JP2018032656A - シールドケース - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の遮蔽領域を形成するシールドケースを容易に形成する手段を提供する。【解決手段】天板2と、天板2のそれぞれの端辺において天板2に対して直角の同一方向に折り曲げられた側板21、22、23、24とを有し、基板上に設けられた回路の少なくとも一部を覆うシールドケース1において、天板2は、基板上の領域に複数の遮蔽領域を形成する複数の遮蔽板(31a〜31g、32a〜32f)を有し、遮蔽板(31a〜31g、32a〜32f)は、天板2に対する切り込みと、天板2と接続された接続辺とによって形成され、接続辺において側板21、22、23、24と同一方向に折り曲げられて形成される。【選択図】 図1

Description

本発明は、基板上の電気回路を覆うシールドケースに関する。
従来のシールドケースは、上下開放の略矩形状のシールドケースと、シールドケースの上下の開口部を閉塞するシールドカバーとを設け、独立したシールドエリアを構築するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−335773号公報
しかしながら、従来の技術においては、複数の遮蔽領域としてのシールドエリアを閉塞する場合、閉塞する複数のシールドエリアに対応した複数のシールドケースを被せる必要があり、または複数のシールドエリアを仕切るための仕切りを形成したシールドケースを被せる必要があり、シールドケースの形成が複雑になってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、複数の遮蔽領域を形成するシールドケースを容易に形成できるようにすることを目的とする。
そのため、本発明は、天板と、前記天板のそれぞれの端辺において前記天板に対して直角の同一方向に折り曲げられた側板とを有し、基板上に設けられた回路の少なくとも一部を覆うシールドケースにおいて、前記天板は、前記基板上の領域に複数の遮蔽領域を形成する複数の遮蔽板を有し、前記遮蔽板は、前記天板に対する切り込みと、前記天板と接続された接続辺とによって形成され、前記接続辺において前記側板と同一方向に折り曲げられて形成されることを特徴とする。
このようにした本発明は、複数の遮蔽領域を形成するシールドケースを容易に形成できるという効果が得られる。
実施例におけるシールドケースの構成を示す平面図 実施例におけるシールドケースの平面図および側面図 実施例におけるシールドケースの斜視図 実施例におけるシールドケースの取り付け説明図 実施例における遮蔽板の配列の説明図 変形例におけるシールドケースの構成を示す平面図
以下、図面を参照して本発明によるシールドケースの実施例を説明する。
図1は実施例におけるシールドケースの構成を示す平面図である。なお、図1(a)は組み立て前のシールドケースの展開図、図1(b)は遮蔽部の拡大図である。
図1において、シールドケース1は、基板上に設けられた回路としての電気回路(例えば、無線通信装置の無線通信回路)の少なくとも一部を覆うものであり、電気回路からの電磁放射を抑え、また外部からの外来ノイズ等から電気回路を保護するためのものである。
シールドケース1は、導電性の金属板で構成され、天板2と、側板21、22、23、24とを有している。
天板2は、電気回路基板と対向する面を形成するものであり、電気回路基板との間で形成される空間を遮蔽する矩形状のものである。この天板2には、電気回路基板との間で形成される空間をさらに遮蔽された複数の空間を形成する遮蔽部3が形成されている。
側板21、22、23、24は、それぞれ天板2の四辺と連続する矩形状ものであり、天板2のそれぞれの端辺において、それぞれを天板2に対して直角の同一方向へ折り曲げることにより、シールドケース1の側面を形成する。この側板21、22、23、24は、天板2に対して直角方向において高さH1の側面を形成する。
遮蔽部3は、天板2に2列に複数の遮蔽板が配列されたものである。遮蔽部3のそれぞれの遮蔽板は、図1(b)に示すように、矩形状に形成され、3辺が天板2に対して切込みが入れられた切込部311として形成され、1辺が天板2と連続した接続部(接続辺)312として形成されたものである。
遮蔽部3のそれぞれの遮蔽板は、接続部312において側板21、22、23、24と同一方向に折り曲げられて形成される。
遮蔽部3は、電気回路基板上の領域に複数の遮蔽領域を形成する複数の遮蔽板を有する第1の遮蔽板列31と、第2の遮蔽板列32とにより形成され、例えば第1の遮蔽板列31は遮蔽板31aから遮蔽板31g、第2の遮蔽板列32は遮蔽板32aから遮蔽板32fが形成されている。
第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32は、図1(b)に示す接続部312が延伸する方向に遮蔽板が複数配列されて形成され、第1の遮蔽板列31と、第2の遮蔽板列32とは略平行になるように配列されている。
なお、本実施例では、シールドケース1は、電気回路基板との間で形成される空間を2つの空間として遮蔽する例として説明するため、第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32の2列が形成されたものとして説明するが、少なくとも1列の遮蔽板列が形成されていれば良い。
