JP2018022284A - 接客モニタリング装置、接客モニタリングシステム、及び接客モニタリング方法 - Google Patents

接客モニタリング装置、接客モニタリングシステム、及び接客モニタリング方法 Download PDF

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裕昭 林
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寿嗣 辻
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Teppei Fukuda
鉄平 福田
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Ryota Fujii
亮太 藤井
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Abstract

【課題】接客の判定精度を向上できる接客モニタリング装置を提供する。
【解決手段】接客モニタリング装置は、複数のグリッドに区分される対象エリアの音声を収音する収音装置により収音された音声に係る音声データを取得し、前記対象エリアの画像を撮像する撮像装置により撮像された画像に係る画像データを通信部と、接客者又は客を含む人物の滞留情報を生成し、接客者の滞留情報を生成する滞留情報生成部と、人物の滞留情報、接客者の滞留情報、及び発話の検出結果を基に、同一のグリッドに接客者と客とが第1の所定時間滞留し、且つ、同一のグリッドにおいて第2の所定時間以上発話が検出された場合、前記同一のグリッドにおいて接客者が接客していると判定する接客判定部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、接客モニタリング装置、接客モニタリングシステム、及び接客モニタリング方法に関する。
従来、店舗内にカメラが設置され、このカメラがセキュリティ目的で使用されている。また、このカメラは、店舗運営の改善、例えば店員による接客の有無の確認に利用されることがある。
カメラを用いて接客の有無を判定するシステムとして、以下の活動状況分析システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この活動状況分析システムは、対象エリアを撮像するカメラによる撮像画像から移動体の滞留情報を取得し、店員が保持する携帯端末からID移動体の滞留情報を取得する。そして、この活動状況分析システムは、ID移動体と移動体とが近い地点で滞留した場合、接客ありと判定する。この接客の判定結果は、接客情報として店舗運営に活用される。
特許第5879616号公報
特許文献1に記載された活動状況分析システムは、店員と客とが近くに所在すれば、接客ありと判定し、接客の判定精度が低下することがある。例えば、店員と客とが背中合わせで近くに所在する場合でも接客中と判定されることがあり、接客の判定精度が向上することが望ましい。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、接客の判定精度を向上できる接客モニタリング装置、接客モニタリングシステム、及び接客モニタリング方法を提供する。
本開示の接客モニタリング装置は、複数のグリッドに区分される対象エリアの音声を収音する収音装置により収音された音声に係る音声データを取得し、対象エリアの画像を撮像する撮像装置により撮像された画像に係る画像データを取得する通信部と、音声データを基に、発話を検出する発話検出部と、画像データを基に、接客者又は客を含む人物の滞留情報を生成し、対象エリア内に所在する各接客者が所持する携帯端末の位置情報を基に、接客者の滞留情報を生成する滞留情報生成部と、人物の滞留情報、接客者の滞留情報、及び発話の検出結果を基に、同一のグリッドに接客者と客とが第1の所定時間滞留し、且つ、同一のグリッドにおいて第2の所定時間以上発話が検出された場合、同一のグリッドにおいて接客者が接客していると判定する接客判定部と、を備える。
本開示の接客モニタリングシステムは、複数のグリッドに区分される対象エリアの音声を収音する収音装置と、対象エリアの画像を撮像する撮像装置と、接客モニタリング装置と、を備える。接客モニタリング装置は、収音装置により収音された音声に係る音声データを取得し、撮像装置により撮像された画像に係る画像データを取得し、音声データを基に、発話を検出し、画像データを基に、接客者又は客を含む人物の滞留情報を生成し、対象エリア内に所在する各接客者が所持する携帯端末の位置情報を基に、接客者の滞留情報を生成し、人物の滞留情報、接客者の滞留情報、及び発話の検出結果を基に、同一のグリッドに接客者と客とが第1の所定時間滞留し、且つ、同一のグリッドにおいて第2の所定時間以上発話が検出された場合、同一のグリッドにおいて接客者が接客していると判定する。
本開示の接客モニタリング方法は、接客モニタリング装置における接客モニタリング方法であって、複数のグリッドに区分される対象エリアの音声を収音する収音装置により収音された音声に係る音声データを取得し、対象エリアの画像を撮像する撮像装置により撮像された画像に係る画像データを取得し、音声データを基に、発話を検出する発話検出部と、画像データを基に、接客者又は客を含む人物の滞留情報を生成し、対象エリア内に所在する各接客者が所持する携帯端末の位置情報を基に、接客者の滞留情報を生成し、人物の滞留情報、接客者の滞留情報、及び発話の検出結果を基に、同一のグリッドに接客者と客とが第1の所定時間滞留し、且つ、同一のグリッドにおいて第2の所定時間以上発話が検出された場合、同一のグリッドにおいて接客者が接客していると判定する。
本開示によれば、接客の判定精度を向上できる。
第1の実施形態における接客モニタリングシステムを示すブロック図 第1の実施形態における接客モニタリング装置の動作例を示すフローチャート 店舗の天井から見た接客の様子の一例を示す模式図 図3に対応し、店舗における接客の様子の一例を示す斜視図 第2の実施形態における接客モニタリングシステムの構成例を示すブロック図 第2の実施形態における接客モニタリング装置の動作例を示すフローチャート 客が行う特定の行動を説明するための模式図 (A)覗き込み判定の一例を説明するための模式図、(B)きょろきょろ判定の一例を説明するための模式図、(C)傾げ判定の一例を説明するための模式図 接客指示情報の送信先となる店員を説明するための模式図 図9に対応し、接客指示情報の送信先となる店員を説明するための模式図 第3の実施形態における接客モニタリングシステムの構成例を示すブロック図 第3の実施形態における接客モニタリング装置の動作例を示すフローチャート 滞留情報の同一性を説明するための模式図
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。尚、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであり、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(第1の実施形態)
[接客モニタリングシステムの構成]
図1は、第1の実施形態における接客モニタリングシステム100の構成例を示すブロック図である。接客モニタリングシステム100は、携帯端末TE、マイクアレイ装置MA、カメラ装置CA、レコーダRC、及び接客モニタリング装置10を備える。携帯端末TE、マイクアレイ装置MA、カメラ装置CA、レコーダRC、及び接客モニタリング装置10は、ネットワークNTを介してデータ通信可能に接続される。
ネットワークNTは、有線ネットワーク又は無線ネットワークを含んで形成される。ネットワークNTは、インターネット、セルラーネットワーク、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、専用回線など、各種ネットワークを広く含む。
携帯端末TE(業務用端末)は、店舗ST内で働く店員SA(例えば図3,図4参照)によって所持され、ネットワークNTを介して他の通信装置(例えば接客モニタリング装置10)と通信可能である。一方、店舗STに入店する客(例えば図3,図4参照)は、携帯端末TEを所持していない。
携帯端末TEは、接客モニタリング装置10による接客判定のために、携帯端末TEの位置を検出する。携帯端末TEの店舗ST内での位置検出には、GPS(Global Positioning System)、無線LAN、RFID(Radio Frequency IDentifier)、等を用いた位置検出技術が用いられてもよい。
携帯端末TEは、店舗内ST内に所定間隔で設置された各ビーコン端末との間でビーコン信号の通信を行い、受信したビーコン信号の送信元としてのビーコン端末との位置関係に基づいて、店舗ST内での位置を検出してもよい。ビーコン信号には、例えば、店舗ST内の基準点(例えば店舗STの中心位置)に対する相対位置を示す座標の情報が含まれてもよい。また、上記以外の手法により、携帯端末TEの店舗ST内での位置が検出されてもよい。
