JP2018025048A - 壁紙の施工方法、および仮置き台 - Google Patents

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Abstract

【課題】壁面に室内機が設けられている場合でも簡便に壁紙の施工ができる壁紙の施工方法等を提供する。【解決手段】空気調和装置の室内機2を壁面から取外し、空気調和装置の室外機と室内機2とが配管4によってつながった状態のまま、仮置き台1の、高さが可変な頂部フレーム40bの上に仮置きする。そして、壁面に貼られていた壁紙3を剥がして新たな壁紙3’を施工し、室内機2を壁面に取付ける。仮置き台1は、ベースフレーム10、側面フレーム20a、20b、可動フレーム30a、30b、下部フレーム40a、頂部フレーム40b等によって構成され、折り畳み可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、壁紙の施工方法、およびこれに用いる仮置き台に関する。
壁紙が古くなった、模様替えをしたい等の理由で現在貼られている壁紙を剥がして新しい壁紙に貼り替える際、壁面に設置されている空気調和装置の室内機(エアコン)の取り扱いが問題となることがある(例えば特許文献1参照)。
室内機を設置したまま目に見える範囲の壁紙だけを貼り替えるケースもあり、簡易に済ますことができるが、後になって室内機を取外したり別の室内機と交換したりした場合、新しい壁紙と古い壁紙が継ぎ接ぎとなっている箇所が露出して見栄えが悪い。高性能化が進むに連れて室内機も小型化する傾向にあり、室内機を新たなものに交換することで古い壁紙が見えてしまいやすい。
そのような見栄えの悪さを防ぐという観点からは、室内機を一旦壁面から取外してしまい、室内機の裏側も含めて壁紙を全面的に貼り替えた後、室内機を壁面に再度設置することが有効である。
特開2011-33248号公報
空気調和装置の室内機と室外機との間には冷媒等を流通させるための配管が接続されており、上記した壁紙の貼替作業において室内機を一旦壁面から取外す場合、室内機と配管の連結を外し、床面などの安定した箇所に室内機を仮置きすることが多い。
そのため、室内機を再度設置する際に配管と室内機を再度連結してガスを充填するなどの作業が必要となり、煩雑である。しかもこの作業は壁紙の施工者ではなく電気工を専門とする別の業者が行うことが通常であり、作業者の手配にかかる労力やコストが増大するという課題があった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、壁面に室内機が設けられている場合にも簡便に壁紙の施工ができる壁紙の施工方法等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、空気調和装置の室内機を壁面から取外し、空気調和装置の室外機と前記室内機とが配管によってつながった状態のまま、仮置き台の、高さが可変な載置部に前記室内機を仮置きする工程と、前記壁面に壁紙を施工する工程と、前記室内機を前記壁面に取付ける工程と、を有することを特徴とする壁紙の施工方法である。
本発明の壁紙の施工方法によれば、室内機を壁面から取外した後、室内機と配管の連結を外すことなく室内機の近傍に配置した仮置き台の載置部の上に室内機を仮置きすることで、簡便、低コスト且つ安全に室内機の裏側を含めた壁紙の施工を行うことができる。室内機が設置される高さは部屋によって異なるが、仮置き台の載置部の高さは可変なので、載置部の高さを調整することで室内機の設置高さに依らず室内機を安定して仮置きすることが可能となり、作業中に室内機が転落するといった危険を防ぐことができる。
本発明では、前記壁面に壁紙を施工する際、前記壁面に貼られていた壁紙を剥がし、新しい壁紙を施工することもできる。
このように、室内機を取外すことで元あった壁紙も容易に剥がすことができ、壁紙の貼替を好適に行うことができる。
前記仮置き台は折り畳み可能であることが望ましい。
仮置き台を折り畳み可能とすることで持ち運びが容易になり、コンパクトになるので住居内に搬入して使用するのも容易になる。
前記仮置き台は、本体フレームと、前記載置部である頂部フレームとを有することが望ましい。
仮置き台をフレーム状に構成することで軽量化でき、持ち運びや使用が容易になる。
