JP2018021692A - エコノマイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】高い気液分離性能を有し、かつ気液分離に必要な空間を大幅に減少させることで、外形寸法の小型化を図ることができるエコノマイザを提供する。【解決手段】容器11と、容器11内において冷媒入口11aに対向する位置に配置され、冷媒入口11aから容器11内に流入した気液二相状態の冷媒を衝突させて気液分離を行うバッフル板15と、容器11内においてガス冷媒出口11bに対向する位置に配置され、気液分離後のガス冷媒に含まれる液滴を除去するデミスタ16とを備え、バッフル板15は、冷媒入口11aとデミスタ16との間の位置において垂直方向に延び冷媒入口11a側とデミスタ16側とを仕切る仕切板からなり、該仕切板の下端と容器11の底部との間に、気液分離後のガス冷媒と液冷媒とをデミスタ16の下方の空間Sに導くための第一の開口A1を設ける。【選択図】図2

Description

本発明は、ターボ冷凍機に設けられ、気液二相状態の冷媒を気液分離し、ガス冷媒を多段圧縮機の多段圧縮段の中間部分に導くとともに液冷媒を蒸発器に導くエコノマイザに関するものである。
従来、冷凍空調装置などに利用されるターボ冷凍機は、冷媒を封入したクローズドシステムで構成され、冷水(被冷却流体)から熱を奪って冷媒が蒸発して冷凍効果を発揮する蒸発器と、前記蒸発器で蒸発したガス冷媒を圧縮して高圧のガス冷媒にする圧縮機と、高圧のガス冷媒を冷却水(冷却流体)で冷却して凝縮させる凝縮器と、前記凝縮した冷媒を減圧して膨張させる膨張弁(膨張機構)とを、冷媒配管によって連結して構成されている。そして、圧縮機としてガス冷媒を多段の羽根車によって多段に圧縮する多段圧縮機を用いた場合は、凝縮器と蒸発器の間の冷媒配管中に設置した中間冷却器であるエコノマイザで生じるガス冷媒を圧縮機の中間段(多段の羽根車の中間部分)に導入することが行われている。
ターボ冷凍機におけるエコノマイザは気液分離器であり、エコノマイザで気液二相状態の冷媒を気液分離し、分離したガス冷媒を多段圧縮機の多段圧縮段の中間部分に導くとともに液冷媒を蒸発器に導くようにしている。
図9は、従来のエコノマイザの一例を示す縦断面図である。
図9に示すように、エコノマイザ20は、気液二相状態の冷媒が流入する円筒形状の容器21を備えている。容器21は、その軸心が水平方向に位置するように横型に配置されている。容器21は、側面に気液二相状態の冷媒を流入させる冷媒入口21aを有し、上部に気液分離後のガス冷媒を排出するガス冷媒出口21bを有し、下部に気液分離後の液冷媒を排出する液冷媒出口21cを有している。
前記容器21には、冷媒入口21aに冷媒流入管22が設けられ、ガス冷媒出口21bにガス冷媒流出管23が設けられ、液冷媒出口21cに液冷媒流出管24が設けられている。冷媒流入管22は容器21の内部に延びており、冷媒流入管22には、容器21の内部において、冷媒流入管22の底部側に複数の開口22aが並列して設けられている。各開口22aは、例えば、冷媒流入管22の長手方向に延びる矩形状の開口からなり、冷媒流入管22に流入した冷媒を下方に向けて噴出するようになっている。
また、容器21内には、冷媒流入管22の上方にデミスタ25が設置されている。デミスタ25は、細い金属線を編んだ金網を積層したものである。デミスタ25は、容器21の上部にあるガス冷媒出口21bに対向する位置に配置されている。
図9に示すように構成されたエコノマイザ20においては、気液二相状態の冷媒は、冷媒流入管22を介して容器21内に流入し、冷媒流入管22の下部に形成された複数の開口22aから下方に向けて噴出される。複数の開口22aから噴出された冷媒は、冷媒流入管22の下方の空間で流れ方向に対して断面積を大きくして流速を低減し、冷媒流入管22の下部と容器21の底部との間の高さ方向の距離を確保することで、気液分離が促進される。冷媒流入管22の下方の空間で分離された液冷媒は容器21の底部に溜まって、液冷媒出口21cから外部に排出される。一方、分離されたガス冷媒は、液滴とともに上昇してデミスタ25に流入し、デミスタ25において液滴が除去された後にガス冷媒出口21bから外部に排出される。
