JP2018028215A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】建具を構成する框と框内に納められた障子との隙間からの延焼を抑制することができる建具を提供する。【解決手段】建具は、枠内にドアが上下方向を軸線方向として回動可能に設けられた建具であって、ドアは、四方枠状に形成された框と、框内に、互いに上下移動可能に納められた上障子及び下障子4Yと、框32の戸先側の下端に設けられ、下障子4Yを支持可能な戸先側支持部材122と、框32の吊元側の下端に設けられ、下障子4Yを支持可能な吊元側支持部材121と、を備え、戸先側支持部材122は、吊元側支持部材121よりも高さが高いことを特徴とする。【選択図】図10

Description

本発明は、構造物の開口部に設けられる建具に関するものである。
従来から、建築物の開口部に枠が固定され、枠内にドアが上下方向の軸線を中心に回動自在に設けられるとともに、ドアが框と框内に上下移動可能に納められた上障子及び下障子とを備えた建具が知られている。
特開2013−118699号公報
上記の特許文献1に記載された建具では、火災時にドアが自重等により下框の戸先側が下がり、戸先側の縦框が下方に移動するように、框が変形することがある。この際、框内に納められた上障子及び下障子も同様に戸先側が下方に下がるように傾斜する。これにより、上障子及び下障子では、それぞれ上端では框の吊元側との間に隙間が生じるとともに、下端では框の戸先側との間に隙間が生じてしまうという問題点がある。
さらに、上障子及び下障子が戸先側を下方に下げるように傾斜することにより、特に下障子の戸先側に応力が集中してガラス割れを引き起こす虞がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、建具を構成する框と框内に納められた障子との隙間からの延焼を抑制することができる建具を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る建具は、枠内にドアが上下方向を軸線方向として回動可能に設けられた建具であって、前記ドアは、四方枠状に形成された框と、該框内に、互いに上下移動可能に納められた上障子及び下障子と、前記框の戸先側の下端に設けられ、前記下障子を支持可能な戸先側支持部材と、を備えることを特徴とする。
このように構成された建具では、框の戸先側の下端には、上下移動可能な下障子を支持可能な戸先側支持部材が設けられている。火災時に、ドアが自重等により框の下端部の戸先側が下方に移動するように框が変形するにともない、框内に納められた下障子も同様に戸先側が下方に下がるように傾斜しても、下障子の戸先側は框の戸先側に設けられた戸先側支持部材により支持される。これにより、下障子は水平状態を維持し、下障子の戸先側と框の下端部との間や、上障子の吊元側と框の上端部との間に生じる隙間が抑制され、框と障子との隙間からの延焼を抑制することができる。
また、本発明に係る建具は、前記框の吊元側の下端に設けられ、前記下障子を支持可能な吊元側支持部材を備え、前記戸先側支持部材は、前記吊元側支持部材よりも高さが高いことが好ましい。
このように構成された建具では、火災時に、下障子の戸先側は框の戸先側に設けられた戸先側支持部材により支持されるとともに、下障子の吊元側は框の吊元側に設けられた吊元側支持部材により支持される。戸先側支持部材は吊元側支持部材よりも高さが高いため、下障子は水平状態を維持しつつ、幅方向にわたって支持されるため、框と障子との隙間からの延焼を確実に抑制することができる。
また、本発明に係る建具は、前記戸先側支持部材は、前記吊元側支持部材と同一高さの支持部と、高さ調整可能なスペーサと、を有していてもよい。
このように構成された建具では、戸先側支持部材の高さを吊元側支持部材よりも高くするために、支持部を共通としながら戸先側支持部材ではスペーサを設ければよいため、部品点数を抑えることができる。
本発明に係る建具によれば、建具を構成する框と框内に納められた障子との隙間からの延焼を抑制することができる。
