JP2018030409A - 飛行装置の操縦システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減し、安全性および信頼性の高い飛行装置の操縦システムを提供する。【解決手段】報知部44は、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替えるとき、操縦入力装置12で検出した操作スティック22のスロットル操作値と、自動制御に用いるスロットル制御値との差が設定範囲にあることを報知する。操縦入力装置12を操作する操縦者は、報知部44による報知を用いて、自動制御から手動制御へ切り替えても飛行装置11の大きな姿勢の変化が生じないことを認識する。操縦者は、報知部44の報知を認識した後、切替スイッチ45を操作して、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は、飛行装置の操縦システムに関する。
近年、いわゆるドローンと称される飛行装置の普及が進んでいる。このような飛行装置は、一般に無線による遠隔操作によって操縦される。また、飛行装置は、操縦入力装置を用いた遠隔からの手動制御と、各種のセンサで検出した飛行姿勢などに基づく自動制御とが併用されている。そのため、飛行装置は、必要に応じて自動制御から手動制御、または手動制御から自動制御へ切り替えられる。ところで、自動制御から手動制御へ切り替わるとき、自動制御における制御値と、例えば入力スティックの位置のように操縦入力装置における入力値とが異なっていると、制御が切り替えた瞬間に制御の指示が大きく変化する。その結果、飛行装置の場合、大きな姿勢の変化を招くことになる。そこで、従来のヘリコプターなどのような搭乗者による操作が前提となっている飛行装置の場合、特許文献1のようにスロットルスティックの位置を把握可能となっている。これにより、自動制御から手動制御への切り替え時に、自動制御の制御値と手動制御の入力値とが大きく異ならないように手当されている。
しかしながら、遠隔操作による無人の飛行が前提となっているドローンのようなマルチコプターの場合、操縦力装置でスティックの位置を把握することは困難である。そのため、自動制御の制御値と手動制御の入力値との間に差が生じると、姿勢の変化にともなう急激な高度の変化が生じるという問題がある。
特開平5−286497号公報
そこで、本発明の目的は、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減し、安全性および信頼性の高い飛行装置の操縦システムを提供することにある。
請求項1記載の発明では、報知部を備えている。報知部は、自動制御から手動制御へ切り替えるとき、操縦入力装置の操作値検出部で検出したスロットルスティックのスロットル操作値と、自動制御に用いるスロットル制御値との差が設定範囲にあることを報知する。そのため、操縦入力装置を操作する操縦者は、この報知部による報知を用いて、自動制御から手動制御へ切り替える時期を判断する。すなわち、操縦者は、報知部による報知があると、自動制御から手動制御へ切り替えても飛行装置の大きな姿勢の変化が生じないことを認識する。これにより、操縦者は、スロットルスティックの操作量を自動制御におけるスロットル制御値に容易に近似させることができる。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
請求項4記載の発明では、制御切替部は、自動制御から手動制御への切り替えを指示する切替指示を受け付けると、スロットル制御値をスロットル操作値に変更する。すなわち、制御切替部は、自動制御におけるスロットル制御値を、操縦入力装置におけるスロットルスティックの位置であるスロットル操作値と一致するように変更する。これにより、操縦者が特別な操作をしなくても、制御切替部はスロットル制御値とスロットル操作値とを近似させる。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
請求項7記載の発明では、移動制限部を備えている。移動制限部は、自動制御部で自動制御が実行されているとき、スロットルスティックの移動を制限する。そのため、スロットルスティックは特定の位置に保持され、自動制御されているときにスロットル操作値が変化することはない。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
請求項8記載の発明では、駆動部を備えている。駆動部は、スロットル制御値に基づいて操縦入力装置のスロットルスティックを駆動する。そのため、自動制御されているとき、スロットルスティックの位置は、自動制御におけるスロットル制御値と一致する位置に移動する。すなわち、スロットルスティックは、自動制御におけるスロットル制御値に追従して移動する。これにより、自動制御から手動制御へ切り替えられるとき、自動制御におけるスロットル制御値と手動制御におけるスロットルスティックの位置との間に差が生じない。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
第1実施形態による操縦システムの構成を示す模式図 第1実施形態による操縦システムの構成を示すブロック図 第1実施形態による操縦システムの処理の流れを示す概略図 第2実施形態による操縦システムの処理の流れを示す概略図 第3実施形態による操縦システムの構成を示すブロック図 第3実施形態におけるスロットル制御値およびスロットル操作値の時間的な変化を説明するための模式図 第3実施形態による操縦システムの処理の流れを示す概略図 第4実施形態におけるスロットル制御値およびスロットル操作値の時間的な変化を説明するための模式図 第5実施形態による操縦システムの操縦入力装置を示す模式図 第6実施形態による操縦システムの操縦入力装置を示す模式図 第7実施形態による操縦システムの操縦入力装置を示す模式図
以下、飛行装置の操縦システムの複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に示す第1実施形態による操縦システム10は、飛行装置11と、操縦入力装置12とを備えている。飛行装置11は、基体13、腕部14およびスラスタ15を有している。基体13は、飛行装置11の重心位置に設けられている。腕部14は、この基体13から放射状に径方向外側へ延びている。スラスタ15は、この腕部14の先端、すなわち腕部14において基体13と反対側の端部にそれぞれ設けられている。このように、飛行装置11は、複数の腕部14の先端にそれぞれスラスタ15を有している。腕部14およびスラスタ15の数は、任意に設定することができる。
