JP2018032777A - パッケージデバイスチップの製造方法 - Google Patents

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Toshiyuki Sakai
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▲听▼ 陸
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Abstract

【課題】電極バンプを露出させたままデバイスチップの他の面をモールド樹脂で安定的に被覆できるパッケージデバイスチップの製造方法を提供すること。【解決手段】ウエーハの表面に仕上がり厚さの深さの溝をストリートに沿って形成するステップS1と、ウエーハの表面側を貼着して支持基板に固定するステップS2と、支持基板側を保持してウエーハの裏面を仕上がり厚さまで薄化し、個々のデバイスチップに分割するステップS3と、ウエーハの裏面及び溝に液状樹脂を充填するとともにウエーハの裏面を樹脂で被覆してパッケージウエーハを形成するステップS4と、パッケージウエーハの表面側から支持基板を剥離するステップS6と、パッケージウエーハの表面側から樹脂が充填された溝に沿って分割溝を形成し、個々のパッケージデバイスチップに分割するステップS7とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、パッケージデバイスチップの製造方法に関する。
従来、半導体ウエーハを個々のデバイスチップに分割する際に、切削ブレードやレーザー光線照射により分割する加工方法が知られている。個々に分割されたデバイスチップは、マザー基板等に固定され、ワイヤ等で配線されてモールド樹脂によりパッケージされるのが一般的である。
従来の加工方法では、デバイスを長時間稼働させた場合、デバイスチップの側面に微細なクラック等が発生し、このクラックが伸展してデバイスを破損するおそれがあった。このため、デバイスチップの側面をモールド樹脂で覆い、デバイスに及ぼされる外的環境要因を抑制できるパッケージ手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−100709号公報
ところで、近年、デバイスに電極バンプを備えるデバイスチップでは、電極バンプを露出させたまま、電極バンプが形成されたデバイスチップの表面を除く他の面をモールド樹脂で被覆したパッケージデバイスチップの開発が模索されている。しかし、従来のパッケージ手法は、電極バンプが形成されたデバイスチップの表面にもモールド樹脂が被覆されており、電極バンプが形成されたデバイスチップの表面を露出させたまま、このデバイスチップの表面を除く他の面をモールド樹脂で安定的に被覆できる技術は知られていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電極バンプを露出させたままデバイスチップの他の面をモールド樹脂で安定的に被覆できるパッケージデバイスチップの製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の分割予定ラインで区画された複数の領域に、電極バンプを備えるデバイスが形成された表面を備えるウエーハを用いるパッケージデバイスチップの製造方法であって、ウエーハの表面に、ウエーハの仕上がり厚さに至る深さの溝を分割予定ラインに沿って形成する溝形成ステップと、該溝形成ステップを実施した後、表面側を支持基板に貼着し、ウエーハを該支持基板に固定する支持基板固定ステップと、該支持基板側を保持してウエーハの裏面を研削して仕上がり厚さまで薄化し、該溝を露出させて個々のデバイスチップに分割する薄化ステップと、ウエーハの裏面にモールド樹脂を供給し、該溝にモールド樹脂を充填するとともにウエーハの裏面にモールド樹脂を被覆し、パッケージウエーハを形成するパッケージウエーハ形成ステップと、該パッケージウエーハのモールド樹脂面にダイシングテープを貼着するとともに該支持基板を表面側から剥離する貼り替えステップと、該ダイシングテープに貼着された該パッケージウエーハの表面側から該モールド樹脂が充填された溝に沿って分割溝を形成し、個々のパッケージデバイスチップに分割する分割ステップと、を備える。
