JP2019198935A - 打込機 - Google Patents

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Abstract

【課題】打撃部の作動方向に大型化することを抑制可能な打込機を提供する。【解決手段】第1方向及び前記第1方向とは逆の第2方向に作動可能な打撃部12と、打撃部12が止具を打撃するように第1方向に作動させる第1付勢機構と、打撃部12を第2方向に作動させる第2付勢機構14と、第1方向に作動する打撃部12が衝突するバンパ40と、を備えた打込機であって、打撃部12の作動方向で、第2付勢機構14の配置範囲E1とバンパ40の配置範囲E2とが重なり、打撃部12の作動方向に対して交差する方向で、第2付勢機構14の配置範囲E4とバンパ40の配置範囲E5とが重なっている。【選択図】図5

Description

本発明は、作動可能な打撃部と、作動する打撃部が衝突する緩衝部材と、を備えた打込機に関する。
従来、作動可能な打撃部と、作動する打撃部が衝突する緩衝部材と、を備えた打込機が知られており、その打込機が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された打込機は、シリンダケース、蓄圧容器、ノーズ、モータケース、第1付勢機構としての蓄圧室、打撃部、電動モータ、減速機、第2付勢機構としてのホイール、マガジン、緩衝部材としてのバンパを有する。蓄圧室はシリンダケース内及び蓄圧容器内に亘って形成されている。ノーズはシリンダケースに固定され、モータケースはノーズに接続されている。電動モータはモータケース内に設けられている。打撃部は、シリンダケース内に設けられ、打撃部はピストン及びドライバブレードを有する。バンパは、シリンダケースとノーズとの間に設けられている。
ホイールは、減速機の出力軸に設けられ、ホイールにピニオンが設けられている。ドライバブレードにラックが設けられている。ラックは、ドライバブレードの作動方向に凹部と凸部とを交互に配置したものである。ハンドルがシリンダケースに接続して設けられ、トリガがハンドルに設けられている。プッシュレバーがノーズに設けられている。マガジン内に釘が収容され、釘はノーズの射出路に送られる。
プッシュレバーが相手材に押し付けられ、かつ、トリガに操作力が加えられると、電動モータの回転力が減速機を経由してホイールに伝達される。ピニオンとラックとが係合すると、打撃部が第2方向に作動してバンパから離れる。ピニオンがラックから解放されるとと、打撃部は蓄圧室の圧力で第1方向に作動し、打撃部は釘を打撃する。また、ピストンがバンパに衝突すると、バンパは打撃部の運動エネルギを吸収する。
特開2018−15869号公報
本願発明者は、緩衝部材及び第2付勢機構が、打撃部の作動方向に並べて配置されると、打込機が打撃部の作動方向に大型化する、という課題を認識した。
本発明の目的は、打撃部の作動方向に大型化することを抑制可能な打込機を提供することにある。
一実施形態の打込機は、第1方向及び前記第1方向とは逆の第2方向に作動可能な打撃部と、前記打撃部が止具を打撃するように前記第1方向に作動させる第1付勢機構と、前記打撃部を前記第2方向に作動させる第2付勢機構と、前記第1方向に作動する前記打撃部が衝突する緩衝部材と、を備えた打込機であって、前記打撃部の作動方向で、前記第2付勢機構の配置範囲と前記緩衝部材の配置範囲とが重なり、前記打撃部の作動方向に対して交差する方向で、前記第2付勢機構の配置範囲と前記緩衝部材の配置範囲とが重なっている。
一実施形態の打込機は、打撃部の作動方向に大型化することを抑制可能である。
本発明の一実施形態である打込機を正面視した全体断面図である。 打込機に設けた第2付勢機構の実施形態1を示す側面断面図である。 打込機に設けた第2付勢機構の実施形態1を示す背面断面図である。 打込機に設けたノーズカバーの平面図である。 ホイールケースの他の例を示す断面図である。 第2付勢機構の実施形態2を示す側面断面図である。 第2付勢機構の実施形態2の作動を示す模式図である。 打込機に設けるバンパの他の例を示す平面図である。 打込機に設けるバンパのさらに他の例を示す平面図である。
