JP2018034252A - 打込機 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用形態に依存する負荷部材の状態を検出することの可能な打込機を提供することである。【解決手段】打撃子12を上死点から下死点に向けて移動させて打撃子12で釘58を打撃する圧力室13と、打撃子12を下死点から上死点に向けて移動させる第2移動機構と、を有する打込機10であって、打撃子12が上死点から下死点に向けて移動する際に負荷を受けるバンパ33及びシール部材79と、打撃子12が釘58を打撃する打撃状態を検出する位置検出センサ72と、が設けられ、第2移動機構は、電動モータと、電動モータの回転力を打撃子12の移動力に変換する動力伝達機構14と、電動モータを制御する制御部と、を有し、制御部は、打撃状態に基づいてバンパ33及びシール部材79のメンテナンス時期を推定する。【選択図】図3

Description

本開示は、打撃子を移動させ、打撃子で止具を打撃する打込機に関する。
従来、打撃子を移動させ、打撃子で止具を打撃する打込機が知られており、その打込機が特許文献1に記載されている。特許文献1引記載された打込機は、ハウジングと、ハウジング内に設けたシリンダと、シリンダにより移動可能に支持された打撃子と、打撃子に接続されたベローズと、ベローズ内に形成されたガス蓄圧部と、ハウジング内に設けた駆動部と、を有する。打撃子は、ピストンと、ピストンに取り付けられたドライバブレードと、を有する。
駆動部は、打撃子を移動させることによりガス蓄圧部を圧縮し、かつ、ガス蓄圧部の圧縮を解く。駆動部は、モータと、モータとドライバブレードとの間の動力伝達経路を接続及び遮断するクラッチと、モータに電力を供給するバッテリと、を有する。駆動部は、モータの回転力をドライバブレードに伝達してピストンを下死点から上死点に向けて移動させ、ガス蓄圧部を圧縮する。また、ピストンが上死点に移動した後、駆動部がガス蓄圧部の圧縮を解くと、ガス蓄圧部内で圧縮された気体の圧力によってピストンが上死点から下死点に向けて移動し、ドライバブレードが止具を打撃する。
ハウジング内には、ピストンが上死点から下死点に向けて移動する時の衝撃を和らげる負荷部材としてのバンパが収容されている。バンパは軟質ゴム、またはウレタン等の樹脂製である。上死点から下降するピストンがバンパに衝突してバンパが撓み、ピストンは下死点で停止する。
特許第5849920号公報
しかし、特許文献1に記載された打込機は、長時間の連続使用等により、弾性部材やシール部材、例えば、止具の余剰エネルギーを吸収するバンパやピストンのシール部材が早期に摩耗、破損することで、ガス蓄圧部のガス漏れが発生する場合があった。
本開示の目的は、使用形態に依存する負荷部材の状態を検出することの可能な打込機を提供することである。
一実施形態の打込機は、打撃子を第1位置から第2位置に向けて移動させて前記打撃子で止具を打撃する第1移動機構と、前記打撃子を前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させる第2移動機構と、を有する打込機であって、前記打撃子が前記第1位置から前記第2位置に移動する際に負荷を受ける負荷部材と、前記打撃子が前記止具を打撃する打撃状態を検出する状態検出センサと、が設けられ、前記第2移動機構は、モータと、前記モータの回転力を前記打撃子の移動力に変換する動力伝達機構と、前記モータを制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記打撃状態に基づいて、前記負荷部材の状態を推定する。
一実施形態の打込機は、負荷部材の状態を検出することが可能である。
本発明の一実施形態である打込機の一部を示す側面断面図である。 一実施形態である打込機の一部を示す側面断面図である。 一実施形態である打込機の正面断面図である。 一実施形態である打込機の制御系統を示すブロック図である。 打込機の制御例1を示すフローチャートである。 打込機の制御例2を示すフローチャートである。 負荷部材の寿命を求める際に用いるマップである。 負荷部材の寿命を求める際に用いるマップである。 負荷部材の寿命を求める際に用いるマップである。 負荷部材の寿命を求める際に用いるマップである。 負荷部材の寿命を求める際に用いるマップである。
一実施形態の打込機を、図面を参照して説明する。
図1、図2及び図3に打込機10が示されている。打込機10は、外殻要素としてのハウジング11と、ハウジング11の内部から外部に亘って配置された打撃子12と、打撃子12を上死点から下死点に向かう第1方向B1に移動させる圧力室13と、打撃子12を第1方向とは逆の第2方向B2に移動させる動力伝達機構14と、ハウジング11の内部に設けた電動モータ15と、を有する。
