JP2018031121A - 吸音パネルシステム及び吸音パネルの設置方法 - Google Patents

吸音パネルシステム及び吸音パネルの設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】室内空間を形成する壁面と所定の間隔を空けて該壁面に平行に吸音パネルを設置する吸音パネルシステム及び吸音パネルの設置方法において、吸音パネルを吸音性能のよい所定の位置に容易に設置できるようにする。【解決手段】吸音パネル20を備え、室内空間を形成する壁面Wと所定の距離を空けて該壁面Wに平行に吸音パネル20を設置する吸音パネルシステム10は、室内空間の壁面Wから所定の距離を空けた位置において、室内空間の上部から下部へ設置されたワイヤー11を備え、吸音パネル20は、ワイヤー11に取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、室内空間を形成する壁面と所定の間隔を空けて該壁面に平行に吸音パネルを設置する吸音パネルシステム及び吸音パネルの設置方法に関するものである。
従来、エントランス空間の外壁材やオフィス空間の間仕切り材として、ガラスパネルが多用されている。このようなガラスパネルを外壁材や間仕切り材として用いると、内部空間の視認性の向上や採光の確保を図ることができる。一方、ガラスパネルは音を吸収せず、そのほとんどを反射してしまうため、内部の空間で音が反響し易く、会議室などの間仕切り材として用いる場合には、吸音性能の観点から問題があった。
そこで、ガラスやプラスチックなどの透明な材料で構成された透明パネルに、無数の微細な孔を形成した吸音パネルを形成し、ガラスパネルからなる間仕切りや外壁の前に設置して音を吸収させる吸音方法が提案されている(例えば、下記特許文献1を参照)。
特表平8−510020号公報
しかしながら、上述のような無数の微細孔が形成された吸音パネルは、裏側に空気層がなければ吸音性能を発揮できない。そのため、上記吸音パネルは、間仕切りや外壁などの壁面に固定するのではなく、該壁面とある程度の距離を空けて、壁面の前に設置しなければならない。その設置方法として、例えば、格子状の構造体に複数の吸音パネルを固定して自立させることが考えられるが、そのような構造では、予め吸音パネルを構造体に組み付ける必要があり、設置を容易に行えない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、室内空間を形成する壁面と所定の間隔を空けて該壁面に平行に吸音パネルを設置する吸音パネルシステム及び吸音パネルの設置方法において、吸音パネルを吸音性能のよい所定の位置に容易に設置できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、室内空間を形成する壁面と所定の間隔を空けて該壁面に平行に吸音パネルを設置する吸音パネルシステムにおいて、壁面と所定距離だけ離れた位置において、線条部材を該室内空間の上部から下部へ延びるように設置し、該線条部材に吸音パネルを取り付けるように構成した。
具体的には、第1の発明は、吸音パネルを備え、該吸音パネルを、室内空間を形成する壁面と所定の距離を空けて該壁面に平行に設置するように構成された吸音パネルシステムを前提としている。
そして、第1の発明に係る吸音パネルシステムは、上記室内空間の上記壁面から上記所定の距離を空けた位置において、該室内空間の上部から下部へ延びるように設置された線条部材を備え、上記吸音パネルは、上記線条部材に取り付けられていることを特徴とする。
第1の発明では、このように、室内空間の上部から下部へ延びるように線条部材を設置し、この線条部材に吸音パネルを取り付けることによって、吸音パネルが壁面から所定の距離を空けた所定の位置に設置されるように構成した。このような構成により、吸音パネルを壁面から所定の距離を空けた位置に容易に設置することができる。
