JP7441727B2 - 貯湯システム - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、貯湯システムに関する。
特許文献1には、水を加熱する加熱装置と、水を貯留するタンクと、タンクから加熱装置に水を送るタンク往路と、加熱装置からタンクに水を送るタンク復路と、タンク往路に設けられている循環ポンプと、タンク、タンク往路、加熱装置、及び、タンク復路で構成される第1循環路と、制御装置と、を備える貯湯システムが開示されている。タンクに貯留されている水は、温水利用箇所に供給されるように構成されている。この貯湯システムでは、制御装置は、外気温度が低く、第1循環路内の水が凍結する恐れがある場合に、循環ポンプを駆動させ、第1循環路内の水の凍結を防止する第1凍結防止運転を実行する。
また、特許文献2には、水を加熱する加熱装置と、水を貯留するタンクと、タンクから加熱装置に水を送るタンク往路と、加熱装置からタンクに水を送るタンク復路と、タンク復路から分岐して、タンクを介さずにタンク往路に接続するバイパス路と、タンク往路に設けられている循環ポンプと、タンク、タンク往路、加熱装置、及び、タンク復路で構成される第1循環路と、バイパス路、タンク往路、加熱装置、及び、タンク復路で構成される第2循環路と、水が第1循環路を循環する第1切替状態と、水が第2循環路を循環する第2切替状態と、を切替える切替弁と、制御装置と、を備える貯湯システムが開示されている。タンクに貯留されている水は、温水利用箇所に供給されるように構成されている。この貯湯システムでは、制御装置は、外気温度が低く、第2循環路内の水が凍結する恐れがある場合に、切替弁を第2切替状態として、循環ポンプを駆動させ、第2循環路内の水の凍結を防止する第2凍結防止運転を実行する。また、制御装置は、第2循環路内の水の温度が所定温度未満である場合に、加熱装置を駆動させて、第2循環路内の水を加熱する。
特開2016-151366号公報 特開2019-184132号公報
特許文献1の貯湯システムのように、タンクを介した第1凍結防止運転が実行される構成の場合、第1循環路を水が循環することで、タンク内に形成される水の温度成層(低温の水の層の上に高温の水の層が積み重なっている状態)が崩れ、タンク内の水の温度が均一化される。この場合、温水利用箇所に供給されるタンク上部の水の温度が低下する。また、第1循環路を水が循環する際に生じる放熱によっても、タンク内の水の温度が低下する。このため、第1凍結防止運転が実行されることで、タンク内の水の温度に影響が出てしまう。従って、例えば、特許文献1の貯湯システムのように、補助熱源機が設けられている構成の場合、ユーザの所望する温度に加熱された水を温水利用箇所に供給するために、補助熱源機を動作させることが必要となる。また、例えば、補助熱源機を有していない貯湯システムの場合、ユーザの所望する温度に加熱された水を温水利用箇所に供給できない可能性がある。このように、第1凍結防止運転が実行されることで、タンク内の水の温水利用箇所への供給に影響を与えてしまう。
一方、特許文献2の貯湯システムのように、タンクを介さずに、バイパス路を含む第2循環路を水が循環する第2凍結防止運転が実行される場合、タンクを介した第1凍結防止運転が実行される構成のように、タンク内の水の温度に影響は出ない。一般的に、タンク内に貯留される水の温度は、タンク往路、タンク復路、及び、バイパス路内の水の温度よりも低下しにくい。このため、仮に、第1凍結防止運転において、加熱装置が駆動され、タンク内に高温の水が貯留されてから所定時間が経過して、タンク往路、タンク復路内の水の温度が低くなっても、タンク内の水の温度は高い状態に維持される。このため、その後に、再度、第1凍結防止運転が実行されると、タンク内の高温の水がタンク往路、タンク復路に流れ込むため、加熱装置を駆動させる必要がない。