特開昭59−109755号公報
上述した従来のエコノマイザ20においては、容器21の中心部に冷媒流入管22を挿入し、冷媒流入管22の下部の開口22aから気液二相状態の冷媒を下方に噴出し、冷媒流入管22の下方の空間で流れ方向に対して断面積を大きくして流速を低減し、冷媒流入管22の下部と容器21の底部との高さ方向の距離を確保することで、デミスタ25の上流側において気液分離を促進するようにしていた。
しかしながら、上述したように、容器21の中心部に冷媒流入管22を挿入し、かつ冷媒流入管22の下部と容器21の底部との高さ方向の距離を確保する必要があるため、エコノマイザ20の外形寸法が大きくなるという問題点がある。
また、冷媒流入管22がデミスタ25の直下に配置される構造となり、デミスタ25へのガス冷媒の流入が不均一になるという問題がある。
これに対して、エコノマイザ20の外形寸法を小さくすると、冷媒流入管22の下部と容器21の底部との高さ方向の距離が短くなるため、冷媒流入管22の複数の開口22aから噴出した冷媒が容器21の底部に溜まった液冷媒に衝突して液滴を多量に巻き上げてしまい、デミスタ25では液滴の除去が困難になるという問題点がある。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、高い気液分離性能を有し、かつ気液分離に必要な空間を大幅に減少させることで、外形寸法の小型化を図ることができるエコノマイザを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明のエコノマイザは、ターボ冷凍機に設けられ、気液二相状態の冷媒を気液分離し、ガス冷媒を多段圧縮機の多段圧縮段の中間部分に導くとともに液冷媒を蒸発器に導くエコノマイザにおいて、前記気液二相状態の冷媒を流入させる該エコノマイザ側面に配設された冷媒入口と、気液分離後のガス冷媒を排出する該エコノマイザ上部に配設されたガス冷媒出口と、気液分離後の液冷媒を排出する該エコノマイザ下部に配設された液冷媒出口とを有した容器と、前記容器内において前記冷媒入口に対向する位置に配置され、前記冷媒入口から前記容器内に流入した前記気液二相状態の冷媒を衝突させて気液分離を行うバッフル板と、前記容器内において前記ガス冷媒出口に対向する位置に配置され、前記気液分離後のガス冷媒に含まれる液滴を除去するデミスタとを備え、前記バッフル板は、前記冷媒入口と前記デミスタとの間の位置において垂直方向に延び前記冷媒入口側と前記デミスタ側とを仕切る仕切板からなり、該仕切板の下端と前記容器の底部との間に、前記気液分離後のガス冷媒と液冷媒とを前記デミスタの下方の空間に導くための第一の開口を設けたことを特徴とする。仕切板の下端は、冷媒流入管の下端よりも容器底部に近い位置で、容器底部には到達しない位置に存在する。
本発明の好ましい態様によれば、前記バッフル板の上端に第二の開口を設け、前記バッフル板による前記気液分離後のガス冷媒を前記第二の開口に流入させ、前記バッフル板とデミスタ端板である第3バッフル板間の流路を介して、前記デミスタに導くようにしたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記デミスタの下方の空間内において、前記バッフル板の下端から冷媒入口と反対側のデミスタ端部より超えた位置まで水平方向に延びる多孔板を設け、該多孔板と前記容器の底部との間の空間に前記気液分離後のガス冷媒と液冷媒とを導いて更なる気液分離を行い、該気液分離後のガス冷媒を前記多孔板の孔を介して前記デミスタに導くようにしたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記デミスタと前記ガス冷媒出口との間に第2バッフル板が配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、ターボ冷凍機は、上記に記載のエコノマイザのいずれかを備えることを特徴とする。
本発明は、以下に列挙する効果を奏する。
1)従来のエコノマイザにおいて容器の中心部に挿入されていた冷媒流入管を無くしたため、エコノマイザの高さ方向の寸法を低減することができ、エコノマイザの外形寸法を小さくすることができる。
