JP2018033851A - ロッカー装置、ロッカー管理システム及びロッカー管理方法 - Google Patents

ロッカー装置、ロッカー管理システム及びロッカー管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロッカー装置の収納部を一旦開状態とした後の該顧客の利便性を高めること。【解決手段】配送業者50は利用者に指定されたロッカー装置10に物品を配送し、ロッカー装置10の収納部に物品を収納して施錠する(1)。物品の収納後、利用者による取出操作を受け付けたならば、ロッカー装置10は収納部を解錠し、利用者は物品の受取を行う(2)。ロッカー装置10は、利用者による受取が行われてから所定時間以内であれば、利用者による再預入操作を受付可能とする。再預入操作を受付けたロッカー装置10は、物品が収納されていた収納部を再び解錠制御する。このため、利用者は一旦取り出した物品を収納し、再預入を行うことが可能となる(3)。【選択図】図1

Description

この発明は、ロッカー装置の収納部を一旦開状態とした後の該顧客の利便性を高めることができるロッカー装置、ロッカー管理システム及びロッカー管理方法に関する。
従来、駅などの公共施設にロッカー装置を設置しておき、顧客がネット通信販売などで商品を購入した場合に、配送主(ネット通販会社等)が契約先の宅配業者を使って公共施設に設置されたロッカー装置に商品を届け、その後に顧客がロッカー装置から商品を受け取る技術が知られている。
例えば、特許文献1には、商品の配達先として指定する配達依頼を受け付け、該配達依頼に基づいて収納部(ロッカー)に商品が収納された場合に施錠を行い、解錠するために必要な取出鍵データを配達依頼の依頼元に通知することによって、ロッカーを商品の受け渡しに利用するよう構成した配送システムが開示されている。この特許文献1を用いることによって、商品を配達する側(配達主)と商品を受け取る側(顧客)の双方にとって利便性の高い配達システムを実現することができる。
特開2015−221200号公報
しかしながら、上記の特許文献1によれば、顧客がロッカーから商品を取り出し、この商品をそのまま手荷物として持参することを想定しているが、かかる商品が予想以上の大きさ又は重量であったために顧客が持参できない場合がある。また、顧客がロッカー内の商品を確認したものの、先に買い物等の用事を済ませたいと思い直し、後でロッカー内の商品を受け取りたいと思う場合もある。
このような場合に、特許文献1に代表される従来技術では、顧客が同じロッカーに商品を戻そうとしても、一度扉を閉めたロッカーは取引終了となっており、このロッカーに商品を継続して預け入れることができない可能性が高い。その結果、顧客は、他の空きロッカーを探し、幸いにも空きロッカーが存在する場合には該空きロッカーに商品を移動させ、預け入れを行う必要が生ずる。ただし、空きロッカーが存在しない場合には、顧客は商品を持参しなければならなくなる。
これらのことから、顧客がロッカー(収納部)を一旦開状態とした後の該顧客の利便性をいかに高めるかが重要な課題となっている。かかる課題は、ロッカーに商品が配送される場合だけではなく、手荷物などの各種物品が収納される場合にも同様に生ずる課題である。
本発明は、上記従来技術の問題点(課題)を解決するためになされたものであって、顧客がロッカー(収納部)を一旦開状態とした後の該顧客の利便性を高めることができるロッカー装置、ロッカー管理システム及びロッカー管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、複数の収納部のうちの所定の収納部からの物品の取出操作を受け付ける操作受付部と、前記取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部を該所定の収納部から物品を取り出し可能な取出可能状態にする第1の制御部と、前記取出操作を受け付けた後、前記操作受付部が所定の再預入操作を受け付けたことを条件として、該所定の収納部について物品が預け入れられた再預入状態とする第2の制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、各収納部に施解錠可能な扉部が設けられ、前記第1の制御部は、前記取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部の扉部を解錠して前記所定の収納部を前記取出可能状態とし、該所定の収納部の扉部が閉じられた場合に、該所定の収納部の扉部を施錠し、前記第2の制御部は、前記所定の収納部の扉部が施錠された場合に、前記取出操作を受け付けた後所定の取出可能時間が経過するまでに、前記操作受付部が所定の再預入操作を受け付けたならば、該所定の収納部を再預入状態とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記第2の制御部は、前記取出操作を受け付けた後所定の取出可能時間が経過するまでに、扉部が施錠された一又は複数の収納部を表示する表示部と、前記表示部により表示された一又は複数の収納部のうち、指定された収納部を前記所定の収納部として特定する特定部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記第2の制御部は、前記取出操作と同一の取出操作を受け付けた場合に、前記特定部により特定された所定の収納部に対して物品を預け入れることができる預入可能状態とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記第2の制御部は、前記取出操作を受け付けた後所定の取出可能時間が経過するまでに、前記操作受付部が所定の再預入操作を受け付けたことを条件として、該所定の収納部について物品が預け入れられた再預入状態とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記第1の制御部は、前記所定の収納部が再預入状態とされてから第2の時間が経過するまでの間に、前記操作受付部が前記物品の取出操作と同一の取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部を該所定の収納部から物品を取り出し可能な取出可能状態にすることを特徴とする。
また、本発明は、複数の収納部を有するロッカー装置と、該ロッカー装置を管理する管理装置とを通信可能に接続したロッカー管理システムであって、前記管理装置は、前記ロッカー装置に対して、各収納部への収納予約情報を通知する通知部を備え、前記ロッカー装置は、所定の収納部からの物品の取出操作を受け付ける操作受付部と、前記取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部を該所定の収納部から物品を取り出し可能な取出可能状態にする第1の制御部と、前記取出操作を受け付けた後、前記操作受付部が所定の再預入操作を受け付けた場合に、前記収納予約情報に基づいて該再預入操作が有効とするか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記預入操作が有効であると判定された場合に、該所定の収納部について物品が預け入れられた再預入状態とする第2の制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の収納部を有するロッカー装置のロッカー管理方法であって、所定の収納部からの物品の取出操作を受け付ける操作受付工程と、前記取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部を該所定の収納部から物品を取り出し可能な取出可能状態にする第1の制御工程と、前記取出操作を受け付けた後、所定の再預入操作を受け付けたことを条件として、該所定の収納部について物品が預け入れられた再預入状態とする第2の制御工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、顧客がロッカー(収納部)を一旦開状態とした後の該顧客の利便性を高めることができる。
