通し孔と上下の取付ボルト29用の各通し孔30aを穿設している。
これによりガイド間隔規制手段は、通し孔11gから挿入した間隔規制ボルト29aをインナー支持室20内に設置された取付座30のネジ部にねじ込むことができ、規制座31を介して前側仕切り壁11eを押し撓ませて溝状開放部13を狭く調節したアウターレール14にすることができる。こときコ字状の取付座30は、前側仕切り壁11eが取付座30に強く接当する位置で規制支持するため押し過ぎによるトラブルを防止する。
これにより作業者は、可撓性及び弾性力を有して製作される合成樹脂製のシートガイド11において、アウターレール14とインナーレール16の前後方向の隙間調節を、スライド隙間が0.1ミリ程度になるように精度よく行うことができ、その位置決め固定も簡単確実にすることができる。そして、インナーレール16がシート2に加わる外力によって前後方向に傾倒して溝状開放部13をこじ開けようとするとき、前側仕切り壁11eを介して規制座31がこじ開け方向の負荷に抗して溝状開放部13の押し開きをアウターレール14が規制するので、インナーレール16を適正ガイド姿勢に修正復帰することになり長期にわたるシート2の昇降ガイドをスムーズにする。
以上のように構成されるシートシャッタ1は、シートガイド11の正面壁11aと後面壁11bとに連なる外面壁11cと内面壁11dとの間でアウターレール14の溝状開放部13とインナー支持室20とをC形断面により連通させ、アウターレール14の溝状開放部13を狭めインナーレール16をスライド自在に保持するスライド保持姿勢から、間隔規制ボルト29a等のレール溝開放手段によって溝状開放部13を拡開する構成にしたことにより、シートガイド11を取り外すことなく、開放されたアウターレール14からインナーレール16及びレール付勢支持機構21等の着脱を簡単にすることができる。
これによりシートガイド11は、正面壁11aと後面壁11bとに連なる外面壁11cと内面壁11dとの間で、溝状開放部13とインナー支持室20とを連通させた断面構造のシートガイド11を、成形型を利用し外面壁11c側と正面壁11a側とに可撓性及び弾性力を付与して製作される合成樹脂製にすることができるので、シートガイド11の軽量化と低コスト製造並びにガイドの意匠的美観と取り扱いの利便性を高めることを可能にする。また合成樹脂製のシートガイド11は、蝶番構造によることなく外面壁11c側或いは正面壁11a側を側方に大きく撓ませて、アウターレール14の溝開放ができると共に、正面壁11a側から溝状開放部13をスライド隙間調節自在にすることができる等の特徴がある。
また合成樹脂により製作されると共に、前記したガイド取付手段によってシートガイド11を支柱3に取付けることができるシートシャッタ1は、鉄骨用等として汎用されて安価な角パイプを製造メーカ側で組み付け出荷する費用、例えば角パイプと該角パイプを左右の支柱長さに切断し横連結部材(支柱用梁構造材)で門型フレーム構造にするための、材料及び加工組み付け費用並びに設置現場への運搬設置費用等ユーザ側の費用負担を軽減することができる。またシートシャッタ1の新しい設置方式と流通システムを構築することができる等の利点がある。
つまり、本発明を実施するシートシャッタ1によれば、メーカ側の製造では長大且つ取り扱いが煩雑でコスト高につく支柱フレーム構造体を、ユーザ側が予め現地で標準化された支柱フレーム製作手段(製作マニュアル等)をパソコン通信等によって設置し易くするようにでき、メーカ側からはシートケース4のユニット体と2本のシートガイド11等をコンパクトな荷姿にして送ればよいため、高価な支柱フレーム構造体の費用負担をユーザ側にさせることなく、ユーザ満足度の高いシートシャッタ1の設置をスムーズ行うことができる。
そして、設置作業においてはドリルボルトやタッピングネジを用いることが望ましく、この場合には、支柱3等への穴明け加工を省略して組み付け作業を能率よく行うことができると共に、ユーザー側が行う現物合わせによる組み立て及び分解修理等のメンテナンス作業もより行い易くすることができる。
