JP2018037185A - 電池パック - Google Patents

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英史 大石
正博 山田
Masahiro Yamada
正博 山田
浩生 植田
Hiromi Ueda
浩生 植田
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Abstract

【課題】水などの液体がケース内に侵入して電池モジュールに付着することを抑制することが可能な電池パックを提供する。【解決手段】電池パック1は、電池モジュール10と、電池モジュール10を収容するケース20であり、上下方向に延在する開口部24を有する本体22及び本体22の開口部24を塞ぐ蓋28を有するケース20と、ケース20の本体22と蓋28との間に設けられ開口部24を囲むように延在するシール部材30と、を備える。シール部材30は、第1の端部311及び第2の端部321を有しており、第1の端部311及び第2の端部321は、電池モジュール10よりも下方の位置で互いに接触している。【選択図】図1

Description

本発明は、電池パックに関する。
従来より、複数の電池セルを含む電池モジュールと、電池モジュールを収容するケースとを備える電池パックが知られている(例えば特許文献1参照)。ケースは、開口部を有するケース本体と、ケース本体の開口部を塞ぐ蓋とを有する。
特開2008−251352号公報
水などの液体がケース内に侵入し、電池モジュールに付着すると、電池セル同士が短絡する等の問題が生じるおそれがある。液体のケース内への侵入を防ぐために、ケース本体と蓋との間にシール部材を設けることが考えられる。例えば、ケース本体の開口部を囲むように長尺状のシール部材を設けることで、開口部の形状に合わせてシール部材を柔軟に配置できる。しかしこの場合、シール部材の端部同士の接触部分におけるシール性能が、シール部材の他の部分におけるシール性能よりも低くなりやすいので、接触部分を介して液体がケース内に侵入してしまう可能性がある。
本発明の一側面は、水などの液体がケース内に侵入して電池モジュールに付着することを抑制することが可能な電池パックを提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る電池パックは、電池モジュールと、電池モジュールを収容するケースであり、上下方向に延在する開口部を有する本体及び本体の開口部を塞ぐ蓋を有するケースと、ケースの本体と蓋との間に設けられ開口部を囲むように延在するシール部材と、を備え、シール部材は、第1の端部及び第2の端部を有しており、第1の端部及び第2の端部は、電池モジュールよりも下方の位置で互いに接触している。
上記の電池パックは、ケースの本体と蓋との間に設けられ開口部を囲むように延在するシール部材を備えているので、水などの液体がケース内に侵入することを抑制できる。ここで、シール部材の第1の端部及び第2の端部の接触部分を介して液体がケース内に侵入する可能性があるが、上記電池パックでは、シール部材の第1の端部及び第2の端部は、電池モジュールよりも下方の位置で互いに接触している。そのため、仮に液体が接触部分を介してケース内に侵入したとしても、液体は、ケース内における電池モジュールよりも下方の領域に留まり、電池モジュールには到達しない。よって、水などの液体がケース内に侵入して電池モジュールに付着することを抑制することができる。
第1の端部は、上方から下方に向かって延在しており、第1の端部は、第2の端部に対して開口部の反対側に位置しており、第1の端部及び第2の端部は、互いに面接触していてもよい。このように第1の端部と第2の端部とが互いに面接触していることによって、接触部分でのシール性能を高めることができる。また、例えば、ケース外において上方から下方に向かって流れてきた液体は、第2の端部に対して開口部の反対側(すなわち開口部の外側)に位置する第1の端部の延在方向に沿って流れることになるので、液体がケース内に侵入しにくくなる。さらに、仮にケース内に液体が侵入した場合でも、ケース内の液体が第1の端部に沿って上方から下方に流れ、液体がケース外に排出される可能性もある。
第2の端部は、下方から上方に向かって延在していてもよい。あるいは、第2の端部は、上方から下方に向かって延在していてもよい。このように第2の端部も上方又は下方に延在することによって、第1の端部及び第2の端部の接触面積が確保しやすくなる。
電池パックは、ケース内において電池モジュールよりも下方に配置された重量調整用部材を更に備えてもよい。これにより、ケース内における電池モジュールの下方のスペースを活用しつつ、電池パックの重量を調整することができる。