また、第1の発明では、吸音パネルを線条部材に取り付けることとしている。そのため、例えば、吸音パネルの背後の壁面が、ガラスパネルなどの透明な材料で構成されている場合に、格子状の構造体に複数の吸音パネルを取り付けて自立させるような構成では、格子部分によって視認性と美観が低下してしまうが、細い線条部材を用いることにより、このような視認性と美観の低下を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、上記線条部材に取り付けられ、上記吸音パネルを着脱自在に保持する保持具を備え、上記吸音パネルは、上記保持具によって上記線条部材に取り付けられていることを特徴とする。
第2の発明では、吸音パネルを線条部材に取り付ける保持具として、吸音パネルを着脱自在に保持する保持具を用いることとした。そのため、線条部材を取り外すことなく、線条部材から吸音パネルを容易に取り外すことができる。よって、吸音パネルのメンテナンスや交換を容易に行うことができる。また、このような簡単な構成によれば、線条部材に沿って、複数の吸音パネルを並べて配置することも容易であり、また、このように複数の吸音パネルを取り付けた場合に、1枚の吸音パネルだけが破損した際にも、線条部材を取り外すことなく、1枚の吸音パネルのみを線条部材から取り外すことができるため、補修作業を容易に行うことができる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、上記線条部材は、平行に並ぶ2本のワイヤーによって構成され、上記吸音パネルは、上記2本のワイヤーのそれぞれに取り付けられ、該2本のワイヤーの間に保持されていることを特徴とする。
第3の発明では、吸音パネルを取り付ける線条部材を2本のワイヤーで構成することとした。ワイヤーは非常に細く目立たない線条部材であるため、背後の壁面が透明である場合に、該壁面の視認性の低下と美観の低下を招くことなく、吸音パネルを吸音性能のよい所定の位置に容易に設置することができる。また、場所をとらないワイヤーを用いることにより、コンパクトに吸音パネルを設置することができる。
また、第3の発明によれば、各吸音パネルが2本のワイヤーに取り付けられることにより、各吸音パネルが揺れやすくなる。吸音パネルの背後には、壁面との間に空気層が形成されているため、このように吸音パネルを揺れやすくすることにより、人や物が吸音パネルに衝突した際に、吸音パネルが揺れることによって衝撃が緩和され、吸音パネルや物が破損したり、人がけがをしたりすることを防止することができる。
第4の発明は、第1乃至3のいずれか1つの発明において、上記室内空間の上部と下部に、上記壁面に平行に延びるレール部材が互いに平行に設置され、上記線条部材は、上記2本のレール部材に、該レール部材の長手方向にスライド可能に取り付けられていることを特徴とする。
第4の発明では、吸音パネルが取り付けられる線条部材を、室内空間の上部と下部のそれぞれに互いに平行に設置された壁面に平行に延びる2本のレール部材にスライド可能に取り付けることとした。このような構成により、吸音パネルを線条部材に取り付けて壁面の前に設置した状態で、線条部材をレール部材に沿ってスライドさせるだけで、吸音パネルの左右方向の位置を容易に変更することができる。これにより、その時々に合わせて、吸音パネルの位置を、吸音効果の高い位置に移動させることにより、少ない吸音パネルで高い吸音効果を奏することができる。また、このような構成によれば、吸音パネルが取り付けられる線条部材を容易に増設することができる。これにより、室内空間の使用状況に合わせて、設置する吸音パネルを容易に増やすことができ、吸音パネルシステムの吸音性能や意匠性を、状況に合わせて容易に変更することができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明において、上記吸音パネルは、多数の貫通孔が形成された透明又は透光性を有する材料で構成された板状体によって構成されていることを特徴とする。
第5の発明では、吸音パネルが透明又は透光性を有する材料で構成されているため、吸音パネルを設置することによる視認性の低下及び美観の低下を抑制することができる。また、背後の壁面が透明又は透光性を有する材料で構成されている場合に、吸音パネルによって壁面の外部からの光が遮られないので、吸音パネルを設けても、室内空間における採光を確保することができる。