図1は、本実施例に係るロッカー装置の概念を示す図である。 図2は、ロッカー管理システムの説明図である。 図3は、ロッカー装置の外観構成を示す外観構成図である。 図4は、ロッカー装置の内部構成を示すブロック図である。 図5は、図4に示した記憶部が記憶するデータについての説明図である。 図6は、ロッカー管理装置の内部構成を示すブロック図である。 図7は、図6に示した記憶部が記憶するデータについての説明図である。 図8は、ロッカー管理装置の予約処理に係る処理手順を示すフローチャートである。 図9は、預入と受取に係るロッカー管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、ロッカー装置の預入に係る処理手順を示すフローチャートである。 図11は、ロッカー装置の受取に係る処理手順を示すフローチャートである。 図12は、図11に示した再預入処理の詳細を示すフローチャートである。 図13は、再預入に係る表示操作部の表示画面についての説明図である。 図14は、実施例2に係るロッカー装置の内部構成を示すブロック図である。 図15は、図14に示した記憶部が記憶するデータについての説明図である。 図16は、再預入処理部による時間貸への変更の処理手順を示すフローチャートである。 図17は、時間貸における受取に係る処理手順を示すフローチャートである。 図18は、ロッカー装置が受取鍵データを生成する場合の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るロッカー装置、ロッカー管理システム及びロッカー管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
<ロッカー装置の概念>
まず、本実施例に係るロッカー装置の概念について説明する。図1は、本実施例1に係るロッカー装置の概念を示す図である。図1に示すロッカー装置10は、駅や商業施設等に設置され、物品の配送先として選択可能である。
また、ロッカー装置10は、物品を収納する収納部を複数有し、複数の収納部を個別に施錠可能である。ロッカー装置10は、物品の入庫と出庫とを同一人物が行うことを想定したコインロッカー機能を有してもよいが、本実施例1では説明を簡明にするため、物品の配送先としてのみ用いる配送専用のロッカー装置10を例示して説明を行う。
顧客である利用者がロッカー装置10を物品の配送先として選択すると、配送業者50は利用者に選択されたロッカー装置10に物品を配送し、ロッカー装置10の収納部に物品を収納して施錠する(1)。物品の収納後、利用者による取出操作を受け付けたならば、ロッカー装置10は収納部を解錠する。このため利用者は、収納部から物品を取り出して受け取ることができる(2)。取出操作としては、利用者が予め取得した受取鍵データをロッカー装置10に読み取らせる操作を用いる。
ここで、ロッカー装置10は、利用者による受取が行われてから所定時間以内であれば、利用者による再預入操作を受付可能とする。この再預入操作としては、例えば、受取鍵データを再度ロッカー装置10に読み取らせる操作を用いればよい。
再預入操作を受付けたロッカー装置10は、物品が収納されていた収納部を再び解錠制御する。このため、利用者は一旦取り出した物品を収納し、再預入を行うことが可能となる(3)。
再預入を行えば、受取前と同様の状態となる。このため、利用者は所望のタイミングで再び取出操作を行うことで、物品を受け取ることが出来る。
このように、ロッカー装置10は、利用者が受取操作を行って収納部を一旦開状態とした場合であっても、所定時間が経過するまでは再預入操作を受け付け可能とし、再預入操作を受け付けた場合には物品の再度の預け入れを許可する。このため、受取を一時的に取り消すことができ、顧客の利便性を高めることができる。
<ロッカー管理システムの構成>
次に、本発明に係るロッカー管理システムをインターネットショッピングに適用した場合の具体例について説明する。図2は、本発明に係るインターネットショッピングについて説明するための説明図である。
図2に示した例では、販売者40は、物品を販売する販売サイトを提供する。かかる販売サイトは、商店が販売する物品の情報を表示制御し、物品に対する購入操作、すなわち注文を受け付けることができる。また、販売サイトでは、購入された物品の配送先として、ロッカー装置10を選択可能である。
ロッカー装置10は、駅や商業施設等に設置され、配送専用に用いられる。また、ロッカー装置10は、物品が収納されているか否かにかかわらず、各収納部を施錠状態としている。
利用者は、利用者端末30を用いて販売者40が提供する販売サイトにアクセスし、物品の購入操作を行う。購入した物品の配送先をロッカー装置10とする場合には、利用者は利用者端末30を用いてロッカー装置10に照会を行って配送予約を行う(1)。
ロッカー管理装置20は、ロッカー装置10の収納部の空き情報を管理しており(2)、利用者端末30からの照会を受けて、収納部の空き情報を通知する。そして、利用者端末30から配送の予約を受け付けたならば、収納部の空き情報を更新し、預入鍵データを生成する(3)。預入鍵データは、配送業者50がロッカー装置10に物品を収納するときに使用する鍵データである。預入鍵データは、数字列や文字列であってもよいし、二次元コード等であってもよい。本実施例では、数字列を預入鍵データとして用いる場合を例に説明を行う。
ロッカー管理装置20は、生成した預入鍵データを利用者端末30に通知する(4)。利用者端末30は、配送先の指定とともに、預入鍵データを付して販売者40に配送依頼を行う(5)。
配送依頼を受けた販売者40は、所定の配送業者50に配送手配を行う(6)。この配送手配には、配送依頼で指定された配送先と、預入鍵データとが含まれる。配送手配は、販売者40のサーバから配送業者50のサーバに通信にて行うことができる。また、所定の伝票に配送先や預入鍵データを記入してもよい。
配送手配を受けた配送業者50は、購入された物品をロッカー装置10に配送し、ロッカー装置10の収納部に預け入れる(7)。具体的には、配送業者50が預入鍵データをロッカー装置10に入力すると、ロッカー装置10は預入鍵データの認証を行い、収納部を解錠し、物品を収納可能とする。配送業者50が収納部の扉を開け、物品を収納して扉を閉めると、ロッカー装置10は扉を施錠して、預入完了通知をロッカー管理装置20に送信する(8)。
ロッカー管理装置20は、預入完了通知を受信したならば、受取鍵データの生成を行う(9)。受取鍵データは、利用者が物品の受取時に使用する鍵データである。受取鍵データは、数字列や文字列であってもよいし、二次元コード等であってもよい。本実施例では、数字列を受取鍵データとして用いる場合を例に説明を行う。
ロッカー管理装置20は、生成した受取鍵データを利用者端末30に通知することで、配送の完了を利用者に通知する(10)。利用者は、ロッカー装置10の設置場所へ赴き、受取鍵データを読み取らせて収納部を解錠し、購入した物品を取り出すことで、物品の受取を行う(11)。
利用者による受取が成立した場合には、ロッカー装置10はロッカー管理装置20に受取完了通知を送信する(12)。ロッカー管理装置20は、受取完了通知を受信したならば、収納部の空き情報を更新する。
<ロッカー装置の構成>
次に、ロッカー装置10の外観構成について説明する。図3は、ロッカー装置10の外観構成を示す外観構成図である。図3に示すように、ロッカー装置10は、収納部L01、L02、L11を含む複数の収納部と、各収納部に対応するロック機構を有する。例えば、ロック機構L01aは、収納部L01を施解錠する機構であり、ロック機構L02aは、収納部L02を施解錠する機構である。さらに、ロッカー装置10は、表示操作部11を含むユーザインタフェースを有する。
また、図3に示したロッカー装置10では、複数の収納部は全て同一の形状ではなく、小型の収納部と大型の収納部とがある。大型の収納部は、小型の収納部2つ分の大きさである。ここでは2つの形状の収納部を示したが、3以上の形状の収納部を設けてもよい。
