JP2018034932A - 搬送車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロールボックスのかごと走行面との間に潜り込んでロールボックスを搬送することができる、薄型でリフト量を増加させた搬送車を提供する。【解決手段】略矩形の搬送車ケーシング2の少なくとも1組の対角部にそれぞれ配置された荷物昇降装置3は、搬送車ケーシングに配置された昇降用駆動装置104と、昇降用駆動装置により昇降可能な荷物支持台5とを備える。昇降用駆動装置は、モータ10と、モータにより正逆回転駆動される駆動歯車11と、内周面に内周歯部122を有する角筒部材112と、搬送車ケーシングに固定され、かつ、筒部材を回転自在に支持するハウジング113と、上端に荷物支持台が固定され、かつ、筒部材の内周歯部とかみ合う歯部123を外周面に有する昇降軸部114とを有して、筒部材と昇降軸部とのいずれか一方が駆動歯車とかみ合う外側歯部21を有して正逆回転可能であり、筒部材と昇降軸部とのいずれか他方が回転不可でかつ軸方向に進退移動する。【選択図】図1B

Description

本開示は、荷物を運搬するロールボックスを搬送する搬送車に関する。
特許文献1は、車体フレームの上部に、搬送物を載置する荷受台と該搬送物を積み下ろしするためのリフト装置とを備え、リフト装置上部のリフト台を複数の油圧シリンダの伸縮にて昇降するようになした無人搬送車を開示する。この無人搬送車は、リフト台の下部に大小複数の筒体を縦方向内外に収容したテレスコピック型の直動ガイドを配設し、該直動ガイドをリフト台の昇降に伴って上下方向へ多段に伸縮させる。これにより、無人搬送車が低床式の場合にも、リフト台の昇降ストロークを充分に確保できる。
特開2000−318993号公報
本開示は、ロールボックスのかごと走行面との間に潜り込んで荷物を搬送することができる、薄型でリフト量を増加させた搬送車を提供する。
本開示における搬送車は、略矩形の搬送車ケーシングの少なくとも1組の対角部に荷物昇降装置をそれぞれ配置し、
前記各荷物昇降装置は、
前記搬送車ケーシングに配置された昇降用駆動装置と、
前記昇降用駆動装置により昇降可能な荷物支持台とを備え、
前記昇降用駆動装置は、
モータと、
前記モータにより正逆回転駆動される駆動歯車と、
内周面に内周歯部を有する筒部材と、
前記搬送車ケーシングに固定され、かつ、前記筒部材を回転自在に支持するハウジングと、
上端に前記荷物支持台が固定され、かつ、前記筒部材の前記内周歯部とかみ合う歯部を外周面に有する昇降軸部とを有して、
前記筒部材と前記昇降軸部とのいずれか一方が前記駆動歯車とかみ合う外側歯部を有して正逆回転可能であり、前記筒部材と前記昇降軸部とのいずれか他方が回転不可でかつ軸方向に進退移動する。
本開示における搬送車は、ロールボックスのかごと走行面との間に潜り込んで荷物を搬送する搬送車を薄型化し、リフト量を増加させることに有効である。
実施の形態1にかかる搬送車において、荷物昇降装置の駆動前の状態での斜視図 実施の形態1にかかる搬送車において、荷物昇降装置の駆動後の状態での斜視図 実施の形態1にかかる搬送車がロールボックスを搬送するときの斜視図 実施の形態1にかかる搬送車がロールボックスを搬送するときの側面図 実施の形態1にかかる搬送車の荷物昇降装置の斜視図 最縮時の昇降用駆動装置の縦断面図 最伸時の昇降用駆動装置の縦断面図 最伸時かつかご支持時の荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図 最伸時かつかご支持解除時の荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図 図5Bの状態からの下降中での荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図 最縮時での荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図 図5Dの最縮状態から上昇するときの荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図 昇降駆動後の最伸時でかつかご支持時の荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す側面図 最伸時から下降したときでかつかご支持時の荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す側面図 保持爪駆動機構のラックとピニオン歯車との関係を示す説明図 通常時の変形例にかかる保持爪安定駆動機構の正面図 図8Bの状態での保持爪安定駆動機構の側面図 図8Bの状態での保持爪安定駆動機構とピニオン歯車との関係を示す説明図 荷物支持台下降時の変形例にかかる保持爪安定駆動機構の正面図 図8Eの状態での保持爪安定駆動機構の側面図 図8Eの状態での保持爪安定駆動機構とピニオン歯車との関係を示す説明図 図8Eの状態での保持爪安定駆動機構とピニオン歯車との関係を示す、ラックの歯部側から見た説明図 図8Bの状態での保持爪安定駆動機構とピニオン歯車との関係を示す、ラックの歯部側から見た説明図 変形例にかかる搬送車の平面図 別の変形例にかかる搬送車の昇降用駆動装置の最縮状態での縦断面図 別の変形例にかかる搬送車の昇降用駆動装置の最伸状態での縦断面図
(発明の基礎となった知見)
従来、デパート、スーパーマーケット、荷物集積場、又は工場等において荷物の運搬又は保管にロールボックスが多数使用されている。ロールボックスは、かご形状のキャスター付きパレットであり、かごに荷物を多く積み重ねて、運搬又は保管するものである。
このようなロールボックスを効率良く移送するため、ロールボックスを牽引又は後押しする搬送車が使用されている。
ロールボックスを牽引する搬送車又はロールボックスを後押しする搬送車は、小回りが利かず、旋回等に大きな面積が必要となるとともに、エレベータに乗せようとしても、ロールボックスと搬送車とを合わせた長さが、エレベータの昇降用かごよりも長くなり、エレベータを使用できないといった課題がある。