第6の発明は、室内空間を形成する壁面と所定の距離を空けて該壁面に平行に吸音パネルを設置する吸音パネルの設置方法が対象である。
そして、第6の発明に係る吸音パネルの設置方法は、上記室内空間の上記壁面から上記所定の距離を空けた位置において、該室内空間の上部から下部へ延びるように線条部材を設置する線条部材設置工程と、上記吸音パネルを上記線条部材に取り付けるパネル取付工程とを備えていることを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、上記パネル取付工程では、上記線条部材に取り付けられて上記吸音パネルを着脱自在に保持する保持具に該吸音パネルを保持させることによって該吸音パネルを上記線条部材に取り付けることを特徴とする。
第8の発明は、第6又は7の発明において、上記線条部材は、平行に並ぶ2本のワイヤーによって構成され、上記線条部材設置工程では、上記2本のワイヤーを、互いに平行に上記室内空間の上部から下部へ延びるようにそれぞれ設置し、上記パネル取付工程では、上記2本のワイヤーに上記吸音パネルをそれぞれ取り付けることによって該吸音パネルを上記2本のワイヤーの間に保持することを特徴とする。
第9の発明は、第6乃至8のいずれか1つの発明において、上記線条部材設置工程は、上記室内空間の上部と下部とに、上記壁面に平行に延びるレール部材を互いに平行に設置するレール設置工程と、上記線条部材を、上記2本のレール部材に、該レール部材の長手方向にスライド可能に取り付ける線条部材取付工程とを備えていることを特徴とする。
第6乃至第9の発明では、室内空間の上部から下部へ延びるように線条部材を設置し、この線条部材に吸音パネルを取り付けることによって、吸音パネルを壁面から所定の距離を空けた所定の位置に設置することとした。このような設置方法により、吸音パネルを壁面から所定の距離を空けた位置に容易に設置することができる。
また、第7の発明によれば、吸音パネルを着脱自在に保持する保持具を用いて吸音パネルを線条部材に取り付けることとしたため、逆に、吸音パネルを取り外す際にも、線条部材を取り外すことなく、保持具から吸音パネルを取り外すだけで容易に吸音パネルを取り外すことができる。よって、吸音パネルのメンテナンスや交換を容易に行うことができる。
さらに、第9の発明によれば、吸音パネルが取り付けられる線条部材を、室内空間の上部と下部のそれぞれに互いに平行に設置された壁面に平行に延びる2本のレール部材にスライド可能に取り付けることとしたため、吸音パネルを線条部材に取り付けて壁面の前に設置した状態で、線条部材をレール部材に沿ってスライドさせるだけで、吸音パネルの左右方向の位置を容易に変更することができる。よって、吸音パネルの設置の際に、所望の位置からずれないように配慮する必要がなく、容易に設置することができる。
本発明によれば、室内空間を形成する壁面と所定距離だけ離れた位置において、該室内空間の上部から下部へ延びるように設置した線条部材に吸音パネルを取り付けることにより、該吸音パネルが壁面と所定の距離を空けて該壁面に平行に設置されるようにしたため、吸音パネルを容易に吸音性能のよい所定の位置に設置することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る吸音パネルシステムが設けられた室内空間の投影図である。 図2は、本発明の実施形態1に係る吸音パネルシステムの一部を示す側面図である。 図3は、本発明の実施形態1に係る吸音パネルの設置方法の手順を示す図である。 図4は、本発明の実施形態2に係る吸音パネルシステムの一部を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態は、本質的に好ましい例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る吸音パネルシステム10が設けられた室内空間を示すものである。該吸音パネルシステム10は、複数の吸音パネル20を、オフィス空間等の室内空間の壁面Wと所定の距離を空けて該壁面Wに平行に設置することにより、室内空間で発生した音を吸音パネル20に吸収させるものである。なお、本実施形態1では、室内空間の壁面Wは、ガラスパネルで構成されている。