ハウジング11は、筒形状の本体16と、本体16の開口部を閉じたカバー17と、本体16に連続するハンドル18及びモータ収容部19と、ハンドル18とモータ収容部19とを接続する接続部20と、を有する。蓄圧容器21及びシリンダ22がハウジング11内に設けられ、環状の接続具23は、蓄圧容器21とシリンダ22とを接続している。圧力室13は蓄圧容器21内に形成されている。
打撃子12は、シリンダ22内に移動可能に配置されたピストン24と、ピストン24に固定されたドライバブレード25と、を有する。ピストン24は、シリンダ22の中心線A1方向に移動可能である。中心線A1方向は、第1方向B1及び第2方向B2に対して平行である。ピストン24の外周にシール部材79が取り付けられており、シール部材79はシリンダ22の内面に接触してシール面を形成する。シール部材79は、圧力室13を気密に維持する。
シール部材79は、有機材料製のものを用いることができ、有機材料は、合成ゴム合成樹脂を含む。合成ゴムは、例えば、ニトリルゴム、アクリルゴム、シリコンゴム、フッ素ゴムを含む。合成樹脂は、四フッ化エチレン樹脂を含む。シール部材79は、Oリングの他、リップパッキンを含む。リップパッキンは、X形、L形、U形の何れでもよい。圧縮性の気体が圧力室13内に封入されている。圧力室13に封入する気体は、空気の他、不活性ガス、例えば、窒素ガス、希ガス等を用いることができる。本開示では、圧力室13に乾燥空気が封入されている例を説明する。
ドライバブレード25は金属製または樹脂製である。図3に示すように、ドライバブレード25の長手方向に沿ってラック26が設けられている。ラック26は、複数の凸部26Aを有する。複数の凸部26Aは、中心線A1方向に一定の間隔をおいて配置されている。
図3のように、ホルダ28が本体16の内部から外部に亘って配置されている。ホルダ28は、アルミニウム合金製、マグネシウム合金製、または、高剛性の合成樹脂製等が好適である。ホルダ28は、筒形状の荷重受け部29と、荷重受け部29に連続したテール部31と、を有する。テール部31はモータ収容部19に連続している。
荷重受け部29は本体16内に配置されており、荷重受け部29は軸孔32を有する。荷重受け部29内にバンパ33が設けられている。バンパ33は合成ゴム、合成樹脂で一体成形されている。合成ゴムは、軟質ゴムを含み、合成樹脂はウレタン樹脂を含む。バンパ33は軸孔34を有する。軸孔32,34は、共に中心線A1を中心として配置され、ドライバブレード25は、軸孔32,34内で中心線A1方向に移動可能である。ノーズ部35がねじ部材78を用いてテール部31に固定されており、ノーズ部35は射出路36を有する。射出路36は、空間、若しくは通路であり、ドライバブレード25は射出路36内で中心線A1方向に移動可能である。
電動モータ15はモータ収容部19内に設けられている。電動モータ15は、モータ収容部19に対して回転しないステータ15Aと、モータ収容部19内で回転可能なロータ15Bと、ロータ15Bが取り付けられたモータ軸37と、を有する。ステータ15Aは、通電用のコイルを有し、ロータ15Bは永久磁石を有する。通電用のコイルは、3相、つまり、U相、V相、W相に対応する3本のコイルを含む。電動モータ15は、ブラシレスモータである。コイルに通電されて回転磁界が形成され、ロータ15Bが回転する。
モータ軸37は軸受38,39により回転可能に支持されている。モータ軸37は軸線A2を中心として回転可能である。図2のように、接続部20に対して着脱可能な蓄電池40が設けられ、蓄電池40は、電動モータ15のステータ15Aに電力を供給する。
蓄電池40は、収容ケース41と、収容ケース41内に収容した電池セルとを有する。電池セルは、充電及び放電が可能な二次電池であり、電池セルは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムイオンポリマー電池、ニッケルカドミウム電池の何れかを用いることができる。蓄電池40は直流電源である。収容ケース41内に第1端子が設けられ、第1端子は電池セルに接続されている。接続部20に第2端子が固定され、蓄電池40を接続部20に取り付けると、第1端子と第2端子とが通電可能に接続される。