そこで、これらの課題を解消するものとして、ロールボックスのかごの底面と走行面との間に潜り込んでロールボックスを搬送する潜り込み式の搬送車が考えられる。
通常、走行面からかごの底面までの地上高は14.5cm〜21cmであるが、最低地上高の14.5cmに対応する潜り込み式の高積載負荷(約1ton)に耐える搬送車は現状では無く、そのような搬送車の開発が要望されていた。
また、リフトタイプの搬送車において、リフト方式の機構は油圧又は空圧ジャッキが多いが、所望の持上げ能力発揮には大型の圧力発生源が必要であり、高揚程を確保する為には本体の厚みが必要となり、搬送車が大型化する傾向があった。
そこで、上記のような課題から、搬送車を薄型にしつつリフト量を増加させ、さらに、高積載負荷に耐えることが可能な搬送車を検討した。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1A〜図7Bを用いて、実施の形態1を説明する。
[1.構成]
[1−1.搬送車]
図1Aは、実施の形態1にかかる搬送車において、荷物昇降装置の駆動前の状態での斜視図である。図1Bは、実施の形態1にかかる搬送車において、荷物昇降装置の駆動後の状態での斜視図である。図2Aは、実施の形態1にかかる搬送車がロールボックスを搬送するときの斜視図である。図2Bは、実施の形態1にかかる搬送車がロールボックスを搬送するときの側面図である。
図1Aに示すように、搬送車1は、搬送車ケーシング2、及び、荷物支持台5と保持爪45を備えた荷物昇降装置3を備える。
搬送車ケーシング2は、搬送用の一対の車輪2aと、図2Bに示すように複数個の補助車輪(自在輪)2bとを有している。各車輪2aは、自在輪、又は、モータなどの駆動装置(不図示)と連結された駆動輪である。
荷物昇降装置3は、略矩形平面の搬送車ケーシング2の少なくとも1組の対角部に配置される。実施の形態1の搬送車1は、4つの荷物昇降装置3が2組の対角部に配置されている。図1Bに示すように、搬送車1は、全ての荷物昇降装置3が同期して昇降動作を行うことにより、荷物支持台5に荷物を積載し、荷物の底面を同期して昇降させることができる。具体的には、荷物昇降装置3は、下部にある圧力センサー130により荷重バランスをとりながら昇降動作を行うことにより、荷物支持台5に荷物を積載し昇降させることができる。また、荷物の底面が平坦でなくても安定して荷物を昇降可能となる。また、図1Bに示すように、荷物昇降装置3の昇降に合わせて、保持爪45は荷物を保持するように動作する。
また、図2A〜図2Bに示すように、本開示の搬送車1は、潜り込み式の搬送車であり、ロールボックス61の下に潜り込んで、ロールボックス61を保持して搬送する。ロールボックス61は、例えば、直方体のかご(荷物)50と、かご50の底部に走行面63を走行可能な複数のキャスター62を有している。搬送車1は、荷物昇降装置3によりかご50を荷物支持台5に積載し、図2Bに示すように、かご50を2組の対角部で保持爪45により保持して搬送する。各保持爪45は、かご50に接触し、かご50の移動を規制する。
ここで、図2A〜図2Bのロールボックス61は一例であり、例えば、直方体のかごの4つの外面のうち3面が柵で囲まれ、1面が開口になっているものでもよい。
以下の説明では、代表例として、ロールボックス61のかご50を使用して説明するが、これに限定されるものではない。ロールボックスのように、底部に搬送車が潜り込めるスペースがある荷物に適用できる。
[1−2.荷物昇降装置]
図3は、実施の形態1にかかる搬送車の荷物昇降装置の斜視図である。図4Aは、実施の形態1にかかる最縮時の昇降用駆動装置の縦断面図である。図4Bは、実施の形態1にかかる最伸時の昇降用駆動装置の縦断面図である。
図3に示すように、荷物昇降装置3は、荷物支持台5と、荷物支持台5を昇降駆動する昇降用駆動装置4と、案内機構40と、荷物を保持する保持爪駆動機構46とで構成されている。
[1−2−1.荷物支持台]
荷物支持台5は、昇降用駆動装置4の上部に配置される。荷物支持台5は、かごの底面を支持する長方形の支持台で構成され、幅方向の中央部の可動部5aと幅方向の両側部の2つの固定部5bを有する。可動部5aの一部(例えば、保持爪駆動機構46の配置側)は、固定部5bの上面より上方に一部突出する上側位置と、可動部5aの上面が固定部5bの上面と同じかそれ以下に位置する下側位置との間で自由に回動できるように構成されている。ここで、荷物支持台5に荷物が積載されている時、すなわち、荷物の底面を可動部5aの上面及び固定部5bの上面で支持する時、可動部5aの上面が固定部5bの上面と同じかそれ以下に位置する下側位置となる。一方、荷物支持台5にかごが積載されていない時、すなわち、荷物の底面が可動部5aの上面及び固定部5bの上面から取り除かれる時、可動部5aの一部の上面が固定部5bの上面より上方に一部突出する上側位置に位置する。
[1−2−2.昇降用駆動装置]
昇降用駆動装置4は、モータ10と、ネジ式ジャッキ24と、案内機構40とを備える。
モータ10は、昇降用駆動装置4の一側部に配置され、正逆回転する回転軸を有し、回転軸からの正逆回転力をネジ式ジャッキ24の駆動歯車11に伝達する。モータ10の回転軸と駆動歯車11とは直接的に連結してもよいし、減速機構などを介して関接的に連結してもよい。モータ10は、制御装置(不図示)で同期制御され、同期駆動および昇降動作が行われる。
ネジ式ジャッキ24は、駆動歯車11と第1円筒部材12と第2円筒部材26とハウジング13と昇降軸部14とで構成される2段のネジ式ジャッキである。ネジ式ジャッキ24は、搬送車ケーシング2の例えば角部に固定されている。
ネジ式ジャッキ24は、最外側に円筒状のハウジング13が配置され、ハウジング13は搬送車ケーシング2に固定されている。ハウジング13内には、第1円筒部材12と、第2円筒部材26と、昇降軸部14とが同心でかつ外側から中心側に向けて順に配置されている。
