JP2018032228A - 厚さ検出装置、媒体鑑別装置、及び、媒体取扱装置 - Google Patents

厚さ検出装置、媒体鑑別装置、及び、媒体取扱装置 Download PDF

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【課題】媒体の厚さの検出精度を向上させる。【解決手段】厚さ検出装置5cは、基準ローラ11と、基準ローラと対向して配置され、基準ローラと当接するチェックローラ21と、チェックローラを保持するブラケット31と、ブラケットに取り付けられ、チェックローラを基準ローラに付勢させる付勢部材(スプリング51)と、基準ローラとチェックローラとの間に形成される搬送面3aを媒体BLが通過することによるチェックローラの変位を検出する検出部(変位センサSn5c)と、を備えている。ブラケットには、検出部が変位を検出するためのターゲット面TGが形成されている。検出部は、ブラケットのターゲット面よりも搬送面側に配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、厚さ検出装置、媒体鑑別装置、及び、媒体取扱装置に関する。
従来、この種の厚さ検出装置として、例えば、特許文献1に記載されている装置がある。従来の厚さ検出装置は、測定対象に形成されたターゲット面を、媒体の厚さに応じて変位センサ(検出部)の近接方向に変位させ、その変位量を媒体の厚さとして変位センサで測定する構造になっていた。具体的には、従来の厚さ検出装置は、基準ローラ、チェックローラ、ブラケット、スプリング、変位センサを有している。チェックローラは、基準ローラの上方に配置されている。ブラケットは、チェックローラを回転自在に支持している。ブラケットは、支点シャフトによってフレームに回動自在に支持されている。スプリングは、チェックローラが基準ローラと密着するように、ブラケットとチェックローラとを基準ローラの方向に付勢している。変位センサは、ブラケットの上方に配置されている。
係る構成において、媒体が基準ローラとチェックローラとの間を通過すると、媒体の厚さに応じて、支点シャフトを中心にしてブラケットが上方に回動する。このとき、ブラケットの上面が変位センサに向かって近接方向に変位する。変位センサは、ブラケットの上面をターゲット面とし、ターゲット面の変位量を媒体の厚さとして測定する。
特開2005−209008号公報(図1、図4、段落0016、段落0028)
しかしながら、従来の厚さ検出装置は、媒体が基準ローラとチェックローラとの間を通過するときに、ターゲット面が変位センサ(検出部)に向かって近接方向に変位する構造となっていた。そのため、以下に説明するように、従来の厚さ検出装置は、変位センサとターゲット面との間の間隔を大きく設ける必要があった。このような従来の厚さ検出装置は、センサ特性の悪い位置で、ターゲット面の変位量を測定していた。そのため、従来の厚さ検出装置は、センサ特性の良い位置でターゲット面の変位量を測定することによって、媒体の厚さの検出精度を向上させることが望まれている、という課題があった。
例えば、従来の厚さ検出装置は、媒体が基準ローラとチェックローラとの間を通過する際に、ターゲット面が変位センサに向かって近接方向に変位する構造になっていた。そのため、従来の厚さ検出装置は、ターゲット面が変位センサと接触しないように、変位センサとターゲット面との間の間隔を比較的大きく設定する必要があった。その間隔は、例えば、厚さ検出装置が3枚の媒体の重走を検出することが可能な装置である場合に、ローラやブラケット等の構成部品の想定される製造バラツキ分の厚さに加え、重走して搬送される可能性がある3枚分の媒体の厚さを加算した間隔となっていた。
また、一般に、厚さ検出装置で使用されている変位センサは、例えば図9に示すリニアリティー特性を有している。図9は、変位センサとターゲット面との間の距離とセンサ特性との関係を示すグラフ図である。図9において、横軸は変位センサとターゲット面との間の距離を表しており、縦軸はセンサ出力を表している。
図9は、変位センサとターゲット面との間の距離が短いほど(間隔が狭いほど)、センサ出力が大きくなり、一方、変位センサとターゲット面との間の距離が長いほど(間隔が広いほど)、センサ出力が小さくなることを示している。