図1のように、ギヤケース42がテール部31内に設けられ、減速機43がギヤケース42内に設けられている。減速機43は、入力部材44、出力部材45及び3組の遊星歯車機構を有する。入力部材44は、モータ軸37に固定されている。入力部材44及び出力部材45は、軸線A2を中心として回転可能である。モータ軸37の回転力は、入力部材44を経由して出力部材45に伝達される。減速機43は、入力部材44に対する出力部材45の回転速度を低速とする。
動力伝達機構14は、本体16内に設けられている。動力伝達機構14は、ピンホイール軸48と、ピンホイール軸48に固定されたピンホイール49と、ピンホイール49に設けたピニオン77と、を有する。ピンホイール軸48は、軸受46,47により回転可能に支持されている。ピニオン77は、ピンホイール49の円周方向に間隔をおいて配置された複数のピン77Aを有する。ラック26を構成する凸部26Aの数と、ピニオン77を構成するピン77Aの数とは同一である。動力伝達機構14は、ピンホイール49の回転力を、打撃子12の移動力に変換する。
回転制御機構51がギヤケース42内に設けられている。回転制御機構51は、減速機43とピンホイール49との間の動力伝達経路に配置されている。回転制御機構51は、出力部材45の回転方向に関わりなく、出力部材45の回転力をピンホイール軸48に伝達する。また、回転制御機構51は、ピンホイール軸48がドライバブレード25から伝達される力で回転することを防止する。
また、釘58を収容するマガジン59が設けられ、マガジン59はノーズ部35及び接続部20により支持されている。マガジン59は、釘58を射出路36に供給する送り機構を有する。
モータ基板60がモータ収容部19内に設けられ、図4に示すインバータ回路61及び温度検出センサ80が、モータ基板60に設けられている。温度検出センサ80としてはサーミスタを用いることが可能である。インバータ回路61は、複数のスイッチング素子を有し、複数のスイッチング素子は、それぞれ単独でオン及びオフが可能である。スイッチング素子としては、電界効果トランジスタ(FET:Field effect transistor )または、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor )等を用いることが好適である。
図2のように、制御基板62が接続部20内に設けられ、制御基板62に、図4に示すマイクロコンピュータ63が設けられている。マイクロコンピュータ63は、入力ポート、出力ポート、中央演算処理装置、記憶装置及びタイマを有する。マイクロコンピュータ63は、第2端子及びインバータ回路61に接続されている。
図4に示すメインスイッチ81がハウジング11に設けられている。メインスイッチ81は、接続部20またはハンドル18に設けられている。作業者がメインスイッチ81を操作する。蓄電池40が接続部20に取り付けられている状態で、作業者がメインスイッチ81をオンすると、蓄電池40の電圧がマイクロコンピュータ63に印加され、マイクロコンピュータ63が起動する。作業者がメインスイッチ81をオフすると、マイクロコンピュータ63が停止する。マイクロコンピュータ63は、メインスイッチ81がオンされた後、作業者の打込み動作が一定時間検出されない場合、つまり、トリガスイッチ67及びプッシュスイッチ69からの信号が一定時間検出されない場合は、自動的にメインスイッチ81をオフする。
図1に示すように、ハンドル18にトリガ66が設けられている。トリガ66は作業者により操作される。トリガスイッチ67がハンドル18内に設けられており、トリガスイッチ67は、トリガ66に操作力が加えられるとオンし、かつ、トリガ66に加えられた操作力が解除されるとオフする。
プッシュレバー68がノーズ部35に取り付けられている。プッシュレバー68はノーズ部35に対して中心線A1方向に移動可能である。図1のように、プッシュレバー68を中心線A1方向に付勢する弾性部材74が設けられている。弾性部材74は金属製の圧縮コイルバネであり、弾性部材74は、プッシュレバー68をバンパ33から離れる向きで付勢する。ノーズ部35にストッパ86が設けられ、弾性部材74で付勢されるプッシュレバー68はストッパ86に接触して停止する。
図4に示すプッシュスイッチ69がノーズ部35に設けられている。プッシュスイッチ69は、プッシュレバー68が被打込材70に押し付けられるとオンする。プッシュスイッチ69は、プッシュレバー68が被打込材70から離れるとオフする。
ピンホイール49の回転状態、つまり、回転角度を検出する位置検出センサ72が設けられている。位置検出センサ72はテール部31に設けられている。また、永久磁石82がピンホイール49に取り付けられている。位置検出センサ72は永久磁石82が形成する磁界の強度に応じた信号を出力する。位置検出センサ72は永久磁石82から離れている。位置検出センサ72は、非接触形の磁気センサである。