図1及び図2に示すように、吸音パネルシステム10は、吸音パネル20と、複数本のワイヤー(線条部材)11と、ワイヤー固定機構12と、複数の保持具15とを備えている。図1の右側の壁面Wの前に設置された吸音パネルシステム10では、吸音パネル20は16枚、ワイヤー11は8本、保持具15は64個設けられている。本実施形態では、吸音パネルシステム10には、鉛直方向に並ぶ4枚の吸音パネル20からなるパネル列が4列形成されている。
吸音パネル20は、本実施形態では、厚さ2mm、一辺の長さが500mmの正方形状の透明のアクリル板によって構成されている。また、吸音パネル20には、孔径が0.7mmの微細孔が、外縁を除くほぼ全体に多数形成され、その配列間隔(ピッチ)が5.5mmとなるように形成されている。なお、本発明に係る吸音パネルの大きさ、形状及び材質は、本実施形態のものに限られない。吸音効果のある板状体であれば、いかなるものであってもよい。
ワイヤー11は、本実施形態では、直径1.0mmのステンレス製のワイヤーで構成されている。なお、本発明に係るワイヤーの材質及び直径は、本実施形態のものに限られない。吸音パネル20を支持するための剛性を有するものであればいかなるものであってもよい。
ワイヤー固定機構12は、2本のレール部材13と、16個のワイヤーグリップ14とによって構成されている。
レール部材13は、ワイヤーグリップ14の端部をスライド自在に保持可能な保持溝が長手方向に形成されている。2本のレール部材13は、長手方向が壁面Wと平行な姿勢で、天井面と床面の互いに対応する位置に固定されている。
ワイヤーグリップ14は、一方の端部にワイヤー11が挿通される挿通孔が形成されると共に、該挿通孔に挿通されたワイヤー11が脱落しないように保持する機構を有している。また、ワイヤーグリップ14の他方の端部は、レール部材13の保持溝にスライド自在に保持される形状に形成されている。
なお、レール部材13とワイヤーグリップ14とは、上述の機能を発揮するものであれば、いかなるものを用いてもよい。例えば、レール部材13として既存のピクチャーレールを用いることも可能である。
保持具15は、ワイヤー11が挿通される挿通孔が上下に貫通し、該挿通孔に挿通されたワイヤー11に沿って移動可能に形成されると共に、ワイヤー11の任意の位置で移動を規制して固定するストッパ機能を有するように構成されている。また、保持具15は、側部が、吸音パネル20の外縁部を挟持する挟持部に構成されている。挟持部は、吸音パネル20を着脱可能に保持可能なものであればいかなる構成でもよい。例えば、吸音パネル20の側縁部を前後に挟み込む挟持部を有し、この挟持部の間隔がネジなどの容易な機構によって変更できる構成を適用することができる。このような構成の保持具15によれば、ワイヤー11に取り付けられた状態で吸音パネル20を着脱自在に保持することができる。また、ワイヤー11上において吸音パネル20の高さ位置を容易に変えることができる。
なお、保持具15は、上述した機能を発揮するものであれば、いかなるものを用いてもよい。また、本実施形態1では、保持具15は、各吸音パネル20の左右の側縁部の上端と下端とをそれぞれ挟持するように設けられ、各吸音パネル20を4点で保持しているが、このような構成に限られず、2点で保持する構成や、4点以上の点で保持する構成であってもよい。
ところで、上述のような微細孔が多数形成された吸音パネル20で、十分な吸音性能を発揮させるためには、背面側にすぐに壁面Wが位置するのではなく、壁面Wとの間に空気層を形成することが必要となる。そのため、本実施形態1では、吸音パネルシステム10は、各吸音パネル20と壁面Wとの距離が30〜50mmとなるように設置されている。
−吸音パネルの設置方法−
以下、本発明に係る吸音パネルシステム10を用いた吸音パネル20の設置方法について説明する。図3に示すように、本実施形態1では、線条部材設置工程と、保持具取付工程と、パネル取付工程とを行うことによって、複数の吸音パネル20が、吸音性能のよい所定の位置(壁面Wとの距離が30〜50mmの位置)に設置される。