一実施形態の打込機を、図面を参照して説明する。各図において、同一の構成は同一の符号を付してあり、その説明を省略する。
(実施形態1)
図1に示す打込機10は、ハウジング11、打撃部12、第1付勢機構としての蓄圧室13、第2付勢機構14及び電動モータ15を有する。打撃部12は、ハウジング11の内部から外部に亘って配置されている。蓄圧室13は、打撃部12を第1方向D1で作動させる。第2付勢機構14は、打撃部12を第1方向D1とは逆の第2方向D2で作動させる。
ハウジング11は、本体16、ヘッドカバー17、ハンドル18、モータケース19及び接続部20を有する。ヘッドカバー17は本体16の開口部を覆っている。ハンドル18及びモータケース19は、本体16に接続している。ハンドル18及びモータケース19は、接続部20に接続している。蓄圧容器21及びシリンダ22がハウジング11内に設けられ、環状の接続具23は、蓄圧容器21とシリンダ22とを接続している。蓄圧室13は、蓄圧容器21内及びシリンダ22内に亘って形成される。
打撃部12は、ピストン24及びドライバブレード25を有する。ピストン24はシリンダ22内で、シリンダ22の中心線A1方向に作動可能である。中心線A1方向は、第1方向D1及び第2方向D2に対して平行である。図2のように、ピストン24の外周にシール部材26が取り付けられており、シール部材26はシリンダ22の内面に接触してシール面を形成する。シール部材26は、蓄圧室13を気密にシールする。
ドライバブレード25はピストン24に固定されている。ドライバブレード25は金属製である。ドライバブレード25は、図2に示すように、板形状の本体部27と、本体部27に設けたラック28と、を有する。ドライバブレード25は中心線A1方向に作動可能である。ラック28は、本体部27の縁から中心線A1に対して交差する方向に突出した複数の突起29を有する。複数の突起29は、ドライバブレード25の作動方向に間隔をおいて配置されている。
圧縮性気体が蓄圧室13内に封入されている。蓄圧室13に封入される圧縮性気体は、空気の他、不活性ガス、例えば、窒素ガス、希ガス等を封入することも可能である。本実施形態では、蓄圧室13に空気を封入した例を説明する。
図2に示すように、ノーズカバー30及びノーズ31が、本体16に取り付けられている。ノーズカバー30は、アルミ合金製、または、合成樹脂製である。ノーズカバー30は、バンパ収容部32、ホイールケース33を有する。バンパ収容部32及びホイールケース33は、接続具、または固定具を用いずに一体化されている。バンパ収容部32は、筒部34と、筒部34に接続された荷重受け部35と、を有する。筒部34は、中心線A1を囲んで設けられている。荷重受け部35は、筒部34から中心線A1に近づくように突出している。荷重受け部35は、軸孔36を形成している。中心線A1は軸孔36に位置する。ホイールケース33は円弧形状であり、ホイールケース33は、荷重受け部35に接続されている。荷重受け部35は、平坦部37及び円弧部38を有し、円弧部38は、ホイールケース33の一部を兼ねている。円弧部38は、中心線A2を中心とする円弧形状である。平坦部37は中心線A1に対して直角な方向に延ばされている。ノーズ31はノーズカバー30に固定されており、ノーズ31は射出路39を有する。
バンパ40が荷重受け部35内に設けられている。バンパ40は、ゴム弾性材、一例として、合成ゴムまたはシリコーンゴムで一体成形することが可能である。バンパ40はガイド孔41を備えた環状体である。軸孔36及びガイド孔41は射出路39につながっている。ドライバブレード25は、軸孔36、ガイド孔41及び射出路39内で中心線A1方向に作動可能である。バンパ40は、打撃部12の運動エネルギを吸収し、かつ、打撃部12の下死点を定める機構である。