また、図9は、ターゲット面が図10に示す変位量Δgだけ変位した場合における変位センサの出力値の変化量D1,D2を示している。図10は、変位センサSN100と測定対象であるブラケット101に形成されたターゲット面TGとの位置関係を示す図である。ここでは、変位センサSN100とターゲット面TGとの間の間隔をg1,g2(ただし、g1<g2)とし、ターゲット面TGの変位量をΔgとして説明する。間隔g1は、ローラやブラケット等の構成部品の想定される製造バラツキ分の厚さに相当する間隔である。間隔g2は、ローラやブラケット等の構成部品の想定される製造バラツキ分の厚さに加え、重走して搬送される可能性がある複数枚分の媒体の厚さを加算した間隔になっている。
係る構成において、間隔g1は、間隔g2よりも狭くなっている。そして、ターゲット面TGの変位量Δgは、間隔g1と間隔g2とで同じになっている。しかしながら、狭い間隔g1における変位センサSN100の出力値の変化量D1は、広い間隔g2における変位センサSN100の出力値の変化量D2よりも大きくなっている。
このような現象は、変位センサSN100に近い位置ほどセンサ特性の良い位置であり、一方、変位センサSN100から遠い位置ほどセンサ特性の悪い位置であることを示している。つまり、一般に厚さ検出装置で使用されている変位センサSN100は、ターゲット面TGの同じ変位量Δgに対して、自身に近い位置で測定するほど大きな出力値を出力する特性を有している。
そのため、変位センサSN100とターゲット面TGとの間隔を狭くするほど、厚さ検出装置は、変位センサSN100の出力値の測定性能やS/N比が良い位置で、ターゲット面TGの変位量(つまり、媒体の厚さ)を測定することができる。
しかしながら、前記した通り、検出部としての変位センサSN100とターゲット面TGとの間の間隔を大きく設ける必要があった。このような従来の厚さ検出装置は、センサ特性の悪い位置で、ターゲット面TGの変位量を測定していた。そのため、従来の厚さ検出装置は、センサ特性の良い位置でターゲット面の変位量を測定することによって、媒体の厚さの検出精度を向上させることが望まれている、という課題があった。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、検出部とターゲット面との間の間隔を小さくした厚さ検出装置、媒体鑑別装置、及び、媒体取扱装置を提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、第1発明は、厚さ検出装置であって、基準ローラと、前記基準ローラと対向して配置され、当該基準ローラと当接するチェックローラと、前記チェックローラを保持するブラケットと、前記ブラケットに取り付けられ、前記チェックローラを前記基準ローラに付勢させる付勢部材と、前記基準ローラと前記チェックローラとの間に形成される搬送面を媒体が通過することによる該チェックローラの変位を検出する検出部と、を備え、前記ブラケットには、前記検出部が変位を検出するためのターゲット面が形成されており、前記検出部は、前記ブラケットのターゲット面よりも前記搬送面側に配置されている構成とする。
また、第2発明は、媒体鑑別装置であって、基準ローラと、前記基準ローラと対向して配置され、当該基準ローラと当接するチェックローラと、前記チェックローラを保持するブラケットと、前記ブラケットに取り付けられ、前記チェックローラを前記基準ローラに付勢させる付勢部材と、前記基準ローラと前記チェックローラとの間に形成される搬送面を媒体が通過することによる該チェックローラの変位を検出する検出部と、前記媒体の画像情報を検知する光学検知部及び前記媒体に埋め込まれた磁気情報を検知する磁気検知部のいずれか一方又は双方と、を備え、前記ブラケットには、前記検出部が変位を検出するためのターゲット面が形成されており、前記検出部は、前記ブラケットのターゲット面よりも前記搬送面側に配置されている構成とする。
また、第3発明は、媒体取扱装置であって、基準ローラと、前記基準ローラと対向して配置され、当該基準ローラと当接するチェックローラと、前記チェックローラを保持するブラケットと、前記ブラケットに取り付けられ、前記チェックローラを前記基準ローラに付勢させる付勢部材と、前記基準ローラと前記チェックローラとの間に形成される搬送面を媒体が通過することによる該チェックローラの変位を検出する検出部と、前記媒体を搬送する搬送部と、を備え、前記ブラケットには、前記検出部が変位を検出するためのターゲット面が形成されており、前記検出部は、前記ブラケットのターゲット面よりも前記搬送面側に配置されている構成とする。
本発明によれば、媒体の厚さの検出精度を向上させることができる。
