JP2018025213A - 連体ベアリング - Google Patents
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Abstract
【課題】 効率電機・微小化・高速回転可能・省エネを兼ねる連体ベアリングを提供する。
【解決手段】 外輪1とコア軸2を含む連体ベアリングであり、コア軸2は外輪1の中を貫く。外輪1の内壁両側に同じ半径の凹溝を設ける。コア軸2に外輪1内壁と対応する両列の凹溝を設けている。その凹溝の半径はR1.05+0.020mmである。凹溝でできた二つの受溝に同じ数の鋼玉を設ける。鋼玉は保持器で分けられる。コア軸2の材質はZGCr15高炭素クロム軸受鋼であり、外輪1の材質はGCr15高炭素クロム軸受鋼である。コア軸2と外輪1との径方向の隙間は0.007−0.013mmである。
【選択図】図1
【解決手段】 外輪1とコア軸2を含む連体ベアリングであり、コア軸2は外輪1の中を貫く。外輪1の内壁両側に同じ半径の凹溝を設ける。コア軸2に外輪1内壁と対応する両列の凹溝を設けている。その凹溝の半径はR1.05+0.020mmである。凹溝でできた二つの受溝に同じ数の鋼玉を設ける。鋼玉は保持器で分けられる。コア軸2の材質はZGCr15高炭素クロム軸受鋼であり、外輪1の材質はGCr15高炭素クロム軸受鋼である。コア軸2と外輪1との径方向の隙間は0.007−0.013mmである。
【選択図】図1
Description
本発明はベアリング技術分野に及び、特に一種の新型連体ベアリングに及ぶ。
科学技術の発展と伴い、生活水準の上昇により、ハイレベル家電市場が日増しに発展してきた。現在、ハイレベルクリーナーに使われる電機は直流電機・小型化・高回転へと発展していく。電機は小さい体積・高効率、効率が100W-300W、回転速度が10-15万回/min、使われるベアリングの一般軸はφ2.5〜6mm、ベアリング外径がφ8-15mm、連体式だとユーザーに要求されている。そのようなベアリングは超微小型(外径≦φ15)超高速連体ベアリングに属する。連体ベアリングの外輪が相対的に長く、二つの凹溝の中心ラインが外輪の両側に偏るため、二つの超微小型ベアリングが繋がっているようである。現在、中国国内のベアリングメーカーはそのようなベアリング生産を始めていない。国際上においても、そのようなベアリングを見かけない。市場のニーズに応じ、ベアリング商品の種類を豊かにするために、弊社は該当種類のベアリングへの研究開発を決定した。
前述した現存の技術現状に対して、本発明は解決しようとする技術問題は高効率電機・微小化・高速回転可能・省エネを兼ねる連体ベアリングを提供することにある。
本発明は前述した技術問題を解決するために採用した技術案は以下の通りである。一種の新型連体ベアリングは、外輪とコア軸を含む。前記コア軸は外輪の中を貫く。前記外輪の内壁両側に同じ半径の凹溝を設ける。前記コア軸に外輪内壁と対応する両列の凹溝を設けている。その凹溝の半径はR1.05+0.020mmである。凹溝でできた二つの受溝に同じ数の鋼玉を設ける。鋼玉は保持器で分けられる。前記コア軸の材質はZGCr15高炭素クロム軸受鋼であり、前記外輪の材質はGCr15高炭素クロム軸受鋼である。コア軸と外輪との径方向の隙間は0.007−0.013mmである。
さらに、前述した外輪の両端末とコア軸との間に、埃を防ぐために環状防塵蓋を設けている。
さらに、前述凹溝の溝曲率はR1.06+0.020mm、曲率係数は0.53である。コア軸の溝曲率はR1.05+0.020mm、曲率係数は0.525である。しかも、その凹溝(4)の溝位置は15.95−16.00mmである。
さらに、前述した凹溝内壁の表面粗度は0.04μmより小さい。それにより、鋼玉と凹溝との摩擦を減らし、ベアリングの回転速度と効率を高められる。
現存の技術と比べ、本発明のメリットは以下の通りである。構造が緊密で、双列深溝玉軸受の一体式デザインを使っている。その構造のメリットは両列の溝間の中心距離が大きく、負重能力が強く、両列の溝は同時に加工することにより、内と外輪の両溝のサイズ差が有効にコントロールできる。ベアリング両列の凹溝と鋼玉による径方向の隙間をほぼ一致に保ち、両列の凹溝・鋼玉の径方向の荷重を均等化することが保証される。ベアリングのコア軸はZGCr15高炭素クロム軸受鋼を採用し、総合性能が優れて、焼き入れ後硬度が高くかつバランスよく、摩耗に強く、接触疲労強度が高い。不純物は通常のベアリングより少ない。性能がさらに優れて高速精密の長寿命ベアリングに適用する。外輪にGCr15の良質軸受鋼を使っている。コア軸と外輪との径方向の隙間は0.007−0.013mmにある。電機ベアリングの10-12万回/minの回転速度に満たす。外輪に相対的に大きな溝曲率係数で、転動体と外輪との接触面積が減り、摩擦を減らすことでベアリングの柔軟性が高まり、そのため、本ベアリングは超高速・高効率・省エネの優れた性能が備わり、幅広く適用することが可能である。