ケースは、下方に向かって凹む凹部をケースの上部に有していてもよい。これにより、ケースの凹部に溜まった水などの液体がケース外において上方から下方に向かって流れてきた場合でも、上述の原理により、液体がケース内に侵入して電池モジュールに付着することを抑制することができる。
本発明の一側面によれば、水などの液体がケース内に侵入して電池モジュールに付着することを抑制することが可能になる。
実施形態に係る電池パックの分解斜視図である。 電池パックのケース本体の開口部の正面図である。 変形例に係る電池パックのケース本体の開口部の正面図である。 別の変形例に係る電池パックのケース本体の開口部の正面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一の符号を用い、重複する説明は省略する。図には、XYZ直交座標系が示される。Z軸正方向は鉛直上方向を示し、Z軸負方向は鉛直下方向を示す。以下の説明において、「上」は鉛直上方を示し、「下」は鉛直下方を示すものとする。
図1は、実施形態に係る電池パックの分解斜視図である。図2は、図1に示す電池パックのケース本体の開口部の正面図である。
電池パック1は、複数の電池モジュール10と、ケース20と、シール部材30と、重量調整用部材40とを備えている。電池モジュール10の数はとくに限定されない。電池パック1は、例えば、フォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車等の車両に搭載される。その場合、電池パック1は、図1及び図2に示される方向に配置された状態で使用され得る。
電池モジュール10は、複数の電池セル12を含んでいる。電池セル12は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池等の二次電池であってよい。電池モジュール10では、それら複数の電池セル12同士が電気的に接続されている。
ケース20は、第1の収容部221及び第2の収容部222を含んでいる。第1の収容部221の収容部は、電池モジュール10及び重量調整用部材40を収容する部分である。第2の収容部222は、例えば図示しない制御装置等を収容する部分である。制御装置は、電池モジュール10の温度及び/又は電圧を監視するための監視ECU(Electronic Control Unit)、及びFETリレー等の電子部品を含み得る。第2の収容部222の大きさは、第1の収容部221よりも小さい。第2の収容部222は、第1の収容部221の上方に突設されている。ケース20の材質の例は金属であり、例えば鉄である。
具体的に、ケース20は、本体22と、蓋28とを有している。本体22は、上下方向に(より具体的にはXY平面に)延在する開口部24をする。本体22は、開口部24の開口面に対向する側壁部22aも有している。側壁部22aは、蓋28に対向する部分とも言える。各電池モジュール10は、例えば本体22の側壁部22a上に固定されている。蓋28は、本体22の開口部24を塞ぐように本体22に取り付けられる。
本体22は、本体22の側壁部22aの各縁部から蓋28側(X軸正方向)に延在する側壁部を更に有している。これら側壁部のうち一部の側壁部を、側壁部22a、22b、22c、22d、22e、22f、22g、22hと称し図示する。上述の第1の収容部221は、ケース20に後述の切欠部25が設けられている点を除き、全体として概ね直方体形状を有しており、側壁部22aの一部と、側壁部22b、22c、22d及び22eと、蓋28の一部とによって構成される。側壁部22b及び側壁部22cは、互いに対向するように水平方向(XY平面)に延在している。側壁部22b及び側壁部22cのうち、側壁部22bは下方に位置し、側壁部22cは上方に位置している。側壁部22cは、Y軸方向において2つの部分に分離しており、2つの部分の間に、第2の収容部222が突設されている。側壁部22d及び側壁部22eは、XZ平面に延在している。側壁部22b及び側壁部22cは、側壁部22dと、側壁部22e及び切欠部25とによって繋がっている。
第2の収容部222は、側壁部22aの一部と、側壁部22f、22g及び22hと、蓋28の一部とによって構成される。第2の収容部222は、Y軸方向において、第1の収容部221のほぼ中央に位置している。側壁部22f及び側壁部22hは、上述のように分離した側壁部22cの2つの部分の各端部から、上方に突出するように設けられる。側壁部22f及び側壁部22hは対向するようにXZ平面に延在している。側壁部22gは、XY平面に延在し、側壁部22f及び側壁部22hにおける側壁部22cとは反対側の端部同士を繋いでいる。