次に、図12,図13を参照し支柱3及びシートガイド11の別実施形態について説明する。尚、前記実施形態のものと同様な構成及び作用については説明を省略する。このシートガイド11はコンパクトでシンプルな構造例を示し、部屋のスポット的な間仕切り用等の比較的小型のシートシャッタ1に対応することができる。このため図示例のシートガイド11はシート緊張支持機構22の設置を省略し、これによりインナー支持室20は、前後幅及び左右幅を小さくしながら、レール付勢支持機構21を収容設置できる最小限の断面構造によって形成している。
また実施形態のシートガイド11は、収納室20aを上記インナー支持室20と略同じ断面積にすることにより、全体として正方形状断面のガイド構造にしている。そして、シートガイド11を取付ける支柱3も、シートガイド11と同じ正方形状断面の外形にしている。これによりシートガイド11と支柱3とは、取り扱い易く軽量な正方形状部材として構成され、支柱3にシートガイド11を取付ボルト29によって取付けたとき、全体としてまとまりのよい前後方向に広い長方形断面をなす剛体構造にすることができる。
そして、支柱3に取付けた状態のシートガイド11は、前記実施形態のものと同様に、インナー支持室20内に設置された取付座30のネジ部33に、通し孔11gから挿入した間隔規制ボルト29aをねじ込むことにより、規制座31を介して前側仕切り壁11eを押し撓ませ溝状開放部13を狭くし、アウターレール14内でインナーレール16を適正スライド隙間を有して支持することができる。また間隔規制ボルト29aをネジ部33から外すことにより、内側仕切り壁(正面壁)20bの前側移動を介して溝状開放部13を押し広げ、レール付勢支持機構21とインナーレール16また必要により取付座30を取り出しメンテナンス作業をすることができる。尚、外面壁11c側にレール方向に沿う蝶番構造又は屈折開閉構造を設ける場合には、正面壁等を大きく撓ませることなく溝状開放部13をより開き易くすることができる利点がある。
上記取付ボルト29と間隔規制ボルト29aは、共に両ボルトに対向して前側仕切り壁11eに穿設される通し孔11gを介しインナー支持室20に挿入し、ボックススパナ等の工具を用い取付け取外し作業を簡単且つ容易に行うことができる。また取付ボルト29はドリルボルトにすることにより、左右の支柱3にネジ孔等を予め加工することなく、設置現場においてドリルボルトをねじ込むだけで、シートガイド11の後側壁11bを支柱3に締着して取付けることができる。尚、シートガイド11の設置作業において、前記平面視コ字状をなす取付座30を用いる場合は、後片部が取付ボルト29を挿入する座金になり安定的な締着を可能にする。
一方、ガイド間隔規制手段は図5に示すように、インナー支持室20内に嵌合自在な平面視コ字形状をなす取付座30と、取付け姿勢において6角形のボルト頭部を前側仕切り壁11eから前方に突出させる長さの間隔規制ボルト29aと、該間隔規制ボルト29aに挿入して前側仕切り壁11eに押接させるワッシャ状の規制座31と、収納室20a内で上記ボルト頭部に嵌合自在に挿入されると共に、回り止めした係合状態で挿入自在な固定板32とから構成している。そして、取付座30の後側片には間隔規制ボルト29aの先端をネジ込むネジ部33をバーリング加工によって形成し、前側片には間隔規制ボルト29a用の通し孔と上下の取付ボルト29用の各通し孔30aを穿設している。
これによりガイド間隔規制手段は、通し孔11gから挿入した間隔規制ボルト29aをインナー支持室20内に設置された取付座30のネジ部にねじ込むことができ、規制座31を介して前側仕切り壁11eを押し撓ませて溝状開放部13を狭く調節したアウターレール14にすることができる。こときコ字状の取付座30は、前側仕切り壁11eが取付座30に強く接当する位置で押し過ぎによるトラブルを防止する。
次に、シート2が間口を閉鎖する際に、インナーレール16を介しシート2を外向きに引っ張り支持してシート2を緊張させるシート緊張支持機構22の態様例について図6〜図10を参照し説明する。図示例のシート緊張支持機構22は、左右のシートガイド11に形成されるインナー支持室20内に設置にするため、シート2を進退可能にガイドするインナーレール16と、シート2の間口閉じ状態でインナーレール16を外向き方向に切換動作し、シート2を左右方向(外向き)に引っ張って緊張姿勢に切換えることができるレール切換部34等によって構成している。
