JP2018019397A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パワーゲーティングが可能な非同期回路を提供する。
【解決手段】第1乃至第3端子と、ラッチ回路と、記憶回路と、を有する半導体装置である。第1端子および第2端子に偽が入力されたとき、第3端子は偽を出力する。第1端子および第2端子に真が入力されたとき、第3端子は真を出力する。第1端子または第2端子の一方に真が入力され、且つ、第1端子または第2端子の他方に偽が入力されたとき、第3端子は、第3端子が直前に出力していた真理値を出力する。記憶回路は、ラッチ回路が記憶するデータを、電源電圧の供給が停止された状態で記憶することができる。記憶回路は、チャネル形成領域に金属酸化物を有するトランジスタを含む。
【選択図】図1

Description

本発明の一形態は、半導体装置に関する。
また、本発明の一形態は、上記半導体装置を有する表示装置に関する。なお本発明の一形態は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一形態は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。
なお、本明細書等において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指す。表示装置、発光装置、記憶装置、電気光学装置、半導体回路及び電子機器は、半導体装置を有する場合がある。
LSIでは、クロック信号の立ち上がりエッジもしくは立下りエッジに同期してフリップフロップのデータを更新する同期回路方式が主に用いられている。同期回路は、設計の容易さなどの利点があるものの、クロック信号に同期して回路が一斉に動作するため、瞬間的な消費電力が高くなる欠点がある。また、クロック信号を回路各部に遅延無く分配しなければならないため、レイアウト設計のコストが増大する欠点もある。
上記同期回路の欠点を解消するため、クロック信号を使わずに、各回路部間でデータを「Handshake」と呼ばれる方法で送受信する非同期回路方式が用いられている。非同期回路の通信方式として2線符号化方式と4相符号化方式が組み合わされた2線4相プロトコル方式が知られている(特許文献1)。
図22(A)乃至(C)を用いて2線4相プロトコル方式について説明を行う。
図22(A)は、2線4相プロトコル方式の概念を表すブロック図である。図22(A)はxとyの2本の信号線を用いてデータ通信を行っている。データの送信側(Sender)は、受信側(Receiver)にデータを送る。受信側は、送信側からの要求(req)に対し、データを受け取った証として応答信号(ack)を送信側に返す。
図22(B)は2線4相プロトコル方式の真理値表を表している。2線符号化方式とは、1ビットのデータを2本の信号線を用いて表現する符号化方式である。(x、y)=(1、0)の状態は、データが“0”であることを表している。(x、y)=(0、1)の状態は、データが“1”であることを表している。(x、y)=(0、0)の状態は、スペーサーと呼ばれ、データとデータの区切りに用いられる。また、(x、y)=(1、1)の状態は、inhibitと呼ばれ、動作上とり得ない不正値である。
図22(C)は、2線4相プロトコル方式の通信手順を示すタイミングチャートである。2線4相プロトコル方式は、データ(“0”または“1”)とスペーサーが交互にやりとりされる。まず、送信側は受信側からの応答信号を識別し、受信側にデータを送信する(1)。図22(C)では例として、データ“0”が送信されている。次に、受信側はデータを検出し、送信側に応答信号を送る(2)。次に、送信側は応答信号を識別し、受信側にスペーサーを送信する(3)。受信側はスペーサーを検出し、送信側に応答信号を送る(4)。このように、2線4相プロトコル方式は、1回のデータ転送を完了させるのに、4つのステップが必要である。
また、チャネル形成領域に酸化物半導体または金属酸化物を用いたトランジスタ(Oxide Semiconductorトランジスタ、以下、OSトランジスタと呼ぶ)はオフ電流が極めて小さい。そのことを利用して、特許文献2には、電源供給が停止された状態でも、論理状態を保持することができるフリップフロップが開示されている。
国際公開第2011/149066号 特開2013‐008437号
本発明の一形態は、パワーゲーティングが可能な非同期回路を提供することを課題の一とする。本発明の一形態は、消費電力の小さい半導体装置を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、新規な半導体装置を提供することを課題の一とする。
なお、複数の課題の記載は、互いの課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一形態は、これらの課題の全て解決する必要はない。また、列記した以外の課題が、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、これらの課題も、本発明の一形態の課題となり得る。
本発明の一形態は、第1乃至第3端子と、ラッチ回路と、記憶回路と、を有する半導体装置である。第1端子および第2端子に偽が入力されたとき、第3端子は偽を出力する。第1端子および第2端子に真が入力されたとき、第3端子は真を出力する。第1端子または第2端子の一方に真が入力され、第1端子または第2端子の他方に偽が入力されたとき、第3端子は、第3端子が直前に出力していた真理値を出力する。記憶回路は、ラッチ回路が記憶するデータを、電源電圧の供給が停止された状態で記憶することが可能である。
本発明の一形態は、第1乃至第4トランジスタと、ラッチ回路と、記憶回路と、を有する半導体装置である。第1トランジスタはnチャネル型トランジスタである。第2トランジスタはnチャネル型トランジスタである。第3トランジスタはpチャネル型トランジスタである。第4トランジスタはpチャネル型トランジスタである。第1トランジスタのソースまたはドレインの一方は、低電源電圧が与えられる。第1トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第2トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。第2トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第3トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。第3トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第4トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。第4トランジスタのソースまたはドレインの他方は、高電源電圧が与えられる。第1トランジスタのゲートは第4トランジスタのゲートに電気的に接続される。第2トランジスタのゲートは第3トランジスタのゲートに電気的に接続される。ラッチ回路は第3トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。記憶回路は、ラッチ回路が記憶するデータを、電源電圧の供給が停止された状態で記憶することが可能である。
上記形態において、記憶回路は、チャネル形成領域に金属酸化物を有するトランジスタを含むことが好ましい。
本発明の一形態は、上記形態に記載の半導体装置を有するバッファ回路である。
本発明の一形態は、上記形態に記載の半導体装置を有するNOT回路である。
本発明の一形態は、第1乃至第4端子と、ラッチ回路と、記憶回路と、を有する半導体装置である。第1端子、第2端子および第3端子に偽が入力されたとき、第4端子は偽を出力する。第1端子、第2端子および第3端子に真が入力されたとき、第4端子は真を出力する。第1端子、第2端子または第3端子の少なくとも1つに真が入力され、且つ、第1端子、第2端子または第3端子の少なくとも1つに偽が入力されたとき、第4端子は、第4端子が直前に出力していた真理値を出力する。記憶回路は、ラッチ回路が記憶するデータを、電源電圧の供給が停止された状態で記憶することが可能である。
本発明の一形態は、第1乃至第6トランジスタと、ラッチ回路と、記憶回路と、を有する半導体装置である。第1トランジスタはnチャネル型トランジスタである。第2トランジスタはnチャネル型トランジスタである。第3トランジスタはnチャネル型トランジスタである。第4トランジスタはpチャネル型トランジスタである。第5トランジスタはpチャネル型トランジスタである。第6トランジスタはpチャネル型トランジスタである。第1トランジスタのソースまたはドレインの一方は、低電源電圧が与えられる。第1トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第2トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。第2トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第3トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。第3トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第4トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。第4トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第5トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。第5トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第6トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。第6トランジスタのソースまたはドレインの他方は、高電源電圧が与えられる。第1トランジスタのゲートは第6トランジスタのゲートに電気的に接続される。第2トランジスタのゲートは第5トランジスタのゲートに電気的に接続される。第3トランジスタのゲートは第4トランジスタのゲートに電気的に接続される。ラッチ回路は第4トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。記憶回路は、ラッチ回路が記憶するデータを、電源電圧の供給が停止された状態で記憶することが可能である。
上記形態において、記憶回路は、チャネル形成領域に金属酸化物を有するトランジスタを含むことが好ましい。
本発明の一形態は、上記形態に記載の半導体装置を有するAND回路である。
本発明の一形態は、上記形態に記載の半導体装置を有するNAND回路である。
本発明の一形態は、上記形態に記載の半導体装置を有するOR回路である。
本発明の一形態は、上記形態に記載の半導体装置を有するNOR回路である。
本発明の一形態により、パワーゲーティングが可能な非同期回路を提供することができる。本発明の一形態により、消費電力の小さい半導体装置を提供することができる。また、本発明の一形態により、新規な半導体装置を提供することができる。
なお、これらの効果の記載は、他の効果の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一形態は、これらの効果の全てを有する必要はない。なお、これら以外の効果は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項などの記載から、これら以外の効果を抽出することが可能である。
半導体装置の構成例を示す回路図。 半導体装置を表すシンボルおよびその真理値表。 半導体装置の構成例を示す回路図およびそのシンボル。 半導体装置の回路図およびその動作例を示すタイミングチャート。 半導体装置の動作例を示す図。 半導体装置の構成例を示すブロック図。 半導体装置の動作例を示すタイミングチャート。 半導体装置の構成例を示す回路図およびそのシンボル。 半導体装置の構成例を示す回路図およびそのシンボル。 半導体装置の構成例を示すブロック図およびその動作例を示すタイミングチャート。 半導体装置の構成例を示す回路図およびそのシンボル。 半導体装置の構成例を示す回路図およびそのシンボル。 半導体装置の構成例を示す回路図およびそのシンボル。 表示装置の構成例を示すブロック図。 DOSRAMの構成例を示すブロック図および回路図。 NOSRAMの構成例を示すブロック図および回路図。 表示パネルの構成例を示すブロック図。 画素の構成例を示す回路図。 表示パネルの構成例を示す断面図。 情報端末の使用例を示す図。 表示装置の使用例を示す図。 2線4相プロトコル方式を説明するための図。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、実施の形態は多くの異なる形態で実施することが可能であり、趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は、以下の実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