駆動歯車11は、昇降用駆動装置4の下部に正逆回転可能に配置されて、モータ10により正逆回転駆動される。
ハウジング13は、下部が搬送車ケーシング2に固定され、第1円筒部材12をハウジング内部空間に同心に配置して、ハウジング13の内周面の上端部と下端部とにそれぞれ配置された軸受25を介して、第1円筒部材12を回転自在に支持している。第1外周歯部の一例として機能する外側歯部21は、ハウジング13の下端部に、スラスト軸受31を介して回転自在に突出して駆動歯車11とかみ合うように配置されている。
第1円筒部材12は、ハウジング13内に、正逆回転可能に同心に配置されている。第1円筒部材12は、下端に駆動歯車11とかみ合う外側歯部21が固定されて、外側歯部21と一体的に正逆回転する。第1円筒部材12には円形の貫通穴12aが設けられている。貫通穴12aの内周面には、軸方向の全長にわたり、台形ネジで構成された第1内周歯部22が形成されている。
第1円筒部材12の上端には、第2円筒部材26の軸方向の移動を案内するとともに、抜け止め規制も行って第1抜け止めリングの一例として機能する第1案内リング34が固定されている。
第2円筒部材26は、第1円筒部材12の貫通穴12a内に、正逆回転可能に同心に配置されている。
第2円筒部材26の貫通穴26a内には、軸方向に回転不可でかつ軸方向に進退移動する昇降軸部14が同心に配置されている。
第2円筒部材26は、第1円筒部材12の第1内周歯部22にかみ合いかつ台形ネジで構成された第2外周歯部27を下端外周部に有している。第2円筒部材26の円形の貫通穴26aの内周面には、軸方向の全長にわたり、台形ネジで構成された第2内周歯部30が形成されている。
第2円筒部材26の上端には、昇降軸部14の軸方向の移動を案内するとともに、抜け止め規制も行って第2抜け止めリングの一例として機能する第2案内リング36が固定されている。
昇降軸部14は、第2円筒部材26内に同心で配置され、荷物支持台5とボルト(不図示)により締結されている。第2円筒部材26の内周歯部30からの回転力が伝達される歯部23を下部の外周面に有して、第1円筒部材12の軸方向に回転不可でかつ軸方向に進退移動可能とする。昇降軸部14は、荷物支持台5とボルト(不図示)の締結により、第1円筒部材12の軸周りに回転不可となっている。
さらに、第1円筒部材12の貫通穴12aの下部には、薄い円板状の第1緩衝材32が配置されている。この第1緩衝材32は、例えば、他の部材が接触する側に配置された金属板と第1円筒部材12側に配置されたゴムとなどで構成されている。この第1衝材32は、第2円筒部材26の下端が第1円筒部材12の貫通穴12aの底面に直接接触してかみ込んでしまい、回転不可となる事態を防止するためのものである。第1円筒部材12の円形の貫通穴12aの上端の開口縁にも、第1緩衝材32と同様な材質及び構成で同様な機能を有するリング状の第2緩衝材33が配置され、第2円筒部材26のかみ込みを防止している。
また、第2円筒部材26の円形の貫通穴26aの上端の開口縁にも、第1緩衝材32と同様な材質及び構成で同様な機能を有するリング状の第3緩衝材35が配置され、昇降軸部14のかみ込みを防止している。昇降軸部14の上端には、第1緩衝材32と同様な材質及び構成で同様な機能を有し、かつ、下面が第2案内リング36の上面に接触してかみ込みを防止するとともに軸方向の移動が規制される鍔状の第4緩衝材37が固定されている。
以下、昇降用駆動装置4の動作を説明する。
図4Aの最縮状態において、モータ10の駆動により駆動歯車11が正回転し、駆動歯車11とかみ合う外側歯部21を介して第1円筒部材12が例えば正方向に回転する。第1円筒部材12が正方向に回転すると、第2円筒部材26も第1円筒部材12と共に回転するので、第2円筒部材26に対して昇降軸部14が回転することなく上向きに移動する。昇降軸部14の歯部23が第3緩衝材35に接触すると、第2円筒部材26が回転を停止させられて、第1円筒部材12に対して第2円筒部材26が回転することなく上向きに移動する。第2円筒部材26は、第2外周歯部27が第2緩衝材33に接触すると、上向きの移動を停止する。図4Bに示すように、この状態が最伸状態である。このようにして、最初に、昇降軸部14が上昇したのち、第2円筒部材26が上昇し、2段階で荷物支持台5を上昇させる。
逆に、図4Bの最伸状態においては、モータ10の逆駆動により駆動歯車11が逆回転し、駆動歯車11とかみ合う外側歯部21を介して第1円筒部材12が例えば逆方向に回転する。第1円筒部材12が逆方向に回転すると、第2円筒部材26が回転することなく下向きに移動する。第2円筒部材26の下端が第1緩衝材32に接触して下向きの移動が停止されると、第2円筒部材26が第1円筒部材12と一体的に逆回転を開始する。すると、第2円筒部材26に対して昇降軸部14が回転することなく下向きに移動する。昇降軸部14の下端が第1緩衝材32に接触すると、下向きの移動が停止される。図4Aに示す、この状態が最縮状態である。このようにして、最初に、第2円筒部材26が下降したのち、昇降軸部14が下降し、2段階で荷物支持台5を下降させる。
[1−2−3.案内機構]
案内機構40は、図3に示すように、昇降用駆動装置4の周囲の4か所に配置され、荷物支持台5の角部をそれぞれ案内する。実施の形態1の搬送車1は、4個の案内機構40により、荷物支持台5を上下方向に平行移動可能に案内している。各案内機構40は、上端が荷物支持台5の各角部の下面に固定された案内ロッド41と、案内ロッド41を上下方向に案内する案内筒部材42とを備える。
[1−2−4.保持爪駆動機構46]