携帯端末TEは、例えば、任意の通信手法(例えば、無線LAN通信、公衆回線を用いた通信)により、携帯端末TEが位置する位置情報を、接客モニタリング装置10へ送信する。また、携帯端末TEは、接客モニタリング装置10から、接客に係る情報(例えば、接客指示情報や接客の要否を示す情報、客CTの位置情報)を受信する。
携帯端末TEは、加速度センサを備え、携帯端末TEを所持する店員SAがどの方向に移動したか(移動情報)を検出してもよい。接客モニタリング装置10は、携帯端末TEから取得した携帯端末TEの位置情報を基に、又は携帯端末TEの位置情報及び移動情報を基に、店員SAや客CTの動線情報や滞留情報を生成する。
カメラ装置CAは、例えば、店舗STの天井や壁等に設置された、画角が固定された固定カメラである。カメラ装置CAは、自装置が設置された撮像空間である撮像エリアを撮像可能な監視カメラとして機能する。カメラ装置CAは、一時的に映像(画像)を撮像してもよいし、継続して映像(画像)を撮像し、累積してもよい。
なお、カメラ装置CAは、固定カメラに限られず、全方位カメラ、パン・チルト・ズーム動作自在なPTZカメラであってもよい。カメラ装置CAは、映像を撮像した時刻(撮像時刻)を映像データと対応付けて記憶する。また、カメラ装置CAは、記憶した映像データ及び撮像時刻のデータを、ネットワークNWを介して接客モニタリング装置10に送信する。尚、映像には、動画像及び静止画像の少なくとも一方を含まれる。
マイクアレイ装置MAは、例えば店舗STの天井に設置された全方位マイクアレイ装置である。マイクアレイ装置MAは、自装置が設置された収音空間(収音エリア)における全方位の音声を収音する。マイクアレイ装置MAは、一時的に音声を収音してもよいし、継続して音声を収音し、累積してもよい。
マイクアレイ装置MAは、例えば、中央に開口部が形成された筐体、及びこの開口部の周囲に円周方向に沿って同心円状に配置された複数のマイクロホンユニットを有する。マイクロホンユニット(以下、単にマイクロホンと称する)には、例えば高音質小型エレクトレットコンデンサマイクロホン(ECM:Electret Condenser Microphone)が用いられる。
尚、カメラ装置CAが、例えばマイクアレイ装置MAの筐体に形成された開口部に収容される全方位カメラである場合、撮像エリアと収音エリアは略同一となる。本実施形態では、撮像エリアと収音エリアとは、接客判定の対象エリアとなる。
マイクアレイ装置MAは、収音した音声データを、収音した時刻(収音時刻)と対応付けて記憶する。また、マイクアレイ装置MAは、記憶した音声データ及び収音時刻のデータを、ネットワークNWを介して接客モニタリング装置10に送信する。
レコーダRCは、各種データを記憶する。例えば、レコーダRCは、カメラ装置CAにより撮像された映像データ及び映像時刻の情報を、接客モニタリング装置10と共に、又は接客モニタリング装置10の代わりに記憶してもよい。また、例えば、レコーダRCは、マイクアレイ装置MAにより収音された音声データ及び収音時刻を、接客モニタリング装置10と共に、又は接客モニタリング装置10の代わりに記憶してもよい。
接客モニタリング装置10は、例えばマイクアレイ装置MA及びカメラ装置CAが設置された店舗STの内又は外に設置され、例えば店舗STのバックヤードに設置される。接客モニタリング装置10は、例えば、据置型のPC(Personal Computer)、サーバである。また、接客モニタリング装置10は、サーバ(例えばクラウドサーバ)として、店舗STから離れた遠隔地(例えば、各店舗STをまとめて監視するための監視センタ)に設置されてもよい。接客モニタリング装置10は、例えば、監視者(例えば店舗STの管理者、監視センタの監視者)により監視され、表示が確認され、操作される。
接客モニタリング装置10は、詳細は後述するが、音声検出機能(発話検出機能)、音声検出結果の累積機能、人物の動線検出機能(滞留検出機能)、及び音声検出と人物の動線検出に基づく接客判定機能を有する。また、接客モニタリング装置10は、携帯端末TEが所在する位置(後述するID移動体の位置に相当)を検出する位置検出機能(測位測定機能)を有する。
尚、接客モニタリング装置10は、PCの代わりに、携帯電話機、タブレット端末、スマートフォン等の通信端末でもよい。
[接客モニタリング装置の構成]
接客モニタリング装置10は、通信部11、制御部12、メモリ13、操作部14、ディスプレイ装置15、及びスピーカ装置16を備える。また、接客モニタリング装置10は、音声処理部20、人物検出部30、及び接客判定部40を備える。音声処理部20は、音声検出部21及び検出結果累積部22を備える。人物検出部30は、移動体滞留情報生成部31及びID滞留情報生成部32を備える。接客判定部40は、接客条件設定部41及び接客行動抽出部42を備える。
通信部11は、カメラ装置CAが送信した撮像時刻を含む映像データ、及びマイクアレイ装置MAが送信した収音時刻を含む音声データ、を受信して、制御部12に出力する。また、通信部11は、携帯端末TEから、携帯端末TEの位置情報を受信する。
操作部14は、ユーザの入力操作の内容を制御部12に通知するためのユーザインターフェース(UI:User Interface)であり、例えばマウス、キーボード等のポインティングデバイスを含んで構成される。また、操作部14は、例えばディスプレイ装置15の画面に対応して配置され、ユーザの指やスタイラスペンによって入力操作が可能なタッチパネル又はタッチパッドを用いて構成されてもよい。
例えば、操作部14は、グリッドGRの範囲を指定するための入力操作を受け付ける。また、操作部14は、グリッドGRの範囲を変更するための入力操作を受け付けてもよい。
尚、グリッドGRとは、接客判定するための単位領域である。グリッドGRは、例えば、新商品エリア、シーズナブルエリア、定番エリア、店舗の特性に応じた様々に区分されるエリア、に応じて設定されてもよい。グリッドGRの大きさは、任意に設定されてもよい。尚、同様のコンセプトの商品が陳列されたエリアの範囲と関連付けて、1つのグリッドGRの範囲が定められてもよいし、同様のコンセプトの商品が陳列されたエリアの範囲と関連付けられずに、1つのグリッドGRの範囲が定められてもよい。また、グリッドGRの区分は、例えば、開店当初に定められて変更されなくてもよいし、店舗ST内でレイアウト変更される度に変更されてもよい。
メモリ13は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)を含んで構成されてもよい。メモリ13は、接客モニタリング装置10が動作する際、プログラムメモリ、データメモリ、ワークメモリとして機能する。
メモリ13は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSDD(Solid State Drive)を含んで構成されてもよい。メモリ13は、例えば、マイクアレイ装置MAで収音された音声の音声データを収音時刻とともに記憶する。メモリ13は、例えば、カメラ装置CAで撮像された音声の音声データを収音時刻とともに記憶する。また、メモリ13は、各店員SAが所持する携帯端末TEの携帯IDの情報を保持する。
制御部12は、接客モニタリング装置10が有する各構成部を統括する。
音声処理部20は、マイクアレイ装置MAで収音された音声の音声データに対して各種音声処理する。
音声検出部21は、店舗ST内の収音エリアにおける各位置(例えば後述する各分割領域)での音声の有無を検出する。音声検出部21による音声検出は、例えば常時又は定期的に行われる。
また、音声検出部21は、指向性処理を行い、各分割領域DA(図3参照)に対して指向性を向ける。つまり、音声検出部21は、各分割領域DAを順番に指定し、音声データを基に、マイクアレイ装置MAを基点として、指定された分割領域DAの方向に対して、指向性を形成する。これにより、接客モニタリング装置10は、各分割領域DAでの音声の有無を検出できる。
ここで、収音エリア(例えば店舗ST全体)は、例えば、x方向及びy方向(図3参照)において所定数に分割される。つまり、収音エリアは、店員SA又は客CTの音声の有無(発話の有無)を判定するための分割領域DAに区分される。音声検出部21は、分割領域DA毎に、音声の有無を検出する。尚、1つの分割領域DAの大きさは、1つのグリッドGRの大きさよりも小さい。
音声の有無については、例えば、音声データの信号レベルが所定レベル以上である場合に音声がある(発話がある)と検出され、音声データの信号レベルが上記所定レベル未満である場合に音声が無し(発話が無し)と検出されてもよい。また、検出結果を時系列に累積し、一定時間の中、一定の割合で検知できた場合、音声がある(発話がある)と検出されてもよい。この場合、接客モニタリング装置10は、店舗ST内で突発的な物音による誤検知を削減できる。
各分割領域DAにおける音声の有無の検出結果は、制御部12による制御により、ディスプレイ装置15に表示されることで、音声ヒートマップとして可視化されてもよい。また、音声レベルの大きさを加味して、店舗ST内の各位置とその位置での音声レベルとを示す音声ヒートマップとして可視化されてもよい。