前記本体フレームは、ベースフレームと、一対の側面フレームとを有し、各側面フレームは、ベースフレームの幅方向の両端部のそれぞれに平面内で回転可能に取付けられ、上下動可能な可動フレームが各側面フレームに取付けられ、前記頂部フレームの一端に、一方の前記可動フレームの頂部に引掛けるためのフックが設けられ、前記頂部フレームの他端が、他方の前記可動フレームの頂部に鉛直面内で回転可能に取付けられることが望ましい。
これにより、頂部フレームの高さを可動フレームの上下動により簡単に調整できる。また、一方の可動フレームに、他方の可動フレームに設けた頂部フレームのフックを引掛けることで、可動フレーム同士の間隔を固定して仮置き台の形状を維持することができ、仮置き台を安定して配置できる。また側面フレーム等を回転させることにより簡単に仮置き台を折り畳むことができる。
いずれかの前記側面フレームが、前記ベースフレームの幅方向の端部の前方に設けられた柱材に取付けられることが望ましい。
これにより、仮置き台の側面フレームを前後に重ねて折り畳みやすくなる。
前記仮置き台の下部に設けられる下部フレームをさらに有し、前記下部フレームの一端に、一方の前記側面フレームに引掛けるためのフックが設けられ、前記下部フレームの他端が、他方の前記側面フレームに鉛直面内で回転可能に取付けられることが望ましい。
一方の側面フレームに、他方の側面フレームに設けた下部フレームのフックを引掛けることで、側面フレーム同士の間隔を固定し、仮置き台をさらに安定して配置することができる。
前記他方の側面フレームに、前記下部フレームに引掛けるためのフックが設けられることが望ましい。
これにより、仮置き台を折り畳む際に下部フレームを側面フレームに沿って保持し、下部フレームが開くのを防止することができる。
第2の発明は、壁面に壁紙を施工する際に、前記壁面に取付けられていた空気調和装置の室内機を仮置きするための仮置き台であって、前記室内機を載置するための載置部を有し、前記載置部の高さが可変であることを特徴とする仮置き台である。
前記仮置き台は折り畳み可能であることが望ましい。
また、前記仮置き台は、本体フレームと、前記載置部である頂部フレームとを有することも望ましい。
前記本体フレームは、ベースフレームと、一対の側面フレームとを有し、各側面フレームは、ベースフレームの幅方向の両端部のそれぞれに平面内で回転可能に取付けられ、上下動可能な可動フレームが各側面フレームに取付けられ、前記頂部フレームの一端に、一方の前記可動フレームの頂部に引掛けるためのフックが設けられ、前記頂部フレームの他端が、他方の前記可動フレームの頂部に鉛直面内で回転可能に取付けられることも望ましい。
また、いずれかの前記側面フレームが、前記ベースフレームの幅方向の端部の前方に設けられた柱材に取付けられることも望ましい。
さらに、前記仮置き台の下部に設けられる下部フレームをさらに有し、前記下部フレームの一端に、一方の前記側面フレームに引掛けるためのフックが設けられ、前記下部フレームの他端が、他方の前記側面フレームに鉛直面内で回転可能に取付けられることも望ましい。
また、前記他方の側面フレームに、前記下部フレームに引掛けるためのフックが設けられてもよい。
本発明により、壁面に室内機が設けられている場合にも簡便に壁紙の施工ができる壁紙の施工方法等を提供することができる。
壁紙の施工方法の概略を示す図。 仮置き台1の詳細を示す図。 可動フレーム30a、30bを上昇させた状態を示す図。 配管4近傍の領域に壁紙3’を施工する場合を示す図。 仮置き台1の折り畳みについて説明する図。 仮置き台1の折り畳みについて説明する図。 仮置き台1の折り畳みについて説明する図。 保持部23a、23bを示す図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る壁紙の施工方法の概略を示す図である。図1(a)に示すように、本実施形態では壁面に壁紙3が予め貼られており、空気調和装置の室内機2(エアコン)が壁紙3の上から壁面に設置されているものとする。
本実施形態の壁紙の施工方法では、この壁紙3を新しい壁紙に貼替えるものとし、壁紙の貼替時に室内機2を一旦壁面から取外して仮置きするための仮置き台1を用いる。仮置き台1は室内機2の近傍に設置される。