実施形態1に係る媒体取扱装置の概略構成を示す側断面図である。 実施形態1に係る媒体取扱装置の鑑別部としての媒体鑑別装置の概略構成を示す側断面図である。 実施形態1に係る厚さ検出装置の構成を示す側断面図である。 実施形態1に係る厚さ検出装置の構成を示す正面図である。 実施形態2に係る厚さ検出装置の構成を示す側断面図である。 実施形態2に係る厚さ検出装置の構成を示す正面図である。 ロワフレームに残留する応力の一例を示す図である。 変形例に係る厚さ検出装置の構成を示す側断面図である。 変位センサ(検出部)とターゲット面との間の距離とセンサ特性との関係を示すグラフ図である。 変位センサ(検出部)とターゲット面との位置関係を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態1]
<媒体取扱装置の構成>
以下、図1を参照して、本実施形態1に係る媒体取扱装置1の構成につき説明する。図1は、本実施形態1に係る媒体取扱装置1の概略構成を示す側断面図である。媒体取扱装置1は紙葉状の媒体を取り扱う装置である。ここでは、媒体取扱装置1が現金自動預払機であり、媒体が紙幣でるものとして説明する。現金自動預払機は、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行う装置である。
図1に示すように、本実施形態1に係る媒体取扱装置1は、入出金部2と、搬送路3と、搬送部4と、媒体鑑別装置5と、一時保留部6と、リジェクトカセット7と、複数の紙幣カセット8とを有している。
入出金部2は、媒体(紙幣)を入金したり出金したりする部位である。
搬送路3は、媒体(紙幣)が搬送される通路である。
搬送部4は、媒体(紙幣)を搬送する機構である。
媒体鑑別装置5は、媒体(紙幣)を鑑別する鑑別部として機能する装置である。
一時保留部6は、媒体(紙幣)を一時的に保留する部位である。
リジェクトカセット7は、再流用が不能な媒体(紙幣)を収容するカセットである。
紙幣カセット8は、再流用が可能な媒体(紙幣)を収容するカセットである。
<媒体鑑別装置と厚さ検出装置の構成>
本発明は、媒体鑑別装置5に用いられている厚さ検出装置5c(図2〜図4参照)の構成に特徴がある。そこで、以下、図2を参照して、媒体鑑別装置5の概略構成を説明し、その後に、図3及び図4を参照して、厚さ検出装置5cの具体的な構成について説明する。図2は、媒体鑑別装置5の概略構成を示す側断面図である。図3は、厚さ検出装置5cの構成を示す側断面図である。図4は、厚さ検出装置5cの正面図であり、図3に示す厚さ検出装置5cを右方向から見た構成を示している。ここでは、媒体鑑別装置5が水平方向に配置されているものとして説明する。ただし、媒体鑑別装置5は垂直方向や斜め方向に配置することもできる。
図2に示すように、媒体鑑別装置5は、磁気検知部5aと、光学検知部5bと、厚さ検出装置5cと、搬送ローラ5dと、制御部5eとを有している。
磁気検知部5aは、媒体BLに埋め込まれた磁気情報を磁気センサSn5aで検知する機構である。
光学検知部5bは、媒体BLの画像情報を、搬送路3の上下に配置された光学センサSn5b1,Sn5b2で検知する機構である。
厚さ検出装置5cは、媒体BLの厚さを検知する厚さ検知部として機能する装置である。
搬送ローラ5dは、媒体BLを搬送するローラである。図示例では、2つで一組の8つの搬送ローラ5dが搬送路3の上下に対向配置されている。
制御部5eは、各構成要素の動作を制御する機能手段である。
媒体鑑別装置5は、上部ユニット5Uと下部ユニット5Lとで搬送路3を挟み込む構成になっている。媒体鑑別装置5は、搬送路3に沿って媒体BLを搬送する。媒体鑑別装置5は、矢印A1と矢印A2とのいずれの方向にも媒体BLを搬送することができる。媒体鑑別装置5は、媒体BLを搬送しながら、磁気検知部5aで媒体BLの磁気情報を検知し、光学検知部5bで媒体BLの画像情報を検知し、厚さ検出装置5cで媒体BLの厚さを検知する。
図3に示すように、厚さ検出装置5cは、基準ローラ11と、チェックローラ21と、ブラケット31と、支持部材41と、スプリング51と、変位センサSn5cとを備えている。
基準ローラ11は、媒体BLを搬送方向に回転駆動する回転自在なローラである。基準ローラ11は、搬送路3に対して位置が固定された構成になっている。媒体鑑別装置5の下部ユニット5Lは、基準シャフト12を介して基準ローラ11を回転可能に支持している。基準シャフト12は、基準ローラ11を軸支する基準軸体として機能する部材である。1本の基準シャフト12には、1本の長尺な基準ローラ11が取り付けられている(図4参照)。
