JP2018031916A - 焦点調節装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、特許文献1では、輝度条件やコントラスト条件に適応した処理に関しては言及されておらず、高輝度時や高コントラスト被写体の撮影時を基準として合焦制御を行うと、低輝度条件下や低コントラスト被写体の撮影時に、好適な合焦制御が行えず、合焦精度が低下する場合が存在しうる。一方、低輝度条件下や低コントラスト被写体の撮影時を基準として合焦制御を行うと、高輝度時や高コントラスト被写体の撮影時に、好適な合焦制御が行えず、合焦精度が低下する場合が存在しうる。
図1は、実施形態に係るレンズ交換式カメラ(以下、単にカメラと呼ぶ)の構成を示すブロック図である。実施形態に係るカメラは、本発明を適用した焦点調節装置を搭載した撮像装置の例であり、被写体像を撮像する撮像素子からの出力信号を用いた撮像面位相差検出方式による焦点調節を行う。
カメラは、レンズユニット10と、カメラ本体20とにより構成される。レンズユニット10がカメラ本体20に装着されると、レンズユニット10の動作を統括制御するレンズ制御部106と、カメラ全体の動作を統括制御するカメラ制御部212とが相互に通信可能となる。
固定レンズ101、絞り102、フォーカスレンズ103により撮影光学系が構成される。絞り102は、絞り駆動部104によって駆動され、カメラ本体20の撮像素子201への入射光量を制御する。フォーカスレンズ103は、フォーカスレンズ駆動部105によって駆動され、後述する撮像素子201に結像する焦点調節を行う。絞り駆動部104及びフォーカスレンズ駆動部105は、レンズ制御部106によって制御され、絞り102の開口量やフォーカスレンズ103の位置を決定する。レンズ制御部106は、レンズ操作部107によってユーザ操作があった場合、ユーザ操作に応じた制御を行う。レンズ制御部106は、カメラ制御部212から受信した制御命令・制御情報に応じて絞り駆動部104やフォーカスレンズ駆動部105の制御を行い、また、レンズ制御情報をカメラ制御部212に送信する。
撮像素子201は、撮像面位相差検出方式による焦点調節を行うために、図2(b)に示すように、1つの画素に2つのフォトダイオードを保持している。図2(a)は、撮像面位相差検出方式を採用しない場合の画素構成を示し、(b)は撮像面位相差検出方式を採用する場合の画素構成を示す。光束をマイクロレンズで分離し、各画素の2つのフォトダイオードで結像することで、撮像信号及びAF用の像信号(以下、AF用信号と呼ぶ)が取り出せるようになっている。2つのフォトダイオードの信号を加算したもの(A+B像信号)が撮像信号になる。また、個々のフォトダイオードの信号(A像信号、B像信号)がそれぞれAF用信号になり、一対のAF用信号は被写体像の焦点状態に応じた位相差を有する。
画像入力コントローラ203は、CDS/AGC/ADコンバータ202から出力された撮像信号をSDRAM209に格納する。SDRAM209に格納された画像信号は、バス216を介して、表示制御部205によって表示部206に表示され、また、撮像信号の記録を行うモードのときは、記録媒体制御部207によって記録媒体208に記録される。
ROM210は、カメラ制御部212が実行する制御プログラム及び制御に必要な各種データ等を格納する。
フラッシュROM211は、ユーザ設定情報等のカメラの動作に関する各種設定情報等を格納する。
また、カメラ制御部212のAF制御部213は、詳細は後述するが、被写体に対しての合焦制御を行う。AF制御部213は、AF信号処理部204から取得した像ずれ量や各種情報に基づいて、これらを算出する設定の変更をAF信号処理部204に通知する。例えば像ずれ量が大きい場合に相関演算を行う領域を広く設定したり、コントラスト情報に応じてバンドパスフィルタの種類を変更したりする。
カメラ操作部214は、シャッターボタン、モード切替スイッチ、電子ダイヤル、電源スイッチ等の操作部を含む。
ステップS1で、カメラ制御部212は、第1スイッチ(SW1)がオン状態であるか否かを判定する。SW1はシャッターボタンの操作途中(例えば半押し)でオンとなり、これを受けてカメラ制御部212は、自動焦点検出処理の開始を指示する。SW1がオン状態の場合、ステップS2に処理を進め、SW1がオフ状態の場合、ステップS1の判定処理を繰り返す。
ステップS2で、カメラ制御部212は、自動焦点検出処理を行う。自動焦点検出処理の詳細については、図4のフローチャートを用いて後述する。
ステップS4で、カメラ制御部212は、ステップS2において生成したデフォーカス量に基づいてフォーカスレンズ103の駆動制御を行うべく、レンズユニット10のレンズ制御部106にフォーカスレンズ103の駆動命令を送信する。その後、ステップS2に処理を戻す。