また、店員SA又は客CTが発話すると1つ以上の分割領域DAで発話検出されることがある。この場合、発話検出された分割領域DAの全てにおいて発話が検出されたとしてもよいし、発話検出された分割領域DAのうち検出された音声レベルが最大の1つの分割領域DAにおいて発話が検出されたとしてもよい。
検出結果累積部22は、音声検出部21により検出された音声の有無の検出結果(音声ヒートマップ)を、メモリ13に累積して記憶する。例えば、検出結果累積部22は、所定時間毎に生成された各分割領域DAでの音声の有無の検出結果の情報を蓄積する。
人物検出部30は、店舗ST内の各位置(例えば各グリッドGR)での店員SA及び客CTの存否を検出する。人物検出部30は、例えば、店員SA及び客CTの位置の検出情報を累積して、店員SA及び客CTの時間経過に伴う移動の軌跡を示す動線情報を導出する。人物検出部30は、動線情報に基づいて、店員SA及び客CTの滞留を示す滞留情報を導出する。
移動体滞留情報生成部31は、カメラ装置CAからの映像データを用いて、移動体(人物)の滞留情報を生成する。この移動体は、例えば、客CT又は店員SAを含む。尚、移動体滞留情報生成部31により生成された滞留情報から、ID滞留情報生成部32により取得されたID滞留情報(店員SAの滞留情報に相当)を差し引くと、客CTの滞留情報が導出される。
移動体滞留情報生成部31は、カメラ装置CAにより撮像されたリアルタイムの映像データ、又は、レコーダRC若しくはメモリ13に録画された過去の映像データを取得する。移動体滞留情報生成部31は、取得された映像データから人物(移動体)を検出し、人物毎の追跡情報(検出位置情報)を生成する。この移動体追跡処理は、例えば、公知の画像認識技術(人物検出技術又は人物追跡技術など)を利用して行われる。
移動体滞留情報生成部31は、上記の追跡情報を、メモリ13に蓄積する。追跡情報には、映像データの各フレームで検出された人物毎の検出位置、人物が検出されたフレームの撮像時刻から取得した人物毎の検出時刻、等に関する情報が含まれる。
移動体滞留情報生成部31は、生成された追跡情報に基づいて、映像データから検出された人物毎に動線情報を生成する。移動体滞留情報生成部31は、動線生成処理を事後に行う場合には、メモリ13から追跡情報を取得し、動線生成処理をリアルタイムで行う場合には、生成された追跡情報を直接用いる。
移動体滞留情報生成部31は、人物毎に生成された動線情報を、メモリ13に蓄積する。動線情報には、人物の移動の軌跡を示す移動ベクトル、移動ベクトルの変化点の位置及び時刻、等に関する情報が含まれる。移動体滞留情報生成部31は、対象エリアにおける各グリッドGRの外周と動線との交差状況を判定するために、各グリッドGRの周辺部についても動線情報を生成してもよい。
移動体滞留情報生成部31は、人物毎の動線情報に基づいて、対象エリア内における人物毎の滞留情報(どの位置にどの程度の時間留まっているかを示す情報)をグリッドGR毎に生成する。滞留情報には、例えば、滞留しているグリッドGRの位置、その滞留時刻又は滞留時間、が含まれる。移動体滞留情報生成部31は、生成された人物毎の滞留情報を、メモリ13に蓄積する。
ID滞留情報生成部32は、携帯端末TEを識別するためのID(携帯ID)を用いて、携帯端末TEの滞留情報(ID滞留情報ともいう)を導出する。携帯端末TEは、店員SAにより所持されるので、ID滞留情報は、店員SAに係る滞留情報とも言える。
ID滞留情報生成部32は、通信部11による携帯端末TEとの通信によって、携帯端末TEが検出された位置の情報(ID位置情報)を取得する。このID位置情報の検出技術には、例えば上述のように、公知の技術が用いられる。ID滞留情報生成部32は、取得されたID位置情報を、メモリ13に蓄積する。
ID滞留情報生成部32は、取得されたID位置情報に基づいて、携帯端末TEの動線の情報(ID動線情報)を生成する。ID滞留情報生成部32は、動線生成処理を事後に行う場合には、一旦メモリ13に蓄積されたID位置情報を取得し、動線生成処理をリアルタイムで行う場合には、検出されたID位置情報を直接用いる。
ID滞留情報生成部32は、ID動線情報をメモリ13に蓄積する。ID動線情報には、携帯端末TEの移動の軌跡を示す移動ベクトル、その変化点の位置及び時刻などに関する情報が含まれる。ID滞留情報生成部32は、対象エリアにおける各グリッドGRの外周と動線との交差状況を判定するために、各グリッドGRの周辺部についても動線情報を生成してもよい。
ID滞留情報生成部32は、生成された人物毎(店員SA毎)のID動線情報に基づいて、対象エリア内におけるID滞留情報をグリッドGR毎に生成する。ID滞留情報には、例えば、滞留しているグリッドGRの位置並びにその滞留時刻及び滞留時間などが含まれる。ID滞留情報生成部32は、生成されたID滞留情報をメモリ13に蓄積する。
接客判定部40は、店舗STにおいて店員SAが客CTを接客しているか否かを判定する。
接客条件設定部41は、例えば操作部14を介して受け付けた入力情報に基づいて、接客条件を設定する。接客条件には、例えば、接客判定を行うエリア(グリッドGR)の選定、接客に係る動作(例えば後述する図2に示す接客に係る動作)、接客に係る動作で用いる各種閾値の設定、が含まれる。つまり、接客条件は、例えば、どのエリアで店員SAや客CTがどのような行動(接客行動)をしたら接客していると判定するかを定めたものである。
接客行動抽出部42は、設定された接客条件を満たす接客行動を抽出する。接客条件を満たす接客行動が抽出された場合、店員SAが客CTを接客していることを示す。接客行動抽出部42は、店舗ST内での接客行動の有無を抽出する。
ディスプレイ装置15は、カメラ装置CAが撮像したリアルタイム又は過去の映像データを画面に表示する。
スピーカ装置16は、マイクアレイ装置MAが収音した音声データ、又は指向角(θMAh,θMAv)に指向性が形成されたマイクアレイ装置MAが収音した音声データ、を音声出力する。尚、ディスプレイ装置15及びスピーカ装置16は、接客モニタリング装置10とは別体の装置として構成されてもよい。尚、指向角θMAhは、マイクアレイ装置MAから音源位置(例えば分割領域DA)への水平角を示し、指向角θMAvは、マイクアレイ装置MAから音源位置(例えば分割領域DA)への垂直角を示す。
尚、接客モニタリング装置10は、プロセッサ(不図示)がメモリ13に保持されたプログラムを実行することで、各構成部(例えば、制御部12、音声処理部20、人物検出部30、接客判定部40)の機能を実現する。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphical Processing Unit)、等を含む。
[接客モニタリングシステムの動作]
次に、接客モニタリングシステム100の動作例について説明する。
図2は、接客モニタリング装置10の動作例を示すフローチャートである。
接客条件設定部41は、例えば操作部14を介して得られた入力情報を基に、接客条件を設定する(S11)。ここでの接客条件は、例えば、S14〜S19に示す処理を含む。
移動体滞留情報生成部31は、カメラ装置CAから映像データを取得し、移動体の滞留情報を生成する(S12)。また、ID滞留情報生成部32は、携帯IDで識別される携帯端末TEから各店員SAの位置の情報を取得し、ID滞留情報を生成する(S12)。尚、移動体の滞留情報及びID滞留情報は、リアルタイムの情報でもよいし、過去の情報でもよい。尚、移動体の滞留情報の生成及びID滞留情報の生成は、常時行われてもよいし、定期的に行われてもよい。
音声処理部20は、通信部11を介して、マイクアレイ装置MAから音声データを取得する。また、音声処理部20は、取得された音声データに基づいて、店舗ST内の分割領域DA毎の音声の有無を検出する(S13)。尚、分割領域DA毎の音声の有無を検出は、常時行われてもよいし、定期的に行われてもよい。
接客条件設定部41は、例えば操作部14を介して得られた入力情報(グリッドを選択するための操作情報)を基に、店舗STにおける、分析対象(接客判定対象)のグリッドGRを選択する(S14)。
接客行動抽出部42は、移動体の滞留情報及びID滞留情報を基に、分析対象のグリッドGR内に、店員SAと客CTとが所在するか否かを判定する(S15)。例えば、接客行動抽出部42は、移動体の滞留情報において複数の移動体が検出され、ID滞留情報において、移動体の滞留情報における移動体の数よりも少なく、且つ1つ以上のID移動体が検出された場合、分析対象のグリッドGR内に店員SAと客CTとが所在すると判定する。尚、S15では、一定時間、店員SAと客CTとが所在するか否かが判定されてもよい。
S15において分析対象のグリッドGR内に店員SAと客CTとが所在すると判定された場合、音声処理部20は、グリッドGR内の任意の分割領域DAにおいて、一定時間、音声が検出されたか否かを判定する(S16)。ここでは、音声検出の対象となる分割領域DAが順次変更されて、それぞれの分割領域DAで音声の有無が判定される。尚、S16では、一定時間、音声が検出されたか否かが判定されてもよい。