[線条部材設置工程]
線条部材設置工程は、線条部材であるワイヤー11を、壁面Wから所定の距離を空けた位置において、室内空間の上部から下部へ延びるように設置する。具体的には、ワイヤー11を、室内空間を形成する天井面と床面へ架け渡すように取り付ける。本実施形態では、線条部材設置工程は、レール設置工程と、線条部材取付工程とによって構成されている。
レール設置工程では、天井面と上記床面との互いに対応する位置に、壁面Wと所定の距離を空けて該壁面Wに平行に延びるように2本のレール部材13をそれぞれ固定する。レール部材13の固定手段はネジであってもよく、その他いかなるもので固定してもよい。
線条部材取付工程では、8本のワイヤー11を、2本のレール部材13に、該レール部材13の長手方向にスライド可能に取り付ける。本実施形態1では、ワイヤーグリップ14を介して各ワイヤー11をワイヤー11に取り付ける。具体的には、まず、各ワイヤー11の両端部に、ワイヤーグリップ14を取り付ける。その後、ワイヤーグリップ14の端部を、2本のレール部材13の保持溝がそれぞれスライド可能に保持するように該レール部材13に取り付けることにより、各ワイヤー11をレール部材13に取り付ける。レール部材13に取り付けた8本のワイヤー11は、2本を一組として、各組の2本のワイヤー11の間隔が、その間に吸音パネル20を取り付け可能な間隔になるように各ワイヤー11を配置する(図3の最も上側の図)。
[保持具取付工程]
保持具取付工程では、天井面と床面とに架け渡されたワイヤー11のそれぞれに、保持具15を8つずつ取り付ける。なお、本実施形態1では、保持具15は、ワイヤー11を取り付けた後でも、該ワイヤー11の側方(断面方向)から取り付け可能に構成されているため、線条部材設置工程の後に、保持具取付工程を行う(図3の真中の図)。一方、保持具15が、ワイヤー11の側方から取り付けられない場合には、上記線条部材設置工程の前に、各ワイヤー11に保持具15を取り付けておく。つまり、上記線条部材設置工程の前に、各保持具15の挿通孔にワイヤー11を挿通させるなどして各保持具15をワイヤー11に取り付ける保持具取付工程を行う。
[パネル取付工程]
パネル取付工程では、ワイヤー11に取り付けられた保持具15に、吸音パネル20を保持させる。具体的には、各吸音パネル20に対応するように設けられた4つの保持具15の挟持部の間隔を拡げ、対応する吸音パネル20の左右の側縁部の上端と下端とを、各挟持部の間に挟み込んだ後、吸音パネル20が脱落しなくなるまで、挟持部の間隔を狭める。このようにして、16枚の吸音パネル20を、保持具15を介して、対応する2本のワイヤー11に取り付ける(図3の最も下側の図)。
以上の各工程を行うことにより、16枚の吸音パネル20が、壁面Wと所定の距離を空けて該壁面Wに平行に設置される。
−実施形態1の効果−
以上のように、本吸音パネルシステム10では、室内空間の上部から下部へ延びるようにワイヤー11(線条部材)を設置し、このワイヤー11に吸音パネル20を取り付けることによって、吸音パネル20が壁面Wから所定の距離を空けた所定の位置に設置されるように構成した。このような構成により、吸音パネル20を壁面Wから所定の距離を空けた位置に容易に設置することができる。
また、本吸音パネルシステム10では、保持具15を介して吸音パネル20をワイヤー11に取り付けることとしている。そのため、例えば、吸音パネル20の背後の壁面Wが、ガラスパネルなどの透明な材料で構成されている場合に、格子状の構造体に複数の吸音パネル20を取り付けて自立させるような構成では、格子部分によって視認性と美観が低下してしまうが、本実施形態1では、上述のように細いワイヤー11を用いているため、このような視認性と美観の低下を抑制することができる。