スラスタ15は、いずれもモータ16およびプロペラ17を有している。モータ16は、プロペラ17を駆動する駆動源であり、例えば基体13に収容されているバッテリ18などを電源とする。プロペラ17は、モータ16によって回転駆動される。スラスタ15は、モータ16でプロペラ17を回転駆動することにより推進力を発生する。飛行装置11は、スラスタ15で発生する推進力によって飛行する。
操縦入力装置12は、いわゆるプロポと称され、飛行装置11と別体に設けられている。操縦入力装置12は、操縦者の操作によって入力された指示を無線によって飛行装置11へ送信する。操縦入力装置12は、操作スティック21および操作スティック22を有している。操作スティック21および操作スティック22は、いずれも図1の矢印に示すように上下および左右に動かすことができる。操作スティック21および操作スティック22には、飛行装置11を操縦するための操作が割り当てられている。第1実施形態の場合、操作スティック21は、ラダーおよびエレベータの操作が割り当てられている。そして、操作スティック22は、エルロンおよびスロットルの操作が割り当てられている。すなわち、ラダーを操作する操作スティック21の図1の左右方向の移動は、飛行装置11のヨー軸を中心とする回転姿勢の指示に割り当てられている。そして、エレベータを操作する操作スティック22の図1の上下方向の移動は、飛行装置11のピッチ軸を中心とする回転姿勢の変更の指示に割り当てられている。また、エルロンを操作する操作スティック22の図1の左右方向の移動は、飛行装置11のロール軸を中心とする回転姿勢の指示に割り当てられている。そして、操作スティック22の図1の上下方向の移動は、飛行装置11のスロットルつまり上昇、下降および速度の変更の指示に割り当てられている。操縦者は、これら操作スティック21および操作スティック22を操作することにより、飛行装置11の飛行姿勢、飛行高度および飛行速度を制御する。このように操作スティック22は、図1の上下方向へ移動することにより、スロットルスティックとして機能する。
操作スティック21は、図1の左右方向へ延びる図示しない軸部材を中心に回転することにより、図1の上下方向へ移動する。同様に、操作スティック22は、図1の左右方向へ延びる図示しない軸部材を中心に回転することにより、図1の上下方向へ移動する。また、操作スティック21は、図1の上下方向へ延びる図示しない軸部材を中心に回転することにより、図1の左右方向へ移動する。同様に、操作スティック22は、図1の上下方向へ延びる図示しない軸部材を中心に回転することにより、図1の左右方向へ移動する。このように第1実施形態の場合、操作スティック21および操作スティック22は、図示しない軸部材を中心とする回転によって移動する。
次に、上記の飛行装置11と操縦入力装置12とを備える操縦システム10について詳細に説明する。
図2に示すように操縦システム10は、飛行装置11と操縦入力装置12とに機能が分散されている。飛行装置11は、制御演算部31、受信部32、姿勢検出部33、高度検出部34、自動制御部35、手動制御部36、制御値取得部37および制御切替部38を備えている。操縦入力装置12は、制御演算部41、送信部42、操作値検出部43、報知部44および切替指示部としての切替スイッチ45を備えている。
飛行装置11の制御演算部31は、CPU、ROMおよびRAMを有するマイクロコンピュータで構成されている。制御演算部31は、ROMに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、姿勢検出部33、高度検出部34、自動制御部35、手動制御部36、制御値取得部37および制御切替部38をソフトウェア的に実現している。なお、これら姿勢検出部33、高度検出部34、自動制御部35、手動制御部36、制御値取得部37および制御切替部38は、ハードウェア的に実現してもよく、ハードウェアとソフトウェアとの協働によって実現してもよい。
制御演算部31は、各スラスタ15のモータ16、およびバッテリ18に接続している。制御演算部31は、バッテリ18からモータ16へ供給する電力を制御することにより、各スラスタ15で発生する推進力を制御する。飛行装置11の受信部32は、操縦入力装置12から送信される各種の飛行指示を受信する。受信部32は、受信した飛行指示を制御演算部31へ提供する。
姿勢検出部33は、飛行装置11の基体13の傾きや基体13に加わる加速度などから飛行装置11の飛行姿勢を検出する。具体的には、姿勢検出部33は、加速度センサ51、角速度センサ52および地磁気センサ53に接続している。加速度センサ51は、x軸、y軸およびz軸の3次元の3つの軸方向において基体13に加わる加速度を検出する。角速度センサ52は、3次元の3つの軸方向において基体13に加わる角速度を検出する。地磁気センサ53は、3次元の3つの軸方向における地磁気を検出する。姿勢検出部33は、これら加速度センサ51で検出した加速度、角速度センサ52で検出した角速度、および地磁気センサ53で検出した地磁気から飛行装置11の飛行姿勢を検出する。また、姿勢検出部33は、飛行装置11の飛行姿勢に加え、飛行速度を検出することもできる。
高度検出部34は、気圧や地面からの距離などから飛行装置11の飛行高度を検出する。具体的には、高度検出部34は、高度センサ54に接続している。高度センサ54は、天地方向の1つの軸方向における高度を検出する。高度検出部34は、高度センサ54で検出した高度から飛行装置11の飛行高度を検出する。
自動制御部35は、飛行装置11の飛行姿勢および飛行高度を自動的に制御する。具体的には、自動制御部35は、姿勢検出部33で検出した飛行装置11の飛行姿勢、および高度検出部34で検出した飛行装置11の飛行高度に基づいて各スラスタ15のモータ16の出力を制御する。自動制御部35は、予め設定された飛行プログラムにしたがってモータ16の出力を制御することにより、スラスタ15が発生する推進力を制御する。これにより、自動制御部35は、操縦入力装置12による操縦者の操縦を必要とすることなく、飛行装置11の飛行姿勢および飛行高度を自立的に制御する。
