JP2018031345A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両が側道から本線道路へ合流する際に、不必要なアイドリングストップの作動を回避し、運転者による操縦性をより向上させることが可能な車両制御装置を提供する。
【解決手段】車両制御装置10であって、アイドリングストップ条件の成立に応答してエンジン20を自動停止するエンジン自動停止部11と、合流車線33に到達したか否かを判定する合流車線到達判定部12と、合流車線33に到達していると判定された場合、本線道路30が渋滞しているか否かを判定する渋滞判定部13と、本線道路30が渋滞していると判定された場合、走行車が車両1に対して合流許可挙動を実行したか否かを判定する合流許可挙動判定部14とを備え、エンジン自動停止部11は、合流許可挙動の実行が判定された場合、合流車線33においてアイドリングストップ条件が成立してもエンジン20を自動停止しない。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両制御装置に係り、特に所定時に車両のエンジンをアイドリングストップさせる車両制御装置に関する。
従来、側道から本線道路へ合流する際に、アイドリングストップ条件が成立すると、車両のエンジンを自動停止させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1に記載の車両では、側道から本線道路への合流車線において合流前にアイドリングストップした場合、本線道路を走行中の2台の車両の車間距離を測定し、測定した車間距離が所定距離以上であれば、これら2台の車両の間に割り込んで合流すべく、エンジンを自動的に再始動するように構成されている。このような構成により、特許文献1では、運転者がアクセルペダルを操作する前にエンジンが自動的に再始動されるので、車両の発進遅れを防止することができる。
特開2015−158184号公報
しかしながら、運転者は、側道から本線道路へ合流する際に、アイドリングストップ条件が成立したときにエンジンを必ずしも自動停止させる必要がないと感じる場合がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、車両が側道から本線道路へ合流する際に、不必要なアイドリングストップの作動を回避し、運転者による操縦性をより向上させることが可能な車両制御装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、車両制御装置であって、アイドリングストップ条件の成立に応答して車両のエンジンを自動停止するエンジン自動停止部と、車両が側道から本線道路へ合流するための合流車線に到達したか否かを判定する合流車線到達判定部と、車両が合流車線に到達していると判定された場合、車両に向けて本線道路を走行中の走行車が車両に対して合流許可挙動を実行したか否かを判定する合流許可挙動判定部と、を備え、エンジン自動停止部は、合流許可挙動の実行が判定された場合、合流車線においてアイドリングストップ条件が成立してもエンジンを自動停止しないことを特徴としている。
一般に、車両が側道から本線道路へ合流するため合流車線に到達したときに、本線道路が渋滞していて直ぐには本線道路へ合流できない状況において、合流車線上でアイドリングストップ条件が成立する場合がある。しかしながら、本発明によれば、車両を本線道路へ合流させることを促す合図(合流許可挙動)が、本線道路上の走行車によって実行されたことが判定されると、合流車線上でアイドリングストップ条件が成立しても、アイドリングストップさせないように構成される。これにより、本発明では、所定の状況において、車両が合流車線から本線道路へいつでも合流可能なように、エンジンを運転状態に維持しておくことができる。
具体的には、合流許可挙動判定部は、車載カメラにより撮像された画像により、走行車が方向指示器、ヘッドライトのパッシング、又は、ハザードランプを作動させたことを識別すると、合流許可挙動が実行されたと判定する。
また、本発明において好ましくは、車両が合流車線に到達していると判定された場合に合流車線に隣接する本線道路が渋滞しているか否かを判定する渋滞判定部を更に備え、合流許可挙動判定部は、本線道路が渋滞していると判定された場合に、合流許可挙動が実行されたか否かを判定する。