また、本吸音パネルシステム10では、吸音パネル20をワイヤー11に取り付ける保持具15として、吸音パネル20を着脱自在に保持する保持具15を用いることとした。そのため、ワイヤー11を取り外すことなく、ワイヤー11から吸音パネル20を容易に取り外すことができる。よって、吸音パネル20のメンテナンスや交換を容易に行うことができる。また、このような簡単な構成によれば、ワイヤー11に沿って、複数の吸音パネル20を並べて配置することも容易であり、また、このように複数の吸音パネル20を取り付けた場合において、1枚の吸音パネル20だけが破損した際にも、ワイヤー11を取り外すことなく、1枚の吸音パネル20のみをワイヤー11から取り外すことができるため、補修作業を容易に行うことができる。
また、本吸音パネルシステム10では、吸音パネル20を、非常に細く目立たないワイヤー11に取り付けることとしたため、背後の壁面Wが透明である場合に、該壁面Wの視認性の低下と美観の低下を招くことなく、吸音パネル20を吸音性能のよい所定の位置に容易に設置することができる。また、場所をとらないワイヤー11を用いることにより、コンパクトに吸音パネル20を設置することができる。
また、本吸音パネルシステム10では、各吸音パネル20が2本のワイヤー11に取り付けられることにより、各吸音パネル20が揺れやすくなる。吸音パネル20の背後には、壁面Wとの間に空気層が形成されているため、このように吸音パネル20を揺れやすくすることにより、人や物が吸音パネル20に衝突した際に、吸音パネル20が揺れることによって衝撃が緩和され、吸音パネル20や物が破損したり、人がけがをしたりすることを防止することができる。
また、本吸音パネルシステム10では、吸音パネル20が取り付けられる2本のワイヤー11を、室内空間の上部(天井面)と下部(床面)とのそれぞれに互いに平行に設置された壁面に平行に延びるレール部材13にスライド可能に取り付けることとした。このような構成により、吸音パネル20を、保持具15に取り付けて壁面Wの前に設置した状態で、2本のワイヤー11をレール部材13に沿ってスライドさせるだけで、吸音パネル20の左右方向の位置を容易に変更することができる。これにより、その時々に合わせて、吸音パネル20の位置を、吸音効果の高い位置に移動させることにより、少ない吸音パネル20で高い吸音効果を奏することができる。また、このような構成によれば、吸音パネル20が取り付けられる2本のワイヤー11を容易に増設することができる。これにより、室内空間の使用状況に合わせて、設置する吸音パネル20を容易に増やすことができ、吸音パネルシステム10の吸音性能や意匠性を、状況に合わせて容易に変更することができる。
また、本吸音パネルシステム10では、吸音パネル20が透明なアクリルパネルで構成されているため、吸音パネル20を設置することによる視認性の低下及び美観の低下を抑制することができる。また、背後の壁面Wが透明又は透光性を有する材料で構成されている場合に、吸音パネル20によって壁面Wの外部からの光が遮られないので、吸音パネル20を設けても、室内空間における採光を確保することができる。
また、本吸音パネルの設置方法によれば、室内空間の上部から下部へ延びるようにワイヤー11を設置し、このワイヤー11に吸音パネル20を取り付けることによって、吸音パネル20を壁面Wから所定の距離を空けた所定の位置に設置することとした。このような設置方法により、吸音パネル20を壁面Wから所定の距離を空けた位置に容易に設置することができる。
また、本吸音パネルの設置方法によれば、吸音パネル20を着脱自在に保持する保持具15を用いて吸音パネル20をワイヤー11に取り付けることとしたため、逆に、吸音パネル20を取り外す際にも、ワイヤー11を取り外すことなく、保持具15から吸音パネル20を取り外すだけで容易に吸音パネル20を取り外すことができる。よって、吸音パネル20のメンテナンスや交換を容易に行うことができる。
さらに、本吸音パネルの設置方法によれば、吸音パネル20が取り付けられるワイヤー11を、室内空間の上部と下部のそれぞれに互いに平行に設置された壁面Wに平行に延びる2本のレール部材13にスライド可能に取り付けることとしたため、吸音パネル20をワイヤー11に取り付けて壁面Wの前に設置した状態で、ワイヤー11をレール部材13に沿ってスライドさせるだけで、吸音パネル20の左右方向の位置を容易に変更することができる。よって、吸音パネル20の設置の際に、所望の位置からずれないように配慮する必要がなく、容易に設置することができる。