仮置き台1は、ベースフレーム10、側面フレーム20a、20b、可動フレーム30a、30b、下部フレーム40a、および頂部フレーム40bを有する。これらのフレームはアルミ等の金属により形成し、軽量なものとする。ベースフレーム10と側面フレーム20a、20bは本発明における仮置き台1の本体フレームを構成し、頂部フレーム40bは室内機2を載置するための載置部を構成する。
図2は仮置き台1を示す図である。仮置き台1の全体のサイズは、幅(矢印aに示す方向の長さ)が800mm程度、奥行き(矢印bに示す方向の長さ)が700mm程度、高さが1800mm程度であるが、これに限ることはない。
ベースフレーム10は仮置き台1の背面に設けられる門型のフレームであり、水平部材110と、水平部材110の両端から下方に延びる鉛直部材111a、111bを有する。
鉛直部材111a、111bの下部にはフラットバー12が設けられ、ベースフレーム10の幅方向の端部にある鉛直部材111bの前方には、鉛直方向の柱材13が設けられる。なお、前方とはベースフレーム10に対して側面フレーム20a、20bが配置される方向をいうものとする。
側面フレーム20a、20bは仮置き台1の両側面に設けられる一対のフレームであり、ベースフレーム10の幅方向の両端部のそれぞれに取付けられる。側面フレーム20a、20bは、鉛直部材210に水平部材211を上下2段に設けて略ヒの字状に構成される。
一方の側面フレーム20aでは、水平部材211のベースフレーム10側の端部が、ベースフレーム10の幅方向の端部にある鉛直部材111aに連結部22によって平面内で回転可能に取付けられる。連結部22は例えば水平部材211のベースフレーム10側の端部に設けられた筒体であり、この筒体にベースフレーム10の鉛直部材111aが通される。
側面フレーム20aの鉛直部材210には、可動フレーム30aを上下動可能に保持する保持部23が設けられる。保持部23は、例えば、レバー操作によって後述する可動フレーム30aの鉛直部材311aのリブ312の把持および把持状態の解除を可能としたものである。リブ312を把持すれば可動フレーム30aを固定でき、把持状態を解除すれば可動フレーム30aを上下動させることが可能になる。
他方の側面フレーム20bでは、水平部材211のベースフレーム10側の端部が、ベースフレーム10の幅方向の端部にある柱材13に連結部22によって上記と同様に取付けられる。また鉛直部材210には、上記と同様、可動フレーム30bを上下動可能に保持する保持部23が設けられる。
側面フレーム20bでは、さらに、上段の水平部材211に下部フレーム40aを引掛けて保持するためのフック24が設けられる。フック24は当該水平部材211に鉛直面内で回転可能に取付けられる。
可動フレーム30a、30bは仮置き台1の両側面に設けられるフレームであり、ベースフレーム10および側面フレーム20a、20b(本体フレーム)に上下動可能に取付けられる。可動フレーム30a、30bは門型のフレームであり、水平部材310と、水平部材310の両端から下方に延びる鉛直部材311a、311bを有する。
一方の可動フレーム30aでは、一方の鉛直部材311aが側面フレーム20aの鉛直部材210に設けた保持部23で保持される。鉛直部材311aには鉛直方向に延びるリブ312が設けられており、保持部23のレバー操作によってリブ312が把持される。
可動フレーム30aの他方の鉛直部材311bは、ベースフレーム10の鉛直部材111aに連結部32によって上下動可能および平面内で回転可能に取付けられる。連結部32は例えば鉛直部材311bに設けられた筒体であり、この筒体にベースフレーム10の鉛直部材111aが通される。
他方の可動フレーム30bでは、鉛直部材311aが側面フレーム20bの鉛直部材210に設けた保持部23によって上記と同様に保持され、鉛直部材311bがベースフレーム10の柱材13に連結部32によって上記と同様に取付けられる。
下部フレーム40aは仮置き台1の下部に設けられるフレームであり、側面フレーム20a、20bの間に配置される。
下部フレーム40aは梯子状に形成され、一端にフック43が設けられる。下部フレーム40aの他端は連結部42によって側面フレーム20bの下段の水平部材211に鉛直面内で回転可能に取付けられる。連結部42は、例えば下部フレーム40aの上記他端に設けた筒体であり、この筒体に上記の水平部材211が通される。下部フレーム40aは、フック43を側面フレーム20aの下段の水平部材211に引掛けて水平方向に配置される。
