JP2018030194A - 吸着パッド - Google Patents

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光生 野村
Mitsuo Nomura
光生 野村
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Nisshin Engineering Co Ltd
Nisshin Seifun Group Inc
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Nisshin Engineering Co Ltd
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【課題】破れ易く、軽くかつ柔らかいシート状部材を良好に吸着することができ、また吸着領域からシート状部材を切り離した場合にシート状部材が折れ曲がることなく、シート状部材を所定の位置に精度よく載置することが可能な吸着パッドを提供する。【解決手段】シート状部材32を吸着する吸着パッド2であって、内部に負圧室10を有し、下面に前記シート状部材を吸着する吸着領域8aを有し、前記吸着領域に前記負圧室に連通する多数の貫通孔20を有する吸着パッド本体4と、前記負圧室内の空気を吸引する吸引口14と、前記吸引口から前記負圧室内の空気を吸引することにより前記吸着領域に吸着させた前記シート状部材を切り離すエアーを前記負圧室に吹き込むエアー吹込口16と、を備え、前記エアー吹込口は、前記吸着領域の上部であり、かつ前記吸着領域に吸着した前記シート状部材の外縁内に設定した仮想円30の上部に位置するように形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、シート状部材を吸着する吸着パッドに関するものである。
従来、パッドケース内に負圧室を形成し、パッドケースの下面側に多数の吸引口を点在させて形成し、一端がパッドケース上部に接続され他端がエアー吸引源に接続された吸引管を介して負圧室内を負圧にすることにより、プリント基板等の板材を吸着させる吸着パッド装置が存在する(例えば特許文献1参照)。
特開2005−28489号公報
しかしながら、上述の吸着パッド装置はプリント基板等の剛性を有する板材の吸着に用いられるものであり、破れ易く、軽くかつ柔らかいシート状部材を良好に吸着することは困難であった。また吸着されたシート状部材を吸着パッド装置から切り離した場合に、破れ易く、軽くかつ柔らかいシート状部材が折れ曲がることなく、精度よく所定の位置に載置することは困難であった。
本発明の目的は、破れ易く、軽くかつ柔らかいシート状部材を良好に吸着することができ、また吸着領域からシート状部材を切り離した場合にシート状部材が折れ曲がることなく、シート状部材を所定の位置に精度よく載置することが可能な吸着パッドを提供することである。
本発明の吸着パッドは、シート状部材を吸着する吸着パッドであって、内部に負圧室を有し、下面に前記シート状部材を吸着する吸着領域を有し、前記吸着領域に前記負圧室に連通する多数の貫通孔を有する吸着パッド本体と、前記負圧室内の空気を吸引する吸引口と、前記吸引口から前記負圧室内の空気を吸引することにより前記吸着領域に吸着させた前記シート状部材を切り離すエアーを前記負圧室に吹き込むエアー吹込口と、を備え、前記エアー吹込口は、前記吸着領域の上部であり、かつ前記吸着領域に吸着した前記シート状部材の外縁内に設定した仮想円の上部に位置するように形成されていることを特徴とする。
また本発明の吸着パッドは、前記仮想円は前記エアー吹込口が前記シート状部材の上部に位置するように設定されることを特徴とする。
また本発明の吸着パッドは、前記シート状部材が矩形状の外縁を有し、前記仮想円は、前記矩形状の外縁に内接するように設定され、前記エアー吹込口は、前記シート状部材の四隅に対応する位置に形成されていることを特徴とする。
また本発明の吸着パッドは、前記吸着領域が剥離容易な表面素材により形成されていることを特徴とする。
また本発明の吸着パッドは、前記剥離容易な表面素材がフッ素樹脂であることを特徴とする。
また本発明の吸着パッドは、前記シート状部材が破れ易く、軽くかつ柔らかい部材であることを特徴とする。
本発明によれば、破れ易く、軽くかつ柔らかいシート状部材を良好に吸着することができ、また吸着領域からシート状部材を切り離した場合にシート状部材が折れ曲がることなく、シート状部材を所定の位置に精度よく載置することができる。
実施の形態に係る吸着パッドの平面図である。 実施の形態に係る吸着パッドの側面図である。 実施の形態に係る吸着パッドの底面図である。 実施の形態に係る吸着パッドの断面図(図1のA−A断面図)である。 実施の形態に係る仮想円を示す図である。
以下、図面を参照して、実施の形態に係る吸着パッドについて説明する。図1は実施の形態に係る吸着パッドの平面図、図2は実施の形態に係る吸着パッドの側面図、図3は実施の形態に係る吸着パッドの底面図、図4は実施の形態に係る吸着パッドの断面図(図1のA−A断面図)である。
吸着パッド2は、破れ易く、軽くかつ柔らかいシート状部材32(図5参照)、例えばスライスハムや薄焼き卵等のシート状食品等を吸着するものである。吸着パッド2は、平面視矩形状の吸着パッド本体4を備えている。吸着パッド本体4は、下面に平面視矩形状の凹部が形成された上部部材6と、上部部材6の凹部を覆う板状の下部部材8により構成されており、上部部材6の凹部を下部部材8により覆うことにより、吸着パッド本体4の内部に平面視矩形状の負圧室10が形成されている。
上部部材6は、ナイロン樹脂により形成されており、上面の中央部に柱状の支持部12が取り付けられている。また上部部材6の上面の支持部12の両側には負圧室10内の空気を吸引する吸引口14が形成されており、吸引口14は図示しない空気吸引源に接続されている。吸引口14の両側の後述する所定の位置には負圧室10内にエアー吹き込むエアー吹込口16が形成されており、エアー吹込口16は図示しないエアー供給源に接続されている。更に上部部材6の四隅にはボルト孔18が形成されている。
下部部材8は、下面にシート状部材32を吸着する吸着領域8aを有している。吸着領域8aには負圧室10に連通する多数の貫通孔20が設けられており、負圧室10内を負圧にすることにより吸着領域8aでシート状部材32を吸着する。ここで下部部材8に形成されている貫通孔20の直径は、シート状部材32の厚さ、剛性等により適宜選択される。例えばシート状部材32が薄く、柔らかい部材である場合には、シート状部材32を傷つけず、貫通孔20の跡を付けないために小さい直径の貫通孔20を多数設けることが好ましい。
なお下部部材8は、吸着領域8aに吸着したシート状部材32が剥離容易となるようにフッ素樹脂により形成されている。また下部部材8の四隅には上部部材6のボルト孔18に対応する位置にボルト孔22が形成されている。吸着パッド本体4は、上部部材6のボルト孔18及び下部部材8のボルト孔22を用いて上部部材6と下部部材8とを図示しないボルトで固定して組み立てられている。
上部部材6に形成されているエアー吹込口16は、吸着領域8aの上部であり、かつ吸着領域8aに吸着したシート状部材32の外縁内に設定した仮想円30の上部に位置するように形成されている。即ち図5に示すようにシート状部材32が矩形状の外縁を有する場合には、仮想円30は、矩形状の外縁に内接するように設定され、エアー吹込口16は、仮想円30上のシート状部材32の四隅に対応する位置に形成されている。
本実施の形態に係る吸着パッド2によりシート状部材32を吸着する場合には、吸引口14から負圧室10内の空気を吸引し負圧室10内を負圧とすることにより吸着領域8aにシート状部材32を吸着させる。また吸着領域8aからシート状部材32を切り離す場合には、エアー吹込口16からエアーを負圧室10内に吹き込むことにより吸着領域8aからシート状部材32を切り離す。この場合にエアー吹込口16が仮想円30上に位置するように形成されているため、シート状部材32が吸着領域8aに真空吸着するための真空状態を効果的に破壊することができ、シート状部材32を吸着領域8aから良好に切り離すことができる。
即ちエアー吹込口16が仮想円30よりも内側に形成されている場合には、真空状態の破壊を効果的に行うことができない場合があり、エアーの吹込みによりシート状部材32が破れてしまう恐れがある。またエアー吹込口16が仮想円30よりも外側に形成されている場合には、エアーが逃げてシート状部材32を吸着領域8aから切り離すことができない。
本実施の形態に係る吸着パッドによれば、破れ易く、軽くかつ柔らかいシート状部材32を良好に吸着することができ、また吸着領域8aからシート状部材32を切り離した場合に、シート状部材32が折れ曲がることなく所定の位置に精度よく載置することができる。
なお、上述の実施の形態においては、下部部材8をフッ素樹脂により形成しているが、下部部材8の全体をフッ素樹脂で形成する必要はなく、少なくともシート状部材32を吸着する吸着領域8aに剥離容易な表面素材であるフッ素樹脂が用いられればよい。
またシート状部材が円形の外縁を有する場合には、仮想円30は、エアー吹込口16が円形のシート状部材の上部に位置するように円形の外縁よりも所定量内側に設定され、エアー吹込口16は仮想円30上に等間隔で位置するように形成されることが好ましい。
また、上述の実施の形態においては、吸引口14を上部部材6の上面の支持部12の両側に形成しているが、上部部材6の上面の中央部等の他の位置に形成してもよい。
また、上述の実施の形態においては、吸着パッド2によりシート状食品を吸着しているが、吸着パッド2によりシート状食品以外の破れ易く、軽くかつ柔らかいシート状部材を良好に吸着することができる。
2…吸着パッド、4…吸着パッド本体、6…上部部材、8…下部部材、8a…吸着領域、10…負圧室、12…支持部、14…吸引口、16…エアー吹込口、20…貫通孔、30…仮想円、32…シート状部材