手動制御部36は、操縦入力装置12から入力された飛行指示に基づいて、飛行装置11の飛行姿勢および飛行高度を制御する。すなわち、操縦者は、操縦入力装置12の操作スティック21および操作スティック22を操作することにより、飛行装置11に要求する飛行姿勢および飛行高度などを飛行指示として入力する。手動制御部36は、この操縦者が操縦入力装置12へ入力した飛行指示に基づいて各スラスタ15のモータ16の出力を制御する。手動制御部36は、飛行指示に基づいてモータ16の出力、つまりスラスタ15が発生する推進力を制御する。これにより、手動制御部36は、操縦者が操縦入力装置12に入力した飛行指示に基づいて、飛行装置11の飛行姿勢および飛行高度を制御する。
制御切替部38は、飛行装置11の制御を、自動制御部35による自動制御または手動制御部36による手動制御のいずれかに切り替える。すなわち、制御切替部38は、飛行装置11の制御を、自動制御と手動制御との間で相互に切り替える。制御値取得部37は、飛行装置11が自動制御部35によって自動制御されているとき、飛行装置11の高度および速度を変更するためのスロットル制御値を取得する。自動制御部35は、上述のように姿勢検出部33および高度検出部34で検出した飛行装置11の飛行姿勢および飛行高度に基づいて、飛行装置11の飛行を自立的に制御している。このとき、自動制御部35は、各スラスタ15のモータ16に対して、その出力を規定するための制御値を出力している。この制御値には、飛行装置11の姿勢を制御するための姿勢制御値C1と、飛行装置11の高度および速度の変化を制御するためのスロットル制御値C2とが含まれている。制御値取得部37は、自動制御部35からモータ16へ出力される制御値のうち、スロットル制御値C2を自動制御部35から取得する。
操縦入力装置12の制御演算部41は、CPU、ROMおよびRAMを有するマイクロコンピュータで構成されている。制御演算部41は、ROMに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、操作値検出部43をソフトウェア的に実現している。なお、操作値検出部43は、ハードウェア的に実現してもよく、ハードウェアとソフトウェアとの協働によって実現してもよい。操縦入力装置12の送信部42は、操縦者から操縦入力装置12へ入力される各種の操作に基づく飛行指示を飛行装置11へ送信する。
操作値検出部43は、操作スティック21および操作スティック22の操作量を検出する。具体的には、操作値検出部43は、図1の左右方向における操作スティック21の操作量をラダー操作値D1として検出する。また、操作値検出部43は、図1の上下方向における操作スティック21の操作量をエレベータ操作値D2として検出する。操作値検出部43は、図1の左右方向における操作スティック22の操作量をエルロン操作値D3として検出する。そして、操作値検出部43は、図1の上下方向における操作スティック22の操作量をスロットル操作値D4として検出する。
制御演算部41は、操作値検出部43で検出したラダー操作値D1、エレベータ操作値D2、エルロン操作値D3、およびスロットル操作値D4から飛行指示を作成する。そして、制御演算部41は、作成した飛行指示を送信部42から飛行装置11へ送信する。飛行装置11の手動制御部36は、送信された飛行指示に含まれるラダー操作値D1、エレベータ操作値D2、エルロン操作値D3、およびスロットル操作値D4から各スラスタ15のモータ16へ出力する制御値を作成する。各スラスタ15のモータ16は、手動制御部36で作成された制御値によってその出力が制御される。
報知部44は、飛行装置11の制御が制御切替部38によって自動制御から手動制御へ切り替えられるとき、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差が予め設定した設定範囲Sにあることを報知する。設定範囲Sは、例えばスロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差がスロットル制御値C2の10%未満などのように、任意に設定することができる。
報知部44は、操縦者の感覚に訴える手段によって報知する。報知部44は、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差が設定範囲Sになると、例えばブザーの鳴動によって聴覚を通じて報知する。これに限らず、報知部44は、設定範囲Sになったことをランプの点灯または消灯によって視覚を通じて報知してもよい。また、報知部44は、設定範囲Sなったことを振動体の振動によって触覚を通じて報知してもよい。これらの場合、報知部44は、ブザーの音量の変化、ランプの色や照度の変化、あるいは振動の変化などを利用して、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差の大小を報知してもよい。報知部44は、設定範囲Sにあるときに音や光を発して報知する構成としてもよく、設定範囲Sから外れたときに音や光を発して報知する構成としてもよい。
飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替えるとき、操作値検出部43で検出した操作スティック22のスロットル操作値D4と、制御値取得部37で取得したスロットル制御値C2との間には差が生じていることがある。このように、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2とが異なるときに自動制御から手動制御へ切り替えると、自動制御においてスロットル制御値C2で制御されていたモータ16は、このスロットル制御値C2と異なるスロットル操作値D4に応じた出力に変化する。スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差が大きい場合、この差によってモータ16の出力に大きな変化が生じる。その結果、スラスタ15が発生する推進力の急激な変化を招き、飛行装置11の飛行姿勢が不安定化する要因となる。そこで、報知部44は、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替えるとき、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差が予め設定した設定範囲Sになると報知する。すなわち、操縦者が自動制御から手動制御へ切り替えるとき、操縦者によって操作される操作スティック22のスロットル操作値D4が自動制御において自動制御部35が出力するスロットル制御値C2に近似すると、報知部44は報知する。操縦者は、この報知部44による報知を参照して、切替スイッチ45を操作し、自動制御から手動制御へ切り替える。これにより、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差が低減され、モータ16の出力の変化にともなう飛行装置11の飛行姿勢の変化が低減される。