シリンダ22の中心線A1方向における一部が、筒部34内に配置されている。筒部34の内面に雌ねじが設けられ、シリンダ22の外面に雄ねじが設けられている。筒部34とシリンダ22とがねじ結合されている。バンパ40の一部はシリンダ22内に配置されており、バンパ40は、シリンダ22と荷重受け部35とにより挟まれて、中心線A1方向に位置決めされている。図2のように、バンパ40は中心線A1を隔てた第1の側及び第2の側の両方に亘って配置されている。第2の側は、中心線A1を隔てて第1の側の反対に位置する。バンパ40は、第1の側における断面形状と、第2の側における断面形状とが異なる。バンパ40は、中心線A1を隔てて左右非対称の形状である。
図1のように、電動モータ15はモータケース19内に設けられている。電動モータ15は、ロータ42及びステータ43を有し、ロータ42はモータ軸44に固定されている。モータ軸44は軸受78により回転可能に支持されている。モータ軸44は中心線A2を中心として回転可能である。接続部20に対して着脱可能な蓄電池45が設けられ、蓄電池45は、電動モータ15に電力を供給する。
蓄電池45は、収容ケース内に電池セルを収容したものである。電池セルは、充電及び放電が可能な二次電池であり、電池セルは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムイオンポリマー電池、ニッケルカドミウム電池の何れかを用いることができる。蓄電池45は直流電源である。収容ケースに第1端子が設けられ、第1端子は電池セルに接続されている。接続部20に第2端子が固定され、蓄電池45を接続部20に取り付けると、第1端子と第2端子とが通電可能に接続される。
図1のように、ギヤケース46がハウジング11内に設けられている。図3のように、減速機47はギヤケース46内に設けられている。減速機47は、入力部材48、出力部材49及び3組の遊星歯車機構を有する。入力部材48は、モータ軸44に固定されている。入力部材48は軸受84により回転可能に支持されている。入力部材48及び出力部材49は、中心線A2を中心として回転可能である。モータ軸44の回転力は、入力部材48を経由して出力部材49に伝達される。減速機47は、入力部材48の回転速度に対して出力部材49の回転速度を低速とする。
第2付勢機構14は、出力部材49の回転力を、打撃部12の作動力に変換する。第2付勢機構14は、回転軸51、ホイール52及び変換部55を有する。ホイール52は、回転軸51に固定されている。ピニオン53がホイール52に設けられている。ピニオン53は、複数のピン80を有する。複数のピン80は、ホイール52の回転方向に間隔をおいて配置されている。ピン80は突起29に対して係合及び解放可能である。ピニオン53及びラック28は変換部55を構成している。
回転軸51は、軸受56により回転可能に支持されている。回転軸51は中心線A2を中心として回転可能である。図1のように、打込機10の正面視で、中心線A1と中心線A2とが所定の角度、一例として90度の角度で交差して配置されている。図2のように、中心線A2に対して垂直な正面視で、中心線A1と中心線A2とは交差しない。また、中心線A1を含む打込機10の側面視で、中心線A1の片側に第2付勢機構14が配置されている。図4のように、中心線A1に対して垂直な平面視で、中心線A1と中心線A2とは交差しない。
回転規制機構57がギヤケース46内に設けられている。回転規制機構57は、入力部材48と出力部材49との間の動力伝達経路に配置されている。回転規制機構57は、電動モータ15から入力部材48にトルクが伝達されると、そのトルクでホイール52が図2で反時計方向に回転することを可能とする。回転規制機構57は、ドライバブレード25からホイール52に図2で時計回りのトルクが加わると、ホイール52が図2で時計方向に回転することを阻止する。
また、図1のように、マガジン50がノーズ31及びハウジング11により支持されている。釘82がマガジン50内に収容されている。複数の釘82は、接続要素、例えば、針金、接着剤で連結されている。マガジン50は送り機構を有し、送り機構はマガジン50内の釘82を射出路39へ送る。