なお、基準シャフト12と基準ローラ11とは、別々の部品として構成されていてもよく、又は、1つの部品として一体に形成されていてもよい。また、基準ローラ11は、個々のチェックローラ21に対応して、複数に分割された構造になっていてもよい。基準ローラ11が複数に分割された構造になっている場合に、それぞれの基準ローラ11は1本の長尺な基準シャフト12に連結された構成になる。
チェックローラ21は、媒体BLの厚さを検知するためのローラである。チェックローラ21は、基準ローラ11の上方に回転自在に配置されている。チェックローラ21は、基準ローラ11との間で媒体BLを挟持しながら基準ローラ11の回転に従動して回転する。チェックローラ21は、上下方向(矢印A21a,A21bの方向)に移動可能な構成になっている。チェックローラ21と基準ローラ11との間には、媒体BLが搬送される搬送面3aが形成されている。搬送面3aは、上部ユニット5Uの下面(又は下部ユニット5Lの上面)と略平行に形成されている。
ブラケット31は、チェックローラシャフト22を介してチェックローラ21を回転可能に支持する部材である。チェックローラシャフト22は、チェックローラ21を軸支する検出軸体として機能する部材である。ブラケット31は、後記する支点シャフト44を中心にして回動する構造になっている。ブラケット31は、チェックローラシャフト22の取り付け位置よりも自由端方向(支点シャフト44に対して離間方向)に突出する先端部31aを備えている。ブラケット31の先端部31aは、ブラケット31が回動することにより、上下方向(矢印ATGa,ATGbの方向)に移動する。
支持部材41は、支点シャフト44を介してブラケット31を回動可能に支持する部材である。支点シャフト44は、ブラケット31を軸支する回動軸体として機能する部材である。
スプリング51は、ブラケット31を介してチェックローラ21を基準ローラ11に押し付ける付勢部材である。
変位センサSn5cは、チェックローラ21の変位を検出する検出部である。
基準ローラ11、基準シャフト12、チェックローラシャフト22、支点シャフト44は、頑強な金属材で形成されている。なお、チェックローラ21は、金属材で形成することもできるし、金属材と樹脂材とを組み合わせて形成することもできる。
基準ローラ11は、媒体鑑別装置5の下部ユニット5Lに配置されている。一方、基準ローラ11以外のチェックローラ21とブラケット31と支持部材41とスプリング51と変位センサSn5cとは、媒体鑑別装置5の上部ユニット5Uに配置されている。
基準ローラ11及びチェックローラ21の各軸方向は、媒体鑑別装置5の幅方向に設定されている。ここで、「媒体鑑別装置5の幅方向」とは、搬送面3aと平行な面内において媒体BLの搬送方向に対して直交する方向を意味している。
媒体鑑別装置5は、上部ユニット5Uの筺体を構成する部材として第1フレーム61と、第2フレーム64とを有している。第1フレーム61は、上部ユニット5Uの内部の比較的上方部分に配置されたフレームである。一方、第2フレーム64は、上部ユニット5Uの内部の第1フレーム61よりも下方部分に配置されたフレームである。以下、第1フレーム61を「アッパフレーム61」と称し、第2フレーム64を「ロワフレーム64」と称する。アッパフレーム61と、ロワフレーム64とは、搬送路3に対して略平行に配置されている。アッパフレーム61とロワフレーム64とは、それぞれ両横の端部が上部ユニット5Uの図示せぬサイドフレームに固定されている。
アッパフレーム61は、搬送路3に対して垂直に直交する方向に配置された中板部62を備えている。中板部62は、搬送路3の幅方向の全域に延在するように配置されている。中板部62の側面には、支持部材41が取付ねじ71で取り付けられている。その支持部材41には、ブラケット31が支点シャフト44を中心にして上下方向に回動自在に取り付けられている。したがって、ブラケット31は、支点シャフト44によって、支持部材41を介してアッパフレーム61に回動自在に支持されている。これにより、チェックローラ21は、上下方向(矢印A21a,A21bの方向)に変位可能な構成になっている。
アッパフレーム61の下面には、スプリング51が取り付けられている。スプリング51は、ブラケット31を搬送路の方向に付勢している。スプリング51は、ブラケット31を介してチェックローラ21を基準ローラ11に押圧している。そのため、媒体が搬送されていない状態において、チェックローラ21の外周面と基準ローラ11の外周面とが密着している。
ロワフレーム64の上面には、センサ制御基板63が取り付けられている。センサ制御基板63は、変位センサSn5cを実装する基板であり、変位センサSn5cを制御する図示せぬ回路を備えている。
