JP2018027538A - 液体噴射ノズル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】供給口23に供給する液体が、複数の導入路27を流れ、導入路27毎に設けた噴射孔31から噴射される液体噴射ノズル10であり、供給口23と複数の導入路27との間に導入空間25を設け、導入空間25を供給口23の断面積より大きく複数の導入路27の断面積の和以上の断面積を有し、導入路27が、噴射孔31の直径の2〜50倍の直径を有するとともに、導入路27の直径の3.125〜8倍の軸方向長さを有する液体噴射ノズル10。
【選択図】図1
Description
特許文献1は製紙用耳切ノズルに関する。この製紙用耳切ノズルでは、断面形状が全長にわたり略一定の導入路が複数設けられ、各導入路の一端側に供給口が設けられると共に他端側に噴射孔が設けられている。各供給口に高圧液体が供給されると、各導入路内で整流化されて、各噴射孔から透明棒流として噴射される。
また供給口を開閉する開閉弁と、開閉弁より下流側に設けられた洗浄液導入部及び洗浄液排出部と、を備え、開閉弁を閉塞した状態で洗浄液導入部から洗浄液を導入可能であると共に洗浄液排出部から排出可能であってもよい。
[第1実施形態]
この実施形態では製紙用耳切ノズルとして使用される液体噴射ノズルの例を用いて説明する。
図1(a)及び(b)に示すように、液体噴射ノズル10は、軸方向の一端側に設けられて高圧液体が供給される供給部11と、他端側に設けられて高圧液体を噴射する噴射部13と、供給部11と噴射部13との間に設けられて高圧液体を整流化する整流部15と、を備えている。この実施形態では、供給部11と整流部15とはノズル本体17に一体に設けられ、噴射部13が、ノズル本体17に装着されたキャップ19と、キャップ19により支持されたチップ21と、により形成されている。
ノズル本体17の先端には、導入路27が開設された状態で軸方向に突出した接合突起29が形成されている。
導入空間25の断面積が供給口23の断面積より小さいと、導入路27を過剰に長くしなければ十分な整流効果が得られないため好ましくない。一方、導入空間25の断面積が供給口23の断面積より過剰に大きいと圧力損失が大きくなり、乱流も大きくなりやすい。
各部の長さ及び断面積を調整して範囲を確認した下記表1を考慮し、例えば(導入空間25の軸方向長さ)/(供給口23の軸方向長さ)の比を、(導入空間25の断面積)/(供給口23の断面積)の比の1倍以上3倍以下、好ましくは1倍以上2倍以下としてもよい。
次いで、この導入空間25から複数の導入路27に分配される。このとき流路の断面積が縮小することで、流れの乱れが増大し、また圧力損失が生じる。しかし供給口23から複数の導入路27に直接供給する場合に比べ、流れの乱れの増加程度は小さくできる。
その後、複数の導入路27を流動することで整流化され、導入路27毎に先端に達する。各導入路27の先端にはチップ21により軸と直交する壁面が形成され、この壁面に噴射孔31が設けられているため、噴射孔31からそれぞれ均等に高圧液体が噴射される。
これにより噴射孔31から外側に透明棒流が形成される。
図2乃至図4は第2実施形態の液体噴射ノズル10を示している。
この液体噴射ノズル10では、図2及び図3に示すように、ノズル本体17が分割構造に形成されており、導入空間25及び複数の導入路27を有する整流部15と、供給口23が貫通して設けられた供給部11と、が別体に設けられて連結されている。
一方、図3に示すように、供給部11の挿入突起33を整流部15の導入空間25内に挿入させることで、導入空間25の軸方向長さを短くすることができ、顕著な場合には拡開部39の他は導入空間25を無くすことができる。これにより、導入空間25を流動させる際の圧力損失を少なくすることができ、複数の導入路27及び噴射孔31により高圧の流体を供給することができる。
そのため、液体噴射ノズル10の使用時には、導入空間25を長く設けることで透明棒流を形成し易くでき、洗浄時には、導入空間25を短くして導入路27や噴射孔31に、より強い乱流状態の液体を供給して、例えば効率よく洗浄することができる。
なお、対向位置の内壁面間の角度を鈍角にするなど、拡開部39の軸方向に対する傾斜を大きくすることで、洗浄効果を向上させてもよい。
図5及び図6は第3実施形態の液体噴射ノズル10を示す。
この液体噴射ノズル10は、図5に示すように、供給口23を開閉する開閉弁47と、開閉弁47より下流側となるノズル本体17の供給部11に設けられた洗浄液導入部51及び洗浄液排出部53と、を備えている。
この使用により、液体噴射ノズル10の内部、例えば導入空間25、導入路27、噴射孔31に異物が付着することがある。製紙用耳切ノズルの場合には、再利用水や切断時に跳ね返る液に含まれる紙料粕等が、液体噴射ノズル10の外部に付着するだけでなく、内部にまで侵入して滞留する。内部に侵入した紙料粕は粘調な物質として堆積したり、さらに乾燥すると内表面に固着する。これらは透明棒流の形成を阻害するため、液体噴射ノズル10を洗浄する必要がある。