また、図面において、大きさ、層の厚さ、または領域は、明瞭化のために誇張されている場合がある。よって、必ずしもそのスケールに限定されない。なお図面は、理想的な例を模式的に示したものであり、図面に示す形状または値などに限定されない。
なお、本明細書中において、高電源電圧をHレベル、低電源電圧をLレベルと呼ぶ場合がある。また、Hレベルを与える配線をVDD、Lレベルを与える配線をGNDと呼ぶ場合がある。
また、本明細書は、以下の実施の形態を適宜組み合わせることが可能である。また、1つの実施の形態の中に、複数の構成例が示される場合は、互いに構成例を適宜組み合わせることが可能である。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の一形態である非同期回路として機能することが可能な半導体装置について説明を行う。
<基本回路>
まず、非同期回路の基本回路として機能する半導体装置について説明を行う。
図1(A)は、半導体装置10の回路図である。半導体装置10は、トランジスタM1乃至トランジスタM10、容量素子C1、容量素子C2、インバータI1およびインバータI2を有する。また、図中、トランジスタM5乃至トランジスタM10、容量素子C1および容量素子C2を含む回路部を記憶回路12と呼称する。
トランジスタM1乃至M10のうち、トランジスタM3、M4はpチャネル型トランジスタ、それ以外はnチャネル型トランジスタとして説明を行うものとする。
インバータI1の出力端子およびインバータI2の入力端子との結節点をノードN1と呼称し、インバータI1の入力端子およびインバータI2の出力端子との結節点をノードN2と呼称する。インバータI1およびインバータI2はラッチ回路11を形成している。ノードN2は信号Zを出力する。
トランジスタM1のソースまたはドレインの一方はGNDに電気的に接続される。トランジスタM1のソースまたはドレインの他方はトランジスタM2のソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。トランジスタM2のソースまたはドレインの他方はトランジスタM3のソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。トランジスタM3のソースまたはドレインの他方はトランジスタM4のソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。トランジスタM4のソースまたはドレインの他方はVDDに電気的に接続される。
トランジスタM2のゲートは、トランジスタM3のゲートに電気的に接続され、信号Aが与えられる。トランジスタM1のゲートは、トランジスタM4のゲートに電気的に接続され、信号Bが与えられる。また、トランジスタM3のソースまたはドレインの一方はノードN1に電気的に接続される。
容量素子C1の第1端子はGNDに電気的に接続される。容量素子C1の第2端子はトランジスタM5のソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。トランジスタM5のソースまたはドレインの他方はノードN2に電気的に接続される。トランジスタM5のゲートは信号Sが与えられる。
トランジスタM6のソースまたはドレインの一方はGNDに電気的に接続される。トランジスタM6のソースまたはドレインの他方はトランジスタM7のソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。トランジスタM7のソースまたはドレインの他方はノードN1に電気的に接続される。トランジスタM6のゲートは容量素子C1の第2端子に電気的に接続される。トランジスタM7のゲートは信号Lが与えられる。
容量素子C2の第1端子はGNDに電気的に接続される。容量素子C2の第2端子はトランジスタM8のソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。トランジスタM8のソースまたはドレインの他方はノードN1に電気的に接続される。トランジスタM8のゲートは信号Sが与えられる。
トランジスタM9のソースまたはドレインの一方はGNDに電気的に接続される。トランジスタM9のソースまたはドレインの他方はトランジスタM10のソースまたはドレインの一方に電気的に接続される。トランジスタM10のソースまたはドレインの他方はノードN2に電気的に接続される。トランジスタM9のゲートは容量素子C2の第2端子に電気的に接続される。トランジスタM10のゲートは信号Lが与えられる。
半導体装置10において、(A、B)=(0、0)とすると、Z=0を出力し、(A、B)=(1、1)とすると、Z=1を出力し、(A、B)=(0、1)または(1、0)とすると、Zは直前の値を保持する。
ラッチ回路11は1ビットのデータを保持する機能を有する。ノードN1とノードN2は、互いにそれぞれの反転信号を保持する機能を有する。
記憶回路12は、ラッチ回路11(ノードN1およびノードN2)に保持されているデータを記憶する機能を有する。半導体装置10において、S=1とすると、ラッチ回路11(ノードN1およびノードN2)に保持されているデータに対応した電位が容量素子C1、C2に格納される。L=1とすると、容量素子C1、C2に格納された電位に応じたデータ、すなわち、もともとラッチ回路11に保持されていたデータをラッチ回路11に復活させることができる。
トランジスタM5およびトランジスタM8は、OSトランジスタを用いることが好ましい。OSトランジスタを用いることで、トランジスタM5およびトランジスタM8はオフ電流を極めて小さくすることができる。例えば、トランジスタM5をオフにすることで、容量素子C1に格納したデータを長期間保持することができる。例えば、トランジスタM8をオフにすることで、容量素子C2に格納したデータを長期間保持することができる。すなわち、記憶回路12は不揮発性レジスタとしての機能を有する。
また、トランジスタM5乃至トランジスタM10にOSトランジスタを用いてもよい。このような構成とすることで、Siトランジスタで構成するラッチ回路11に、OSトランジスタで構成した記憶回路12を積層できるため、回路面積を小さくできる。
また、トランジスタM5及びトランジスタM8にOSトランジスタ、トランジスタM6、トランジスタM7、トランジスタM9およびトランジスタM10にSiトランジスタを用いてもよい。このような構成とすることで、記憶回路12のデータをラッチ回路11に復活する動作を高速化することができる。
また、トランジスタM5、トランジスタM8、トランジスタM6またはトランジスタM7の一方、トランジスタM9またはトランジスタM10の一方にOSトランジスタを用いて、トランジスタM6またはトランジスタM7の他方、トランジスタM9またはトランジスタM10の他方にSiトランジスタを用いてもよい。このような構成とすることで、記憶回路12の静的なリーク電流が低減でき、また、ラッチ回路11のデータ保持が安定する。
OSトランジスタはチャネル形成領域に酸化物半導体または金属酸化物を有することが好ましい。また、OSトランジスタに適用される酸化物半導体または金属酸化物は、インジウム(In)および亜鉛(Zn)の少なくとも一方を含む酸化物であることが好ましい。このような酸化物としては、In−M−Zn酸化物、In−M酸化物、Z−M酸化物、In−Zn酸化物(元素Mは、例えば、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、イットリウム(Y)、スズ(Sn)、ホウ素(B)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、ゲルマニウム(Ge)、ジルコニウム(Zr)、モリブデン(Mo)、ランタン(La)、セリウム(Ce)、ネオジム(Nd)、バナジウム(V)、ベリリウム(Be)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)またはタングステン(W)など)が代表的である。OSトランジスタは、チャネル幅1μmあたりのオフ電流を1yA/μm(y;ヨクト、10−24)以上1zA/μm(z;ゼプト、10−21)以下程度に低くすることができる。
また、OSトランジスタにはCAC(Cloud‐Aligned Composite)−OSを用いることが好ましい。なお、CAC−OSの詳細については、後述する実施の形態3で説明する。
半導体装置10は、ラッチ回路11に保持されているデータを記憶回路12に退避させ、電源電圧の供給を停止してもよい。このとき、記憶回路12は不揮発性メモリとして機能し、電源電圧が供給されなくても、データを保持し続ける。電源電圧の供給が再開されたら、記憶回路12のデータをラッチ回路11に戻す。
以上より、半導体装置10は、データの更新が無い場合に、積極的に電源をオフにすることが可能になり、消費電力を低減することができる。
図1(B)は、半導体装置13の回路図である。半導体装置13は、半導体装置10において、トランジスタM1とGNDの間にトランジスタM11を追加し、トランジスタM4とVDDとの間にトランジスタM12を追加したものである。トランジスタM11はnチャネル型トランジスタであり、トランジスタM12はpチャネル型トランジスタである。
半導体装置13において、トランジスタM2のゲートは、トランジスタM3のゲートに電気的に接続され、信号Aが与えられる。トランジスタM1のゲートは、トランジスタM4のゲートに電気的に接続され、信号Bが与えられる。トランジスタM11のゲートは、トランジスタM12のゲートに電気的に接続され、信号Cが与えられる。
図2(A)は、図1(A)の半導体装置10をシンボルで表したものである。図2(B)は半導体装置10の真理値表である。表中の1は「真」を表し、0は「偽」を表す。また、表中のZ´は、直前の状態を保持することを表している。
図2(C)は、図1(B)の半導体装置13をシンボルで表したものである。図2(D)は半導体装置13の真理値表である。表中の1は「真」を表し、0は「偽」を表す。また、表中のZ´は、直前の状態を保持することを表している。
図2(B)、(D)より、半導体装置10、13は非同期回路で多用されるマラーのC素子としての機能を有することがわかる。より具体的には、半導体装置10は、トランジスタM1乃至トランジスタM4とラッチ回路11とで構成する2入力のマラーのC素子に、記憶回路12を付加した構成の、2入力の不揮発性マラーのC素子である。半導体装置13は、トランジスタM1乃至トランジスタM4とトランジスタM11とトランジスタM12とラッチ回路11とで構成する3入力のマラーのC素子に、記憶回路12を付加した構成の、3入力の不揮発性マラーのC素子である。同様に、より多入力のマラーのC素子に記憶回路12を付加した構成の、多入力の不揮発性マラーのC素子が可能である。なお、半導体装置10、13におけるマラーのC素子は、同機能を持つ他の回路構成とすることが可能である。
<バッファ>
図3(A)に示す半導体装置20は、半導体装置10を用いてバッファを構成した例である。なお、半導体装置20をハーフバッファ(HB)と呼ぶ場合もある。半導体装置20は、2つの半導体装置10と、1つのNORゲートから構成される。図3(B)は、半導体装置20をシンボルで表したものである。信号SA、信号E0および信号E1は、半導体装置20の入力信号であり、信号EA、信号S0および信号S1は、半導体装置20の出力信号である。
図4(A)は、2つの半導体装置20を接続した例である。半導体装置20_Sは送信側、半導体装置20_Rは受信側を表している。半導体装置20_Sの信号S0は半導体装置20_Rの信号E0に相当し、半導体装置20_Sの信号S1は半導体装置20_Rの信号E1に相当し、半導体装置20_Rの信号EAは半導体装置20_Sの信号SAに相当する。
信号(E0、E1)、(S0、S1)は、それぞれ先述の2線4相プロトコル方式の「2線」に相当し、それぞれ図22(A)乃至(C)の(x、y)に相当する。信号(E0、E1)、(S0、S1)は、それぞれ1ビットのデータを含む。
以降では、(E0、E1)=(1、0)および(S0、S1)=(1、0)をデータ“0”、(E0、E1)=(0、1)および(S0、S1)=(0、1)をデータ“1”、(E0、E1)=(0、0)および(S0、S1)=(0、0)をスペーサーと呼ぶ場合がある。また、特に断りが無ければ、単に「データ」とは上述のデータ“0”またはデータ“1”を表すこととする。
信号EA、SAは、図22(A)、(C)の応答信号(ack)に相当する。より具体的には、信号EA、SAの論理は、図22(A)、(C)の応答信号(ack)の論理を反転したものに相当する。
次に、図5(A)乃至(F)を用いて、半導体装置20に入力または出力される信号について考える。なお、図5(A)乃至(F)は、半導体装置20の動作を説明するために挙げた代表例であって、半導体装置20の動作はこれが全てではない。