一方、例えば、特許文献2の貯湯システムのように、第2凍結防止運転において、加熱装置を駆動させる構成の場合、第2循環路(即ち、タンク往路、タンク復路、及び、バイパス路)内の水が高温になってから所定時間が経過すると、第2循環路内の水の温度が低くなっている可能性が高い。このため、その後に、再度第2凍結防止運転が実行される場合に、加熱装置を駆動させる必要がある。この結果、凍結防止運転における加熱装置の駆動回数が多くなり、加熱装置の耐久性が低下する。また、例えば、第2凍結防止運転において、加熱装置を駆動させない構成の場合、循環ポンプを駆動させても、第2循環路内の水の温度が高くなりにくいため、循環ポンプの駆動時間が長くなってしまい、循環ポンプの耐久性が低下する。このように、第2凍結防止運転が実行されることで、貯湯システムの耐久性が低下してしまう。
本明細書では、タンク内の水の温水利用箇所への供給に与える影響を抑制するとともに、貯湯システムの耐久性を向上させることができる技術を提供する。
本明細書が開示する貯湯システムは、を加熱する加熱装置と、水を貯留するタンクと、前記タンクから前記加熱装置に水を送るタンク往路と、前記加熱装置から前記タンクに水を送るタンク復路と、前記タンク復路から分岐して、前記タンクを介さずに前記タンク往路に接続するバイパス路と、前記タンク往路又は前記タンク復路に設けられている循環ポンプと、前記タンク、前記タンク往路、前記加熱装置、及び、前記タンク復路で構成される第1循環路と、前記バイパス路、前記タンク往路、前記加熱装置、及び、前記タンク復路で構成される第2循環路と、水が前記第1循環路を循環する第1切替状態と、水が前記第2循環路を循環する第2切替状態と、を切替える切替弁と、制御装置と、を備え、前記タンクに貯留されている水は、温水利用箇所に供給されるように構成されており、前記制御装置は、前記切替弁を前記第1切替状態として、前記循環ポンプを駆動させ、水の凍結を防止する第1凍結防止運転と、前記切替弁を前記第2切替状態として、前記循環ポンプを駆動させ、水の凍結を防止する第2凍結防止運転と、を実行可能に構成されている。制御装置は、切替弁を第1切替状態として、加熱装置及び循環ポンプを駆動させ、加熱装置によって加熱された水をタンクに貯留する沸上運転を実行可能に構成されており、過去の所定期間におけるユーザの水の使用量の実績に基づいて、沸上運転の実行を許可する沸上許可時間帯と、沸上運転の実行を禁止する沸上禁止時間帯と、を決定するように構成されている。制御装置は、現在時刻が沸上禁止時間帯である場合に、第1凍結防止運転を実行し、現在時刻が沸上許可時間帯である場合に、第2凍結防止運転を実行する。
上記の構成によると、制御装置は、第1凍結防止運転と、第2凍結防止運転と、を実行することができる。即ち、制御装置は、第2凍結防止運転を実行するよりも第1凍結防止運転を実行した方がメリットが大きい状況において、第1凍結防止運転を実行し、第1凍結防止運転を実行するよりも第2凍結防止運転を実行した方がメリットが大きい状況において、第2凍結防止運転を実行することができる。このため、制御装置は、状況に応じて、第1凍結防止運転及び第2凍結防止運転のうちのいずれかの運転を実行することができる。従って、タンク内の水の温水利用箇所への供給に与える影響を抑制するとともに、貯湯システムの耐久性を向上させることができる。