本線道路が渋滞中には、車両が合流車線において低速走行又は一旦停止する状況が発生し易い。しかしながら、本発明では、合流車線に到達したときに、渋滞判定部が本線道路の渋滞状況を判定し、この判定に基づいて渋滞中には合流許可挙動の有無を判定処理に移行することができる。
また、本発明において好ましくは、渋滞判定部は、本線道路を走行中の複数の走行車の車間距離を算出し、車間距離が所定距離以下の場合に、本線道路が渋滞していると判定することができる。また、渋滞判定部は、本線道路を走行中の複数の走行車の車間距離及び複数の走行車の車速を算出し、車間距離が所定距離以下、且つ、車速が所定速度以下の場合に、本線道路が渋滞していると判定することができる。
また、具体的には、合流車線到達判定部は、地図情報と車両現在位置情報に基づいて、又は、車載カメラにより撮像された画像に基づいて、合流車線に到達したか否かを判定することができる。
本発明によれば、車両が側道から本線道路へ合流する際に、不必要なアイドリングストップの作動を回避し、運転者による操縦性をより向上させることが可能な車両制御装置を提供することができる。
本発明の実施形態の車両制御システムの構成図である。 本発明の実施形態のアイドリングストップ回避制御の説明図である。 本発明の実施形態のアイドリングストップ回避制御の説明図である。 本発明の実施形態のアイドリングストップ回避制御の処理フローである。 本発明の実施形態のアイドリングストップ制御の処理フローである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両制御システムについて説明する。先ず、図1を参照して、車両制御システムの構成について説明する。図1は、車両制御システムの構成図である。
図1に示すように、車両制御システム100は、車両1(図2参照)に搭載されており、車両制御装置(ECU)10と、車両1の推進力を発生するエンジン20と、複数のセンサとを備えている。複数のセンサには、車載カメラ21,ミリ波レーダ22,車速センサ23,測位システム24,ナビゲーションシステム25が含まれる。
ECU10は、CPU,各種プログラムを記憶するメモリ,入出力装置等を備えたコンピュータにより構成される。ECU10は、複数のセンサから受け取った信号に基づいて、エンジン20を自動停止させる制御(アイドリングストップ制御)を実行する。また、ECU10は、所定の状況でアイドリングストップ処理の実行を回避する制御(アイドリングストップ回避制御)を実行する。このため、ECU10は、機能的に、エンジン自動停止部11と、合流車線到達判定部12と、渋滞判定部13と、合流許可挙動判定部14と、エンジン20を自動で始動させるエンジン再始動部15とを備えている。
エンジン自動停止部11は、エンジン20を自動停止させるアイドリングストップ条件が成立したときにエンジン20を自動停止させるアイドリングストップ処理を実行する。アイドリングストップ条件は、例えば、車両1の車速が20km/h以下で、ブレーキペダルに対する操作が検出されることである。また、ECU10は、アイドリングストップ処理において、エンジン20を停止させるため、燃料噴射を停止させる処理を実行する。
合流車線到達判定部12は、車両1が側道から本線道路への合流車線に到達したか否かを判定する処理を実行する。
渋滞判定部13は、車両1が合流車線に到達したときに、本線道路が渋滞中であるか否かを判定する処理を実行する。
合流許可挙動判定部14は、本線道路が渋滞中であると判定された場合に、車両1に向かって本線道路を走行中の車両から、車両1を本線道路に合流させてもよい旨の合図(合流許可挙動)を受けたか否かを判定する処理を実行する。
エンジン再始動部15は、エンジン再始動条件が成立したときにアイドリングストップ処理により自動停止されたエンジン20を自動で再始動させる再始動処理を実行する。エンジン再始動条件は、アイドリングストップ中に、運転者によるアクセルペダル操作や所定のスイッチ操作が実行されることである。また、ECU10は、再始動処理において、エンジン20を再始動させるため、スタータによりエンジン20をクランキングさせてから、燃料噴射等を開始する処理を実行する。