Claims (6)

  1. シート状部材を吸着する吸着パッドであって、
    内部に負圧室を有し、下面に前記シート状部材を吸着する吸着領域を有し、前記吸着領域に前記負圧室に連通する多数の貫通孔を有する吸着パッド本体と、
    前記負圧室内の空気を吸引する吸引口と、
    前記吸引口から前記負圧室内の空気を吸引することにより前記吸着領域に吸着させた前記シート状部材を切り離すエアーを前記負圧室に吹き込むエアー吹込口と、
    を備え、
    前記エアー吹込口は、前記吸着領域の上部であり、かつ前記吸着領域に吸着した前記シート状部材の外縁内に設定した仮想円の上部に位置するように形成されていることを特徴とする吸着パッド。
  2. 前記仮想円は、前記エアー吹込口が前記シート状部材の上部に位置するように設定されることを特徴とする請求項1記載の吸着パッド。
  3. 前記シート状部材は、矩形状の外縁を有し、
    前記仮想円は、前記矩形状の外縁に内接するように設定され、
    前記エアー吹込口は、前記シート状部材の四隅に対応する位置に形成されていることを特徴とする請求項2記載の吸着パッド。
  4. 前記吸着領域は、剥離容易な表面素材により形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の吸着パッド。
  5. 前記剥離容易な表面素材は、フッ素樹脂であることを特徴とする請求項4記載の吸着パッド。
  6. 前記シート状部材は、破れ易く、軽くかつ柔らかい部材であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の吸着パッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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