2)冷媒流入管に代えて、冷媒入口に対向する位置にバッフル板を設けているため、冷媒入口から流入した気液二相状態の冷媒は、バッフル板に衝突して冷媒の気液分離が行われる。すなわち、バッフル板による気液の一次分離効果が得られ、その後デミスタによる気液の二次分離効果が得られ、気液分離性能が高まる。
3)バッフル板は、冷媒入口とデミスタとの間の位置において垂直方向に延び冷媒入口側とデミスタ側とを仕切る仕切板からなるため、バッフル板によって一つの容器内を冷媒入口側とデミスタ側の2つの空間(部屋)に分けることができ、デミスタに直接に向かう冷媒の流れを遮断することができる。
4)バッフル板の下端と容器の底部との間に、冷媒が流通する第一の開口を形成しているため、バッフル板に衝突した冷媒は、第一の開口に向かって一度下向きに流れるため、冷媒がデミスタに到達するまでの距離を長くとることができ、この距離を有効に気液分離に利用することができる。
5)多孔板を設けることで、容器の下部からデミスタに向かって流れる冷媒ガスによる冷媒液の巻き上げを抑制する効果がある。
6)多孔板によって、容器の底部に溜まる液面の乱れを抑制し、液側へのガスの混入の抑止が期待できる。また、冷凍機の制御として、エコノマイザの液面を制御する場合に、その制御性の困難度を低下させる効果が期待できる。
図1は、本発明に係るエコノマイザを備えたターボ冷凍機を示す模式図である。 図2は、本発明に係るエコノマイザの第一の実施形態を示す縦断面図である。 図3(a)は直方体形状の容器内に直方体形状のデミスタを格納した構造を示す図であり、図3(b)は円筒形状の容器内に直方体形状のデミスタを格納した構造を示す図である。 図4は、図2に示すように構成されたエコノマイザによる冷媒の気液分離工程を示す図である。 図5は、本発明に係るエコノマイザの第二の実施形態を示す縦断面図である。 図6は、図5に示すように構成されたエコノマイザによる冷媒の気液分離工程を示す図である。 図7(a),(b)は、本発明のバッフル板と容器との関係を示す断面図である。 図8は、図7(b)に示すバッフル板を備えた本発明に係るエコノマイザを示す縦断面図である。 図9は、従来のエコノマイザの一例を示す縦断面図である。
以下、本発明に係るエコノマイザの実施形態を図1乃至図8を参照して説明する。図1乃至図8において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明に係るエコノマイザを備えたターボ冷凍機を示す模式図である。図1に示すように、ターボ冷凍機は、冷媒を圧縮するターボ圧縮機1と、圧縮されたガス冷媒を冷却水(冷却流体)で冷却して凝縮させる凝縮器2と、冷水(被冷却流体)から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器3と、凝縮器2と蒸発器3との間に配置される中間冷却器であるエコノマイザ4とを備え、これら各機器を冷媒が循環する冷媒配管5によって連結して構成されている。
図1に示す実施形態においては、ターボ圧縮機1は、多段ターボ圧縮機から構成されている。ターボ圧縮機1は、冷媒配管5によってエコノマイザ4と接続されており、エコノマイザ4で分離されたガス冷媒は多段ターボ圧縮機の多段の圧縮段(この例では2段)の中間部分(この例では一段目と二段目の間の部分)に導入されるようになっている。
図1に示すように構成されたターボ冷凍機の冷凍サイクルでは、ターボ圧縮機1と凝縮器2と蒸発器3とエコノマイザ4とを冷媒が循環し、蒸発器3で冷水が製造されて負荷に対応し、冷凍サイクル内に取り込まれた蒸発器3からの熱量および圧縮機モータから供給されるターボ圧縮機1の仕事に相当する熱量が凝縮器2に供給される冷却水に放出される。一方、エコノマイザ4にて分離されたガス冷媒はターボ圧縮機1の多段圧縮段の中間部分に導入され、一段目圧縮機からのガス冷媒と合流して二段目圧縮機により圧縮される。2段圧縮単段エコノマイザサイクルによれば、エコノマイザ4による冷凍効果部分が付加されるので、その分だけ冷凍効果が増加し、エコノマイザ4を設置しない場合に比べて冷凍効果の高効率化を図ることができる。
図2は、本発明に係るエコノマイザ4の第一の実施形態を示す縦断面図である。
