JP2018017429A - 熱機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒートポンプ熱源を備えた熱機器において、エネルギー効率を向上することができる技術を提案する。【解決手段】 熱機器は、熱媒を加熱するヒートポンプ熱源を備えるヒートポンプユニットと、ヒートポンプ熱源で加熱された熱媒を貯留するタンクを備えるタンクユニットと、外部機器と通信可能であり、外部機器から1日の気温情報を取得可能な制御装置と、を備えている。制御装置は、ヒートポンプ熱源を駆動させて、タンクにヒートポンプ熱源で加熱された熱媒を貯留させる加熱運転を実行可能である。制御装置は、外部機器から取得する気温情報に基づいて、1日の最高気温となる時刻を特定し、特定した時刻に、加熱運転が実行されるように、加熱運転を開始する第1開始予定時刻を特定し、第1開始予定時刻になると加熱運転を開始させる。【選択図】 図4

Description

本明細書で開示する技術は、熱機器に関する。
特許文献1には、熱媒を加熱するヒートポンプ熱源を備えるヒートポンプユニットと、ヒートポンプ熱源で加熱された熱媒を貯留するタンクを備えるタンクユニットと、加熱運転を実行可能な制御装置と、を備える熱機器が開示されている。制御装置は、ヒートポンプ熱源を駆動させて、タンクにヒートポンプ熱源で加熱された熱媒を貯留させている。
特開2015−94505号公報
ヒートポンプ熱源の加熱効率は、外気温度が高い場合ほど高くなる。このため、外気温度が高い時間帯に加熱運転を実行させることができれば、熱機器のエネルギー効率を向上することができる。
本明細書では、ヒートポンプ熱源を備えた熱機器において、エネルギー効率を向上することができる技術を提案する。
本明細書が開示する熱機器は、熱媒を加熱するヒートポンプ熱源を備えるヒートポンプユニットと、ヒートポンプ熱源で加熱された熱媒を貯留するタンクを備えるタンクユニットと、外部機器と通信可能であり、外部機器から1日の気温情報を取得可能な制御装置と、を備えている。制御装置は、ヒートポンプ熱源を駆動させて、タンクにヒートポンプ熱源で加熱された熱媒を貯留させる加熱運転を実行可能である。また、制御装置は、外部機器から取得する気温情報に基づいて、1日の最高気温となる時刻を特定し、特定した時刻に、加熱運転が実行されるように、加熱運転を開始する第1開始予定時刻を特定し、第1開始予定時刻になると加熱運転を開始させる。
ヒートポンプ熱源の加熱効率は、外気温度が高いほど高くなる。従って、ある1日において、ヒートポンプ熱源の加熱効率は、1日の最高気温となる時刻で最も高くなる。上記の構成によると、制御装置は、外部機器から取得した1日の気温情報を用いて、1日の最高気温となる時刻に加熱運転が実行されるよう、第1開始予定時刻を特定する。加熱運転が1日の最高気温となる時刻に実行されるため、ヒートポンプ熱源の加熱効率を高めることができる。
実施例に係る給湯システム2の構成を模式的に示す図。 特定の世帯において、給湯が行われる時間帯を模式的に示す図。 湯張り開始時刻B1前に実行する加熱運転の開始予定時刻を特定する処理を説明するフローチャート。 第3加熱開始予定時刻を模式的に示す図。 外気温度とヒートポンプ熱源の加熱効率の関係を示す図。 加熱運転実行からの経過時間とタンク30内の水の放熱量の割合の関係を示す図。 加熱処理を説明するフローチャート。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)制御装置は、過去の熱媒の湯張りへの使用実績に応じて加熱運転を開始する第2開始予定時刻を特定し、第2開始予定時刻になると加熱運転を開始させるように構成されてもよい。この場合、制御装置は、気温情報と第2開始予定時刻に基づいて、1日の最高気温と第2開始予定時刻の予想気温を特定し、最高気温と予想気温の温度差が所定温度以上の場合に、第1開始予定時刻に基づいて、加熱運転を開始させ、温度差が所定温度未満の場合に、第2開始予定時刻に基づいて、加熱運転を開始させるとよい。
最高気温と第2開始予定時刻の予想気温の温度差が小さいほど、第1開始予定時刻に加熱運転を開始させる場合のヒートポンプ熱源の加熱効率と、第2開始予定時刻に加熱運転を開始させる場合のヒートポンプ熱源の加熱効率と、の差は小さくなる。ヒートポンプ熱源の加熱効率の差が小さいと、第2開始予定時刻ではなく第1開始予定時刻に加熱運転を開始させる効果も小さくなる。上記の構成によると、制御装置は、第1開始予定時刻に加熱運転を開始させる効果が小さいと判断される場合に、第2開始予定時刻に基づいて加熱運転を開始させることができる。
(特徴2)制御装置は、最高気温と第2開始予定時刻の予想気温の温度差が所定温度以上の場合であっても、第1開始予定時刻と第2開始予定時刻の時間差が所定時間よりも長い場合に、第2開始予定時刻に基づいて、加熱運転を開始させてもよい。