この構成によれば、電極バンプが形成された表面を露出させたままデバイスチップの他の面をモールド樹脂で被覆したパッケージデバイスチップを安定的に製造することができる。さらに、この構成では、溝形成ステップ後のウエーハは分割されていないため、デバイスの駆動確認の動作をウエーハ単位で容易に行うことができる。また、ウエーハは支持基板に固定された状態で、研削およびモールド樹脂での被覆が行われるため、ウエーハの破損等を防止することができる。
この構成において、該パッケージウエーハ形成ステップの後に、裏面に被覆したモールド樹脂を研削して平坦化する平坦化ステップを備えてもよい。また、該溝形成ステップ及び該分割ステップでは、切削ブレードまたはレーザー光線を用いて該溝または該分割溝を形成してもよい。
本発明によれば、電極バンプが形成された表面を露出させたままデバイスチップの他の面をモールド樹脂で被覆したパッケージデバイスチップを安定的に製造することができる。
図1は、本実施形態に係るパッケージデバイスチップの外観斜視図である。 図2は、パッケージデバイスチップの概略側断面図である。 図3は、パッケージデバイスチップの製造方法の手順を示すフローチャートである。 図4は、パッケージデバイスチップの製造に用いられるウエーハの斜視図である。 図5は、ウエーハに溝を形成する構成の斜視図である。 図6は、溝が形成されたウエーハの部分断面図である。 図7は、溝を形成する構成の他の例を示す斜視図である。 図8は、両面粘着シートを介して形成されるウエーハと支持基板との積層基板を示す分解斜視図である。 図9は、図8の積層基板を示す斜視図である。 図10は、積層基板の側断面図である。 図11は、ウエーハの裏面を研削する構成を示す側断面図である。 図12は、積層基板のウエーハに液状樹脂を供給する構成を示す図である。 図13は、パッケージウエーハを有する積層基板の部分側断面図である。 図14は、ダイシングテープに積層基板を貼着する状態を示す斜視図である。 図15は、支持基板を介して両面粘着シートに紫外線を照射している状態を示す説明図である。 図16は、支持基板を介して両面粘着シートを加熱している状態を示す説明図である。 図17は、加熱前後における両面粘着シートの様子を模式的に示す説明図である。 図18は、支持基板を両面粘着シートから剥離する様子を示す説明図である。 図19は、両面粘着シートをパッケージウエーハから剥離する様子を示す説明図である。 図20は、パッケージウエーハに分割溝を形成してパッケージデバイスチップに分割する構成を示す説明図である。 図21は、パッケージウエーハに分割溝を形成してパッケージデバイスチップに分割する構成の他の例を示す説明図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
図1は、本実施形態に係るパッケージデバイスチップの外観斜視図である。図2は、パッケージデバイスチップの概略側断面図である。パッケージデバイスチップ10は、図1及び図2に示すように、矩形状に形成されたデバイスチップ11と、このデバイスチップ11を保持するモールド樹脂体(モールド樹脂層)12とを備える。デバイスチップ11は、ウエーハW(後述する)を分割して形成される。デバイスチップ11は、表面11aに、例えばICやソースドレイン等を含むデバイスDを備え、このデバイスDは表面11aから突出して、該デバイスDへの電力供給等を行う複数のバンプ(電極バンプ)BPを備える。これらバンプBPは、例えば、金(Au)、白金(Pt)またはSn−Cu等の合金により形成されている。なお、各デバイスDに形成されたバンプBPの数、位置、及び、大きさは、図1及び図2に示すものに限るものではなく、デバイスDの表面に露出して配置されていれば、バンプBPの数、位置及び大きさを適宜に変更することができる。
モールド樹脂体12は、例えば、エポキシ樹脂等の液状樹脂材を硬化させて形成される。モールド樹脂体12は、上面が開口した箱状を呈し、デバイスチップ11の底面11b及び各側面11cに密着配置されてデバイスチップ11の各面を保護している。本実施形態では、パッケージデバイスチップ10は、図1に示すように、バンプBPを含むデバイスDが形成されたデバイスチップ11の表面11aが露出し、この表面11aを除いた底面11b及び各側面11cの5面(他のすべての面)をモールド樹脂体12が保護している。これにより、デバイスチップ11の底面11b及び各側面11cに微細なクラック等が発生することを防止できる。また、デバイスチップ11の表面11aにモールド樹脂体12を被覆する必要が無いので、バンプBPを露出させるという工程も不要であり、バンプBPが樹脂で被覆される恐れがないので電極としての機能が妨げられる恐れがないという効果がある。
