JP2018018311A - コンテナ情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】国内のコンテナ輸送の総合的な情報の一元的な管理を可能とし、海運と陸運等における連携の無駄を省くことのできるコンテナ情報管理システムを提供する。【解決手段】複数の港に寄港する内航船情報と、各港に寄港する複数の内航船それぞれに荷役されるコンテナ情報と、各港において荷役されるコンテナの陸送情報と、を記憶するコンテナ関連情報登録部と、荷主特定情報の入力に応じて、コンテナ関連情報登録部に記録された内航船が各港へ寄港する予定日時、または各港から出航する予定日時を開示して、コンテナを荷積みする内航船の予約を可能とする搬送船予約部と、コンテナのコンテナ番号の入力に応じて該当するコンテナの搬送状況を開示する追跡情報表示部と、を有するサーバ12が備えられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、内航船を介して運送されるコンテナの情報を管理するためのシステムに関する。
大型船を複数保有する外航船社などの大きな船社や、自社製品を自社が保有する船舶やチャーター船に荷役する企業などは、船舶に荷役されるコンテナや製品の積付プランを自動で作成するためのシステムを保有している。
例えば特許文献1に開示されているシステムは、自社製品を保有船舶やチャーター船に積付する際の支援システムである。この支援システムは、予め定められたルールに従って、製品を積み付ける際の配置案を作成するというものである。
特開平10−305929号公報
上記のように、大型船を扱う外航船社や、大量の自社製品を輸送する企業、商社等であれば、独自の荷役支援を行うためのシステムを導入する事が可能なため、運送されるコンテナの情報管理も容易に行う事ができる。
一方で、内航船社では、コンテナの配送数が増加してきているのに反して、運送されるコンテナを管理するためのシステムが整っていないという実状がある。このため、荷主から出荷されたコンテナがどのような状況にあるのかという詳細情報を得る事ができず、コンテナ運送の総合的な連携や取引に無駄を生じさせていた。
そこで本発明では、船社独自のシステムに拘らず、国内のコンテナ輸送の総合的な情報の一元的な管理を可能とし、海運と陸運等における連携の無駄を省くことのできるコンテナ情報管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係るコンテナ情報管理システムは、国内に点在する複数の港に寄港する内航船情報と、各港に寄港する複数の内航船それぞれに荷役されるコンテナ情報と、前記各港において荷役される前記コンテナの陸送情報と、を記憶するコンテナ関連情報登録部と、荷主特定情報の入力に応じて、前記コンテナ関連情報登録部に記録された前記内航船が各港へ寄港する予定日時、または各港から出航する予定日時を開示して、コンテナを荷積みする内航船の予約を可能とする搬送船予約部と、前記コンテナのコンテナ番号の入力に応じて該当するコンテナの搬送状況を開示する追跡情報表示部と、を有するサーバが備えられていることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有するコンテナ情報管理システムにおいて前記搬送船予約部には、前記各港のターミナルに対してコンテナの搬出入を行うトレーラの予約を可能とする陸送予約部が含まれるようにすると良い。
このような特徴を有する事によれば、コンテナを運ぶ内航船の予約と共に、この内航船の寄港、出航予定日時に合わせた陸送の予約を行う事が可能となる。よって、海運と陸運を個別に予約するよりも簡易に予約ができると共に、コンテナ輸送全体の予定把握、海運、陸運における各物流業者の選択も可能となる。
また、上記のような特徴を有するコンテナ情報管理システムにおいて前記コンテナ関連情報登録部には、前記各港のターミナル、または空コンテナデポに存在する空コンテナ情報が記録されており、陸運業者特定情報の入力に応じて、前記空コンテナ情報を開示して、空コンテナの引き取り予約を可能とする空コンテナ予約部を有するようにすることができる。
このような特徴を有する事により、陸運業者は、ターミナルやデポに対して事前に搬出入予約を行う事ができる。これにより、搬出入のためのゲート待ち時間を短縮する事ができ、トレーラの有効活用、効率的な配車を行う事が可能となる。