また、上記の構成によると、制御装置は、現在時刻が沸上禁止時間帯である場合に、第1凍結防止運転を実行する。沸上禁止時間帯は、当該時間帯における水の使用量が少ない時間帯、即ち、タンク内の水が温水利用箇所に供給される可能性が低い時間帯である。このため、沸上禁止時間帯において、タンク内の水を利用した第1凍結防止運転が実行され、タンク内の水の温度が低くなったとしても、タンク内の水が温水利用箇所に供給される可能性が低いため、タンク内の水の温水利用箇所への供給に及ぼす影響は少ない。また、タンクは、断熱性能が高いため、タンク内には、タンク往路、タンク復路、及び、バイパス路内の水よりも温度が高い水が貯留されている可能性が高い。一般的に、タンクに貯留される水量は、第1循環路からタンクを除いた構成(即ち、タンク往路、加熱装置、及び、タンク復路)が有する水量よりも多い。このため、貯留される水量が多いタンクを介した第1凍結防止運転が実行されることで、凍結防止運転における加熱装置の駆動回数や循環ポンプの駆動時間を低減することができる。例えば、第1凍結防止運転において、加熱装置が駆動され、タンク内に高温の水が貯留されてから所定時間が経過して、タンク往路、タンク復路内の水の温度が低くなっても、タンク内の水の温度は高い状態に維持される。このため、その後に、再度、第1凍結防止運転が実行されると、タンク内の高温の水が、タンク往路、タンク復路に流れ込むため、第1循環路内の水が混合され、第1循環路内の温度が均一化され、タンク往路、及び、タンク復路内の水が高温になる。この場合、循環ポンプの駆動を早期に停止させることができるとともに、加熱装置を駆動させる必要がない。従って、貯湯システムの耐久性を向上させることができる。
また、上記の構成によると、制御装置は、現在時刻が沸上許可時間帯である場合に、第2凍結防止運転を実行する。沸上許可時間帯は、当該時間帯における水の使用量が多い時間帯、即ち、タンク内の水が温水利用箇所に供給される可能性が高い時間帯である。この場合、第2凍結防止運転が実行されることによって、タンク内に形成される水の温度成層が崩れたり、タンク内の水の温度が低くなることが抑制される。従って、タンク内の水の温水利用箇所への供給に及ぼす影響を低減することができる。
貯湯システムは、さらに、ユーザが在宅しているのか否かを検知するユーザ検知部を備えてもよい。制御装置は、ユーザが在宅していない場合に、第1凍結防止運転を実行し、ユーザが在宅している場合に、第2凍結防止運転を実行する。
上記の構成によると、制御装置は、ユーザが在宅していない場合に、第1凍結防止運転を実行する。ユーザが在宅していない場合、タンク内の水が温水利用箇所に供給される可能性が低い。このため、ユーザが在宅していない状況において、タンク内の水を利用した第1凍結防止運転が実行され、タンク内の水の温度が低くなったとしても、タンク内の水が温水利用箇所に供給される可能性が低いため、タンク内の水の温水利用箇所への供給に及ぼす影響は少ない。また、タンクは、断熱性能が高いため、タンク内には、タンク往路、タンク復路、及び、バイパス路内の水よりも温度が高い水が貯留されている可能性が高い。さらに、タンクに貯留される水量は、第1循環路からタンクを除いた構成(即ち、タンク往路、加熱装置、及び、タンク復路)が有する水量よりも多い。このため、貯留される水量が多いタンクを介した第1凍結防止運転が実行されることで、凍結防止運転における加熱装置の駆動回数や循環ポンプの駆動時間を低減することができる。従って、貯湯システムの耐久性を向上させることができる。
また、制御装置は、ユーザが在宅している場合に、第2凍結防止運転を実行する。ユーザが在宅している場合、タンク内の水が温水利用箇所に供給される可能性が高い。この場合、第2凍結防止運転が実行されることによって、タンク内に形成される水の温度成層が崩れたり、タンク内の水の温度が低くなることが抑制される。従って、ユーザが在宅している状況において、タンク内の水の温水利用箇所への供給に及ぼす影響を低減することができる。
第1、第2実施例に係る給湯システム2の構成を模式的に示す図である(第1循環状態)。 第1、第2実施例に係る給湯システム2の構成を模式的に示す図である(第2循環状態)。 特定の世帯において給湯が行われる時間帯の例を示す図である。 第1、第2実施例に係る凍結防止準備処理のフローチャートを示す図である。 第1、第2実施例に係る凍結防止運転処理のフローチャートを示す図である。