即ち、実施形態のシート緊張支持機構22は、制御盤9による指令によって動作するモータ35と、そのモータ軸から下向きに延長接続される回動軸36と、該回動軸36に所定の作動間隔有して前記インナー規制支持具24の延長支持部24aに接当する複数の切換片37等から構成している。上記切換片37は図6に示すモータ35の復帰動作に基づく復帰姿勢(非緊張姿勢)において、上記延長支持部24aの復帰を妨げることなくインナーレール16を通常の昇降ガイド姿勢にすることができる。
これによりモータ35が切換動作すると、図7で示すように回動軸36を介し切換片37が矢印方向に回動し、そのカム部の先端でインナー規制支持具24を外側に向けて押動し、インナー規制支持具24を介しインナーレール16を引き込んだ位置で、モータ35の停止に基づきシート2を緊張させて撓みを防止した緊張姿勢に保持することができる。そして、シート2が開動する際にモータ35が復帰回動すると、切換片37が延長支持部24aの固定を解除するため、レール付勢支持機構21を介しインナーレール16が非緊張姿勢に復帰しシート2の通常進退ガイドをスムーズにする。
以上のように構成されるシート緊張支持機構22を備えるシートシャッタ1は、シート2が下降して間口を閉じるとき又は閉じたときにレール切換部34を切換動作するので、シート2の移動を妨げることなくインナーレール16を介しシート2の左右を均等に引っ張り速やかに緊張姿勢にする。これにより間口閉鎖時に接地部12が通直性を高めた緊張状態で接地するため、接地部12に重量のある鉄製パイプ等の剛体ウェイトの設置を必要とすることなく、風や気圧変動等による前後方向の大きな摺接移動を抑制するため、接地部12の摺動に伴う汚損や破損を低減することができる。
また接地時に両端を緊張支持されるシート2は、鉄製パイプ等を用いないため接当体との接当時に、上方に向けて屈曲性を有して緩衝するものでありながら、日常的な強い風圧を受ける場合でも、在来型シートの接地部構造のように、接地時に接地部中央が撓むことによって持ち上げられることがないため、接地部と床面との間に局所的な隙間の発生も防止することができる。従って、このシートシャッタ1は、接地時における虫等の侵入を阻止することができる。
一方、シート2が上昇するときは、レール切換部34が自動的に復帰動作しインナーレール16を元のガイド姿勢に速やかに切換えるので、シート2の昇降動作が自由になり間口の開閉を支障なく行うことができる。尚、レール切換部34の切換動作と復帰動作は、制御盤9が備えるマイコン制御によってシート2の開閉時に自動的に行うと共に、手動による操作も可能にすることができる。
そして、実施形態のシート緊張支持機構22は、前側仕切り壁11eの内面に沿って取付け自在な縦取付け面を有する側面視L字状の複数の取付ブラケット38を、その横取付け面側をモータ35の下部に設けると共に、回動軸36の中途と下端側の所定箇所に回動自在に設けたユニット構造にすることができる。これによりシート緊張支持機構22は、レール方向に沿う簡潔で安価なユニット構造体として取り扱い易くコンパクトに纏めることができ、工場組立時にはシートガイド11の上方又は下方からインナー支持室20内に容易に差し込み収容することができる。
そして、開口部11fと収納室20aを介し上記複数の取付ブラケット38の縦取付け面を、前側仕切り壁11eの内面に取付けたのち開口部11fに蓋20dを嵌め込むことにより、組み付け作業を能率よく完了することができる。一方、使用現場に設置されているシートシャッタ1に対し、シート緊張支持機構22のメンテナンス作業を行う場合には、支柱3又は建物の構造物からシートケース4やシートガイド11を取り外すことなく、両者をそのままにした状態で、前記したように大きく開口させた溝状開放部13から行うことができる。このとき、ユニット構造のシート緊張支持機構22は、モータ35と切換片37をセットした回動軸36を連結したまま分解することなく着脱することができる。
また上記のように構成されるシート緊張支持機構22によれば、取付け所定位置で前側仕切り壁11eに穿設される取付け孔に取付ブラケット38の取付け面を対向させることができるので、両者を開口部11f側からボルト等の取付具によって簡単に取付けることができる。従って、予めインナー支持室20内にシート緊張支持機構22を設置しないシートシャッタ1のシートガイド11に対しても、例えば立設状態にあるシートガイド11或いは取外した状態のシートガイド11に、ユニット化されたシート緊張支持機構22を一側から挿入しインナー規制支持具24に切換片37を位置決めすることができるので、シート緊張支持機構22を備えるシートシャッタ1を後付け作業によっても簡単に構成することができる等の特徴がある。