車載カメラ21は、車両1の周囲を撮像し、撮像した画像データを出力する。ECU10は、画像データに基づいて、本線道路を走行中の他車両、特徴物、合流許可挙動等を識別する。
ミリ波レーダ22は、対象物の位置及び速度を測定する測定装置であり、車両1の周囲へ向けて電波(送信波)を送信し、対象物(他車両等)により送信波が反射されて生じた反射波を受信する。そして、ミリ波レーダ22は、送信波と受信波に基づいて、車両1と対象物との間の距離や車両1に対する対象物の相対速度を算出する。なお、本実施形態において、ミリ波レーダ22に代えて、レーザレーダや超音波センサ等を用いて対象物との距離や相対速度を算出するように構成してもよい。また、複数のセンサを用いて、位置及び速度測定装置を構成してもよい。
車速センサ23は、車両1の絶対速度を算出する。
測位システム24は、GPSシステム及び/又はジャイロシステムであり、車両1の位置(現在車両位置情報)を算出する。
ナビゲーションシステム25は、内部に地図情報を格納しており、ECU10へ地図情報を提供することができる。ECU10は、地図情報及び現在車両位置情報に基づいて、車両1の周囲環境(特に、車両1が合流車線に位置するか否か)を特定する。地図情報は、ECU10内に格納されていてもよい。
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態におけるアイドリングストップ回避制御の概略について説明する。図2及び図3は、アイドリングストップ回避制御の説明図である。アイドリングストップ回避制御は、車両1が側道から本線道路へ合流するための合流車線に到達したときに、アイドリングストップ条件が成立しても、所定の状況でアイドリングストップ処理の実行を回避する制御である。
図2及び図3に示すように、本線道路30には側道32が合流車線33を介して接続されている。本線道路30は、走行車線30aと追い越し車線30bの片側2車線道路である。側道32は、本線道路30に平行して延びる合流車線33に接続しており、この合流車線33は走行車線30aに隣接している。
車両1は、側道32を走行して合流車線33に到達し、合流車線33上から本線道路30の交通状況(走行車線30a上の割り込みスペース)を確認した後、合流車線33上で加速して本線道路30の走行車線30aに進入することができる。
図2は、本線道路30が渋滞している状況を示している。走行車線30a上には、車両3a,3b,3c,3dが比較的短い車間距離を保って低速で走行しており、追い越し車線30b上にも、車両3e,3fが走行している。このため、車両1は、合流車線33に到達しても、割り込みスペースを見つけられず、走行車線30aに直ぐには進入することができないので、合流車線33上で徐行又は一旦停止することになる。
このとき、車両1に対して走行車線30aの上流側(図2で下側)に位置する車両3c(又は車両3d)が右方向指示器を作動させたとする(左側通行の場合)。車両1では、この右方向指示器の作動を検知することにより、車両3cが追い越し車線30bへ車線変更しようとしていることを認識する。即ち、車両1では、車両3cの方向指示器の作動が、車両1のために車線変更によって割り込みスペースを提供しようとする意図をもってなされたと予想することができる。その後、予想した通りに車両3cが追い越し車線30bへ移動すれば、車両1は、走行車線30a上の空いたスペースに割り込むことができる。
このように、車両3cから車両1に対して、走行車線30aへの合流を促すような合図(合流許可挙動)の実行として方向指示器が作動されると、車両1では、車両3cが追い越し車線30bへ移動動作を開始後、合流可能なタイミングで即座に走行車線30aへ進入することができるように予め準備をしておくことが好ましい。
このため、本実施形態では、このような合流許可挙動が検出された場合には、車両1においてアイドリングストップ条件が成立しても、車両1ではアイドリングストップ処理が実行されないように構成されている(アイドリングストップ回避制御)。一方、合流許可挙動を検出しない場合には、車両1においてアイドリングストップ条件が成立すると、通常のアイドリングストップ制御にしたがって、車両1ではアイドリングストップ処理が実行される。
