JP5310315B2 - 画像処理回路、画像処理方法及び撮像装置 - Google Patents
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Description
なお、上記従来技術に関連する先行技術として、特許文献1や特許文献2が開示されている。
図1に示すように、デジタルカメラ10は、レンズ部11と、モータ12と、モータドライバ13と、撮像素子14と、A/D変換回路15と、信号処理部16と、記録媒体17と、入力部18と、システム制御部19とを含む。
信号処理部16は、A/D変換回路15から入力される画像データ(入力画像データ)に対して各種画像処理を施し、その画像処理後の画像データを記録媒体17に記録する。また、信号処理部16は、A/D変換回路15から入力される画像データに基づいて、フォーカス状態を示すオートフォーカス(AF)評価値を算出し、そのAF評価値をシステム制御部19に出力する。
信号処理部16内のプリプロセス部20は、上記A/D変換回路15から入力される画像データに対し、例えばホワイトバランス調整やゲイン調整や欠陥信号の補正などの前処理を施す。色空間変換部30は、プリプロセス部20により前処理されたRGB形式の画像データをYCbCr形式の画像データに変換する。
画像圧縮部50は、エッジ強調処理などの各種画像処理後の画像データを所定の符号方式(例えばJPEG方式)により圧縮し、圧縮後の画像データを記録媒体17に格納する。
図2に示すように、エッジ強調部40は、ローパスフィルタ(LPF)41と、ハイパスフィルタ(HPF)42と、コアリング処理部43と、加算器44と、乗算器45と、加算器46と、レジスタ47とを備える。
C=(A×α)×(B×β)
この乗算器85は、算出した補正値Cを上記エッジ強調部40内の加算器46に出力する。そして、加算器46では、上述したように、レジスタ47から読み出されたエッジ強調ゲインKに上記補正値Cを加算して補正ゲインK1が生成される。すなわち、補正値Cによってエッジ強調量が補正され、エッジ強調ゲインKよりも補正値Cの分だけエッジ強調量が増加される。
(1)合焦位置P1におけるAF評価値(AF評価値のピーク値)とシャッター時のAF評価値との差分値Aに応じて、エッジ強調処理におけるエッジ強調量を補正制御するようにした。すなわち、AF制御から実際にシャッターが切られるまでの間に生じるピントのずれ量に対応する差分値Aが大きくなるほど、エッジ強調量を増加させるようにした。これにより、上記ピントのずれによってエッジが弱くなった画像データに対して、そのピントのずれ量の分だけエッジ強調量を増加させてエッジ成分を強調することができる。従って、オートフォーカス後のピントのずれによる影響を低減することができる。
(2)AF評価値曲線の特性(尖り具合)を示すAF評価値の傾きBに応じて、エッジ強調処理におけるエッジ強調量を補正制御するようにした。これにより、被写体におけるエッジ強調の必要性に応じて、エッジ強調量を補正することができる。例えば被写体のコントラストが弱く、エッジ強調の必要性が低い場合には、エッジ強調量を大きくしてしまうとかえって画像が不自然になるという問題が発生する。これに対して、AF評価値の傾きBに応じてエッジ強調量を補正することにより、エッジ強調の必要性が低い場合にエッジ強調量が不要に大きく補正されることを抑制することができる。
・上記実施形態における補正値算出部80の内部構成(図2参照)に制限されない。例えば、図5に示されるように、傾き検出部82を傾き算出部88に置換した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、シャッターボタンの半押し操作によってAF制御が開始されるようにしたが、AF制御の開始タイミングは特に制限されない。例えばシャッターボタンの全押し操作によってAF制御が開始され、そのAF制御に続いて実際の撮影処理が実行されるようにしてもよい。
・上記実施形態の色空間変換部30における画像データの変換形式は特に制限されない。例えば色空間変換部30において、RGB形式の画像データをYUV形式の画像データに変換するようにしてもよい。
16 信号処理回路
19 システム制御部(制御部)
19a AF制御部(制御部)
40 エッジ強調部
46 加算器
70 AF評価値算出部(評価値算出部)
80 補正値算出部
81 差分検出部
82 傾き検出部
83〜85 乗算器
Claims (5)
- フォーカス状態を示す評価値が最大となる位置を合焦位置と判定するオートフォーカス制御を行う制御部と、
前記合焦位置における前記評価値とシャッターが切られたときの前記評価値との差分値に応じて、補正値を算出する補正値算出部と、
予め設定される強調量を前記補正値にて補正し、補正後の強調量に基づいて入力画像データのエッジ成分を強調するエッジ強調部と、
前記オートフォーカス制御時に、予め設定された複数のレンズ位置毎に前記評価値を算出するとともに、前記シャッターが切られたときに前記評価値を算出する評価値算出部と、
を備え、
前記補正値算出部は、前記複数のレンズ位置情報とそれぞれの位置における前記評価値とに基づいて、前記複数のレンズ位置間における前記評価値の傾きを算出するとともに、前記差分値及び前記評価値の傾きに応じて前記補正値を算出することを特徴とする画像処理回路。 - 前記補正値算出部は、前記複数のレンズ位置間における前記評価値の傾きを複数算出し、該算出された複数の評価値の傾きの平均値を算出するとともに、前記差分値及び前記傾きの平均値に応じて前記補正値を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理回路。
- 前記補正値算出部は、前記補正値の算出に際して、前記強調量に基づいて設定される第2係数を前記差分値に乗算し、前記傾きの平均値を補正量に変換することを特徴とする請求項2に記載の画像処理回路。
- 予め設定された複数のレンズ位置毎にフォーカス状態を示す評価値を算出するステップと、
前記評価値が最大となる位置を合焦位置と判定するステップと、
前記合焦位置にフォーカスレンズを移動するステップと、
シャッターが切られたときに前記評価値を算出するステップと、
前記合焦位置における評価値と前記シャッターが切られたときの評価値との差分に応じて補正値を算出するステップと、
予め設定される強調量を前記補正値にて補正するステップと、
前記補正後の強調量に基づいて入力画像データのエッジ成分を強調するステップと、
を備え、
前記補正値を算出するステップにおいて前記複数のレンズ位置情報とそれぞれの位置における前記評価値とに基づいて、前記複数のレンズ位置間における前記評価値の傾きを算出するとともに、前記差分及び前記評価値の傾きに応じて前記補正値を算出することを特徴とする画像処理方法。 - フォーカス状態を示す評価値が最大となる位置を合焦位置と判定するオートフォーカス制御を行う制御部と、
前記合焦位置における評価値とシャッターが切られたときの評価値との差分値に応じて、補正値を算出する補正値算出部と、
予め設定される強調量を前記補正値にて補正し、補正後の強調量に基づいて入力画像データのエッジ成分を強調するエッジ強調部と、
前記オートフォーカス制御時に、予め設定された複数のレンズ位置毎に前記評価値を算出するとともに、前記シャッターが切られたときに前記評価値を算出する評価値算出部と、を備え、
前記補正値算出部が、前記複数のレンズ位置情報とそれぞれの位置における前記評価値とに基づいて、前記複数のレンズ位置間における前記評価値の傾きを算出するとともに、前記差分値及び前記評価値の傾きに応じて前記補正値を算出する画像処理回路を備えることを特徴とする撮像装置。
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JP2009155578A JP5310315B2 (ja) | 2009-06-30 | 2009-06-30 | 画像処理回路、画像処理方法及び撮像装置 |
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2009
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