頂部フレーム40bは仮置き台1の頂部に設けられるフレームであり、可動フレーム30a、30bの頂部の間に配置される。
頂部フレーム40bも下部フレーム40aと同様、梯子状に形成され、一端にフック43が設けられる。頂部フレーム40bの他端は連結部42によって可動フレーム30bの頂部の水平部材310に鉛直面内で回転可能に取付けられる。頂部フレーム40bは、フック43を可動フレーム30aの頂部の水平部材310に引掛けて水平方向に配置される。
この仮置き台1は高さが可変であり、保持部23による可動フレーム30a、30bの把持状態を解除して図3に示すように可動フレーム30a、30bを上方に移動させて頂部フレーム40bの高さを調整し、その状態で可動フレーム30a、30bの位置を保持部23によって固定できる。本実施形態では、住居等における通常の室内機2の設置高さや作業性を考慮して、頂部フレーム40bの高さを1,600mm程度以上2,400mm程度以下の範囲で可変としているが、これに限ることはない。
こうして仮置き台1の頂部フレーム40bの高さを図1(b)に示すように室内機2の位置に合わせて調整した後、図1(c)に示すように仮置き台1の頂部フレーム40bの上に板材5を配置し、室内機2を壁面から一旦取外してその上に載置する。なお、板材5は予め頂部フレーム40bの上に配置しておいてもよい。室内機2を壁面から取外して仮置きする際は、空気調和装置の室外機(不図示)と室内機2が配管4によってつながった状態のままとする。
板材5は室内機2の仮置き時の安定のために使用され、プラスチック板などを用いることができる。この他、住居内の物品等に仮置き台1が衝突して損傷を与えないように、必要に応じて各フレームの角部などにスポンジ等の保護材が巻かれる。
この後、図1(d)に示すように壁紙3を剥がし、必要に応じて壁面の下地処理を行った後、図1(e)に示すように壁面に新たな壁紙3’を貼付して施工することで壁紙の貼替が行われる。なお、配管4近傍の領域に壁紙3’を施工する場合は、図4(a)に示すように壁紙3’に予め切込み301を設けておき、図4(b)に示すように切込み301を開き配管4を避けて貼付作業を行うとよい。適当な時点で配管4の形状に合わせたくり抜き部を切込み301に設け、図4(c)に示すように配管4をくり抜き部302に通して壁紙3’を施工する。くり抜き部302をいつ形成するかは特に限定されず、壁紙3’の貼付作業前に予め切込み301とともにくり抜き部302を形成しておくことも可能である。
こうして壁紙3’の施工を行った後、図1(f)に示すように室内機2を新たな壁紙3’の上から壁面に設置する。この後、仮置き台1の頂部フレーム40bを元の高さに戻して板材5等を取外し、仮置き台1を撤去する流れとなる。
本実施形態の仮置き台1は折り畳むことが可能であり、コンパクトになって仮置き台1の撤去時および搬入時に持ち運びがしやすいようになっている。
仮置き台1を折り畳む際は、まず図5に示すように、下部フレーム40aのフック43を側面フレーム20aの下段の水平部材211から外し、下部フレーム40aを側面フレーム20bに向かって鉛直面内で回転させ、フック24に引掛けて側面フレーム20bに沿って保持する。
同様に、頂部フレーム40bについても、フック43を可動フレーム30aの水平部材310から外し、可動フレーム30bに向かって鉛直面内で回転させる。頂部フレーム40bは自重によって回転し可動フレーム30bに沿って配置されるので、上記のようなフック24は不要である。
次に、図6に示すように側面フレーム20aおよび可動フレーム30aをベースフレーム10に向かって平面内で回転させ、ベースフレーム10に沿って配置する。側面フレーム20aは連結部22を中心として回転し、可動フレーム30aは連結部32を中心として回転する。