(第1実施例)
図1に示すように、給湯システム2は、HP(ヒートポンプ)ユニット4と、タンクユニット6と、バーナユニット8を備えている。
(HPユニット4の構成)
HPユニット4は、外気から吸熱して水を加熱する熱源である。HPユニット4は、圧縮機10と、凝縮器12と、膨張弁14と、蒸発器16からなるHP熱源18を備えている。HPユニット4は、冷媒(例えばフロン系冷媒)を、圧縮機10、凝縮器12、膨張弁14、蒸発器16の順に循環させることで、外気から吸熱して水を加熱する。圧縮機10は、冷媒を加圧して高温高圧にする。凝縮器12は、水との熱交換により冷媒を冷却する。凝縮器12の水流路の両端部には、それぞれ、タンク往路30とタンク復路32が接続されている。膨張弁14は、冷媒を減圧して低温低圧にする。蒸発器16は、外気との熱交換により冷媒を加熱する。HPユニット4はさらに、凝縮器12に水を循環させる循環ポンプ20と、凝縮器12に流れ込む水の温度を検出する往きサーミスタ22と、凝縮器12から流れ出る水の温度を検出する戻りサーミスタ24と、外気温度TOを検出する外気温度サーミスタ26と、HPユニット4の各構成要素の動作を制御するHPコントローラ28を備えている。
(タンクユニット6の構成)
タンクユニット6は、タンク40と、混合弁42と、バイパス制御弁44と、切替弁46を備えている。タンク40は、外側が断熱材で覆われており、内部に水を蓄える密閉型の容器である。タンク40の容量は、例えば100Lである。タンク40の底部にはタンク往路30が接続されており、頂部にはタンク復路32が接続されている。タンク40には、上部の水の温度を検出する上部サーミスタ48aと、中間部の水の温度を検出する中間部サーミスタ48bと、下部の水の温度を検出する下部サーミスタ48cが取り付けられている。
タンクユニット6は、さらに循環バイパス経路34を備えている。循環バイパス経路34は、タンク復路32から分岐して、タンク40を介さずにタンク往路30に接続している。タンク復路32と循環バイパス経路34の接続部には、切替弁46が設けられている。切替弁46は、タンク往路30及びタンク復路32を介して、凝縮器12とタンク40が連通している第1切替状態(図1参照)と、タンク往路30及びタンク復路32を介して、循環バイパス経路34と凝縮器12が連通している第2切替状態(図2参照)と、の間で切替えられる。HP熱源18の駆動が停止しており、切替弁46が第1切替状態である状況において、HPユニット4の循環ポンプ20が駆動すると、タンク40の底部の水が、タンク往路30を介して、凝縮器12へ送られる。そして、凝縮器12から送り出される水は、タンク復路32を介して、タンク40の頂部からタンク40内に戻される。即ち、タンク40、タンク往路30、凝縮器12、及び、タンク復路32を水が循環する。なお、HP熱源18が駆動している場合、凝縮器12で加熱された水が凝縮器12からタンク40に送られる。凝縮器12によって加熱された水がタンク40に流れ込むと、タンク40の内部には、低温の水の層の上に高温の水の層が積み重なった温度成層が形成される。また、HP熱源18の駆動が停止しており、切替弁46が第2切替状態である状況において、循環ポンプ20を駆動すると、循環バイパス経路34、タンク往路30、凝縮器12、及び、タンク復路32を水が循環する。なお、HP熱源18が駆動している場合、凝縮器12で加熱された水が循環バイパス経路34、タンク往路30、凝縮器12、及び、タンク復路32を循環する。以下では、切替弁46が第1切替状態において、タンク40、タンク往路30、凝縮器12、及び、タンク復路32で構成される循環路を「第1循環路」と呼び、切替弁46が第2切替状態において、循環バイパス経路34、タンク往路30、凝縮器12、及び、タンク復路32で構成される循環路を「第2循環路」と呼ぶ。また、切替弁46が第1切替状態における給湯システム2の状態(図1の状態)、切替弁46が第2切替状態における給湯システム2の状態(図2の状態)を、それぞれ、「第1循環状態」、「第2循環状態」と呼ぶ。