図4に示す位相検出センサ83が、モータ収容部19内に設けられている。位相検出センサ83は、モータ軸37の回転方向の位置、つまり、位相を検出して信号を出力する。モータ軸37に永久磁石が取り付けられている。位相検出センサ83は磁気センサである。位相検出センサ83は、永久磁石が形成する磁界の強度に応じた信号を出力する。
さらに、図4に示す振動検出センサ84がハウジング11内に設けられている。振動検出センサ84は、中心線A1方向におけるハウジング11の振動を検出して信号を出力する。振動検出センサ84としては、加速度センサ、速度センサを用いることができる。振動検出センサ84は、本体16の内面、接続部20の内面、モータ収容部19の内面、ハンドル18の内面等に取り付けることができる。
図2のように、接続部20に表示パネル71が設けられている。表示パネル71は、例えば、液晶パネル、LEDディスプレイを含む。表示パネル71は、打込機10の状態、例えば、負荷部材の状態、蓄電池40の電圧を表示する。負荷部材の状態は、後述する。表示パネル71は接続部20の外部に露出しており、作業者は表示パネル71を目視可能である。なお、メインスイッチ81は、表示パネル71に設けられていてもよい。
図4に示す送信部85がハウジング11内に設けられている。送信部85は、例えば、制御基板62に取り付けられている。マイクロコンピュータ63から出力される信号は、送信部85に入力される。送信部85は情報を信号化して出力する。また、送信部85から出力された信号をマイクロコンピュータ63に入力することも可能である。
図4に示すように、打込機10とは別に設備86が設けられていると、送信部85は情報を信号化して設備86へ送信可能である。また、設備86から送信部85に対して情報を送信することも可能である。設備86は、ハウジング11の外部に配置され、かつ、打込機10とは別体である。送信部85と設備86とを接続するシステムは、有線システムまたは無線システムの何れでもよい。有線システム及び無線システムは、インターネットを含む。設備86は、移動可能な携帯端末器、固定設置された受信設備の何れでもよい。
固定型の設備は、打込機10の販売店に設置された装置、打込機10の修理店に設置された装置、カスタマーセンターに設置された装置を含む。移動可能な設備86は、携帯電話、タブレットを含む。
(制御例1)
打込機10で行われる制御例1は、図5のフローチャートに示されている。作業者はステップS10で蓄電池40を接続部20に取り付ける。また、作業者がメインスイッチ81をオンするとマイクロコンピュータ63が起動し、マイクロコンピュータ63は、ステップS12で釘58を打撃する条件が成立しているか否かを判断する。
マイクロコンピュータ63は、トリガスイッチ67がオフされていること、または、プッシュスイッチ69がオフされていることのうち、少なくとも一方が検出されると、ステップS12で釘58を打撃する条件が不成立であると判断し、ステップS13の処理を行い、ステップS11に進む。マイクロコンピュータ63は、ステップS13においてインバータ回路61のスイッチング素子を全てオフする。つまり、蓄電池40の電力は電動モータ15に供給されず、電動モータ15は停止している。
また、ステップS13の処理が行われていると、図3のように、ピニオン77のピン77Aと、ラック26の凸部26Aとが係合しており、ピストン24はバンパ33から離れて停止している。つまり、ピストン24は待機位置で停止している。待機位置は、中心線A1方向で上死点と下死点との間にある。ピストン24の上死点は、図1及び図3において、中心線A1方向でピストン24が圧力室13に最も近づいた位置である。ピストン24の下死点は、図1のようにピストン24がバンパ33に押し付けられた位置である。
ピストン24が図3のように待機位置で停止していると、ドライバブレード25の先端25Aは、中心線A1方向で、釘58の頭部58Aとノーズ部35の先端35Aとの間に位置する。ピストン24が待機位置で停止し、かつ、プッシュレバー68が被打込材70から離れていると、プッシュレバー68はストッパ86に接触して停止している。
マイクロコンピュータ63は、位置検出センサ72から出力される信号に基づいて、ピストン24が待機位置にあることを検出し、マイクロコンピュータ63は電動モータ15を停止している。電動モータ15が停止していると、回転制御機構51が、ピストン24を待機位置に保持する。