その後、図7に示すように側面フレーム20bおよび可動フレーム30bをベースフレーム10に向かって平面内で回転させ、先程の側面フレーム20aおよび可動フレーム30aの前からベースフレーム10に沿って配置する。側面フレーム20bは連結部22を中心として回転し、可動フレーム30bは連結部32を中心として回転する。こうして仮置き台1を折り畳み、撤去時や搬入時などにコンパクトにして持ち運びしやすいようにできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、室内機2を壁面から取外した後、室内機2と配管4の連結を外すことなく室内機2の近傍に配置した仮置き台1の頂部フレーム40bの上に室内機2を仮置きすることで、簡便、低コスト且つ安全に室内機2の裏側を含めた壁紙3’の施工を行うことができる。室内機2が設置される高さは部屋によって異なるが、仮置き台1の頂部フレーム40bの高さは可変なので、頂部フレーム40bの高さを調整することで室内機2の設置高さに依らず室内機2を安定して仮置きすることが可能となり、作業中に室内機2が転落するといった危険を防ぐことができる。
また本実施形態では室内機2を取外すことで元あった壁紙3も容易に剥がすことができ、壁紙の貼替を好適に行うことができる。ただし、本実施形態は壁紙が貼られていない壁面に新たに壁紙を施工する場合にも適用可能である。
さらに、本実施形態では仮置き台1を折り畳み可能とすることで持ち運びが容易になり、コンパクトになるので住居内に搬入して使用するのも容易になる。また仮置き台1はフレーム状に構成されるので軽量化でき、持ち運びや使用が容易になる。
また、仮置き台1では頂部フレーム40bの高さを可動フレーム30a、30bの上下動により簡単に調整することができる。さらに、可動フレーム30bに設けた頂部フレーム40bのフック43を可動フレーム30aに引掛けることで可動フレーム30a、30b同士の間隔を固定して仮置き台1の形状を維持することができ、仮置き台1を安定して配置することができる。
また、仮置き台1では側面フレーム20a、20b等を回転させることにより仮置き台1を簡単に折り畳むことができ、側面フレーム20bが側面フレーム20aより前方に位置するので、仮置き台1の側面フレーム20a、20bを前後に重ねて折り畳みやすくなる。
また、仮置き台1では側面フレーム20bに設けた下部フレーム40aのフック43を側面フレーム20aに引掛けることで側面フレーム20a、20b同士の間隔を固定し、仮置き台1をさらに安定して配置することができる。仮置き台1を折り畳む際には、下部フレーム40aをフック24に引掛けて側面フレーム20bに沿って保持し、下部フレーム40aが開くのを防止することができる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば本実施形態の保持部23は可動フレーム30a、30bの鉛直部材311aのリブ312を把持するものであるが、保持部23はこれに限らない。
例えば図8(a)の保持部23aに示すように、鉛直部材311aを通した筒体の外側からネジ231を締め込んで当該ネジ231の先端によって鉛直部材311aを押さえつける機構や、図8(b)の保持部23bに示すように、鉛直部材311aを通した筒体の外側から鉛直部材311aを貫通するピン232を差し込むことによって鉛直部材311aの固定を行う機構などを用いることができる。
また、本実施形態では保持部23のみで可動フレーム30a、30bを保持するようにしているが、連結部32でも可動フレーム30a、30bの保持を行い、可動フレーム30a、30bの保持をそれぞれ2箇所で行うようにしてもよい。連結部32における可動フレーム30a、30bの保持については、例えば図8(a)や図8(b)の機構を適用して可動フレーム30a、30bをベースフレーム10に固定することができる。
また本実施形態では、側面フレーム20bをベースフレーム10の鉛直部材111bに設けた柱材13に連結することで側面フレーム20aよりも前方に配置しているが、これとは逆に、ベースフレーム10の鉛直部材111aに柱材13を設け、当該柱材13に側面フレーム20aを連結して側面フレーム20bより前に配置してもよい。その他、ベースフレーム10や側面フレーム20a、20bの下端にゴム等の滑り止めを設けることなども可能である。
また、仮置き台1はフレーム状に構成して頂部フレーム40bの高さを可変としているが、その構成も特に限定されず、室内機2を載置する載置部の高さが可変なものであればよい。例えば載置部が油圧や空気圧等の機構により上下するようなものであってもよい。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1;仮置き台
2;室内機