制御部83がハウジング11内、一例として接続部20内及びモータケース19内に亘って設けられている。制御部83は、インバータ回路、コントローラを有する。コントローラは、入力ポート、出力ポート、演算処理装置及び記憶装置を有するマイクロコンピュータである。図1に示すように、ハンドル18にトリガ79が設けられている。トリガスイッチ54がハンドル18内に設けられており、トリガスイッチ54は、トリガ79に操作力が加えられるとオンし、操作力が解除されるとオフする。
図2のように、プッシュレバー81がノーズ31に取り付けられている。プッシュレバー81はノーズ31に対して中心線A1方向に作動可能である。プッシュスイッチが、ノーズ31に設けられている。プッシュスイッチは、プッシュレバー81が被打込材W1に押し付けられるとオンする。プッシュスイッチは、プッシュレバー81が被打込材W1から離反するとオフする。位相検出センサが、ホイールケース33内に設けられている。位相検出センサは、ホイール52の回転角度、つまり、位相を検出する。トリガスイッチの信号、プッシュスイッチの信号及び位相検出センサの信号は、制御部83に入力される。
作業者が打込機10を使用する作業例は、次の通りである。制御部83は、トリガスイッチ54のオフ、またはプッシュスイッチのオフの少なくとも一方を検出すると、電動モータ15を停止させる。また、ピニオン53とラック28とが係合し、打撃部12は待機位置で停止している。本開示では、打撃部12が待機位置にあると、ピストン24はバンパ40から離反している例を説明する。さらに、制御部83は、位相検出センサから出力される信号に基づいて、打撃部12が待機位置にあることを検出し、制御部83は電動モータ15を停止させている。回転規制機構57は、電動モータ15が停止している際に打撃部12を待機位置に停止させる。
制御部83は、トリガスイッチ54がオンされ、かつ、プッシュスイッチがオンされると電動モータ15のモータ軸44を回転させる。モータ軸44のトルクは、減速機47を経由して回転軸51に伝達される。ホイール52は図2で反時計回りで回転し、打撃部12は待機位置から蓄圧室13の力に抗して第2方向B2で作動し、蓄圧室13の空気圧が上昇する。ピニオン53がラック28から解放されると、打撃部12は蓄圧室13の空気圧で第1方向B1で作動する。ドライバブレード25は、射出路39にある釘82を打撃し、釘82は被打込材W1に打ち込まれる。ピストン24がバンパ40から最も離れているとき、打撃部12の位置は上死点である。
また、釘82の全体が被打込材W1に食い込んで釘82が停止すると、その反力でドライバブレード25の先端が釘82から離れる。また、ピストン24は、バンパ40に衝突し、荷重受け部35は、打撃部12からバンパ40に加わる荷重を受ける。バンパ40は弾性変形し、打撃部12の運動エネルギの一部を吸収する。ピストン24がバンパ40に衝突した時点における打撃部12の位置は、下死点である。
また、電動モータ15のモータ軸44は、ドライバブレード25が釘82を打撃した後も回転する。そして、ピニオン53がラック28に係合すると、打撃部12は再度上昇する。制御部83は、打撃部12が待機位置に到達したことを検出すると、電動モータ15を停止させる。
本実施形態において、バンパ40とホイール52との位置関係を、図2を参照して説明する。打撃部12の作動方向で、ホイール52の配置範囲E1の一部と、バンパ40の配置範囲E2の一部とが範囲E3で重なっている。したがって、打込機10が、打撃部12の作動方向で大型化することを抑制可能である。また、打撃部12の作動方向に対して交差する方向で、ホイール52の配置範囲E4の一部と、バンパ40の配置範囲E5の一部とが、範囲E6で重なっている。打撃部12の作動方向に対して交差する方向は、シリンダ22の径方向である。したがって、打込機10が、打撃部12の作動方向に対して交差する方向で、大型化することを抑制可能である。