なお、合流許可挙動は、上述の方向指示器の作動以外に、車両3cによるヘッドライトのパッシング動作、車両3cによるハザードランプの作動、車両3cの乗員による身体部分(手等)による合図等が挙げられる。車両1では、このような挙動が、走行車線30aに車両1を割り込ませることを促す意図をもってなされたと予想することができる。よって、このような挙動に引き続いて、車両3cの車速が低下して、車両3bと車両3cの間に車両1を割り込ませるスペースが生成されることが期待できる。
また、図3は、本線道路30が渋滞していない状況を示している。車両1が合流車線33に到達したとき、本線道路30が渋滞していなくても、車両1は、必ずしも走行車線30aに直ぐに進入することができるとは限らない。即ち、車両1に向かって走行車線30a上を走行してくる車両3bまでの距離Lbと車両3bの車速との関係に応じて、車両1は、車両3bの前に割り込むことができる場合とできない場合がある。
したがって、本実施形態では、即座に車両3bの前に割り込むことができる場合には、車両1において仮にアイドリングストップ条件が成立したとしても、車両1ではアイドリングストップが実行されないように構成されている(アイドリングストップ回避制御)。一方、即座に車両3bの前に割り込むことができない場合には、車両1が合流車線33上で低速走行又は一旦停止することによりアイドリングストップ条件が成立したとすると、通常のアイドリング制御にしたがって、車両1ではアイドリングストップが実行される。
次に、図4及び図5を参照して、本実施形態におけるアイドリングストップ回避制御の処理フロー及びアイドリングストップ制御の処理フローについて説明する。図4はアイドリングストップ回避制御の処理フロー、図5はアイドリングストップ制御の処理フローである。アイドリングストップ回避制御処理、アイドリングストップ制御処理は、ECU10により、所定時間毎に繰り返し実行される。
図4に示すように、アイドリングストップ回避制御では、処理が開始されると、ECU10は、各種センサからデータを読み込む(ステップS10)。具体的には、ECU10は、車載カメラ21から車両1の周囲(特に、車両前方から右側方)の画像データを取得する。また、ECU10は、車速センサ23から車両1の車速データを取得する。
また、ECU10は、ミリ波レーダ22から車両1の周囲の所定角度範囲(特に、車両前方から右側後方にかけて)の測定データを取得する。例えば、測定データには、図2において少なくとも測定範囲R内に存在する車両3a〜3fについての測定データが含まれ、図3において少なくとも測定範囲R内に存在する車両3a〜3cについての測定データが含まれる。
また、ECU10は、測位システム24から車両1の現在位置情報を取得し、また、ナビゲーションシステム25から現在位置の周囲の地図情報を取得する。
そして、ECU10(合流車線到達判定部12)は、各種センサからのデータを取得すると、これらのデータに基づいて、車両1が合流車線33に到達したか否かを判定する(ステップS11)。具体的には、ECU10は、現在位置情報と地図情報とに基づいて、現在位置が合流車線33上に位置するか否かを判定する。
また、車両1が合流車線33に到達したか否かの判定において、車載カメラ21からの画像データに基づいて判定を行うように構成してもよい。例えば、画像データから合流車線の特徴を抽出することができた場合に、合流車線33に到達したと判定することができる。
車両1が合流車線33に到達していないと判定された場合(S11;No)、処理が終了される。一方、車両1が合流車線33に到達したと判定された場合(S11;Yes)、ECU10(渋滞判定部13)は、少なくとも1つの外部センサからのデータに基づいて、本線道路30が渋滞中であるか否かを判定する(ステップS12)。
具体的には、ECU10は、測定データに基づいて、検知された車両の相対位置及び相対速度を算出し、更に、車両3aと車両3bの間の車間距離La1,車両3bと車両3cの間の車間距離La2,車両3cと車両3dの間の車間距離La3,車両3eと車両3fの間の車間距離La4を算出する。そして、ECU10は、本線道路30の走行車線30a上を走行中の車両3a〜3dの各車間距離La1〜La3が所定距離以下か否かを判定する。渋滞中は車間距離が詰まっており、短い車間距離を維持した状態で車両は低速走行している。したがって、算出された車間距離のいずれか又はすべてが所定距離以下である場合には、渋滞中と判定される。