次に、ロッカー装置10の内部構成について説明する。図4は、ロッカー装置10の内部構成を示すブロック図である。図4に示すように、ロッカー装置10は、表示操作部11と、コードリーダ12と、カードリーダ12aと、プリンタ13と、通信部14と、記憶部15と、主制御部16と、収納制御部17とを有する。また、ロッカー装置10は、収納部L01、L02及びL11を含む複数の収納部を有する。各収納部には、ロック機構(L01a、L02a等)が設けられている。また、図示しないが、各収納部には扉開閉センサや物品センサが設けられている。扉開閉センサは、対応する収納部の扉が開いているか、閉じているかを検知するセンサである。物品センサは、光学センサ等であり、対応する収納部内に所在する物品を検知する。
表示操作部11は、タッチパネルディスプレイ等からなり、配送業者50や購入者への情報表示や各種入力の受付に用いられる。預入鍵データや受取鍵データとして数字列を用いる場合には、これらの鍵データの入力も表示操作部11が受け付ける。
コードリーダ12は、鍵データとして二次元コード等を用いる場合に鍵データを読み取るユニットであり、二次元コード等を撮像するカメラと画像処理部によって構成する。カードリーダ12aは、鍵データをカードから読み取る場合等に使用するユニットである。
プリンタ13は、物品の配送時等、必要に応じてレシートを発行するためのユニットである。通信部14は、所定の通信回線を経由してロッカー管理装置20等と通信するためのインタフェース部である。記憶部15は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部15は、収納管理データ15a及び配送管理データ15bを記憶する。
収納制御部17は、ロック機構(L01a及びL02a等)の動作を制御するとともに、ロック機構(L01a及びL02a等)、扉開閉センサ、物品センサからの出力を取得することで、各収納部の状態を制御及び監視する処理部である。
主制御部16は、ロッカー装置10を全体制御する制御部であり、収納管理部16a、入出庫処理部16b、施解錠制御部16c及び再預入処理部16dを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、収納管理部16a、入出庫処理部16b、施解錠制御部16c及び再預入処理部16dにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
収納管理部16aは、各収納部の状態を示す収納管理データ15aを管理する処理部である。収納管理データ15aは、収納部の識別情報である収納部IDに、扉番号、収納部の状態、収納部のサイズを示すサイズ種別、最大収納寸法を対応付けたデータである。
収納管理部16aは、収納部の状態が変更となった場合に、収納管理データ15aを更新する。収納部の状態には、「0:空」、「1:収納中(配送物)」、「9:故障中」がある。「0:空」は、収納部には物品が収納されていない状態を示す。「1:収納中(配送物)」は、配送された物品が収納された状態を示す。「9:故障中」は、収納部に故障が生じ、使用できない状態を示す。また、サイズ種別には、小型の収納部であることを示す「小」と、大型の収納部であることを示す「大」とがある。
入出庫処理部16bは、配送された物品の入出庫に係る処理を行う処理部である。すなわち、入出庫処理部16bは、配送された物品の預入と受取に係る処理を行うことになる。この入出庫処理部16bは、特許請求の範囲における第1の制御部に対応する。
具体的には、表示操作部11などが預入鍵データを受け付けた場合には、入出庫処理部16bは、預入鍵データの認証を実行する。この認証は、受け付けた預入鍵データをロッカー管理装置20に送信し、認証結果を受信することで行うことができる。また、ロッカー管理装置20から予め預入鍵データを受信して配送管理データ15bに登録しておき、受け付けた預入鍵データが配送管理データ15bに登録された預入鍵データと一致するか否かで認証を行ってもよい。
本実施例では、ロッカー管理装置20から予め預入鍵データを受信して配送管理データ15bに登録する構成を例に説明を行う。ロッカー管理装置20の動作については後述するが、ロッカー管理装置20は、配送の予約を受け付けた場合に、預入鍵データと使用する収納部のサイズ種別とを配送先のロッカー装置10に送信する。入出庫処理部16bは、預入鍵データ及びサイズ種別を予約データとして配送管理データ15bに登録する。
入出庫処理部16bは、表示操作部11などが受け付けた預入鍵データが配送管理データ15bに登録された預入鍵データと一致する場合には、物品を収納する収納部の選択を受け付ける。この収納部の選択は、予約データに示されたサイズ種別に適合し、かつ空き状態である収納部から受け付けることになる。
入出庫処理部16bは、選択された収納部について、解錠を行うよう施解錠制御部16cに指示する。その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われた場合に、入出庫処理部16bは、配送管理データ15bを更新し、預入完了通知をロッカー管理装置20に送信する。配送管理データ15bの更新では、物品が収納された預入日時と、物品が収納された収納部の収納部IDとが追加される。
また、解錠した扉の開閉が行われた場合には、収納管理部16aは、収納部の状態を「1:収納中(配送物)」として収納管理データ15aを更新する。
なお、配送管理データ15bの更新、預入完了通知の送信及び収納管理データ15aの更新は、物品センサが物品を検知していることを条件としてもよい。
また、表示操作部11などが受取鍵データを受け付けた場合には、入出庫処理部16bは、受取鍵データの認証を実行する。この認証は、受け付けた受取鍵データをロッカー管理装置20に送信し、認証結果を受信することで行うことができる。また、ロッカー管理装置20から予め受取鍵データを受信して配送管理データ15bに登録しておき、受け付けた受取鍵データが配送管理データ15bに登録された受取鍵データと一致するか否かで認証を行ってもよい。
本実施例では、ロッカー管理装置20から予め受取鍵データを受信して配送管理データ15bに登録する構成を例に説明を行う。ロッカー管理装置20の動作については後述するが、ロッカー管理装置20は、預入完了通知を受信して受取鍵データを生成した場合に、受取鍵データをロッカー装置10に送信する。入出庫処理部16bは、受信した受取鍵データを配送管理データ15bに追加する。また、受取期限の指定がある場合には、受取期限を配送管理データ15bに追加する。
入出庫処理部16bは、表示操作部11などが受け付けた受取鍵データが配送管理データ15bに登録された受取鍵データと一致する場合には、配送管理データ15bの収納部IDにより特定される収納部の解錠を行うよう施解錠制御部16cに指示する。その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われた場合に、入出庫処理部16bは、配送管理データ15bを更新する。配送管理データ15bの更新では、物品が取り出された受取日時が追加される。さらに、入出庫処理部16bは、受取日時に所定時間を加算して再預入期限を設定し、再預入期限を配送管理データ15bに追加する。
また、解錠した扉の開閉が行われた場合には、収納管理部16aは、収納部の状態を「0:空」として収納管理データ15aを更新する。
その後、再預入期限を超過した場合に、入出庫処理部16bは、受取完了通知をロッカー管理装置20に送信する。
なお、配送管理データ15bの更新、受取完了通知の送信及び収納管理データ15aの更新は、物品センサが物品を検知していないことを条件としてもよい。
また、入出庫処理部16bは、受取期限を超過した収納部については、配送業者50や所定の管理者による回収操作を受け付け可能とする。利用者による受取が行われないまま収納部が専有されることを防ぐためである。回収操作が行われた場合には、入出庫処理部16bは、対応する収納部を解錠するよう施解錠制御部16cに指示することで、物品を取り出させる。また、回収が行われた旨をロッカー管理装置20に通知し、ロッカー管理装置20から利用者に通知される。