また、打撃部12が上死点から下死点に向けて作動する場合、シリンダ22内でピストン24とバンパ40との間に存在する空気は、ガイド孔41及び軸孔36を経由して射出路39へ排出される。バンパ40のうち、ドライバブレード25とホイールケース33との間に位置する箇所は、中心線A1方向にける配置範囲が、他の箇所の配置範囲よりも小さく、中心線A1方向における軸孔36の開口長さを大きくできる。したがって、空気が射出路39へ排出され易くなり、打撃部12の作動抵抗を低減可能である。さらに、ガイド孔41を通る空気の流れが促進され、バンパ40の温度上昇を抑制できる。
ノーズカバー30の他の例を、図5を参照して説明する。荷重受け部35は、平坦部37,58を有する。平坦部37,58は、中心線A1方向で異なる位置に配置されている。平坦部58は、中心線A1を隔てて第1の側に配置され、平坦部37は、中心線A1を隔てて第2の側に配置されている。図5に示すノーズカバー30は、図2に示すノーズカバー30と同様の効果を得ることができる。
また、平坦部37,58は中心線A1に対して直角な方向に延ばされている。平坦部37と平坦部58とは平行である。したがって、バンパ40から加わる荷重に対し、ガイド孔41に近づく向きの分力が発生することを抑制できる。このため、打撃部12の運動エネルギーによりバンパ40に荷重が加わった際に、バンパ40が、第1方向D1とは異なる方向に移動することを抑制できる。つまり、打撃部12が中心線A1に対して傾くことを抑制し、打撃部12の運動エネルギーが低下すること、及び打撃不良が生じることを抑制できる。
(実施形態2)
打込機10に設ける第2付勢機構の実施形態2を、図6及び図7を参照して説明する。第2付勢機構77は、プーリ60、フックガイド63、フック66及び線材71を有する。プーリ60は回転軸51に固定されている。プーリ60は、一例として金属製、合成樹脂製である。プーリ60は、回転方向の全周に亘って巻き掛け溝61を有する。プーリ60は、図7に示す保持溝62を有する。保持溝62は、プーリ60の回転方向の一部に設けられている。中心線A2に対して垂直な平面視で、保持溝62の内周面は円弧状である。
フックガイド63は、ホイールケース33内に設けられている。フックガイド63及びプーリ60は、中心線A2を中心として同心状に配置されている。フックガイド63は一例として金属製のプレートである。フックガイド63は、ホイールケース33に対して回転しないように取り付けられている。フックガイド63は、外周面に開口した凹部64と、凹部64を形成した突部65と、を有する。
フック66は、一例として金属製であり、かつ、保持溝62に配置されている。フック66は円柱形状である。フック66は、保持溝62内で中心線A3を中心として自転可能である。中心線A3は中心線A2と平行である。フック66は、係合部67、溝68及びガイド部69を有する。ガイド部69は、中心線A3から偏心して配置され、かつ、中心線A2に対して垂直な平面視で円弧状である。ドライバブレード25の本体部27に取り付け部70が設けられている。
線材71が、射出路39及びホイールケース33内に亘って配置されている。線材71は、一例として複数本の単一素材同士を撚り合わせたものである。単一素材は、合成樹脂製または金属製である。異なる種類の素材同士を組み合わせたものでもよい。例えば、高強度の樹脂製芯材の周りを高耐摩耗の樹脂製表面材で被覆したような混合樹脂ロープや、金属製の線材の表面に樹脂を被覆したものなどがある。
線材71は、ワイヤ、ケーブル、ロープの何れでもよい。線材71は、長さ方向の荷重に対して所定の引張強度を有し、かつ、長さ方向に対して所定の撓み性を有する。線材71の長さ方向の第1端部は、取り付け部70に接続されている。線材71の長さ方向の第2端部に係合部72が取り付けられている。係合部72は、一例として金属製または合成樹脂製のボールである。ボールの外径は、線材71の外径よりも大きい。
円弧部38の内面から突出したストッパ73が設けられている。中心線A1を含み、かつ、中心線A2に対して垂直な平面視で、ストッパ73は、ドライバブレード25と回転軸51との間に配置されている。