タンクユニット6には、給水経路50を介して給水源(図示省略)から水が供給される。給水経路50には、給水圧力を減圧する減圧弁52と、給水温度を検出する入水サーミスタ54が取り付けられている。給水経路50は、タンク40の底部に連通するタンク給水経路56と、混合弁42に連通するタンクバイパス経路58に分岐している。タンク給水経路56とタンクバイパス経路58には、それぞれ、逆止弁60、62が取り付けられている。また、タンクバイパス経路58には、混合弁42に流入する給水源からの水の流量を検出する水側水量センサ64が取り付けられている。タンク40の頂部と混合弁42は、タンク出湯経路66を介して連通している。タンク出湯経路66には、逆止弁68と、混合弁42に流入するタンク40からの水の流量を検出する湯側水量センサ70が取り付けられている。
混合弁42は、タンクバイパス経路58から水と、タンク出湯経路66から流れ込むタンク40からの水を混合して、第1給湯経路72に送り出す。混合弁42は、ステッピングモータによって弁を駆動し、タンクバイパス経路58側の開度(水側の開度)と、タンク出湯経路66側の開度(湯側の開度)を調整する。第1給湯経路72には、混合弁42から送り出される水の温度を検出する混合サーミスタ74が取り付けられている。
タンクユニット6からは、第2給湯経路76を介して、台所やシャワー、カラン等の給湯箇所への給湯が行われる。第2給湯経路76には、給湯箇所へ供給される水の温度を検出する給湯出口サーミスタ78と、逆止弁80が取り付けられている。第1給湯経路72と第2給湯経路76の間は、給湯バイパス経路82によって連通している。給湯バイパス経路82には、バイパス制御弁44が取り付けられている。
タンクユニット6は、さらに、タンクユニット6の各構成要素の動作を制御するタンクコントローラ84を備えている。タンクコントローラ84は、不揮発性メモリ86を備えている。不揮発性メモリ86には、後述する凍結防止準備処理(図4)、及び、凍結防止運転処理(図5)で利用される切替フラグが記憶されている。切替フラグについては、後で詳しく説明する。
(バーナユニット8の構成)
バーナユニット8は、バーナ100と、熱交換器102と、バイパスサーボ104と、水量サーボ106と、湯はり弁108を備えている。バーナ100は、燃料ガスの燃焼によって熱交換器102を流れる水を加熱する補助熱源機である。バーナ100には、ガス供給管(図示省略)を介して燃料ガスが供給される。熱交換器102には、バーナ往路110を介して、タンクユニット6の第1給湯経路72からの水が流れ込む。熱交換器102を通過した水は、バーナ復路112を介して、タンクユニット6の第2給湯経路76へ流れ出る。バーナ往路110には、バーナ往路110を流れる水の流量を調整する水量サーボ106と、バーナ往路110を流れる水の流量を検出する水量センサ114が取り付けられている。バーナ往路110とバーナ復路112の間は、バーナバイパス経路116を介して連通している。バーナ往路110とバーナバイパス経路116の接続部に、バイパスサーボ104が取り付けられている。バイパスサーボ104は、バーナ往路110からバーナバイパス経路116へ流れる水の流量を調整する。バーナ復路112には、熱交換器102から流れ出る水の温度を検出するバーナ給湯サーミスタ118が取り付けられている。バーナ復路112からは、湯はり経路120が分岐している。湯はり経路120には、湯はり弁108が取り付けられている。バーナユニット8からは、湯はり経路120を介して、給湯箇所である浴槽への湯はりが行われる。