まず、図5(A)乃至(C)を用いて、半導体装置20の出力がスペーサーからデータに切り替わる場合を考える。
図5(A)は、半導体装置20にSA=0と、スペーサー((E0、E1)=(0、0))が入力され、半導体装置20がEA=1とスペーサー((S0、S1)=(0、0))を出力している場合を示している。
図5(B)は、図5(A)の状態から、SA=1とデータ“0”((E0、E1)=(1、0))が入力される場合を示し、図5(C)は、図5(A)の状態から、SA=0とデータ“0”が入力される場合を示している。
図5(B)は、EA=0とデータ“0”((S0、S1)=(1、0))を出力している。これは、入力が出力に反映され、データの更新が正しく行われていることを示している。
一方で、図5(C)は、EA=1とスペーサー((S0、S1)=(0、0))を出力している。これは、入力が出力に反映されず、データの更新が正しく行われないことを示している。
図5(A)乃至(C)より、半導体装置20は、SA=1のときデータの入力を受け付けて、出力信号をスペーサーからデータに更新することができるが、SA=0のときデータの入力を受け付けず、出力信号をスペーサーからデータに更新することができない。
次に、図5(D)乃至(F)を用いて、半導体装置20の出力がデータからスペーサーに切り替わる場合を考える。
図5(D)は、半導体装置20にSA=1とデータ“0”((E0、E1)=(1、0))が入力され、半導体装置20がEA=0とデータ“0”((S0、S1)=(1、0))を出力している場合を示している。
図5(E)は、図5(D)の状態から、SA=0とスペーサー((E0、E1)=(0、0))が入力される場合を示し、図5(F)は、図5(D)の状態から、SA=1とスペーサーが入力される場合を示している。
図5(E)は、EA=1とスペーサー((S0、S1)=(0、0))を出力している。これは、入力が出力に反映され、データの更新が正しく行われていることを示している。
一方で、図5(F)は、EA=0とデータ“0”((S0、S1)=(1、0))を出力している。これは、入力が出力に反映されず、データの更新が正しく行われないことを示している。
図5(D)乃至(F)より、半導体装置20は、SA=0のときスペーサーの入力を受け付けて、出力信号をデータからスペーサーに更新することができるが、SA=1のとき、スペーサーの入力を受け付けず、出力信号をデータからスペーサーに更新することができない。
以上をまとめると、半導体装置20は、SA=1のとき、入力がスペーサーからデータへ変化した場合のみ入力の変化を受け付けて、出力をスペーサーからデータへ変化させる。また、SA=0のとき、入力がデータからスペーサーへ変化した場合のみ入力の変化を受け付けて、出力をデータからスペーサーへ変化させる。
再び、図4(A)に示す半導体装置20_Sと半導体装置20_Rについて考える。
図4(B)は、図4(A)に示す半導体装置の動作例を表すタイミングチャートである。図中には動作のタイミングを表すために時刻T1乃至T4が付してある。初期状態として、半導体装置20_S、半導体装置20_Rともに、(E0、E1、EA、S0、S1、SA)=(0、0、1、0、0、1)とする。
時刻T1において、半導体装置20_Sは(E0、E1)=(0、0)→(1、0)となる。すなわち、データ“0”が入力される。このとき、SA=1であることから、半導体装置20_Sは、ある遅延時間の後に、(S0、S1、EA)=(1、0、0)を出力する。すなわち、出力信号をデータ“0”に更新する。
また、半導体装置20_Sの出力に呼応して、ある遅延時間の後に、半導体装置20_Rも(S0、S1、EA)=(1、0、0)を出力する。すなわち、半導体装置20_Rも出力信号をデータ“0”に更新する。半導体装置20_SはSA=0を受け取る。これにより、半導体装置20_Sは出力をデータからスペーサーに変更することができるという合図を受け取る。
時刻T2において、半導体装置20_Sは(E0、E1)=(1、0)→(0、0)となる。すなわち、スペーサーが入力される。このとき、SA=0であることから、半導体装置20_Sは、ある遅延時間の後に、(S0、S1、EA)=(0、0、1)を出力する。すなわち、出力信号をデータ“0”からスペーサーへ更新する。
また、半導体装置20_Sの出力に呼応して、ある遅延時間の後に、半導体装置20_Rも(S0、S1、EA)=(0、0、1)を出力する。すなわち、半導体装置20_Rも出力信号をデータ“0”からスペーサーへ更新する。半導体装置20_SはSA=1を受け取る。これにより、半導体装置20_Sは出力をスペーサーからデータに変更することができるという合図を受け取る。
時刻T3において、半導体装置20_Sは(E0、E1)=(0、0)→(0、1)となる。すなわち、データ“1”が入力される。このとき、SA=1であることから、半導体装置20_Sは、ある遅延時間の後に、(S0、S1、EA)=(0、1、0)を出力する。すなわち、出力信号をスペーサーからデータ“1”に更新する。
以降の動作についても同様であり、説明を省略する。
なお、上述の遅延時間は、配線の寄生抵抗、寄生容量、前段の回路の駆動能力、後段の回路の容量などにより決まる。
半導体装置20_Rは、出力信号をデータ“0”または“1”に更新する際に、EA=0を出力することによって、新たなデータを受信することができないことを半導体装置20_Sに伝える。また、半導体装置20_SはSA=0を受け取ることで、半導体装置20_Rが新たなデータを受信できない状態にあることを知る。
一方で、半導体装置20_SはSA=0を受け取ることで、半導体装置20_Rがスペーサーを受信できる状態にあることを知る。半導体装置20_Rは、スペーサーを受け取るとEA=1を出力し、新たなデータを受信できる状態にあることを半導体装置20_Sに伝える。また、半導体装置20_SはSA=1を受け取り、半導体装置20_Rが新たなデータを受信できる状態にあることを知る。半導体装置20_Sは半導体装置20_Rに新たなデータを送信する。
以上をまとめると、以下のように言える。
(1)SA=1のとき、半導体装置20は後段にデータを送信できる状態にある。
(2)SA=0のとき、半導体装置20は後段にデータを送信できない状態にある。
(3)EA=1のとき、半導体装置20は前段からデータを受信できる状態にある。
(4)EA=0のとき、半導体装置20は前段からデータを受信できない状態にある。
<バッファと論理回路>
図6に示す半導体装置27は、半導体装置21[0]、半導体装置20[0]、半導体装置21[1]、半導体装置20[1]、半導体装置21[2]をこの順番に接続した半導体装置である。半導体装置21は任意の論理回路とすることができるが、2本の信号線の入力に対して2本の信号線の出力を生成するものとする。
半導体装置21[0]は信号IN0および信号IN1が入力され、半導体装置21[2]からは信号OUT0および信号OUT1が出力される。また、信号ACKは信号EA[0]として半導体装置20[0]から出力される。また、信号ACKOは信号SA[1]として半導体装置20[1]に入力される。また、信号SAVEは、それぞれの半導体装置20において信号Sとして入力され、信号LOADは、それぞれの半導体装置20において信号Lとして入力される。
図7は半導体装置27の動作を表すタイミングチャートである。タイミングチャートには動作のタイミングを表すために時刻T01乃至T10が付してある。初期状態として、各半導体装置20の信号は、(E0、E1、EA、S0、S1、SA)=(0、0、1、0、0、1)とする。EA=1であるため、各半導体装置20は、前段からデータの受信が可能な状態であり、また、SA=1であるため、各半導体装置20は、後段へデータの送信が可能な状態である。
時刻T01において、(IN0、IN1)=(0、0)→(1、0)になると、半導体装置21[0]を介して(E0[0]、E1[0])が変化する。ここでは、(E0[0]、E1[0])=(0、0)→(1、0)に変化する。ある遅延時間の後に(S0[0]、S1[0]、EA[0])=(1、0、0)となる。EA[0]=0となるため、半導体装置20[0]はデータの受信が不可能な状態である。
信号(S0[0]、S1[0])が変化すると、半導体装置21[1]を介して、(E0[1]、E1[1])が変化する。ここでは、(E0[1]、E1[1])=(0、0)→(1、0)に変化する。ある遅延時間の後に(S0[1]、S1[1]、EA[1](SA[0]))=(1、0、0)となる。EA[1]=0となるため、半導体装置20[1]はデータの受信が不可能な状態である。同時に、SA[0]=0であるため、半導体装置20[0]はデータの送信が不可能な状態である。
信号(S0[1]、S1[1])が変化すると、半導体装置21[2]を介して、(OUT0、OUT1)が変化する。ここでは、(OUT0、OUT1)=(0、0)→(1、0)に変化する。ある遅延時間の後にACKO(SA[1])=0となる。これは、外部で(OUT0、OUT1)の信号変化を検出した事に相当する。同時に、SA[1]=0であるため、半導体装置20[1]はデータの送信が不可能な状態である。
時刻T02において、(IN0、IN1)=(1、0)→(0、0)になると、半導体装置21[0]を介して、(E0[0]、E1[0])=(1、0)→(0、0)に変化する。ある遅延時間の後に(S0[0]、S1[0]、EA[0])=(0、0、1)となる。EA[0]=1であるため、半導体装置20[0]はデータの受信が可能な状態である。
信号(S0[0]、S1[0])が変化すると、半導体装置21[1]を介して、(E0[1]、E1[1])=(1、0)→(0、0)に変化する。ある遅延時間の後に(S0[1]、S1[1]、EA[1](SA[0]))=(0、0、1)となる。EA[1]=1であるため、半導体装置20[1]はデータの受信が可能な状態である。同時に、SA[0]=1であるため、半導体装置20[0]はデータの送信が可能な状態である。
信号(S0[1]、S1[1])が変化すると、半導体装置21[2]を介して(OUT0、OUT1)=(1、0)→(0、0)に変化する。また、ある遅延時間の後にACKO(SA[1])=1となる。これは、外部で(OUT0、OUT1)の信号変化を検出した事に相当する。SA[1]=1であるため、半導体装置20[1]はデータの送信が可能な状態である。
時刻T03において、(IN0、IN1)=(0、0)→(0、1)になると、半導体装置21[0]を介して、(E0[0]、E1[0])が変化する。ここでは、(E0[0]、E1[0])=(0、0)→(0、1)に変化するとする。ある遅延時間後に(S0[0]、S1[0]、EA[0])=(0、1、0)となる。EA[0]=0であるため、半導体装置20[0]はデータの受信が不可能な状態である。
信号(S0[0]、S1[0])が変化すると、半導体装置21[1]を介して(E0[1]、E1[1])が変化する。ここでは、(E0[1]、E1[1])=(0、0)→(0、1)に変化する。ある遅延時間の後に(S0[1]、S1[1]、EA[1](SA[0]))=(0、1、0)となる。EA[1]=0であるため、半導体装置20[1]はデータの受信が不可能な状態である。同時に、SA[0]=0であるため、半導体装置20[0]はデータの送信が不可能な状態である。
信号(S0[1]、S1[1])が変化すると、半導体装置21[2]を介して(OUT0、OUT1)が変化する。ここでは、(OUT0、OUT1)=(0、0)→(0、1)に変化する。また、ある遅延時間の後にACKO(SA[1])=0となる。これは、外部で(OUT0、OUT1)の信号変化を検出した事に相当する。同時に、SA[1]=0であるため、半導体装置20[1]はデータの送信が不可能な状態である。
時刻T04の直前における、半導体装置20の状態をまとめると、半導体装置20[0]はデータの送受信が不可能な状態、半導体装置20[1]はデータの送受信が不可能な状態である。また、信号(S0[0]、S1[0])=(0、1)、(S0[1]、S1[1])=(0、1)、EA[0]=0、EA[1]=0、である。
時刻T04から時刻T05にかけて、SAVE=1とすると、半導体装置20に含まれる半導体装置10のラッチ回路11に保持されているデータが、記憶回路12に格納される(図1(A)参照)。記憶回路12は不揮発性レジスタとしての機能を有する。
時刻T06から時刻T07にかけて、電源電圧の供給をオフにする。この時、各信号は0となる。なお、半導体装置20に含まれる記憶回路12のデータは失われない。具体的には、容量素子C1、容量素子C2に格納された電位は電源電圧の供給がオフの間も保持される。
時刻T07から時刻T09にかけて、LOAD=1としながら、時刻T08に電源電圧の供給をオンにし、(IN0、IN1)=(0、1)、ACKO(SA[1])=0としておく。時刻T08において、記憶回路12のデータがラッチ回路11に復帰され、信号(S0[0]、S1[0])=(0、1)、(S0[1]、S1[1])=(0、1)、EA[0]=0、EA[1]=0、となる。また、半導体装置20[0]はデータの送受信が不可能な状態である。また、半導体装置20[1]はデータの送受信が不可能な状態である。つまり、電源電圧の供給をオフにする直前の状態に、半導体装置20を復帰できた事になる。