施解錠制御部16cは、入出庫処理部16b及び再預入処理部16dから指定された収納部を解錠するよう収納制御部17に動作指示を出力する。また、施解錠制御部16cは、収納部の扉が閉められた場合には、収納部を施錠するよう収納制御部17に動作指示を出力する。
再預入処理部16dは、再預入に係る処理を行う処理部である。この再預入処理部16dは、特許請求の範囲における第2の制御部に対応する。再預入処理部16dは、受取から所定時間内、すなわち、再預入期限までに再預入操作を受付けた場合に、対応する収納部を解錠制御し、配送管理データ15bの受取日時と再預入期限をクリアする。かかる処理により、収納部は再度物品が収納された再預入状態となる。
具体的には、再預入処理部16dは、再預入を行う旨の操作を受付けた場合に、再預入期限を超過していない収納部を表示操作部11に表示する表示部としての機能と、表示された収納部から再預入の対象となる収納部を特定する特定部としての機能を有する。
再預入の対象となる収納部の特定は、例えば利用者による選択操作によって行えばよい。再預入処理部16dは、収納部の特定後、対応する受取鍵データを読み取った場合に、かかる受取鍵データの読み取りを再預入操作として受け付けて、収納部を解錠制御する。
なお、利用者の操作負担を低減するためには、受取が行われた後に受取鍵データを読み取った場合に、対応する収納部を自動的に特定し、解錠制御を行ってもよい。しかし、不正に取得した受取鍵データによる再預入や誤操作による解錠を防止する点からは、受取前に使用されていた収納部を利用者により選択させるよう構成することが効果的である。
また、再預入状態は、受取前の状態と必ずしも同一である必要は無い。再預入については、所定の取出期限を設け、取出期限前に取り出しを行わせるようにしてもよい。なお、受取期限が設定されている場合には、再預入に係る取出期限は、受取期限よりも前になるように設定する。
さらに、受取期限が設定されている場合には、再預入操作の受付時に受取期限に基づいて再預入操作を有効とするか否かを判定することとしてもよい。例えば、再預入に係る取出期限が受取期限を超過する場合には、再預入操作を無効とし、再預入を禁止すればよい。
また、再預入処理部16dは、受取時に受取鍵データを読み取って収納部の解錠がなされた後、閉扉操作が行われる前に再預入を行う旨の操作が行われたならば、入出庫処理部16bによる受取日時の追加を抑止する。この場合には、受取が成立せず、そのまま再預入状態に移行することになる。
次に、図4に示した記憶部15が記憶するデータについて説明する。図5は、図4に示した記憶部15が記憶するデータについての説明図である。図5(a)に示すように、収納管理データ15aは、収納部ID、扉番号、状態、サイズ種別及び最大収納寸法を対応付けたデータである。図5(a)では、収納部ID「01」の扉番号が「01」であり、状態が「0:空」であり、サイズ種別が「小」であり、最大収納寸法が「H400×W340×D570」であることを示している。収納管理データ15aは、ロッカー装置10が有する各収納部について、同様のデータを有する。
図5(b)に示す配送管理データ15bは、予約データとして預入鍵データとサイズ種別を有し、預入データとして預入日時、収納部ID、受取鍵データ及び受取期限を有し、受取データとして受取日時及び再預入期限を有する。
具体的には、図5(b)では、預入鍵データが「12341234」であり、サイズ種別が「小」であり、預入日時が「2016 08/03 10:30」であり、収納部IDが「01」であり、受取鍵データが「11223344」であり、受取期限が「2016 08/09 10:30」であり、受取日時が「2016 08/07 19:00」であり、再預入期限が「2016 08/07 21:00」である状態を示している。配送管理データ15bは、ロッカー装置10を配送先として行われた配送について、同様のデータを生成して蓄積する。
<ロッカー管理装置の構成>
次に、ロッカー管理装置20の内部構成について説明する。図6は、ロッカー管理装置20の内部構成を示すブロック図である。図6に示すように、ロッカー管理装置20は、表示部21及び入力部22と接続され、通信部23、記憶部24及び制御部25を有する。
表示部21は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。入力部22は、キーボードやマウス等である。通信部23は、通信回線を介してロッカー装置10及び利用者端末30等とデータ通信するためのインタフェース部である。記憶部24は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、ロッカー装置データ24a、利用者データ24b及び配送管理データ24cを記憶する。
制御部25は、ロッカー管理装置20を全体制御する制御部であり、ロッカー装置管理部25a、登録処理部25b及び配送処理部25cを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、ロッカー装置管理部25a、登録処理部25b及び配送処理部25cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
ロッカー装置管理部25aは、ロッカー装置10の状態を管理する処理部である。具体的には、ロッカー装置管理部25aは、1又は複数のロッカー装置10について、名称、場所、サイズ種別毎の収納部の数、サイズ種別毎の収納部の空き数を対応付けてロッカー装置データ24aとして記憶部24に格納し、適宜更新する処理を行う。
登録処理部25bは、ロッカー装置10を配送先として利用する利用者について登録処理を行う。利用者についての登録処理では、登録処理部25bは、利用者の識別情報である利用者IDに利用者名や連絡先などを対応付けて利用者データ24bに追加する。利用者の連絡先は、受取鍵データの通知などに用いられるものであり、メールアドレス等が望ましい。
配送処理部25cは、物品の配送に係る処理を行う処理部である。配送処理部25cは、利用者端末30から配送先としてロッカー装置10の収納部の指定を受け付ける。このロッカー装置10の収納部の指定は、収納部の空き情報の照会に対応する配送処理部25cは、利用者端末30からロッカー装置10の空き情報の照会を受けた場合には、ロッカー装置データ24aを参照し、収納部の空き情報を通知する。
また、配送処理部25cは、通知した収納部の空き情報に基づいて物品の配送先となる収納部を特定する処理を行う。
具体的には、利用者が指定したロッカー装置10の収納部に空きがあれば、配送先として特定することができる。収納部に空きが無い場合には、近傍に所在する他のロッカー装置10を配送先として選択させることもできる。
配送先の特定については、サイズ種別の制限を受ける。配送する物品の大きさによっては、サイズ種別が「小」であると収納できないためである。従って、配送処理部25cは、購入された物品の大きさからサイズ種別を特定し、対応するサイズ種別の収納部に空きがあることを条件に配送先の選択を受け付けることになる。
さらに、配送処理部25cは、物品の配送予定日や受取期限が定まっている場合には、この配送予定日や受取期限を用いて配送先の特定を行うことができる。配送先のロッカー装置10について現時点で空きが無くとも、収納中の物品の受取期限が過ぎれば空き数が増えるため、新たな物品の配送予定日時によっては配送の予約が可能である。一方、現時点で空きがあっても、既に受け付けた配送予約によって収納部が全て使用中となるならば、収納部が全て使用中となる期間に配送が行われる新たな予約は受け付けない。
配送処理部25cは、配送先が特定された場合に、配送の予約処理を行う。具体的には、配送処理部25cは、預入鍵データを生成し、特定された配送先とともに利用者端末30に通知する。また、予約日時、利用者ID、サイズ種別及び預入鍵データを関連付けて配送管理データ24cに登録する。さらに、預入鍵データ及びサイズ種別などを配送先のロッカー装置10に送信する。
配送処理部25cが予約処理を行った場合には、ロッカー装置管理部25aは、指定されたロッカー装置10の空き数を1減算してロッカー装置データ24aを更新する。