続いて、上記したパッケージデバイスチップ10の製造方法について説明する。図3は、パッケージデバイスチップの製造方法の手順を示すフローチャートである。図4は、パッケージデバイスチップの製造に用いられるウエーハの斜視図である。ウエーハWは、図4に示すように、表面WSと該表面WSの反対側に位置する裏面WRとを有して円板状に形成されている。ウエーハWは、例えば、サファイア、ガリウム、シリコンカーバイド(SiC)、窒化ガリウム(GaN)等を母材とする半導体ウエーハや光デバイスウエーハである。ウエーハWは、表面WSに複数のストリート(分割予定ライン)Sが格子状に形成されているとともに、複数のストリートSによって区画された各領域にそれぞれデバイスDが形成されている。そして、これらデバイスDには、それぞれ表面WSから突出する複数のバンプBPが形成されている。
パッケージデバイスチップ10の製造方法は、図3に示すように、溝形成ステップS1、支持基板固定ステップS2、薄化ステップS3、パッケージウエーハ形成ステップS4、平坦化ステップS5、貼り替えステップS6および分割ステップS7を備えて構成されている。これら各ステップの順序は、図3に限るものではない。次に、これらの各ステップについて説明する。
[溝形成ステップS1]
図5は、ウエーハに溝を形成する構成の斜視図であり、図6は、溝が形成されたウエーハの部分断面図である。ウエーハWは、図5に示すように、表面WSを上にしてチャックテーブル20の保持面20a上に載置される。チャックテーブル20は、保持面20aがウエーハWの裏面WRを吸引して保持し、図示しない回転機構によってウエーハWと共に回転可能に構成されている。チャックテーブル20に保持されたウエーハWの表面WSには、ストリートSに沿って溝Saが形成される。この図5の例では、溝Saは、切削装置を用いて形成される。切削装置は切削ユニット21を備え、切削ユニット21は回転駆動される回転スピンドル22に装着された切削ブレード23を備える。また、切削ユニット21は、図示しない昇降機構により、切削ブレード23をウエーハW(チャックテーブル20)に対して高さ方向に進退自在に移動する。このため、切削ブレード23を回転しつつ、ウエーハWの表面WSから切り込ませることにより、ウエーハWの表面WSに溝Saが形成される。この溝Saは、図6に示すように、ウエーハWの表面WS側から、例えば、デバイスチップ11(図1)の所定の仕上がり厚さに相当する深さHまで切削される。チャックテーブル20は、ウエーハWを保持した状態で、図示しない移動機構により、切削ユニット21に対して水平方向に移動する。これにより、ウエーハWの表面WSには、すべてのストリートSに沿って深さHの溝Saを形成することができる。なお、上記した昇降機構および移動機構は、切削ユニット21とチャックテーブル20とが相対的に昇降および移動すればよく、チャックテーブル20が昇降し、切削ユニット21が移動する構成としてもよい。
また、溝Saは、他の構成によって形成することもできる。図7は、溝を形成する構成の他の例を示す斜視図である。この例では、レーザー光線照射装置24を用いて、レーザー加工によってウエーハWの表面WSにストリートSに沿って溝Saを形成する。レーザー光線照射装置24は、チャックテーブル20の保持面20aに保持されたウエーハWの表面WSに向けて、ウエーハWに対して吸収性を有する波長のレーザー光線Lを照射する。レーザー光線の照射によるアブレーション加工によりウエーハWに溝Saが形成される。レーザー光線照射装置24は、図7に示すように、レーザー光線Lを発振する発振器25と、この発振器25により発振されたレーザー光線Lを集光する集光器27と、加工対象であるウエーハWを撮像するアライメント用のカメラ26と、を備えている。発振器25は、ウエーハWの種類、加工形態などに応じて、発振するレーザー光線Lの周波数が適宜調整される。集光器27は、発振器25により発振されたレーザー光線Lの進行方向を変更する全反射ミラーやレーザー光線Lを集光する集光レンズなどを含んで構成される。カメラ26は、レーザー光線Lを照射するストリートSを撮像する。レーザー光線照射装置24は、切削ユニット21と同様に、チャックテーブル20に対して、相対的に昇降および移動する機構を備えている。