時刻T10において、(IN0、IN1)=(0、1)→(0、0)になると、半導体装置21[0]を介して(E0[0]、E1[0])=(0、1)→(0、0)に変化する。ある遅延時間の後に(S0[0]、S1[0]、EA[0])=(0、0、1)となる。EA[0]=1であるため、半導体装置20[0]はデータの受信が可能な状態である。
信号(S0[0]、S1[0])が変化すると、半導体装置21[1]を介して(E0[1]、E1[1])=(0、1)→(0、0)に変化する。ある遅延時間後に(S0[1]、S1[1]、EA[1](SA[0]))=(0、0、1)となる。EA[1]=1であるため、半導体装置20[1]はデータの受信が可能な状態である。同時に、SA[0]=1であるため、半導体装置20[0]はデータの送信が可能な状態である。
信号(S0[1]、S1[1])が変化すると、半導体装置21[2]を介して(OUT0、OUT1)=(0、1)→(0、0)に変化する。また、ある遅延時間の後にACKO(SA[1])=1となるものとする。これは、外部で(OUT0、OUT1)の信号変化を検出した事に相当する。SA[1]=1であるため、半導体装置20[1]はデータの送信が可能な状態である。
以降、同様の動作を繰り返すことで、半導体装置27は非同期回路として動作することができる。また、半導体装置27は非動作時の電源供給をオフにして、パワーゲーティングを行うことができる。その結果、半導体装置27の消費電力を低減することができる。
<NOT回路>
図8(A)に示す半導体装置22は、半導体装置10を用いてNOT回路を構成した例である。半導体装置22は、2つの半導体装置10と、1つのNORゲートから構成される。半導体装置22は、半導体装置20において、信号S1と信号S0が出力される位置を入れ替えたものである。
図8(B)は、半導体装置22をシンボルで表したものである。半導体装置20と同様、(E0、E1)はデータ(入力)を含み、(S0、S1)はデータ(出力)を含む。また、信号SAは応答信号(入力)であり、信号EAは応答信号(出力)である。
<AND回路>
図9(A)に示す半導体装置23は、半導体装置13を用いてAND回路を構成した例である。半導体装置23は、4つの半導体装置13と、1つのORゲートと、1つのNORゲートから構成される。
図9(B)は、半導体装置23をシンボルで表したものである。信号SA、信号A0、信号A1、信号B0および信号B1は、半導体装置23の入力信号であり、信号AA、信号BA、信号S0および信号S1は、半導体装置23の出力信号である。
信号(A0、A1)、(B0、B1)、(S0、S1)は、それぞれ図22(A)乃至(C)の(x、y)に相当し、それぞれ1ビットのデータを含む。また、信号AA、BA、SAは、図22(A)、(C)の応答信号(ack)に相当する。
次に、図10(A)、(B)を用いて、半導体装置23の動作について説明を行う。図10(A)は、半導体装置23の入出力に半導体装置20がそれぞれ接続された回路のブロック図である。半導体装置23に接続された半導体装置20を、図のように半導体装置20_A、半導体装置20_B、半導体装置20_Rと呼称する。
図10(B)は、図10(A)に示した半導体装置23の動作を説明するためのタイミングチャートである。タイミングチャートには、動作のタイミングを表すために時刻T1乃至T8が付してある。初期状態として、(A0、A1、B0、B1、AA(BA)、S0、S1、SA)=(0、0、0、0、1、0、0、1)とする。
時刻T1において、半導体装置23は(A0、A1)=(0、0)→(1、0)、(B0、B1)=(0、0)→(1、0)となる。すなわち、データ“0”とデータ“0”が入力される。このとき、SA=1であることから、半導体装置23は、ある遅延時間の後に、(S0、S1、AA(BA))=(1、0、0)を出力する。すなわち、“0”と“0”の論理積であるデータ“0”が出力される。
また、半導体装置23の出力に呼応して、ある遅延時間の後に、半導体装置20_RはEA=0を出力する。半導体装置23はSA=0を受け取る。
なお、時刻T1において、(A0、A1)と(B0、B1)のデータ入力が同時に行われるとは限らない。(S0、S1、AA(BA))の更新のタイミングは、(A0、A1)と(B0、B1)のうち、遅い方のタイミングに律速される。図10(B)では、(B0、B1)のデータ入力が(A0、A1)よりも僅かに遅れている。そのため、(S0、S1、AA(BA))の更新のタイミングは、(B0、B1)のタイミングに律速される。ここで、(B0、B1)のデータ入力が行われるまで、AA=1のままであり、(A0、A1)のデータ変化は生じない。つまり、(A0、A1)の次のデータが送信されることはない。このような構成とすることで、2線4相プロトコル方式でのデータ送信を安定して行うことができる。
時刻T2において、半導体装置23は(A0、A1)=(1、0)→(0、0)、(B0、B1)=(1、0)→(0、0)となる。すなわち、2つのスペーサーが入力される。このとき、SA=0であることから、半導体装置23は、ある遅延時間の後に、(S0、S1、AA(BA))=(0、0、1)を出力する。すなわち、出力信号をデータ“0”からスペーサーへ更新する。
また、半導体装置23の出力に呼応して、ある遅延時間の後に、半導体装置20_RはEA=1を出力する。半導体装置23はSA=1を受け取る。
なお、(A0、A1)、(B0、B1)のスペーサーへの変化に時間差があった場合、遅れて変化した方に合わせて、ある遅延時間後に出力が変化する。つまり、入力が共にスペーサーになるまで、(S0、S1)はスペーサーに変化しない。また、入力が共にスペーサーになるまで、AA(BA)=0のままであり、(A0、A1)、(B0、B1)のデータ変化は生じない。つまり、(A0、A1)、(B0、B1)の次のデータが送信されることはない。このような構成とすることで、2線4相プロトコル方式でのデータ送信を安定して行うことができる。
以降は詳細な説明を省略するが、半導体装置23はAND回路として、データの入力と出力を繰り返す。
時刻T3において、半導体装置23は(A0、A1)=(0、0)→(0、1)、(B0、B1)=(0、0)→(1、0)となる。すなわち、データ“1”とデータ“0”が入力される。その結果、半導体装置23は、(S0、S1)=(1、0)を出力する。すなわち、データ“0”を出力する。
時刻T5において、半導体装置23は(A0、A1)=(0、0)→(1、0)、(B0、B1)=(0、0)→(0、1)となる。すなわち、データ“0”とデータ“1”が入力される。その結果、半導体装置23は、(S0、S1)=(1、0)を出力する。すなわち、データ“0”を出力する。
時刻T7において、半導体装置23は(A0、A1)=(0、0)→(0、1)、(B0、B1)=(0、0)→(0、1)となる。すなわち、データ“1”とデータ“1”が入力される。その結果、半導体装置23は、(S0、S1)=(0、1)を出力する。すなわち、データ“1”を出力する。
以上より、半導体装置23がAND回路としての機能を有することがわかる。
<NAND回路>
図11(A)に示す半導体装置24は、半導体装置13を用いてNAND回路を構成した例である。半導体装置24は、4つの半導体装置13と、1つのORゲートと、1つのNORゲートから構成される。半導体装置24は、半導体装置23において、信号S1と信号S0が出力される位置を入れ替えたものである。
図11(B)は、半導体装置24をシンボルで表したものである。半導体装置23と同様、(A0、A1)および(B0、B1)はデータ(入力)を含み、(S0、S1)はデータ(出力)を含む。また、信号SAは応答信号(入力)であり、信号AA、BAは応答信号(出力)である。
<OR回路>
図12(A)に示す半導体装置25は、半導体装置13を用いてOR回路を構成した例である。半導体装置25は、4つの半導体装置13と、1つのORゲートと、1つのNORゲートから構成される。
図12(B)は、半導体装置25をシンボルで表したものである。半導体装置23と同様、(A0、A1)および(B0、B1)はデータ(入力)を含み、(S0、S1)はデータ(出力)を含む。また、信号SAは応答信号(入力)であり、信号AA、BAは応答信号(出力)である。
<NOR回路>
図13(A)に示す半導体装置26は、半導体装置13を用いてNOR回路を構成した例である。半導体装置26は、4つの半導体装置13と、1つのORゲートと、1つのNORゲートから構成される。
図13(B)は、半導体装置26をシンボルで表したものである。半導体装置23と同様、(A0、A1)および(B0、B1)はデータ(入力)を含み、(S0、S1)はデータ(出力)を含む。また、信号SAは応答信号(入力)であり、信号AA、BAは応答信号(出力)である。
以上、本実施の形態に記載の半導体装置を用いることで、非同期回路のパワーゲーティングを容易にすることができ、半導体装置の消費電力を低減することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1に示す半導体装置を適用することができる表示装置について説明を行う。
<表示装置100>
図14は、表示装置100の構成例を示すブロック図である。表示装置100は、アプリケーションプロセッサ(以下、AP)110と、表示パネル101と、タッチパネル106と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)111と、フラッシュメモリ112と、SSD(Solid State Drive)113と、RFタグ114と、テレビチューナー115と、センサ116と、を有する。
AP110は、GPU(Graphics Processing Unit)121と、ディスプレイ_IF(インターフェース)122と、ディスプレイ_IF123と、タッチパネル_IF124と、DRAM_IF125と、フラッシュメモリ_IF126と、SSD_IF127と、ネットワーク_IF128と、USB(Universal Serial Bus)_IF129と、アナログ回路130と、システムバス140と、プロセッサコア141と、メモリ142と、電力制御回路144と、FPGA(Field Programmable Gate Array)145と、クロック生成回路146と、を有する。
また、AP110は、ディスプレイ_IF122およびディスプレイ_IF123を介して表示パネル101に接続され、タッチパネル_IF124を介してタッチパネル106に接続され、DRAM_IF125を介してDRAM111に接続され、フラッシュメモリ_IF126を介してフラッシュメモリ112に接続され、SSD_IF127を介してSSD113に接続され、ネットワーク_IF128を介してRFタグ114に接続され、USB_IF129を介してテレビチューナー115に接続され、アナログ回路130を介して、センサ116に接続されている。
プロセッサコア141は、AP110を統括する機能を有する。プロセッサコア141はシステムバス140を介して、各回路に命令やデータを送る。例えば、プロセッサコア141は、メモリ142をキャッシュメモリ、DRAM111を主記憶装置、SSD113を外部記憶装置として利用し、基本ソフトウェア(オペレーティングシステム、OS)、各種アプリケーションソフトウェアを実行する。なお、プロセッサコア141は、システムに要求される演算性能に応じて、シングルコア、デュアルコア、マルチコアなどのコア構成や、レベル1(L1)、レベル2(L2)などのキャッシュメモリ階層を有する構成とすることができる。
AP110は、DRAM111、フラッシュメモリ112、SSD113など外部の記憶装置に保存された映像信号を、表示パネル101に供給する機能を有する。また、AP110は、テレビチューナー115で受信した映像信号を、表示パネル101に供給することもできる。
GPU121は画像処理に特化したプロセッサである。GPU121は、例えば3次元の画像処理など、高度な画像処理を行うことができる。GPU121で生成された画像データは、ディスプレイ_IF122、123を介して表示パネル101に送信され、表示される。
表示装置100の使用者は、タッチパネル106から情報の入力を行うことができる。AP110は、使用者が入力したタッチ信号を検知し、表示パネル101の画像を更新する。
タッチパネル106は、抵抗膜方式または静電容量方式のタッチパネルを、表示パネル101に重畳して用いることができる。
表示パネル101は、DDI(ディスプレイ ドライバ IC)102と、反射素子107と、DDI104と、発光素子108と、を有する。
DDI102は、反射素子107を駆動する機能を有する。また、DDI102は、ディスプレイ_IF122を介して、AP110に接続されている。
DDI104は、発光素子108を駆動する機能を有する。また、DDI104は、ディスプレイ_IF123を介して、AP110に接続されている。