また、ECU10は、検知された車両3a〜3fの相対速度から、各車両の車速を車両1の車速を考慮して推定し、渋滞中であるか否かの判定において、走行車線30a上の車両の車速を更に考慮してもよい。即ち、車間距離が所定距離以下であることに加えて、車速が所定速度以下である場合に、渋滞中と判定するように構成してもよい。
更に、車載カメラ21からの画像データに基づいて渋滞中であるか否かの判定を行うように構成してもよい。例えば、走行車線30aを撮像した画像データから走行車線30a上の車両の車間距離を推定して、推定した車間距離が所定距離以下である場合に渋滞中と判定することができる。
本線道路30が渋滞中であると判定された場合(S12;Yes)、本線道路30は、図2に示すように渋滞している。この場合、ECU10(合流許可挙動判定部14)は、合流許可挙動が実行されたか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、ECU10は、画像データに基づいて、車両1に対して走行車線30aの上流側を走行中の車両3c又は車両3dが右方向指示器を作動させたか否かを判定する。右方向指示器が作動されたことを検出した場合、ECU10は、合流許可挙動が実行されたと判定する。
合流許可挙動の実行が判定されない場合(S13;No)、処理は終了される。一方、合流許可挙動の実行が判定された場合(S13;Yes)、ECU10(エンジン自動停止部11)は、アイドリングストップ回避処理を実行して(ステップS14)、処理を終了する。具体的には、ECU10は、アイドリングストップ回避処理において、アイドリングストップ条件が成立してもアイドリングストップ処理を実行しないように、アイドリングストップ回避フラグをメモリ内に記憶する。
一方、本線道路30が渋滞中ではないと判定された場合(S12;No)、本線道路30は、図3に示すように渋滞していない。この場合、ECU10は、車両1が走行車線30aに合流可能か否かを判定する(ステップS15)。具体的には、ECU10は、画像データ及び測定データ等に基づいて、走行車線30a上を走行中の車両3a(車両1に対して走行車線30aの下流側に位置する)と車両3b(車両1に対して走行車線30aの上流側に位置する)を検出する。さらに、ECU10は、走行車線30aに沿って車両1の位置から車両3bまでの距離Lbを算出する。
そして、ECU10は、距離Lbが所定割り込み距離以上である場合に、車両1が車両3aと車両3bとの間に割り込むことができると判定する(即ち、車両1が走行車線30aに合流可能と判定する)。また、ECU10は、車両3bの車速を算出し、距離Lbと車両3bの車速に基づいて、車両1が車両3aと車両3bとの間に割り込むことができるか否かを判定してもよい。例えば、車両3bが距離Lbを走行するのに要する時間を算出し、この所要時間が所定割り込み必要時間以上である場合に、車両1が割り込むことができると判定する(即ち、車両1が走行車線30aに合流可能と判定する)。
車両1が走行車線30aに合流可能と判定されなかった場合(S15;No)、処理は終了される。一方、車両1が走行車線30aに合流可能と判定された場合(S15;Yes)、ECU10(エンジン自動停止部11)は、アイドリングストップ回避処理を実行して(ステップS14)、処理を終了する。
次に、図5に示すように、アイドリングストップ制御が開始されると、ECU10(エンジン自動停止部11)は、アイドリングストップ条件が成立したか否かを判定する(ステップS21)。具体的には、ECU10は、ブレーキが作動され、車両1の車速が所定速度(例えば、20km/h)以下になったか否かを判定する。
アイドリングストップ条件が成立したと判定されなかった場合(S21;No)、処理は終了される。一方、アイドリングストップ条件が成立したと判定された場合(S21;Yes)、ECU10は、アイドリングストップ回避フラグが記憶されているか否かを判定する(ステップS22)。
アイドリングストップ回避フラグが記憶されている場合(S22;Yes)、ECU10は、アイドリングストップ条件が成立していても(S21;Yes)、アイドリングストップ処理を実行せず、エンジン20の運転状態を維持する。