[支持基板固定ステップS2]
次に、溝Saが形成されたウエーハWを支持基板30に固定して積層基板15を形成する。図8は、両面粘着シートを介して形成されるウエーハと支持基板との積層基板を示す分解斜視図であり、図9は、図8の積層基板を示す斜視図であり、図10は、積層基板の側断面図である。図8及び図9に示すように、積層基板15は、ウエーハWと支持基板30とを両面粘着シート31を介して固定することにより形成される。この場合、ウエーハWの表面WSは、両面粘着シート31に貼着されることで、両面粘着シート31を介して、支持基板30に固定される。
支持基板30は、セラミックス基板、ガラス基板、もしくは比較的に硬質なPETシート等で形成される。支持基板30は、後述するウエーハWに薄化加工を施す際に、ウエーハWの変形を抑制する比較的に硬質の板状の部材である。支持基板30の外径は、ウエーハWの外径以上の大きさである。また、本実施形態において、支持基板30は、紫外線透過性を有している。
両面粘着シート31は、図10に示すように、加熱によって発泡する発泡剤により表面に凹凸を形成し密着性が低下する第1粘着層32を備えた第1の面31aと、当該第1の面31aとは反対側の面であって、紫外線の照射によって粘着力が低下する第2粘着層34を備えた第2の面31bとを備えている。また、両面粘着シート31は、第1粘着層32と第2粘着層34との間に設けられた樹脂層33を含む。両面粘着シート31の外径は、ウエーハWの外径以上、かつ、支持基板30の外径以下の大きさであればよい。
第1粘着層32は、粘着剤に内包された発泡剤を有し、所定の温度に加熱された際に、発泡剤が発泡することで、表面に凹凸を形成し、貼着されている部材との間の密着性が低下する(粘着力が低下する)。一方、第2粘着層34は、所定波長(300〜400nm)の紫外線を照射することによって粘着力が低下する。
両面粘着シート31は、加熱によって貼着されている部材との間の密着性が低下した(粘着力が低下した)第1粘着層32よりも、紫外線によって粘着力が低下した第2粘着層34の方が、残存粘着力が高くなるように形成される。
積層基板15は、図10に示すように、両面粘着シート31の第1の面31aの第1粘着層32を支持基板30に貼着すると共に、両面粘着シート31の第2の面31bの第2粘着層34をウエーハWの表面WSに貼着することによって形成される。このため、本実施形態では、第1粘着層32及び第2粘着層34の粘着力を低下させた場合に、両面粘着シート31がウエーハWよりも支持基板30から先に剥がれるようになっている。また、ウエーハWの表面WSに貼着される第2粘着層34は、該ウエーハWの表面WSに形成されるバンプBPを第2粘着層34内に吸収できる程度の厚みに形成されることが好ましい。
[薄化ステップS3]
次に、積層基板15におけるウエーハWを所定の仕上がり厚さに薄化する。図11は、ウエーハの裏面を研削する構成を示す側断面図である。図11に示すように、ウエーハWの裏面WR側が上面となるように積層基板15の支持基板30側をチャックテーブル20に載置する。そして、ウエーハWの裏面WR側を研削ユニット40によって研削する。研削ユニット40は、円柱状に形成されたスピンドル42と、スピンドル42の先端に固定された円板状のホイールマウント41とを備え、ホイールマウント41は、スピンドル42の軸心42a周りに回転駆動する。ホイールマウント41の周縁部の先端(下端)には、一または複数の研削砥石43が環状に配置された研削ホイールが装着されている。研削ユニット40は、軸心42aがチャックテーブル20の軸心20bから偏心した位置に設けられ、研削砥石43はチャックテーブル20の軸心20bとオーバーラップするように配置される。この構成によれば、チャックテーブル20および研削ユニット40をそれぞれ軸心周りに回転駆動させることにより、研削砥石43は、チャックテーブル20上の積層基板15におけるウエーハWの裏面WRを一様に研削することができる。また、研削ユニット40は、チャックテーブル20に対して、相対的に昇降する機構を備えている。
研削ユニット40は、図11に示すように、チャックテーブル20に保持されたウエーハWの裏面WRを研削し、ウエーハWを所定の仕上がり厚さHになるまで薄化する。ここで、溝Saは、上述のように、深さHに形成しているため、ウエーハWを厚さHに薄化することにより、溝Saが裏面WRに露出する。このため、溝Saで区画された領域は、デバイスチップ11として分割される。一方、ウエーハWは、両面粘着シート31を介して、支持基板30に固定されているため、各デバイスチップ11が分離することはない。