加熱運転によってタンクに貯留された高温の熱媒は、時間の経過とともに放熱し、温度が低下していく。加熱運転の実行からの経過時間が長くなるほど、タンク内の熱媒の放熱量は増加していく。一般的に、第2開始予定時刻に基づいて開始される加熱運転(以下では、第2加熱運転と呼ぶ)が完了してから、熱媒の使用開始までの時間は短い。従って、第2加熱運転が完了してから熱媒の使用開始までの放熱量も小さい。一方、一般的に、第1開始予定時刻に基づいて開始される加熱運転(以下では、第1加熱運転と呼ぶ)が完了する時刻は、第2加熱運転の完了時刻よりも早い。このため、第1加熱運転が完了してから熱媒の使用開始までの放熱量は比較的大きくなる。この場合、制御装置は、加熱運転を実行させるなどして、タンクに貯留されている熱媒を再加熱する必要がある。上記の構成によると、制御装置は、時間差が所定時間以上の場合に、第2加熱運転を実行させることができる。これにより、熱機器のエネルギー効率を向上することができる。
(特徴3)制御装置は、過去の熱媒の湯張りへの使用実績に応じて加熱運転を開始する第2開始予定時刻を特定し、第2開始予定時刻になると加熱運転を開始させるように構成されてもよい。この場合、制御装置は、第1開始予定時刻と第2開始予定時刻の時間差が所定時間よりも短い場合に、第1開始予定時刻に基づいて、加熱運転を開始させ、時間差が所定時間以上の場合に、第2開始予定時刻に基づいて、加熱運転を開始させるとよい。
加熱運転によってタンクに貯留された高温の熱媒は、時間の経過とともに放熱し、温度が低下していく。加熱運転の実行からの経過時間が長くなるほど、タンク内の熱媒の放熱量は増加していく。一般的に、第2開始予定時刻に基づいて開始される加熱運転(以下では、第2加熱運転と呼ぶ)が完了してから、熱媒の使用開始までの時間は短い。従って、第2加熱運転が完了してから熱媒の使用開始までの放熱量も小さい。一方、第1開始予定時刻に基づいて開始される加熱運転(以下では、第1加熱運転と呼ぶ)が完了する時刻は、第2加熱運転の完了時刻よりも早い。このため、第1加熱運転が完了してから熱媒の使用開始までの放熱量は比較的大きくなる。この場合、制御装置は、加熱運転を実行させるなどして、タンクに貯留されている熱媒を再加熱する必要がある。上記の構成によると、制御装置は、時間差が所定時間以上の場合に、第2加熱運転を実行させることができる。これにより、熱機器のエネルギー効率を向上することができる。
図1に示すように、本実施例に係る給湯システム2は、HP(ヒートポンプ)ユニット4と、タンクユニット6と、バーナユニット8を備えている。
HPユニット4は、外気から吸熱して水を加熱する熱源である。HPユニット4は、圧縮機10と、凝縮器12と、膨張弁14と、蒸発器16を備えている。HPユニット4は、冷媒(例えばフロン系冷媒)を、圧縮機10、凝縮器12、膨張弁14、蒸発器16の順に循環させることで、外気から吸熱して水を加熱する。圧縮機10は、冷媒を加圧して高温高圧にする。凝縮器12は、水との熱交換により冷媒を冷却する。凝縮器12の水流路の両端部には、それぞれ、HP往き経路19とHP戻り経路21が接続されている。膨張弁14は、冷媒を減圧して低温低圧にする。蒸発器16は、外気との熱交換により冷媒を加熱する。HPユニット4はさらに、凝縮器12に水を循環させる循環ポンプ18と、凝縮器12に流れ込む水の温度を検出する往きサーミスタ20と、凝縮器12から流れ出る水の温度を検出する戻りサーミスタ22と、外気温度を検出するHP外気温度サーミスタ23と、HPユニット4の各構成要素の動作を制御するHPコントローラ24を備えている。
タンクユニット6は、タンク30と、混合弁32と、バイパス制御弁34と、を備えている。タンク30は、外側が断熱材で覆われており、内部に水を蓄える密閉型の容器である。本実施例のタンク30の容量は、例えば100リットルである。HPユニット4の循環ポンプ18が駆動すると、タンク30の底部の水が、タンク往き経路31およびHP往き経路19を介して、凝縮器12へ送られる。凝縮器12で加熱されて高温となった水は、HP戻り経路21およびタンク戻り経路33を介して、タンク30の頂部からタンク30内に戻される。HPユニット4によって加熱された水がタンク30に流れ込むと、タンク30の内部には、低温の水の層の上に高温の水の層が積み重なった温度成層が形成される。タンク30には、上部の水の温度を検出する上部サーミスタ36と、中間部の水の温度を検出する中間部サーミスタ37と、下部の水の温度を検出する下部サーミスタ38が取り付けられている。本実施例では、上部サーミスタ36はタンク30の頂部から6リットルの位置に配置されており、中間部サーミスタ37はタンク30の頂部から12リットルの位置に配置されており、下部サーミスタ38はタンク30の頂部から30リットルの位置に配置されている。