本発明の第一実施形態に係る建具を屋内側から見た正面図である。 図1をX−Xで切断した縦断面図である。 図1をY−Yで切断した水平断面図である。 図2のA部拡大図である。 図2のB部拡大図である。 図2のC部拡大図であり、戸先側を示している。 図3のD部拡大図である。 図3のE部拡大図である。 図2のC部拡大図であり、吊元側を示している。 図1をY−Yで切断した水平断面図であり、戸先側支持部材及び吊元側支持部材の配置を示している。
以下、本発明の第一実施形態による建築物の開口部に設けられる建具の一例として、上げ下げ障子を有する開きドアを図1から図10に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るドアを屋内側から見た斜視図である。図2は、図1をX−Xで切断した縦断面図である。図3は、図1をY−Yで切断した水平断面図である。
図1から図3に示すように、開きドア(建具)100は、開口部Wに設けられ、四角形状に形成された枠体(枠)1と、枠体1内に上下方向を軸線方向として回動可能に納められたドア本体(ドア)2と、を備えている。
枠体1は、水平方向に延在する上枠11及び下枠12と、上枠11の両端部と下枠12の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する縦枠13と、を有している。
上枠11は、屋外側に設けられ金属製の金属上枠11Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂上枠11Bと、を有している。金属上枠11Aと樹脂上枠11Bとは連結されている。
下枠12は、屋外側に設けられ金属製の金属下枠12Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂下枠12Bと、を有している。金属下枠12Aと樹脂下枠12Bとは連結されている。
図2及び図6に示すように、金属下枠12Aは、金属製の第一金属部14と、第一金属部14よりも屋内側に配置され金属製の第二金属部15と、第一金属部14と第二金属部15とを連結する樹脂製のブリッジ材16と、を有している。ブリッジ材16は、第一金属部14及び第二金属部15よりも断熱性が高い。
図3に示すように、縦枠13は、屋外側に設けられ金属製の金属縦枠13Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂縦枠13Bと、を有している。金属縦枠13Aと樹脂縦枠13Bとは連結されている。
ドア本体2は、枠体1内に納められた四方枠状に形成された框体(框)3と、框体3内に納められた上障子4X及び下障子4Yとを、備えている。上障子4Xと外障子とは、上下移動可能に框体3内に納められている。
図1から図3に示すように、框体3は、水平方向に延在する上框31及び下框32と、上框31の両端部と下框32の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する縦框33と、を有している。
上框31は、屋外側に設けられ金属製の金属上框31Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂上框31Bと、を有している。金属上框31Aと樹脂上框31Bとは連結されている。
下框32は、屋外側に設けられ金属製の金属下框32Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂下框32Bと、を有している。金属下框32Aと樹脂下框32Bとは連結されている。
縦框33は、屋外側に設けられ金属製の金属縦框33Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂縦框33Bと、を有している。金属縦框33Aと樹脂縦框33Bとは連結されている。
上障子4Xは、四方枠状に形成された桟体40と、桟体40内に納められた複層ガラス49と、を有している。桟体40は、上桟41と、下桟42と、上桟41の両端部と下桟42の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する縦桟43と、を有している。
上桟41は、屋外側に設けられ金属製の金属上桟41Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂上桟41Bと、を有している。金属上桟41Aと樹脂上桟41Bとは連結されている。