ディスプレイ_IF122、123は、表示パネル101に映像信号を供給できる形式に変換する機能を有する。ディスプレイ_IF122、123は、例えば、補正回路(ガンマ補正、色度補正、輝度補正など)、デコーダ、フレームメモリなどを有する。
反射素子107は、外光の反射を利用して画像を表示する表示素子であり、例えば、液晶素子、シャッター方式のMEMS(Micro Electro Mechanical System)素子、光干渉方式のMEMS素子、マイクロカプセル方式、電気泳動方式、エレクトロウェッティング方式、電子粉流体(登録商標)等を用いることができる。表示パネル101は、反射型の表示素子を用いることにより、消費電力を抑制することができる。なお、以降の説明では、反射素子107として、反射型の液晶素子を用いた場合について説明を行う。
発光素子108として、有機EL(Electro Luminescence)素子、無機EL素子、LED(Light Emitting Diode)、QLED(Quantum−dot Light Emitting Diode)、半導体レーザーなどの自発光性の発光素子を用いることができる。なお、以降の説明では、発光素子108として、有機EL素子を用いた場合について説明を行う。
センサ116には、必要に応じて様々なセンサを用いることができる。センサ116には、例えば、力、位置、速度、加速度、角速度、回転数、距離、光、液、磁気、温度、化学物質、音声、硬度、電流、電圧、電力、放射線、流量、湿度、傾度、振動などをセンシングすることが可能なセンサを用いることができる。センサ116が取得した情報(アナログデータ)は、アナログ回路130によって、デジタルデータに変換される。
例えばセンサ116が、光センサの場合、表示装置100は、センサ116が受光した光に応じて、表示パネル101の表示モードを変更することができる。
晴れの日に外で表示装置100を使用する場合など、反射素子107のみで十分な輝度が得られるときは、発光素子108を光らせる必要はない。発光素子108で表示を行おうとしても、外光に負けて良好な表示が得られないからである。また、夜間や暗所で表示装置100を使用する場合、発光素子108を光らせて表示を行えばよい。
外光の明るさに応じて、AP110は、反射素子107のみで表示を行う画像データを作成、もしくは発光素子108のみで表示を行う画像データを作成、もしくは反射素子107と発光素子108を組み合わせて表示を行う画像データを作成することができる。そのため、外光の明るい環境においても、外光の暗い環境においても、表示パネル101は良好な表示を行うことができる。さらに、外光の明るい環境においては、発光素子108を光らせない、もしくは発光素子108の輝度を低くすることで、消費電力を低減することができる。
また、AP110は、反射素子107の表示に、発光素子108の表示を組み合わせることで、表示パネル101の色調を補正することができる。例えば、夕暮れ時の赤みがかった環境で使用する場合、反射素子107による表示のみではB(青)成分が足りないため、発光素子108を発光させることで、色調を補正することができる。
メモリ142は、書き換え可能なメモリを用いればよく、DOSRAM(登録商標)、NOSRAM(登録商標)、SRAM、フラッシュメモリ、FeRAM(強誘電体RAM)、MRAM(磁気抵抗RAM)、抵抗変化RAM(ReRAM)、相変化RAM(PRAM)等を用いればよい。特に、DOSRAMまたはNOSRAMを用いることが好ましい。メモリ142としてDOSRAMまたはNOSRAMを用いることで、AP110は消費電力を低減することができる。なお、DOSRAMおよびNOSRAMの説明は追って行う。
電力制御回路144は、表示装置100内の電力供給を制御する機能を有する。
AP110はFPGA145を有しているので、チップを出荷後に新たな機能を追加する必要が生じても柔軟に対応することができる。チップを新たに設計する必要がないため、コストを大幅に削減することができる。
クロック生成回路146は、表示装置100内で使用されるクロック信号を生成する機能を有する。クロック生成回路146によって、クロック信号の周波数を変更することができ、表示装置100の高性能化と低消費電力化とを実現できる。高速処理が必要なときはクロック周波数を上げる。また、電力を下げたいときは、クロック周波数を下げることができる。
実施の形態1で説明した半導体装置は、例えばディスプレイ_IF122、123で用いることが好ましい。例えば、表示パネル101の画像の更新が行われない場合、ディスプレイ_IF122、123の電力を停止し、AP110の消費電力を低減させることができる。
<DOSRAM>
次に、DOSRAMの詳細について、図15を用いて説明を行う。
図15(A)に、DOSRAM500の構成例を示す。DOSRAM500は、制御部502、セルアレイ503、周辺回路508を有する。周辺回路508は、センスアンプ回路504、ドライバ505、メインアンプ506、入出力回路507を有する。
制御部502は、DOSRAM500を制御する機能を有する。例えば、制御部502は、ドライバ505、メインアンプ506、および入出力回路507を制御する。
ドライバ505には、複数の配線WL、CSELが電気的に接続されている。ドライバ505は、複数の配線WL、CSELに出力する信号を生成する。
セルアレイ503は、複数のメモリセル509を有する。メモリセル509は、配線WL、LBL(またはLBLB)、BGLに、電気的に接続されている。配線WLはワード線であり、配線LBL、LBLBは、ローカルビット線である。図15(A)の例では、セルアレイ503の構成は、折り返しビット線方式であるが、開放ビット線方式とすることもできる。
図15(B)に、メモリセル509の構成例を示す。メモリセル509は、トランジスタM0、容量素子CS1を有する。メモリセル509は、DRAMのメモリセルと同様の回路構成を有する。ここでは、トランジスタM0はバックゲートをもつトランジスタである。トランジスタM0のバックゲートは、配線BGLに電気的に接続されている。配線BGLには、電圧Vbg_w1が入力される。
トランジスタM0は、OSトランジスタである。OSトランジスタはオフ電流が極めて小さい。OSトランジスタでメモリセル509を構成すると、容量素子CS1から電荷がリークすることを抑えられ、DOSRAM500のリフレッシュ動作の頻度を低減できる。また、電源供給が遮断されても、DOSRAM500は長時間画像データを保持することが可能である。また、電圧Vbg_w1を負電圧にすることで、トランジスタM0の閾値電圧を正電位側にシフトさせることができ、メモリセル509の保持時間を長くすることができる。
メモリセル509以外の回路のトランジスタは、例えば、シリコンウエハに作製されるSiトランジスタとすることができる。これにより、セルアレイ503をセンスアンプ回路504に積層して設けることができる。よって、DOSRAM500の回路面積を縮小でき、AP110の小型化につながる。
セルアレイ503は、センスアンプ回路504に積層して設けられている。センスアンプ回路504は、複数のセンスアンプSAを有する。センスアンプSAは隣接する配線LBL、LBLB(ローカルビット線対)、配線GBL、GBLB(グローバルビット線対)、複数の配線CSELに電気的に接続されている。センスアンプSAは、配線LBLと配線LBLBとの電位差を増幅する機能を有する。
センスアンプ回路504には、4本の配線LBLに対して1本の配線GBLが設けられ、4本の配線LBLBに対して1本の配線GBLBが設けられているが、センスアンプ回路504の構成は、図15(A)の構成例に限定されない。
メインアンプ506は、センスアンプ回路504および入出力回路507に接続されている。メインアンプ506は、配線GBLと配線GBLBの電位差を増幅する機能を有する。メインアンプ506は省略することができる。
入出力回路507は、書き込みデータに対応する電位を配線GBLと配線GBLB、またはメインアンプ506に出力する機能、配線GBLと配線GBLBの電位、またはメインアンプ506の出力電位を読み出し、データとして外部に出力する機能を有する。配線CSELの信号によって、データを読み出すセンスアンプSA、およびデータを書き込むセンスアンプSAを選択することができる。よって、入出力回路507は、マルチプレクサなどの選択回路が不要であるため、回路構成を簡単化でき、占有面積を縮小することができる。
<NOSRAM>
次に、NOSRAMの詳細について、図16を用いて説明を行う。
図16(A)はNOSRAM600の構成例を示すブロック図である。図16(A)に示すNOSRAM600は、制御部601、ドライバ部602、セルアレイ603を有する。
制御部601は、NOSRAM600の動作全般を制御する機能を有するロジック回路である。制御部601は、チップイネーブル信号、および書き込みイネーブル信号を論理演算して、プロセッサコア141のアクセスが書き込みアクセスであるか読み出しアクセスであるかを判断する機能、チップイネーブル信号、書き込みイネーブル信号および信号WCYを論理演算して、ドライバ部602の制御信号を生成する機能、書き込みイネーブル信号と信号WCYに基づいて待機信号を発行する機能を有する。
プロセッサコア141から書き込みアクセスがあると、制御部601は待機信号を発行し、システムバス140に送信する。プロセッサコア141は待機信号を受信すると、次のアクセスの実行を延期する。
書き込みイネーブル信号はプロセッサコア141が生成する信号である。チップイネーブル信号は、システムバス140が生成する信号である。システムバス140は、プロセッサコア141が出力するアドレス信号および書き込みイネーブル信号をもとに、チップイネーブル信号を生成する。
ドライバ部602は、セルアレイ603に対するデータの書き込みおよび読み出しをするための回路である。例えば、ドライバ部602は、アドレス信号をデコードするデコーダ、ワード線ドライバ、読み出し回路、および書き込み回路などを有する。
セルアレイ603には、複数のメモリセル605が行列状に配置されている。図16(B)にメモリセル605の構成例を示す。ここでは、メモリセル605が2T型ゲインセルの例を示す。メモリセル605は、トランジスタMW1、トランジスタMR1、容量素子CS1、およびノードSN1、a1−a5を有する。トランジスタMW1は書き込みトランジスタであり、OSトランジスタである。トランジスタMR1は読み出しトランジスタであり、図16(B)の例ではnチャネル型Siトランジスタである。ノードSN1はデータ保持ノードであり、容量素子CS1はノードSN1の電荷を保持するための保持容量素子である。
メモリセル605にデータを書き込むには、ノードa3にデータを入力する。ノードa1を“H”にしてトランジスタMW1をオンにすることで、ノードa3のデータがノードSN1に書き込まれる。トランジスタMW1をオフ状態にして、ノードSN1をフローティング状態にすることで、データの書き込みが終了する。
ノードa4の電圧をデータとして読み出す。データの読み出しは、例えば、以下のように行われる。ノードa5の電位を固定する。ノードa4をプリチャージした後、フローティング状態にする。トランジスタMR1には、ノードSN1の電圧に応じたドレイン電流が流れる。よって、ノードa4の電圧は、ノードSN1の電圧に応じて変化する。
オフ電流が極めて小さいというOSトランジスタの特長によって、ノードSN1の電圧の低下を抑えることができること、データの保持に電力を消費しないことから、メモリセル605はデータを長時間保持できるという不揮発性の特性を持つ。そこで、本明細書等では、ゲインセルでセルアレイが構成されるOSメモリを、NOSRAM(Nonvolatile Oxide Semiconductor RAM、ノスラム)と呼ぶこととする。NOSRAMは、データを長時間保持できることの他に、次のような特長を持つ。
容量素子の充放電によってデータを書き換えるため、NOSRAMには原理的には書き換え回数に制約はなく、かつ低エネルギーで、データの書き込みおよび読み出しが可能である。メモリセルの回路構成が単純であるため、大容量化が容易である。
<表示パネル101>
次に、表示パネル101の詳細について説明を行う。
図17は、表示パネル101の構成例を説明するブロック図である。
表示パネル101は、画素アレイ109を有する。また、表示パネル101は、DDI152およびゲートドライバ151を備えることができる。
画素アレイ109は、一群の複数の画素153(i,1)乃至画素153(i,n)と、他の一群の複数の画素153(1,j)乃至画素153(m,j)と、を有する。また、走査線G1(i)と、走査線G2(i)と、配線CSCOMと、配線ANOと、信号線SL1(j)と、信号線SL2(j)と、を有する。なお、iは1以上m以下の整数であり、jは1以上n以下の整数であり、mおよびnは1以上の整数である。
一群の複数の画素153(i,1)乃至画素153(i,n)は画素153(i,j)を含み、一群の複数の画素153(i,1)乃至画素153(i,n)は行方向(図中に矢印xで示す方向)に配設される。