さらに、上記のような特徴を有するコンテナ情報管理システムでは、内航船社特定情報の入力に応じて、少なくとも、保有船舶の船倉内を平面または断面のうちの少なくとも一方により表した座標を含む船型を登録可能とする船型登録部と、前記コンテナ情報と前記内航船の前記船型に基づいて前記各内航船に荷積みされる前記コンテナの積付プランを、平面座標または断面座標に対応させて作成する積付プラン作成部と、前記内航船社特定情報の入力に応じて、前記各内航船におけるコンテナの積付プランを開示する積付プラン表示部と、を備えるようにすることが望ましい。
このような特徴を有する事によれば、大型船だけでなく、小型なバージ船など、船型に依存せずにコンテナの積付プランを作成することが可能となる。
上記のような特徴を有するコンテナ情報管理システムによれば、コンテナの運送状況の把握が容易となり、国内のコンテナ輸送の総合的な情報の一元的な管理を可能とし、海運と陸運等における連携の無駄を省くことができる。
実施形態に係るコンテナ情報管理システムの全体構成を示す図である。 国内に点在する港(コンテナターミナル)とサーバとの関係を示す概略図である。 実施形態に係るシステムを運用する上でのフロー図である。 平面型の積付プランの作成例を示す図である。 断面型の積付プランの作成例を示す図である。
以下、本発明のコンテナ情報管理システムに係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図1は、コンテナ情報管理システムの全体構成図である。図2は国内に点在する港(コンテナターミナル)とサーバとの関係を示す概略図である。
実施形態に係るコンテナ情報管理システム10は、ネットワーク型の情報支援システムであり、サーバ12を主体として、国内に点在する複数の港と、この港に寄港する内航船50を保有する内航船社14、内航船50を介してコンテナを搬送する荷主16、および港のコンテナターミナル18や空コンテナデポ20間において、運送用のコンテナ60を運ぶ陸運業者22等の間で、情報の共有化を図り、コンテナ輸送を効率的に行うことを支援する役割を担う。
例えばネットワーク上に構築されるサーバ12には、コンテナ関連情報登録部と、搬送船予約部、空コンテナ予約部、追跡情報表示部、船型登録部、積付プラン作成部、及び積付プラン表示部等の機能が備えられている。
コンテナ関連情報登録部は、国内に点在する複数の港に寄港する内航船情報や、各港に寄港する複数の内航船50のそれぞれに荷役されるコンテナ60の情報、及び各港において荷役されるコンテナ60の陸運情報の他、空コンテナ情報等が記録されている。空コンテナ情報は、各港のコンテナターミナル18、または空コンテナ62を保管している空コンテナデポ20に存在する空コンテナ62の情報であり、空コンテナ62のコンテナ番号、サイズ、タイプ、及び状態等の情報である。
搬送船予約部は、コンテナ60を荷積みする内航船50の予約を行う機能である。具体的には、コンテナ60の荷積みを予約する者に対して、内航船50が各港へ寄港する予定日時や、出航する予定日時を開示する。予約者(例えば荷主16)は、開示された情報に基づき、コンテナ60の搬送予定に応じて、コンテナ60を荷積みする内航船50の選定を行うという機能を持てば良い。ここで、予約者は、荷主16として予め登録しておく事で、荷主16を特定するためのIDなど(以下、荷主特定情報と称す)を受けるようにすると良い。
このようにする事で、コンテナ情報管理システム10では、荷主特定情報が入力された際、これに応じて内航船情報(内航船50の寄港、出航日時等)を開示し、コンテナ60を荷積みする際の予約を受けるようにする事ができる。なお、搬送予約を行う際の各種情報の入力は、荷主16が保有するコンピュータやタブレット型端末、高機能型携帯電話等の、通信機能を備えた電子機器端末を介して行うようにすれば良い。
また、搬送船予約部には、陸送予約部を付帯させる事ができる。陸送予約部は、各港のコンテナターミナル18に対して、コンテナ60(または空コンテナ62)の搬出入を行うためのトレーラ52の予約を行う機能を有する。
空コンテナ予約部は、コンテナ関連情報登録部に記録されている空コンテナ情報に基づいて、空コンテナ62の引き取り予約を行うための役割を担う。空コンテナ62は、例えば、陸送予約部を介して予約を受けた陸運業者22が、港のコンテナターミナル18や近隣の空コンテナデポ20に対して、必要とされるサイズ、タイプ、及び状態に合致した空コンテナ62を引き取りに行く。陸運業者22により引き取られた空コンテナ62は、これを荷主16に届けて荷詰めして、荷詰めされたコンテナ60がコンテナターミナル18へ搬送される。