切欠部25は、側壁部22cと側壁部22eとの間に設けられる。切欠部25には、コネクタ25aが設けられる。コネクタ25aは、例えば充電コネクタであり、各電池モジュール10と電気的に接続される。
電池パック1は、凹部26及び凹部27を更に備えていてもよい。凹部26及び凹部27は、ケース20の上部に設けられ、下方に向かって凹んでいる。凹部26及び凹部27は、Y軸方向において、第2の収容部222の両側にそれぞれ位置する。凹部26及び凹部27は、Y軸方向でみたときに、例えばU次形状を有する。
凹部26及び凹部27を設けることによって、例えば、凹部26及び凹部27に外部部品を配置することができる。外部部品は、電池パック1の外部に露出して配置される部品である。外部部品の例は、電池パック1の外部との接続に用いられるコネクタ、当該コネクタに接続されるハーネス、及び制御用ランプである。また、凹部26及び凹部27を設けることによって、電池パック1において、第2の収容部222が設けられていない部分の高さと、第2の収容部222が設けられた部分の高さとを揃えることができる。
具体的に、凹部26は、側壁部22cと、側壁部22cの両縁部からそれぞれ上方に延在する側壁部26b及び側壁部26cとによって構成される。側壁部26cは、蓋28の一部であってよい。凹部26において、側壁部26b及び側壁部26cは互いに対向しており、側壁部22cが側壁部26b及び側壁部26cを繋いでいる。Z軸方向において、側壁部26b及び側壁部26cの上端の位置は、側壁部22gの上面の位置と同じであってもよい。凹部27は、第2の収容部222を挟んで凹部26とは反対側に位置している。凹部27は、側壁部22cと、側壁部22cの両縁部からそれぞれ上方に延在する側壁部27b及び側壁部27cとによって構成される。側壁部27cは、蓋28の一部であってよい。凹部27において、側壁部27b及び側壁部27cは互いに対向しており、側壁部22cが側壁部27b及び側壁部27cを繋いでいる。Z軸方向において、側壁部27b及び側壁部27cの上端の位置は、側壁部22gの上面の位置と同じであってもよい。
シール部材30は、ケース20を密閉するために用いられる。シール部材30は例えば長尺状の棒材で構成される。棒材の延在方向でみたときに、シール部材30は、例えば略矩形形状の断面を有する。シール部材30は、ケース20の本体22と、蓋28との間に設けられ、開口部24を囲むように延在する。具体的に、シール部材30は、側壁部22aの各縁部からX軸正方向に延在する側壁部(側壁部22a〜22g等)の先端の端面上に配置されている。これにより、各端面と蓋28との隙間がシール部材30によってシールされる。例えば各端面上に、シール部材30の位置決めを行うためのガイド部材(不図示)が設けられており、シール部材30は、当該ガイド部材に沿って配置され得る。シール部材30の材質の例は、ゴムまたは樹脂である。
図1及び図2に示される例では、シール部材30は、二つの長尺状の棒材で構成される。一方の棒材を、上方部分31と称し図示する。他方の棒材を、下方部分32と称し図示する。上方部分31の先端及び基端におけるそれぞれの端部を、第1の端部311と称し図示する。下方部分32の先端及び基端におけるそれぞれの端部を、第2の端部321と称し図示する。シール部材30において、第1の端部311と、第2の端部321とは、互いに接触している。本実施形態では、第1の端部311及び第2の端部321は、電池モジュール10よりも下方の位置(Z軸負方向側の位置)で互いに接触している。本実施形態のように複数の電池モジュール10がケース20に収容されている場合には、第1の端部311及び第2の端部321は、いずれの電池モジュール10よりも下方の位置で互いに接触している。図1及び図2に示される例では、第1の端部311及び第2の端部321は、側壁部22b及び側壁部22dの接続部分(コーナー部分)の近くと、側壁部22b及び側壁部22eの接続部分(コーナー部分)の近くとにおいて、それぞれ互いに接触している。
図1及び図2に示される例では、第1の端部311は、上方から下方に向かって延在しており、第2の端部321の端部は、下方から上方に向かって延在している。第1の端部311は、第2の端部321に対して開口部24の反対側に位置している。第1の端部311及び第2の端部321は、互いに面接触している。具体的に、図2に示されるように、第1の端部311は、開口部24を正面から見たときに(X軸方向で見たときに)、第2の端部321に接触する接触面311aを第1の端部311の内側(開口部24側)に有している。第2の端部321は、第1の端部311に接触する接触面321aを第2の端部321の外側(開口部24とは反対側)に有している。そして、接触面311aと接触面321aとが互いに接触している。