他の一群の複数の画素153(1,j)乃至画素153(m,j)は、画素153(i,j)を含み、他の一群の複数の画素153(1,j)乃至画素153(m,j)は行方向と交差する列方向(図中に矢印yで示す方向)に配設される。
走査線G1(i)および走査線G2(i)は、行方向に配設される一群の複数の画素153(i,1)乃至画素153(i,n)と電気的に接続される。
列方向に配設される他の一群の複数の画素153(1,j)乃至画素153(m,j)は、信号線SL1(j)および信号線SL2(j)と電気的に接続される。
ゲートドライバ151は、制御情報に基づいて選択信号を供給する機能を有する。
一例を挙げれば、制御情報に基づいて、30Hz以上、好ましくは60Hz以上の頻度で一の走査線に選択信号を供給する機能を備える。これにより、動画像をなめらかに表示することができる。
例えば、制御情報に基づいて、30Hz未満、好ましくは1Hz未満、より好ましくは一分に一回未満の頻度で一の走査線に選択信号を供給する機能を備える。これにより、フリッカーが抑制された状態で静止画像を表示することができる。
DDI152はDDI102およびDDI104を有する。DDI152は、表示パネル101のソースドライバとしての機能を有する。DDI152は、AP110からの信号に基づいて、データ信号を供給する機能を有する。
例えば、DDI152は、シリコン基板上に形成された集積回路で形成することができる。例えば、COG(Chip on glass)法またはCOF(Chip on Film)法を用いて、上記集積回路を端子に設けることができる。具体的には、異方性導電膜を用いて、上記集積回路を端子に設けることができる。
<画素153>
図18は、画素153の構成例を示す回路図である。画素153(i,j)は、反射素子107(i,j)および発光素子108(i,j)を駆動する機能を備える。これにより、例えば同一の工程を用いて形成することができる画素回路を用いて、反射素子107と、反射素子107とは異なる方法を用いて表示をする発光素子108と、を駆動することができる。反射素子107を用いて表示を行うことで、消費電力を低減することができる。または、外光が明るい環境下において高いコントラストで画像を良好に表示することができる。光を射出する表示素子、発光素子108を用いて表示を行うことで、暗い環境下で画像を良好に表示することができる。
画素153(i,j)は、信号線SL1(j)、信号線SL2(j)、走査線G1(i)、走査線G2(i)、配線CSCOMおよび配線ANOと電気的に接続される。
画素153(i,j)は、スイッチSW1、容量素子C11、スイッチSW2、トランジスタTr1および容量素子C12を含む。
走査線G1(i)と電気的に接続されるゲート電極と、信号線SL1(j)と電気的に接続される第1の電極と、を有するトランジスタを、スイッチSW1に用いることができる。
容量素子C11は、スイッチSW1に用いるトランジスタの第2の電極と電気的に接続される第1の電極と、配線CSCOMと電気的に接続される第2の電極と、を有する。
走査線G2(i)と電気的に接続されるゲート電極と、信号線SL2(j)と電気的に接続される第1の電極と、を有するトランジスタを、スイッチSW2に用いることができる。
トランジスタTr1は、スイッチSW2に用いるトランジスタの第2の電極と電気的に接続されるゲート電極と、配線ANOと電気的に接続される第1の電極と、を有する。
なお、トランジスタTr1は、第1のゲート電極と第2のゲート電極を有していてもよい。第1のゲート電極と第2のゲート電極は、電気的に接続されていてもよい。第1のゲート電極と第2のゲート電極は、半導体膜を間に介して互いに重なる領域を有することが好ましい。
容量素子C12は、スイッチSW2に用いるトランジスタの第2の電極と電気的に接続される第1の電極と、トランジスタTr1の第1の電極と電気的に接続される第2の電極と、を有する。
反射素子107(i,j)の第1の電極を、スイッチSW1に用いるトランジスタの第2の電極と電気的に接続する。また、反射素子107(i,j)の第2の電極を、配線VCOM1と電気的に接続する。これにより、反射素子107(i,j)を駆動することができる。
発光素子108(i,j)の第1の電極をトランジスタTr1の第2の電極と電気的に接続し、発光素子108(i,j)の第2の電極を配線VCOM2と電気的に接続する。これにより、発光素子108(i,j)を駆動することができる。
<ディスプレイ 断面図>
次に、表示パネル101の構成例について、図19の断面図を用いて説明を行う。
図19に示す表示パネル101は、基板200と基板300の間に、絶縁層220を有する。また基板200と絶縁層220の間に、発光素子108、トランジスタ271、トランジスタ272、トランジスタ273、着色層241等を有する。また絶縁層220と基板300の間に、反射素子107、着色層311等を有する。また基板300と絶縁層220は接着層302を介して接着され、基板200と絶縁層220は接着層201を介して接着されている。
基板200として、無アルカリガラス、ソーダ石灰ガラス、カリガラス、クリスタルガラス、アルミノ珪酸ガラス、強化ガラス、化学強化ガラス、石英またはサファイア等を、用いることができる。
基板200として、シリコンや炭化シリコンからなる単結晶半導体基板、多結晶半導体基板、シリコンゲルマニウム等の化合物半導体基板、SOI基板等を用いることができる。
基板200として、金属板、薄板状のガラス板または無機材料等の膜を樹脂フィルム等に貼り合わせた複合材料を用いることができる。
基板200として、繊維状または粒子状の金属、ガラスもしくは無機材料等を樹脂フィルムに分散した複合材料を用いることができる。
基板200として、例えば、繊維状または粒子状の樹脂もしくは有機材料等を無機材料に分散した複合材料を用いることができる。
基板300として、基板200に用いることが可能な上記材料を用いることができる。
なお、基板200または基板300に、電極を形成し、タッチパネル機能を持たせてもよい。
トランジスタ273は、反射素子107と電気的に接続し、トランジスタ272は、発光素子108と電気的に接続する。トランジスタ272とトランジスタ273は、いずれも絶縁層220の基板200側の面上に形成されているため、これらを同一の工程を用いて作製することができる。
基板300には、着色層311、遮光層312、絶縁層313、及び反射素子107の共通電極として機能する導電層321、配向膜382、絶縁層314等が設けられている。絶縁層314は、反射素子107のセルギャップを保持する機能を有する。
絶縁層220の基板200側には、絶縁層211、絶縁層212、絶縁層213、絶縁層214、絶縁層215等の絶縁層が設けられている。絶縁層211は、その一部が各トランジスタのゲート絶縁層として機能する。絶縁層212、絶縁層213、及び絶縁層214は、各トランジスタを覆って設けられている。また絶縁層214を覆って絶縁層215が設けられている。絶縁層214及び絶縁層215は、平坦化層としての機能を有する。なお、ここではトランジスタ等を覆う絶縁層として、絶縁層212、絶縁層213、絶縁層214の3層を有する場合について示しているが、これに限られず4層以上であってもよいし、単層、または2層であってもよい。また平坦化層として機能する絶縁層214は、不要であれば設けなくてもよい。
また、トランジスタ271、トランジスタ272、及びトランジスタ273は、一部がゲートとして機能する導電層221、一部がソースまたはドレインとして機能する導電層222、半導体層231を有する。ここでは、同一の導電膜を加工して得られる複数の層に、同じハッチングパターンを付している。
反射素子107は反射型の液晶素子である。反射素子107は、導電層322、液晶383、導電層321が積層された積層構造を有する。また導電層322の基板200側に接して、可視光を反射する導電層323が設けられている。導電層323は開口330を有する。また導電層322及び導電層321は可視光を透過する。また液晶383と導電層322の間に配向膜381が設けられ、液晶383と導電層321の間に配向膜382が設けられている。また、基板300の外側の面には、偏光板301を有する。
反射素子107において、導電層323は可視光を反射する機能を有し、導電層321は可視光を透過する機能を有する。基板300側から入射した光は、偏光板301により偏光され、導電層321、液晶383を透過し、導電層323で反射する。そして液晶383及び導電層321を再度透過して、偏光板301に達する。このとき、導電層323と導電層321の間に与える電圧によって液晶の配向を制御し、光の光学変調を制御することができる。すなわち、偏光板301を介して射出される光の強度を制御することができる。また光は着色層311によって特定の波長領域以外の光が吸収されることにより、取り出される光は、例えば赤色を呈する光となる。
発光素子108は、ボトムエミッション型の発光素子である。発光素子108は、絶縁層220側から導電層225、導電層283、及び導電層282の順に積層された積層構造を有する。絶縁層216が導電層225の端部を覆っている。また導電層282を覆って導電層281が設けられている。導電層281は可視光を反射する材料を含み、導電層225及び導電層282は可視光を透過する材料を含む。発光素子108が発する光は、着色層241、絶縁層220、開口330、導電層321等を介して、基板300側に射出される。
ここで、図19に示すように、開口330には可視光を透過する導電層322が設けられていることが好ましい。これにより、開口330と重なる領域においてもそれ以外の領域と同様に液晶383が配向するため、これらの領域の境界部で液晶の配向不良が生じ、意図しない光が漏れてしまうことを抑制できる。
ここで、基板300の外側の面に配置する偏光板301として直線偏光板を用いてもよいが、円偏光板を用いることもできる。円偏光板としては、例えば直線偏光板と1/4波長位相差板を積層したものを用いることができる。これにより、外光反射を抑制することができる。また、偏光板の種類に応じて、反射素子107に用いる液晶素子のセルギャップ、配向、駆動電圧等を調整することで、所望のコントラストが実現されるようにすればよい。
トランジスタ272のソースまたはドレインの一方は、導電層224を介して発光素子108の導電層225と電気的に接続されている。
トランジスタ273のソースまたはドレインの一方は、接続部252を介して導電層323と電気的に接続されている。導電層323と導電層322は接して設けられ、これらは電気的に接続されている。ここで、接続部252は、絶縁層220に設けられた開口を介して、絶縁層220の両面に設けられる導電層同士を接続する部分である。
基板200と基板300が重ならない領域には、接続部251が設けられている。接続部251は、接続層260を介してFPC350と電気的に接続されている。接続部251の上面は、導電層322と同一の導電膜を加工して得られた導電層が露出している。これにより、接続部251とFPC350とを接続層260を介して電気的に接続することができる。
接着層302が設けられる一部の領域には、接続体303が設けられている。接続体303を介して、導電層322と同一の導電膜を加工して得られた導電層と、導電層321の一部とが、電気的に接続されている。したがって、基板200側に接続されたFPC350から入力される信号または電位は、接続体303を介して、基板300側に形成された導電層321に供給することができる。
接続体303としては、例えば導電性の粒子を用いることができる。導電性の粒子としては、有機樹脂またはシリカなどの粒子の表面を金属材料で被覆したものを用いることができる。金属材料としてニッケルや金を用いると接触抵抗を低減できるため好ましい。またニッケルをさらに金で被覆するなど、2種類以上の金属材料を層状に被覆させた粒子を用いることが好ましい。また接続体303として、弾性変形、または塑性変形する材料を用いることが好ましい。このとき導電性の粒子である接続体303は、図19に示すように上下方向に潰れた形状となる場合がある。こうすることで、接続体303と、これと電気的に接続する導電層との接触面積が増大し、接触抵抗を低減できるほか、接続不良などの不具合の発生を抑制することができる。
接続体303は、接着層302に覆われるように配置することが好ましい。例えば硬化前の接着層302に接続体303を分散させておけばよい。
図19では、ゲートドライバ151の例としてトランジスタ271が設けられている例を示している。
図19では、トランジスタ271及びトランジスタ272の例として、チャネルが形成される半導体層231を2つのゲートで挟持する構成が適用されている。一方のゲートは導電層221により、他方のゲートは絶縁層212を介して半導体層231と重なる導電層223により構成されている。このような構成とすることで、トランジスタの閾値電圧を制御することができる。このとき、2つのゲートを接続し、これらに同一の信号を供給することによりトランジスタを駆動してもよい。このようなトランジスタは他のトランジスタと比較して電界効果移動度を高めることが可能であり、オン電流を増大させることができる。その結果、高速駆動が可能な回路を作製することができる。さらには、回路部の占有面積を縮小することが可能となる。オン電流の大きなトランジスタを適用することで、表示パネルを大型化、または高精細化したときに配線数が増大したとしても、各配線における信号遅延を低減することが可能であり、表示ムラを抑制することができる。