S16において、グリッドGR内の任意の分割領域DAにおいて一定時間音声が検出された場合、接客行動抽出部42は、グリッドGRにおいて店員SAが客CTを接客していると判定する(S17)。この音声には、例えば、店員SAの声又は客CTの声が含まれる。尚、ここでは音声によって話者識別してもしなくてもよいが、音声が検出された分割領域DAの位置に応じて、店員SAの声か客CTの声かが識別可能であってもよい。
S15において、分析対象のグリッドGR内に店員SAと客CTとの少なくとも一方が所在しない場合、又は、S16において、グリッドGR内の全分割領域DAにおいて一定時間音声が検出されなかった場合、接客行動抽出部42は、店員SAが客CTを接客していないと判定する(S18)。
S17又はS18による接客の有無の判定後、接客判定部40は、分析対象の全グリッドGRにおいて接客の有無の判定が終了したか否かを判定する(S19)。全グリッドGRでの接客の有無の判定が終了した場合(S19のYes)、接客モニタリング装置10は、図2の処理を終了する。少なくとも1つのグリッドGRでの接客の有無の判定が終了していない場合(S19のNo)、S14に進み、接客判定部40は、次のグリッドGRを分析対象のグリッドとして選択する。
このような図2の処理によれば、接客モニタリング装置10は、人物(移動体)の滞留情報や携帯IDの滞留情報に基づいて、店舗ST内のどの位置に、どの時間帯に、店員SAや客CTが所在するかを把握できる。また、接客モニタリング装置10は、分割領域DAでの音声の有無の情報を、接客の有無の判定に用いることができる。よって、接客モニタリング装置10は、単に同じ時間帯に店員SAと客CTとの接近を検出することで接客ありと判定することを抑制できる。
次に、店舗STにおける接客の様子について説明する。
図3は、店舗STの天井から見た接客の様子の一例を示す模式図である。図4は、図3と対応しており、店舗STにおける接客の様子の一例を示す斜視図である。店員SAは、例えば店舗ST内の任意の位置に所在する。客CTは、店舗ST内の商品棚SSに陳列された商品を購入や確認するために、商品棚SSへ近寄る。
尚、店舗STは、スーパーマーケット、ホームセンター、家具店、百貨店、等である。店舗STが比較的広い店舗である場合、接客モニタリングシステム100は、一層役立つ。
図3,図4では、店舗ST内に商品棚SS(SS1〜SS6)が6個設置されている。また、店舗STには、均等に区分されたグリッドGR(GR1〜GR16)が、4×4=16個含まれている。
商品棚SS1の周囲は、グリッドGR1,GR2,GR5,GR6の領域に含まれる。グリッドGR1には、店員SA1が所在し、店舗ST全体を見渡している。店員SA1は、来店された客CT等に対して、挨拶等をしている。図3では、GR1における領域D1の各分割領域DAにおいて、音声(発話)が検出されている。
この場合、人物検出部30は、カメラ装置CAにより撮像された映像データを基に、グリッドGR1に人物が1名所在することを検出する(図2のS12)。人物検出部30は、店員SA1が所持する携帯端末TEの携帯IDを基に、店員SA1がグリッドGR1内に所在することを検出する(図2のS12)。よって、人物検出部30は、グリッドGR1内に店員SA1が1人おり、客CTがいないことを検出する(図2のS15のNo)。また、音声処理部20は、グリッドGR1において、店員SA1の所在位置を含む周囲の分割領域DAにおいて、店員SA1が発する音声を検出する。この場合、接客判定部40は、グリッドGR1において、接客中でないと判定する(図2のS18)。
また、商品棚SS2,SS3の間でありグリッドGR7の領域に、店員SA2と客CT1とが所在する。図4に示すように、店員SA2は商品棚SS2の方を向いており、客CT1は商品棚SS3の方を向いており、店員SA2と客CT1とが背中合わせとなっている。ここでは、店員SA2と客CT1とは会話していない。
この場合、人物検出部30は、カメラ装置CAにより撮像された映像データを基に、グリッドGR7に人物が2名所在することを検出する(図2のS12)。人物検出部30は、店員SA2が所持する携帯端末TEの携帯IDを基に、店員SA2がグリッドGR1内に所在することを検出する(図2のS12)。よって、人物検出部30は、店員SA2が1人と客CT1が1人とがグリッドGR1内に所在することを検出する(図2のS15のYes)。また、音声処理部20は、グリッドGR7において、店員SA2及び客CT1の所在位置を含む周囲の分割領域DAにおいて、店員SA2及び客CT1が発する音声をいずれも検出しない(図2のS16のNo)。よって、接客判定部40は、グリッドGR1において、接客中でないと判定する(図2のS18)。
また、商品棚SS5,SS6の間でありグリッドGR14の領域に、店員SA3と客CT2とが所在する。図4に示すように、店員SA3及び客CT2は同じ商品棚SS5の方を向いている。店員SA3と客CT2とは、例えば、商品棚SS5に陳列された商品に係る会話をしている。図3では、GR14における領域D2の各分割領域DAにおいて、音声(発話)が検出されている。
この場合、人物検出部30は、カメラ装置CAにより撮像された映像データを基に、グリッドGR14に人物が2名所在することを検出する(図2のS12)。人物検出部30は、店員SA3が所持する携帯端末TEの携帯IDを基に、店員SA3がグリッドGR14内に所在することを検出する(図2のS12)。よって、人物検出部30は、店員SA3が1人と客CT2が1人とがグリッドGR1内に所在することを検出する(図2のS15のYes)。また、音声処理部20は、グリッドGR7において、店員SA3及び客CT2の所在位置を含む周囲の分割領域DAにおいて、店員SA3及び客CT2の少なくとも一方が発する音声を検出する(図2のS16のYes)。よって、接客判定部40は、グリッドGR1において、店員SA3が客CT2を接客中であると判定する(図2のS17)。
[効果等]
このように、本実施形態の接客モニタリングシステム100は、携帯端末TE、マイクアレイ装置MA、カメラ装置CA、及び接客モニタリング装置10を備える。接客モニタリング装置10は、通信部11、音声処理部20、人物検出部30、及び接客判定部40を備える。
通信部11は、複数のグリッドGDに区分される対象エリアの音声を収音するマイクアレイ装置MAにより収音された音声に係る音声データを取得する。通信部11は、対象エリアの画像を撮像するカメラ装置CAにより撮像された画像に係る画像データを取得する。音声処理部20は、音声データを基に、発話を検出する。人物検出部30は、画像データを基に、店員SA又は客CTを含む人物の滞留情報を生成する。人物検出部30は、対象エリア内に所在する各店員SAが所持する携帯端末TEの位置情報を基に、店員SAの滞留情報を生成する。接客判定部40は、人物の滞留情報、店員SAの滞留情報、発話検出結果を基に、同一のグリッドGRに店員SAと客CTとが所定時間t1滞留し、且つ、同一のグリッドGRにおいて所定時間t2以上発話が検出された場合、同一のグリッドGRにおいて店員SAが接客していると判定する。
音声処理部20は、発話検出部の一例である。人物検出部30は、滞留情報生成部の一例である。マイクアレイ装置MAは、収音装置の一例である。カメラ装置CAは、撮像装置の一例である。店員SAは、接客者の一例である。所定時間t1は、例えば5秒である。所定時間t2は、例えば1秒である。
これにより、接客モニタリングシステム100及び接客モニタリング装置10は、単に店員SAと客CTとが接近していることに応じて接客中であると判断せずに、マイクアレイ装置MAにより収音された音声データを接客判定に活用できる。よって、接客モニタリングシステム100及び接客モニタリング装置10は、例えば、店員SAと客CTとが偶然接近したが会話せず接客していない場合には接客していないと判定するので、接客の判定精度を向上できる。また、接客モニタリングシステム100及び接客モニタリング装置10は、接客判定のために特別な操作を必要せずに、接客判定できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、店舗ST内の各位置での接客の有無を判定することを説明した。第2の実施形態では、店舗ST内の各位置での接客の要否を判定し、接客が必要な場合に店員へ通知することを説明する。
[接客モニタリングシステムの構成]
図5は、第2の実施形態における接客モニタリングシステム100Aの構成例を示すブロック図である。図5の接客モニタリングシステム100Aは、図1に示した接客モニタリングシステム100と比較すると、接客モニタリング装置10の代わりに接客モニタリング装置10Aを備える点が異なる。図5の接客モニタリングシステム100Aにおいて、図1に示した接客モニタリングシステム100と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
接客モニタリング装置10Aは、音声処理部20A、人物検出部30、及び接客判定部40Aを備える。音声処理部20Aは、音声検出部21、検出結果累積部22、指向性合成部23、及び音声判別部24を備える。接客判定部40Aは、接客条件設定部41A、行動判定部43、接客要否判定部44、及び端末通知部45を備える。