図1・2が示すように、一種の新型連体ベアリング、外輪1とコア軸2を含む。前述したコア軸2は外輪1の中を貫く。前述した外輪1の内壁両側に同じ半径の凹溝4を設けている。前述したコア軸2に外輪1内壁と対応した両列の凹溝4を設けている。その凹溝4でできた二つの受溝に同じ数の鋼玉3を設けている。鋼玉3は保持器6で分けられている。その構造のメリットは両列の溝間の中心距離が大きく、負重能力が強く、両列の凹溝4は同時に加工することにより、内と外輪の両溝のサイズ差が有効にコントロールできる。それにより、ベアリング両列の凹溝4と鋼玉3による径方向の隙間をほぼ一致に保ち、両列の凹溝・鋼玉3の径方向の荷重を均等化することが保証されるため、本ベアリングの使用寿命を長くできる。外輪1の両端末とコア軸2の間との間に、埃を防ぐために環状防塵蓋を設けている。
その中、本ベアリングに使われるコア軸2の材質はZGCr15高炭素クロム軸受鋼で総合性能が優れて、焼き入れ後硬度が高くかつバランスよく、摩耗に強く、接触疲労強度が高い。不純物は通常のベアリングより少ない。性能がさらに優れて高速精密の長寿命ベアリングに適用する。外輪1にGCr15高炭素クロム軸受鋼を使っている。コア軸2と外輪1との径方向の隙間7は0.007−0.013mmにある。電機ベアリングの10-12万回/minの回転速度に満たす。外輪に相対的に大きな溝曲率係数で、転動体と外輪との接触面積が減り、摩擦を減らすことでベアリングの柔軟性が高まり、そのため、本ベアリングは超高速・高効率・省エネの優れた性能が備わる。
生産時、コア軸2の加工精密度が高く、コア軸2の外径の偏差を0.002mm以下、表面粗度をRa0.16μm以下、凹溝4の外輪の溝曲率がR1.06+0.020mm、コア軸の溝曲率がR1.05+0.020mm、凹溝4の溝位置が15.95−16.00mm、凹溝4の間の平行差が0.005mmだと要求され、高速回転時の平穏性を確保できる。ベアリング組み立ての時、接合・洗浄・樹脂注入・蓋締め質コントロールを注意するべき、ベアリング組み立ての場所が恒温・無塵・衛生を取り入れることで、本ベアリングの使用性能を保つ。
最後の説明について、以上の実施例は本発明に関する説明用の技術案であり、それだけに限らない。前述した実施例で本発明について詳しく説明したが、その分野の技術者がよく理解できることは、それは依然として前述した実施例にあった技術案を修正したり、一部の技術特徴を同機能取り替えたりできる。その修正や取替で関連技術案の本質が本発明の各実施例技術案のコンセプトと範囲から離れることはない。
1 外輪
2 コア軸
3 鋼玉
4 凹溝
5 環状防塵蓋
2 コア軸
3 鋼玉
4 凹溝
5 環状防塵蓋
Claims (4)
- 外輪(1)とコア軸(2)を含み、前記コア軸(2)は外輪(1)の中を貫き、前記外輪(1)の内壁両側に半径R1.06+0.020mmの凹溝(4)を設け、前記コア軸(2)に外輪(1)内壁と対応する両列の凹溝(4)を設け、凹溝(4)の半径はR1.05+0.020mmであり、凹溝(4)でできた二つの受溝に同じ数の鋼玉(3)を設け、鋼玉(3)は保持器(6)で分けられ、前記コア軸(2)の材質はZGCr15高炭素クロム軸受鋼であり、前記外輪(1)の材質はGCr15高炭素クロム軸受鋼であり、コア軸(2)と外輪(1)との径方向の隙間は0.007−0.013mmである連体ベアリング。
- 前記外輪(1)の両端末とコア軸(2)との間に環状防塵蓋(5)を設けている請求項1に記載の連体ベアリング。
- 前記凹溝(4)の溝曲率はR1.06+0.020mm、曲率係数は0.53であり、コア軸(2)の溝曲率はR1.05+0.020mm、曲率係数は0.525であり、その凹溝(4)の溝位置は15.95−16.00mmである請求項1または2に記載の連体ベアリング。
- 前記凹溝(4)の内壁の表面粗度は0.04μmより小さい請求項1または2に記載の連体ベアリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016155749A JP2018025213A (ja) | 2016-08-08 | 2016-08-08 | 連体ベアリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016155749A JP2018025213A (ja) | 2016-08-08 | 2016-08-08 | 連体ベアリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018025213A true JP2018025213A (ja) | 2018-02-15 |
Family
ID=61195107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016155749A Pending JP2018025213A (ja) | 2016-08-08 | 2016-08-08 | 連体ベアリング |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018025213A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110332227A (zh) * | 2019-06-18 | 2019-10-15 | 无锡诚石轴承有限公司 | 一种吸尘器用高速轴连轴承 |
-
2016
- 2016-08-08 JP JP2016155749A patent/JP2018025213A/ja active Pending
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