ここでは、変位センサSn5が高周波コイルを用いた変位センサであるものとして説明する。ただし、変位センサSn5は、ターゲット面TGの変位を検出することができるものであればどのような種類のものであってもよく、例えば、静電容量式変位センサや、光学式変位センサ、接触式変位センサ等のセンサを用いることもできる。
変位センサSn5cの上方には、ブラケット31の先端部31aの下面が配置されている。変位センサSn5c及びブラケット31の先端部31aの下面は、チェックローラ21よりも支点シャフト44から遠い位置に配置されている。変位センサSn5cとブラケット31の先端部31aの下面との間は、間隔gだけ離間している。
図4に示すように、基準ローラ11の軸方向に沿って、複数(図示例では、4つ)の厚さ検出装置5cが配置されている。各厚さ検出装置5cは、適度な荷重がブラケット31及びチェックローラ21に掛かるように、スプリング51(図3参照)でブラケット31を下方向に付勢している。
変位センサSn5cは、センサ面がブラケット31の先端部31aの下面に対向するように、また、センサ面が搬送路3の搬送センタ面(すなわち、基準ローラ11とチェックローラ21とで媒体BLを挟持しながら搬送する高さの面)と平行になるように、先端部31aの下面の下方に配置されている。
本実施形態1では、媒体鑑別装置5は、1つのブラケット31につき1つの変位センサSn5cを備えている。しかしながら、媒体鑑別装置5は、1つのブラケット31につき複数の変位センサSn5cを備えていてもよい。そして、例えば、媒体鑑別装置5が1つのブラケット31につき2つの変位センサSn5cを備える場合に、2つの変位センサSn5cは、好ましくは、基準ローラ11の軸方向に沿って配置されているとよい。これにより、媒体鑑別装置5は、2つの変位センサSn5cでターゲット面TG(すなわち、ブラケット31の先端部31aの下面)の左部分と右部分との間の高低差(つまり、ターゲット面TGの左右方向の傾き)を検知することができる。
<厚さ検出装置の動作>
係る構成において、厚さ検出装置5cは、以下のように動作する。
媒体BLが搬送されていない状態において、厚さ検出装置5cは、圧縮されたスプリング51の弾性力でブラケット31を下方向に付勢している。そのため、チェックローラ21が基準ローラ11に押し付けられている。
媒体鑑別装置5は、任意のタイミングで搬送ローラ5d(図2参照)を駆動して、媒体BLを搬送する。これにより、媒体BLは、基準ローラ11とチェックローラ21との間を通過する。このとき、媒体BLは、自身の厚さの分だけチェックローラ21を押し上げる。つまり、媒体BLは、チェックローラ21を基準ローラ11から離間する方向(上方向)に移動させる。これに伴って、ブラケット31が、支点シャフト44を中心にしてチェックローラ21を上方向に回動する。
変位センサSn5cは、ブラケット31の先端部31aの下面よりも搬送路3側に配置されている。そして変位センサSn5cは、ブラケット31の先端部31aの下面を測定対象のターゲット面TGとし、そのターゲット面TGの離間方向(上方向)の変位を監視している。変位センサSn5cとターゲット面TGとの間の間隔は、ブラケット31が回動することにより、値「g」から値「g+Δg」に変動する。
変位センサSn5cは、ブラケット31が回動すると、ターゲット面TGの変位量Δg(図示せず)に相当する値の信号を媒体鑑別装置5の制御部5e(図2参照)又は媒体取扱装置1の図示せぬ制御部に出力する。媒体鑑別装置5の制御部5e又は媒体取扱装置1の図示せぬ制御部は、変位センサSn5cから出力された信号の値に基づいて、ターゲット面TGの変位量Δg(図示せず)を特定する。そして、媒体鑑別装置5の制御部5e又は媒体取扱装置1の図示せぬ制御部は、ターゲット面TGの変位量Δg(図示せず)を媒体BLの厚さの値として読み替えることによって、媒体BLの厚さを特定することができる。
<厚さ検出装置の主な特徴点>
このような厚さ検出装置5cは、以下の特徴点を有している。
(1)厚さ検出装置5cでは、変位センサSn5cがブラケット31のターゲット面TG(ブラケット31の先端部31aの下面)よりも搬送路3側に配置されている。そのため、厚さ検出装置5cは、媒体BLが基準ローラ11とチェックローラ21との間を通過する際に、ブラケット31のターゲット面TGが変位センサSn5cから離間する方向に変位する構造になっている。