トランジスタ271、トランジスタ272およびトランジスタ273はOSトランジスタであることが好ましい。そのため、半導体層231は酸化物半導体または金属酸化物を用いることが好ましい。
なお、ゲートドライバ151が有するトランジスタと、画素153が有するトランジスタは、同じ構造であってもよい。またゲートドライバ151が有する複数のトランジスタは、全て同じ構造であってもよいし、異なる構造のトランジスタを組み合わせて用いてもよい。また、画素153が有する複数のトランジスタは、全て同じ構造であってもよいし、異なる構造のトランジスタを組み合わせて用いてもよい。
各トランジスタを覆う絶縁層212、絶縁層213のうち少なくとも一方は、水や水素などの不純物が拡散しにくい材料を用いることが好ましい。すなわち、絶縁層212または絶縁層213はバリア膜として機能させることができる。このような構成とすることで、トランジスタに対して外部から不純物が拡散することを効果的に抑制することが可能となり、信頼性の高い表示パネルを実現できる。
基板300側において、着色層311、遮光層312を覆って絶縁層313が設けられている。絶縁層313は、平坦化層としての機能を有していてもよい。絶縁層313により、導電層321の表面を概略平坦にできるため、液晶383の配向状態を均一にできる。
表示パネル101を作製する方法の一例について説明する。例えば剥離層を有する支持基板上に、導電層322、導電層323、絶縁層220を順に形成し、その後、トランジスタ272、トランジスタ273、発光素子108、等を形成した後、接着層201を用いて基板200と支持基板を貼り合せる。その後、剥離層と絶縁層220、及び剥離層と導電層322のそれぞれの界面で剥離することにより、支持基板及び剥離層を除去する。またこれとは別に、着色層311、遮光層312、導電層321等をあらかじめ形成した基板300を準備する。そして基板200または基板300に液晶383を滴下し、接着層302により基板200と基板300を貼り合せることで、表示パネル101を作製することができる。
剥離層としては、絶縁層220及び導電層322との界面で剥離が生じる材料を適宜選択することができる。特に、剥離層としてタングステンなどの高融点金属材料を含む層と当該金属材料の酸化物を含む層を積層して用い、剥離層上の絶縁層220として、窒化シリコンや酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン等を複数積層した層を用いることが好ましい。剥離層に高融点金属材料を用いると、これよりも後に形成する層の形成温度を高めることが可能で、不純物の濃度が低減され、信頼性の高い表示装置を実現できる。
導電層322としては、金属酸化物、金属窒化物、または低抵抗化された酸化物半導体等の酸化物または窒化物を用いることが好ましい。酸化物半導体を用いる場合には、水素、ボロン、リン、窒素、及びその他の不純物の濃度、並びに酸素欠損量の少なくとも一が、トランジスタに用いる半導体層に比べて高められた材料を、導電層322に用いればよい。
<表示装置100の使用例>
次に、表示装置100の使用例について、図20および図21を用いて説明を行う。
図20は、表示装置100を有する情報端末800の使用例である。図20は、情報端末800を用いて文字を学習する例を示している。
情報端末800の表示領域875にイラスト891、枠892および枠893が表示されている。枠892には手本となる文字が表示されている。使用者は、スタイラス894を使って、枠892内に表示されている文字を枠893の中に書き込む。情報端末800には、枠892の中の文字と関連したイラスト891が表示される。
情報端末800は、必要に応じて、カメラ、スピーカ、マイクロフォンまたは操作ボタンなどを備えることができる。
表示装置100を有する情報端末800は消費電力が小さく、バッテリーを長持ちさせることができる。
図21は、表示装置100を自動車の室内に用いた例を示している。
図21(A)は、自動車の室内におけるフロントガラス周辺を表す図である。図21(A)では、ダッシュボードに取り付けられた表示装置100を図示している。
図21(B)では、ドア部に設けられた表示装置100を図示している。
表示装置100は、ナビゲーション情報、スピードメーターやタコメーター、走行距離、給油量、ギア状態、エアコンの設定など、その他様々な情報を提供することができる。
また、表示装置100は、例えば、車体に設けられたカメラからの映像を表示部に映し出すことによって、運転席から死角となる場所の視界を確保することができる。
表示装置を車内で用いた場合、日光が直接表示部にあたることが考えられる。透過型の液晶素子や有機EL素子など表示部が自ら発光する表示装置の場合、日光が表示部にあたることで視認性を低下させてしまう。
本実施の形態に記載の表示装置100は、日光を検知すると反射素子による表示に切り替えることができる。そのため、表示装置100は、視認性を落とすことなく、画像を表示し続けることができる。
本実施の形態に記載の表示装置100は、夜間になると発光素子による表示に切り替えることができる。そのため、運転者は外光が得られない夜間においても、表示装置100を使用することができる。
以上、本実施の形態に記載の表示装置100を用いることで、消費電力の小さい表示装置を提供することができる。また、視認性に優れた表示装置を提供することができる。
(実施の形態3)
<CAC−OSの構成>
以下では、本発明の一態様で開示されるOSトランジスタに用いることができるCAC−OSの構成について説明する。
CAC−OSとは、例えば、酸化物半導体を構成する元素が、0.5nm以上10nm以下、好ましくは、1nm以上2nm以下、またはその近傍のサイズで偏在した材料の一構成である。なお、以下では、酸化物半導体において、一つあるいはそれ以上の金属元素が偏在し、該金属元素を有する領域が、0.5nm以上10nm以下、好ましくは、1nm以上2nm以下、またはその近傍のサイズで混合した状態をモザイク状、またはパッチ状ともいう。
例えば、In−Ga−Zn酸化物におけるCAC−OS(CAC−OSの中でもIn−Ga−Zn酸化物を、特にCAC−IGZOと呼称してもよい。)とは、インジウム酸化物(以下、InOX1(X1は0よりも大きい実数)とする。)、またはインジウム亜鉛酸化物(以下、InX2ZnY2Z2(X2、Y2、およびZ2は0よりも大きい実数)とする。)と、ガリウム酸化物(以下、GaOX3(X3は0よりも大きい実数)とする。)、またはガリウム亜鉛酸化物(以下、GaX4ZnY4Z4(X4、Y4、およびZ4は0よりも大きい実数)とする。)などと、に材料が分離することでモザイク状となり、モザイク状のInOX1、またはInX2ZnY2Z2が、膜中に均一に分布した構成(以下、クラウド状ともいう。)である。
つまり、CAC−OSは、GaOX3が主成分である領域と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域とが、混合している構成を有する複合酸化物半導体である。なお、本明細書において、例えば、第1の領域の元素Mに対するInの原子数比が、第2の領域の元素Mに対するInの原子数比よりも大きいことを、第1の領域は、第2の領域と比較して、Inの濃度が高いとする。
なお、IGZOは通称であり、In、Ga、Zn、およびOによる1つの化合物をいう場合がある。代表例として、InGaO(ZnO)m1(m1は自然数)、またはIn(1+x0)Ga(1−x0)(ZnO)m0(−1≦x0≦1、m0は任意数)で表される結晶性の化合物が挙げられる。
上記結晶性の化合物は、単結晶構造、多結晶構造、またはCAAC(c−axis−aligned crystalline)構造を有する。なお、CAAC構造とは、複数のIGZOのナノ結晶がc軸配向を有し、かつa−b面においては配向せずに連結した結晶構造である。
一方、CAC−OSは、酸化物半導体の材料構成に関する。CAC−OSとは、In、Ga、Zn、およびOを含む材料構成において、一部にGaを主成分とするナノ粒子状に観察される領域と、一部にInを主成分とするナノ粒子状に観察される領域とが、それぞれモザイク状にランダムに分散している構成をいう。従って、CAC−OSにおいて、結晶構造は副次的な要素である。
なお、CAC−OSは、組成の異なる二種類以上の膜の積層構造は含まないものとする。例えば、Inを主成分とする膜と、Gaを主成分とする膜との2層からなる構造は、含まない。
なお、GaOX3が主成分である領域と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域とは、明確な境界が観察できない場合がある。
なお、ガリウムの代わりに、アルミニウム、イットリウム、銅、バナジウム、ベリリウム、ホウ素、シリコン、チタン、鉄、ニッケル、ゲルマニウム、ジルコニウム、モリブデン、ランタン、セリウム、ネオジム、ハフニウム、タンタル、タングステン、またはマグネシウムなどから選ばれた一種、または複数種が含まれている場合、CAC−OSは、一部に該金属元素を主成分とするナノ粒子状に観察される領域と、一部にInを主成分とするナノ粒子状に観察される領域とが、それぞれモザイク状にランダムに分散している構成をいう。
CAC−OSは、例えば基板を加熱しない条件で、スパッタリング法により形成することができる。また、CAC−OSをスパッタリング法で形成する場合、成膜ガスとして、不活性ガス(代表的にはアルゴン)、酸素ガス、及び窒素ガスの中から選ばれたいずれか一つまたは複数を用いればよい。また、成膜時の成膜ガスの総流量に対する酸素ガスの流量比は低いほど好ましく、例えば酸素ガスの流量比を0%以上30%未満、好ましくは0%以上10%以下とすることが好ましい。
CAC−OSは、X線回折(XRD:X−ray diffraction)測定法のひとつであるOut−of−plane法によるθ/2θスキャンを用いて測定したときに、明確なピークが観察されないという特徴を有する。すなわち、X線回折から、測定領域のa−b面方向、およびc軸方向の配向は見られないことが分かる。
またCAC−OSは、プローブ径が1nmの電子線(ナノビーム電子線ともいう。)を照射することで得られる電子線回折パターンにおいて、リング状に輝度の高い領域と、該リング領域に複数の輝点が観測される。従って、電子線回折パターンから、CAC−OSの結晶構造が、平面方向、および断面方向において、配向性を有さないnc(nano−crystal)構造を有することがわかる。
また例えば、In−Ga−Zn酸化物におけるCAC−OSでは、エネルギー分散型X線分光法(EDX:Energy Dispersive X−ray spectroscopy)を用いて取得したEDXマッピングにより、GaOX3が主成分である領域と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域とが、偏在し、混合している構造を有することが確認できる。
CAC−OSは、金属元素が均一に分布したIGZO化合物とは異なる構造であり、IGZO化合物と異なる性質を有する。つまり、CAC−OSは、GaOX3などが主成分である領域と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域と、に互いに相分離し、各元素を主成分とする領域がモザイク状である構造を有する。
ここで、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域は、GaOX3などが主成分である領域と比較して、導電性が高い領域である。つまり、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域を、キャリアが流れることにより、酸化物半導体としての導電性が発現する。従って、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域が、酸化物半導体中にクラウド状に分布することで、高い電界効果移動度(μ)が実現できる。
一方、GaOX3などが主成分である領域は、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域と比較して、絶縁性が高い領域である。つまり、GaOX3などが主成分である領域が、酸化物半導体中に分布することで、リーク電流を抑制し、良好なスイッチング動作を実現できる。
従って、CAC−OSを半導体素子に用いた場合、GaOX3などに起因する絶縁性と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1に起因する導電性とが、相補的に作用することにより、高いオン電流(Ion)、および高い電界効果移動度(μ)を実現することができる。