切替スイッチ45は、操縦入力装置12に設けられており、操縦者によって操作される。切替スイッチ45が操作されると、その操作がされたことを示す切替指示は送信部42から飛行装置11の受信部32へ送信される。飛行装置11の制御演算部31は、切替指示を受け取ると、制御切替部38によって飛行装置11の制御を自動制御部35による自動制御から手動制御部36による手動制御へ切り替える。上述のように操縦者は、報知部44による報知を参照することにより、切替スイッチ45を操作する時期の認識が容易になる。
次に、上記の構成による操縦システム10による処理の流れを図3に基づいて説明する。
飛行装置11は、自動制御部35によって少なくとも飛行高度が自動制御されている(S101)。この場合、飛行装置11の自動制御部35は、飛行高度に限らず飛行姿勢を自動制御していてもよい。制御値取得部37は、自動制御されている飛行装置11のスロットル制御値C2を取得する(S102)。すなわち、制御値取得部37は、飛行装置11が自動制御されているとき、モータ16へ出力されるスロットル制御値C2を自動制御部35から取得する。操縦者は、操縦入力装置12の操作スティック22を操作する(S103)。このとき、操縦者は、操縦入力装置12の操作スティック22を図1の上下方向へ移動するように操作する。
操作スティック22が操作されると、操作値検出部43は操作スティック22の操作量をスロットル操作値D4として取得する(S104)。報知部44は、S102で取得したスロットル制御値C2と、S104で取得したスロットル操作値D4との差が設定範囲Sにあるか否かを判断する(S105)。そして、報知部44は、スロットル制御値C2とスロットル操作値D4との差が設定範囲Sにあるとき(S105:Yes)、感覚に訴える手段で報知する(S106)。すなわち、報知部44は、ブザーの鳴動、ランプの点滅、あるいは振動体の振動などによって操縦者に報知する。
操縦者は、S106において報知部44で報知されると、この報知を参照して切替スイッチ45を操作する(S107)。S106において切替スイッチ45が操作されると、その旨の切替指示が操縦入力装置12から飛行装置11へ送信される。制御切替部38は、切替指示を受信すると、飛行装置11の制御を自動制御部35による自動制御から手動制御部36による手動制御に切り替える(S108)。飛行装置11の制御が自動制御から手動制御に切り替えられると、手動制御部36は操縦者が操縦入力装置12に入力した飛行指示に基づいて各スラスタ15のモータ16を制御する。一方、報知部44は、S105においてスロットル制御値C2とスロットル操作値D4との差が設定範囲Sにないと判断すると(S105:No)、報知をすることなくS102へリターンする。そして、操縦システム10は、S102以降の処理を繰り返す。
以上説明したように、第1実施形態では、操縦システム10は報知部44を備えている。報知部44は、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替えるとき、操縦入力装置12の操作値検出部43で検出した操作スティック22のスロットル操作値D4と、自動制御に用いるスロットル制御値C2との差が設定範囲Sにあることを報知する。そのため、操縦入力装置12を操作する操縦者は、この報知部44による報知を用いて、自動制御から手動制御へ切り替える時期を判断する。すなわち、操縦者は、報知部44による報知があると、自動制御から手動制御へ切り替えても飛行装置11の大きな姿勢の変化が生じないことを認識する。そして、操縦者は、報知部44の報知を認識した後、切替スイッチ45を操作して、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替える。これにより、操縦者は、操作スティック22のスティック操作値D4を自動制御におけるスロットル制御値C2に容易に近似させることができる。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態による操縦システムを説明する。
第2実施形態による操縦システム10の構成は、図1および図2に示す第1実施形態と共通する。第2実施形態では、操縦システム10における処理の流れが第1実施形態と相違する。以下、第2実施形態による操縦システム10の処理の流れを図4に基づいて説明する。なお、第1実施形態と共通する処理については、説明を省略する。
飛行装置11は、自動制御部35によって少なくとも飛行高度が自動制御されている(S201)。第2実施形態の場合、飛行装置11の操縦者は、飛行装置11が自動制御されている状態で切替スイッチ45を操作する(S202)。すなわち、操縦者は、飛行装置11を自動制御から手動制御へ切り替えるとき、操作スティック22の位置にかかわらず、切替スイッチ45を操作する。但し、この段階では、制御切替部38は、飛行装置11を自動制御から手動制御へ切り替えない。制御値取得部37は、S202において切替スイッチ45が操作されると、自動制御部35からモータ16へ出力されるスロットル制御値C2を自動制御部35から取得する(S203)。操縦者は、操縦入力装置12の操作スティック22を操作する(S204)。
操作スティック22が操作されると、操作値検出部43は操作スティック22の操作量をスロットル操作値D4として取得する(S205)。報知部44は、S203で取得したスロットル制御値C2と、S205で取得したスロットル操作値D4との差が設定範囲Sにあるか否かを判断する(S206)。そして、報知部44は、スロットル制御値C2とスロットル操作値D4との差が設定範囲Sにあるとき(S206:Yes)、感覚に訴える手段で報知する(S207)。S207において報知部44が報知することにより、操縦者は操作スティック22の位置に基づくスロットル操作値D4がスロットル制御値C2とほぼ一致したことを認識する。すなわち、操縦者は、操作スティック22の位置が自動制御におけるスロットル制御値C2に対応していることを認識する。
このように、S207において報知部44が報知すると、制御切替部38は、飛行装置11の制御を自動制御部35による自動制御から手動制御部36による手動制御に切り替える(S208)。一方、報知部44は、S206においてスロットル制御値C2とスロットル操作値D4との差が設定範囲にないとき(S206:No)、報知をすることなくS203へリターンする。そして、操縦システム10は、S203以降の処理を繰り返す。