図2に示すように、エコノマイザ4は、気液二相状態の冷媒が流入する円筒形状の容器11を備えている。容器11は、その軸心が水平方向に位置するように横型に配置されている。容器11は、側面に気液二相状態の冷媒を流入させる冷媒入口11aを有し、上部に気液分離後のガス冷媒を排出するガス冷媒出口11bを有し、下部に気液分離後の液冷媒を排出する液冷媒出口11cを有している。容器11には、冷媒入口11aに冷媒流入管12が設けられ、ガス冷媒出口11bにガス冷媒流出管13が設けられ、液冷媒出口11cに液冷媒流出管14が設けられている。
図2に示すように、容器11内には、冷媒入口11aに対向する位置にバッフル板15が配設されており、冷媒入口11aから容器11内に流入した気液二相状態の冷媒はバッフル板15に衝突して気液分離されるようになっている。
また、容器11内には、ガス冷媒出口11bに対向する位置にデミスタ16が配設されている。デミスタ16は、細い金属線を編んだ金網を積層したものである。デミスタ16は、バッフル板15で気液分離された後のガス冷媒に含まれる液滴を除去する機能を有している。
また、デミスタ16とガス冷媒出口11bとの間に第2バッフル板18が配置されている。第2バッフル板18はデミスタ16を通過するガス冷媒が、ガス冷媒出口11bを投影する位置に集中的に流れることにより、デミスタ16を通過するガス冷媒流速が局所的に大きくなることを抑制する。
前記バッフル板15は、冷媒入口11aとデミスタ16との間の位置において垂直方向に延び冷媒入口側とデミスタ側とを仕切る仕切板からなり、該仕切板の下端と容器11の底部との間に、前記気液分離後のガス冷媒と液冷媒とをデミスタ16の下方の空間Sに導くための第一の開口A1を設けている。
図2に示すエコノマイザ4は、円筒形状の容器11内に直方体形状のデミスタ16を格納する構造を採用している。次に、デミスタ形状とエコノマイザの容器形状の関係を図3(a),(b)を参照して説明する。
デミスタを用いて液滴の除去を行う場合、除去対象物の物性毎にデミスタを通過するガス流速には限界があり、ある上限値を超えるとガスとともに流れてきた液成分を分離できなくなる。よって、流れる冷媒量に対して、必要なデミスタ面積の最小値というものが存在すると考えられる。この条件と冷凍機としての全体レイアウトからデミスタの幅と長さが概略決定される。デミスタの幅と長さが決まれば、それを格納する容器の大きさも大体決まってしまう。最も効率的な空間の利用方法を考えると、この容器は直方体となる。
実際の製作のしやすさ、冷凍機全体のレイアウトを考慮すると容器は円筒形状が適している場合がある。図3(a)は直方体形状の容器11内に直方体形状のデミスタ16を格納した構造を示し、図3(b)は円筒形状の容器11内に直方体形状のデミスタ16を格納した構造を示す。効率的な空間の利用方法、製作のしやすさ、冷凍機全体のレイアウト等を考慮して図3(a)の構造か、図3(b)の構造を採用すれば良い。
デミスタの面積を確保しようとした場合、幅を狭小にして、長さを長くする方法が考えられるが、その場合、デミスタ全体に均一に流体を流すことが困難となり、デミスタの面積を有効に活用できない。結果的に局部的に流体が流れ、デミスタを通過する流速が大きくなる部分を生じる。高さ方向を低減するという目的を考えると、デミスタと容器底面との距離を近づけることとなる。容器の底面には気液分離された液が溜まっている場合があるので、デミスタと底面との距離にも限界がある。また、気液分離という本来の機能を考えると、ガス側に液が混入することも避けなければならないが、液側にガスが混入することも避けなければならない。液側にガスが混入し難くするためには、ある程度液溜まりがある方が良い。容器の高さ方向の寸法を低減することを考えると、図3(b)に示す円筒形状の容器の場合は直径を小さくするしかない。そうすると、デミスタの幅も小さくなってしまう。デミスタ幅を広くとるためには、容器の円形断面の中心に近い位置にデミスタを配置することになり、よりデミスタと底面との距離が小さくなる。容器形状としては、上記のような制約がある。