重量調整用部材40は、電池パック1の重量を調整するための部材(ウェイト)である。本実施形態では、重量調整用部材40は、ケース20内において、電池モジュール10の下方に配置される。これにより、電池パック1の重心を下げることができる。重量調整用部材40の材質は、上述のケース20の材質と同じであってもよい。重量調整用部材40は、例えば溶接によって、本体22の側壁部22aに固定される。
以上説明した電池パック1は、ケース20の本体22と蓋28との間に設けられ開口部24を囲むように延在するシール部材30を備えているので、水などの液体がケース20内に侵入することを抑制できる。ここで、シール部材30の第1の端部311及び第2の端部321の接触部分を介して液体がケース内に侵入する可能性があるが、電池パック1では、シール部材30の第1の端部311及び第2の端部321は、電池モジュール10よりも下方の位置で互いに接触している。そのため、仮に液体が第1の端部311及び第2の端部321の接触部分を介してケース内に侵入したとしても、液体は、ケース20内における電池モジュール10よりも下方の領域に留まり、電池モジュール10には到達しない。よって、水などの液体がケース20内に侵入して電池モジュール10に付着することを抑制することができる。
第1の端部311は、上方から下方に向かって延在しており、第1の端部311は、第2の端部321に対して開口部24の反対側に位置しており、第1の端部311及び第2の端部321は、互いに面接触していてもよい。このように第1の端部311と第2の端部321とが互いに面接触していることによって、第1の端部311と第2の端部321との接触部分でのシール性能を高めることができる。また、例えば、ケース20外において上方から下方に向かって流れてきた液体は、第2の端部321に対して開口部24の反対側(すなわち開口部24の外側)に位置する第1の端部311の延在方向(Z軸負方向)に沿って流れることになるので、液体がケース20内に侵入しにくくなる。さらに、仮にケース20内に液体が侵入した場合でも、ケース20内の液体が第1の端部311に沿って上方から下方に流れ、液体がケース20外に排出される可能性もある。
第2の端部321は、下方から上方に向かって延在していてもよい。このように第1の端部311が上方から下方に向かって延在し、第2の端部321が下方から上方に向かって延在することによって、第1の端部311及び第2の端部321がいずれも上下方向に向かって延在することになるので、第1の端部311及び第2の端部321の接触面積が確保しやすくなる。
電池パック1は、ケース20内において電池モジュール10よりも下方に配置された重量調整用部材40を更に備えてもよい。これにより、ケース20内における電池モジュール10の下方のスペースを活用しつつ、電池パック1の重量を調整することができる。
ケース20は、下方に向かって凹む凹部26、27をケース20の上部に有していてもよい。この場合、ケース20の凹部26、27に溜まった水などの液体がケース20外において上方から下方に向かって流れる場合がある。例えば、凹部26に溜まった水は、凹部26で囲まれていない部分(側壁部22fとは反対側の部分)を通り、側壁部22eへ流れ落ちて行く可能性がある。凹部27に溜まった水は、凹部27で囲まれていない部分(側壁部22hとは反対側の部分)を通り、側壁部22dへ流れ落ちて行く可能性がある。このように液体が上方から下方に向かって流れる場合でも、上述の原理により、液体がケース20内に侵入して電池モジュール10に付着することを抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、シール部材の第2の端部が下方から上方に向かって延在している例について説明したが、シール部材の第2の端部も、第1の端部と同様に上方から下方に向かって延在していてもよい。図3は、そのような変形例に係る電池パックのケース本体の開口部の正面図である。この変形例に係る電池パック1Aは、電池パック1(図1及び図2)と比較して、シール部材30に代えてシール部材50を含む点において相違する。それ以外の部分については、電池パック1の対応する部分と同様である。シール部材50は、上方部分51と、下方部分52との2つの長尺状の棒材で構成される。上方部分51の先端及び基端におけるそれぞれの端部を、第1の端部511と称し図示する。下方部分52の先端及び基端におけるそれぞれの端部を、第2の端部521と称し図示する。上方部分51の第1の端部511と、下方部分52の第2の端部521とは、電池モジュール10よりも下方の位置で互いに接触している。