また、配送処理部25cは、販売者40などから配送予定日時の通知を受けたならば、配送予定日時を配送管理データ24cに追加して更新する。
配送処理部25cは、予約処理の後、ロッカー装置10から預入完了通知を受信したならば、受取鍵データの生成を行い、受取鍵データと預入日時を配送管理データ24cに追加して更新する。また、受取期限を設定することも可能である。受取期限を設定した場合には、受取期限も配送管理データ24cに追加して更新する。
配送処理部25cは、生成した受取鍵データを対応する利用者の連絡先に送信することで、配送の完了を利用者に通知する。また、配送処理部25cは、受取鍵データをロッカー装置10に送信する。なお、受取期限を設定した場合には、受取期限も合わせて利用者及びロッカー装置10に送信する。
配送処理部25cは、受取鍵データの送信後、ロッカー装置10から受取完了通知を受信したならば、受取日時を配送管理データ24cに追加して更新する。また、配送処理部25cが受取完了通知を受信した場合には、ロッカー装置管理部25aは、受取が完了したロッカー装置10の空き数を1加算してロッカー装置データ24aを更新する。
なお、配送処理部25cは、受取期限の超過が発生した場合には、配送業者50や所定の管理者に回収を指示する。そして、ロッカー装置10から回収が行われた旨の通知を受けたならば、利用者に回収完了を通知する。
次に、図6に示した記憶部24が記憶するデータについて説明する。図7は、図6に示した記憶部24が記憶するデータについての説明図である。図7(a)に示すように、ロッカー装置データ24aは、ロッカー装置名称と、場所データと、サイズ種別ごとの収納部数と、サイズ種別ごとの収納部の空き数とを示すデータである。
図7(a)では、ロッカー装置名称「新宿第1」に対し、場所データ「東京都新宿区・・・」、サイズ種別「小」の収納部数「18」、サイズ種別「大」の収納部数「2」、サイズ種別「小」の空き数「10」、サイズ種別「大」の空き数「2」が対応付けられている。このロッカー装置データ24aでは、ロッカー装置名称がロッカー装置10を一意に識別するデータとなっている。また、ロッカー装置データ24aは、ロッカー装置10ごとに同様のデータを有する。
図7(b)に示すように、利用者データ24bは、利用者ID、利用者名、連絡先などを対応付けたデータである。図7(c)では、利用者ID「U0023」に対し、利用者名「E F」や連絡先「EF@・・・」などを対応付けている。利用者データ24bは、利用者ごとに同様のデータを有する。
図7(c)に示すように、配送管理データ24cは、予約データとして予約日時、利用者ID、配送先、サイズ種別、預入鍵データ、配送予定日時を有する。また、配送管理データ24cは、預入データとして預入日時、受取鍵データ及び受取期限を有する。また、配送管理データ24cは、受取データとして受取日時を有する。
具体的には、図7(c)では、予約日時が「2016 08/02 22:40」であり、利用者IDが「U0023」であり、サイズ種別が「小」であり、預入鍵データが「12341234」であり、配送予定日時が「2016 08/03 11:00」である状態を示している。
また、預入日時が「2016 08/03 10:30」であり、受取鍵データが「11223344」であり、受取期限が「2016 08/09 10:30」であり、受取日時が「2016 08/07 19:00」である状態を示している。配送管理データ24cは、ロッカー装置10を配送先として行われる配送について、同様のデータを有する。
<処理手順の説明>
次に、ロッカー管理装置20の処理手順を説明する。図8は、ロッカー管理装置20の予約処理に係る処理手順を示すフローチャートである。まず、ロッカー管理装置20の配送処理部25cは、利用者端末30から配送先としてロッカー装置10の指定を受け付ける(ステップS101)。ロッカー装置10の指定を受け付けた配送処理部25cは、ロッカー装置データ24aを参照し、収納部の空き情報を通知する(ステップS102)。
配送処理部25cは、ロッカー装置10の収納部に係る属性、すなわち、サイズ種別のごとの空き数と、利用者の選択とに基づいて、配送先のロッカー装置10を特定する(ステップS103)。
配送処理部25cは、預入鍵データを生成し(ステップS104)、特定された配送先とともに利用者端末30に通知する(ステップS105)。また、予約日時、利用者ID、サイズ種別及び預入鍵データを関連付けて配送管理データ24cを更新する(ステップS106)。その後、ロッカー装置管理部25aは、指定されたロッカー装置10に対応するロッカー装置データ24aの空き数を1減算して更新し(ステップS107)、処理を終了する。
図9は、預入と受取に係るロッカー管理装置20の処理手順を示すフローチャートである。ロッカー管理装置20の配送処理部25cは、ロッカー装置10から預入完了通知を受信する(ステップS201)。その後、配送処理部25cは、受取鍵データの生成を行い(ステップS202)、受取鍵データと預入日時を配送管理データ24cに追加して更新する(ステップS203)。また、配送処理部25cは、生成した受取鍵データを対応する利用者の連絡先に送信することで、配送の完了を利用者に通知する(ステップS204)。
配送処理部25cは、受取鍵データの通知後、ロッカー装置10から受取完了通知を受信したならば(ステップS205)、受取日時を配送管理データ24cに追加して更新する(ステップS206)。また、ロッカー装置管理部25aは、受取が完了したロッカー装置10に対応するロッカー装置データ24dの空き数を1加算して更新し(ステップS207)、処理を終了する。
次に、ロッカー装置10の処理手順を説明する。図10は、ロッカー装置10の預入に係る処理手順を示すフローチャートである。まず、ロッカー装置10の表示操作部11などが預入鍵データを受け付ける(ステップS301)。入出庫処理部16bは、受け付けた預入鍵データの認証を実行し(ステップS302)。物品を収納する収納部の選択を受け付ける(ステップS303)。入出庫処理部16bは、選択された収納部について、解錠を行うよう施解錠制御部16cに指示する(ステップS304)。
その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われたならば、施解錠制御部16cが収納部を施錠し(ステップS305)、入出庫処理部16bは配送管理データ15bを更新する(ステップS306)。また、入出庫処理部16bは、預入完了通知をロッカー管理装置20に送信し(ステップS307)、処理を終了する。
図11は、ロッカー装置10の受取に係る処理手順を示すフローチャートである。まず、ロッカー装置10の表示操作部11などが受取鍵データを受け付ける(ステップS401)。入出庫処理部16bは、受け付けた受取鍵データの認証を実行し(ステップS402)。受取鍵データに対応する収納部を解錠するよう施解錠制御部16cに指示する(ステップS403)。
その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われたならば、施解錠制御部16cが収納部を施錠し(ステップS404)、入出庫処理部16bは配送管理データ15bを更新する(ステップS405)。この更新では、受取日時及び再預入期限が配送管理データ15bに追加される。
受取日時及び再預入期限を配送管理データ15bに追加した後、入出庫処理部16bは、再預入を行う旨を示すための再預入ボタンの操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS406)。
再預入ボタンの操作を受け付けていなければ(ステップS406;No)、入出庫処理部16bは、再預入期限に達したか否かを判定する(ステップS407)。再預入期限に達していなければ(ステップS407;No)、ステップS406に移行し、再預入ボタンの操作を受け付けたか否かを判定する。
一方、再預入期限に達したならば(ステップS407;Yes)、入出庫処理部16bは、受取完了通知をロッカー管理装置20に送信し(ステップS408)、処理を終了する。また、再預入ボタンの操作を受け付けたならば(ステップS406;Yes)、再預入処理部16dによる再預入処理を行って(ステップS409)、処理を終了する。