容器内で、気液を分離するのであるから、当然、この容器に気液二相状態の冷媒を流入させる冷媒入口と、気液分離後のガスを排出するガス出口、気液分離後の液体を排出する液体出口を設ける必要がある。冷媒入口としては、容器の上部、下部、側部のいずれかの方向から入れるしかないが、できるだけデミスタから離れた位置、もしくはデミスタに向かう方向を避けて気液二相状態の冷媒を流入させたい。そのため、図2に示すように、冷媒の入口直後にバッフル板15を設けることにより、冷媒を一度バッフル板15に衝突させることで、気液の一次分離効果が得られる。また、仕切板からなるバッフル板15により一つの容器11内に2つの部屋(空間)が形成されることになる。また、この位置に仕切板があることで、デミスタ16に直接向かう流れを遮断することができる。
次に、図2に示すように構成されたエコノマイザ4による冷媒の気液分離工程を図4を参照して説明する。
図4に示すように、気液二相状態の冷媒は、容器11の側面にある冷媒流入管12を介して冷媒入口11aから容器内に流入してバッフル板15に衝突する。この衝突により、冷媒は気液分離される。バッフル板15による気液分離後のガス冷媒と液冷媒は、バッフル板15の下端と容器11の底部との間の第一の開口A1を通ってデミスタ16の下方の空間Sに流入する。空間Sに流入した液冷媒は容器11の底部に溜まった後に、液冷媒出口11cおよび液冷媒流出管14を介して外部に排出される。一方、空間Sに流入したガス冷媒は、液滴とともに上昇してデミスタ16に流入し、デミスタ16において液滴が除去される。デミスタ16から排出されたガス冷媒は、ガス冷媒出口11bおよびガス冷媒流出管13を介して外部に排出される。
図2および図4に示すエコノマイザ4によれば、従来のエコノマイザにおいて容器の中心部に挿入されていた冷媒流入管を無くしたため、エコノマイザの高さ方向の寸法を低減することができ、エコノマイザの外形寸法を小さくすることができる。そして、冷媒流入管に代えて、冷媒入口11aに対向する位置にバッフル板15を設けているため、冷媒入口11aから流入した気液二相状態の冷媒は、高速でバッフル板15に衝突する。この衝突により、冷媒の気液分離が行われる。すなわち、バッフル板15による気液の一次分離効果が得られ、その後デミスタ16による気液の二次分離効果が得られ、気液分離性能が高まる。また、バッフル板15は、冷媒入口11aとデミスタ16との間の位置において垂直方向に延び冷媒入口側とデミスタ側とを仕切る仕切板からなるため、バッフル板15によって一つの容器11内を冷媒入口側とデミスタ側の2つの空間(部屋)に分けている。そのため、デミスタ16に直接に向かう冷媒の流れを遮断することができる。そして、バッフル板15の下端と容器11の底部との間に、冷媒が流通する第一の開口A1を形成しているため、バッフル板15に衝突した冷媒は、第一の開口A1に向かって一度下向きに流れるため、冷媒がデミスタ16に到達するまでの距離を長くとることができ、この距離を有効に気液分離に利用することができる。
図5は、本発明に係るエコノマイザ4の第二の実施形態を示す縦断面図である。
図5に示す第二の実施形態のエコノマイザ4は、バッフル板15に加えて多孔板17を備えている。すなわち、図5に示すエコノマイザ4においては、容器11内に、冷媒入口11aに対向する位置にバッフル板15が配設されており、冷媒入口11aから容器11内に流入した気液二相状態の冷媒はバッフル板15に衝突して気液分離されるようになっている。また、容器11内には、ガス冷媒出口11bに対向する位置にデミスタ16が配設されている。
また、デミスタ16とガス冷媒出口11bとの間に第2バッフル板18が配置されている。第2バッフル板18は、デミスタ16を通過するガス冷媒が、ガス冷媒出口11bを投影する位置に集中的に流れることにより、デミスタ16を通過するガス冷媒流速が局所的に大きくなることを抑制する。
前記バッフル板15は、冷媒入口11aとデミスタ16との間の位置において垂直方向に延び冷媒入口側とデミスタ側とを仕切る仕切板からなり、該仕切板の下端と容器11の底部との間に、前記気液分離後のガス冷媒と液冷媒とをデミスタ16の下方の空間に導くための第一の開口A1を設けている。
