JP2018023193A - 電力ケーブル取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】電力ケーブルを湾曲させる際の損傷を抑える。【解決手段】電力ケーブル10は、その結合端部26においてコネクタ18のコネクタ端子22に結合されている。保持部材16は、電力制御装置12に固定されている。電力ケーブル10は、結合端部26を結合端部が延びる方向に沿って直線状に延長した直線部分32と、直線部分32から更に湾曲して延びる湾曲部分34とを有する。保持部材16は、電力ケーブル10の直線部分32と湾曲部分34の境界部を、湾曲部分34の内周側から支持する支持部52を有する。電力ケーブル10を曲げて湾曲部分34を形成する際、支持部52が電力ケーブルを支えることにより、結合端部26近傍に変形が集中することが抑えられる。【選択図】図2
Description
本発明は、電力制御装置と電動機を電気的に接続する電力ケーブルの電力制御装置に対する取付構造に関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車など、駆動用原動機として電動機を備えた自動車が知られている。この電動機には、車載された蓄電装置から電力制御装置を介して電力が供給される。電力制御装置は、蓄電装置の直流電力を三相交流電力に変換するインバータ機能を有し、運転者等の要求に応じた電力を電動機に供給する。また、電力制御装置は、電動機を発電機として機能させ、発電された交流電力を直流電力に変換し蓄電装置に充電する機能も有する。
下記特許文献1には、電力制御装置(パワーコントロールユニット30)と、電動機(モータ式動力装置28)を接続する電力ケーブル(三相交流電力ケーブル38)が示されている。電力ケーブル(38)の端には、電力制御装置(30)と接続するためのコネクタ(電力コネクタ42)が結合されている。電力ケーブル(38)は、電力制御装置(30)の側面に沿って下方に延び、湾曲して更に底面に沿って延び、その後電動機(28)に達している。なお、上記( )内の部材名、符号等は下記特許文献1で用いられたものであり、本願の実施形態で用いられるものとは関連しない。
電力ケーブルを湾曲させながら組み付ける場合、湾曲させるために力を加えることにより、電力ケーブルの弱い部分、例えばコネクタとの結合部近傍に変形が集中し、この部分が傷つく可能性がある。
本発明は、電力ケーブルのコネクタとの結合部近傍に電力ケーブルの変形が集中しないようにすることを目的とする。
本発明に係る電力ケーブルの取付構造は、端子を有し、電力制御装置のレセプタクルに接続されたコネクタと、コネクタの端子に結合された結合端部を有し、電力制御装置から電動機に電力を供給する電力ケーブルと、電力制御装置に対し固定された保持部材と、を有する。さらに、電力ケーブルが、結合端部から結合端部が延びる方向に沿って直線状に延長した直線部分と、直線部分から更に湾曲して延びる湾曲部分とを有し、保持部材が、電力ケーブルの直線部分と湾曲部分の境界部を、湾曲部分の内周側から支持する支持部を有する。
保持部材の支持部により直線部分と湾曲部分の境界部を支持することで、電力ケーブルを曲げながら組み付ける際、結合端部近傍における変形の集中を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は、電力ケーブル10を電力制御装置12とハイブリッド自動車のトランスアクスル14内の電動機とに取り付けた状態を示す図である。トランスアクスル14内に電動機が収められ、この電動機に電力制御装置12からの電力が電力ケーブル10を介して供給される。電力ケーブル10は3本を一組として束ねられている。このトランスアクスル14には2個の電動機が収められ、これに対応して2組の電力ケーブル10が設けられている。電力制御装置12には、保持部材16が固定され、その中を電力ケーブル10が通っている。
図2および図3は、電力ケーブル10と電力制御装置12の接続部分の詳細を示す図である。電力ケーブル10の端には、コネクタ18が設けられている。コネクタ18は、コネクタ本体20と、コネクタ本体20内に備えられた金属製のコネクタ端子22を有する。電力ケーブル10の芯線24がコネクタ端子22にかしめ等により結合される。このコネクタ端子22に結合された電力ケーブル10の部分を結合端部26と記す。コネクタ18は、電力制御装置12に設けられたレセプタクル28に受け入れられ、コネクタ端子22の先端部がレセプタクル28内のレセプタクル端子30に接続する。これにより、電力ケーブル10と電力制御装置12が電気的に接続される。