ピストン24及びドライバブレード25は、圧力室13の空気圧に応じた付勢力を受けており、ドライバブレード25が受けた付勢力は、ピンホイール49を介してピンホイール軸48に伝達される。ピンホイール軸48が図3で時計方向の回転力を受けると、回転制御機構51が回転力を受け止め、ピンホイール軸48の回転を防止する。このように、ステップS12の処理が行われるとピンホイール49が停止し、ピストン24が図3の待機位置で停止している。
マイクロコンピュータ63は、ステップS12の判断時点で、トリガスイッチ67がオンされ、かつ、プッシュスイッチ69がオンされていると、釘58を打撃する条件が成立していると判断し、ステップS14に進む。マイクロコンピュータ63は、ステップS14において、インバータ回路61のスイッチング素子をオン及びオフする制御を繰り返し、蓄電池40の電力を電動モータ15に供給する。すると、電動モータ15モータ軸37が回転する。モータ軸37の回転力は、減速機43を経由してピンホイール軸48に伝達される。
モータ軸37及び出力部材45の回転方向は同一であり、出力部材45が回転すると、出力部材45の回転力はピンホイール49に伝達され、ピンホイール49は、図3で反時計方向に回転する。ピンホイール49が図3で反時計方向に回転すると、ピンホイール49の回転力が、ドライバブレード25及びピストン24に伝達され、ピストン24が中心線A1方向で圧力室13に近づく向きで移動する。つまり、ピストン24は、圧力室13の空気圧に抗して、待機位置から上死点に向けて移動する。ピストン24が待機位置から上死点に向けて移動すると、圧力室13の空気圧が上昇する。
ピストン24が上死点に到達すると、ドライバブレード25の先端25Aは、釘58の頭部58Aよりも上に位置する。また、ピストン24が上死点に到達すると、ピニオン77のピン77Aが、ラック26の凸部26Aから解放される。このため、ピストン24及びドライバブレード25は、圧力室13の空気圧で下死点に向けて移動する。ドライバブレード25は、ステップS15で射出路36にある釘58の頭部58Aを打撃し、釘58は被打込材70に打ち込まれる。
また、釘58の全体が被打込材70に食い込んで釘58が停止すると、その反力でドライバブレード25の先端25Aが釘58の頭部58Aから離れる。また、ピストン24はバンパ33に衝突し、バンパ33が弾性変形することで、ピストン24及びドライバブレード25の運動エネルギを吸収する。
また、電動モータ15のモータ軸37は、ドライバブレード25が釘58を打撃した後も回転する。そして、ピニオン77のピン77Aがラック26の凸部26Aに係合すると、ピンホイール49の回転力でピストン24が、図1において再度上昇する。マイクロコンピュータ63は、釘58の打ち込み後もステップS16でピンホイール49の位置を検出している。マイクロコンピュータ63は、ピンホイール49の位置から、ピストン24が図3の待機位置に到達したことを検出すると、ステップS13に進み、電動モータ15を停止する。つまり、ピンホイール49が停止し、回転制御機構51がピストン24を待機位置に保持する。
また、マイクロコンピュータ63は、ステップS16でピンホイール49の位置を検出することに加え、その他の情報、つまり、ハウジング11の振動、ハウジング11内の温度を検出する。さらに、マイクロコンピュータ63が起動している間、ステップS16の処理は常時行われ、マイクロコンピュータ63は、起動中に検出した情報を、打込機10の使用履歴として記憶する。なお、ステップS11においてメインスイッチ81がオフされていると、マイクロコンピュータ63が停止し、図5の制御を終了する。
(制御例2)
打込機10で行われる制御例2は、図6のフローチャートに示されている。制御例2は、マイクロコンピュータ63が起動している間に行うサブルーチンである。マイクロコンピュータ63は、ステップS20で位置検出センサの信号、温度検出センサの信号、振動検出センサの信号を処理する。ステップS20の処理は、マイクロコンピュータ63に記憶されている打込機10の使用履歴を読み込むものである。マイクロコンピュータ63は、ステップS20で行った信号の処理結果に基づいて、ステップS21で負荷部材の状態である実際の寿命N1を推定する。
負荷部材は、バンパ33及びシール部材79である。圧力室13を気密にシールするシール部材79は、ピストン24が移動するとシリンダ22の内周面に対して擦れ、摩耗及び変形する。また、バンパ33は中心線A1方向の圧縮荷重を受けて変形する。バンパ33及びシール部材79は、打込機10を連続使用した場合に温度が上昇する。