尚、接客判定部40Aは、第1の実施形態の接客判定部40の機能を有してもよい。つまり、接客判定部40Aは、店舗ST内の各位置での接客の有無を判定してもよい。
指向性合成部23は、店舗ST内の特定の客CTが所在する方向に音声の指向性を形成する。特定の客CTとは、例えば、店員SAにより接客されていない客であり、商品に関する説明を必要としている客、商品を探している客、又はその他サポートを必要としている客を含む。
音声判別部24は、所定の音声認識処理により、音声検出部21により検出された音声に、特定のキーワードが含まれるか否かを判別する。特定のキーワードは、例えば、店員SAによる接客を必要とすることを示す(明示又は示唆を含む)ワードを含む。特定のキーワードの具体例については後述する。
接客条件設定部41Aは、例えば操作部14を介して受け付けた入力情報に基づいて、接客条件を設定する。ここでの接客条件には、例えば、接客要否判定を行うエリア(グリッドGR)の選定、接客要否判定に係る動作(例えば後述する図6に示す接客要否判定に係る動作)、接客要否判定で用いる各種閾値の設定、が含まれる。つまり、ここでの接客条件は、例えば、どのエリアで店員SAや客CTがどのような行動をしたら接客が必要と判定するかを定めたものである。
行動判定部43は、店舗ST内に所在する客CTが特定の行動をしたか否かを判定する。特定の行動は、例えば、客CTが店員SAによる接客を必要とすることを示す(明示又は示唆を含む)行動を含む。特定の行動の具体例については後述する。
接客要否判定部44は、店舗ST内の各位置(各グリッドGR)での接客の要否を判定する。接客要否判定部44は、例えば、店舗ST内に所在する客CTが特定のキーワードを発した場合、又は、店舗ST内に所在する客CTが特定の行動をした場合、接客が必要であると判定する。また、例えば、接客要否判定部44は、店舗ST内に所在する客CTが特定のキーワードを発しない場合、又は特定の行動をしなかった場合、接客が不要であると判定する。
端末通知部45は、通信部11を介して、接客が必要である旨を示す接客指示情報を、店員SAが所持する携帯端末TEの全部又は一部へ送信する。接客指示情報は、例えば、接客が必要な客CTの所在位置の情報や客CTに対して接客を指示する情報を含む。客CTの所在位置の情報は、例えば、客CTの所在位置を含むグリッドGRの位置情報であってもよいし、客CTの所在位置を含む分割領域DAの位置情報であってもよい。客CTの所在位置の情報は、店舗ST内を示すマップを用いて直感的に示されてもよい。
[接客モニタリングシステムの動作]
次に、接客モニタリングシステム100Aの動作について説明する。
図6は、接客モニタリング装置10Aの動作例を示すフローチャートである。
接客条件設定部41は、例えば操作部14を介して得られた入力情報を基に、接客条件(接客要否判定条件)を設定する(S21)。ここでの接客条件は、例えば、S23〜S31の処理を含む。
移動体滞留情報生成部31は、カメラ装置CAから映像データを取得し、移動体の滞留情報を生成する(S22)。また、ID滞留情報生成部32は、携帯IDで識別される携帯端末TEから各店員SAの位置の情報を取得し、ID滞留情報を生成する(S22)。尚、移動体の滞留情報及びID滞留情報は、リアルタイムの情報でもよいし、過去の情報でもよい。尚、移動体の滞留情報の生成及びID滞留情報の生成は、常時行われてもよいし、定期的に行われてもよい。つまり、S22の処理はS12の処理と同じである。
接客条件設定部41Aは、例えば操作部14を介して得られた入力情報を基に、店舗STにおける、分析対象(接客要否判定対象)のグリッドGRを選択する(S23)。
接客要否判定部44は、選択されたグリッドGR内に、客CTが一人で所在しているか否かを判定する(S24)。例えば、接客要否判定部44は、移動体(人物)の滞留情報からID滞留情報を差し引くことで、客CTの滞留情報を抽出でき、客CTが一人であるか否かを判定可能である。
選択されたグリッドGR内に客CTが一人で所在している場合、音声処理部20Aは、通信部11を介して、マイクアレイ装置MA、レコーダRC、又はメモリ13から音声データを取得する(S25)。また、指向性合成部23は、選択されたグリッドGRにおけるS24で検出された客CTが所在する方向に、音声の指向性を形成する(S25)。
音声判別部24は、選択されたグリッドGR内の客CTが発する特定のキーワード(対象キーワード)を検出したか否かを判定する(S26)。ここでは、特定のキーワードとして、例えば、「すいません」、「どなたか居ませんか」、「店員さーん」、「うーん、どうしよう」、「困ったなあ」、「分からないなあ」、「迷うなあ」、「ちょっとこっちきて」、等の、接客が必要であることを連想させるワードが挙げられる。尚、特定のキーワードは、これらのワードに限られない。
選択されたグリッドGR内の客CTが発する特定のキーワードが検出されなかった場合、接客判定部40Aは、選択されたグリッドGR内の客CTの動線情報又は滞留情報を、人物検出部30又はメモリ13から読み込む(取得する)(S27)。
行動判定部43は、選択されたグリッドGR内の客CTの動線情報又は滞留情報を基に、この客CTが特定の行動をしたか否かを判定する(S28)。尚、特定の行動の具体例については、後述する。
客CTが特定の行動をしなかった場合、接客要否判定部44は、この客CTに対して接客が不要であると判定する(S29)。
客CTが特定の行動をした場合、又は、選択されたグリッドGR内の客CTが発する特定のキーワードが検出された場合、接客要否判定部44は、この客CTに対して接客が必要であると判定する(S30)。また、端末通知部45は、通信部11を介して、店員SAが所持する携帯端末TEの全部又は一部に対して、接客指示情報を送信する(S30)。尚、接客指示情報の送信先となる店員SAの具体例については、後述する。
S24で客CTが1人でない場合(つまり客CTがいない又は客CTが複数である場合)(S24のNo)、S29の処理後、又はS30の処理後、接客判定部40Aは、分析対象の全グリッドGRにおいて接客の要否の判定が終了したか否かを判定する(S30A)。全グリッドGRでの接客の要否の判定が終了した場合(S30AのYes)、接客モニタリング装置10Aは、図6の処理を終了する。少なくとも1つのグリッドGRでの接客の要否の判定が終了していない場合(S30AのNo)、S23に進み、接客判定部40Aは、次のグリッドGRを分析対象のグリッドとして選択する。
このような図6の処理によれば、接客モニタリング装置10Aは、客CTが一人でおり、特定のキーワードや特定の行動が検出されたことに応じて、接客の要否を判定する。よって、偶発的に、客CTが店舗ST内で一人になったり、特定のキーワードを発したり、特定の行動を行ったとしても、接客が必要と判断されないので、接客要否の判定精度を向上できる。
次に、客CTによる特定の行動の具体例について説明する。
図7は、客CTが行う特定の行動を説明するための模式図である。図7では、店舗ST内に商品棚SSが6個設置されている。商品棚SSの近傍のエリアは、客CTが商品棚SSの商品を見学するための商品見学エリアA1であると想定される。見学対象の商品棚SSを移動するための通路や店舗ST内の外周の通路は、客CTが店員SAを探すための店員探索エリアA2であることが想定される。商品見学エリアA1は、商品を見学するために客CTが滞在する可能性があるエリアである。店員探索エリアA2は、店員SAを探すために客CTが滞在する可能性があるエリアである。
接客判定部40Aは、客CTの滞留情報を参照し、商品見学エリアA1での滞在時間が所定時間t11(例えば1秒)以上であり、その後店員探索エリアA2へ移動し、その後再び商品見学エリアA1に戻った場合(第1の滞留パターン)、客CTが特定の行動をしたと判定してもよい。この行動では、客CTが、店員SAを目視確認するために店員探索エリアA2に移動したが、見つからずに諦めたと考えられる。また、客CTが、商品棚SSの高さが高いために店員SAを探しに行ったが、見つからずに諦めたと考えられる。
接客判定部40Aは、商品見学エリアA1での滞在時間が長時間としての所定時間t12(例えば300秒(5分))(t12>t11)以上である場合(第2の滞留パターン)、客CTが特定の行動をしたと判定してもよい。この行動では、客CTが、商品棚SSに陳列された商品について長時間考え込んでいると考えらえる。
接客判定部40Aは、店員探索エリアA2での滞在時間が所定時間t13(例えば600秒(10分))以上である場合(第3の滞留パターン)、客CTが特定の行動をしたと判定してもよい。この行動では、客CTが、店員探索エリアA2に移動して店員SAを探していると考えられる。
接客判定部40Aは、商品見学エリアA1において商品棚SSを越えて(つまり客CTが商品棚SSの上から覗き込んで、例えば背伸びして)、店員SAや商品を探している場合、客CTが特定の行動をしたと判定してもよい。この場合、接客判定部40Aは、客CTの頭部HD1の位置が、商品見学エリアA1に滞在中における鉛直方向での平均位置HDaveよりも、所定閾値th1以上上側に位置するか否かを判定する。この判定は、例えば、映像データにおける画像認識処理や特徴抽出処理により可能である。