図5Aは、最伸時かつ荷物支持時の荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図である。図5Bは、最伸時かつ荷物支持解除時の荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図である。図5Cは、図5Bの状態からの下降中での荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図である。図5Dは、最縮時での荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図である。図6は、図5Dの最縮状態から上昇するときの荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す説明図である。
図5A〜図5D及び図6に示すように、実施の形態1の保持爪駆動機構46は、保持爪45と、保持爪回動歯車48と、保持爪駆動歯車49と、ピニオン歯車51と、ラック52と、ラチェット53と、カム54、案内部材55とで構成されている。
保持爪45は、昇降用駆動装置4により荷物支持台5が最も下降した下端位置に位置すると、図5Dに示す荷物支持台5の下方に折り畳まれて収納位置IIIに位置する。また、保持爪45は、昇降用駆動装置4による荷物支持台5の上昇動作により、図5Dに示す収納位置IIIから図5B、図5Cに示す保持解除位置IIまで回動可能となっている。さらに、保持爪45は、保持解除位置IIの状態で、荷物支持台5に、荷物、例えばロールボックス61のかご50が支持されると、図5Aに示す規制保持位置Iまで回動して、かご50の前面又は後面を保持する。
保持爪45は、図5Aに示すように、反時計方向周りに図示しないねじりばねで付勢された延長部45gを有して、保持爪45の長手方向に延在して、かご50の前面又は後面をより安定して保持できるようにしてもよい。この延長部45gは、保持爪45が保持解除位置IIから収納位置IIIに収納されるとき、搬送車ケーシング2と衝突しないようにするため、図5Dに示すように、搬送車ケーシング2上に湾曲した案内曲面55aを有する案内部材55を設けて、収納位置IIIでは、延長部45gが保持爪45に対して円滑に屈曲するようにしている。
図5Aに示すように、保持爪45は、荷物支持台5の一端の下方に下向きに突出しかつ互いに対向するように固定された一対の支持壁47に回動可能に支持されている。詳しくは、保持爪45は、その一端の基部45aがL字状に屈曲し、基部45aは、回動軸45b周りに正逆回動自在に一対の支持壁47に支持されている。基部45aの上部は、荷物支持台5の中央部の短冊板状の可動部5aの一端と接触している。このため、かご50の底面が荷物支持台5に支持され、可動部5aが押されて、固定部5bの上面と同じかそれ以下に位置する下側位置に位置するように回動させられる。このとき、保持爪45は、可動部5aにより押圧されて回動軸45b周りに回動し、荷物支持台5で支持されたかご50に接触して搬送方向沿いのかご50の移動を規制する規制保持位置Iに位置する。
一方、図5Bに示すように、かご50の底面が荷物支持台5から取り除かれて、可動部5aが固定部5bの上面より上方に一部突出する上側位置に位置するとき、保持爪45は、可動部5aによる押圧が解除されて、保持爪45自体の自重で回動軸45b周りに逆回動し、かご50から離れて支持壁47に対して荷物支持台5を基部45aで可動部5aの一部を突き上げる保持解除位置IIに位置する。このように、保持爪45は、荷物支持台5にかごが支持されるか否かで、規制保持位置Iと保持解除位置IIとの間で回動可能に支持壁47に支持されている。
保持爪45は、さらに、荷物支持台5が下降することにより、下記の保持爪駆動機構46で保持解除位置IIから、図5Dに示す荷物支持台5の下方まで退避した収納位置IIIに収納可能としている。保持爪45が収納位置IIIに収納されると、荷物支持台5より低くなるため、搬送車1がロールボックス61のかご50の底面の下方空間に潜り込むとき、引っかかることがない。
保持爪回動歯車48は、保持爪45の基部45aに固定されており、保持爪回動歯車48の回転により保持爪45を一体的に正逆回動可能とする。
保持爪駆動歯車49は、一対の支持壁47に正逆回転自在に支持され、保持爪回動歯車48とかみ合う駆動歯部49aを外周の一部(例えば外周の半分程度の範囲内)に有し、残りの外周に歯部の無い切欠き部49bを有している。保持爪駆動歯車49の回転が許容されかつ駆動歯部49aでかみ合っている間は、保持爪回動歯車48は保持爪駆動歯車49の駆動歯部49aにかみ合って回転する。駆動歯部49aがない部分では、保持爪回動歯車48を回動しないことにより、保持爪45の回動位置又は姿勢を自動的に調整できるようにしている。
ピニオン歯車51は、保持爪駆動歯車49に同軸で固定されており、保持爪駆動歯車49と一体的に正逆回転する。
ラック52は、図5Cに示すように、荷物支持台5が所定高さ以下まで下降すると、ピニオン歯車51とかみ合うように鉛直方向沿いに起立して、搬送車1のハウジング側すなわち搬送車ケーシング2に固定支持される。ラック52は、ピニオン歯車51とかみ合うことによりピニオン歯車51を強制的に回転させる。ここで、所定高さとは、例えば、荷物支持台5の高さがロールボックス最低地上高さ14.5cm以下に下がる時の高さを意味する。
ラチェット53は、支持壁47に回動可能に支持されている。具体的には、ラチェット53は、保持爪駆動歯車49が図5Aにおいて反時計方向には回転可能にかつ時計方向には回転不可に保持爪駆動歯車49の駆動歯部49aに係止する係止状態(係止位置)IVと、図5Dのように駆動歯部49aから離れて保持爪駆動歯車49が自由に正逆回転する係止解除状態(係止解除位置)Vとの間で回動可能となっている。
カム54は、下端が搬送車ケーシング2に固定され、搬送車ケーシング2から鉛直方向沿いに起立したピンで構成されている。このカム54は、図5Cに示すように、係止状態IVのラチェット53に上端が接触して、係止状態IVのラチェット53を係止解除状態Vに強制的に回動させる。