一方、アイドリングストップ回避フラグが記憶されていない場合(S22;No)、ECU10は、アイドリングストップ条件が成立しているので(S21;Yes)、アイドリングストップ処理を実行し(ステップS23)、処理を終了する。
なお、記憶されたアイドリングストップ回避フラグは、所定の条件でメモリから消去されるように構成される。所定の条件は、例えば、回避フラグの記憶から所定時間が経過したこと、車両1が本線道路30へ合流したこと、又は、車両1が所定距離だけ走行したこと等である。
一般に、車両が側道から本線道路へ合流するため合流車線に到達したときに、本線道路が渋滞していて直ぐには本線道路へ合流できない状況において、合流車線上でアイドリングストップ条件が成立する場合がある。しかしながら、本実施形態では、車両1を本線道路30へ合流させることを促す合図(合流許可挙動)が、本線道路30上の車両によって実行されたことが判定されると、合流車線33上でアイドリングストップ条件が成立してもアイドリングストップ処理が実行されないように構成される。これにより、本実施形態では、車両1が本線道路30へ直ぐに合流できそうな状況においては、車両1が合流車線33から本線道路30へいつでも合流可能なように、エンジン20を運転状態に維持しておき、良好なタイミングでスムーズに合流動作に移行することができる。
1,3a〜3f 車両
11 エンジン自動停止部
12 合流車線到達判定部
13 渋滞判定部
14 合流許可挙動判定部
15 エンジン再始動部
20 エンジン
21 車載カメラ
21 車載カメラ
22 ミリ波レーダ
23 車速センサ
24 測位システム
25 ナビゲーションシステム
30 本線道路
30a 走行車線
30b 追い越し車線
32 側道
33 合流車線
100 車両制御システム

Claims (6)

  1. 車両制御装置であって、
    アイドリングストップ条件の成立に応答して車両のエンジンを自動停止するエンジン自動停止部と、
    前記車両が側道から本線道路へ合流するための合流車線に到達したか否かを判定する合流車線到達判定部と、
    前記車両が前記合流車線に到達していると判定された場合、前記車両に向けて前記本線道路を走行中の走行車が前記車両に対して合流許可挙動を実行したか否かを判定する合流許可挙動判定部と、を備え、
    前記エンジン自動停止部は、前記合流許可挙動の実行が判定された場合、前記合流車線において前記アイドリングストップ条件が成立しても前記エンジンを自動停止しない、車両制御装置。
  2. 前記合流許可挙動判定部は、車載カメラにより撮像された画像により、前記走行車が方向指示器、ヘッドライトのパッシング、又は、ハザードランプを作動させたことを識別すると、前記合流許可挙動が実行されたと判定する、請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記車両が前記合流車線に到達していると判定された場合に前記合流車線に隣接する前記本線道路が渋滞しているか否かを判定する渋滞判定部を更に備え、
    前記合流許可挙動判定部は、前記本線道路が渋滞していると判定された場合に、前記合流許可挙動が実行されたか否かを判定する、請求項1に記載の車両制御装置。
  4. 前記渋滞判定部は、前記本線道路を走行中の複数の走行車の車間距離を算出し、前記車間距離が所定距離以下の場合に、前記本線道路が渋滞していると判定する、請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記渋滞判定部は、前記本線道路を走行中の複数の走行車の車間距離及び前記複数の走行車の車速を算出し、前記車間距離が所定距離以下、且つ、前記車速が所定速度以下の場合に、前記本線道路が渋滞していると判定する、請求項3に記載の車両制御装置。
  6. 前記合流車線到達判定部は、地図情報と車両現在位置情報に基づいて、又は、車載カメラにより撮像された画像に基づいて、前記合流車線に到達したか否かを判定する、請求項1に記載の車両制御装置。
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