《発明の実施形態2》
実施形態2は、実施形態1の吸音パネルシステム10の構成を一部変更したものである。
実施形態1では、各パネル列の4枚の吸音パネル20は、それぞれ2本のワイヤー11によって該2本のワイヤー11の間に保持されていた。つまり、実施形態1では、各パネル列の間に2本のワイヤー11を設置していた。これに対し、実施形態2では、図4に示すように、各パネル列の間にワイヤー11を1本のみ設置し、この1本のワイヤー11に両側のパネル列の吸音パネル20を取り付け、該両側のパネル列の吸音パネル20を支持する部材として兼用することとした。
具体的には、実施形態1では、一方の側部が吸音パネル20の外縁部を挟持する挟持部に構成された保持具15のみを用いていたが、実施形態2では、各パネル列の間に設置されたワイヤー11には、両側が挟持部に構成された保持具15aを取り付け、この保持具15aに両側のパネル列の同じ高さ位置の吸音パネル20の外縁部を挟持させることにより、1本のワイヤー11にその両側の吸音パネル20を取り付けている。
実施形態2によれば、実施形態1よりも少ない本数のワイヤー11で、実施形態1と同数の吸音パネル20を取り付けることができるため、よりコンパクトに、より容易に吸音パネル20を設置することができる。また、各パネル列の間の間隔を狭くすることができるので、単位面積当たりの吸音率を向上させることができる。
《その他の実施形態》
上記各実施形態では、吸音パネル20を、多数の微細孔が形成された透明のアクリル板によって構成していたが、吸音パネル20はいかなる構成のものであってもよい。例えば、不透明のパネルを用いてもよく、また、多孔質部材で構成されたパネルを用いてもよい。さらに、パネル状であればファブリック製品などの吸音可能なものを用いてもよい。
また、上記各実施形態では、天井面と床面とのそれぞれに1つずつレール部材13を設けることとしていたが、天井面と床面とのそれぞれにレール部材13を2列以上設けることとしてもよい。吸音パネル20と壁面Wとの距離が大きくなると、吸音パネル20には、比較的低い周波数領域の音が吸収され、逆に、吸音パネル20と壁面Wとの距離が小さくなると、吸音パネル20には、比較的高い周波数領域の音が吸収される。そのため、天井面と床面とのそれぞれにレール部材13を2列以上設けておくことにより、室内空間で発生する音の周波数領域に合わせて、ワイヤー11が取り付けられるレール部材13を変更することが可能となる。
また、上記各実施形態において、天井面に設けていたレール部材13を壁面Wの上部に取り付け、該レール部材13にスライド自在に保持されたワイヤーグリップ14によって線条部材としてのワイヤー11の上部が保持される構成であってもよい。
また、上記各実施形態では、レール部材13とワイヤーグリップ14とを用いて線条部材としてのワイヤー11を、室内空間の上部から下部へ延びるように設置していたが、線条部材の設置手法はこれらに限られない。レール部材13を設けずに、ワイヤー11の上端部と下端部とを、天井面と床面とにビスやボルト等で直接固定するようにしてもよい。また、壁面Wの上部から垂直に延びる棒状部材にワイヤー11の上端部を固定することとしてもよい。さらに、ワイヤー11の下端部を床面に固定するのではなく、ワイヤー11の下端部に錘を取り付け、上端部が固定されたワイヤー11を下端部の錘で下方に引っ張り、鉛直方向に延びるように設置するものであってもよい。
また、上記各実施形態では、本発明に係る線条部材がワイヤー11によって構成されていたが、線条部材は、吸音パネル20を支持可能な構成であれば、上記実施形態1,2の構成に限られない。線条部材は、例えば、1本の金属製の棒状部材によって構成されていてもよい。また、実施形態2では、1本のワイヤー11の両側に吸音パネル20を取り付けていたが、片側のみに取り付ける構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、着脱自在な保持具15に吸音パネル20を保持させることにより、吸音パネル20を線条部材としてのワイヤー11に取り付けることとしていたが、吸音パネル20の線条部材への取付手法はこれに限られない。接着剤や粘着テープ等を用いて吸音パネル20をワイヤー11に取り付けることとしてもよい。