タンクユニット6には、給水経路40を介して水道水が供給される。給水経路40には、給水圧力を減圧する減圧弁42と、給水温度を検出する入水サーミスタ44が取り付けられている。給水経路40は、タンク30の底部に連通するタンク給水経路46と、混合弁32に連通するタンクバイパス経路48に分岐している。タンク給水経路46とタンクバイパス経路48には、それぞれ逆止弁50、52が取り付けられている。また、タンクバイパス経路48には、混合弁32に流入する水道水の流量を検出する水側水量センサ54が取り付けられている。タンク30の頂部と混合弁32は、タンク出湯経路56を介して連通している。タンク出湯経路56には、逆止弁58と、混合弁32に流入するタンク30からの水の流量を検出する湯側水量センサ60が取り付けられている。
混合弁32は、タンクバイパス経路48から流れ込む水道水と、タンク出湯経路56から流れ込むタンク30からの水を混合して、第1給湯経路62に送り出す。混合弁32は、ステッピングモータによって弁を駆動し、タンクバイパス経路48側の開度(水側の開度)と、タンク出湯経路56側の開度(湯側の開度)を調整する。第1給湯経路62には、混合弁32から送り出される水の温度を検出する混合サーミスタ64が取り付けられている。
タンクユニット6からは、第2給湯経路66を介して、台所やシャワー、カラン等の給湯箇所への給湯が行われる。第2給湯経路66には、給湯箇所へ供給される水の温度を検出する給湯出口サーミスタ68と、逆止弁70が取り付けられている。第1給湯経路62と第2給湯経路66の間は、給湯バイパス経路72によって連通している。給湯バイパス経路72には、バイパス制御弁34が取り付けられている。
タンクユニット6はさらに、タンクコントローラ74を備えている。タンクコントローラ74は、タンクユニット6の各構成要素の動作を制御する。また、タンクコントローラ74は、不揮発性メモリ75を備えている。不揮発性メモリ75には、後述する加熱運転の開始予定時刻などが記憶されている。
バーナユニット8は、バーナ80と、熱交換器82と、バイパスサーボ84と、水量サーボ86と、湯はり弁88と、を備えている。バーナ80は、燃料ガスの燃焼によって熱交換器82を流れる水を加熱する補助熱源機である。バーナ80には、ガス供給管81を介して燃料ガスが供給される。熱交換器82には、バーナ往路90を介して、タンクユニット6の第1給湯経路62からの水が流れ込む。熱交換器82を通過した水は、バーナ復路92を介して、タンクユニット6の第2給湯経路66へ流れ出る。バーナ往路90には、バーナ往路90を流れる水の流量を調整する水量サーボ86と、バーナ往路90を流れる水の流量を検出する水量センサ91が取り付けられている。バーナ往路90とバーナ復路92の間は、バーナバイパス経路94を介して連通している。バーナ往路90とバーナバイパス経路94の接続部に、バイパスサーボ84が取り付けられている。バイパスサーボ84は、バーナ往路90からバーナバイパス経路94へ流れる水の流量を調整する。バーナ復路92には、熱交換器82から流れ出る水の温度を検出するバーナ給湯サーミスタ96が取り付けられている。バーナ復路92からは、湯はり経路98が分岐している。バーナ復路92において、湯はり経路98には、湯はり弁88が取り付けられている。バーナユニット8からは、湯はり経路98を介して、給湯箇所である浴槽への湯はりが行われる。
バーナユニット8はさらに、バーナユニット8の各構成要素の動作を制御するバーナコントローラ100と、リモコン102を備えている。リモコン102は、バーナコントローラ100と通信可能である。また、リモコン102は、バーナコントローラ100を介して、タンクコントローラ74と通信可能である。リモコン102は、スイッチやボタンなどを介して、ユーザからの各種の操作入力を受け入れる。また、リモコン102は、表示や音声によってユーザに給湯システム2の設定や動作に関する各種の情報を通知する。また、リモコン102は、Wi−Fiルータ190を介して、管理装置192と通信可能である。管理装置192は、例えば、HEMS(Home Energy Management System)である。管理装置192は、給湯システム2の外部であり、給湯システム2が設置されている家屋内に設けられている機器である。管理装置192は、給湯システム2が設置されている家屋における電力および燃料の供給量や消費量を管理している。また、管理装置192は、外部のネットワークと接続可能である。管理装置192は、外部のネットワークに接続することで、外部のネットワークから1日の気温情報を取得することができる。リモコン102は、Wi−Fiルータ190を介して管理装置192と通信することで、1日の気温情報を取得することができる。
給湯システム2のHPユニット4、タンクユニット6およびバーナユニット8には、商用電源108から電力が供給される。各ユニットは、商用電源108から供給される電力を用いて動作する。