負荷部材の寿命N1は、打ち込み本数N、釘の打ち込み動作同士の間隔Δtの回数、ハウジング11内や負荷部材の温度、ハウジング11の振動状態、釘の打ち込み時間の合計t等の要因から求める。ハウジング11の振動状態は、単位時間当たりにおけるハウジング11の加速度から推定される。ここで、ハウジング11の加速度は、釘58の長さや被打込み材の硬度等に依存する。釘58が短い程、ハウジング11に生じる加速度は大きい。また、負荷部材の温度は、打込み回数とその連続時間、ハウジング11内やモータ、スイッチング素子などの検出温度から推定可能である。負荷部材の寿命は、これらの要因に基づいて変化する。
マイクロコンピュータ63は、図7A,図7B,図7Cのマップ、図8A,図8Bのマップを記憶している。これらのマップは、実機試験または解析の結果から作成されている。マイクロコンピュータ63は、これらのマップを用いて、実際の寿命N1を求める。図7Aのマップは、寿命係数βと、単位時間(/秒)当たりにおける釘の打ち込み本数との関係を示す。打ち込み本数が1本である場合の寿命係数βは、打ち込み本数が2本以上である場合の寿命係数βよりも大きい。図7Bのマップは、寿命係数βと、単位時間(/秒)当たりにおける打ち込み動作同士の間隔Δtの回数との関係を示す。間隔Δtの回数が1回である場合の寿命係数βは、間隔Δtの回数2回以上である場合の寿命係数βよりも大きい。なお、打ち込み動作の回数は、打撃子12の動作回数であり、釘58の有無に関わりなくカウントされる。
図7Cのマップは、寿命係数βと、打込機10を使用する作業の1回あたりの連続作業時間との関係を示す。連続作業時間は、メインスイッチ81が押されてマイクロコンピュータ63が起動した時点から、再びメインスイッチ81が押され、マイクロコンピュータ63が停止するまでの時間である。連続作業時間が少ない場合の寿命係数βは、連続作業時間が長い場合の寿命係数βよりも大きい。寿命係数βが大きい程、寿命が長いことを意味する。
図8Aのマップは、寿命係数αと温度との関係を示す。温度15℃〜40℃の範囲における寿命係数αは、これ以外の温度範囲における寿命係数αよりも大きい。寿命係数αが大きい程、実際の寿命N1が長くなる。バンパ33は合成ゴムで一体成形されており、シール部材79は、合成ゴムまたは合成樹脂で一体成形されている。バンパ33が低温で硬化すると、振動吸収性が低下する。シール部材79が低温で硬化すると、シリンダ22の内面に対する密着性が低下し、シール性が低下する。シリンダ22とシール部材79とでは、熱膨張係数が異なり、高温ではシール部材79のシール性が低下する。
図8Bのマップは、寿命係数γと、ハウジング11の振動との関係を示す。ハウジング11が振動する際の加速度が小さい範囲における寿命係数γは、これよりも加速度が大きい範囲における寿命係数γよりも大きい。寿命係数γが大きい程、寿命が長くなる。なお、図7A,図7Bのマップ及び図8A,図8Bのマップに示す各種の値は、単位時間あたりの平均値を用いる。
バンパ33とシール部材79とは役割が異なり、かつ、材質が異なり、かつ、受ける負荷も異なる。したがって、バンパ33の寿命と、シール部材79の寿命とは異なる。しかし、実機において一方の寿命が到来した場合は、バンパ33及びシール部材79を同時期に交換する方が作業効率が良い。このため、本実施形態では、バンパ33及びシール部材79のうち、早期に寿命となるバンパ33を基準として、図7A,図7B,図7Cのマップ、図8A,図8Bのマップが作成されている。
マイクロコンピュータ63は、ステップS22で負荷部材をメンテナンスする時期であるか否かを判断する。実際の寿命N1が目標寿命N2未満であると、負荷部材のメンテナンス時期であると判断するマイクロコンピュータ63は、実際の寿命N1が目標寿命N2以上であると、負荷部材のメンテナンス時期では無いと判断する。
マイクロコンピュータ63は、ステップS22で負荷部材のメンテナンス時期であると判断すると、ステップS23で負荷部材のメンテナンス時期であることを表示パネル71で出力する。マイクロコンピュータ63は、ステップS22で負荷部材をメンテナンスする時期では無いと判断すると、ステップS20に進む。
マイクロコンピュータ63が行うステップS23の処理は、負荷部材のメンテナンス時期であることを、送信部85から設備86に送信する処理を含む。つまり、マイクロコンピュータ63は、ステップS23において、負荷部材のメンテナンス時期であることを、表示パネル71に表示する処理、または、設備86に送信する処理のうち、少なくとも一方を行う。