図12は、図11に示した再預入処理の詳細を示すフローチャートである。再預入処理が開始されると、再預入処理部16dは、再預入期限を超過していない収納部を再預入候補の収納部として表示操作部11に表示し(ステップS501)、収納部の選択を受け付ける(ステップS502)。
利用者により収納部が選択された後、再預入処理部16dは、受取鍵データを受け付ける(ステップS503)。この受取鍵データの受付が、再預入操作となる。再預入処理部16dは、受け付けた受取鍵データの認証を実行し(ステップS504)。受取鍵データに対応する収納部を解錠するよう施解錠制御部16cに指示する(ステップS505)。
その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われたならば、施解錠制御部16cが収納部を施錠し(ステップS506)、再預入処理部16dは配送管理データ15bを更新して(ステップS507)、処理を終了する。ステップ507の更新では、配送管理データ15bの受取日時と再預入期限がクリアされ、収納部は再度物品が収納された再預入状態となる。
次に、再預入に係る表示操作部11の表示画面について説明する。図13は、再預入に係る表示操作部11の表示画面についての説明図である。図13(a)は、受取のために扉を解錠した状態での表示画面を示している。この表示画面では、「180秒以内に荷物を全て取り出し、扉を閉じて下さい」とのメッセージと、解錠した収納部の位置を示す画像と、「ご利用ありがとうございました」とのメッセージとが表示されている。
利用者が収納部から物品を取り出して扉を閉めると、図13(b)に示すように、表示操作部11は、「操作を完了しました」とのメッセージと、再預入ボタンとを表示する。また、扉を閉めることにより、収納部は施錠される。
利用者が図13(b)に示した再預入ボタンを操作すると、表示操作部11は、「直前に利用した扉を選択して下さい」とのメッセージと、再預入期限を超過していない再預入候補の収納部の位置を示す画像とを表示する。
利用者は、再預入候補の収納部から自身が物品を取り出した収納部を選択し、受取鍵データを入力することで再預入操作を行うことができる。再預入処理部16dは、選択された収納部に対応付けられた受取鍵データと、入力された受取鍵データとが一致することを条件に、収納部を解錠制御する。このため、利用者は物品を再度収納部に預け入れることができる。
上述してきたように、本実施例1に係るロッカー装置、ロッカー管理システム及びロッカー管理方法では、ロッカー装置10は、取出操作を受け付けた場合に対応する収納部を解錠して物品を取り出し可能な取出可能状態とし、取出操作を受け付けた後所定の時間が経過するまでに再預入操作を受け付けた場合に対応する収納部について物品が預け入れられた再預入状態とするので、利用者が収納部を一旦開状態とした後の該利用者の利便性を高めることができる。
ここで、ロッカー装置10は、取出操作に基づいて収納部を解錠した後、収納部の扉の開閉が行われたならば収納部を施錠するが、再預入操作を受付けた場合には収納部を解錠して再預入を許可することができる。
また、ロッカー装置10は、再預入が可能な収納部を表示し、再預入を行う収納部の選択を受け付けることができる。
また、取出操作で用いる受取鍵データを再預入操作で用いることにより、簡易な操作で再預入を行うことができる。さらに、受取鍵データは、再預入後の取り出しにも使用できる。
<時間貸を行うロッカー装置>
実施例1では、配送専用のロッカー装置10について説明を行ったが、本実施例2では、物品の一時預りを行う時間貸機能をさらに備えたロッカー装置110について説明を行う。
図14は、実施例2に係るロッカー装置110の内部構成を示すブロック図である。ロッカー装置110は、記憶部15に時間貸管理データ15cをさらに格納し、主制御部16に時間貸処理部16eをさらに備える。また、収納管理データ15a及び配送管理データ15bの内容が実施例1と異なり、再預入処理部16dの動作が実施例1と異なる。その他の構成及び動作は実施例1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
収納管理データ15aは、収納部の状態として「0:空」、「1:収納中(配送物)」、「9:故障中」に加え、「2:収納中(時間貸)」を有する点が実施例1と異なる。配送管理データ15bは、再預入時に取出期限を追加される点が実施例1と異なる。
時間貸管理データ15cは、時間貸による収納部の使用状況を管理するデータであり、預入日時、収納部ID、受取鍵データ、受取日時、再預入期限の項目を有する。
再預入処理部16dは、受取後に再預入が行われた場合に、取出期限を設定し、配送管理データ15bに追加する。そして、取り出しが行われないまま取出期限を超過した場合には、時間貸への変更を行う。
具体的には、取り出しが行われないまま取出期限を超過した場合には、その時点の日時を受取日時として配送管理データ15bに追加し、再預入期限の設定は行わない。また、受取完了通知をロッカー装置10に通知する。そして、その時点の日時を預入日時として時間貸管理データ15cに登録する。このとき、収納部ID及び受取鍵データは、配送管理データ15bと同一とする。
時間貸処理部16eは、物品の一時預りを行う時間貸を行うことで、コインロッカーと同様の機能を実現する処理部である。時間貸処理部16eは、「0:空」状態の収納部から時間貸に使用する収納部の選択を受け付けることができる。収納部の選択時には、利用者が提示した媒体の識別情報(RFIDなど)を取得し、受取鍵データとして用いる。若しくは、時間貸処理部16eが受取鍵データを生成し、受取鍵データを印字したレシートをプリンタ13に発行させてもよい。
受取鍵データの確定後、時間貸処理部16eは、選択された収納部について、解錠を行うよう施解錠制御部16cに指示する。その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われた場合に、時間貸処理部16eは、時間貸管理データ15cに新規登録を行う。この登録では、預入日時、収納部ID及び受取鍵データが対応付けられる。
また、解錠した扉の開閉が行われた場合には、収納管理部16aは、収納部の状態を「2:収納中(時間貸)」として収納管理データ15aを更新する。
なお、時間貸管理データ15cの更新及び収納管理データ15aの更新は、物品センサが物品を検知していることを条件としてもよい。
また、表示操作部11やカードリーダ12aなどが受取鍵データを受け付けた場合には、時間貸処理部16eは、受取鍵データの認証を実行する。この認証は、受け付けた受取鍵データと時間貸管理データ15cに登録された受取鍵データと一致するか否かを判定することで行う。
時間貸処理部16eは、表示操作部11やカードリーダ12aなどが受け付けた受取鍵データが時間貸管理データ15cに登録された受取鍵データと一致する場合には、時間貸管理データ15cの収納部IDにより特定される収納部の解錠を行うよう施解錠制御部16cに指示する。その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われた場合に、時間貸処理部16eは、時間貸管理データ15cを更新する。時間貸管理データ15cの更新では、物品が取り出された受取日時が追加される。さらに、時間貸管理データ15cは、受取日時に所定時間を加算して再預入期限を設定し、再預入期限を配送管理データ15bに追加する。
また、解錠した扉の開閉が行われた後、再預入期限を超過した場合に、収納管理部16aは、収納部の状態を「0:空」として収納管理データ15aを更新する。
また、時間貸処理部16eは、物品の預入時、又は取出時に使用料の徴収を行う。例えば、物品の預入時に当日分の使用料を徴収し、取出時には必要に応じて追加料金を徴収する。