HPコントローラ24とタンクコントローラ74は、互いに通信可能である。タンクコントローラ74とバーナコントローラ100は、互いに通信可能である。したがって、HPコントローラ24と、タンクコントローラ74と、バーナコントローラ100が協調して制御を行うことで、給湯システム2は加熱運転、給湯運転等の各種の動作を行うことができる。以下では、HPコントローラ24と、タンクコントローラ74と、バーナコントローラ100を総称して、単にコントローラとも呼ぶ。
次いで、給湯システム2の動作について説明する。給湯システム2は、加熱運転と、給湯運転と、を実行することができる。
(加熱運転)
加熱運転では、給湯システム2は、HPユニット4を駆動して、タンク30内の水を沸かし上げる。加熱運転が開始されると、HPコントローラ24は、圧縮機10を駆動して、圧縮機10、凝縮器12、膨張弁14、蒸発器16の順に冷媒を循環させるとともに、循環ポンプ18を駆動して、タンク30と凝縮器12の間で水を循環させる。これによって、タンク30の底部から吸い出された水は、凝縮器12において目標温度TA(例えば45℃)まで加熱されて、タンク30の頂部に戻される。タンク30内の水のうち目標加熱水量TWが、目標温度TAまで加熱された水で置き換えられると、HPコントローラ24は加熱運転を終了する。なお、目標加熱水量TWとは、加熱運転により目標温度TAまで加熱する水量である。
(給湯運転)
給湯運転では、給湯設定温度の水を給湯箇所へ供給する。また、特に、給湯箇所が、浴槽である場合の給湯運転のことを、以下では、「湯張り運転」と呼ぶ。コントローラは、水側水量センサ54で検出される流量と、湯側水量センサ60で検出される流量を合算した流量(給湯流量ともいう)が最低動作流量(例えば2.4L/分)以上となると、給湯箇所の開栓や浴槽への湯張りなどにより給湯が開始されたものと判断する。そして、コントローラは、上部サーミスタ36で検出される温度に応じて、以下の非燃焼給湯運転または燃焼給湯運転を実行する。
上部サーミスタ36で検出される温度が給湯設定温度以上である場合、コントローラは、非燃焼給湯運転を実行する。非燃焼給湯運転では、コントローラは、バーナ80の燃焼運転を禁止するとともに、混合サーミスタ64で検出される温度が給湯設定温度となるように、混合弁32の開度を調整する。これによって、給湯箇所に給湯設定温度に温度調整された水が供給される。
上部サーミスタ36で検出される温度が給湯設定温度未満の場合、コントローラは、燃焼給湯運転を実行する。燃焼給湯運転では、コントローラは、バーナ80の燃焼運転を許可するとともに、混合サーミスタ64で検出される温度が、給湯設定温度よりもバーナ80の最小加熱能力の分だけ低い温度となるように、混合弁32の開度を調整する。この場合、タンク30の上部から供給される高温の水と、給水経路40から供給される低温の水が、混合弁32において混合された後、バーナ80によって給湯設定温度まで加熱されて、給湯箇所へ供給される。
上記の非燃焼給湯運転または燃焼給湯運転を実行中に、給湯流量が最低動作流量を下回ると、コントローラは、給湯箇所の閉栓や浴槽への湯張りの終了などにより給湯が終了したものと判断して、給湯運転を終了する。
(加熱運転の開始予定時刻を特定するための処理)
給湯システム2は、不揮発性メモリ75に記憶される加熱運転の開始予定時刻が到来すると、加熱運転を開始するように構成されている。このため、コントローラは、24時間毎(時間が2:00になる毎)に、その日の開始予定時刻を特定する。コントローラは、特定したその日の開始予定時刻を不揮発性メモリ75に記憶させる。図2〜図6を用いて、開始予定時刻を特定するための処理について説明する。
まず、コントローラは、過去の水の使用実績に応じて開始予定時刻を特定する。
図2に示すように、コントローラは、特定の世帯の給湯の傾向に基づいて、開始予定時刻を特定する。具体的には、コントローラは、特定の世帯において、給湯が行われる度に、給湯が開始された時刻と、給湯が終了した時刻と、を示す時刻情報と、供給された水の量を示す供給量情報と、を記憶する。コントローラは、1日分の時刻情報および供給量情報を、特定の世帯の1日分の運転履歴として記憶する。本実施例では、コントローラは、特定の世帯の過去7日分の運転履歴を記憶する。このため、コントローラは、24時間毎に、8日前の運転履歴を消去して、前日の運転履歴を記憶する。
次いで、コントローラは、特定の世帯の過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、最初の給湯が開始された時刻のうち、最も早い時刻を特定する。以下では、この時刻を「給湯開始時刻S1」と呼ぶ。例えば、コントローラは、6:00を給湯開始時刻S1として特定する(図2参照)。なお、最初の給湯では、5L〜20L程度の水が供給される。この場合、コントローラは、給湯開始時刻S1までの目標加熱水量TWとして30リットルを設定する。