図8(A)は、客CTが商品棚SSの上側から覗き込んだか否かの判定(覗き込み判定)の一例を説明するための模式図である。図8(A)では、客CTの頭部HDの位置が、商品棚SSの上部からを覗き込むことで頭部HD1の位置にあり、頭部の平均位置HDaveよりも閾値th1以上に上部にあるとする。この場合、接客判定部40Aは、客CTが覗き込んでいると判定し、特定の行動をしていると判定する。
接客判定部40Aは、商品見学エリアA1又は店員探索エリアA2において、客CTがきょろきょろしている場合、客CTが特定の行動をしたと判定してもよい。この場合、接客判定部40Aは、客CTの頭部HD又は肩部SDの位置が、頭頂方向(頭部HDの上側)から見て、左右方向に(左回りに90°回転した方向又は右回りに90°回転した方向)、又は一定角度(例えば左回り又は右回りに90°以外の任意の角度で回転した方向)で、複数回移動したか否かを判定する。この判定は、例えば、映像データにおける画像認識処理や特徴抽出処理により可能である。
図8(B)は、客CTがきょろきょろしているか否かの判定(きょろきょろ判定)の一例を説明するための模式図である。図8(B)では、頭部HDを角度θで左回転させ、且つ複数回回転させているとする。この場合、接客判定部40Aは、きょろきょろしていると判定し、特定の行動をしていると判定する。尚、頭部HD又は肩部SDの回転回数が所定回数以上であることを、きょろきょろ判定を満たす条件に加えてもよい。
接客判定部40Aは、商品見学エリアA1又は店員探索エリアA2において、客CTが首を傾げた場合、客CTが特定の行動をしたと判定してもよい。この場合、接客判定部40Aは、客CTの頭部HD又は肩部SDの位置が、頭部HDの正面方向(つまり顔の正面方向)から見て、左右方向に(左回り又は右回りに任意の角度で回転した方向)、所定時間t21(例えば5秒)以上又は所定回数(例えば3回)以上傾いている、つまり首を傾げているか否かを判定する。この判定は、例えば、映像データにおける画像認識処理や特徴抽出処理により可能である。
図8(C)は、首を傾げたか否かの判定(傾げ判定)の一例を説明するための模式図である。図8(C)では、客CTの頭部HDが、所定回数t22以上の回数、左方向に角度θ2で傾いているとする。この場合、接客判定部40Aは、首をかしげていると判定し、特定の行動をしていると判定する。
接客判定部40Aは、商品見学エリアA1又は店員探索エリアA2において、客CTが異なる商品を所持している場合、客CTが特定の行動をしたと判定してもよい。この場合、接客判定部40Aは、例えば、映像データから客CTの腕又は手の領域を検出し、その両方の領域の周辺の領域に、物体(商品)が存在するか否かを判定する。客CTが複数の商品を持っている場合、両商品を見比べ、それぞれの商品の特徴を知りたいと考えていることが考えられる。
尚、図8(B)のように頭部HDの上方から見て特定の行動か否か判断するか、図8(A),(C)のように頭部HDの正面方向から見て特定の行動か否か判断するかは、カメラ装置CAに対する客CTの位置に依存する。例えば、カメラ装置CAの真下に近い位置に客CTが所在する場合、映像データは頭部HDの上方から見た画像に近くなり、カメラ装置CAの真下から遠い位置(例えば店舗STの外周近く)に客CTが所在する場合、映像データは頭部HDの正面方向から見た画像に近くなる。
次に、接客指示情報の送信先となる店員SAの具体例について説明する。
図9及び図10は、接客指示情報の送信先となる店員SAを説明するための模式図である。
端末通知部45は、単独の店員SA(例えば店員SA11)を優先して、接客指示情報を送信してもよい。人物検出部30は、選択されたグリッドGR内にID滞留情報が1つ存在する場合、選択されたグリッドGR内に店員SAが1人であり、単独の店員SAであることを検出してもよい。
端末通知部45は、店員SA(例えば店員SA12)の近くに客CT(例えば客CT11)が所在する場合、その店員SAは他に接客対応不可であるとして、接客指示情報の送信先から除外してもよい。この場合、この店員SAが所持する携帯端末TEに対しては、接客指示情報が送信されない。
尚、人物検出部30は、例えば図2のS15と同様の方法で、店員SAの近くに客CTが所在するか否かを判定してもよい。つまり、人物検出部30は、選択されたグリッドGRにおいて、移動体の滞留情報において複数の移動体が検出され、ID滞留情報において、移動体の滞留情報における移動体の数よりも少なく、且つ1つ以上のID移動体が検出された場合、店員SAの近くに客CTが所在すると判定してもよい。
端末通知部45は、店舗ST内の全グリッドGRにおいて単独の店員SAが存在しない場合、店舗STの外のバックヤードに所在する店員SAが所持する携帯端末TEへ、接客指示情報を送信してもよい。人物検出部30は、各グリッドGRを分析し、各グリッドGRにおいてID滞留情報が0個である場合、又は、各グリッドGRにおいてID滞留情報が存在しても店員SAの近くに客CTが所在する場合、単独の店員SAが存在しないことを検出してもよい。この場合、端末通知部45は、人物検出部30によりID滞留情報が検出されていない携帯IDで識別される携帯端末TEに対して、接客指示情報を送信してもよい。尚、この場合、店舗ST内及び店舗ST外に所在する店員SAが所持する各携帯端末TEについて、携帯IDの情報がメモリ13に予め保持されている。
また、端末通知部45は、店舗ST内の全グリッドGRにおいて単独の店員SAが存在しない場合、店舗STの内外に所在する店員SA(全店員)が所持する全携帯端末TEへ、接客指示情報を送信してもよい。この場合、全店員SAに対して接客指示情報が通知されることで、店員SA間で相互に連携を取って可能な限り接客することが可能である。
[効果等]
このように、本実施形態の接客モニタリングシステム100A及び接客モニタリング装置10Aでは、人物検出部30は、任意のグリッドGRにおいて所定時間t1以上滞留する第1の客CTを1人検出する。接客判定部40Aは、第1の客GTが発した特定のキーワードが検出された場合、又は第1の客CTが特定の行動が検出された場合、第1の客CTに対する接客が必要であると判定する。通信部11は、第1の客CTに対する接客が必要な場合、店員SAの少なくとも一部が所持する携帯端末TEへ、第1の客CTに対する接客を指示するための接客指示情報を送信する。
つまり、接客モニタリング装置10Aは、任意のグリッドGRにおいて店員SAでない移動体(つまり第1の客CT)を検出し、第1の客CTが店員SAのサポートが必要か否かを、第1の客GTが発するワードや第1の客CTの行動から推測する。そして、接客モニタリング装置10Aは、第1の客CTが店員SAのサポートを必要とする場合、店員SAが保有する携帯端末TEへその旨通知する。
これにより、接客モニタリングシステム100A及び接客モニタリング装置10Aは、接客を必要とする第1の客CTが発するワードや第1の客CTの行動を接客の要否の判断に活用し、接客の機会の逸失を低減できる。また、第1の客CTが直接店員SAに話しかけたか否かによらず、接客を必要としていることを店員SAが気付くことができ、第1の客CTの満足度も向上できる。
また、接客判定部40Aは、第1の客CTの頭部HD又は肩部SDの検出位置と、頭部HD又は肩部SDの検出時間又は検出回数と、に基づいて、特定の行動をしているか否かを判定してもよい。
これにより、接客モニタリングシステム100A及び接客モニタリング装置10Aは、第1の客CTの体の各部の動きを検出することで、容易に特定の行動をしているか否かを判断でき、接客の要否の判定に活用できる。
また、接客判定部40Aは、第1の客CTの滞留情報が所定の滞留パターン(例えば第1〜第3の滞留パターン)を含む場合、特定の行動をしていると判定してもよい。
これにより、接客モニタリングシステム100A及び接客モニタリング装置10Aは、第1の客CTが移動した軌跡に基づく滞留パターンを検出することで、容易に特定の行動をしているか否かを判断でき、接客の要否の判定に活用できる。
また、通信部11は、店員SAの滞留情報に基づいて、任意のグリッド内に1人で所在する店員SAへ接客指示情報を送信してもよい。
これにより、1人で所在する店員SAは、接客指示情報を確認し、迅速に第1の客CTに対して接客できる。
また、通信部11は、店員SAの滞留情報及び人物の滞留情報に基づいて、非接客者(例えば接客中でない店員SA)へ接客指示情報を送信してもよい。
これにより、接客指示情報を確認した店員SAは、接客中ではないので、迅速に第1の客CTに対して接客できる。
通信部11は、任意のグリッドGR内に1人で所在する店員SAが存在しない場合、店員SAの滞留情報が生成されなかった店員SAが所持する携帯端末TEへ、接客指示情報を送信してもよい。
これにより、例えば、店舗ST内に所在せずに滞留情報が生成されなかった、バックヤードで待機中の店員SAが、接客指示情報を携帯端末TEにより確認し、迅速に第1の客CTに対して接客できる。
通信部11は、任意のグリッドGR内に1人で所在する店員SAが存在しない場合、全ての店員SAが所持する携帯端末TEへ、接客指示情報を送信してもよい。