次に、第2付勢機構77の作用を説明する。打撃部12が待機位置で停止していると、係合部72はストッパ73に接触している。係合部67は係合部72から解放されている。線材71の一部は溝61に位置している。また、ガイド部69は、図7で上段に示すように、フックガイド63の外周面に接触している。
プーリ60が図6で反時計回りに回転し、係合部67が係合部72に係合すると、プーリ60は線材71の巻き取りを開始する。プーリ60が線材71の巻き取りを開始すると、打撃部12は待機位置から上死点に向けて作動する。打撃部12が作動すると蓄圧室13の圧力が上昇する。
プーリ60が線材71を巻き取ると、線材71に対して時計回りの牽引力が加わり、係合部72からフック66に対して、中心線A3を中心として時計回りの回転力が加わる。ここで、ガイド部69は、フックガイド63の外周面及びホイールケース33の内周面に押し付けられるため、フック66は中心線A3を中心として回転しない。
プーリ60の回転により、フック66は、図7で中段に示すように、プーリ60の回転方向で、フックガイド63の凹部64に近づく。
そして、ガイド部69が凹部64の外側に到達する。すると、係合部72からフック66に加わる回転力により、フック66は、図7で下段に示すように中心線A3を中心として時計回りに所定角度回転する。つまり、ガイド部69の一部が凹部64に進入する。このため、係合部72が係合部67から解放される。その結果、線材71は、溝61内を図6で時計回りに移動する。
また、ガイド部69の一部が凹部64に進入した後、プーリ60が反時計回りに回転することに伴い、突部65がガイド部69に押し付けられる。このため、フック66に対して中心線A3で反時計回りの回転力が加わり、ガイド部69は、フックガイド63の外周面とホイールケース33の内周面との間に進入する。
係合部72が係合部67から解放されると、打撃部12は、蓄圧室13の圧力により第1方向D1で作動する。また、ピストン24がバンパ40に衝突し、かつ、係合部72はストッパ73に接触して停止する。制御部83は、位置検出センサの信号を処理しており、フック66がプーリ60の回転方向でストッパ73に到達する前に、電動モータ15を停止させる。
第2付勢機構77を、図1に示す打込機10に設けると、第2付勢機構14の実施形態1と同様の効果を得ることができる。また、第2付勢機構77は、射出路39及びホイールケース33内に配置されている。したがって、ハウジング11が中心線A1方向に大型化することを抑制でき、かつ、ハウジング11がシリンダ22の径方向に大型化することを抑止でき抑制できる。さらに、ホイールケース33は、円弧部38に代えて、図5に示す平坦部58を備えていてもよい。
バンパ40の他の例を、図8、図9を参照して説明する。図8に示すバンパ40は、中心線A1を中心とする円周方向で複数個、一例として2個のブロック40A,40Bに分割されている。ブロック40A,40Bは、それぞれ円弧状であり、ブロック40A,40Bの間にガイド孔41が形成されている。
筒部34の内面から中心線A1に向けて突出した回り止め74が設けられている。回り止め74は、ブロック40Aとブロック40Bとの間に配置されている。回り止め74は、ブロック40A,40Bが中心線A1を中心として円周方向に移動することを阻止する。中心線A1に対して垂直な平面視で、回り止め74は直線状に配置されている。中心線A1に対して垂直な平面視で、回り止め74と中心線A2とは平行である。中心線A1に対して垂直な平面視で、回り止め74は、軸孔36の配置領域外に設けられている。このため、ドライバブレード25は回り止め74に接触しない。
中心線A1に対して垂直な平面視で、ブロック40Aの配置領域の一部と、ホイール52の配置領域の一部とが重なっている。ブロック40Bの配置領域と、ホイール52の配置領域とは重ならない。なお、ホイール52に代えてプーリ60が設けられている場合、ブロック40Aの配置領域の一部と、プーリ60の配置領域の一部とが重なる。ブロック40Bの配置領域と、プーリ60の配置領域とは重ならない。