電力ケーブル10は、コネクタ18近傍においては、結合端部26の延びる方向に沿って延びる直線状の直線部分32を有する。図2において、結合端部26は左右方向に延び、直線部分32は結合端部26を延長するように延びている。電力ケーブル10は、直線部分32から更に湾曲して延びる湾曲部分34を有する。図2において、湾曲部分34は下方に向けて延び、トランスアクスル14に向かう。
電力制御装置12には、レセプタクル28の周囲を取り囲むようにブラケット36が設けられている(図3参照)。ブラケット36は、電力制御装置12の側面から突出している。このブラケット36に保持部材16の端が係合して位置決めされる。
保持部材16は、底面38と2つの側面40,42を有するベース44と、ベース44の上面を覆うカバー46を有する。ベース44は、略コの字形の断面形状を有し、コの字形の開放した部分をカバー46が覆い、保持部材16は全体として長方形断面の管形状を有する。保持部材16は、電力制御装置12のレセプタクル28が設けられた側面から離れる方向に延び、その後湾曲して、その先端部はレセプタクル28が設けられた側面に沿う方向に延びる。
ベース44の電力制御装置12側の端面には、側面40,42の上端から内向きに延びる係合片48,50が設けられている。底面38、側面40,42および係合片48,50でブラケット36を囲み、ベース44の位置決めが行われる。そして、ベース44は、ブラケット36または電力制御装置12に対してボルト、ビス等の締結部材で固定される。これにより、保持部材16が電力制御装置12に対して固定される。
ベース44の底面38には、支持部52が設けられている。支持部52は、保持部材16の内側に向けて延び、保持部材16内を延びている電力ケーブル10に当接し、これを支持する。
電力ケーブル10を取り付ける作業の工程について説明する。まず、電力制御装置12に対して保持部材16のベース44を固定する。前述のように、ベース44の端部をブラケット36に係合させ、ボルト等による締結によってベース44の固定を行う。電力ケーブル10が結合されたコネクタ18をレセプタクル28に挿入し、電力ケーブル10と電力制御装置12を結合する。このとき、電力ケーブル10は、ほぼ直線状に延びた状態であり、湾曲部分34は明確には形成されていない。次に、電力ケーブル10を保持部材16のベース44に沿う方向に湾曲させる。このとき、電力ケーブル10が、保持部材16の支持部52に当接し、支持される。このため、電力ケーブル10は、その結合端部26から支持部52に当接する部分の間で直線形状が維持され、一方支持部52に支持された位置から先が湾曲する。電力ケーブル10は、保持部材16の図2中の下端部に接触するまで湾曲される。最後に、ベース44に対してカバー46が装着され、保持部材16に電力ケーブル10が収容される。
電力ケーブル10を湾曲させようと下に向けて力を加えるとき、支持部52がないと、図2において一点鎖線で示すように電力ケーブル10が変形する。力を加える点から最も離れ、かつ被覆で覆われていない芯線24が露出した部分に変形が集中する。つまり、電力ケーブル10の結合端部26の近傍部分が変形し、損傷する可能性がある。支持部52を設け、電力ケーブル10を湾曲させようとする力をこの支持部52で受けることにより、結合端部26近傍の変形を抑えることができ、この部分の損傷を抑えることができる。
10 電力ケーブル、12 電力制御装置、14 トランスアクスル、16 保持部材、18 コネクタ、20 コネクタ本体、22 コネクタ端子、24 芯線、26 結合端部、28 レセプタクル、30 レセプタクル端子、32 直線部分、34 湾曲部分、36 ブラケット、38 底面、40,42 側面、44 ベース、46 カバー、48,50 係合片、52 支持部。
Claims (1)
- 端子を有し、電力制御装置のレセプタクルに接続されたコネクタと、
コネクタの端子に結合された結合端部を有し、電力制御装置から電動機に電力を供給する電力ケーブルと、
電力制御装置に対し固定された保持部材と、
を有し、
電力ケーブルが、結合端部から結合端部が延びる方向に沿って直線状に延長した直線部分と、直線部分から更に湾曲して延びる湾曲部分とを有し、
保持部材が、電力ケーブルの直線部分と湾曲部分の境界部を、湾曲部分の内周側から支持する支持部を有する、
電力ケーブル取付構造。
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