3、3’;壁紙
4;配管
5;ボード
10;ベースフレーム
20a、20b;側面フレーム
30a、30b;可動フレーム
40a;下部フレーム
40b;頂部フレーム

Claims (15)

  1. 空気調和装置の室内機を壁面から取外し、空気調和装置の室外機と前記室内機とが配管によってつながった状態のまま、仮置き台の、高さが可変な載置部に前記室内機を仮置きする工程と、
    前記壁面に壁紙を施工する工程と、
    前記室内機を前記壁面に取付ける工程と、
    を有することを特徴とする壁紙の施工方法。
  2. 前記壁面に壁紙を施工する際、前記壁面に貼られていた壁紙を剥がし、新しい壁紙を施工することを特徴とする請求項1記載の壁紙の施工方法。
  3. 前記仮置き台は折り畳み可能であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の壁紙の施工方法。
  4. 前記仮置き台は、本体フレームと、前記載置部である頂部フレームとを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の壁紙の施工方法。
  5. 前記本体フレームは、ベースフレームと、一対の側面フレームとを有し、
    各側面フレームは、ベースフレームの幅方向の両端部のそれぞれに平面内で回転可能に取付けられ、
    上下動可能な可動フレームが各側面フレームに取付けられ、
    前記頂部フレームの一端に、一方の前記可動フレームの頂部に引掛けるためのフックが設けられ、
    前記頂部フレームの他端が、他方の前記可動フレームの頂部に鉛直面内で回転可能に取付けられたことを特徴とする請求項4記載の壁紙の施工方法。
  6. いずれかの前記側面フレームが、前記ベースフレームの幅方向の端部の前方に設けられた柱材に取付けられたことを特徴とする請求項5記載の壁紙の施工方法。
  7. 前記仮置き台の下部に設けられる下部フレームをさらに有し、
    前記下部フレームの一端に、一方の前記側面フレームに引掛けるためのフックが設けられ、
    前記下部フレームの他端が、他方の前記側面フレームに鉛直面内で回転可能に取付けられたことを特徴とする請求項5または請求項6記載の壁紙の施工方法。
  8. 前記他方の側面フレームに、前記下部フレームに引掛けるためのフックが設けられたことを特徴とする請求項7記載の壁紙の施工方法。
  9. 壁面に壁紙を施工する際に、前記壁面に取付けられていた空気調和装置の室内機を仮置きするための仮置き台であって、
    前記室内機を載置するための載置部を有し、
    前記載置部の高さが可変であることを特徴とする仮置き台。
  10. 折り畳み可能であることを特徴とする請求項9記載の仮置き台。
  11. 本体フレームと、前記載置部である頂部フレームとを有することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の仮置き台。
  12. 前記本体フレームは、ベースフレームと、一対の側面フレームとを有し、
    各側面フレームは、ベースフレームの幅方向の両端部のそれぞれに平面内で回転可能に取付けられ、
    上下動可能な可動フレームが各側面フレームに取付けられ、
    前記頂部フレームの一端に、一方の前記可動フレームの頂部に引掛けるためのフックが設けられ、
    前記頂部フレームの他端が、他方の前記可動フレームの頂部に鉛直面内で回転可能に取付けられたことを特徴とする請求項11記載の仮置き台。
  13. いずれかの前記側面フレームが、前記ベースフレームの幅方向の端部の前方に設けられた柱材に取付けられたことを特徴とする請求項12記載の仮置き台。
  14. 前記仮置き台の下部に設けられる下部フレームをさらに有し、
    前記下部フレームの一端に、一方の前記側面フレームに引掛けるためのフックが設けられ、
    前記下部フレームの他端が、他方の前記側面フレームに鉛直面内で回転可能に取付けられたことを特徴とする請求項12または請求項13記載の仮置き台。
  15. 前記他方の側面フレームに、前記下部フレームに引掛けるためのフックが設けられたことを特徴とする請求項14記載の仮置き台。
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