このような厚さ検出装置5cは、従来の厚さ検出装置と異なり、重走して搬送される可能性がある複数枚分の媒体BLの厚さを、変位センサSn5cとターゲット面TGとの間の間隔gに設けなくてもよい。つまり、厚さ検出装置5cは、変位センサSn5cとターゲット面TGとの間の間隔gを決める際に、ローラやブラケット等の構成部品の想定される製造バラツキ分の厚さのみを考慮して間隔gを決めることができる。
このような厚さ検出装置5cは、従来の厚さ検出装置における変位センサとターゲット面との間の間隔(具体的には、図10(b)に示す間隔g2)よりも、変位センサSn5cとターゲット面TGとの間の間隔gを短く設定することができる。したがって、厚さ検出装置5cは、従来の厚さ検出装置よりも、変位センサSn5cとターゲット面TGとの間の間隔gを小さくすることができる。
そのため、厚さ検出装置5cは、センサ特性の良い位置で、ターゲット面TGの変位量を測定することができる。その結果、厚さ検出装置5cは、媒体BLの厚さの検出精度を向上させることができる。
なお、「センサ特性の良い位置」とは、例えば、図9に示す例では、変位量Δgに対して比較的大きなセンサ出力D1を出力することができる間隔g1付近の位置を意味している。この位置は、変位センサSn5cの出力値の測定性能やS/N比が良い位置となっている。
(2)厚さ検出装置5cでは、変位センサSn5c及びブラケット31のターゲット面TG(ブラケット31の先端部31aの下面)は、チェックローラ21よりも支点シャフト44から遠い位置に配置されている。このような厚さ検出装置5cは、媒体BLが基準ローラ11とチェックローラ21との間を通過する際に、ターゲット面TGの変位量をチェックローラ21の変位量よりも拡大させることができる。そのため、厚さ検出装置5cは、これによっても媒体BLの厚さの検出精度を向上させることができる。
以上の通り、本実施形態1に係る厚さ検出装置5cによれば、媒体BLの厚さの検出精度を向上させることができる。
[実施形態2]
実施形態1に係る厚さ検出装置5cは、ロワフレーム64が上部ユニット5Uの図示せぬサイドフレームに固定されただけの構成になっている。
これに対し、本実施形態2では、ロワフレーム64が固定フレーム65を介してアッパフレーム61aに間接的に固定されている厚さ検出装置5c1を提供する。
以下、図5及び図6を参照して、本実施形態2に係る厚さ検出装置5c1の構成につき説明する。図5は、厚さ検出装置5c1の構成を示す側断面図である。図6は、厚さ検出装置5c1の正面図であり、図5に示す厚さ検出装置5c1を右方向から見た構成を示している。
図5に示すように、本実施形態2に係る厚さ検出装置5c1は、実施形態1に係る厚さ検出装置5c(図2及び図3参照)と比較すると、アッパフレーム61の代わりにアッパフレーム61aを有している点、及び、ロワフレーム64が固定フレーム65を介してアッパフレーム61aに間接的に固定されている点で相違している。
アッパフレーム61aは、アッパフレーム61と同様に、上部ユニット5Uの内部の比較的上方部分に配置された第1フレームである。アッパフレーム61aは、アッパフレーム61と同様に、両横の端部が上部ユニット5Uの図示せぬサイドフレームに固定されている。ただし、アッパフレーム61aは、アッパフレーム61(図2及び図3参照)と比較すると、側面視において略L字状の形状を呈している点で相違している。つまり、アッパフレーム61aの先端部66は、ブラケット31の先端部31aのよりも外側となる位置の上で略垂直に上方向に折れ曲がった形状になっている。
固定フレーム65は、アッパフレーム61aとロワフレーム64とを固定するための第3フレームである。固定フレーム65は、側面視において略L字状の形状を呈している。固定フレーム65のL字の一辺とアッパフレーム61aの先端部66には、取付ねじ69aを取り付けるための取付孔68aが貫通して形成されている。また、固定フレーム65のL字の他辺とロワフレーム64には、取付ねじ69bを取り付けるための取付孔68bが貫通して形成されている。
図5及び図6に示すように、このような固定フレーム65は、L字の一辺でアッパフレーム61aと取付ねじ69aによって締結(固定)されているとともに、L字の他辺でロワフレーム64と取付ねじ69bによって締結(固定)されている。
このような厚さ検出装置5c1は、以下に説明するように、例えばロワフレーム64が歪み易くなっている場合に、その歪みを有効に抑制することができる。以下、図7を参照して、その効果につき説明する。図7は、ロワフレーム64に残留する応力の一例を示す図である。図7(a)は、ロワフレーム64の製造例を示しており、図7(b)は、ロワフレーム64に残留する応力の一例を示している。