このように、時間貸においても再預入期限を設定するため、再預入処理部16dは、時間貸においても再預入に係る処理を行うこととなる。すなわち、再預入処理部16dは、時間貸しにおける受取から再預入期限までに再預入操作を受付けた場合に、対応する収納部を解錠制御し、時間貸管理データ15cの受取日時と再預入期限をクリアする。かかる処理により、収納部は再度物品が収納された再預入状態となる。再預入処理部16dのその他の動作については、実施例1と同様である。
次に、図14に示した記憶部15が記憶するデータについて説明する。図15は、図14に示した記憶部15が記憶するデータについての説明図である。図15(a)に示すように、収納管理データ15aは、収納部ID、扉番号、状態、サイズ種別及び最大収納寸法を対応付けたデータである。図15(a)では、収納部ID「01」の扉番号が「01」であり、状態が「0:空」であり、サイズ種別が「小」であり、最大収納寸法が「H400×W340×D570」であることを示している。収納管理データ15aは、ロッカー装置10が有する各収納部について、同様のデータを有する。
図15(b)に示す配送管理データ15bは、予約データとして預入鍵データとサイズ種別を有し、預入データとして預入日時、収納部ID、受取鍵データ及び受取期限を有し、受取データとして受取日時、再預入期限及び取出期限を有する。
具体的には、図15(b)では、預入鍵データが「12341234」であり、サイズ種別が「小」であり、預入日時が「2016 08/03 10:30」であり、収納部IDが「01」であり、受取鍵データが「11223344」であり、受取期限が「2016 08/09 10:30」であり、受取日時が「2016 08/07 21:00」であり、取出期限が「2016 08/07 21:00」である状態を示している。これは、取出期限への到達で受取日時が確定した状態であり、再預入期限は設定されず、「−」となっている。配送管理データ15bは、ロッカー装置10を配送先として行われた配送について、同様のデータを生成して蓄積する。
図15(c)に示す時間貸管理データ15cは、預入日時、収納部ID、受取鍵データ、受取日時、再預入期限の項目を有する。具体的には、図15(c)では、預入日時が「2016 08/07 12:00」であり、収納部IDが「12」であり、受取鍵データが「11114444」であり、受取期限が「2016 08/07 19:00」であり、再預入日時が「2016 08/07 19:30」である状態を示している。時間貸管理データ15cは、各時間貸について、同様のデータを生成して蓄積する。
次に、再預入処理部16dによる時間貸への変更処理について説明する。図16は、再預入処理部16dによる時間貸への変更の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順は、再預入処理部16dにより定期的に実行される。
再預入処理部16dは、まず、配送管理データ15bを読み出し(ステップS601)、再預入後に取出期限を超過しているか否かを判定する(ステップS602)。取出期限を超過していなければ(ステップS602;No)、再預入処理部16dはそのまま処理を終了する。
取出期限を超過しているならば(ステップS602;Yes)、再預入処理部16dは時間貸への変更を行う(ステップS603)。この時間貸への変更では、その時点の日時を受取日時として配送管理データ15bに追加し、再預入期限の設定は行わない。また、その時点の日時を預入日時として時間貸管理データ15cに登録を行う。その後、再預入処理部16dは、受取完了通知をロッカー装置10に通知して(ステップS604)、処理を終了する。
次に、時間貸における受取に係る処理手順について説明する。図17は、時間貸における受取に係る処理手順を示すフローチャートである。まず、ロッカー装置10の表示操作部11などが受取鍵データを受け付ける(ステップS701)。時間貸処理部16eは、受け付けた受取鍵データの認証を実行し(ステップS702)。受取鍵データに対応する収納部を解錠するよう施解錠制御部16cに指示する(ステップS703)。
その後、解錠した収納部の扉の開閉が行われたならば、施解錠制御部16cが収納部を施錠し(ステップS704)、時間貸処理部16eは時間貸管理データ15cを更新する(ステップS705)。この更新では、受取日時及び再預入期限が時間貸管理データ15cに追加される。
受取日時及び再預入期限を配送管理データ15bに追加した後、時間貸処理部16eは、再預入を行う旨を示すための再預入ボタンの操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS706)。
再預入ボタンの操作を受け付けていなければ(ステップS706;No)、時間貸処理部16eは、再預入期限に達したか否かを判定する(ステップS707)。再預入期限に達していなければ(ステップS707;No)、ステップS706に移行し、再預入ボタンの操作を受け付けたか否かを判定する。
一方、再預入期限に達したならば(ステップS707;Yes)、時間貸処理部16eは、収納管理部16aに収納管理データ15aを更新させて(ステップS708)、処理を終了する。また、再預入ボタンの操作を受け付けたならば(ステップS706;Yes)、再預入処理部16dによる再預入処理を行って(ステップS709)、処理を終了する。なお、ステップS709の再預入処理は、配送管理データ15bではなく時間貸管理データ15cが更新される以外は図12に示した再預入処理と同様である。
上述してきたように、本実施例2に係るロッカー装置、ロッカー管理システム及びロッカー管理方法は、実施例1と同様に再預入が可能であり、利用者が収納部を一旦開状態とした後の該利用者の利便性を高めることができる。さらに、再預入時に取出期限を設定し、取出期限を超過した場合には時間貸へ変更するので、長時間再預入を行った利用者から適正に使用料を得ることができる。また、時間貸においても再預入が可能であるため、利用者の利便性をさらに向上することができる。
次に、受取鍵データ生成の変形例について説明する。実施例1及び実施例2では、ロッカー管理装置20が受取鍵データを生成する構成を示した。変形例として、ロッカー装置10、110が受取鍵データを生成してもよい。
図18は、ロッカー装置10が受取鍵データを生成する場合の説明図である。図18に示した例では、利用者は、利用者端末30を用いて販売者40が提供する販売サイトにアクセスし、物品の購入操作を行う。購入した物品の配送先をロッカー装置10とする場合には、利用者は利用者端末30を用いてロッカー装置10に照会を行って配送予約を行う(1)。
ロッカー管理装置20は、ロッカー装置10の収納部の空き情報を管理しており(2)、利用者端末30からの照会を受けて、収納部の空き情報を通知する。そして、利用者端末30から配送の予約を受け付けたならば、収納部の空き情報を更新し、預入鍵データを生成する(3)。
ロッカー管理装置20は、生成した預入鍵データを利用者端末30に通知する(4)。利用者端末30は、配送先の指定とともに、預入鍵データを付して販売者40に配送依頼を行う(5)。
配送依頼を受けた販売者40は、所定の配送業者50に配送手配を行う(6)。この配送手配には、配送依頼で指定された配送先と、預入鍵データとが含まれる。配送手配は、販売者40のサーバから配送業者50のサーバに通信にて行うことができる。また、所定の伝票に配送先や預入鍵データを記入してもよい。
配送手配を受けた配送業者50は、購入された物品をロッカー装置10に配送し、ロッカー装置10の収納部に預け入れる(7)。具体的には、配送業者50が預入鍵データをロッカー装置10に入力すると、ロッカー装置10は預入鍵データの認証を行い、収納部を解錠し、物品を収納可能とする。配送業者50が収納部の扉を開け、物品を収納して扉を閉めると、ロッカー装置10は扉を施錠して、受取鍵データの生成を行う(8)。そして、受取鍵データとともに預入完了通知をロッカー管理装置20に送信する(9)。
ロッカー管理装置20は、預入完了通知及び受取鍵データを受信したならば、受信した受取鍵データを利用者端末30に通知することで、配送の完了を利用者に通知する(10)。利用者は、ロッカー装置10の設置場所へ赴き、受取鍵データを読み取らせて収納部を解錠し、購入した物品を取り出すことで、物品の受取を行う(11)。