第2実施形態では、切替スイッチ45が操作されると、報知部44はスロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差の算出処理を開始する。この場合、制御切替部38は、操縦者が切替スイッチ45を操作しても、その操作のみによって自動制御から手動制御へ切り替えない。制御切替部38は、操縦者によって切替スイッチ45が操作された後、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差が設定範囲Sになるまで待機し、条件を満たしたとき自動制御から手動制御へ切り替える。このとき、報知部44は、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差が設定範囲Sになったことを報知する。そのため、操縦者は、自動制御から手動制御へ切り替わる時期を報知部44の報知によって認識する。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
また、第2実施形態では、切替スイッチ45の操作の後に報知部44が作動する。そのため、飛行装置11が自動制御され、切替スイッチ45が操作されていないとき、報知部44は報知の処理を行なわない。したがって、無用な時期の報知が回避され、必要に応じた報知を行なうことができる。これとともに、操縦者は、報知部44による報知があると、自動制御から手動制御へ移行したことを認識する。したがって、操縦入力装置12を操作することによって飛行装置11の飛行を安全に継続することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態による操縦システムを説明する。
第3実施形態では、第1実施形態の報知部44に相当する構成を備えていない。
図5に示すように第3実施形態の操縦システム10は、飛行装置11と操縦入力装置12とに機能が分散されている。飛行装置11は、制御演算部31、受信部32、姿勢検出部33、高度検出部34、自動制御部35、手動制御部36、制御値取得部37および制御切替部38を備えている。操縦入力装置12は、制御演算部41、送信部42、操作値検出部43および切替スイッチ45を備えている。
第3実施形態の場合、制御切替部38は、飛行装置11の制御を、自動制御部35による自動制御または手動制御部36による手動制御のいずれかに切り替える点で第1実施形態と共通する。一方、第3実施形態の制御切替部38は、切替スイッチ45から切替指示を受け付けると、スロットル制御値C2をスロットル操作値D4へ変更する。そして、制御切替部38は、スロットル制御値C2を変更することによって、スロットル制御値C2とスロットル操作値D4との差が設定範囲Sになると、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替える。
具体的には、図6に示すように飛行装置11は、飛行を開始する時期T0から時期T1になるまで手動制御されている。すなわち、飛行装置11は、時期T0から時期T1までの間、操縦者によって操縦入力装置12から入力される指示に基づいて手動制御部36によって制御される。そして、予め設定された条件下において飛行装置11の飛行が安定化すると、時期T1において飛行装置11は自動制御部35による自動制御へ移行する。自動制御に移行すると、操作スティック22を操作してスロットル操作値D4が変化しても、自動制御部35はスロットル操作値D4を参照することなくスロットル制御値C2を生成する。制御切替部38は、切替スイッチ45から切替指示を受け付けた時期T2になると、操作値検出部43から操作スティック22のスロットル操作値D4を取得する。制御切替部38は、取得したスロットル操作値D4を目標値として設定する。そして、制御切替部38は、自動制御部35が生成するスロットル制御値C2を、目標値として設定したスロットル操作値D4に向けて変更する。この場合、図6に示すように制御切替部38は、切替スイッチ45から切替指示を受け付けた時期T2から手動制御へ移行する時期T3までの間を制御移行期間として設定する。そして、制御切替部38は、スロットル制御値C2を、この時期T2から時期T3までの制御移行期間の間に徐々に変化させながら目標値とするスロットル操作値D4にあわせていく。これにより、制御移行期間が終了する時期T3では、スロットル制御値C2はスロットル操作値D4に一致する。このように、制御切替部38は、スロットル制御値C2とスロットル操作値D4とが一致した後、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替える。時期T2から時期T3までの制御移行期間は、数秒から十数秒程度の任意の時間として設定することができる。
第3実施形態による処理の流れを図7に基づいて説明する。
飛行装置11は、自動制御部35によって少なくとも飛行高度が自動制御されている(S301)。飛行装置11の操縦者は、手動制御への切り替えを求める場合、飛行装置11が自動制御されている状態で切替スイッチ45を操作する(S302)。この切替スイッチ45の操作は、時期T2である。制御切替部38は、S302において切替スイッチ45が操作されると、操作値検出部43から操作スティック22の操作量をスロットル操作値D4として取得する(S303)。制御切替部38は、このスロットル操作値D4を目標値として設定する。
制御切替部38は、S303でスロットル操作値D4を取得すると、スロットル操作値D4を目標値として、スロットル制御値C2を徐々に変更する(S304)。すなわち、制御切替部38は、時期T2から時期T3までの制御移行期間にスロットル制御値C2を変更する。制御切替部38は、S304においてスロットル制御値C2が変更されると、変更されたスロットル制御値C2を取得する(S305)。そして、制御切替部38は、S303で取得して目標値として設定したスロットル操作値D4と、S305で取得したスロットル制御値C2との差が設定範囲Sにあるか否かを判断する(S306)。
制御切替部38は、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差が設定範囲Sにあるとき(S306:Yes)、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替える(S307)。一方、制御切替部38は、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差が設定範囲Sにないとき(S306:No)、S304にリターンし、スロットル制御値C2の変更を継続する。