同様に、下桟42は、屋外側に設けられ金属製の金属下桟42Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂下桟42Bと、を有している。金属下桟42Aと樹脂下桟42Bとは連結されている。
同様に、縦桟43は、屋外側に設けられ金属製の金属縦桟43Aと、屋内側に設けられ樹脂製の樹脂縦桟43Bと、を有している。金属縦桟43Aと樹脂縦桟43Bとは連結されている。
さらに、下障子4Yにおいても、上桟41、下桟42、左右の縦桟43は、外障子と同一の構成を備えており、同一の符号を用いて説明を省略する。
上桟41、下桟42及び縦桟43では、断面略コの字状のガラス保持溝46が形成されている。複層ガラス49の四辺の端部は断面略U字状のグレージングチャンネル47で介して、ガラス保持溝46に収容されている。
次に、枠体1、框体3及び桟体40に設けられた加熱発泡材について説明する。
まず、上障子4Xの上側に設けられた加熱発泡材について説明する。
図4は、図2のA部拡大図である。
図4に示すように、樹脂上枠11Bの屋外側に配置された屋外側壁部11Cには、屋外側の面に、加熱発泡材51が配置されている。金属上框31Aの上部に配置された上壁部31Cには、上面に、加熱発泡材52が配置されている。金属上框31Aの屋外側に配置された屋外側壁部31Dには、屋内側の面に、加熱発泡材53が配置されている。金属上桟41Aの上部に配置された上壁部41Cには、下面に、加熱発泡材54が配置されている。金属上桟41Aにおいてガラス保持溝46を形成する保持壁部41Dには、下面に、加熱発泡材55が配置されている。
次に、上障子4Xの下側に設けられた加熱発泡材について説明する。
図5は、図2のB部拡大図である。
図5に示すように、上障子4Xの金属下桟42Aにおいてガラス保持溝46を形成する保持壁部42Cには、上面に、加熱発泡材61が配置されている。金属下桟42Aの下部に配置された底壁部42Hには、上面及び下面に、それぞれ加熱発泡材62,63が配置されている。金属下桟42Aの屋外側に配置された屋外側壁部42Dには、屋内側の面に、加熱発泡材64が配置されている。樹脂下桟42Bの下部に配置された底壁部42Eには、下面に、加熱発泡材65が配置されている。
次に、下障子4Yの上側に設けられた加熱発泡材について説明する。
下障子4Yの金属上桟41Aにおいてガラス保持溝46を形成する保持壁部41Eには、下面に、加熱発泡材66が配置されている。金属上桟41Aの上部に配置された上壁部41Fには、上面及び下面に、それぞれ加熱発泡材67,68が配置されている。
次に、下障子4Yの下側に設けられた加熱発泡材について説明する。
図6は、図2のC部拡大図であり、戸先側を示している。
図6に示すように、下障子4Yの金属下桟42Aにおいてガラス保持溝46を形成する保持壁部42Fには、上面に、加熱発泡材71が配置されている。金属下桟42Aの下部に配置された底壁部42Gには、上面に、加熱発泡材72が配置されている。金属下框32Aの屋外側に配置された屋外側壁部32Cには、屋外側の面及び屋内側の面に、それぞれ加熱発泡材73,74が配置されている。金属下框32Aの中空状のホロー部32D内には、加熱発泡材75が配置されている。金属下框32Aにおいて、ガラス保持溝46の下方に配置された支持壁部32Jの上面には、加熱発泡材76が配置されている。
さらに、金属下框32Aの下部に配置された底壁部32Eには、下方に向かって突出する一対の下向き片32Fが設けられている。各下向き片32Fの下端部には、対向する下向き片に向かって折曲された折曲片32Gが設けられている。
底壁部32E、下向き片32F及び折曲片32Gで形成された空間内には、高温加熱発泡材101及び低温加熱発泡材102が重なって配置されている。
高温加熱発泡材101は、底壁部32Eに沿って配置されている。低温加熱発泡材102は、高温加熱発泡材101の下側に、高温加熱発泡材101に沿って配置されている。
高温加熱発泡材101は、金属下框32Aの下部に沿って、金属下框32Aの幅方向の略全長にわたって配置されている。低温加熱発泡材102は、金属下框32Aの下部及び金属縦框33A(図3参照)の下部に沿って、框体3の幅方向の略全長にわたって配置されている。