ステップS6で、カメラ制御部212は、撮影準備処理を行い、次のステップS8で撮像した画像データの記録処理を行った後、撮影処理を終了する。
ステップS7で、カメラ制御部212は、SW1がオン状態であるか否かを判定する。SW1がオン状態の場合、ステップS5に処理を戻し、SW1がオフ状態の場合、撮影処理を終了する。
ステップS21で、AF制御部213は、焦点検出演算を行う。
具体的には、AF制御部213は、AF信号処理部204に撮像素子201から取得した一対のAF用信号に対する相関演算を行うよう指示する。そして、AF制御部213は、AF信号処理部204から受け取った相関量が極小値となるシフト量である像ずれ量に基づいてデフォーカス量を算出、生成する。このとき、周波数帯域の異なる3種類のフィルタ(低域用・中域用・高域用)を用いた相関演算を行い、それぞれのフィルタを用いた相関演算により取得された、低域用・中域用・高域用の3種類のデフォーカス量を生成する。なお、低域用・中域用・高域用のフィルタとは、抽出する周波数帯域を相対的に示すものであり、抽出する周波数帯域の絶対値は特に問わない。
また、AF制御部213は、AF信号処理部204に一対のAF用信号の相関量をシフト量ごとに算出するよう指示する。そして、AF制御部213は、AF信号処理部204から受け取ったシフト量ごとの相関量の波形を生成する。
図6は、撮像面位相差検出方式による焦点調節において、ボケの度合が大きい状態から合焦付近までフォーカスレンズ103を駆動する際の相関変化量の例を示す特性図である。横軸は被写体のボケの度合を表わし、縦軸は相関変化量MAXDERを表わす。相関変化量MAXDERは、式(1)で算出することができる。式(1)のkは位置を特定するための整数の変数である。このとき、ステップS21と同様に、低域用・中域用・高域用の3種類の相関変化量MAXDERを算出する。図6に示すように、撮像面位相差検出方式による焦点調節では、ボケの度合が大きい状態から合焦点付近に近づくにつれて、相関変化量MAXDERが大きくなることが分かる。
MAXDER(k)=(COR[k‐3]−COR[k‐1])
−(COR[k‐2]−COR[k])・・・(1)
Defocus3σ=K×(A×MAXDER^B)・・・(2)
次のステップS25においてデフォーカス量の信頼性に関する信頼性評価値を算出するが、そのときに、ステップS24において設定したデフォーカス量の標準偏差の閾値が用いられる。信頼性評価値は、デフォーカス量の標準偏差の閾値を用いることにより段階的(本実施形態では後述する信頼性評価値Rel3〜Rel0の4段階)に算出される。このとき、輝度条件及びコントラスト条件に基づいて閾値を変更し、すなわち信頼性評価値の算出条件を変更することにより、輝度条件やコントラスト条件によって合焦条件を変更することができる。本実施形態では、低輝度条件下又は低コントラスト条件下(低輝度且つ低コントラスト条件下を含む)において、デフォーカス量の標準偏差の閾値を大きくすることにより、合焦条件を緩和する。これにより、本来は合焦と判定してもよい撮影シーンを非合焦と判定してしまうケースを低減することができ、輝度条件やコントラスト条件による、合焦精度の低下を低減できるようになる。
輝度条件に関しては、図7に示すように、撮影シーンにおける撮影感度に基づいて、デフォーカス量の標準偏差の閾値Defocus3σLMNを取得する。図7では、撮影感度がSV1のときはデフォーカス量の標準偏差の閾値をTh1、SV2のときはTh2、SV3のときはTh3とし、SV1以上SV2未満のときはデフォーカス量の標準偏差の閾値をTh1とTh2の間で感度が高いほど閾値も大きくなるように関係式が設定されている。同様に、SV2以上SV3未満のときはデフォーカス量の標準偏差の閾値をTh2とTh3の間で感度が高いほど閾値も大きくなるように関係式が設定されている。
低輝度条件下の撮影時には撮影感度を上げて露光を適正にするために、輝度と撮影感度には相関があることが多いが、撮影感度が上がる場合、ノイズが増加してデフォーカス量の標準偏差Defocus3σが大きくなる。そこで、図7に示すように、撮影感度(Sv1<Sv2<Sv3)が上がるに従って閾値Defocus3σLMNを大きくすることにより、撮影感度が高い場合であっても最も信頼性の高いことを表わす信頼性評価値が得られやすいようにする。これにより合焦条件が緩和されるので、高感度撮影時でも合焦しやすくなる。ここで、閾値Defocus3σLMNの算出は、合焦条件を緩和するために、最も信頼性の高いことを表わす信頼性評価値(本実施形態ではRel3)を算出するのに用いられる閾値について行われる。信頼性評価値の高低順の詳細については後述する。