第3実施形態では、制御切替部38は、自動制御から手動制御への切り替えを指示する切替指示を受け付けると、スロットル制御値C2をスロットル操作値D4に変更する。すなわち、制御切替部38は、自動制御におけるスロットル制御値C2を、操縦入力装置12における操作スティック22の位置であるスロットル操作値D4と一致するように制御移行期間の間に徐々に変更する。これにより、操縦者が特別な操作をしなくても、制御切替部38は制御移行期間の間にスロットル制御値C2をスロットル操作値D4に近似させる。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態による操縦システムを説明する。
第4実施形態は、第3実施形態の変形例に相当し、構成が第3実施形態と共通する。第4実施形態では、制御切替部38による機能が第3実施形態と相違する。
第4実施形態の場合も、飛行装置11は、図8に示すように飛行を開始する時期T0から時期T1まで手動制御された後、時期T1で自動制御に移行している。制御切替部38は、時期T2において切替スイッチ45から切替指示を受け付けると、操作値検出部43で操作スティック22のスロットル操作値D4を検出する。これとともに、制御切替部38は、時期T2において切替スイッチ45から切替指示を受け付けると、制御値取得部37でスロットル制御値C2を取得する。そして、制御切替部38は、スロットル操作値D4を検出した時点、つまり時期T2における切替スイッチ45の操作時のスロットル操作値D4を、自動制御におけるスロットル制御値C2とみなす。
飛行装置11が自動制御されている場合、時期T2において切替スイッチ45が操作されたとき、操作スティック22の操作量であるスロットル操作値D4と、自動制御部35から出力されているスロットル制御値C2との間には差が生じている。そこで、制御切替部38は、スロットル操作値D4をスロットル制御値C2とみなす、つまりスロットル操作値D4をスロットル制御値C2までオフセットすることによって、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2とを見かけ上で一致させる。言い換えると、制御切替部38は、切替スイッチ45が操作された時期T2における操作スティック22の操作量であるスロットル操作値D4を、スロットル制御値C2と強制的に一致させる。これにより、切替スイッチ45が操作されたとき、スロットル操作値D4とスロットル制御値C2とが一致する。そのため、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替えても、各スラスタ15のモータ16に出力の変化は生じない。制御切替部38は、スロットル操作値D4を、スロットル制御値C2とみなした後、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替える。
第4実施形態では、切替スイッチ45が操作された時期T2におけるスロットル操作値D4を、その時期T2におけるスロットル制御値C2とみなしている。そのため、自動制御から手動制御へ切り替えられても、各スラスタ15のモータ16に出力の変化は生じない。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態による操縦システムを説明する。
第5実施形態は、操縦入力装置12の構成が上記の複数の実施形態と異なっている。
第5実施形態の場合、操縦システム10は、図9に示すように操縦入力装置12に移動制限部61を備えている。移動制限部61は、飛行装置11が自動制御部35によって自動制御されているとき、操作スティック22によるスロットル操作方向への移動、すなわち図9の上下方向への移動を制限する。操作スティック22は、図9の上下方向へ移動するときスロットルスティックに相当する。飛行装置11が自動制御から手動制御へ切り替わることによる飛行姿勢の不安定化は、操作スティック22の操作量つまりスロットル操作値D4とスロットル制御値C2との差によって生じる。そこで、移動制限部61で操作スティック22のスロットル操作方向への移動を制限することにより、スロットル操作値D4の意図しない変化は抑えられる。
図9に示す例の場合、操作スティック22は、図9の左右方向へ延びる軸部材62を中心に回転することにより、図9の上下の移動が確保される。移動制限部61は、この軸部材62と接触可能な位置に設けられている。飛行装置11が自動制御されているとき、移動制限部61が軸部材62に接することにより、軸部材62は移動制限部61から制動力が加わる。これにより、軸部材62の回転およびこれにともなう操作スティック22の移動は制限される。
第5実施形態では、上述のように移動制限部61を備えている。移動制限部61は、飛行装置11が自動制御部35で自動制御されているとき、操作スティック22のスロットル操作方向への移動を制限する。そのため、操作スティック22はスロットル操作方向において特定の位置に保持され、自動制御されているときにスロットル操作値D4が変化することはない。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
(第6実施形態)
第6実施形態による操縦システムを説明する。
第6実施形態の場合、操縦システム10は、図10に示すように操縦入力装置12に駆動部71を備えている。駆動部71は、動力源となるサーボモータを有している。駆動部71は、図10の左右方向へ延びる軸部材72に接続している。この軸部材72は、操作スティック22を支持している。操作スティック22は、軸部材72を中心に回転することにより、図10の上下方向へ移動する。そして、駆動部71は、軸部材72に接続することで軸部材72を回転駆動し、操作スティック22をスロットル操作方向へ駆動する。操作スティック22は、図10の上下方向へ移動するときスロットルスティックに相当する。
制御値取得部37は、飛行装置11が自動制御部35によって自動制御されているとき、自動制御部35からスロットル制御値C2を取得する。スロットル制御値C2は、第1実施形態と同様に飛行装置11の高度および速度を変更するための制御値である。駆動部71は、この制御値取得部37で取得されたスロットル制御値C2に基づいて、操作スティック22を図10の上下方向へ駆動する。具体的には、駆動部71は、取得したスロットル制御値C2に対応する位置へ操作スティック22を駆動する。すなわち、駆動部71は、スロットル制御値C2と一致するスロットル操作値D4を算出し、このスロットル操作値D4に対応する位置へ操作スティック22を駆動する。これにより、飛行装置11が自動制御されているとき、操作スティック22は刻々と変化するスロットル制御値C2に追従して図10の上下に移動する。