低温加熱発泡材102の発泡温度は、高温加熱発泡材101の発泡温度よりも低い。例えば、低温加熱発泡材102としてエポキシ樹脂で構成されたものが採用され、火災時には、低温加熱発泡材102は約150℃から発泡を開始して、約350℃で発泡が完了する。また、高温加熱発泡材101としてポリ塩化ビニル樹脂で構成されたものが採用され、高温加熱発泡材101は約500℃から発泡を開始して、約800℃で発泡が完了する。つまり、高温加熱発泡材101の発泡開始温度は、低温加熱発泡材102の発泡開始温度よりも高い。高温加熱発泡材101の発泡完了温度は、低温加熱発泡材102の発泡完了温度よりも高いことが好ましい。
火災時には、火災温度が所定の温度まで達すると、低温加熱発泡材102が膨張発泡して下框32と下枠12との間の隙間を埋める。さらに、火災温度が上昇して所定の温度まで達すると、高温加熱発泡材101が膨張発泡する。このため、低温加熱発泡材102の膨張発泡が完了して隙間を埋めた後に、火災温度が上昇して、下框32や下枠12が変形してさらに隙間が生じた場合でも、高温加熱発泡材101が発泡して、当該隙間を埋める。
金属下框32Aの底壁部32Eの下方に設けられた壁部32Hには、壁部の下面に、加熱発泡材76が配置されている。
次に、上障子4X及び下障子4Yの戸先側に設けられた加熱発泡材について説明する。
図7は、図3のD部拡大図である。
図7に示すように、樹脂縦枠13Bにおいて框33と対向する壁部13Cには、対向する面に、加熱発泡材81が配置されている。金属縦枠13Aにおいて縦框33と対向する壁部13Dには、対向する面に、加熱発泡材82が配置されている。金属縦框33Aの屋外側に配置された屋外側壁部33Cには、屋内側の面に、加熱発泡材83が配置されている。金属縦框33Aの中空状のホロー部33D内には、複数の加熱発泡材84が配置されている。金属縦框33Aの屋内側に配置された屋内側壁部33Eには、屋内側の面に、加熱発泡材85が配置されている。金属縦框33Aにおいて縦桟43と対向する壁部33Fには、対向する面に、加熱発泡材86が配置されている。
金属縦框33Aの壁部33Fの屋外側には、縦桟43側に向かって延びる延出壁部33Gが設けられている。延出壁部33Gには、屋内側の面に、加熱発泡材87が配置されている。
金属縦框33Aの壁部33Fの屋内側には、縦桟43側に向かって延びる延出壁部33Hが設けられている。延出壁部33Hの先端部には、屋内側に向かって折曲された折曲壁部33Jが設けられている。延出壁部33Hには、屋内側の面に、加熱発泡材88が配置されている。折曲壁部33Jには、縦桟43に対向する面に、加熱発泡材89が配置されている。金属縦桟43Aにおいてガラス保持溝46を形成する保持壁部43Cには、複層ガラス49と対向する面に、加熱発泡材90が配置されている。
次に、上障子4X及び下障子4Yの吊元側に設けられた加熱発泡材について説明する。
図8は、図3のE部拡大図である。
図8に示すように、金属縦枠13Aにおいて縦框33と対向する壁部13Eには、対向する面に、加熱発泡材91が配置されている。金属縦框33Aの中空状のホロー部33K内には、屋内側の面に、加熱発泡材92が配置されている。金属縦框33Aの屋内側に配置された屋内側壁部33Lには、屋内側の面に、加熱発泡材93が配置されている。金属縦框33Aにおいて縦桟43と対向する壁部33Mには、対向する面に、加熱発泡材94が配置されている。
金属縦框33Aの壁部33Mの屋外側には、縦桟43側に向かって延びる延出壁部33Nが設けられている。延出壁部33Nには、屋内側の面に、加熱発泡材95が配置されている。
金属縦框33Aの壁部33Mの屋内側には、縦桟43側に向かって延びる延出壁部33Pが設けられている。延出壁部33Pの先端部には、屋内側に向かって折曲された折曲壁部33Qが設けられている。延出壁部33Pには、屋内側の面に、加熱発泡材96が配置されている。折曲壁部33Qには、縦桟43に対向する面に、加熱発泡材97が配置されている。金属縦桟43Aにおいてガラス保持溝46を形成する保持壁部43Dには、複層ガラス49と対向する面に、加熱発泡材98が配置されている。
次に、火災時に、下障子4Yが下がってきた場合に、下障子4Yを支持可能な吊元側支持部材121及び戸先側支持部材122について説明する。
図9は、図2のC部拡大図であり、吊元側を示している。
図9に示すように、吊元側では、金属框の上面に、吊元側支持部材121として支持金具(支持部)111が金属下框32Aに螺子119で固定されている。