よって、ラチェット53は、ねじりバネの付勢力により、通常は係止状態IVに位置するように回動する一方、昇降用駆動装置4により荷物支持台5が所定の高さ以下まで下降して、カム54がラチェット53に接触することにより、強制的に係止状態IVのラチェット53を係止解除状態Vに回動させるようにしている。この結果、カム54がラチェット53に接触して強制的に回動させるまでは、ラチェット53は係止状態IVに位置するため、保持爪駆動歯車49の時計方向の回転を規制しており、荷物支持台5のかご50が急に取り除かれるなどの不意な荷重損失により、保持爪45が倒れることを防止できる。
また、昇降用駆動装置4により荷物支持台5が所定の高さ以下まで下降するとき、同時的に、ラック52がピニオン歯車51とかみ合って、ラック52によりピニオン歯車51を強制的に回転させるので、ピニオン歯車51と一体的に保持爪駆動歯車49が回転する。このとき、ラチェット53が係止解除位置Vに位置しているため、何ら支障なく、保持爪駆動歯車49の回転が保持爪回動歯車48に伝達されて、荷物支持台5が最縮状態まで下降したとき、保持爪45が保持解除位置IIから収納位置IIIまで強制的に回動させられる。
逆に、図6に示すように、荷物支持台5が最縮状態から上昇するとき、前記とは逆の動作で、ラック52によりピニオン歯車51を強制的に回転させるので、ピニオン歯車51と一体的に保持爪駆動歯車49が回転し、保持爪回動歯車48を介して保持爪45を収納位置IIIから保持解除位置IIまで回動させる。荷物支持台5が所定の高さを越えて上昇すると、ピニオン歯車51がラック52から離れるとともに、カム54がラチェット53から離れてラチェット53が係止状態IVとなり、ラチェット53が保持爪駆動歯車49の駆動歯部49aを係止して時計方向の回転を規制する。このため、保持爪45は保持解除位置IIから規制保持位置Iまでは回動せず、保持解除位置IIで維持される。
[2.動作]
以上のように構成された荷物昇降装置3を有する搬送車1について、その動作を以下説明する。
図7Aは、昇降駆動後の最伸時でかつかご支持時の荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す側面図である。図7Bは、最伸時から下降したときでかつかご支持時の荷物昇降装置と保持爪駆動機構との関係を示す側面図である。
まず、荷物昇降装置3が図1A及び図4A及び図5Dの最縮状態に位置すると仮定する。一例として、この時の搬送車1の高さが、最低地上高の14.5cmより低い13cmである場合、搬送車1は、ロールボックス61のかご50の底面の下方空間に、引っかかることなく、円滑に潜り込むことができる。
搬送車1がかご50の底面の下方空間に潜り込んだのち、各荷物昇降装置3において、ジャッキ24を駆動して荷物支持台5を上昇させる。すなわち、図5Dの最縮状態から荷物支持台5が上昇すると、図5Cに示すように、ラック52によりピニオン歯車51を強制的に回転させるので、ピニオン歯車51と一体的に保持爪駆動歯車49が回転し、保持爪回動歯車48を介して保持爪45を収納位置IIIから保持解除位置IIまで時計方向に回動させる。
さらに、図5Bに示すように、荷物支持台5が所定の高さを越えて上昇すると、ピニオン歯車51がラック52から離れるとともに、カム54がラチェット53から離れてラチェット53が係止状態IVとなり、ラチェット53が保持爪駆動歯車49の駆動歯部49aを係止して時計方向の回転を規制する。このため、保持爪45は保持解除位置IIから規制保持位置Iまでは回動せず、保持解除位置IIで維持される。
さらに、荷物支持台5が上昇すると、かご50の底面に少し接触することになる。図7Bにおいては、かご50の底面を荷物支持台5で支持した状態を示している。この時、かご50は、複数個のキャスター62が走行面63に接地しており、複数個のキャスター62で支持されている。この状態では、荷物支持台5はかご50の底面に対して摩擦で接触しており、荷物支持台5と、かご50とが一体的に移動可能である。
次いで、荷物支持台5がさらに上昇して最伸状態まで上昇すると(又は、ネジ式ジャッキ下部に設けられた圧力センサー130が荷物荷重を感知すると)、図5Aに示すように、荷物支持台5の可動部5aを介して保持爪45が保持解除位置IIから規制保持位置Iまで強制的に回動させられて、保持爪45がかご50の側面に接触して、規制保持する状態となる。このとき、図7Aに示すように、かご50の全てのキャスター62が走行面63から浮き上がり、かご50は、搬送車1のみで搬送されることになる。
一方、搬送車1でかご50を所望の位置まで搬送したのち、搬送を解除するとき、各荷物昇降装置3により荷物支持台5を下降し始める。すると、まず、かご50の複数個のキャスター62が走行面63に接地し、複数個のキャスター62でかご50が支持される。
さらに、荷物支持台5を下降させると、荷物支持台5がかご50の底面から下方に離れて支持が解除される。すると、保持爪45の自重により保持爪45が規制保持位置Iから保持解除位置IIまで回動する。
その後、さらに、荷物支持台5を下降させて所定の高さよりも下降させると、カム54がラチェット53に接触することにより、強制的に係止状態IVのラチェット53を係止解除状態Vに回動させる。この結果、保持爪駆動歯車49の時計方向の回転規制が解除されて、保持爪駆動歯車49が自由に回転可能となる。このとき同時的に、ラック52がピニオン歯車51とかみ合って、ラック52によりピニオン歯車51を強制的に回転させる。すると、ピニオン歯車51と一体的に保持爪駆動歯車49が回転し、保持爪回動歯車48も回転して、保持爪45を保持解除位置IIから収納位置IIIまで強制的に回動させるとともに、荷物支持台5が最縮状態まで下降する。これで、初期の最縮状態となり、かご50の底面の下方空間から搬送車1を円滑に取り出して、次の所望のかごの底面の下方空間に、搬送車1を円滑に潜り込ませることができる。
[3.効果等]
従来、リフト方式の機構としては、油圧又は電動ジャッキが多いが、所望の能力発揮には大型の圧力発生源が必要になり、搬送車が大型化してしまい、ロールボックスのかごと走行面との間に潜り込んでロールボックスを搬送することができなかった。