[パッケージウエーハ形成ステップS4]
次に、研削したウエーハWを樹脂で被覆してパッケージウエーハPWを形成する。図12は、積層基板のウエーハに液状樹脂を供給する構成を示す図であり、図13は、パッケージウエーハを有する積層基板の部分側断面図である。積層基板15のウエーハWは、上記した研削により裏面WR側に溝Saが露出している。本実施形態では、この裏面WR上に樹脂供給ノズル44を配置し、この樹脂供給ノズル44から液状樹脂(モールド樹脂)45を供給する。液状樹脂は、硬化性を有するものが用いられ、例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、又はポリイミド樹脂等から選択することができる。また、積層基板15は、不図示のスピンナテーブル上に保持されることが好ましい。スピンナテーブルは、積層基板15を保持した状態で、積層基板15を周方向に回転可能に構成される。供給された液状樹脂45は、スピンナテーブルの回転に伴う遠心力により、ウエーハW(積層基板15)の中心から径方向外側に広がる。このため、液状樹脂45は、ウエーハWに形成された溝Saに充填され、ウエーハWの裏面WR上に被覆される液状樹脂45の厚みを略均一に調整できる。また、本実施形態では、バンプBPが形成されるウエーハWの表面WSに両面粘着シート31を介して、支持基板30が貼着されているため、溝Saに充填された液状樹脂45がウエーハWの表面WS側にまで進入することがなく、バンプBPに液状樹脂45が付着することが防止される。なお、液状樹脂(モールド樹脂)によるウエーハWの裏面WRの被覆は、上記したスピンコートによる被覆以外に、ウエーハWを型枠(不図示)に収容し、型枠の隙間に液状樹脂45を充填したり、インクジェット方式の樹脂供給ノズル(不図示)から液状樹脂45を供給してもよい。
次に、ウエーハWの裏面WR側を被覆した液状樹脂45を加熱または乾燥させて硬化させる。乾燥させる際には、例えば、オーブン、キセノンフラッシュランプ、もしくは温風乾燥機等を用いることができる。これにより、図13に示すように、液状樹脂が硬化してモールド樹脂層Mが構成される。このモールド樹脂層Mは、分割されたデバイスチップ11の底面11b及び側面11cに密着して各デバイスチップ11を一体的に保持し、パッケージウエーハPWを形成する。
[平坦化ステップS5]
次に、モールド樹脂層Mの裏面Maを研削して平坦化する。上記のように、モールド樹脂層Mは、液状樹脂45をウエーハWの裏面WRに供給した後に硬化させたものであるため、モールド樹脂層Mの裏面Maには凹凸が生じている。このため、パッケージウエーハPWを有する積層基板15を再び研削ユニット40にて研削することにより、モールド樹脂層Mの裏面Maを平坦化する。この場合に、単純に裏面Maを平坦化するだけでなく、デバイスチップ11の底面11bを被覆するモールド樹脂層Mを所望の厚みに調整することができる。
[貼り替えステップS6]
貼り替えステップS6では、パッケージウエーハPWにおけるモールド樹脂層Mの裏面Ma(モールド樹脂面)にダイシングテープ50を貼着するとともに、支持基板30をパッケージウエーハPWの表面WSから剥離する工程を実行する。図14は、ダイシングテープに積層基板を貼着する状態を示す斜視図である。図15は、支持基板を介して両面粘着シートに紫外線を照射している状態を示す説明図であり、図16は、支持基板を介して両面粘着シートを加熱している状態を示す説明図である。まず、図14に示すように、環状フレーム51に保持されたダイシングテープ50を、積層基板15におけるパッケージウエーハPWのモールド樹脂層Mの裏面Maに貼りつける。本実施形態では、モールド樹脂層Mの裏面Maを平坦化しているため、ダイシングテープ50とモールド樹脂層Mの裏面Maとの密着性を高めることができる。また、ダイシングテープ50は、加熱によって発泡した両面粘着シート31の第1粘着層32の残存粘着力、及び、紫外線によって粘着力が低下した両面粘着シート31の第2粘着層34の残存粘着力よりも、高い粘着力を有する粘着シートである。この状態では、積層基板15における支持基板30がダイシングテープ50の反対側に位置することになる。