以上説明したように、本発明は、室内空間を形成する壁面と所定の間隔を空けて該壁面に平行に吸音パネルを設置する吸音パネルシステム、及び、室内空間を形成する壁面と所定の間隔を空けて該壁面に平行に吸音パネルを設置する吸音パネルの設置方法について有用である。
10 吸音パネルシステム
11 ワイヤー(線条部材)
13 レール部材
15 保持具
20 吸音パネル

Claims (9)

  1. 吸音パネルを備え、室内空間を形成する壁面と所定の距離を空けて該壁面に平行に上記吸音パネルを設置する吸音パネルシステムであって、
    上記室内空間の上記壁面から上記所定の距離を空けた位置において、該室内空間の上部から下部へ延びるように設置された線条部材を備え、
    上記吸音パネルは、上記線条部材に取り付けられている
    ことを特徴とする吸音パネルシステム。
  2. 請求項1において、
    上記線条部材に取り付けられ、上記吸音パネルを着脱自在に保持する保持具を備え、
    上記吸音パネルは、上記保持具によって上記線条部材に取り付けられている
    ことを特徴とする吸音パネルシステム。
  3. 請求項1又は2において、
    上記線条部材は、平行に並ぶ2本のワイヤーによって構成され、
    上記吸音パネルは、上記2本のワイヤーのそれぞれに取り付けられ、該2本のワイヤーの間に保持されている
    ことを特徴とする吸音パネルシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
    上記室内空間の上部と下部に、上記壁面に平行に延びるレール部材が互いに平行に設置され、
    上記線条部材は、上記2本のレール部材に、該レール部材の長手方向にスライド可能に取り付けられている
    ことを特徴とする吸音パネルシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つにおいて、
    上記吸音パネルは、多数の貫通孔が形成された透明又は透光性を有する材料で構成された板状体によって構成されている
    ことを特徴とする吸音パネルシステム。
  6. 室内空間を形成する壁面と所定の距離を空けて該壁面に平行に吸音パネルを設置する吸音パネルの設置方法であって、
    上記室内空間の上記壁面から上記所定の距離を空けた位置において、該室内空間の上部から下部へ延びるように線条部材を設置する線条部材設置工程と、
    上記吸音パネルを上記線条部材に取り付けるパネル取付工程とを備えている
    ことを特徴とする吸音パネルの設置方法。
  7. 請求項6において、
    上記パネル取付工程では、上記線条部材に取り付けられて上記吸音パネルを着脱自在に保持する保持具に該吸音パネルを保持させることによって該吸音パネルを上記線条部材に取り付ける
    ことを特徴とする吸音パネルの設置方法。
  8. 請求項6又は7において、
    上記線条部材は、平行に並ぶ2本のワイヤーによって構成され、
    上記線条部材設置工程では、上記2本のワイヤーを、互いに平行に上記室内空間の上部から下部へ延びるようにそれぞれ設置し、
    上記パネル取付工程では、上記2本のワイヤーに上記吸音パネルをそれぞれ取り付けることによって該吸音パネルを上記2本のワイヤーの間に保持する
    ことを特徴とする吸音パネルの設置方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1つにおいて、
    上記線条部材設置工程は、
    上記室内空間の上部と下部とに、上記壁面に平行に延びるレール部材を互いに平行に設置するレール設置工程と、
    上記線条部材を、上記2本のレール部材に、該レール部材の長手方向にスライド可能に取り付ける線条部材取付工程とを備えている
    ことを特徴とする吸音パネルの設置方法。
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