また、図7に示す閾値Th2とTh3は、図8に示すように、輝度評価値である像信号の振幅PBに基づいて可変にすることが好ましい。振幅PBは、像信号の最大値と最小値の差分であり、被写体輝度に応じて値が変わり、被写体輝度が低い場合には値が小さくなる。そこで、図8(a)に示すように、振幅PB1以下では閾値を大きく(Th2_1)、振幅PB2(>PB1)以上では閾値を小さく(Th2_0)する。そして、PB1〜PB2の領域では、振幅PBが小さいほど、閾値Defocus3σLMNが大きくなるようにする。図8(b)でも同様である。なお、輝度評価値は、像信号の振幅PBに限らず、像信号の最大値、像信号の最小値、被写体輝度としてもよい。
また、例えば撮影感度が高いとき(Sv3)の閾値Defocus3σLMNは、F値(絞り値)に応じて可変にしてもよい。
Rel=Rel3 if(Defocus3σ≦Def3σTH3)
Rel2 if(Def3σTH3<Defocus3σ≦Def3σTH2)
Rel1 if(Def3σTH2<Defocus3σ≦Def3σTH1)
Rel0 if(Def3σTH1≦Defocus3σ)・・・(3)
式(3)を用いて、ステップS21において生成した低域用・中域用・高域用の3種類のデフォーカス量に対する信頼性評価値をそれぞれ算出する。
ステップS271で、AF制御部213は、ステップS26において選択したデフォーカス量が、低域用のデフォーカス量であるか否かを判定する。低域用のデフォーカス量が選択されている場合、ステップS279に処理を進め、低域用のデフォーカス量が選択されていない場合、ステップS272に処理を進める。本実施形態では、低域用のフィルタ周波数帯域で算出されたデフォーカス量に対しては一律にフレーム加算を行わないものとしている。これは、上述のように低域用デフォーカス量は、ステップS3で合焦判定に用いず、フレーム加算の必要がないためである。
そして、本実施形態では、中域用のフィルタ周波数帯域で算出されたデフォーカス量であって、信頼性評価値Rel2が与えられたものを判定対象として、ステップS274以降でフレーム加算を行うか否かを判定するようにしている。
DFD
=Σ(A[k]+B[k])2/((Σ(A[k])2+Σ(B[k])2)/2)
・・・(4)
の信号値である。
Sharpness
=Σ(S[k+1]−S[k])2/Σ(S[k+1]−S[k])・・・(5)
また、撮影感度に応じてDFD閾値を可変にし、撮影感度が高いほどDFD閾値を小さくしてもよい。また、撮影感度が閾値以上の場合のみ、鮮鋭度評価値に基づくDFD閾値の更新を行ってもよい。その場合、ステップS275とステップS276の間に、撮影感度が撮影感度の閾値以上であるか否かを判定するステップを挿入し、閾値以上のときはステップS276に、閾値未満のときにはステップS279に進むようにすればよい。このように、鮮鋭度評価値に基づくDFD閾値の更新をすることで、低コントラスト被写体に対して低輝度条件下で撮影する場合に、適切に合焦条件を変化することが可能となる。
ステップS279で、AF制御部213は、デフォーカス量のフレーム加算を行わないために、フレーム加算判定演算用のフラグを立てずに、本処理を終了する。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
20:カメラ本体
106:レンズ制御部
201:撮像素子
204:AF信号処理部
210:ROM
212:カメラ制御部
213:AF制御部
Claims (21)
- 被写体像を撮像する撮像素子からの出力信号を用いた位相差検出方式による焦点調節を行う焦点調節装置であって、
前記撮像素子の出力信号から生成されて被写体像の焦点状態に応じた位相差を有する一対の像信号を用いて焦点検出情報を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成する前記焦点検出情報の信頼性に関する信頼性評価値を算出する算出手段とを備え、
前記算出手段は、輝度条件及びコントラスト条件のうち少なくともいずれか一方に基づいて、前記信頼性評価値の算出条件を変更することを特徴とする焦点調節装置。 - 前記算出手段は、一対の像信号の相関変化量を用いて前記焦点検出情報の標準偏差を算出し、前記標準偏差に基づいて前記信頼性評価値を算出することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
- 前記算出手段は、前記標準偏差の閾値を用いて前記信頼性評価値を段階的に算出し、
前記輝度条件及び前記コントラスト条件のうち少なくともいずれか一方に基づいて、前記閾値を変更することを特徴とする請求項2に記載の焦点調節装置。 - 前記閾値は複数あり、そのうちの最も信頼性の高いことを表わす信頼性評価値を算出するのに用いられる閾値を変更することを特徴とする請求項3に記載の焦点調節装置。
- 前記算出手段は、輝度評価値に基づいて、前記算出条件を変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