本実施の形態1の搬送車1は、モータ10による第1円筒部材12の回転により、第1円筒部材12から昇降軸部14を上方向に飛び出させたり、第1円筒部材12内に入り込んだりさせて、荷物支持台5を昇降させることができる。よって、荷物支持台5でかご50を支持するときは、第1円筒部材12から昇降軸部14を上方向に飛び出させればよい。一方、昇降軸部14を下降して第1円筒部材12内に入り込ませれば、ロールボックス61のかご50と走行面63との間に搬送車1を円滑に潜り込ませてロールボックス61を搬送することができる。
また、実施の形態1によれば、かご50の底面が荷物支持台5に支持されると、可動部5aが押されて、固定部5bの上面と同じかそれ以下に位置する下側位置に位置するように回動させられる。このとき、保持爪45は、可動部5aにより押圧されて回動軸45b周りに回動し、荷物支持台5で支持されたかご50に接触して搬送方向沿いのかご50の移動を規制する規制保持位置Iに位置することができる。よって、ロールボックス61の自重を梃子機構により保持爪45によるかご50の保持力に変換することができる。
また、荷物支持台5の昇降動作に伴い、ラック52がピニオン歯車51とかみ合って、ラック52によりピニオン歯車51を強制的に正逆回転させることができる。よって、荷物支持台5の上下運動をラック52とピニオン歯車51とで回転運動に変換して、搬送時のかご50の移動を規制する保持爪45を、規制保持位置Iから保持解除位置IIを経て収納位置IIIまでの間で適切な位置に回動させることができるとともに、保持爪45の回動用に特別な駆動装置を必要としない。
また、保持爪45を、規制保持位置Iから保持解除位置IIを経て収納位置IIIまで回動させることができて、最縮状態では、荷物支持台5よりも下方の収納位置IIIに強制的に回動させられて位置するので、保持爪45が荷物支持台5よりも上方に突出せず、最低高さを荷物支持台5の高さまで低くすることができる。
また、カム54がラチェット53に接触して強制的に回動させるまでは、ラチェット53は係止状態IVに位置するため、保持爪駆動歯車49の時計方向の回転を規制し続けることができる。このため、荷物支持台5のかご50が急に取り除かれるなどの不意な荷重損失によって保持爪45が倒れることを防止できる。
以上により、本開示における搬送車は、ロールボックス61のかごと走行面63との間に潜り込んで荷物を搬送する搬送車を薄型化しつつ、リフト量の増加も図ることができる。また、高積載負荷にも耐えることが可能となる。
[変形例]
本開示は実施の形態1に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。
例えば、図8Aに示すように、保持爪45が保持解除位置IIから収納位置IIIまで回動するとき、ピニオン歯車51とラック52の歯部52aとは、点90でかみ合いを開始している。一方、保持爪45が収納位置IIIから保持解除位置IIに戻るように回動するとき、ピニオン歯車51とラック52の歯部52aとの間に寸法差91が存在するために、ピニオン歯車51が点90に到達する前に、ピニオン歯車51がラック52の歯部52aから離れてしまい、保持爪45が正規位置(保持解除位置II)に起立しない可能性がある。
この課題を解消するための変形例として、以下のように、保持爪安定駆動機構65として、保持爪駆動用のラック52の歯数を下降(折畳み)時と上昇(展開)時とで1枚分増減する機構とすることにより、上昇時の回転不足を解消するようにしてもよい。
具体的には、保持爪安定駆動機構65は、図8B〜図8Iに示すように、ばね52bと、追加歯部52cと、支持ピン52dとを備えている。
ラック52は、その上端に、下向きにくぼんで歯部52aの突出方向に開口した凹溝部52gを形成している。凹溝部52gは、ラック52の歯部52aから見た図8H及び図8Iに示すように、ラック52の上端の歯部52fの幅方向の中央部に開口52hを形成して凹溝部52gの一部が露出している。この凹溝部52g内には、コイルバネなどのばね52bが縮装されている。ばね52bの上端には、ラック52の1つの歯部52aに対応しかつラック52の歯部52aよりも歯たけが短い追加歯部52cを配置している。ばね52b及び追加歯部52cには、支持ピン52dが貫通して、支持ピン52dの下端が凹溝部52g底面にねじ込まれている。支持ピン52dに対して追加歯部52cは軸方向に移動可能である。支持ピン52dの上端には頭部52eが張り出しており、頭部52eにより追加歯部52cは軸方向の上側への抜け止めとなっている。
また、ピニオン歯車51の歯部の幅とラック52の歯部52aの幅とはほぼ同じである。
よって、追加歯部52cに外力が作用していないときは、図8B〜図8D及び図8Iに示すように、ばね52bの付勢力により、追加歯部52cの大部分が凹溝部52g内から上方に飛び出して支持ピン52dの頭部52eに係止された状態となっている。この状態では、ラック52の上端の歯部52fの上に追加歯部52cが位置して、追加歯部52cにより1枚分だけ歯数が増加している状態となっている。
従って、昇降用駆動装置4による荷物支持台5の下降時には、図8E〜図8G及び図8Hに示すように、ピニオン歯車51のいずれかの歯部により、追加歯部52cが、ばね52bの付勢力に抗して凹溝部52g内に1つの歯幅分だけ押し込まれる。この結果、追加歯部52cが、ラック52の上端の歯部52fの中央部の開口52hに入り込んで同じ高さの位置に位置しているため、下降時には、ピニオン歯車51はラック52の上端の歯部52fから、言い換えれば、ピニオン歯車51とラック52の歯部52aとが点90からかみ合い始めて、歯部52aの数は増加しないことになる。この結果、保持爪45の保持解除位置IIから収納位置IIIまでの収納動作を達成するために必要な位置とストロークとを自動的に調整することができる。