このように、飛行装置11が自動制御されている間、操作スティック22は自動制御部35から出力されるスロットル制御値C2に追従してスロットル制御値C2に対応する位置へ刻々と移動する。そのため、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替えるときでも、自動制御部35が出力するスロットル制御値C2と操作スティック22のスロットル操作値D4との間に差は生じない。その結果、飛行装置11の制御を自動制御から手動制御へ切り替えても、各スラスタ15のモータ16に出力の変化は生じない。
第6実施形態では、操作スティック22を駆動する駆動部71を備えている。駆動部71は、スロットル制御値C2に基づいて操縦入力装置12の操作スティック22をスロットル操作方向へ駆動する。そのため、自動制御されているとき、操作スティック22のスロットル操作方向の位置は、自動制御におけるスロットル制御値C2と一致する位置となる。すなわち、操作スティック22は、自動制御におけるスロットル制御値C2に追従して移動する。これにより、自動制御から手動制御へ切り替えられるとき、自動制御におけるスロットル制御値C2と手動制御における操作スティック22の位置との間に差が生じない。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化を低減することができ、安全性および信頼性を高めることができる。
(第7実施形態)
第7実施形態は、第6実施形態の変形である。
第7実施形態では、操作スティック22をスロットル操作方向へ駆動する例について説明した。しかし、操作スティック21および操作スティック22は、自動制御における制御値に対応してそれぞれ左右および上下へ駆動する構成としてもよい。第7実施形態の場合、操作スティック21は、図11の左右方向へ延びる軸部材81を中心に図11の上下方向のエレベータ操作方向へ回転し、図11の上下方向へ延びる軸部材82を中心に図11の左右方向のラダー操作方向へ回転する。同様に、操作スティック22は、図11の左右方向へ延びる軸部材83を中心に図11の上下方向のスロットル方向へ回転し、図11の上下方向へ延びる軸部材84を中心に図11の左右方向のエルロン方向へ回転する。そして、第7実施形態では、軸部材81は、駆動部91によって回転駆動される。また、軸部材82は駆動部92によって回転駆動され、軸部材83は駆動部93によって回転駆動され、軸部材84は駆動部94によって回転駆動される。
このように、操作スティック21は、駆動部91によってエレベータ方向である図11の上下に駆動されるとともに、駆動部92によってラダー方向である図11の左右に駆動される。また、操作スティック22は、駆動部93によってスロットル方向である図11の上下に駆動されるだけでなく、駆動部94によってエルロン方向である図11の左右にも駆動される。このように、操作スティック21および操作スティック22は、自動制御における各要素の制御値に基づいて駆動部91〜94で駆動する構成とすることができる。
第7実施形態では、操作スティック21および操作スティック22の位置は、ピッチ、ヨー、ロールおよびスロットルのすべての操縦系統において自動操縦における制御値に対応して移動する。したがって、自動制御から手動制御への切り替え時における姿勢の変化をより低減することができ、安全性および信頼性をさらに高めることができる。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、10は操縦システム、11は飛行装置、12は操縦入力装置、15はスラスタ、22は操作スティック(スロットルスティック)、33は姿勢検出部、34は高度検出部、35は自動制御部、36は手動制御部、37は制御値取得部、38は制御切替部、43は操作値検出部、44は報知部、45は切替スイッチ(切替指示部)、61は移動制限部、71は駆動部を示す。

Claims (8)

  1. 推進力を発生する複数のスラスタ(15)を有する飛行装置(11)と、前記飛行装置(11)と別体に設けられ前記飛行装置(11)を遠隔から操縦するための飛行指示を入力する操縦入力装置(12)と、を備える飛行装置(11)の操縦システム(10)であって、
    前記飛行装置(11)の飛行姿勢を検出する姿勢検出部(33)と、
    前記飛行装置(11)の飛行高度を検出する高度検出部(34)と、
    前記姿勢検出部(33)で検出した前記飛行装置(11)の飛行姿勢、および前記高度検出部(34)で検出した前記飛行装置(11)の飛行高度に基づいて前記スラスタ(15)の推進力を制御して、前記飛行装置(11)の飛行姿勢および飛行高度を自動的に制御する自動制御部(35)と、
    前記操縦入力装置(12)から入力された飛行指示に基づいて、前記飛行装置(11)の飛行姿勢および飛行高度を制御する手動制御部(36)と、
    前記飛行装置(11)の制御を、前記自動制御部(35)による自動制御または前記手動制御部(36)による手動制御のいずれかに切り替える制御切替部(38)と、
    前記操縦入力装置(12)に設けられ前記飛行装置(11)の高度および速度の変更を入力するためのスロットルスティック(22)の操作量をスロットル操作値として検出する操作値検出部(43)と、
    前記飛行装置(11)が前記自動制御部(35)による自動制御であるとき、前記飛行装置(11)の高度および速度を変更するためのスロットル制御値を取得する制御値取得部(37)と、
    前記操縦入力装置(12)に設けられ、前記制御切替部(38)によって前記自動制御部(35)による自動制御から前記手動制御部(36)による手動制御に切り替えるとき、前記操作値検出部(43)で検出した前記スロットル操作値と前記制御値取得部(37)で取得した前記スロットル制御値との差が予め設定した設定範囲であることを報知する報知部(44)と、
    を備える飛行装置の操縦システム。
  2. 前記操縦入力装置(12)に設けられ、前記制御切替部(38)に自動制御から手動制御への切り替えを切替指示として指示する切替指示部(45)をさらに備え、
    前記制御切替部(38)は、前記報知部(44)で前記設定範囲であることが報知されると、前記切替指示部(45)からの前記切替指示を受け付けるとともに、受け付けた前記切替指示に基づいて自動制御から手動制御へ切り替える請求項1記載の飛行装置の操縦システム。