バーナユニット8はさらに、バーナコントローラ130と、バーナコントローラ130と通信可能なリモコン132と、を備えている。バーナコントローラ130は、バーナユニット8の各構成要素の動作を制御する。リモコン132は、スイッチやボタン等を介して、ユーザからの各種の操作入力を受け入れる。例えば、ユーザは、リモコン132を操作することによって、ユーザが在宅しているのか否かを示す設定モード(在宅モード又は留守モード)、給湯設定温度TS等を設定することができる。また、リモコン132は、表示や音声によってユーザに給湯システム2の設定や動作に関する各種の情報を通知する。
HPコントローラ28とタンクコントローラ84は、互いに通信可能である。タンクコントローラ84とバーナコントローラ130は、互いに通信可能である。従って、HPコントローラ28と、タンクコントローラ84と、バーナコントローラ130が協調して制御を行うことで、給湯システム2は沸上運転、給湯運転、凍結防止運転等の各種の動作を行うことができる。以下では、HPコントローラ28と、タンクコントローラ84と、バーナコントローラ130を総称して、単にコントローラとも呼ぶ。
以下では、給湯システム2によって実行される沸上運転、給湯運転、凍結防止運転について説明する。
(沸上運転)
沸上運転では、給湯システム2は、HPユニット4を駆動して、タンク40内の水を加熱する。沸上運転が開始されると、コントローラは、切替弁46を第1切替状態に維持した状態で、HP熱源18の圧縮機10を駆動して、圧縮機10、凝縮器12、膨張弁14、蒸発器16の順に冷媒を循環させるとともに、循環ポンプ20を駆動して、タンク40と凝縮器12の間で水を循環させる。これによって、タンク40の底部から吸い出された水は、凝縮器12において沸上目標温度TAまで加熱されて、タンク40の頂部に戻される。沸上目標水量TWの水が沸上目標温度TAまで加熱されると、コントローラは沸上運転を終了する。
(給湯運転)
給湯運転では、給湯設定温度TSの水を給湯箇所へ供給する。コントローラは、水側水量センサ64で検出される流量と、湯側水量センサ70で検出される流量を合算した流量(給湯流量ともいう)が最低動作流量(例えば2.4L/分)以上となると、カランの開栓や浴槽への湯はりなどにより給湯箇所への給湯が開始されたものと判断する。コントローラは、上部サーミスタ48aで検出される温度に応じて、以下の非燃焼給湯運転または燃焼給湯運転を実行する。
コントローラは、上部サーミスタ48aで検出される温度が給湯設定温度TS以上である場合、非燃焼給湯運転を実行する。非燃焼給湯運転では、コントローラは、バーナ100の燃焼運転を禁止するとともに、混合サーミスタ74で検出される温度が給湯設定温度TSとなるように、混合弁42の開度を調整する。これによって、給湯箇所に給湯設定温度TSに温度調整された水が供給される。
また、コントローラは、上部サーミスタ48aで検出される温度が給湯設定温度TS未満の場合、燃焼給湯運転を実行する。燃焼給湯運転では、コントローラは、バーナ100の燃焼運転を許可するとともに、混合サーミスタ74で検出される温度が、給湯設定温度TSよりもバーナ100の最小加熱能力の分だけ低い温度となるように、混合弁42の開度を調整する。この場合、タンク40の上部から供給される高温の水と、給水経路50から供給される低温の水が、混合弁42において混合された後、バーナ100によって給湯設定温度TSまで加熱されて、給湯箇所へ供給される。なお、燃焼給湯運転には、混合弁42がタンク40側に全閉状態に固定されている場合も含まれる。
上記の非燃焼給湯運転または燃焼給湯運転を実行中に、給湯流量が最低動作流量を下回ると、コントローラは、カランの閉栓や浴槽への湯はりの終了などにより給湯箇所への給湯が終了したものと判断して、給湯運転を終了する。