また、コントローラは、特定の世帯の過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、湯張り運転が開始された時刻のうち、最も早い時刻を特定する。以下では、この時刻を「湯張り開始時刻B1」と呼ぶ。上記の通り、本実施例では、特定の世帯は、毎日20:00に湯張り運転を開始するように予め設定している。例えば、コントローラは、20:00を湯張り開始時刻B1として特定する(図2参照)。なお、湯張り運転では、150L〜180L程度の水が供給される。この場合、コントローラは、湯張り開始時刻B1までの目標加熱水量TWとして100リットル(満蓄)を設定する。
さらに、コントローラは、特定の世帯の過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、最後の給湯が終了した時刻のうち、最も遅い時刻を特定する。以下では、この時刻を「給湯終了時刻G1」と呼ぶ。例えば、コントローラは、0:00を給湯終了時刻G1として特定する(図2参照)。
さらに、コントローラは、目標温度TA、および、給水温度に基づいて、第1の所定時間α、第2の所定時間β、および、第3の所定時間γを特定する。
次いで、コントローラは、給湯開始時刻S1から、特定された第1の所定時間αだけ前の時刻である第1加熱開始予定時刻S0を特定し、湯張り開始時刻B1から、特定された第2の所定時間βだけ前の時刻である第2加熱開始予定時刻B0を特定する。コントローラは、開始予定時刻として、第1加熱開始予定時刻S0と第2加熱開始予定時刻B0を、不揮発性メモリ75に記憶する。また、コントローラは、給湯終了時刻G1から、特定された第3の所定時間γだけ前の時刻であるヒートポンプ停止時刻G0を特定する。
過去の水の使用実績に応じて開始予定時刻を特定した後に、コントローラは、湯張り開始時刻B1の前に実行する加熱運転の開始予定時刻をさらに特定する。図3を用いて、湯張り開始時刻B1の前に実行する加熱運転の開始予定時刻を特定する処理について説明する。
ステップS12において、コントローラは、管理装置192から1日の気温情報を取得する。具体的には、コントローラは、リモコン102及びWi−Fiルータ190を介して、管理装置192に、1日の気温情報の送信を要求する要求信号を送信する。管理装置192は、コントローラからの要求信号を受信したら、給湯システム2が設置されている家屋の地域の1日の気温情報を外部のネットワークから取得する。次いで、管理装置192は、取得した1日の気温情報をコントローラに送信する。なお、1日の気温情報とは、例えば、1時毎の気温の推移である。
ステップS14において、コントローラは、管理装置192から受信する1日の気温情報に基づいて、第3加熱開始予定時刻B0’を特定する。具体的には、コントローラは、1日の気温が最高気温THとなる時刻に、加熱運転が実行されるように、第3加熱開始予定時刻B0’を特定する。図5に、外気温度とHPユニット4の加熱効率の関係が示されている。図5から明らかなように、HPユニット4の加熱効率は、外気温度が高いほど高くなる。従って、1日の気温が最高気温THとなる時刻(以下では、時刻D1と呼ぶ)において、HPユニット4の加熱効率は、1日の中で最大になる。このため、時刻D1に、加熱運転が実行されることで、加熱運転中のHPユニット4の加熱効率を高めることができる。
図4を用いて、第3加熱開始予定時刻B0’を特定する方法について説明する。まず、コントローラは、1日の気温情報に基づいて最高気温THとなる時刻(以下では、時刻D1と呼ぶ)を特定する。次いで、コントローラは、時刻D1に加熱運転が実行されるように、第3加熱開始予定時刻B0’を特定する。本実施例においては、コントローラは、加熱運転の開始と終了の中央となる時刻と時刻D1が一致するように、第3加熱開始予定時刻B0’を特定する。具体的には、コントローラは、加熱運転に要する時間を特定し、加熱運転に要する時間の半分の時間を第4の所定時間xとして設定し、時刻D1から第4の所定時間xだけ前の時刻を第3加熱開始予定時刻B0’として特定する。例えば、目標加熱水量TWが100リットルで、目標温度TAが45℃の場合、加熱運転に要する時間は、約2時間と特定される。この場合、第4の所定時間xは1時間となる。これにより、気温の高い時間帯に加熱運転を実行することができ、HPユニット4の加熱効率を高めることができる。また、HPユニット4は圧縮機10を駆動してから冷媒の温度が安定するまである程度の時間(例えば10分)を要するが、上記のように第3加熱開始予定時刻B0’を特定することで、時刻D1となるまでにHPユニット4の冷媒の温度を安定させることができる。