次に、図15に示すように、積層基板15側が鉛直方向の下方に位置するように、積層基板15の向きを反転させる。この状態で、ダイシングテープ50に貼着された積層基板15の支持基板30に、鉛直方向下側(図中下側)から紫外線照射装置60を接近させて、紫外線照射装置60から支持基板30に向けて所定波長(300〜400nm)の紫外線を照射する。上述したように、支持基板30は、紫外線透過性を有する部材である。このため、紫外線照射装置60から照射された紫外線は、支持基板30を透過して両面粘着シート31の第2粘着層34(図10)へと到達し、第2粘着層34の粘着力が低下する。なお、紫外線照射を実施しても、第2粘着層34の粘着力が消失するわけではなく、両面粘着シート31は、第2粘着層34の残存粘着力によりパッケージウエーハPWに貼着された状態を維持する。このように、支持基板30をパッケージウエーハPWに取り付けた状態のまま、両面粘着シート31に紫外線の照射を行うことができるため、作業性を向上させることができる。
次に、図16に示すように、ダイシングテープ50に貼着された積層基板15の支持基板30に、鉛直方向下側(図中下側)からヒーター70を接近させて、ヒーター70により両面粘着シート31を所定の温度に加熱する。ヒーター70としては、例えば、遠赤外線式ヒーター等、種々のヒーターを用いることができる。
図17は、加熱前後における両面粘着シートの様子を模式的に示す説明図である。図中左側の図は、加熱前の両面粘着シートの様子を示し、図中右側の図は、加熱後の両面粘着シートの様子を示す。図示するように、ヒーター70により加熱を行う前には、第1粘着層32の粘着剤321に含まれる発泡剤322は、発泡することなく第1粘着層32に留まった状態を維持している。一方、ヒーター70により加熱を行うと、第1粘着層32内に含まれる発泡剤322が発泡し、第1粘着層32の表面に凹凸を形成する。この結果、第1粘着層32と支持基板30との間に発泡剤322による凹凸が介在することとなり、第1粘着層32の支持基板30に対する密着性が低下する(すなわち、第1粘着層32の粘着性が低下する)。
次に、支持基板30を両面粘着シート31から剥離する。図18は、支持基板を両面粘着シートから剥離する様子を示す説明図である。上述したように、両面粘着シート31は、加熱によって発泡した第1粘着層32よりも、紫外線によって粘着力が低下した第2粘着層34の方が、残存粘着力が高い。また、ダイシングテープ50の粘着力は、加熱によって発泡した両面粘着シート31の第1粘着層32の残存粘着力、及び紫外線によって粘着力が低下した第2粘着層34の残存粘着力よりも高い。このため、ダイシングテープ50とパッケージウエーハPWとの貼着状態、及びパッケージウエーハPWと両面粘着シート31との貼着状態を維持したまま、両面粘着シート31から支持基板30だけを剥離することができる。
次に、両面粘着シート31をパッケージウエーハPWから剥離する。図19は、両面粘着シートをパッケージウエーハから剥離する様子を示す説明図である。上述したように、紫外線照射により、両面粘着シート31の第2粘着層34(図10)の粘着力は低下している。また、ダイシングテープ50の粘着力は、紫外線によって粘着力が低下した両面粘着シート31の第2粘着層34の残存粘着力よりも高い。このため、図19に示すように、ダイシングテープ50とパッケージウエーハPWとの貼着状態を維持したまま、柔軟な両面粘着シート31だけをパッケージウエーハPWから容易に剥がすことができる。
このようにして両面粘着シート31が剥離されると、パッケージウエーハPWは、図19に示すように、モールド樹脂層Mによって区画されたデバイスチップ11が露出した状態でダイシングテープ50上に貼着される。その後、パッケージウエーハPWは、ダイシングテープ50に貼着されたまま、パッケージウエーハPWを分割する加工が行われる。
[分割ステップS7]
図20は、パッケージウエーハに分割溝を形成してパッケージデバイスチップに分割する構成を示す説明図である。この例では、上記した切削ユニット21を用いてダイシング加工によって分割溝Sbが形成される。切削ユニット21は、上記したモールド樹脂層Mが充填されている溝Saに沿って、パッケージウエーハPWに対して相対的に移動する。この場合、切削ユニット21の切削ブレード23は、溝Saを形成する時に使用されるものよりも刃幅の狭いものが用いられる。この構成によれば、切削ユニット21により、溝Saに沿って分割溝Sbが形成されるため、図1に示すパッケージデバイスチップ10を容易に形成することができる。特に、本実施形態では、バンプBPが形成されたデバイスのパターンをキーパターンにしてアライメントを行い、パッケージウエーハPWの表面側から分割する加工を行うため、切削ユニット21のアライメント調整を容易に行うことができる。