一方、昇降用駆動装置4による荷物支持台5の上昇時には、図8B〜図8D及び図8Iに示すように、ラック52の上端の歯部52fの上側に、ばね52bの付勢力で1つの歯幅分だけ余分に追加歯部52cが突出して配置されている。このため、ピニオン歯車51は、ラック52の上端の歯部52fの後にさらに追加歯部52cにかみ合ったのち、ラック52から離れることになる。言い換えれば、歯部52a及び上端の歯部52fの数よりも1つの追加歯部52cだけ、すなわち、1つの歯幅分だけ余分にかみ合って回転することになる。この結果、次に下降するとき、ピニオン歯車51とラック52の歯部52aとの点90でのかみ合いを確保することができる。この結果、保持爪45の収納位置IIIから保持解除位置IIまでの起立動作を達成するため及びラチェット53の係止状態IVとなるために必要充分な回転ストロークを確保することができる。
なお、追加歯部52cの歯たけがラック52の通常の歯部52aの歯たけと同じでは、回り過ぎる為、追加歯部52cの歯たけを例えば約35%低く設定している。
また、別の変形例として、荷物昇降装置3は、4つの角部にそれぞれ配置するものに限らず、図9に示すように、2つの角部、例えば1組の対角部のみに配置し、他の1組の対角部には、ガイドポストとして機能する案内装置67を配置するようにしてもよい。案内装置67は、具体的には図示しないが、荷物昇降装置3の荷物支持台5と同様な厚さの荷物支持板68を上下方向に駆動する円柱部と、円柱部を上下方向に案内する円筒部とで構成されている。
この変形例によれば、荷物昇降装置3の配置箇所を少なくして、構成を簡略化することができる。
また、前記実施の形態1では、2段のネジ式ジャッキ24を説明しているが、これに限られるものではなく、さらに別の変形例として、図10A〜図10Bに示すように、1段のネジ式ジャッキとして昇降用駆動装置104も使用することができる。
図10Aは、別の変形例にかかる搬送車の昇降用駆動装置の最縮状態での縦断面図である。図10Bは、別の変形例にかかる搬送車の昇降用駆動装置の最伸状態での縦断面図である。
昇降用駆動装置104は、図示しないモータと、駆動歯車11と、角筒部材112と、ハウジング113と、昇降軸部114とで構成されている。
駆動歯車11は、昇降用駆動装置104の下部に正逆回転可能に配置されて、モータ10により正逆回転駆動される。
角筒部材112は、上端が荷物支持台5に接続され、内周面の全長に台形ネジの内周歯部122を有するとともに、回転不可でかつ軸方向に進退移動可能としている。
ハウジング113は、角筒部材112を回転自在に支持している。
昇降軸部114は、駆動歯車11とかみ合う外側歯部21を下端に有して、上下一対の軸受125により、ハウジング113内に正逆回転可能に支持されているとともに、上端の外周面に、角筒部材112の内周歯部122とかみ合う台形ネジの歯部123を有している。角筒部材112はハウジング113により回転不可になっている。
よって、この1段のネジ式ジャッキである昇降用駆動装置104は、最外側に角筒状のハウジング113が配置され、ハウジング113は搬送車ケーシング2に固定されている。ハウジング113内には、角筒部材112と、昇降軸部114とが同心でかつ外側から中心側に向けて順に配置されている。
従って、モータ10の駆動により駆動歯車11が正回転し、駆動歯車11とかみ合う外側歯部21を介して昇降軸部114が例えば正方向に回転する。昇降軸部114が正方向に回転すると、昇降軸部114に対して角筒部材112が回転することなく上向きに最伸状態となるまで移動する。
逆に、この最伸状態で、モータ10の逆駆動により駆動歯車11が逆回転し、駆動歯車11とかみ合う外側歯部21を介して昇降軸部114が例えば逆方向に回転する。昇降軸部114が逆方向に回転すると、角筒部材112が回転することなく下向きに最縮状態となるまで移動する。
このような変形例によれば、昇降用駆動装置104の部品点数を少なくすることができるとともに、昇降用駆動装置104の外側に配置された角筒部材112の4面が上下方向にスライドすることになり、上下方向の案内時の高剛性化が期待できる。
なお、1段のネジ式ジャッキにおいては、筒部材として、角筒部材112を用いたが、実施の形態1で説明した円筒部材であっても構わない。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施の形態1及び変形例を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、前記実施の形態又は変形例で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。例えば、前記様々な実施の形態又は変形例のうちの任意の実施の形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施の形態同士の組み合わせ又は実施例同士の組み合わせ又は実施の形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施の形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、荷物を運搬するロールボックスを搬送する搬送車に適用可能である。具体的には、デパート、スーパーマーケット、荷物集積場、又は工場等において荷物の運搬又は保管に使用されるロールボックスを搬送する搬送車などに、本開示は適用可能である。
1 搬送車
2 搬送車ケーシング
3 荷物昇降装置
4,104 昇降用駆動装置
5 荷物支持台
10 モータ
11 駆動歯車
12 第1円筒部材
12a 貫通穴
13,113 ハウジング
14,114 昇降軸部
21 外側歯部
22 第1内周歯部
23,123 歯部
24 ネジ式ジャッキ
25,125 軸受
26 第2円筒部材
26a 貫通穴
27 第2外周歯部
28 第1案内リング
29 第2案内リング
30 第2内周歯部
31 スラスト軸受
32 第1緩衝材
33 第2緩衝材
34 第1案内リング
35 第3緩衝材
36 第2案内リング
37 第4緩衝材
40 案内機構
41 案内ロッド
42 案内筒部材
45 保持爪
45a 基部
46 保持爪駆動機構
47 支持壁
48 保持爪回動歯車