利用者による受取が成立した場合には、ロッカー装置10はロッカー管理装置20に受取完了通知を送信する(12)。ロッカー管理装置20は、受取完了通知を受信したならば、収納部の空き情報を更新する。
次に、収納部の施錠と再預入期限の変形例について説明する。実施例1及び実施例2では、収納部を施錠待機とし、物品が取り出された後に収納部を自動施錠していたが、物品の取出し後、収納部の施錠を行わないよう構成してもよい。かかる構成では、物品が預け入れられてから取り出されるまで、すなわち、内部に物品が収納されている場合に施錠が行われることとなる。
また、実施例1及び実施例2では、物品が取り出されてから所定時間内、すなわち、再預入期限までに再預入操作を受付けたことを条件として、物品の再預入を許可する場合について説明を行ったが、再預入期限を設けない構成としてもよい。この場合には、物品の受取後、任意のタイミングで再預入を行うことができる。
なお、これまでの説明では、本発明に係る物品保管システム及び物品保管装置をインターネットショッピングに適用した場合について説明したが、本発明は適宜変形して実施可能である。例えば、集合住宅等に設置された宅配ボックスであっても同様に本発明を適用可能である。
また、時間貸用の収納部と配送用の収納部とは、それぞれ個別設けることとしてもよい。また、収納部を時間貸用と配送用のいずれにも使用可能としてもよい。収納部を時間貸用と配送用とで共用する場合には、時間貸での利用状況についてもロッカー管理装置20に通知し、空き情報を管理することになる。
また、本実施例では、ロッカー管理装置がロッカー装置の収納部の空き数を管理し、預入時に収納部を選択する構成を例に説明を行ったが、ロッカー管理装置がロッカー装置の収納部を個別に管理し、予約時にいずれの収納部を配送先とするかを選択する構成としてもよい。
また、本実施例では、収納部を複数備えたロッカー装置を例に説明を行ったが、収納部が1つのロッカー装置に本発明を適用してもよい。
また、本実施例に図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部または一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係るロッカー装置、ロッカー管理システム及びロッカー管理方法は、顧客がロッカー装置の収納部を一旦開状態とした後の該顧客の利便性を高めることに適している。
10、110 ロッカー装置
11 表示操作部
12 コードリーダ
12a カードリーダ
13 プリンタ
14、23 通信部
15、24 記憶部
15a 収納管理データ
15b、24c 配送管理データ
15c 時間貸管理データ
16 主制御部
16a 収納管理部
16b 入出庫処理部
16c 施解錠制御部
16d 再預入処理部
16e 時間貸処理部
17 収納制御部
20 ロッカー管理装置
21 表示部
22 入力部
24a ロッカー装置データ
24b 利用者データ
25 制御部
25a ロッカー装置管理部
25b 登録処理部
25c 配送処理部
30 利用者端末
40 販売者
50 配送業者
L01、L02、L11 収納部
L01a、L02a ロック機構

Claims (8)

  1. 複数の収納部のうちの所定の収納部からの物品の取出操作を受け付ける操作受付部と、
    前記取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部を該所定の収納部から物品を取り出し可能な取出可能状態にする第1の制御部と、
    前記取出操作を受け付けた後、前記操作受付部が所定の再預入操作を受け付けたことを条件として、該所定の収納部について物品が預け入れられた再預入状態とする第2の制御部と
    を備えたことを特徴とするロッカー装置。
  2. 各収納部に施解錠可能な扉部が設けられ、
    前記第1の制御部は、
    前記取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部の扉部を解錠して前記所定の収納部を前記取出可能状態とし、該所定の収納部の扉部が閉じられた場合に、該所定の収納部の扉部を施錠し、
    前記第2の制御部は、
    前記所定の収納部の扉部が施錠された場合に、前記取出操作を受け付けた後所定の取出可能時間が経過するまでに、前記操作受付部が所定の再預入操作を受け付けたならば、該所定の収納部を再預入状態とする
    ことを特徴とする請求項1に記載のロッカー装置。
  3. 前記第2の制御部は、
    前記取出操作を受け付けた後所定の取出可能時間が経過するまでに、扉部が施錠された一又は複数の収納部を表示する表示部と、
    前記表示部により表示された一又は複数の収納部のうち、指定された収納部を前記所定の収納部として特定する特定部と
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のロッカー装置
  4. 前記第2の制御部は、
    前記取出操作と同一の取出操作を受け付けた場合に、前記特定部により特定された所定の収納部に対して物品を預け入れることができる預入可能状態とする
    ことを特徴とする請求項3に記載のロッカー装置。
  5. 前記第2の制御部は、前記取出操作を受け付けた後所定の取出可能時間が経過するまでに、前記操作受付部が所定の再預入操作を受け付けたことを条件として、該所定の収納部について物品が預け入れられた再預入状態とすることを特徴とする請求項1に記載のロッカー装置。
  6. 前記第1の制御部は、
    前記所定の収納部が再預入状態とされてから第2の時間が経過するまでの間に、前記操作受付部が前記物品の取出操作と同一の取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部を該所定の収納部から物品を取り出し可能な取出可能状態にする
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のロッカー装置。
  7. 複数の収納部を有するロッカー装置と、該ロッカー装置を管理する管理装置とを通信可能に接続したロッカー管理システムであって、
    前記管理装置は、
    前記ロッカー装置に対して、各収納部への収納予約情報を通知する通知部を備え、
    前記ロッカー装置は、
    所定の収納部からの物品の取出操作を受け付ける操作受付部と、
    前記取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部を該所定の収納部から物品を取り出し可能な取出可能状態にする第1の制御部と、
    前記取出操作を受け付けた後、前記操作受付部が所定の再預入操作を受け付けた場合に、前記収納予約情報に基づいて該再預入操作が有効とするか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記預入操作が有効であると判定された場合に、該所定の収納部について物品が預け入れられた再預入状態とする第2の制御部と
    を備えたことを特徴とするロッカー管理システム。
  8. 複数の収納部を有するロッカー装置のロッカー管理方法であって、
    所定の収納部からの物品の取出操作を受け付ける操作受付工程と、
    前記取出操作を受け付けた場合に、前記所定の収納部を該所定の収納部から物品を取り出し可能な取出可能状態にする第1の制御工程と、
    前記取出操作を受け付けた後、所定の再預入操作を受け付けたことを条件として、該所定の収納部について物品が預け入れられた再預入状態とする第2の制御工程と
    を含んだことを特徴とするロッカー管理方法。
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CN109359719A (zh) * 2018-10-24 2019-02-19 上海坤锐电子科技有限公司 一种工具箱及工具管理方法

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