これにより、各店員SAが携帯端末TEにより受信した接客指示情報を確認し、各店員SAが互いに相談し、例えば現在の接客状況に応じて、いずれかの店員SAが第1の客CTを接客することができる。
また、接客モニタリング装置10Aは、商品を購入しようとしているが購入を迷っていると予想される客CTの行動、商品の説明が必要と考えていると予想される客CTの行動、店員SAを探していると予想される客CTの行動、等を接客が必要な行動として捉え、店員SAに対して接客の指示を通知する。また、接客が可能と予想される店員SAに対して、接客指示情報を通知するようにできる。これにより、通知された店員SAは、客CTに対する接客の必要性を認識できる。つまり、接客モニタリング装置10Aは、接客の必要性を迅速に的確な店員SAに通知し、接客ロスの抑制を図ることができる。
また、接客モニタリング装置10Aは、カメラ装置CAが撮像した画像による人物検出や動線検出、無線を用いた店員SAの位置検出、マイクアレイ装置MAが収音した音声による音声検出、等に基づいて、店員SAを必要とする客CTを検出し、店員SAやその他の監視者に対して接客を必要とする旨のアラートを出力できる。これにより、接客モニタリング装置10Aは、客CTが接客を必要としているにも関わらず、店員SAが接客の必要性を認識できずに接客機会を失うことを抑制できる。また、接客モニタリング装置10Aは、客CTの行動を客CTに強いることなく分析でき、客CTと店員SAとを対応付けることで、より高精度の接客を実現できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、接客モニタリングシステムにおける接客モニタリング装置は、人物の動線情報により示される人物の動線が遮蔽物等により途切れた場合に、音声認識を利用して、同一人物か否かを判断することを説明する。
[接客モニタリングシステムの構成]
図11は、第3の実施形態における接客モニタリングシステム100Bの構成例を示すブロック図である。図11の接客モニタリングシステム100Bは、図1に示した接客モニタリングシステム100と比較すると、接客モニタリング装置10の代わりに接客モニタリング装置10Bを備える点が異なる。図11の接客モニタリングシステム100Bにおいて、図1に示した接客モニタリングシステム100と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
接客モニタリング装置10Bは、音声処理部20B、人物検出部30B、及び接客判定部40を備える。音声処理部20Bは、音声検出部21、検出結果累積部22、及び話者識別部25を備える。人物検出部30Bは、移動体滞留情報生成部31、ID滞留情報生成部32、及び滞留情報調整部33を備える。
話者識別部25は、所定の話者認識処理(例えば声紋識別)により、音声検出部21により検出された音声を発する話者を識別する。
滞留情報調整部33は、話者識別等により同一人物と判定された滞留情報を、統合(Merge)してメモリ13に蓄積する。例えば、滞留情報調整部33は、滞留情報が生成されてメモリ13に保持された人物と同一人物が再度店舗ST内に出現したと判定された場合、この滞留情報の続きとして(この滞留情報の一部の情報として)、この人物の滞留に係る情報を蓄積する。
[接客モニタリングシステムの動作]
次に、接客モニタリングシステム100Bの動作について説明する。
図12は、接客モニタリング装置10Bの動作例を示すフローチャートである。
まず、接客モニタリング装置10Bは、図2に示したS11〜S14の処理を実行する。
続いて、接客行動抽出部42は、分析対象のグリッドGR内に、店員SA又は客CTが所在するか否かを判定する(S31)。例えば、接客行動抽出部42は、移動体の滞留情報において移動体が検出された場合、店員SA又は客CTが所在することを判別可能である。
選択されたグリッドGR内に店員SA又は客CTが所在する場合(S31のYes)、話者識別部25は、話者認証処理により話者を識別するための話者識別情報を取得する(S32)。例えば、話者識別部25は、話者としての店員SA又は客CTに係る音声波形のスペクトルの情報を、話者識別情報として取得する。
話者識別部25は、この店員SA又は客CTの話者識別を以前にも実施したことがあるか否かを判定する(S33)。以前に実施しているか否かは、メモリ13に同一の話者識別情報が保持されているか否かにより判別可能である。
尚、ここでの同一は、完全に同一でなくてもよく、一定の尤度を超えている場合、例えば話者識別情報としての音声スペクトル同志の相関値や類似度が所定値以上である場合には、同一に含まれてもよい。また、過去に話者識別情報が得られた店舗ST内での位置は、任意の位置でよく、S14で選択されたグリッドGRと同一のグリッド内に限られなくてよい。
この店員SA又は客CTの話者識別を以前に実施していない場合、つまりメモリ13にS32で取得された話者識別情報と同じ話者識別情報が保持されていない場合、話者識別部25は、取得された話者識別情報をメモリ13に保持(登録)する(S34)。初回に話者識別情報をメモリ13に登録することで、2回目以降において話者識別情報を用いて話者識別が可能となる。
この店員SA又は客CTの話者識別を以前に実施した場合、つまりメモリ13にS32で取得された話者識別情報と同じ話者識別情報が保持されている場合、滞留情報調整部33は、話者識別情報が一致する人物に係る滞留情報を統合(マージ)し、同一人物の滞留情報としてメモリ13に保持する(S35)。
ここでは、S31で店員SAが所在すると判定された場合、滞留情報調整部33は、店員SAに係る移動体の滞留情報を統合し、更に店員SAに係るID滞留情報を統合する。S31で客CTが所在すると判定された場合、滞留情報調整部33は、客CTに係る移動体の滞留情報を統合する。
S31で選択されたグリッドGR内に店員SA及び客CTのいずれも所在しない場合(S31のNo)、S34の処理後、又はS35の処理後、接客判定部40は、分析対象の全グリッドGRにおいて滞留情報の同一性の判定が終了したか否かを判定する(S36)。全グリッドGRでの滞留情報の同一性の判定が終了した場合(S36のYes)、接客モニタリング装置10Bは、図12の処理を終了する。少なくとも1つのグリッドGRでの滞留情報の同一性の判定が終了していない場合(S36のNo)、S14に進み、接客判定部40は、次のグリッドGRを分析対象(滞留情報の同一性の判定対象)のグリッドとして選択する。
このような図12の処理によれば、接客モニタリング装置10Bは、新たに出現した人物に係る話者識別情報が過去においても存在した場合、この話者識別情報に係る人物の滞留情報を、対応する既存の滞留情報に統合して、メモリ13に記憶する。
これにより、接客モニタリング装置10Bは、例えば、商品棚SS等の遮蔽物を通過して人物が移動した場合など、人物の動線情報や滞留情報が途切れた場合でも、話者識別処理を利用して各人物が発した音声の同一性を判定できる。接客モニタリング装置10Bは、音声を用いた識別処理により複数の人物が一定の尤度を超えて同一人物であると識別した場合、同一人物の動線情報や滞留情報として、接客活動に活用できる。
次に、人物が移動する移動経路上に遮蔽物が存在する場合の滞留情報の扱いについて説明する。
図13は、滞留情報の同一性を説明するための模式図である。図13では、第1の人物P1が、商品棚SS21の左側から商品棚SS21の裏側に隠れ、第2の人物P2が、商品棚SS21の右側から出現している。人物検出部30により第1の人物P1及び第2の人物P2に係る動線情報や滞留情報を導出する場合、遮蔽物としての商品棚SS21により動線が遮断される。そのため、動線情報及び滞留情報は、第1の人物P1及び第2の人物P2の各々で別個に得られることになる。
この場合、音声処理部20Bは、第1の人物P1及び第2の人物P2の音声データを取得し、双方の音声データに対して話者識別処理することで、同一人物が発した音声であるか否かを識別する。これにより、接客モニタリング装置10Bは、遮蔽物により複数の人物の動線情報や滞留情報が分断されても、同一人物の情報として動線情報や滞留情報を統合して扱うことができる。よって、例えば、新規に来店した客ではなく、商品棚SS21の背後から客CTが表れた場合に、接客済みの客であるか否かを過去の滞留情報から紐付けでき、接客活動を効率化できる。
[効果等]
このように、本実施形態の接客モニタリングシステム100B及び接客モニタリング装置10Bでは、話者識別部25は、音声検出部21により検出された発話に係る第1の話者を話者識別処理により識別し、第1の話者に係る第1の話者識別情報をメモリ13に保持させる。滞留情報調整部33は、第1の話者識別情報と、話者識別部25により第1の話者識別情報が得られた後に識別された第2の話者に係る話者識別情報と、が略一致する場合、第1の話者に係る人物の滞留情報又は店員SAの滞留情報に、第2の話者に係る人物の滞留情報又は店員SAの滞留情報を統合する。