また開閉弁47を閉塞した状態で、スプレーガン63を噴射孔31に挿入し、高圧洗浄液を噴射孔31から導入して、洗浄液排出部53から排出させ、これにより内部の洗浄を行う。
なお実施形態は、本発明の範囲内において適宜変更可能である。
例えば上記第1乃至第3実施形態では、導入路27及び噴射孔31を2個有する液体噴射ノズル10の例について説明したが、導入路27及び噴射孔31の数は特に限定されず、例えば図7のように、多数の導入路27及び噴射孔31を設けることも可能である。
また上記各実施形態では、複数の導入路27及び複数の噴射孔31が直径方向に一列に配列した例について説明したが、複数の導入路27及び複数の噴射孔31の配置も特に限定されるものではなく、流れに直交する断面方向に二次元的に配置することも可能である。
さらに上記第3実施形態では、ノズル本体17と供給部11とが一体に形成された第1実施形態の液体噴射ノズル10に、開閉弁47、洗浄液導入部51及び洗浄液排出部53を設けた例について説明したが、例えば図8に示すように、ノズル本体17と供給部11とが別体に形成された第2実施形態の液体噴射ノズル10にこれらを設けてもよい。
図1に示す液体噴射ノズル10を用い、供給口23に高圧水を供給して2つの噴射孔31から噴射させ、2本の透明棒流を形成した。供給口23は、直径8mmで長さ6mm、導入空間25は、直径13mmで長さが18mm、導入路27は、直径6.4mmで長さが40mm、噴射孔31は直径0.4mmであった。
液体噴射ノズル10を水平に配置し、供給口23に圧力30kg/cm2(3MPa)、流量0.76L/分で高圧水を供給した。
また(導入空間25の軸方向長さ)/(供給口23の軸方向長さ)の比は、(導入空間25の断面積)/(供給口23の断面積)の比の1.13倍となっている。
導入路27の軸方向長さは導入路27の直径の6.25倍であり、各導入路27の直径は各噴射孔31の直径の16倍である。
導入空間25及び供給口23を設けずに全長に複数の導入路を設けた他は、実施例1と同様の比較例ノズルを作製した。この比較例ノズルでは、複数の導入路を実施例1の液体噴射ノズル10における供給口23、導入空間25、及び導入路27の合計長さに相当する長さにした。この比較例ノズルを用い、実施例と同様の条件で高圧水を供給して2個の噴射孔31から噴射させ、棒流を形成した。
その結果、噴射孔31から白濁が生じる最短位置までの距離は、実施例の約90%であった。また噴射された液体の圧力は実施例の約100%であった。
なお比較例ノズルの全長を長くして複数の導入路をさらに長くしたところ、白濁が生じるまでの距離は実施例1のようには長くならず、噴射液の圧力が低下した。一方、比較例ノズルの全長を短くして複数の導入路を短くしたところ、噴射圧は実施例1のように増大できたが、白濁が生じるまでの距離は短くなった。
表1に示すように、各部の大きさを実施例1とは変化させて液体噴射ノズル10を作成し、透明棒流が白濁するまでの距離(透明棒流の長さ)と、噴射された液体の圧力(噴射圧)と、ノズルの流量と、を測定した。結果を表5に示す。
11 供給部
13 噴射部
15 整流部
17 ノズル本体
19 キャップ
21 チップ
23 供給口
25 導入空間
27 導入路
29 接合突起
31 噴射孔
33 挿入突起
35 連結用雄ネジ
37 シール部材
39 拡開部
41 支持用雄ネジ
43 支持部
45 連結用雌ネジ
47 開閉弁
51 洗浄液導入部
53 洗浄液排出部
55 洗浄ノズル
57 装着部
59 弁
61 排液配管
Claims (4)
- 供給口に供給された30kg/cm2以上の高圧液体が、複数の導入路を流れ、該導入路毎に設けられた複数の噴射孔から透明棒流を上記供給圧力の0.5倍〜1.0倍の圧力で噴射する高圧液体噴射ノズルであって、
上記供給口と上記複数の導入路との間に導入空間が設けられ、
該導入空間が、上記供給口の断面積より大きく上記複数の導入路の断面積の和以上の断面積を有し、
前記導入路が、前記噴射孔の直径の2倍以上50倍以下の直径を有するとともに、該導入路の直径の3.125倍以上8倍以下の軸方向長さを有する、液体噴射ノズル。 - 前記複数の噴射孔は、それぞれ前記導入路の軸と直交する断面における中央部に開設されている、請求項1に記載の液体噴射ノズル。
- 前記導入空間及び前記複数の導入路が設けられ先端に接合突起を有するノズル本体と、該ノズル本体の接合突起に嵌合して装着されるキャップと、前記噴射口を有し前記ノズル本体の先端側に配置されて前記キャップにより支持されたチップと、を備えた、請求項2に記載の液体噴射ノズル。
- 前記導入空間及び前記複数の導入路が設けられた整流部と、前記供給口が設けられて前記整流部に連結された供給部と、を備え、前記供給部には前記導入空間に進退可能に挿入される挿入突起が設けられている、請求項1乃至3の何れかに記載の液体噴射ノズル。
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