ここで、遮蔽板の大きさおよび配列について説明する。
遮蔽板31aの大きさは、遮蔽部3の配列方向における幅はW1、配列方向と直交する方向の高さはH2として矩形状に形成されている。なお、遮蔽板31bから遮蔽板31g、および遮蔽板32aから遮蔽板32fも遮蔽板31aと同じ大きさで形成されている。
また、第1の遮蔽板列31の配列方向において、遮蔽板31aと側板21との間隔は幅W1、遮蔽板31aと隣り合う遮蔽板31bとの間隔は幅W1として配列されている。
なお、遮蔽板31gと側板23との間隔も幅W1、遮蔽板31bと遮蔽板31cとの間隔、遮蔽板31cと遮蔽板31dとの間隔、遮蔽板31dと遮蔽板31eとの間隔、遮蔽板31eと遮蔽板31fとの間隔、遮蔽板31fと遮蔽板31gとの間隔も幅W1として配列されている。
また、第2の遮蔽板列32の配列方向において、遮蔽板32aと側板21との間隔は幅W1×2、遮蔽板32aと隣り合う遮蔽板32bとの間隔は幅W1として配列されている。
なお、遮蔽板32fと側板23との間隔も幅W1×2、遮蔽板32bと遮蔽板32cとの間隔、遮蔽板32cと遮蔽板32dとの間隔、遮蔽板32dと遮蔽板32eとの間隔、遮蔽板32eと遮蔽板32fとの間隔も幅W1として配列されている。
即ち、それぞれの遮蔽板の配列方向における間隔は、それぞれの遮蔽板の接続辺(図1(b)に示す接続部312)の長さと同じである。
第1の遮蔽板列31の配列方向における2つの遮蔽板(例えば、遮蔽板32aと遮蔽板32b)との間に対応するように第2の遮蔽板列32の1つの遮蔽板(例えば、遮蔽板32a)が配設、即ち第1の遮蔽板列31の遮蔽板と第2の遮蔽板列32の遮蔽板とは互い違いに配列されている。
さらに、第1の遮蔽板列31と第2の遮蔽板列32との間隔、即ち遮蔽板31aの接続部312aと、遮蔽板32aの接続部322aとの間隔は、幅W2として第1の遮蔽板列31と第2の遮蔽板列32とが配設されている。
幅W1は、遮蔽すべき電磁波の周波数の1/4波長(波長の4分の1の幅)以下に設定する。これは、一般的に、幅W1を遮蔽すべき電磁波周波数に対する共振波長1/4波長以下とすることにより、電磁気的に連続したシールド構造とみなすことができ、電磁波の漏洩を防止することができるためである。(特開2009−267075号公報の段落「0016」〜「0018」、特開2009−302248号公報の段落「0041」参照)
例えば、遮蔽すべき電磁波の周波数が5GHzの場合、波長λは60mm(光速:300×10mm/s÷周波数:5GHz)となり、λ/2(30mm)〜λ/4(15mm)が最も共振しやすい波長となる。したがって、幅W1をλ/4(15mm)以下とすることで周波数が5GHzの電磁波の漏洩を防止することができる。
幅W2は、幅W1よりも大きく、天板2の強度等を考慮して設定するものとする。
高さH2は、高さH1と同一または高さH1より高く設定する。即ち、遮蔽板31aから遮蔽板31g、および遮蔽板32aから遮蔽板32fは、接続部から先端部までの長さ(高さH2)が、天板2に対して直角方向における側板21、22、23、24の高さH1と同一または高さH1より長く形成されている。これは、遮蔽板31aから31g、遮蔽板32aから32fを電気回路基板のグランド(GND)に接触(接地)させるためである。
さらに、高さH2は、幅W1以下になるように設定する。
なお、本実施例では、第1の遮蔽板列31に7つの遮蔽板、第2の遮蔽板列32に6つの遮蔽板を配列した例で説明するが、それに限定されることなく、第1の遮蔽板列31に2つ以上の遮蔽板、第2の遮蔽板列32に1つ以上の遮蔽板を配列するようにしても良い。また、第2の遮蔽板列32に2つ以上の遮蔽板、第1の遮蔽板列31に1つ以上の遮蔽板を配列するようにしても良い。
図2は実施例におけるシールドケースの平面図および側面図であり、図2(a)はシールドケースの平面図、図2(b)(c)はシールドケースの側面図である。また、図3は実施例におけるシールドケースの斜視図であり、シールドケースの内側を視た斜視図である。なお、図2および図3は、図1に示すシールドケース1の側板21、22、23、24を天板2に対して直角の同一方向へ折り曲げ、また第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32のそれぞれの遮蔽板を接続部において天板2に対して直角の同一方向(側板21、22、23、24と同じ方向)へ折り曲げて形成したものである。
図2(a)に示すように、天板2には、遮蔽板31aから遮蔽板31gに対応して開口部313aから開口部313g、および遮蔽板32aから遮蔽板32fに対応して開口部323aから開口部313fが形成される。
この開口部313aから開口部313gおよび開口部323aから開口部313fは、幅W1、高さH2として形成される。
また、高さH2を高さH1より高く設定した場合、図2(b)(c)に示すように、第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32のそれぞれの遮蔽板(遮蔽板31aから遮蔽板31g、および遮蔽板32aから遮蔽板32f)は、側板23、24を含むそれぞれの側板から高さ(H2−H1)だけ突出している。なお、突出量としての高さ(H2−H1)は、電気回路基板のグランドの形状に合わせて適宜設定することが可能である。