これにより、接客モニタリングシステム100B及び接客モニタリング装置10Bは、動線情報や滞留情報が一旦遮断され、別の人物が検出されても、話者識別により滞留情報を紐付け可能な場合には、別個の動線情報や滞留情報として取り扱わず、同一人物の動線情報や滞留情報として取扱いできる。また、接客モニタリングシステム100B及び接客モニタリング装置10Bは、音声データを用いて同一人物か否かを判定するので、画像データを用いて顔照合等により同一人物か否かが判定される場合と比較すると、処理負荷を軽減できる。よって、接客モニタリングシステム100B及び接客モニタリング装置10Bは、動線情報や滞留情報に係る人物の識別精度を向上できるので、接客の判定精度を向上できる。
(他の実施形態)
以上のように、本開示における技術の例示として、第1〜第3の実施形態を説明した。しかし、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、各実施形態を組み合わせてもよい。
第1〜第3の実施形態では、プロセッサは、物理的にどのように構成してもよい。また、プログラム可能なプロセッサを用いれば、プログラムの変更により処理内容を変更できるので、プロセッサの設計の自由度を高めることができる。プロセッサは、1つの半導体チップで構成してもよいし、物理的に複数の半導体チップで構成してもよい。複数の半導体チップで構成する場合、第1〜第3の実施形態の各制御をそれぞれ別の半導体チップで実現してもよい。この場合、それらの複数の半導体チップで1つのプロセッサを構成すると考えることができる。また、プロセッサは、半導体チップと別の機能を有する部材(コンデンサ等)で構成してもよい。また、プロセッサが有する機能とそれ以外の機能とを実現するように、1つの半導体チップを構成してもよい。また、複数のプロセッサが1つのプロセッサで構成されてもよい。
第1〜第3の実施形態では、図1,5,11において接客モニタリングシステム及び接客モニタリング装置の構成を示したが、各構成は、ハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアにより実現されてもよい。
本開示は、接客の判定精度を向上できる接客モニタリング装置、接客モニタリングシステム、及び接客モニタリング方法等に有用である。
100,100A,100B 接客モニタリングシステム
10,10A,10B 接客モニタリング装置
11 通信部
12 制御部
13 メモリ
14 操作部
15 ディスプレイ装置
16 スピーカ装置
20,20A,20B 音声処理部
21 音声検出部
22 検出結果累積部
23 指向性合成部
24 音声判別部
25 話者識別部
30,30B 人物検出部
31 移動体滞留情報生成部
32 ID滞留情報生成部
33 滞留情報調整部
40,40A 接客判定部
41 接客条件設定部
42 接客行動抽出部
43 行動判定部
44 接客要否判定部
45 端末通知部
A1 商品見学エリア
A2 店員探索エリア
CA カメラ装置
CT,CT1,CT2,CT11 客
HD,HD1 頭部
MA マイクアレイ装置
NT ネットワーク
RC レコーダ
SA,SA1,SA2,SA3,S11,S12 店員
SD 肩部
SS,SS1〜SS6,SS21 商品棚
TE 携帯端末

Claims (11)

  1. 複数のグリッドに区分される対象エリアの音声を収音する収音装置により収音された音声に係る音声データを取得し、前記対象エリアの画像を撮像する撮像装置により撮像された画像に係る画像データを取得する通信部と、
    前記音声データを基に、発話を検出する発話検出部と、
    前記画像データを基に、接客者又は客を含む人物の滞留情報を生成し、前記対象エリア内に所在する各接客者が所持する携帯端末の位置情報を基に、前記接客者の滞留情報を生成する滞留情報生成部と、
    前記人物の滞留情報、前記接客者の滞留情報、及び前記発話の検出結果を基に、同一のグリッドに前記接客者と客とが第1の所定時間滞留し、且つ、前記同一のグリッドにおいて第2の所定時間以上発話が検出された場合、前記同一のグリッドにおいて前記接客者が接客していると判定する接客判定部と、
    を備える接客モニタリング装置。
  2. 請求項1に記載の接客モニタリング装置であって、
    前記接客判定部は、任意のグリッドにおいて前記第1の所定時間以上滞留する第1の客を1人検出し、前記第1の客が発した特定のキーワードが検出された場合、又は前記第1の客が特定の行動が検出された場合、前記第1の客に対する接客が必要であると判定し、
    前記通信部は、前記第1の客に対する接客が必要な場合、前記接客者の少なくとも一部が所持する携帯端末へ、前記第1の客に対する接客を指示するための接客指示情報を送信する、接客モニタリング装置。
  3. 請求項2に記載の接客モニタリング装置であって、
    前記接客判定部は、前記第1の客の頭部又は肩部の検出位置と、前記頭部又は前記肩部の検出時間又は検出回数と、に基づいて、前記特定の行動をしているか否かを判定する、接客モニタリング装置。
  4. 請求項2に記載の接客モニタリング装置であって、
    前記接客判定部は、前記第1の客の滞留情報が所定の滞留パターンを含む場合、前記特定の行動をしていると判定する、接客モニタリング装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の接客モニタリング装置であって、
    前記通信部は、前記接客者の滞留情報に基づいて、任意のグリッド内に1人で所在する接客者へ前記接客指示情報を送信する、接客モニタリング装置。
  6. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の接客モニタリング装置であって、
    前記通信部は、前記接客者の滞留情報及び前記人物の滞留情報に基づいて、非接客者へ前記接客指示情報を送信する、接客モニタリング装置。
  7. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の接客モニタリング装置であって、
    前記通信部は、任意のグリッド内に1人で所在する接客者が存在しない場合、前記接客者の滞留情報が生成されなかった接客者が所持する携帯端末へ、前記接客指示情報を送信する、接客モニタリング装置。
  8. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の接客モニタリング装置であって、
    前記通信部は、任意のグリッド内に1人で所在する接客者が存在しない場合、全ての接客者が所持する携帯端末へ、前記接客指示情報を送信する、接客モニタリング装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の接客モニタリング装置であって、更に、
    前記発話検出部により検出された発話に係る第1の話者を話者識別処理により識別し、前記第1の話者に係る第1の話者識別情報をメモリに保持させる話者識別部と、
    前記第1の話者識別情報と、前記話者識別部により前記第1の話者識別情報が得られた後に識別された第2の話者に係る話者識別情報と、が略一致する場合、前記第1の話者に係る前記人物の滞留情報又は前記接客者の滞留情報に、前記第2の話者に係る前記人物の滞留情報又は前記接客者の滞留情報を統合する滞留情報調整部と、
    を備える接客モニタリング装置。
  10. 複数のグリッドに区分される対象エリアの音声を収音する収音装置と、前記対象エリアの画像を撮像する撮像装置と、接客モニタリング装置と、を備える接客モニタリングシステムであって、
    前記接客モニタリング装置は、
    前記収音装置により収音された音声に係る音声データを取得し、
    前記撮像装置により撮像された画像に係る画像データを取得し、
    前記音声データを基に、発話を検出し、
    前記画像データを基に、接客者又は客を含む人物の滞留情報を生成し、
    前記対象エリア内に所在する各接客者が所持する携帯端末の位置情報を基に、前記接客者の滞留情報を生成し、
    前記人物の滞留情報、前記接客者の滞留情報、及び前記発話の検出結果を基に、同一のグリッドに前記接客者と客とが第1の所定時間滞留し、且つ、前記同一のグリッドにおいて第2の所定時間以上発話が検出された場合、前記同一のグリッドにおいて前記接客者が接客していると判定する、接客モニタリングシステム。
  11. 接客モニタリング装置における接客モニタリング方法であって、
    複数のグリッドに区分される対象エリアの音声を収音する収音装置により収音された音声に係る音声データを取得し、
    前記対象エリアの画像を撮像する撮像装置により撮像された画像に係る画像データを取得し、
    前記音声データを基に、発話を検出する発話検出部と、
    前記画像データを基に、接客者又は客を含む人物の滞留情報を生成し、
    前記対象エリア内に所在する各接客者が所持する携帯端末の位置情報を基に、前記接客者の滞留情報を生成し、
    前記人物の滞留情報、前記接客者の滞留情報、及び前記発話の検出結果を基に、同一のグリッドに前記接客者と客とが第1の所定時間滞留し、且つ、前記同一のグリッドにおいて第2の所定時間以上発話が検出された場合、前記同一のグリッドにおいて前記接客者が接客していると判定する、接客モニタリング方法。
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