  3. 前記操縦入力装置(12)に設けられ、前記制御切替部(38)に自動制御から手動制御への切り替えを切替指示として指示する切替指示部(45)をさらに備え、
    前記制御切替部(38)は、前記切替指示部(45)から前記切替指示を受け付けた後、前記報知部(44)で前記設定範囲であることが報知されると、自動制御から手動制御へ切り替える請求項1記載の飛行装置の操縦システム。
  4. 推進力を発生する複数のスラスタ(15)を有する飛行装置(11)と、前記飛行装置(11)と別体に設けられ前記飛行装置(11)を遠隔から操縦するための飛行指示を入力する操縦入力装置(12)と、を備える飛行装置(11)の操縦システム(10)であって、
    前記飛行装置(11)の飛行姿勢を検出する姿勢検出部(33)と、
    前記飛行装置(11)の飛行高度を検出する高度検出部(34)と、
    前記姿勢検出部(33)で検出した前記飛行装置(11)の飛行姿勢、および前記高度検出部(34)で検出した前記飛行装置(11)の飛行高度に基づいて前記スラスタ(15)の推進力を制御して、前記飛行装置(11)の飛行姿勢および飛行高度を自動的に制御する自動制御部(35)と、
    前記操縦入力装置(12)から入力された飛行指示に基づいて、前記飛行装置(11)の飛行姿勢および飛行高度を制御する手動制御部(36)と、
    前記飛行装置(11)の制御を、前記自動制御部(35)による自動制御または前記手動制御部(36)による手動制御のいずれかに切り替える制御切替部(38)と、
    前記操縦入力装置(12)に設けられ前記飛行装置(11)の高度および速度の変更を入力するためのスロットルスティック(22)の操作量をスロットル操作値として検出する操作値検出部(43)と、
    前記飛行装置(11)が前記自動制御部(35)による自動制御であるとき、前記飛行装置(11)の高度および速度を変更するためのスロットル制御値を取得する制御値取得部(37)と、
    前記操縦入力装置(12)に設けられ、前記制御切替部(38)に自動制御から手動制御への切り替えを切替指示として指示する切替指示部(45)と、を備え、
    前記制御切替部(38)は、前記切替指示部(45)から前記切替指示を受け付けると、前記操作値検出部(43)で検出した前記スロットル操作値を、前記制御値取得部(37)で取得した前記スロットル制御値に変更し、前記スロットル操作値と前記スロットル制御値との差が予め設定した設定範囲になると、自動制御から手動制御へ切り替える飛行装置の操縦システム。
  5. 前記制御切替部(38)は、自動制御から手動制御へ切り替える制御移行期間が予め設定され、前記制御移行期間の間に前記スロットル制御値を前記スロットル操作値に徐々に近似する請求項4記載の飛行装置の操縦システム。
  6. 前記制御切替部(38)は、前記切替指示部(45)から前記切替指示を受け付けたときに前記操作値検出部(43)で検出した前記スロットル操作値を、前記切替指示部(45)から前記切替指示を受け付けたときに前記制御値取得部(37)で取得した前記スロットル制御値とみなす請求項4記載の飛行装置の操縦システム。
  7. 推進力を発生する複数のスラスタ(15)を有する飛行装置(11)と、前記飛行装置(11)と別体に設けられ前記飛行装置(11)を遠隔から操縦するための飛行指示を入力する操縦入力装置(12)と、を備える飛行装置(11)の操縦システム(10)であって、
    前記飛行装置(11)の飛行姿勢を検出する姿勢検出部(33)と、
    前記飛行装置(11)の飛行高度を検出する高度検出部(34)と、
    前記姿勢検出部(33)で検出した前記飛行装置(11)の飛行姿勢、および前記高度検出部(34)で検出した前記飛行装置(11)の飛行高度に基づいて前記スラスタ(15)の推進力を制御して、前記飛行装置(11)の飛行姿勢および飛行高度を自動的に制御する自動制御部(35)と、
    前記操縦入力装置(12)から入力された飛行指示に基づいて、前記飛行装置(11)の飛行姿勢および飛行高度を制御する手動制御部(36)と、
    前記飛行装置(11)の制御を、前記自動制御部(35)による自動制御または前記手動制御部(36)による手動制御のいずれかに切り替える制御切替部(38)と、
    前記操縦入力装置(12)に設けられ、前記飛行装置(11)の高度および速度の変更を入力するためのスロットルスティック(22)と、
    前記操縦入力装置(12)に設けられ、前記自動制御部(35)で自動制御されているとき、前記スロットルスティック(22)の移動を制限する移動制限部(61)と、
    を備える飛行装置の操縦システム。
  8. 推進力を発生する複数のスラスタ(15)を有する飛行装置(11)と、前記飛行装置(11)と別体に設けられ前記飛行装置(11)を遠隔から操縦するための飛行指示を入力する操縦入力装置(12)と、を備える飛行装置(11)の操縦システム(10)であって、
    前記飛行装置(11)の飛行姿勢を検出する姿勢検出部(33)と、
    前記飛行装置(11)の飛行高度を検出する高度検出部(34)と、
    前記姿勢検出部(33)で検出した前記飛行装置(11)の飛行姿勢、および前記高度検出部(34)で検出した前記飛行装置(11)の飛行高度に基づいて前記スラスタ(15)の推進力を制御して、前記飛行装置(11)の飛行姿勢および飛行高度を自動的に制御する自動制御部(35)と、
    前記操縦入力装置(12)から入力された飛行指示に基づいて、前記飛行装置(11)の飛行姿勢および飛行高度を制御する手動制御部(36)と、
    前記飛行装置(11)の制御を、前記自動制御部(35)による自動制御または前記手動制御部(36)による手動制御のいずれかに切り替える制御切替部(38)と、
    前記操縦入力装置(12)に設けられ、前記飛行装置(11)の高度および速度の変更を入力するためのスロットルスティック(22)と、
    前記飛行装置(11)が前記自動制御部(35)による自動制御であるとき、前記飛行装置(11)の高度および速度を変更するためのスロットル制御値を取得する制御値取得部(37)と、
    前記制御値取得部(37)で取得した前記スロットル制御値に基づいて、前記スロットルスティック(22)を前記スロットル制御値に対応する位置へ駆動する駆動部(71)と、
    を備える飛行装置の操縦システム。
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