図7(a)に示すように、例えば、圧延機R1で鋼材を圧延することによってロワフレーム64を製造した場合に、ロール圧の応力がロワフレーム64の内部に残留する。そのため、ロワフレーム64は、経年に伴って、残留した応力の影響で、図7(b)に示すように、長手方向の中央付近が上方向又は下方向に歪むように変形する可能性がある。その結果、仮に、変位センサSn5cとターゲット面TGとの間の間隔gが大きくなるように、ロワフレーム64が変形してしまった場合に、変位センサSn5cはセンサ特性の悪い位置でターゲット面TGの変位量を測定することになる。
なお、「センサ特性の悪い位置」とは、例えば、図9に示す例では、変位量Δgに対して比較的小さなセンサ出力D2しか出力することができない間隔g2付近の位置を意味している。この位置は、変位センサSn5cの出力値の測定性能やS/N比が悪い位置となっている。
これに対し、厚さ検出装置5c1のロワフレーム64は、固定フレーム65を介してアッパフレーム61aに間接的に固定されている。特に、図6に示すように、固定フレーム65は、少なくともロワフレーム64の長手方向の中央付近を固定している。そのため、厚さ検出装置5c1は、仮にロワフレーム64が歪み易くなっていたとしても、その歪みを有効に抑制することができる。そのため、厚さ検出装置5cは、恒常的に安定して、センサ特性の良い位置で、ターゲット面TGの変位量を測定することができる。その結果、厚さ検出装置5cは、恒常的に安定して、媒体BLの厚さの検出精度を向上させることができる。
以上の通り、本実施形態2に係る厚さ検出装置5c1によれば、実施形態1に係る厚さ検出装置5cと同様に、媒体BLの厚さの検出精度を向上させることができる。
しかも、本実施形態2に係る厚さ検出装置5c1によれば、実施形態1に係る厚さ検出装置5cに比べて、仮にロワフレーム64が歪み易くなっていたとしても、その歪みを有効に抑制することができる。その結果、恒常的に安定して、媒体BLの厚さの検出精度を向上させることができる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、前記した実施形態は、本発明の要旨を分かり易く説明するために詳細に説明したものである。そのため、本発明は、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、本発明は、ある構成要素に他の構成要素を追加したり、一部の構成要素を他の構成要素に変更したりすることができる。また、本発明は、一部の構成要素を削除することもできる。
また、例えば、本発明は、現金自動預払機だけでなく、金融機関等で利用されている紙幣入出金機や、通帳記帳機、窓口装置、交通機関や流通機関等で利用されている発券機等の媒体取扱装置に利用することもできる。
また、例えば、実施形態2に係る厚さ検出装置5c1は、固定フレーム(第3フレーム)65を介してアッパフレーム(第1フレーム)61aとロワフレーム(第2フレーム)64とを間接的に固定している。しかしながら、厚さ検出装置5cは、例えば、図8に示す厚さ検出装置5c2のように変形することができる。図8は、変形例に係る厚さ検出装置5c2の構成を示す側断面図である。
図8に示すように、厚さ検出装置5c2は、実施形態2に係る厚さ検出装置5c1(図5参照)と比較すると、固定フレーム(第3フレーム)65を削除するとともに、第2フレームとしてロワフレーム64の代わりに、ロワフレーム64aを有する点で相違している。ロワフレーム64aは、側面視において略L字状の形状を呈する第2フレームである。ロワフレーム64aのL字の一辺とアッパフレーム61aの先端部66には、取付ねじ69aを取り付けるための取付孔68aが貫通して形成されている。ロワフレーム64aは、L字の一辺でアッパフレーム61aと取付ねじ69aによって締結(固定)されている。なお、ロワフレーム64aは、少なくともロワフレーム64の長手方向の中央付近を固定している。そのため、厚さ検出装置5c2は、実施形態2に係る厚さ検出装置5c1(図5参照)と同様に、仮にロワフレーム64が歪み易くなっていたとしても、その歪みを有効に抑制することができる。その結果、恒常的に安定して、媒体BLの厚さの検出精度を向上させることができる。
1 媒体取扱装置
2 入出金部
3 搬送路
3a 搬送面
4 搬送部
5 鑑別部(媒体鑑別装置)
5a 磁気検知部
5b 光学検知部
5c,5c1,5c2 厚さ検知部(厚さ検出装置)
5d 搬送ローラ
5e 制御部
5L 下部ユニット
5U 上部ユニット
6 一時保留部
