JP2018020800A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、包装袋に穴を開けて、穴から水分を外部に逃がすことが考えられている。
また、食品以外の物品を包装した場合に、包装袋に穴を開けても所望の通気性を確保できない場合があった。
紙と、
前記紙に重ねられた樹脂フィルムと、を有する複合材を用いた包装袋であって、
前記紙と、前記樹脂フィルムとが接着された接着部分、及び
前記紙と、前記樹脂フィルムとが接着されていない非接着部分が存在し、
前記非接着部分に、前記樹脂フィルムを貫通する貫通孔が形成されている包装袋である。
前記非接着部分では、前記紙と前記樹脂フィルムとの間に空隙が存在し、
前記複合材における前記非接着部分が、前記接着部分よりも膨らんで突状になっている請求項1に記載の包装袋である。
外面に、前記紙が露出している請求項1又は2に記載の包装袋である。
前記接着部分と、前記非接着部分の配置が規則的になされている請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋である。
このように、非接着部分に貫通孔が形成されているから、この貫通孔は接着剤等により塞がれるおそれがない。よって、所望の通気性を確保できる。
紙の坪量は特に限定されない。紙の坪量は、好ましくは10〜100g/m2であり、さらに好ましくは10〜30g/m2である。紙の厚さは特に限定されない。なお、紙は通気性を有していることが好ましい。
ポリアミド類には、6−ナイロン、6.6−ナイロンおよびこれ以外のアミド結合を有する樹脂が例示される。
また、多層化するためには、共押出し、ドライラミネート、押出しラミネート、コーティングなどの手段を用いてもかまわない。
接着に用いる接着剤は特に限定されない。接着剤としては、例えば、1液型の硬化、若しくは非硬化タイプの接着剤、又は2液型の硬化、若しくは非硬化タイプの接着剤を使用することができる。より具体的には、例えば、ビニル系、(メタ)アクリル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、エポキシ系、ゴム系などの溶剤型、水性型、又は、エマルジョン型などの任意のドライラミネート用接着剤を使用することができる。
貫通孔は、樹脂フィルムに形成されていることが必須である。紙には、貫通孔は形成されていないことが好ましい。紙に貫通孔を形成しないことで、包装袋の外部から内部に異物が侵入することを効果的に防止できるからである。しかも、紙に貫通孔を形成していなくても紙自体に通気性があれば、包装袋としては十分な通気性を確保することができる。
<実施例1>
(1)包装袋の構成
実施例1の包装袋1は、図1に示すように、物品としてのフランスパンを包む長手のものである。包装袋1は、図2に示すように、通気性を有する紙3と、紙3に重ねられたポリプロピレン製の樹脂フィルム5とを有する複合材7を用いてなる。複合材7は、包装袋1の外側に紙3が配され、包装袋1の内側に樹脂フィルム5が配されるように用いられている。図1に示すように、シート状の複合材7の両側部をヒートシールにて接合して接合部1Aを形成する。このようにして複合材7を袋状にする。そして、袋状の複合材7を所望の長さで切断し、片方の端部をヒートシールにて接合して閉じ部1Bを形成し、包装袋1としている。
非接着部分11において、包装袋1の内側(樹脂フィルム5側)に収容された物品の水分等は、貫通孔13を通して、樹脂フィルム5と紙3との間の空隙15に導かれる。さらに、水分等は、空隙15から、通気性のある紙3を透過して外部に排出される。
次に包装袋1を構成する複合材7の作製方法の一例について説明する。まず、図3に示すように、樹脂フィルム5に接着剤12を、例えば図6に示すパターンで塗布する。次に図4に示すように樹脂フィルム5に紙3を重ねる。そして、図5に示すように、樹脂フィルム5側から、樹脂フィルム5を貫通する貫通孔13を開ける。このようにして複合材7が作製される。なお、複合材7の作製方法は、この方法に限定されず、紙3、樹脂フィルム5の材質等に応じて適宜変更できる。
本実施例の包装袋1は、紙3と樹脂フィルム5とを有する複合材7から構成されている。そして、包装袋1は、紙3と樹脂フィルム5とが接着された接着部分9、及び紙3と樹脂フィルム5とが接着されていない非接着部分11を有する。非接着部分11に、樹脂フィルム5を貫通する貫通孔13が形成されている。
本実施例の包装袋1では、非接着部分11に貫通孔13が形成されているから、この貫通孔13は接着剤12により塞がれるおそれがない。よって、通気性を十分に確保することができる。
発明者らが、本願の包装袋の開発に際して、従来の包装袋を鋭意検討したところ、従来の包装袋では、貫通孔は、紙と樹脂フィルムが接着された複合材の接着部分に開けられていたことを見いだした。従って、貫通孔を開けても、接着剤が流動して貫通孔を閉塞気味になり、通気性を十分には確保できていなかったのである。このような知見から、本願に開示の包装袋1の開発に至ったのである。本実施例の包装袋1では、貫通孔13は、非接着部分11に形成されているため、接着剤12により閉塞されるおそれはなくなる。よって、本実施例では、貫通孔13は、本来の機能(通気性を確保する機能)を発揮することができる。
また、本実施例の包装袋1では、接着部分9の配置パターンを変更することにより、デザイン性をより高めることできる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。
上記実施例では、複合材7の樹脂フィルム5は、ポリプロピレン製としたが、素材は、包装する物品に応じて適宜変更できる。
上記実施例では、包装袋1は、印刷されているものとしたが、無地でもよい。
上記実施例では、包装袋1の外側に紙3が配され、包装袋1の内側に樹脂フィルム5が配されているものを示したが、逆の配置もよい。すなわち、包装袋1の内側に紙3が配され、包装袋1の外側に樹脂フィルム5が配されてもよい。
1A…接合部
1B…閉じ部
3…紙
5…樹脂フィルム
7…複合材
9…接着部分
11…非接着部分
12…接着剤
13…貫通孔
15…空隙
17…インク
Claims (4)
- 紙と、
前記紙に重ねられた樹脂フィルムと、を有する複合材を用いた包装袋であって、
前記紙と、前記樹脂フィルムとが接着された接着部分、及び
前記紙と、前記樹脂フィルムとが接着されていない非接着部分が存在し、
前記非接着部分に、前記樹脂フィルムを貫通する貫通孔が形成されている包装袋。 - 前記非接着部分では、前記紙と前記樹脂フィルムとの間に空隙が存在し、
前記複合材における前記非接着部分が、前記接着部分よりも膨らんで突状になっている請求項1に記載の包装袋。 - 外面に、前記紙が露出している請求項1又は2に記載の包装袋。
- 前記接着部分と、前記非接着部分の配置が規則的になされている請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016152764A JP2018020800A (ja) | 2016-08-03 | 2016-08-03 | 包装袋 |
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JP2016152764A JP2018020800A (ja) | 2016-08-03 | 2016-08-03 | 包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018020800A true JP2018020800A (ja) | 2018-02-08 |
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ID=61165190
Family Applications (1)
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JP2016152764A Pending JP2018020800A (ja) | 2016-08-03 | 2016-08-03 | 包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018020800A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021001021A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | 株式会社生産日本社 | 多重袋 |
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2016
- 2016-08-03 JP JP2016152764A patent/JP2018020800A/ja active Pending
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