このため、陸運業者22は、その情報を予め登録しておく事で、陸運業者22を特定するためのIDなど(以下、陸運業者特定情報と称す)を受けるようにすると良い。このようにする事で、コンテナ情報管理システム10では、陸運業者特定情報が入力された際、これに応じて空コンテナ情報を開示し、空コンテナ62の引き取り予約を受けるようにする事ができる。なお、空コンテナ62の引き取り予約を行う際の各種情報の入力は、陸運業者22、あるいはトレーラ52の運転手が保有するコンピュータやタブレット型端末、高機能型携帯電話等の、通信機能を備えた電子機器端末を介して行うようにすれば良い。
追跡情報表示部は、登録されているコンテナ60(または空コンテナ62)の搬送状況や位置情報を公開するための機能である。コンテナ60は、その関連情報(主にコンテナ番号)と共に受け渡しが成される。このため、コンテナ関連情報登録部に、受け渡し時の情報が登録される事で、その搬送状況を把握する事が可能となる。また、陸送時には、トレーラ52や運転手が保有するGPS端末等に基づく位置情報により、リアルタイムな位置情報を把握する事も可能となる。
また、空コンテナ62についても、コンテナターミナル18や空コンテナデポ20への引き渡し時に、その関連情報がコンテナ関連情報登録部に、コンテナ情報として登録される事で、その保管場所の把握が可能となる。
このため、コンテナ情報管理システム10では、追跡情報表示部に対して、コンテナ番号等のコンテナ情報が入力された際、該当するコンテナ60(空コンテナ62)の搬送状況や、保管場所を開示することが可能となる。なお、コンテナ番号等のコンテナ情報の入力は、荷主16や陸運業者22等、コンテナ60の現在位置を把握したい者が保有するコンピュータやタブレット型端末、高機能型携帯電話等の、通信機能を備えた電子機器端末を介して行うようにすれば良い。
船型登録部は、内航船社14が保有する内航船50の船型や内航船50の運航ダイヤ等を登録するための機能である。ここで船型としては、積付プランを作成する際の形態を平面形態とするか断面形態とするかによって振り分けられた各座標を含むものとする。また、積付プランの作成形態を平面形態とするか断面形態とするかは、予め定めた規定により、船舶の大きさにより、選定されるものとすれば良い。
内航船社14は、その情報を予め登録しておく事で、内航船社14を定するためのIDなど(以下、内航船社特定情報と称す)を受けるようにすると良い。コンテナ情報管理システム10では、船型登録部の機能を表示した際、内航船社特定情報の入力があった場合に、船型を登録するための入力画面の開示を行う。その後、内航船社14が保有する内航船50の船型に関する情報を入力する事で、船型登録が成される。なお、内航船社特定情報や、船型に関する情報の入力は、内航船社18が保有するコンピュータやタブレット型端末、高機能型携帯電話等の、通信機能を備えた電子機器端末を介して行うようにすれば良い。
積付プラン作成部は、サーバ12のコンテナ関連情報登録部や搬送船予約部、および船型登録部に記録された情報に基づいて、内航船50に荷積みするコンテナ60の積付プランを作成するための要素である。
具体的には、積付プラン作成部への入力は、内航船社14が保有するコンピュータ等を介して行うようにすればよく、サーバ12には、通信手段を介してアクセス可能な記憶手段と、一次記憶手段、および演算手段等(いずれも不図示)の一般的なコンピュータが備える要素が備えられていれば良い。
記憶手段は、積付プランを作成する際に必要となる各種データを記憶しておくための要素である。具体例としては、積付プランニングソフトや、船座標やコンテナ予約情報(Booking情報)を関連付けて記録しているデータベースなどが記録されていれば良い。すなわち、記憶手段としては、一般的なコンピュータにおけるハードディスクドライブ(HDD)や、ソリッドステートドライブ(SSD)などの大容量記憶手段ど同様な機能を有するものであると良い。
一次記憶手段は、詳細を後述する演算手段を介した各種演算を行う際に、記憶手段に記録されているデータを読み出して展開したり、外部からの入力情報を一時的に記録して、演算に利用したりするためのいわゆるメモリとしての機能を有するものであれば良い。一次記憶手段を備える事で、記録データの読み書き速度が向上し、作業速度の向上を図る事ができる。