図3のステップS16において、コントローラは、1日の最高気温THと第2加熱開始予定時刻B0の第1予想気温TP1の第1温度差TD1が、第1所定温度T1(例えば、5℃)以上か否かを判断する。具体的には、コントローラは、1日の気温情報に基づいて、1日の最高気温THを特定する。また、コントローラは、1日の気温情報と第2加熱開始予定時刻B0に基づいて、第2加熱開始予定時刻B0の第1予想気温TP1を特定する。次いで、コントローラは、最高気温THから第1予想気温TP1を減算し、第1温度差TD1を特定する(図4参照)。第1温度差TD1が小さいと、各温度におけるHPユニット4の加熱効率の差も小さくなる(図5参照)。HPユニット4の加熱効率の差が小さいと、加熱運転を、第2加熱開始予定時刻B0ではなく、第3加熱開始予定時刻B0’に開始させる効果が小さくなる。このため、本実施例の給湯システム2は、第1温度差TD1が第1所定温度T1以上の場合にのみ、第3加熱開始予定時刻B0’を用いて加熱運転を開始させるように構成されている。このため、第1温度差TD1が第1所定温度T1以上である場合(ステップS16でYES)、処理は、ステップS18に進む。一方、第1温度差TD1が第1所定温度T1未満である場合(ステップS16でNO)、処理は、ステップS22に進む。なお、本実施例では、1日の最高気温THと第2加熱開始予定時刻B0の第1予想気温TP1の第1温度差TD1に基づいて、ステップS16の処理を実行しているが、1日の最高気温THでのHPユニット4の加熱効率と第2加熱開始予定時刻B0の第1予想気温TP1でのHPユニット4の加熱効率の差に基づいて、ステップS16の処理を実行してもよい。
ステップS18において、コントローラは、第2加熱開始予定時刻B0と第3加熱開始予定時刻B0’の時間差が所定時間(例えば、8時間)未満か否かを判断する。図6に加熱運転の実行からの経過時間と、タンク30内の水の放熱量の割合の関係が示されている。なお、図6は、外気温度が20℃の場合の放熱データである。タンク30には断熱処理が施されているが、完全に断熱することはできず、時間の経過とともにタンク30内の水からは放熱していく。図6から明らかなように、加熱運転の実行からの経過時間が長くなるほど、タンク30内の水の放熱量は増加していく。第2加熱開始予定時刻B0に基づいて実行される加熱運転(以下では、第2加熱運転と呼ぶ)が完了する時刻は、湯張り開始時刻B1とほぼ同じである。この場合、第2加熱運転が完了してから湯張り開始時刻B1までに、タンク30内の水からの放熱はほとんどない。一方、第3加熱開始予定時刻B0’(以下では、第3加熱運転と呼ぶ)が完了する時刻は、湯張り開始時刻B1よりも早い。このため、第3加熱運転が完了してから湯張り開始時刻B1までの間に、タンク30内の水からある程度の放熱が存在する。第3加熱運転によって加熱されたタンク30内の水の一部が、湯張り開始時刻B1までに、放熱によって目標温度TAよりも低い温度になってしまうと、コントローラは、目標温度TAよりも低くなった温度の水を、目標温度TAまで再加熱する必要がある。このため、本実施例の給湯システム2は、第2加熱開始予定時刻B0と第3加熱開始予定時刻B0’の時間差が所定時間未満の場合にのみ、第3加熱開始予定時刻B0’を用いて、加熱運転を開始させる。すなわち、時間差が所定時間未満の場合(ステップS18でYES)、処理は、ステップS20に進み、時間差が所定時間以上の場合(ステップS18でNO)、処理は、ステップS22に進む。なお、時間の経過に伴うタンク30内の水からの放熱量は外気温度によっても変化し、外気温度が低いほど放熱量は多くなり、外気温度が高いほど放熱量は少なくなる。このため、上記の所定時間を、予想される外気温度に応じて変化させてもよく、予想される外気温度が高い場合に所定時間を長く設定し、予想される外気温度が低い場合に所定時間を短く設定してもよい。
ステップS20において、コントローラは、湯張り運転前の開始予定時刻として、第3加熱開始予定時刻B0’を不揮発性メモリ75に記憶させる。この場合、不揮発性メモリ75に記憶されている第2加熱開始予定時刻B0を消去するとよい。一方、ステップS22において、コントローラは、第3加熱開始予定時刻B0’を不揮発性メモリ75に記憶させることなく、不揮発性メモリ75に記憶されている第2加熱開始予定時刻B0を保持する。
以上により、コントローラは、時間が2:00になる毎に、その日の加熱運転の開始予定時刻を特定する。その後、不揮発性メモリ75に記憶されている開始予定時刻が到来すると、コントローラは、加熱運転を開始させる。
(加熱処理)
また、第3加熱開始予定時刻B0’が不揮発性メモリ75に記憶されている場合において、第3加熱開始予定時刻B0’が到来する場合に、コントローラは、加熱処理を実行する。加熱処理は、第3加熱開始予定時刻B0’に加熱運転を開始させるのか否かを判断するための処理である。図7を用いて、加熱処理について説明する。
