JP2018034381A - ダイヤモンドツール - Google Patents

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Abstract

【課題】角柱形の単結晶ダイヤモンドをベースとしたダイヤモンドツールにおいて生産性を向上させること。【解決手段】ダイヤモンドツール10に角柱の上面の各頂点に上面を等分する線に垂直な線が切片となるように上面から角度θ1を傾けて形成された天面16a〜16dと、当該頂点を含む隣接する外周面から当該頂点に向けて形成された傾斜面17a〜17hとを設ける。一対の傾斜面と天面との交点をポイントP1〜P4とする。これにより天面や傾斜面の加工時に他のポイントの天面に影響を及ぼすことなく、生産性の高い刃先加工が可能になる。【選択図】図2

Description

本発明はガラス基板やシリコンウエハ等の脆性材料基板をダイヤモンドポイントによってスクライブするためのダイヤモンドツールに関するものである。
従来ガラス基板やシリコンウエハをスクライブするために、スクライビングホイールや単結晶ダイヤモンドによるダイヤモンドポイントを用いたツールが用いられている。ガラス基板に対しては、主に基板に対して転動させるスクライビングホイールが用いられてきたが、スクライブ後の基板の強度が向上するなどの利点より、固定刃であるダイヤモンドポイントの使用も検討されてきている。特許文献1にはガラス板をスクライブするために円錐形の先端を有するガラススクライバを用いたスクライブ装置が提案されている。又特許文献2には、ダイヤモンド粒子3の先端面を平面とし、稜線に向けて研磨面を形成して研磨面と稜線との交点をポイントとするダイヤモンドスクライバーが提案されている。
特開2013−043787号公報 特開2005−088455号公報
従来の単結晶ダイヤモンドをツールとして加工する場合には、結晶方位によって好ましい加工の方向が存在するが、単一平面の加工では夫々のポイントに適した加工面となりにくいという問題点があった。又刃先の天面と呼ばれる面を加工し、次に天面に接続する稜線を加工してポイントとし、これを繰り返して複数のポイントを形成する場合には、いずれかの稜線加工において天面側に欠けが生じた場合、再度天面を加工する必要が生じる。同様に、稜線を形成するための傾斜面の加工の際にも、他の稜線の位置や角度に影響を与える可能性がある。従って必要のないところまで加工する必要が生じたり、既に形成したポイントに欠けが生じたりする可能性があるという問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、生産性の高い刃先加工を行うことができるダイヤモンドツールを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のダイヤモンドツールは、上面とこれに垂直な複数の外周面を含む角柱形のベースと、前記角柱の上面の各頂点に、上面の当該頂点を含み、上面を等分する等分線に垂直な線が切片となるように上面から角度θ1だけ傾斜した天面と、当該頂点を含む隣接する2つの外周面から当該頂点に向けて傾斜した一対の傾斜面と、を具備し、前記一対の傾斜面と前記天面との交点をポイントとするものである。
ここで前記上面と前記天面の角度θ1は、0°を超え15°以下としてもよい。
このような特徴を有する本発明によれば、角柱状の単結晶ダイヤモンドを加工する場合に各ポイント毎に結晶方位に適した加工が可能となり加工品質が安定する。又天面と稜線とを独立して加工しているため、1つのポイントの天面及び稜線の加工時に他のポイントの天面及び稜線に影響を及ぼすことはない。更に天面を先に加工し次に稜線を加工する場合、天面側に欠けが生じて再度加工する場合であっても、他のポイントの天面には影響を及ぼすことはないという効果が得られる。またツールの側面が上面に垂直な外周面とされており、ツールホルダに取付ける際に容易に位置決めを行うことができる。
図1は本発明の実施の形態によるダイヤモンドツールの製造過程を示す平面図及び正面図である。 図2は実施の形態によるダイヤモンドツールの平面図及び正面図である。 図3は本発明の実施の形態によるダイヤモンドツールのポイント部分を示す部分拡大図である。
次に本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態によるダイヤモンドツールの製造過程を示す平面図及び正面図である。このダイヤモンドツールは一定の高さの四角柱の単結晶ダイヤモンドをベース11としている。このベース11は上面12と四方の外周面13a〜13dを有している。上面12は正方形であり、上面12の四方の頂点を12a〜12dとする。このベース11に対して上面12の各頂点12a〜12d部分にポイントを生成する。
次に上面12の四方の頂点に形成するポイントの加工について説明する。上面12の1つの頂点12aについては図2(a)及び図3に示すように、この頂点12aを含み上面12を等分する等分線15に垂直な線が上面12の切片14aとなるように、上面12から外周面13a,13bに向けて角度θ1を傾けるように天面16aを形成する。
上面12の頂点12bについては図2(a)に示すように、この頂点12bを含み上面12を等分する等分線14に垂直な線が上面12の切片15aとなるように,上面12から外周面13b,13cに向けて角度θ1を傾けるように天面16bを形成する。
上面12の頂点12cについては図2(a)に示すように、等分線15に垂直な線が上面12の切片14bとなるように,上面12から外周面13c,13dに向けて角度θ1を傾けるように天面16cを形成する。