7 リジェクトカセット
8 紙幣カセット
11 基準ローラ
12 基準ローラシャフト(基準軸体)
21 チェックローラ
22 チェックローラシャフト(検出軸体)
31 ブラケット
31a 先端部
41 支持部材
44 支点シャフト(回動軸体)
51 スプリング(付勢部材)
61,61a アッパフレーム(第1フレーム)
62 中板部
63 センサ制御基板
64 ロワフレーム(第2フレーム)
65 固定フレーム(第3フレーム)
66 折り曲げ部
68a,68b 取付孔
69a,69b,71 取付ねじ
BL 媒体
g 間隔
Δg 変位量
Sn5a 磁気センサ
Sn5b1,Sn5b2 光学センサ(検出部)
Sn5c 変位センサ
TG ターゲット面

Claims (7)

  1. 基準ローラと、
    前記基準ローラと対向して配置され、当該基準ローラと当接するチェックローラと、
    前記チェックローラを保持するブラケットと、
    前記ブラケットに取り付けられ、前記チェックローラを前記基準ローラに付勢させる付勢部材と、
    前記基準ローラと前記チェックローラとの間に形成される搬送面を媒体が通過することによる該チェックローラの変位を検出する検出部と、を備え、
    前記ブラケットには、前記検出部が変位を検出するためのターゲット面が形成されており、
    前記検出部は、前記ブラケットのターゲット面よりも前記搬送面側に配置されている
    ことを特徴とする厚さ検出装置。
  2. 請求項1に記載の厚さ検出装置において、
    さらに、前記ブラケットを支持する第1フレームを備え、
    前記ブラケットは、支点シャフトを介して前記第1フレームに回動自在に支持されている
    ことを特徴とする厚さ検出装置。
  3. 請求項2に記載の厚さ検出装置において、
    前記検出部及び前記ブラケットのターゲット面は、前記チェックローラよりも前記支点シャフトから遠い位置に配置されている
    ことを特徴とする厚さ検出装置。
  4. 請求項1に記載の厚さ検出装置において、
    さらに、前記ブラケットを支持する第1フレームと、
    前記検出部を支持する第2フレームと、を備え、
    前記第1フレームと前記第2フレームとが、直接的に、又は、第3フレームを介して間接的に固定されている
    ことを特徴とする厚さ検出装置。
  5. 請求項1に記載の厚さ検出装置において、
    さらに、前記ブラケットを支持する第1フレームと、
    前記検出部を支持する第2フレームと、
    前記第1フレームと前記第2フレームとを固定する第3フレームと、を備え、
    前記第3フレームは、略L字状の形状を呈しており、かつ、L字の一辺で前記第1フレームと固定されているとともに、L字の他辺で前記第2フレームと固定されている
    ことを特徴とする厚さ検出装置。
  6. 基準ローラと、
    前記基準ローラと対向して配置され、当該基準ローラと当接するチェックローラと、
    前記チェックローラを保持するブラケットと、
    前記ブラケットに取り付けられ、前記チェックローラを前記基準ローラに付勢させる付勢部材と、
    前記基準ローラと前記チェックローラとの間に形成される搬送面を媒体が通過することによる該チェックローラの変位を検出する検出部と、
    前記媒体の画像情報を検知する光学検知部及び前記媒体に埋め込まれた磁気情報を検知する磁気検知部のいずれか一方又は双方と、を備え、
    前記ブラケットには、前記検出部が変位を検出するためのターゲット面が形成されており、
    前記検出部は、前記ブラケットのターゲット面よりも前記搬送面側に配置されている
    ことを特徴とする媒体鑑別装置。
  7. 基準ローラと、
    前記基準ローラと対向して配置され、当該基準ローラと当接するチェックローラと、
    前記チェックローラを保持するブラケットと、
    前記ブラケットに取り付けられ、前記チェックローラを前記基準ローラに付勢させる付勢部材と、
    前記基準ローラと前記チェックローラとの間に形成される搬送面を媒体が通過することによる該チェックローラの変位を検出する検出部と、
    前記媒体を搬送する搬送部と、を備え、
    前記ブラケットには、前記検出部が変位を検出するためのターゲット面が形成されており、
    前記検出部は、前記ブラケットのターゲット面よりも前記搬送面側に配置されている
    ことを特徴とする媒体取扱装置。
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