電池パック1Aでは、第1の端部511は、上方から下方に向かって延在しており、第2の端部521も、上方から下方に向かって延在している。第1の端部511は、第2の端部521に対して開口部24の反対側に位置している。第1の端部511及び第2の端部521は、互いに面接触している。すなわち、第1の端部511は、開口部24を正面から見たときに(X軸方向で見たときに)、内側に位置する接触面511aを有している。第2の端部521は、外側に位置する接触面521aを有している。そして、接触面511aと接触面521aとが互いに接触している。
このように第2の端部521が上方から下方に向かって延在する場合も、第1の端部511及び第2の端部521がいずれも上下方向に向かって延在することになるので、第1の端部511及び第2の端部521の接触面積が確保しやすくなる。
また、上記実施形態では、シール部材が上方部分と下方部分の2つの二つの長尺状の棒材で構成される例について説明したが、シール部材を構成する棒材の数はこれに限定されない。例えば、シール部材は、一つの長尺状の棒材で構成されてもよい。図4は、そのような変形例に係る電池パックのケース本体の開口部の正面図である。この変形例に係る電池パック1Bは、電池パック1(図1及び図2)と比較して、シール部材30に代えてシール部材60を含む点において相違する。それ以外の部分については、電池パック1の対応する部分と同様である。シール部材60は、一つの長尺状の棒材で構成される。シール部材60の先端及び基端におけるそれぞれの端部のうち、一方の端部を第1の端部61と称し図示する。シール部材60の他方の端部を第2の端部62と称し図示する。第1の端部61と第2の端部62とは、電池モジュール10よりも下方の位置で互いに接触している。図4に示される例では、第1の端部61及び第2の端部62は、側壁部22bの中央部分において互いに接触している。
電池パック1Bでは、第1の端部61及び第2の端部62は、水平方向(Y軸方向)に向かって延在している。具体的に、第1の端部61はY軸負方向に向かって、第2の端部62はY軸正方向に向かってそれぞれ延在している。第1の端部61は、第2の端部62に対して開口部24の反対側に位置している。第1の端部61及び第2の端部62は、互いに面接触している。すなわち、第1の端部61は、開口部24を正面から見たときに(X軸方向で見たときに)、内側に位置する接触面61aを有している。第2の端部62は、外側に位置する接触面62aを有している。そして、接触面61aと接触面62aとが互いに接触している。
また、上記実施形態では、電池パックが重量調整用部材40を備える例について説明したが、電池パックは重量調整用部材40を備えていなくてもよい。
1、1A、1B…電池パック、10…電池モジュール、20…ケース、24…開口部、28…蓋、30、50、60…シール部材、40…重量調整用部材、311、511、61…第1の端部、321、521、62…第2の端部、26、27…凹部。

Claims (6)

  1. 電池モジュールと、
    前記電池モジュールを収容するケースであり、上下方向に延在する開口部を有する本体及び前記本体の前記開口部を塞ぐ蓋を有する前記ケースと、
    前記ケースの前記本体と前記蓋との間に設けられ前記開口部を囲むように延在するシール部材と、
    を備え、
    前記シール部材は、第1の端部及び第2の端部を有しており、
    前記第1の端部及び前記第2の端部は、前記電池モジュールよりも下方の位置で互いに接触している、
    電池パック。
  2. 前記第1の端部は、上方から前記下方に向かって延在しており、
    前記第1の端部は、前記第2の端部に対して前記開口部の反対側に位置しており、
    前記第1の端部及び前記第2の端部は、互いに面接触している、
    請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記第2の端部は、前記下方から前記上方に向かって延在している、
    請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記第2の端部は、前記上方から前記下方に向かって延在している、
    請求項2に記載の電池パック。
  5. 前記ケース内において前記電池モジュールよりも下方に配置された重量調整用部材を更に備える、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の電池パック。
  6. 前記ケースは、前記下方に向かって凹む凹部を前記ケースの上部に有している、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の電池パック。
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