作業者は、表示パネル71から出力されるメンテナンス時期を目視して、バンパ33及びシール部材79を交換できる。特に、打込機10毎の状態、例えば、釘58の打ち込み本数、ハウジング11内の温度、釘58打ち込み動作同士の間隔の回数、釘58の長さ等に応じて、適切な時期にメンテナンスを行うことができる。したがって、バンパ33及びシール部材79の性能が正常な状態で、打込機10を使用できる。
なお、ステップS23で行う処理は、負荷部材のメンテナンス時期であることを出力する処理に代えて、現時点から、負荷部材のメンテナンス時期に到達するまでの期間、釘の打ち込み本数を予測し、予測した期間、釘の打ち込み本数を出力してもよい。
また、マイクロコンピュータ63は、負荷部材の負荷状態を求める機能の他、打撃子12を下死点から上死点に移動させる電動モータ15の制御を行う機能を備えている。このため、負荷部材の負荷状態を検出するために、専用の制御部を設けずに済む。したがって、打込機10の部品点数の増加を抑制でき、打込機10の質量の増加を抑制でき、製造コストの上昇を抑制できる。
また、ピンホイール49の位置を検出する位置検出センサ72は、打撃子12の位置を検出する機能を備えている。したがって、負荷部材の負荷状態を検出するために、専用の負荷検出センサを設けずに済む。打込機10の部品点数の増加を抑制でき、打込機10の質量の増加を抑制でき、製造コストの上昇を抑制できる。
実施形態で説明した事項の意味を説明する。釘58の打ち込み本数、打ち込み動作同士の間隔の回数、打ち込み時間の合計、ハウジング11内の温度、ハウジング11の振動は、打撃子が止具を打撃する打撃状態に相当する。上死点は第1位置であり、下死点は第2位置であり、圧力室13は第1移動機構であり、マイクロコンピュータ63、インバータ回路61、電動モータ15、ピンホイール49、ピニオン77及びラック26は、第2移動機構である。
バンパ33及びシール部材79は、負荷部材であり、釘58は止具である。位置検出センサ72、温度検出センサ80及び振動検出センサ84は、状態検出センサである。インバータ回路61及びマイクロコンピュータ63は、制御部である。ピンホイール49は回転部材であり、蓄電池40は電源部であり、バンパ33は緩衝部材であり、表示パネル71及び送信部85は出力部である。
上記実施形態では、ピストン24を基準として上死点、下死点、待機位置及び調整位置をそれぞれ説明しているが、ドライバブレード25について、上死点、下死点、待機位置及び調整位置を把握することも可能である。
打込機は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、ベローズとピストンとを接続し、ベローズ内に圧力室を形成することも可能である。ベローズを用いる場合、打撃子の移動をガイドするガイド部材は、シリンダに代えてレールを用いればよい。
制御部は、プロセッサ、回路、記憶装置、モジュール及びユニットを含む。打撃子を第2位置から第1位置に向けて移動させるモータは、電動モータの他、油圧モータ、空気圧モータを含む。電動モータは、ブラシ付きモータまたはブラシレスモータの何れでもよい。電動モータの電源部は、直流電源または交流電源のいずれでもよい。電源部は、ハウジングに対して着脱可能なものと、ハウジングに対して電力ケーブルを介して接続されるものと、を含む。
打込機の使用形態は、釘58の打ち込み本数、打込機10の連続作業時間、ハウジング11内の温度、ハウジング11の振動状態、釘58の打ち込み動作同士の間隔等を含む。
動力変換機構は、ラックアンドピニオン機構の他、カム機構を含む。回転要素はモータから回転力が伝達される要素であり、回転要素は、ピンホイール49の他、ギヤ、プーリ、回転軸を含む。出力部は、LEDランプの点灯及び点滅、LEDランプによる色別の出力、スピーカによる音声出力を含む。つまり、実施形態において、出力部が行うメンテナンス時期の出力は、人間が目視可能な出力と、人間が聴覚可能な出力と、を含む。
また、図4に示す設備86は、近距離無線通信または有線の出力端子を介して、データの送信が可能な外部機器を含む。近距離無線通信は、Wi-Fi(登録商標)またはBluetooth (登録商標)等を含む。有線の出力端子は、専用端子、または、既存の端子を通信用に兼用するものを含む。逆に、外部機器から、負荷部材の寿命を求める際に用いるマップに必要なデータを送信部85に送り、マイクロコンピュータ63がデータの更新を行うことも可能である。
なお、図3を参照する説明において、ピンホイール49が反時計方向に回転することを記載している。これは、図3で打込機10を正面視した状態で、ピンホイール49の回転方向を説明するために、便宜的に行った定義付けである。被打込材70は、床、壁、天井、柱、屋根を含む。被打込材70の材質は、木材、コンクリート、石膏を含む。