49 保持爪駆動歯車
49a 駆動歯部
50 かご(荷物)
51 ピニオン歯車
52 ラック
52a 歯部
52b ばね
52c 追加歯部
52d 支持ピン
52e 頭部
52f 上端の歯部
52g 凹溝部
53 ラチェット
54 カム
55 案内部材
55a 案内曲面
61 ロールボックス
62 キャスター
63 走行面
65 保持爪安定駆動機構
67 案内装置
112 角筒部材
122 内周歯部
130 圧力センサー

Claims (5)

  1. 略矩形の搬送車ケーシングの少なくとも1組の対角部に荷物昇降装置をそれぞれ配置し、
    前記各荷物昇降装置は、
    前記搬送車ケーシングに配置された昇降用駆動装置と、
    前記昇降用駆動装置により昇降可能な荷物支持台とを備え、
    前記昇降用駆動装置は、
    モータと、
    前記モータにより正逆回転駆動される駆動歯車と、
    内周面に内周歯部を有する筒部材と、
    前記搬送車ケーシングに固定され、かつ、前記筒部材を回転自在に支持するハウジングと、
    上端に前記荷物支持台が固定され、かつ、前記筒部材の前記内周歯部とかみ合う歯部を外周面に有する昇降軸部とを有して、
    前記筒部材と前記昇降軸部とのいずれか一方が前記駆動歯車とかみ合う外側歯部を有して正逆回転可能であり、前記筒部材と前記昇降軸部とのいずれか他方が回転不可でかつ軸方向に進退移動する、
    搬送車。
  2. モータと、
    前記モータにより正逆回転駆動される駆動歯車と、
    前記駆動歯車とかみ合う第1外周歯部を有するとともに内周面に第1内周歯部を有して正逆回転する第1円筒部材と、
    前記第1円筒部材を回転自在に支持するハウジングと、
    前記第1円筒部材の内部に配置され、前記第1内周歯部とかみ合う第2外周歯部を下端部の外周面に有するとともに内周面に第2内周歯部を有して正逆回転する第2円筒部材と、
    前記第2円筒部材の前記第2内周歯部とかみ合う歯部を下端部の外周面に有して前記第2円筒部材の軸方向に回転不可にかつ進退移動する昇降軸部と、
    を備える昇降用駆動装置と、
    前記昇降用駆動装置の前記ハウジングに対して昇降可能に、前記昇降軸部の上端に固定された荷物支持台とを備えて荷物昇降装置を構成し、
    前記荷物昇降装置を、矩形の搬送車ケーシングの少なくとも1組の対角部にそれぞれ配置した搬送車。
  3. 前記第1円筒部材の上端に、前記第2円筒部材の抜け止めを行う第1抜け止めリングと、
    前記第1抜け止めリングと前記第1円筒部材の上端との間に配置された第1緩衝材と、
    前記第2円筒部材の上端に、前記昇降軸部の抜け止めを行う第2抜け止めリングと、
    前記第2抜け止めリングと前記第2円筒部材の上端との間に配置された第2緩衝材とをさらに備える、
    請求項2に記載の搬送車。
  4. 一端の基部がL字状に屈曲し前記基部が前記荷物支持台に対して回動可能に支持され、前記荷物支持台に支持された荷物により前記基部が回動させられて前記荷物の側面に接触して搬送方向沿いの前記荷物の移動を規制保持する規制保持位置と、前記荷物から離れた保持解除位置と、前記保持解除位置から前記荷物支持台の下方まで退避した収納位置との間で回動可能な保持爪と、
    前記保持爪の前記基部に固定された保持爪回動歯車と、
    前記荷物支持台に正逆回転可能に支持され、前記保持爪回動歯車とかみ合う駆動歯部を外周の一部に有する保持爪駆動歯車と、
    前記保持爪駆動歯車に同軸で固定されたピニオン歯車と、
    前記搬送車ケーシングに固定されて、前記昇降用駆動装置により前記荷物支持台が所定高さ以下まで下降すると、前記ピニオン歯車がかみ合って前記ピニオン歯車を回転させるラックと、
    前記荷物支持台に対して回動可能に支持され、前記保持爪駆動歯車の前記駆動歯部に係止する係止位置と前記駆動歯部から離れた係止解除位置との間で回動可能なラチェットと、
    前記搬送車ケーシングに固定されて、前記昇降用駆動装置により前記荷物支持台が前記所定高さ以下まで下降すると、前記係止位置の前記ラチェットに接触して、前記係止位置の前記ラチェットを前記係止解除位置に回動させるカムと、
    を備えて、
    前記荷物支持台に前記荷物が支持されるとき、前記荷物により前記保持爪が前記保持解除位置から前記規制保持位置まで回動する一方、前記昇降用駆動装置による前記荷物支持台の下降時に前記所定高さ以下まで下降すると、前記カムにより前記係止位置の前記ラチェットを前記係止解除位置に回動させるとともに、前記ラックが前記ピニオン歯車とかみ合って前記ピニオン歯車を回転させて、前記保持爪駆動歯車を介して前記保持爪回動歯車を回動させて、前記保持爪を前記収納位置に収納する、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の搬送車。
  5. 前記ラックは、
    前記ラックの上端部において下向きに切り込むように形成された凹溝部と、
    前記凹溝部内に縮装されたばねと、
    前記凹溝部内に収納され、前記ばねの付勢力により上向きに付勢されて前記ラックの歯部のうちの上端の歯部の上側に突出するとともに、前記ラックの前記歯部の歯たけよりも短い歯たけを有する1つの追加歯部とを備えて、
    前記昇降用駆動装置による前記荷物支持台の下降時には、前記ピニオン歯車のいずれかの歯部により前記追加歯部が前記ばねの付勢力に抗して前記凹溝部内に押し込まれて、前記ピニオン歯車は前記ラックの前記上端の歯部からかみ合い始める一方、前記昇降用駆動装置による前記荷物支持台の上昇時には、前記追加歯部が前記ばねの付勢力で前記ラックの前記上端の歯部の上側に突出して位置し、前記ピニオン歯車は前記ラックの前記上端の歯部の後にさらに前記追加歯部にかみ合ったのち、前記ラックから離れる、
    請求項4に記載の搬送車。
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