上述した構成の作用について説明する。
図4は実施例におけるシールドケースの取り付け説明図であり、図4(a)は図2および図3に示すシールドケース1を電気回路基板に被せるときの斜視図、図4(b)はシールドケース1を電気回路基板に被せた状態の斜視図である。また、図5は実施例における遮蔽板の配列の説明図である。
図4(a)に示すように、電気回路基板50上にシールドケース1を被せて固定する。
電気回路基板50には、2つの電気回路として無線通信回路51と、増幅回路52とが配設され、無線通信回路51と増幅回路52とは接続配線55で接続されている。
無線通信回路51と、増幅回路52との間には、グランド56aとグランド56bとが配設されている。また、グランド56aとグランド56bとの間に、接続配線55が配設されている。
図4(b)に示すように、電気回路基板50上にシールドケース1が被せられて固定されると、第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32のそれぞれの遮蔽板(図2に示す遮蔽板31aから遮蔽板31g、および遮蔽板32aから遮蔽板32f)で電気回路基板50上の空間が2つの領域に分割される。
このとき、図5に示すように、電気回路基板50に形成されたグランド56aにシールドケース1の遮蔽板31a、31b、31c、および遮蔽板32a、32b、32cの先端部が接触し、グランド56bにシールドケース1の遮蔽板31d、31e、31f、31g、および遮蔽板32d、32e、32fの先端部が接触する。
また、シールドケース1の側板(図1に示す側板21、22、23、24)は、電気回路基板50に形成されたグランドに接触している。
電気回路基板50上に被せられたシールドケース1の第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32のそれぞれの遮蔽板は、隣り合う遮蔽板との間隔が幅W1(遮蔽する電磁波の1/4波長)以下とし、互い違いに配設されているため、電気回路51および電気回路52で発生した電磁波を遮蔽することができる。
また、シールドケース1の天板に形成された開口部(図2に示す開口部313aから313g、開口部323aから323f)の幅はW1以下とし、高さはH2(W1以下)として形成されているため、電気回路51および電気回路52で発生した電磁波を遮蔽することができる。
さらに、シールドケース1の第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32のそれぞれの遮蔽板の先端部がグランド56a、56bに接触することにより、シールドケース1の天板2および第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32に伝わる電磁波をグランドに逃がすことができる。
なお、遮蔽板の先端部は、グランド56a、56bに接触して撓むように形成されていても良い。
また、シールドケース1の第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32のそれぞれの遮蔽板は、電気回路基板50の配設されたグランド(例えば、グランド56aとグランド56b)に対応させて形成することができる。
このように、本実施例では、電気回路基板50を覆うシールドケース1の天板2に形成した遮蔽板を折り曲げて第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32を形成するようにしたことにより、複数の遮蔽領域を形成するシールドケース1を容易に形成できる。
また、電気回路基板50上の空間を複数の領域に分割することができ、それぞれの領域の電気回路で発生した電磁波を遮蔽することができる。
さらに、シールドケース1の天板2の一部に切込を入れて折り曲げることにより第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32を形成することができるため、シールドケース1の製造コストを低減させることができる。
またさらに、分割する電気回路基板50上の空間の領域が増加した場合であっても、形成する遮蔽板列を増加させることにより容易に対応することができ、製造コストを増加させることなく対応することができる。
また、シールドケース1の第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32のそれぞれの遮蔽板は、隣り合う遮蔽板との間隔が幅W1(遮蔽すべき電磁波の1/4波長)以下とし、互い違いに配設するようにしたため、それぞれの領域の電気回路で発生した電磁波を効果的に遮蔽することができる。
なお、本実施例では、シールドケース1に第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32を形成して電気回路基板50上の空間を2つの領域に分割する例を説明したが、第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32と同様の遮蔽板列を形成することにより、電気回路基板50上の空間を3つ以上の領域に分割することもできる。