また、分割ステップS7は、他の構成によって実行することもできる。図21は、パッケージウエーハに分割溝を形成してパッケージデバイスチップに分割する構成の他の例を示す説明図である。この例では、上記したレーザー光線照射装置24を用いて、レーザー加工によって溝Saに沿って分割溝Sbを形成する。この場合、図示は省略したが、パッケージウエーハPWの表面に水溶性の保護膜を設けた上で、レーザー加工を行うことにより、レーザー加工屑等がバンプBPに付着することを防止できる。この保護膜は水溶性のため、洗浄水を供給することにより容易に除去できる。
レーザー光線照射装置24(集光器27)は、上記したモールド樹脂層Mが充填されている溝Saに沿って、パッケージウエーハPWに対して相対的に移動する。この構成によれば、レーザー光線照射装置24により、溝Saに沿って分割溝Sbが形成されるため、図1に示すパッケージデバイスチップ10を容易に形成することができる。なお、上記した溝Saと分割溝Sbとは、同じ機器を用いて形成した方が、装置構成が簡素化するため、好ましいが、切削ユニット21及びレーザー光線照射装置24の一方を溝Saの形成に用いて、他方を分割溝Sbの形成に用いてもよい。
以上、本実施形態によれば、複数のストリートSで区画された複数の領域にバンプBPを備えるデバイスDが形成された表面を備えるウエーハWを用いるパッケージデバイスチップ10の製造方法であって、ウエーハWの表面WSに、ウエーハWの仕上がり厚さに至る深さHの溝SaをストリートSに沿って形成する溝形成ステップS1と、表面WS側を支持基板30に貼着し、ウエーハWを支持基板30に固定する支持基板固定ステップS2と、支持基板30側を保持してウエーハWの裏面WRを研削して仕上がり厚さHまで薄化し、該溝Saを露出させて個々のデバイスチップ11に分割する薄化ステップS3と、ウエーハWの裏面WRに液状樹脂45を供給し、該溝Saに液状樹脂45を充填するとともにウエーハWの裏面WRをモールド樹脂層Mで被覆し、パッケージウエーハPWを形成するパッケージウエーハ形成ステップS4と、パッケージウエーハPWのモールド樹脂面にダイシングテープ50を貼着するとともに支持基板30を表面WS側から剥離する貼り替えステップS6と、ダイシングテープ50に貼着されたパッケージウエーハPWの表面WS側からモールド樹脂層Mが充填された溝Saに沿って分割溝Sbを形成し、個々のパッケージデバイスチップ10に分割する分割ステップS7とを備えるため、バンプBPが形成された表面11aを露出させたままデバイスチップ11の底面11b及び側面11cをモールド樹脂体12で被覆したパッケージデバイスチップ10を安定的に製造することができる。
さらに、本実施形態によれば、溝形成ステップS1後のウエーハWは、完全には分割されていないため、デバイスDの駆動確認等の動作をウエーハ単位で容易に行うことができる。また、本実施形態によれば、ウエーハWは、支持基板30に固定された状態で、薄化ステップS3およびパッケージウエーハ形成ステップS4が行われるため、ウエーハWの破損等を防止することができる。
また、本実施形態によれば、パッケージウエーハ形成ステップS4の後に、パッケージウエーハPWの裏面WRに被覆したモールド樹脂層Mを研削して平坦化する平坦化ステップS5を備えるため、ダイシングテープ50とモールド樹脂層Mの裏面Maとの密着性を高めることができる。
また、本実施形態によれば、溝形成ステップS1及び分割ステップS7では、切削ブレード23またはレーザー光線Lを用いて該溝Saまたは分割溝Sbを形成するため、これら溝Saまたは分割溝Sbを容易に形成することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。例えば、本実施形態では、支持基板30は、紫外線に対して透過性を有する構成としたが、これに限るものではない。この場合、両面粘着シート31を加熱し、支持基板30をパッケージウエーハPWから剥がした上で、両面粘着シート31に紫外線を照射してもよい。また、本実施形態では、両面粘着シート31は、加熱によって発泡する発泡剤により表面に凹凸を形成し密着性が低下する第1粘着層32と、紫外線の照射によって粘着力が低下する第2粘着層34とを備え、第1粘着層32を支持基板30に貼着し、第2粘着層34をウエーハW(パッケージウエーハPW)に貼着する構成としているが、第1粘着層32をウエーハW(パッケージウエーハPW)に貼着し、第2粘着層34を支持基板30に貼着してもよい。その場合、第1粘着層32を加熱すればウエーハW(パッケージウエーハPW)は剥離されるため、第2粘着層34は外的刺激によって粘着力が低下する機能が無くてもよい。