- 前記輝度評価値は、像信号の振幅、像信号の最大値、像信号の最小値、及び被写体輝度のうち少なくともいずれかで表わされることを特徴とする請求項5に記載の焦点調節装置。
- 前記算出手段は、輝度評価値に基づいて、前記閾値を変更し、
前記輝度評価値は、像信号の振幅で表わされ、
所定の領域では、前記輝度評価値が小さいほど前記閾値を大きくすることを特徴とする請求項3又は4に記載の焦点調節装置。 - 前記算出手段は、コントラスト評価値に基づいて、前記算出条件を変更することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
- 前記コントラスト評価値は、像信号の最大値に対する像信号の振幅の値で表わされることを特徴とする請求項8に記載の焦点調節装置。
- 前記算出手段は、コントラスト評価値に基づいて、前記閾値を変更し、
前記コントラスト評価値は、像信号の最大値に対する像信号の振幅の値で表わされ、
所定の領域では、前記コントラスト評価値が小さいほど前記閾値を大きくすることを特徴とする請求項3又は4に記載の焦点調節装置。 - 前記算出手段は、撮影感度に基づいて、前記算出条件を変更することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
- 前記生成手段は、複数のフィルタ周波数帯域ごとに前記焦点検出情報を生成し、
前記信頼性評価値に基づいて、前記フィルタ周波数帯域ごとの前記焦点検出情報のうち一部を選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の焦点調節装置。 - 前記生成手段で生成した前記焦点検出情報に過去に算出された前記焦点検出情報を加味するか否かを、前記信頼性評価値、及び像信号から算出される像信号評価値のうち少なくともいずれか一方に基づいて判定する判定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
- 前記像信号評価値は、鮮鋭度評価値、像のボケ度を表わす評価値、及びコントラスト評価値のうち少なくともいずれかであることを特徴とする請求項13に記載の焦点調節装置。
- 前記判定手段は、前記像信号評価値として用いる鮮鋭度評価値、像のボケ度を表わす評価値、及びコントラスト評価値の組み合わせを変更することにより判定条件を可変にすることを特徴とする請求項14に記載の焦点調節装置。
- 前記鮮鋭度評価値は、像信号の振幅に対する像の鮮鋭度の比で表わされることを特徴とする請求項14又は15に記載の焦点調節装置。
- 前記判定手段は、前記鮮鋭度評価値に基づいて、前記像のボケ度を表わす評価値の閾値を変更することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
- 前記判定手段は、撮影感度に基づいて、前記像のボケ度を表わす評価値の閾値を変更することを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
- 前記判定手段は、所定のフィルタ周波数帯域で生成された前記焦点検出情報について、前記信頼性評価値、及び像信号から算出される像信号評価値に基づいて判定することを特徴とする請求項13乃至18のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
- 被写体像を撮像する撮像素子からの出力信号を用いた位相差検出方式による焦点調節を行う焦点調節装置の制御方法であって、
前記撮像素子の出力信号から生成されて被写体像の焦点状態に応じた位相差を有する一対の像信号を用いて焦点検出情報を生成する生成ステップと、
前記生成ステップで生成する前記焦点検出情報の信頼性に関する信頼性評価値を算出する算出ステップとを有し、
前記算出ステップでは、輝度条件及びコントラスト条件のうち少なくともいずれか一方に基づいて、前記信頼性評価値の算出条件を変更することを特徴とする焦点調節装置の制御方法。 - 被写体像を撮像する撮像素子からの出力信号を用いた位相差検出方式による焦点調節を行うためのプログラムであって、
前記撮像素子の出力信号から生成されて被写体像の焦点状態に応じた位相差を有する一対の像信号を用いて焦点検出情報を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成する前記焦点検出情報の信頼性に関する信頼性評価値を算出する算出手段としてコンピュータを機能させ、
前記算出手段は、輝度条件及びコントラスト条件のうち少なくともいずれか一方に基づいて、前記信頼性評価値の算出条件を変更することを特徴とするプログラム。
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