ステップS32において、コントローラは、第3加熱開始予定時刻B0’の第2予想気温TP2とHP外気温度サーミスタ23によって検出される外気温度TOとの第2温度差TD2が、第2所定温度T2を超えているのか否を判断する。なお、コントローラは、図3のS12で取得した1日の気温情報に基づいて、第3加熱開始予定時刻B0’の第2予想気温TP2を特定する。コントローラは、第2予想気温TP2から外気温度TOを減算し、第2温度差TD2を特定する。なお、本実施例において、第2所定温度T2は、固定値であるが、コントローラが第1温度差TD1の大きさに基づいて、第2所定温度T2を変化させてもよい。例えば、第1温度差TD1が比較的大きい場合には、第2所定温度T2を大きくし、第1温度差TD1が比較的小さい場合には、第2所定温度T2を小さくしてもよい。
第2温度差TD2が第2所定温度T2を超えている場合(ステップS32でYES)、処理は、ステップS34に進む。一方、第2温度差TD2が第2所定温度T2以下の場合(ステップS32でNO)、処理は、ステップS38に進む。ステップS38において、コントローラは、加熱運転を開始する。従って、ステップS32でNOと判断される場合、コントローラは、第3加熱開始予定時刻B0’に加熱運転を開始する。
ステップS34において、コントローラは、加熱運転の開始を中止し、ステップS36に進む。ステップS36において、コントローラは、湯張り運転前の開始予定時刻として、第2加熱開始予定時刻B0を不揮発性メモリ75に記憶させる。これにより、湯張り運転前の開始予定時刻として、第2加熱開始予定時刻B0が再設定される。従って、ステップS32でYESと判断される場合、コントローラは、第2加熱開始予定時刻B0に加熱運転を開始させる。第2温度差TD2が第2所定温度T2を超えている場合、第3加熱開始予定時刻B0’に加熱運転を開始させた場合のHPユニット4の加熱効率と第2加熱開始予定時刻B0に加熱運転を開始させた場合のHPユニット4の加熱効率の差は、加熱運転の開始予定時刻を特定したときの想定よりも小さくなる。従って、第3加熱開始予定時刻B0’に加熱運転を開始させる効果も、加熱運転の開始予定時刻を特定したときの想定よりも小さくなる。このため、本実施例では、第2温度差TD2が第2所定温度T2を超えている場合、コントローラは、水の使用実績に応じて特定された第2加熱開始予定時刻B0に加熱運転を開始する。
上述のように、コントローラは、管理装置192から取得する1日の気温情報に基づいて、1日の最高気温THとなる時刻D1を特定している。また、コントローラは、時刻D1に加熱運転が実行されるように、加熱運転を開始する第3加熱開始予定時刻B0’を特定している。外気温度が高いほど、加熱運転中のHPユニット4の加熱効率は高くなる(図5参照)。このため、第3加熱開始予定時刻B0’に加熱運転を開始させることで、加熱運転を実行する際のHPユニット4の加熱効率を高めることができる。
また、上記の実施例では、コントローラは、1日の最高気温THと第2加熱開始予定時刻B0の第1予想気温TP1の第1温度差TD1に基づいて、第3加熱開始予定時刻B0’を用いて加熱運転を開始させるのか、第2加熱開始予定時刻B0を用いて加熱運転を開始させるのかを切り替えている。第1温度差TD1が小さい場合、第3加熱開始予定時刻B0’に加熱運転を開始させた場合のHPユニット4の加熱効率と第2加熱開始予定時刻B0に加熱運転を開始させた場合のHPユニット4の加熱効率の差は小さい(図5参照)。また、HPユニット4の加熱効率の差が小さい場合、第3加熱開始予定時刻B0’に加熱運転を開始させる効果も小さい。上記の構成によると、第3加熱開始予定時刻B0’に加熱運転を開始させる効果が小さい場合に、水の使用実績に応じて特定された第2加熱開始予定時刻B0を用いて、加熱運転を開始させることができる。
また、上記の実施例では、コントローラは、第2加熱開始予定時刻B0と第3加熱開始予定時刻B0’の時間差に基づいて、第3加熱開始予定時刻B0’を用いて加熱運転を開始させるのか、第2加熱開始予定時刻B0を用いて加熱運転を開始させるのかを切り替えている。第3加熱運転を実行させた場合、第2加熱運転を実行させる場合よりも、湯張り開始時刻B1までのタンク30内の水の放熱量の割合が高くなる(図6参照)。湯張り開始時刻B1までに放熱され、温度が下がった水は、再加熱する必要がある。このため、湯張り開始時刻B1までの水の放熱量を考慮すると、時間差が所定時間以上になる場合、第3加熱運転でなく、第2加熱運転を実行させた方が、給湯システム2のエネルギー効率は高くなる。上記の構成によると、コントローラは、時間差が所定時間以上の場合に、第2加熱運転を実行させることができる。これにより、給湯システム2のエネルギー効率を向上することができる。
(対応関係)
水が、「熱媒」の一例である。給湯システム2が、「熱機器」の一例である。圧縮機10、凝縮器12、膨張弁14、蒸発器16から構成されるヒートポンプサイクルが、「ヒートポンプ熱源」の一例である。管理装置192が、「外部機器」の一例である。第3加熱開始予定時刻B0’が、「第1開始予定時刻」の一例である。第2加熱開始予定時刻B0、第1予想気温TP1が、「第2開始予定時刻」、「予想気温」の一例である。第1所定温度T1が、「所定温度」の一例である。