また、本実施形態では、ウエーハWと支持基板30とを両面粘着シート31を介して貼着することで積層基板15を形成しているが、これに限るものではない。例えば、特開2009−272557号公報に開示されているように、支持基板30としてPETフィルムを用い、このPETフィルムとウエーハWとを所定の硬化性樹脂組成物を介して接着する構成としてもよい。硬化性樹脂組成物は、硬化収縮率が7%以下、硬化体の貯蔵弾性率の25℃での値が1.0×10〜3.0×10Paの特徴を有する材料を用いることができる。具体的には、ポリエステルジ(メタ)アクリレート、ポリウレタンジ(メタ)アクリレート、エポキシジ(メタ)アクリレートから選ばれる、少なくとも分子鎖両末端に(メタ)アクリル基を有する(メタ)アクリル化合物、少なくとも分子中に2個の(メタ)アクリル基を有する親水性(メタ)アクリル化合物、光重合開始剤からなる硬化性樹脂組成物であることが望ましい。この種の硬化性樹脂組成物は、硬化により、ウエーハWとPETフィルムとを一体化させて積層基板15を形成するため、ウエーハWへの溝形成などを容易に行うことができる。また、硬化性樹脂組成物は、60〜90℃の熱水に浸漬することにより、容易に剥離することができるため、熱水浸漬や水蒸気スチーム等によりPETフィルムを容易にウエーハW(パッケージウエーハPW)から剥離除去することができる。
10 パッケージデバイスチップ
11a 表面
11b 底面(表面を除いた他の面)
11c 側面(表面を除いた他の面)
12 モールド樹脂体
15 積層基板
21 切削ユニット
22 回転スピンドル
23 切削ブレード
24 レーザー光線照射装置
27 集光器
30 支持基板
31 両面粘着シート
32 第1粘着層
34 第2粘着層
45 液状樹脂
50 ダイシングテープ
51 環状フレーム
60 紫外線照射装置
70 ヒーター
BP バンプ(電極バンプ)
D デバイス
L レーザー光線
M モールド樹脂層
Ma 裏面
PW パッケージウエーハ
S ストリート(分割予定ライン)
Sa 溝
Sb 分割溝
W ウエーハ
WR 裏面
WS 表面

Claims (3)

  1. 複数の分割予定ラインで区画された複数の領域に、電極バンプを備えるデバイスが形成された表面を備えるウエーハを用いるパッケージデバイスチップの製造方法であって、
    ウエーハの表面に、ウエーハの仕上がり厚さに至る深さの溝を分割予定ラインに沿って形成する溝形成ステップと、
    該溝形成ステップを実施した後、表面側を支持基板に貼着し、ウエーハを該支持基板に固定する支持基板固定ステップと、
    該支持基板側を保持してウエーハの裏面を研削して仕上がり厚さまで薄化し、該溝を露出させて個々のデバイスチップに分割する薄化ステップと、
    ウエーハの裏面にモールド樹脂を供給し、該溝にモールド樹脂を充填するとともにウエーハの裏面にモールド樹脂を被覆し、パッケージウエーハを形成するパッケージウエーハ形成ステップと、
    該パッケージウエーハのモールド樹脂面にダイシングテープを貼着するとともに該支持基板を表面側から剥離する貼り替えステップと、
    該ダイシングテープに貼着された該パッケージウエーハの表面側から該モールド樹脂が充填された溝に沿って分割溝を形成し、個々のパッケージデバイスチップに分割する分割ステップと、
    を備えるパッケージデバイスチップの製造方法。
  2. 該パッケージウエーハ形成ステップの後に、裏面に被覆したモールド樹脂を研削して平坦化する平坦化ステップを備えることを特徴とする請求項1に記載のパッケージデバイスチップの製造方法。
  3. 該溝形成ステップ及び該分割ステップでは、切削ブレードまたはレーザー光線を用いて該溝または該分割溝を形成することを特徴とする請求項1または2に記載のパッケージデバイスチップの製造方法。
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