また、CAC−OSを用いた半導体素子は、信頼性が高い。従って、CAC−OSは、ディスプレイをはじめとするさまざまな半導体装置に最適である。
本明細書において、特に断りがない場合、オン電流とは、トランジスタがオン状態にあるときのドレイン電流をいう。オン状態(オンと略す場合もある)とは、特に断りがない場合、nチャネル型トランジスタでは、ゲートとソースの間の電圧(V)がしきい値電圧(Vth)以上の状態、pチャネル型トランジスタでは、VがVth以下の状態をいう。例えば、nチャネル型のトランジスタのオン電流とは、VがVth以上のときのドレイン電流を言う。また、トランジスタのオン電流は、ドレインとソースの間の電圧(V)に依存する場合がある。
本明細書において、特に断りがない場合、オフ電流とは、トランジスタがオフ状態にあるときのドレイン電流をいう。オフ状態(オフと略す場合もある)とは、特に断りがない場合、nチャネル型トランジスタでは、VがVthよりも低い状態、pチャネル型トランジスタでは、VがVthよりも高い状態をいう。例えば、nチャネル型のトランジスタのオフ電流とは、VがVthよりも低いときのドレイン電流を言う。トランジスタのオフ電流は、Vに依存する場合がある。従って、トランジスタのオフ電流が10−21A未満である、とは、トランジスタのオフ電流が10−21A未満となるVの値が存在することを言う場合がある。
また、トランジスタのオフ電流は、Vに依存する場合がある。本明細書において、オフ電流は、特に記載がない場合、Vの絶対値が0.1V、0.8V、1V、1.2V、1.8V、2.5V、3V、3.3V、10V、12V、16V、または20Vにおけるオフ電流を表す場合がある。または、当該トランジスタが含まれる半導体装置等において使用されるVにおけるオフ電流を表す場合がある。
本明細書等において、トランジスタの接続関係を説明する際、ソースとドレインとの一方を、「ソースまたはドレインの一方」(又は第1電極、又は第1端子)と表記し、ソースとドレインとの他方を「ソースまたはドレインの他方」(又は第2電極、又は第2端子)と表記している。これは、トランジスタのソースとドレインは、トランジスタの構造又は動作条件等によって変わるためである。なおトランジスタのソースとドレインの呼称については、ソース(ドレイン)端子や、ソース(ドレイン)電極等、状況に応じて適切に言い換えることができる。
例えば、本明細書等において、XとYとが接続されている、と明示的に記載されている場合は、XとYとが電気的に接続されている場合と、XとYとが直接接続されている場合とが、本明細書等に開示されているものとする。
ここで、X、Yは、対象物(例えば、装置、素子、回路、配線、電極、端子、導電膜、層、など)であるとする。
XとYとが直接的に接続されている場合の一例としては、XとYとの電気的な接続を可能とする素子(例えば、スイッチ、トランジスタ、容量素子、インダクタ、抵抗素子、ダイオード、表示素子、発光素子、負荷など)を介さずに、XとYとが、接続されている場合である。
XとYとが電気的に接続されている場合の一例としては、XとYとの電気的な接続を可能とする素子(例えば、スイッチ、トランジスタ、容量素子、インダクタ、抵抗素子、ダイオード、表示素子、発光素子、負荷など)が、XとYとの間に1個以上接続されることが可能である。なお、スイッチは、導通状態(オン状態)、または、非導通状態(オフ状態)になり、電流を流すか流さないかを制御する機能を有している。または、スイッチは、電流を流す経路を選択して切り替える機能を有している。なお、XとYとが電気的に接続されている場合は、XとYとが直接的に接続されている場合を含むものとする。
10 半導体装置、11 ラッチ回路、12 記憶回路、13 半導体装置、20 半導体装置、20_A 半導体装置、20_B 半導体装置、20_R 半導体装置、20_S 半導体装置、21 半導体装置、22 半導体装置、23 半導体装置、24 半導体装置、25 半導体装置、26 半導体装置、27 半導体装置、100 表示装置、101 表示パネル、102 DDI、104 DDI、106 タッチパネル、107 反射素子、108 発光素子、109 画素アレイ、110 AP、111 DRAM、112 フラッシュメモリ、113 SSD、114 RFタグ、115 テレビチューナー、116 センサ、121 GPU、122 ディスプレイ_IF、123 ディスプレイ_IF、124 タッチパネル_IF、125 DRAM_IF、126 フラッシュメモリ_IF、127 SSD_IF、128 ネットワーク_IF、129 USB_IF、130 アナログ回路、140 システムバス、141 プロセッサコア、142 メモリ、144 電力制御回路、145 FPGA、146 クロック生成回路、151 ゲートドライバ、152 DDI、153 画素、200 基板、201 接着層、211 絶縁層、212 絶縁層、213 絶縁層、214 絶縁層、215 絶縁層、216 絶縁層、220 絶縁層、221 導電層、222 導電層、223 導電層、224 導電層、225 導電層、231 半導体層、241 着色層、251 接続部、252 接続部、260 接続層、271 トランジスタ、272 トランジスタ、273 トランジスタ、281 導電層、282 導電層、283 導電層、300 基板、301 偏光板、302 接着層、303 接続体、311 着色層、312 遮光層、313 絶縁層、314 絶縁層、321 導電層、322 導電層、323 導電層、330 開口、350 FPC、381 配向膜、382 配向膜、383 液晶、500 DOSRAM、502 制御部、503 セルアレイ、504 センスアンプ回路、505 ドライバ、506 メインアンプ、507 入出力回路、508 周辺回路、509 メモリセル、600 NOSRAM、601 制御部、602 ドライバ部、603 セルアレイ、605 メモリセル、800 情報端末、875 表示領域、891 イラスト、892 枠、893 枠、894 スタイラス

Claims (12)

  1. 第1乃至第3端子と、
    ラッチ回路と、
    記憶回路と、を有し、
    前記第1端子および前記第2端子に偽が入力されたとき、前記第3端子は偽を出力し、
    前記第1端子および前記第2端子に真が入力されたとき、前記第3端子は真を出力し、
    前記第1端子または前記第2端子の一方に真が入力され、前記第1端子または前記第2端子の他方に偽が入力されたとき、前記第3端子は、前記第3端子が直前に出力していた真理値を出力し、
    前記記憶回路は、前記ラッチ回路が記憶するデータを、電源電圧の供給が停止された状態で記憶することが可能な半導体装置。
  2. 第1乃至第4トランジスタと、
    ラッチ回路と、
    記憶回路と、を有し、
    前記第1トランジスタはnチャネル型トランジスタであり、
    前記第2トランジスタはnチャネル型トランジスタであり、
    前記第3トランジスタはpチャネル型トランジスタであり、
    前記第4トランジスタはpチャネル型トランジスタであり、
    前記第1トランジスタのソースまたはドレインの一方は、低電源電圧が与えられ、
    前記第1トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第2トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記第2トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第3トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記第3トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第4トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記第4トランジスタのソースまたはドレインの他方は、高電源電圧が与えられ、
    前記第1トランジスタのゲートは前記第4トランジスタのゲートに電気的に接続され、
    前記第2トランジスタのゲートは前記第3トランジスタのゲートに電気的に接続され、
    前記ラッチ回路は前記第3トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記記憶回路は、前記ラッチ回路が記憶するデータを、電源電圧の供給が停止された状態で記憶することが可能な半導体装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記記憶回路は、チャネル形成領域に金属酸化物を有するトランジスタを含むことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の半導体装置を有するバッファ回路。
  5. 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の半導体装置を有するNOT回路。
  6. 第1乃至第4端子と、
    ラッチ回路と、
    記憶回路と、を有し、
    前記第1端子、前記第2端子および前記第3端子に偽が入力されたとき、前記第4端子は偽を出力し、
    前記第1端子、前記第2端子および前記第3端子に真が入力されたとき、前記第4端子は真を出力し、
    前記第1端子、前記第2端子または前記第3端子の少なくとも1つに真が入力され、且つ、前記第1端子、前記第2端子または前記第3端子の少なくとも1つに偽が入力されたとき、前記第4端子は、前記第4端子が直前に出力していた真理値を出力し、
    前記記憶回路は、前記ラッチ回路が記憶するデータを、電源電圧の供給が停止された状態で記憶することが可能な半導体装置。
  7. 第1乃至第6トランジスタと、
    ラッチ回路と、
    記憶回路と、を有し、
    前記第1トランジスタはnチャネル型トランジスタであり、
    前記第2トランジスタはnチャネル型トランジスタであり、
    前記第3トランジスタはnチャネル型トランジスタであり、
    前記第4トランジスタはpチャネル型トランジスタであり、
    前記第5トランジスタはpチャネル型トランジスタであり、
    前記第6トランジスタはpチャネル型トランジスタであり、
    前記第1トランジスタのソースまたはドレインの一方は、低電源電圧が与えられ、
    前記第1トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第2トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記第2トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第3トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記第3トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第4トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記第4トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第5トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記第5トランジスタのソースまたはドレインの他方は、前記第6トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記第6トランジスタのソースまたはドレインの他方は、高電源電圧が与えられ、
    前記第1トランジスタのゲートは前記第6トランジスタのゲートに電気的に接続され、
    前記第2トランジスタのゲートは前記第5トランジスタのゲートに電気的に接続され、
    前記第3トランジスタのゲートは前記第4トランジスタのゲートに電気的に接続され、
    前記ラッチ回路は前記第4トランジスタのソースまたはドレインの一方に電気的に接続され、
    前記記憶回路は、前記ラッチ回路が記憶するデータを、電源電圧の供給が停止された状態で記憶することが可能な半導体装置。
  8. 請求項6または請求項7において、
    前記記憶回路は、チャネル形成領域に金属酸化物を有するトランジスタを含むことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項6乃至請求項8の何れか一項に記載の半導体装置を有するAND回路。
  10. 請求項6乃至請求項8の何れか一項に記載の半導体装置を有するNAND回路。
  11. 請求項6乃至請求項8の何れか一項に記載の半導体装置を有するOR回路。
  12. 請求項6乃至請求項8の何れか一項に記載の半導体装置を有するNOR回路。
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