バンパ40をブロック40A,40Bで構成すると、図2、図5のように中心線A1を隔てた第1の側に配置するブロック40Aと、第2の側に配置するブロック40Bとで、断面形状を異ならせる。さらに、ブロック40Aとブロック40Bとで、硬度を異ならせることが可能である。第1の側に配置するブロック40Aの硬度は、第2の側に配置するブロック40Bの硬度よりも高く設定する。
また、ブロック40Aの体積は、ブロック40Bよりも体積が小さい。このため、バンパ40が衝撃を吸収した時の発熱量は、ブロック40Aの方が、ブロック40Bよりも大きい。したがって、ブロック40Aの材質は、ブロック40Bの材質よりも耐熱性の高いものが好ましい。ブロック40Aの材質と、ブロック40Bの材質とを異ならせることで、このような硬度に設定可能である。例えば、ブロック40Aの好適な材料例としては水素化ニトリルゴム(HNBR)が挙げられる。また、ブロック40Bの好適な材料例としては、ニトリルゴム(NBR)が挙げられる。
中心線A1方向における寸法が、第1の側に配置するブロック40Aは、第2の側に配置するブロック40Bよりも短い。このため、ブロック40Aの硬度をブロック40Bの硬度よりも高く設定することで、ピストン24がバンパ40に衝突した場合に、中心線A1方向で、ブロック40Aの変形量とブロックBの変形量とを、同じにすることが可能である。
図9に示すバンパ40は、中心線A1を中心とする円周方向で複数個、一例として2個のブロック40A,40Bに分割されている。中心線A1に対して垂直な平面視で、ブロック40Aの配置領域の一部、及びブロック40Bの配置領域の一部は、ホイール52の配置領域の一部と重なっている。なお、ホイール52に代えてプーリ60が設けられている場合、ブロック40Aの配置領域の一部、及びブロック40Bの配置領域の一部は、プーリ60の配置領域の一部と重なる。さらに、中心線A1に対して垂直な平面視で、回り止め74と中心線A2とが交差して配置、一例として90度の角度で交差して配置されている。中心線A1に対して垂直な平面視で、回り止め74は、軸孔36の配置領域外に設けられている。このため、ドライバブレード25は回り止め74に接触しない。
本開示で説明した事項の意味を説明する。打込機10は、打込機の一例である。第1方向D1は、第1方向の一例であり、第2方向D2は、第2方向の一例である。打撃部12は、打撃部の一例である。蓄圧容器21及び蓄圧室13は、第1付勢機構の一例である。第2付勢機構14,77は、第2付勢機構の一例である。バンパ40は、緩衝部材の一例である。配置範囲E1,E2,4,E5は、配置範囲の一例である。蓄圧室13は、蓄圧室の一例である。シリンダ22は、シリンダの一例である。中心線A1は、中心線の一例である。ガイド孔41は、ガイド孔の一例である。バンパ収容部32は、ホルダの一例であり、ホイールケース33は収容部の一例である。釘82は、止具の一例である。
ホイール52及びプーリ60は、回転部材の一例である。変換部55及び線材71は、は、変換部の一例である。ピニオン53は、ピニオンの一例であり、ラック28は、ラックの一例である。ブロック40Aは、第1ブロックの一例であり、ブロック40Bは、第2ブロックの一例である。回り止め74は、回り止めの一例である。
打込機は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、第1付勢機構は、圧縮性気体を用いた気体スプリングに代えて、固体スプリングを用いることも可能である。固体スプリングは、金属製のスプリング、、合成ゴム製のスプリングを含む。
打撃部を第2方向に作動させるモータは、電動モータの他、油圧モータ、空気圧モータを含む。電動モータは、ブラシ付きモータまたはブラシレスモータの何れでもよい。電動モータの電源は、直流電源または交流電源のいずれでもよい。回転部材は、ホイール、プーリの他、ギヤ、回転軸を含む。打撃部の待機位置は、ピストンが上死点と下死点との間にある状態、ピストンが下死点にある状態、ピストンが上死点にある状態の何れでもよい。