次に、図15を参照しシートガイド11のカバー構造について説明する。実施形態のガイドカバー41は、板厚0.5ミリ程度のステンレス板を平面視略コ字状の断面に屈曲形成することにより、支柱3に沿って取付けたシートガイド11に対し、少なくとも正面壁11aと外面壁11cと内面壁11dとを、床面側から所定高さ範囲(例えば、800ミリ程度)をシート2の通過を許容する開口部41kを形成して着脱可能に覆う構成にしている。
従って、このガイドカバー41は、間口内を移動する車両や運搬物等(接当体)が合成樹脂製のシートガイド11のガイド本体保護を行う。そして、上記のように構成されるガイドカバー41は、シートガイド11の構造を利用し且つ車両等が接当する高さ範囲に着脱自在に装着するため、前記した各種のメンテナンス作業を能率よく行うことができる。
図示例のカバー構造は、ガイドカバー41はシートガイド11の正面壁11a側を平坦面状に覆う正面壁41aの外内両端から外面壁41cと内面壁41dとを後方に向けて略平行に延長させており、この延長端の間に形成する開口部41kをシートガイド11に側方から嵌め込み可能な大きさで開口している。そして、実施形態のガイドカバー41は、外面壁41cの後端に連なる後面壁の一部として屈曲して形成される後側係止部41bを、シートガイド11と支柱3との間で凹溝状に形成される係合溝42に挿入可能に設けている。
また内面壁41dの端部側に曲げ形成する内側係止部41hは、内面壁11d側に凹入形成している係合凹部11hに係脱自在に入り込む形状にしている。これによりシートガイド11に対するガイドカバー41の取付けは、先ず内面壁41d側を板の弾性力に抗して矢印方向に撓ませて開き、大きく開口させた開口部41kにシートガイド11を入れながら後側係止部41bを係合溝42に差し込んだのち、内側係止部41hを弾力的に反矢印方向に戻し内面壁11d側の係合凹部11hに嵌め込むことにより、ガイドカバー41の取付け作業を完了する。尚、後側係止部41bは、ガイドカバー41が取付け方向の強い弾性力を有する場合には省略することができると共に、係合凹部11hの形成も不要にできる。
そして、ガイドカバー41を装着するシートガイド11を備えるシートシャッタ1は、接当体が強く接当してガイドカバー41を局部的に凹ませることにより、例えばシートガイド11のコーナー部を欠落させた場合に、欠落物をガイドカバー41内に残留させて外部飛散を確実に防止することができる。従って、長期の使用においても食品等への異物混入(コンタミ)の憂いのない合成樹脂製のシートガイド11を備える、食品工場用に適したシートシャッタ1にすることができる。尚、ガイドカバー41が検知部9c等を覆う場合は、その対応部位を切欠して用いることができる。
また例えば、上記のような接当に伴う欠落物を除去する際に行うガイドカバー41の取外し作業は、先ず内側係止部41hを弾性力に抗して係合凹部11hとの係合を解除し矢印方向に開くと、逆順の動作によって取外しできる。尚、ガイドカバー41は、シートガイド11の全長を覆う長さにして覆うこともできるが、長さ方向に分割形成した複数のガイドカバー41を順次装着して全長を覆うように構成してもよい。またガイドカバー41は、コンタミ防止用としてネジ等の取付具を有しない図示例のようなワンタッチ着脱型が望ましいが、必要により任意な取付具を用いた着脱型にすることができる。
また支柱3は、鉄骨製の中空柱を示したがこれに限定することなく、例えば和風建築のシートシャッタ1にする場合には、木製柱にすることができる。
さらに、合成樹脂材又はアルミ材から製作されるシートガイド11は、強度を有する材質や板厚によるガイドカバー41で全長を覆う場合には、ガイドカバー41の両端に固定構造を付与し支柱3として兼用することができる。
1 シートシャッタ
2 シート
3 支柱
4 シートケース
5 シートドラム
11 シートガイド
11a 正面壁
11b 後面壁
11c 外面壁
11d 内面壁
12 接地部
13 溝状開放部
14 アウターレール
16 インナーレール
16a レール底壁
16b 係合ガイド
20 インナー支持室
20b 内側仕切り壁
21 レール付勢支持機構
22 シート緊張支持機構