以上、各実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(変形例1)上記の実施例では、ステップS16及びステップS18の処理に基づいて、第2加熱開始予定時刻B0と第3加熱開始予定時刻B0’のいずれを用いて加熱運転を開始させるのかを決定している。これとは異なり、S16またはS18のうちの一方の処理を省略してもよい。また、ステップS18の処理を最初に実行して、その後にステップS16の処理を実行してもよい。
(変形例2)上記の実施例では、最高気温THと第2加熱開始予定時刻B0の第1予想気温TP1の第1温度差TD1に基づいて、ステップS16の処理を実行している。これとは異なり、気温情報に含まれる1日の最高気温THと1日の最低気温TLの温度差に基づいて、第1温度差TD1を算出してもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :給湯システム
4 :HPユニット
6 :タンクユニット
8 :バーナユニット
10 :圧縮機
12 :凝縮器
14 :膨張弁
16 :蒸発器
18 :循環ポンプ
19 :HP往き経路
20 :往きサーミスタ
21 :HP戻り経路
22 :戻りサーミスタ
23 :HP外気温度サーミスタ
24 :HPコントローラ
30 :タンク
31 :タンク往き経路
32 :混合弁
33 :タンク戻り経路
34 :バイパス制御弁
36 :上部サーミスタ
37 :中間部サーミスタ
38 :下部サーミスタ
40 :給水経路
42 :減圧弁
44 :入水サーミスタ
46 :タンク給水経路
48 :タンクバイパス経路
50 :逆止弁
52 :逆止弁
54 :水側水量センサ
56 :タンク出湯経路
58 :逆止弁
60 :湯側水量センサ
62 :第1給湯経路
64 :混合サーミスタ
66 :第2給湯経路
68 :給湯出口サーミスタ
70 :逆止弁
72 :給湯バイパス経路
74 :タンクコントローラ
75 :不揮発性メモリ
80 :バーナ
81 :ガス供給管
82 :熱交換器
84 :バイパスサーボ
86 :水量サーボ
88 :湯はり弁
90 :バーナ往路
91 :水量センサ
92 :バーナ復路
94 :バーナバイパス経路
96 :バーナ給湯サーミスタ
98 :湯はり経路
100 :バーナコントローラ
102 :リモコン
108 :商用電源
190 :Wi−Fiルータ
192 :管理装置

Claims (4)

  1. 熱機器であって、
    熱媒を加熱するヒートポンプ熱源を備えるヒートポンプユニットと、
    前記ヒートポンプ熱源で加熱された前記熱媒を貯留するタンクを備えるタンクユニットと、
    外部機器と通信可能であり、前記外部機器から1日の気温情報を取得可能な制御装置と、を備えており、
    前記制御装置は、前記ヒートポンプ熱源を駆動させて、前記タンクに前記ヒートポンプ熱源で加熱された前記熱媒を貯留させる加熱運転を実行可能であり、
    前記制御装置は、前記外部機器から取得する前記気温情報に基づいて、1日の最高気温となる時刻を特定し、前記特定した時刻に、前記加熱運転が実行されるように、前記加熱運転を開始する第1開始予定時刻を特定し、前記第1開始予定時刻になると前記加熱運転を開始させる、熱機器。
  2. 前記制御装置は、過去の前記熱媒の湯張りへの使用実績に応じて前記加熱運転を開始する第2開始予定時刻を特定し、第2開始予定時刻になると前記加熱運転を開始させるように構成されており、
    前記制御装置は、前記気温情報と前記第2開始予定時刻に基づいて、1日の前記最高気温と前記第2開始予定時刻の予想気温を特定し、前記最高気温と前記予想気温の温度差が所定温度以上の場合に、前記第1開始予定時刻に基づいて、前記加熱運転を開始させ、前記温度差が前記所定温度未満の場合に、前記第2開始予定時刻に基づいて、前記加熱運転を開始させる、請求項1に記載の熱機器。
  3. 前記制御装置は、前記温度差が前記所定温度以上の場合であっても、前記第1開始予定時刻と前記第2開始予定時刻の時間差が所定時間よりも長い場合に、前記第2開始予定時刻に基づいて、前記加熱運転を開始させる、請求項2に記載の熱機器。
  4. 前記制御装置は、過去の前記熱媒の湯張りへの使用実績に応じて前記加熱運転を開始する第2開始予定時刻を特定し、第2開始予定時刻になると前記加熱運転を開始させるように構成されており、
    前記制御装置は、前記第1開始予定時刻と前記第2開始予定時刻の時間差が所定時間よりも短い場合に、前記第1開始予定時刻に基づいて、前記加熱運転を開始させ、前記時間差が前記所定時間以上の場合に、前記第2開始予定時刻に基づいて、前記加熱運転を開始させる、請求項1に記載の熱機器。
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