10 打込機
12 打撃部
13 蓄圧室
14,77 第2付勢機構
21 蓄圧容器
22 シリンダ
28 ラック
32 バンパ収容部
33 ホイールケース
40 バンパ
40A,40B ブロック
41 ガイド孔
52 ホイール
53 ピニオン
55 変換部
60 プーリ
71 線材
74 回り止め
A1 中心線
D1 第1方向
D2 第2方向
E1,E2,4,E5 配置範囲

Claims (15)

  1. 第1方向及び前記第1方向とは逆の第2方向に作動可能な打撃部と、前記打撃部が止具を打撃するように前記第1方向に作動させる第1付勢機構と、前記打撃部を前記第2方向に作動させる第2付勢機構と、前記第1方向に作動する前記打撃部が衝突する緩衝部材と、を備えた打込機であって、
    前記打撃部の作動方向で、前記第2付勢機構の配置範囲と前記緩衝部材の配置範囲とが重なり、
    前記打撃部の作動方向に対して交差する方向で、前記第2付勢機構の配置範囲と前記緩衝部材の配置範囲とが重なっている、打込機。
  2. 前記第1付勢機構は、圧縮性気体の圧力で前記打撃部を前記第1方向に作動させる蓄圧室を有し、
    前記第2付勢機構は、前記打撃部を前記圧縮性気体の圧力に抗して前記第2方向に作動させて前記蓄圧室の圧力を上昇させる、請求項1記載の打込機。
  3. 前記打撃部を作動可能に収容するシリンダが設けられ、
    前記打撃部の作動方向は、前記シリンダの中心線と平行である、請求項1または2記載の打込機。
  4. 前記中心線に対して垂直な平面視で、前記第2付勢機構の配置範囲と前記緩衝部材の配置範囲とが重なっている、請求項3記載の打込機。
  5. 前記第2付勢機構は、前記中心線を含む側面視で前記中心線の片側に配置されている、請求項3または4記載の打込機。
  6. 前記緩衝部材は、ゴム弾性材で形成され、かつ、前記打撃部の一部が配置されるガイド孔を有する環状体であり、
    前記緩衝部材は、前記中心線を含む側面視で、前記中心線を隔てた第1の側における断面形状と、前記中心線を隔てた第2の側における断面形状とが異なる、請求項5記載の打込機。
  7. 前記打撃部が前記第1方向に作動して前記緩衝部材に衝突した場合に荷重を受けるホルダと、
    前記第2付勢機構を収容する収容部と、
    を有し、
    前記ホルダと前記収容部とが一体化されている、請求項3乃至6の何れか1項記載の打込機。
  8. 前記緩衝部材は、前記シリンダと前記ホルダとにより挟まれて、前記中心線方向に位置決めされている、請求項7記載の打込機。
  9. 前記第2付勢機構は、
    回転部材と、
    回転部材の回転力を前記打撃部の作動力に変換する変換部と、
    を有する、請求項1乃至8の何れか1項記載の打込機。
  10. 前記変換部は、
    前記回転部材に設けたピニオンと、
    前記打撃部に設けられ、かつ、前記ピニオンに対して係合及び解放されるラックと、
    を有する、請求項9記載の打込機。
  11. 前記変換部は、前記回転部材と前記打撃部とを接続する線材を有する、請求項9記載の打込機。
  12. 前記緩衝部材は、円周方向で複数個のブロックに分割されている、請求項5記載の打込機。
  13. 前記複数個のブロックは、
    前記中心線を隔てて第1の側に配置された第1ブロックと、
    前記中心線を隔てて第1の側とは反対の第2の側に配置された第2ブロックと、
    を含み、
    前記第1ブロックの硬度は、前記第2ブロックの硬度よりも高い、請求項12記載の打込機。
  14. 前記第1ブロックは、水素化ニトリルゴムから構成され、
    前記第2ブロックは、ニトリルゴムから構成される、請求項13記載の打込機。
  15. 前記複数個のブロックが前記中心線を中心として円周方向に移動することを阻止する回り止めが設けられている、請求項12乃至14の何れか1項記載の打込機。
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