また、本実施例では、遮蔽部3は、第1の遮蔽板列31および第2の遮蔽板列32の2列の遮蔽板列として形成された例で説明したが、図6に示すように、変形例として1列の遮蔽板列として形成するようにしても良い。
図6に示す変形例の場合、遮蔽部3は、電気回路基板上の領域に複数の遮蔽領域を形成する複数の遮蔽板を有する1列の遮蔽板列33により形成され、例えば遮蔽板列33は遮蔽板33aから遮蔽板33gが形成されている。
変形例においても、幅W1は、遮蔽すべき電磁波の周波数の1/4波長(波長の4分の1の幅)以下に設定し、また高さH2は、高さH1と同一または高さH1より高く設定する。
したがって、変形例においても、複数の遮蔽領域を形成するシールドケース1を容易に形成できる。また、電気回路基板50上の空間を複数の領域に分割することができ、それぞれの領域の電気回路で発生した電磁波を遮蔽することができる。
以上説明したように、本実施例では、電気回路基板を覆うシールドケースの天板に形成した遮蔽板を折り曲げて遮蔽板列を形成するようにしたことにより、複数の遮蔽領域を形成するシールドケースを容易に形成できるという効果が得られる。
また、電気回路基板上の空間を複数の領域に分割することができ、それぞれの領域の電気回路で発生した電磁波を遮蔽することができるという効果が得られる。
さらに、シールドケースの天板の一部に切込を入れて折り曲げることにより遮蔽板列を形成することができるため、シールドケースの製造コストを低減させることができるという効果が得られる。
またさらに、分割する電気回路基板上の空間の領域が増加した場合であっても、形成する遮蔽板列を増加させることにより容易に対応することができ、製造コストを増加させることなく対応することができるという効果が得られる。
また、シールドケースの遮蔽板列のそれぞれの遮蔽板は、隣り合う遮蔽板との間隔が幅W1(遮蔽すべき電磁波の1/4波長)以下とし、互い違いに配設したため、それぞれの領域の電気回路で発生した電磁波を効果的に遮蔽することができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、シールドケース1は、無線通信装置の無線通信回路を覆うものとして説明したが、それに限られることなく、有線通信装置の有線通信回路等の各種電気回路を覆うものとしても良い。
1 シールドケース
2 天板
3 遮蔽部
21、22、23、24 側板
31 第1の遮蔽板列
31a〜31g、32a〜32f、33a〜33g 遮蔽板
32 第2の遮蔽板列
33 遮蔽板列
313a〜313g、323a〜313f 開口部

Claims (8)

  1. 天板と、前記天板のそれぞれの端辺において前記天板に対して直角の同一方向に折り曲げられた側板とを有し、基板上に設けられた回路の少なくとも一部を覆うシールドケースにおいて、
    前記天板は、前記基板上の領域に複数の遮蔽領域を形成する複数の遮蔽板を有し、
    前記遮蔽板は、前記天板に対する切り込みと、前記天板と接続された接続辺とによって形成され、前記接続辺において前記側板と同一方向に折り曲げられて形成されることを特徴とするシールドケース。
  2. 請求項1に記載のシールドケースにおいて、
    前記遮蔽板は、前記接続辺から先端部までの長さが、前記天板に対して直角方向における前記側板の高さ以上の長さに形成されていることを特徴とするシールドケース。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシールドケースにおいて、
    前記遮蔽板は、前記接続辺の延伸方向に少なくとも1列に配列されていることを特徴とするシールドケース。
  4. 請求項3に記載のシールドケースにおいて、
    前記遮蔽板は、第1の遮蔽板列および第2の遮蔽板列の2列に配列されていることを特徴とするシールドケース。
  5. 請求項4に記載のシールドケースにおいて、
    前記遮蔽板は、矩形状に形成され、
    前記遮蔽板の配列方向における間隔は、前記遮蔽板の接続辺の長さと同じであり、
    前記第1の遮蔽板列の遮蔽板と、前記第2の遮蔽板列の遮蔽板とは、互い違いに配列されていることを特徴とするシールドケース。
  6. 請求項5に記載のシールドケースにおいて、
    前記遮蔽板の配列方向における間隔、前記遮蔽板の接続辺の長さ、および前記遮蔽板の前記接続辺から先端部までの長さは、遮蔽する電磁波の4分の1波長以下であることを特徴とするシールドケース。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のシールドケースにおいて、
    前記遮蔽板は、先端部が前記基板上に配設されたグランドに接触していることを特徴とするシールドケース。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のシールドケースにおいて、
    前記遮蔽板は、前記基板上に配設されたグランドに対応して設けられていることを特徴とするシールドケース。
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