上面12の頂点12dについては図2(a)に示すように、等分線14に垂直な線が上面12の切片15bとなるように,上面12から外周面13d,13aに向けて角度θ1を傾けるように天面16dを形成する。ここで角度θ1は、0°を超え15°以下とし、好ましくは1°〜10°とする。0°に近いと加工面積が大きくなり、加工時間がかかるとともに天面加工時に他の天面に影響を及ぼす可能性がある。15°を超えると後述する傾斜面の加工が難しくなる。
次に頂点12aについては、図2(a),図3に示すように外周面13aの天面16aと接する部分を研磨して傾斜面17aを形成し、また外周面13bの天面16aと接する部分を研磨して傾斜面17bを形成する。このとき2つの傾斜面17a,17bの成す線を稜線18aとすると、図2(a)の平面図において傾斜面17a,17bが対称となり、稜線18aが等分線15に平行となるように傾斜面17a,17bを形成する。こうして形成された天面16aと稜線18aとの交点をポイントP1とする。
次に頂点12bについては、図2(a)に示すように外周面13bの天面16bと接する部分を研磨して傾斜面17cを形成し、また外周面13cの天面16bと接する部分を研磨して傾斜面17dを形成する。このとき2つの傾斜面17c,17dの成す線を稜線18bとすると、図2(a)の平面図において傾斜面17c,17dが対称となり、稜線18bが等分線14に平行となるように傾斜面17c,17dを形成する。こうして形成された天面16bと稜線18bとの交点をポイントP2とする。なお、ポイントP1の傾斜面17bと、ポイントP2の傾斜面17cとは同じ外周面13bから研磨されているが、それぞれ独立した面である。すなわち、傾斜面についてもポイントごとに異なる面を形成するため、各傾斜面の研磨が他のポイントの傾斜面に影響を与えることがない。
次に頂点12cについては、図2(a)に示すように外周面13cの天面16cと接する部分を研磨して傾斜面17eを形成し、また外周面13dの天面16cと接する部分を研磨して傾斜面17fを形成する。このとき2つの傾斜面17e,17fの成す線を稜線18cとすると、図2(a)の平面図において傾斜面17e,17fが対称となり、稜線18cが等分線15に平行となるように傾斜面17e,17fを形成する。こうして形成された天面16cと稜線18cとの交点をポイントP3とする。
次に頂点12dについては、図2(a)に示すように外周面13dの天面16dと接する部分を研磨して傾斜面17gを形成し、また外周面13aの天面16dと接する部分を研磨して傾斜面17hを形成する。このとき2つの傾斜面17g,17hの成す線を稜線18dとすると、図2(a)の平面図において傾斜面17g,17hが対称となり、稜線18dが等分線14に平行となるように傾斜面17g,17hを形成する。こうして形成された天面16dと稜線18dとの交点をポイントP4とする。
ここで図3に示すように天面16aと稜線18aのなす角度θ2は、130°以上160°以下であることが好ましい。角度θ2をこのような値にするためには、上面12と天面16aの角度θ1が15°以下であることが好ましい。他の頂点についても同様である。これにより四角柱のベース12の各頂点12a〜12dの近傍にポイントP1〜P4を有するダイヤモンドツール10とすることができる。そしてこのベース11の下方はロー付け等によってツールホルダに容易に安定して取付けることができる。このとき、ベース11の下方には外周面が所定長さ残されており、この面をツールホルダに接触させることでダイヤモンドツール10をツールホルダに対して確実に位置決めすることができる。
尚この実施の形態では、四角柱のベース11の上面の頂点12a〜12aに天面16a〜16dを先に形成し、次いで傾斜面17a〜17hを形成するようにしているが、夫々の傾斜面17a〜17hを先に形成してその後天面16a〜16dを形成するようにしてもよい。いずれの場合も天面を加工し傾斜面を形成して稜線を加工する際に、天面側に欠けが生じた場合であっても再度その天面のみを加工すれば他のポイントの天面には影響を及ぼすことはない。また傾斜面についても同様に、1つのポイントの稜線加工の際に隣接するポイントの傾斜面及び天面に影響を及ぼすことはない。
前述した各実施の形態では、四角柱のベースの上面の各頂点近傍の4箇所にポイントを設けているが、ポイントは必ずしも4箇所全て設ける必要はなく、少なくとも2箇所あればよい。又この実施の形態では四角柱のベースを用いているが、四角柱に限られるものではなく、多角柱の上面の頂点にポイントを形成するものであればよい。
本発明は合成ダイヤモンドを用いて容易にスクライビング工具を製造することができ、薄いガラス板等の種々の形状の脆性材料基板のスクライビング工具として用いることができる。
10 ダイヤモンドツール
11 ベース
12 上面
12a〜12d 頂点
13a〜13d 外周面
14,15 等分線
14a,14b,15a,15b 切片
16a〜16d 天面
17a〜17h 傾斜面
18a〜18d 稜線
P1〜P4 ポイント

Claims (2)

  1. 上面とこれに垂直な複数の外周面を含む角柱形のベースと、
    前記角柱の上面の各頂点に、上面の当該頂点を含み、上面を等分する等分線に垂直な線が切片となるように上面から角度θ1だけ傾斜した天面と、
    当該頂点を含む隣接する2つの外周面から当該頂点に向けて傾斜した一対の傾斜面と、を具備し、
    前記一対の傾斜面と前記天面との交点をポイントとするダイヤモンドツール。
  2. 前記上面と前記天面の角度θ1は、0°を超え15°以下である請求項1記載のダイヤモンドツール。
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