支持金具111は、金属下框32Aの支持壁部32Jに沿って配置される下壁部112と、下壁部112の屋内側の端部から上向きに延びる折曲壁部113と、折曲壁部113の上端部から屋外側に延びる上壁部114と、を有している。
図6に示すように、戸先側では、金属下框32Aの支持壁部32Jに、スペーサ116が設けられている。スペーサ116の上面には、支持金具111がスペーサ116とともに金属下框32Aに螺子119で固定されている。スペーサ116と支持金具111とが、戸先側支持部材122を構成している。戸先側では、スペーサ116の高さ分、支持金具111が上方に配置されている。
図10は、図1をY−Yで切断した水平断面図であり、吊元側支持部材121及び戸先側支持部材122の配置を示している。
図10に示すように、吊元側支持部材121としての支持金具111は金属下框32Aの支持壁部32Jの吊元側に配置され、戸先側支持部材122としての支持金具111及びスペーサ116は金属下框32Aの支持壁部32Jの戸先側に配置されている。
このように構成された開きドア100では、下框32の戸先側及び吊元側には、上下移動可能な下障子4Yを支持可能な戸先側支持部材122及び吊元側支持部材121が設けられている。火災時に、ドア本体2が自重等により下框32の戸先側及び戸先側の縦框33が下方に移動するように変形するにともない、框体3内に納められた下障子4Yも同様に戸先側が下方に下がるように傾斜しても、下障子4Yの戸先側は戸先側支持部材122に支持されるとともに吊元側は吊元側支持部材121に支持される。戸先側支持部材122は吊元側支持部材121よりも高さが高いため、下障子4Yは水平状態を維持しつつ、幅方向にわたって支持される。よって、下障子4Yの戸先側と下框32の下端部との間や、上障子4Xの吊元側と上框31との間に生じる隙間が抑制され、下框32と上障子4X、下障子4Yとの隙間からの延焼を抑制することができる。
また、戸先側支持部材122の高さを吊元側支持部材よりも高くするために、支持金具111を共通としながら戸先側支持部材122ではスペーサ116を設ければよいため、部品点数を抑えることができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、吊元側支持部材121及び戸先側支持部材122が設けられているが、下障子4Yを支持可能な戸先側支持部材122のみ設けられていればよい。
1…枠体(枠)
2…ドア本体(ドア)
3…框体(框)
4X…上障子
4Y…下障子
11…上枠
11A…金属上枠
11B…樹脂上枠
12…下枠
12A…金属下枠
12B…樹脂下枠
13…縦枠
13A…金属縦枠
13B…樹脂縦枠
14…第一金属部
15…第二金属部
16…ブリッジ材
31…上框
31A…金属上框
31B…樹脂上框
32…下框
32A…金属下框
32B…樹脂下框
33…縦框
33A…金属縦框
33B…樹脂縦框
40…桟体
41…上桟
41A…金属上桟
41B…樹脂上桟
42…下桟
42A…金属下桟
42B…樹脂下桟
43…縦桟
43A…金属縦桟
43B…樹脂縦桟
46…ガラス保持溝
47…グレージングチャンネル
49…複層ガラス
100…開きドア(建具)
101…高温加熱発泡材
102…低温加熱発泡材
111…支持金具(支持部)
116…スペーサ
121…吊元側支持部材
122…戸先側支持部材

Claims (3)

  1. 枠内にドアが上下方向を軸線方向として回動可能に設けられた建具であって、
    前記ドアは、
    四方枠状に形成された框と、
    該框内に、互いに上下移動可能に納められた上障子及び下障子と、
    前記框の戸先側の下端に設けられ、前記下障子を支持可能な戸先側支持部材と、を備えることを特徴とする建具。
  2. 前記框の吊元側の下端に設けられ、前記下障子を支持可能な吊元側支持部材を備え、
    前記戸先側支持部材は、前記吊元側支持部材よりも高さが高い請求項1に記載の建具。
  3. 前記戸先側支持部材は、
    前記吊元側支持部材と同一高さの支持部と、
    高さ調整可能なスペーサと、を有する請求項2に記載の建具。
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