10…打込機、11…ハウジング、12…打撃子、13…圧力室、15…電動モータ、24…ピストン、25…ドライバブレード、26…ラック、33…バンパ、40…蓄電池、49…ピンホイール、58…釘、61…インバータ回路、63…マイクロコンピュータ、71…表示パネル、72…位置検出センサ、77…ピニオン、79…シール部材、80…温度検出センサ、84…振動検出センサ。

Claims (14)

  1. 打撃子を第1位置から第2位置に向けて移動させて前記打撃子で止具を打撃する第1移動機構と、前記打撃子を前記第2位置から前記第1位置に向けて移動させる第2移動機構と、を有する打込機であって、
    前記打撃子が前記第1位置から前記第2位置に移動する際に負荷を受ける負荷部材と、
    前記打撃子が前記止具を打撃する打撃状態を検出する状態検出センサと、
    が設けられ、
    前記第2移動機構は、
    モータと、
    前記モータの回転力を前記打撃子の移動力に変換する動力伝達機構と、
    前記モータを制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記打撃状態に基づいて、前記負荷部材の状態を推定する、打込機。
  2. 前記第1移動機構は、空気圧で前記打撃子を移動させる圧力室を含み、
    前記動力伝達機構は、
    前記モータの回転力で回転する回転部材と、
    前記回転部材の回転方向に沿って設けられたピニオンと、
    前記打撃子に設けられ、かつ、前記ピニオンに係合及び解放が可能なラックと、
    を有し、
    前記打撃子は、前記ピニオンと前記ラックとが解放されると、前記第1移動機構により前記1位置から前記第2位置に移動され、
    前記打撃子は、前記ピニオンと前記ラックとが係合されると、前記第2移動機構により前記第2位置から前記第1位置に移動される、請求項1記載の打込機。
  3. 前記モータは電動モータであり、
    前記電動モータに電力を供給する電源部と、
    前記電源部から電動モータに供給する電力を制御するインバータ回路と、
    が設けられ、
    前記制御部は、前記インバータ回路を制御する、請求項2記載の打込機。
  4. 前記打撃子は、
    シリンダ内に移動可能に配置され、かつ、前記圧力室の空気圧を受けるピストンと、
    前記ピストンに設けられ、かつ、前記止具を打撃するドライバブレードと、
    前記ピストンに取り付けられ、かつ、前記シリンダの内面に接触して圧力室を気密に維持するシール部材と、
    を有し、
    前記負荷部材は、前記シール部材である、請求項2または3記載の打込機。
  5. 前記第1位置から前記第2位置に移動する前記打撃子が衝突し、かつ、前記打撃子が移動するエネルギを吸収する緩衝部材が設けられ、
    前記負荷部材は、前記緩衝部材である、請求項2乃至4の何れか1項記載の打込機。
  6. 前記モータ及び前記制御部を収容するハウジングと、
    前記ハウジングに設けられ、かつ、前記負荷部材の状態を出力する出力部と、
    を備えている、請求項1乃至5の何れか1項記載の打込機。
  7. 前記出力部は、前記ハウジングとは別体で構成され、かつ、前記ハウジングの外部に設けられた設備に対して、前記負荷部材の状態を送信可能である、請求項6記載の打込機。
  8. 前記負荷部材の状態は、前記負荷部材のメンテナンス時期を含む、請求項1乃至7の何れか1項記載の打込機。
  9. 前記状態検出センサが検出する前記打撃状態は、前記止具が打撃された数を含む、請求項1乃至8の何れか1項記載の打込機。
  10. 前記状態検出センサが検出する前記打撃状態は、前記ハウジング内の温度を含む、請求項6または7記載の打込機。
  11. 前記状態検出センサが検出する前記打撃状態は、前記ハウジングの振動を含む、請求項6、7、10の何れか1項記載の打込機。
  12. 前記状態検出センサが検出する前記打撃状態は、前記打撃子が前記止具を打撃した時間の合計を含む、請求項1乃至11の何れか1項記載の打込機。
  13. 前記状態検出センサが検出する前記打撃状態は、前記打撃子が前記止具を打撃した動作同士の間隔の回数を含む、請求項1乃至12の何れか1項記載の打込機。
  14. 前記状態検出センサは、前記回転部材の回転状態を検出する位置検出センサを含む、請求項2乃至5の何れか1項記載の打込機。
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