前記デミスタ16の下方の空間内において、バッフル板15の下端から冷媒入口と反対側のデミスタ端部より超えた位置まで水平方向に延びる多孔板17を設け、該多孔板17と容器11の底部との間の空間S1に前記気液分離後のガス冷媒と液冷媒とを導いて更なる気液分離を行い、該気液分離後のガス冷媒を多孔板17の孔を通過させて空間S2に導き、更にデミスタ16に導くようにしている。多孔板17は、矩形状の平板に所定直径の小孔を平板全体に亘って均等なピッチ(均等な間隔)で形成して構成されている。
次に、図5に示すように構成されたエコノマイザ4による冷媒の気液分離工程を図6を参照して説明する。
図6に示すように、気液二相状態の冷媒は、容器11の側面にある冷媒流入管12を介して冷媒入口11aから容器内に流入してバッフル板15に衝突する。この衝突により、冷媒は気液分離される。バッフル板15による気液分離後のガス冷媒と液冷媒は、バッフル板15の下端と容器11の底部との間の第一の開口A1を通って多孔板17の下方の空間S1に流入する。空間S1に流入した液冷媒は、容器11の底部に溜まった後に、液冷媒出口11cおよび液冷媒流出管14を介して外部に排出される。一方、多孔板17の下方の空間S1に流入したガス冷媒は、液滴とともに上昇して多孔板17の多数の小孔を通って、デミスタ16と多孔板17との間の空間S2に流入する。空間S2に流入したガス冷媒は、液滴とともに上昇してデミスタ16に流入し、デミスタ16において液滴が除去される。デミスタ16から排出されたガス冷媒は、ガス冷媒出口11bおよびガス冷媒流出管13を介して外部に排出される。
図5および図6に示すエコノマイザ4によれば、従来のエコノマイザにおいて容器の中心部に挿入されていた冷媒流入管を無くしたため、エコノマイザの高さ方向の寸法を低減することができ、エコノマイザの外形寸法を小さくすることができる。そして、冷媒流入管に代えて、冷媒入口11aに対向する位置にバッフル板15を設けているため、冷媒入口11aから流入した気液二相状態の冷媒は、高速でバッフル板15に衝突する。この衝突により、冷媒の気液分離が行われる。すなわち、バッフル板15による気液の一次分離効果が得られ、その後デミスタ16による気液の二次分離効果が得られ、気液分離性能が高まる。また、バッフル板15は、冷媒入口11aとデミスタ16との間の位置において垂直方向に延び冷媒入口側とデミスタ側とを仕切る仕切板からなるため、バッフル板15によって一つの容器11内を冷媒入口側とデミスタ側の2つの空間に分けている。そのため、デミスタ16に直接に向かう冷媒の流れを遮断することができる。そして、バッフル板15の下端と容器11の底部との間に、冷媒が流通する第一の開口A1を形成しているため、バッフル板15に衝突した冷媒は、第一の開口A1に向かって一度下向きに流れるため、冷媒がデミスタ16に到達するまでの距離を長くとることができ、この距離を有効に気液分離に利用することができる。
図5および図6に示すエコノマイザ4によれば、多孔板17を取り付けることで、容器11の下部からデミスタ16に向かって流れる冷媒ガスによる冷媒液の巻き上げを抑制する効果がある。また、多孔板17の第一の開口A1に対向する側も流体の流通可能とすることによって、多孔板17によって過度に流路面積が削減されることを回避する。過度に流路面積を削減することは、流速上昇につながる。また、多孔板17によって、容器11の底部に溜まる液面の乱れを抑制し、液側へのガスの混入の抑止が期待できる。さらに、冷凍機の制御として、エコノマイザ4の液面を制御する場合に、その制御性の困難度を低下させる効果が期待できる。
図7(a),(b)は、本発明のバッフル板15と容器11との関係を示す断面図である。
図7(a)は、図2に示す第一の実施形態および図5に示す第二の実施形態に用いられているバッフル板15と容器11との関係を示す図である。図7(a)に示すように、バッフル板15は、円板の下部をカットした欠円形状を有している。バッフル板15の下端と容器11の内周面との間に、バッフル板15による気液分離後のガス冷媒と液冷媒とをデミスタ16の下方の空間に導くための第一の開口A1を設けている。
図7(b)は、図7(a)に示すバッフル板15に更に上部をカットする加工を施したバッフル板15と容器11との関係を示す図である。すなわち、図7(b)に示すバッフル板15においては、バッフル板15の下端と容器11の内周面との間に第一の開口A1を設け、バッフル板15の上端と容器11の内周面との間に第二の開口A2を設けている。