23 取付ピン
24 インナー規制支持具
26 スプリング
27 取付具
29 取付ボルト(ドリルボルト)
29a 間隔規制ボルト
41 ガイドカバー
41k 開口部

Claims (8)

  1. シートドラム(5)の正逆回転によって進退移動するシート(2)を、横向きに引っ張り付勢するレール付勢支持機構(21)を介して案内支持するインナーレール(16)と、該インナーレール(16)を溝状開放部(13)内にスライド自在に嵌挿支持するアウターレール(14)とを有するシートガイド(11)を備えるシートシャッタのシートガイド機構において、
    前記シートガイド(11)の正面壁(11a)と後面壁(11b)とに連なる外面壁(11c)と内面壁(11d)との間で、インナーレール(16)をアウターレール(14)内に沿って着脱及びスライド自在に挿入する溝状開放部(13)と、インナーレール(16)をアウターレール(14)内で外向き方向に付勢支持するレール付勢支持機構(21)を収容するインナー支持室(20)とをC形断面に形成して連通させると共に、正面壁(11a)側からアウターレール(14)の溝状開放部(13)を狭めインナーレール(16)をスライド自在に保持するスライド保持姿勢から、溝状開放部(13)を押し広げてインナーレール(16)及びレール付勢支持機構(21)を取り出し可能に構成したシートシャッタのシートガイド機構。
  2. シートガイド(11)を、外面壁(11c)側と正面壁(11a)側とに可撓性及び弾力性を付与して合成樹脂製とし、正面壁(11a)側を前後に撓ませることにより溝状開放部(13)の間隙の調節とすると共に、溝状開放部(13)からのインナーレール(16)の取り出しを可能にした請求項1記載のシートシャッタのシートガイド機構。
  3. 前記シートガイド(11)のインナー支持室(20)内に室内の前後幅を規制する取付座(30)を内挿し、正面壁(11a)側を後面壁(11b)側に向け押し寄せ可能にする間隔規制ボルト(29a)を着脱自在に設け、間隔規制ボルト(29a)のねじ込みにより溝状開放部(13)の間隙を調節すると共に、間隔規制ボルト(29a)の取外しにより正面壁(11a)側の押接を解除して溝状開放部(13)を押し開き可能にした請求項1又は2記載のシートシャッタのシートガイド機構。
  4. 前記シートガイド(11)をシートケース(4)と分離させた状態で、パイプ製の支柱(3)にドリルボルト(29a)によって締着して取付ける請求項1又は2又は3記載のシートシャッタのシートガイド機構。
  5. 前記シートガイド(11)の外周の少なくとも床面から所定高さ範囲を、シート(2)の通過を自在にする開口部(41k)を有するC形断面のガイドカバー(41)によって着脱自在に覆う構成にした請求項1又は2又は3又は4記載のシートシャッタのシートガイド機構。
  6. 前記レール付勢支持機構(21)を、インナー支持室(20)の内側仕切り壁(20b)側に接当させる帯板状のインナー規制支持具(24)と、内側端の前後両側に係合ガイド(16b)を備えてシート(2)の係合突起(10)を案内支持するレール溝を形成するインナーレール(16)のレール底壁(16a)側とに、インナー支持室(20)側からスプリング(26)によって外向きに付勢される取付ピン(23)を所定の取付け間隔を有して挿入すると共に、レール溝内でレール底壁(16a)から突出する取付ピン(23)の先端部にインナーレール(16)に対する取付具(27)を着脱自在に取付けた請求項1又は2又は3又は4又は5記載のシートシャッタのシートガイド機構。
  7. 前記シート(2)が間口を閉鎖する際に、インナーレール(16)を介しシート(2)を外向きに引っ張り支持することにより、シート(2)を緊張させて撓みを防止する機構とした請求項1又は2又は3又は4又は5又は6記載のシートシャッタのシートガイド機構。
  8. 前記インナー支持室(20)内に、シート(2)が間口を閉鎖する際にインナーレール(16)を介しシート(2)を外向きに引っ張り支持するシート緊張支持機構(22)を設けた請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7記載のシートシャッタのシートガイド機構。
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