演算手段は、記憶手段に記憶された情報の読み出し、指令、および各種ソフトウエアの起動などを行うための手段であり、いわゆる中央演算処理装置(CPU)としての機能を有するものであれば良い。
積付プラン表示部は、例えばコンテナターミナル18において、内航船50にコンテナ60を荷積みする際、該当する内航船50におけるコンテナ60の積付プランを開示するための機能である。積付プラン表示部は、内航船50が寄港する各港に備えられる通信端末からのアクセスを可能な構成とされていれば良い。ネットワークを介して積付プラン作成部に対して寄港する内航船50の情報照会を求める事で、要求に合致した内航船50に対するコンテナ60の積付プランを読み出すことができる。
積付プラン表示部は、例えば、内航船社特定情報の入力に応じて、内航船50の照会、および積付プランの開示を行う構成とすると良い。
次に、このような構成のコンテナ情報管理システムの運用について、図3を参照して説明する。
まず、内航船社14がサーバ12へアクセスして船型登録や、船舶の運航ダイヤの登録等を行う。これにより、コンテナ60を運送するための内航船50に関する情報が整う(ステップ10)。
次に、荷主16がサーバ12へアクセスし、内荷を運送する内航船50の予約を行う。また、内航船50の予約と共に、内荷をコンテナターミナル18まで搬送するためのトレーラ52を予約する。ここで、搬送先の港(コンテナターミナル18)から搬送先の荷主16(受取主)までの搬送予定も送り側の荷主16(送り主)が定める場合には、搬送先のコンテナターミナル18から受け取り主までのトレーラ52の予約も行う(ステップ20)。
次に、内航船50の予約を受けた内航船社14は、該当する内航船50について、荷積みの際の積付プランを作成する。ここで、積付プランの作成は、 積付プランニングソフトが起動され、データベースから、船舶毎の船型(平面または断面の座標を含む)やBooking情報が読み出される。読み出された船型やBooking情報に基づいて、平面座標、または断面座標に合致した積付プランが作成される。作成された積付プランは、船型、Booking情報に関連づけて、記憶手段のデータベースに記録される。積付プランニングソフトは、積付プランの作成、記録が終了した後、終了される。
ここで、作成される積付プランとしては、例えば図4、図5に示すようなものとなる。図4は、平面型の積付プランであり、図5は、断面型の積付プランである。平面型の積付プランでは、コンテナ60の積付フロア毎に、コンテナ60の配置が示されるように形成されている。一方、断面型の積付プランでは、船舶の側面表示と、各断面がどの位置にあたるのかを読み取れるように関連付けて、コンテナ60の配置表示が成されている。なお、いずれの積付プランでも、各コンテナ60には、そのコンテナ60のコンテナ番号等の識別表示を付するようにしている(図4、図5においては、簡略化のために、一部のみに表示)。このように積付プランの作成を行う事によれば、大型船だけでなく、小型なバージ船など、船型に依存せずにコンテナの積付プランを作成することが可能となる(ステップ30)。
また、本システムを運用する上では、積付プランの作成と同時、あるいは前後して、陸運業者22が、荷主16からの依頼を受けて搬送する内荷を荷詰めするのに合致した空コンテナ62を検索し、空コンテナ62の引き取り予約を行う(ステップ40)。
コンテナ60がコンテナターミナル18に搬入されると、コンテナターミナル18では、サーバ12へのアクセスが行われ、荷積みを行う内航船50の積付プランの表示・参照が成される。コンテナターミナル18では、表示された積付プランを印刷するなどする事で、荷役現場での参照を可能とする。そして、表示、印刷等に対応させて、断面型、あるいは平面型のいずれかの積付プランに従ってコンテナ60の積付が行われる(ステップ50)。
荷主16の元から荷詰めされたコンテナ60が出荷された後には、サーバ12へアクセスして所定情報を入力する事で、該当するコンテナ50の搬送状況が表示される。これにより、荷主16はもちろん、搬送先の港から、受取主までの陸運を依頼されたトレーラ52の運転手や、その所属する陸運業者22が、コンテナ60の搬送状況を知る事ができる。これにより、トレーラ52がコンテナターミナル18へ到着する時間と、搬出するコンテナ60の到着・荷役時間との誤差が少なくなる。よって、コンテナターミナル18の近隣における渋滞の解消を図ることができる(ステップ60)。