図8は、図7(b)に示すバッフル板15を備えた本発明に係るエコノマイザ4を示す縦断面図である。
図7(b)および図8に示すように、バッフル板15の上端に第二の開口A2を設けることにより、バッフル板15の上部から優先的にガス冷媒を流すことで、第一の開口A1を通過するガス冷媒による液冷媒の巻上げを抑制することができる。
第二の開口A2からはガス冷媒とともにバッフル板15に衝突後の液冷媒も通過するが、第二の開口A2に対向する位置に取り付けているデミスタ16の端板に衝突することにより、さらに気液分離が行われる。ここで、デミスタ16の端板は、一枚板でデミスタ16とは別体に形成されており、デミスタ16を保持するとともに、前記第2の開口A2側の空間と前記デミスタ16及びガス冷媒流出管側の空間を仕切り、バッフル板15とデミスタ16の端板とでガス冷媒がバッフル下部へ流れるよう流路を構成する。すなわち、デミスタ16の端板は、気液分離用の第3バッフル板19の役割を兼ねていることとなる。第3バッフル板19に衝突後のガス冷媒、液冷媒は下向きに流れることとなる。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
1 ターボ圧縮機
2 凝縮器
3 蒸発器
4 エコノマイザ
5 冷媒配管
11 容器
11a 冷媒入口
11b ガス冷媒出口
11c 液冷媒出口
12 冷媒流入管
13 ガス冷媒流出管
14 液冷媒流出管
15 バッフル板
16 デミスタ
17 多孔板
18 第2バッフル板
19 第3バッフル板
A1 第一の開口
A2 第二の開口
S,S1,S2 空間

Claims (5)

  1. ターボ冷凍機に設けられ、気液二相状態の冷媒を気液分離し、ガス冷媒を多段圧縮機の多段圧縮段の中間部分に導くとともに液冷媒を蒸発器に導くエコノマイザにおいて、
    前記気液二相状態の冷媒を流入させる該エコノマイザ側面に配設された冷媒入口と、気液分離後のガス冷媒を排出する該エコノマイザ上部に配設されたガス冷媒出口と、気液分離後の液冷媒を排出する該エコノマイザ下部に配設された液冷媒出口とを有した容器と、
    前記容器内において前記冷媒入口に対向する位置に配置され、前記冷媒入口から前記容器内に流入した前記気液二相状態の冷媒を衝突させて気液分離を行うバッフル板と、
    前記容器内において前記ガス冷媒出口に対向する位置に配置され、前記気液分離後のガス冷媒に含まれる液滴を除去するデミスタとを備え、
    前記バッフル板は、前記冷媒入口と前記デミスタとの間の位置において垂直方向に延び前記冷媒入口側と前記デミスタ側とを仕切る仕切板からなり、該仕切板の下端と前記容器の底部との間に、前記気液分離後のガス冷媒と液冷媒とを前記デミスタの下方の空間に導くための第一の開口を設けたことを特徴とするエコノマイザ。
  2. 前記バッフル板の上端に第二の開口を設け、前記バッフル板による前記気液分離後のガス冷媒を前記第二の開口に流入させ、前記バッフル板とデミスタ端板である第3バッフル板間の流路を介して、前記デミスタに導くようにしたことを特徴とする請求項1記載のエコノマイザ。
  3. 前記デミスタの下方の空間内において、前記バッフル板の下端から冷媒入口と反対側のデミスタ端部より超えた位置まで水平方向に延びる多孔板を設け、該多孔板と前記容器の底部との間の空間に前記気液分離後のガス冷媒と液冷媒とを導いて更なる気液分離を行い、該気液分離後のガス冷媒を前記多孔板の孔を介して前記デミスタに導くようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のエコノマイザ。
  4. 前記デミスタと前記ガス冷媒出口との間に第2バッフル板が配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエコノマイザ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のエコノマイザを備えることを特徴とするターボ冷凍機。
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