なお、コンテナ60がコンテナターミナル18止めで運送される場合、送り先のコンテナターミナル18から受取主までの陸運は、受取主が行うこととなる。この場合には、ステップ20で送り主が内航船50等の予約を行った後、内航船50が送り先のコンテナターミナル18へ到着する予定日時を調べ、陸運業者22に対するトレーラ52の予約を行うようにする(ステップ70)。
このような特徴を有するコンテナ情報管理システム10は、システム自体を船社独自のシステムとする必要が無い。このため、国内のコンテナ輸送の総合的な情報の一元的な管理を可能とし、海運と陸運等における連携の無駄を省くことができる。これにより、各種関係者(関係会社)それぞれに種々のメリットを生じさせることとなる。
例えば、荷主16は発送貨物(コンテナ60)の動向を即座に把握することができるようになったり、荷物の受け取り予定日時の把握が可能となるといったメリットの他、運送経路や物流業者の選択が容易にできるようになるといったメリットがある。また、内航船社14では、内航船50に荷役されるコンテナ60の予約がオンラインで行われ、集荷、出荷の情報がリアルタイムに把握できるようになる。また、内航船の船型に関わらず、積付プランを容易に作成する事が可能となるといったメリットがある。また、コンテナターミナル18や、空コンテナデポ20等では、コンテナの出入りが事前に把握出来るようになり、作業計画に沿った効率的な作業を行う事ができるようになるといったメリットがある。さらに、陸運業者22では、事前にコンテナターミナル18や空コンテナデポ20に対して、コンテナ60や空コンテナ62の搬出入予約を行う事ができ、ゲートでの待ち時間が削減される。これにより、トレーラ52の有効活用や効率的な配車を行う事ができるようになるといったメリットがある。また、荷主16に対して、時間指定の配送等が可能となり、サービスの向上を図る事も可能となる。
なお、本実施形態においては、全国規模でのコンテナ60、および空コンテナ62に関する情報管理についての説明を行っているが、当然に、一部地域の海運と陸運の連携に役立てる事にも利用する事ができる。
10………コンテナ情報管理システム、12………サーバ、14………内航船社、16………荷主(送り主,受取主)、18………コンテナターミナル、20………空コンテナデポ、22………陸運業者、50………内航船、52………トレーラ、60………コンテナ、62………空コンテナ。

Claims (4)

  1. 国内に点在する複数の港に寄港する内航船情報と、各港に寄港する複数の内航船それぞれに荷役されるコンテナ情報と、前記各港において荷役される前記コンテナの陸送情報と、を記憶するコンテナ関連情報登録部と、
    荷主特定情報の入力に応じて、前記コンテナ関連情報登録部に記録された前記内航船が各港へ寄港する予定日時、または各港から出航する予定日時を開示して、コンテナを荷積みする内航船の予約を可能とする搬送船予約部と、
    前記コンテナのコンテナ番号の入力に応じて該当するコンテナの搬送状況を開示する追跡情報表示部と、を有するサーバが備えられていることを特徴とするコンテナ情報管理システム。
  2. 前記搬送船予約部には、前記各港のターミナルに対してコンテナの搬出入を行うトレーラの予約を可能とする陸送予約部が含まれることを特徴とする請求項1に記載のコンテナ情報管理システム。
  3. 前記コンテナ関連情報登録部には、前記各港のターミナル、または空コンテナデポに存在する空コンテナ情報が記録されており、
    陸運業者特定情報の入力に応じて、前記空コンテナ情報を開示して、空コンテナの引き取り予約を可能とする空コンテナ予約部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のコンテナ情報管理システム。
  4. 内航船社特定情報の入力に応じて、少なくとも、保有船舶の船倉内を平面または断面のうちの少なくとも一方により表した座標を含む船型を登録可能とする船型登録部と、
    前記コンテナ情報と前記内航船の前記船型に基づいて前記各内航船に荷積みされる前記コンテナの積付プランを、平面座標または断面座標に対応させて作成する積付プラン作成部と、
    前記内航船社特定情報の入力に応じて、前記各内航船におけるコンテナの積付プランを開示する積付プラン表示部と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンテナ情報管理システム。
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