(給湯開始予定時刻及び沸上開始予定時刻の特定;図3)
次いで、図3を用いて、給湯開始予定時刻及び沸上開始予定時刻の特定について説明する。給湯開始予定時刻は、沸上開始予定時刻を特定するために利用される時刻である。給湯開始予定時刻及び沸上開始予定時刻は、過去の給湯の使用実績に応じて特定される。まず、コントローラは、特定の世帯の給湯の実績に基づいて、給湯開始予定時刻を特定する。具体的には、コントローラは、特定の世帯において、給湯が行われる度に、給湯が開始された時刻と、給湯が終了した時刻と、を示す時刻情報と、供給された水の量を示す供給量情報と、を記憶する。コントローラは、1日分の時刻情報及び供給量情報を、特定の世帯の1日分の運転履歴として記憶する。本実施例では、コントローラは、特定の世帯の過去7日分の運転履歴を記憶する。このため、コントローラは、24時間毎に、8日前の運転履歴を消去して、前日の運転履歴を記憶する。
次いで、コントローラは、特定の世帯の過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、最初の給湯が開始された時刻のうち、最も早い時刻を特定する。以下では、この時刻を「第1の給湯開始予定時刻S1」と呼ぶ。例えば、コントローラは、6:00を第1の給湯開始予定時刻S1として特定し(図3参照)、不揮発性メモリ86に記憶する。なお、最初の給湯では、5L~20L程度の水が供給されることが多い。この場合、コントローラは、第1の給湯開始予定時刻S1までの沸上目標水量TWとして30Lを設定する。
また、コントローラは、特定の世帯の過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、湯張り運転が開始された時刻のうち、最も早い時刻を特定する。以下では、この時刻を「第2の給湯開始予定時刻B1」と呼ぶ。本実施例では、特定の世帯は、毎日20:00に湯張り運転を開始するように予め設定している。例えば、コントローラは、20:00を第2の給湯開始予定時刻B1として特定し(図3参照)、不揮発性メモリ86に記憶する。なお、湯張り運転では、150L~180L程度の水が供給されることが多い。この場合、コントローラは、第2の給湯開始予定時刻B1までの沸上目標水量TWとして100Lを設定する。
さらに、コントローラは、特定の世帯の過去7日分の運転履歴から、過去7日間において、最後の給湯が終了した時刻のうち、最も遅い時刻を特定する。以下では、この時刻を「給湯終了時刻G1」と呼ぶ。例えば、コントローラは、0:00を給湯終了時刻G1として特定する(図3参照)。
さらに、コントローラは、沸上目標温度TA、及び、沸上目標水量TWに基づいて、第1の所定時間α、第2の所定時間β、及び、第3の所定時間γを特定する。第1の所定時間αとは、沸上目標水量30Lを沸上目標温度TA(例えば、45℃)まで加熱する場合の沸上運転の所要時間である。また、第2の所定時間βとは、沸上目標水量100Lを沸上目標温度TA(例えば、45℃)まで加熱する場合の沸上運転の所要時間である。第3の所定時間γとは、HPユニット4の駆動を停止させた後に、タンク40に貯留されている高温の水のみを利用して、給湯終了時刻G1まで、給湯箇所に給湯設定温度TSの水を供給可能と想定される時間である。
次いで、図3に示すように、コントローラは、第1の給湯開始予定時刻S1から、特定された第1の所定時間αだけ前の時刻である第1の沸上開始予定時刻S0を特定し、第2の給湯開始予定時刻B1から、特定された第2の所定時間βだけ前の時刻である第2の沸上開始予定時刻B0を特定する。即ち、コントローラは、沸上開始予定時刻として、第1の沸上開始予定時刻S0と第2の沸上開始予定時刻B0を、不揮発性メモリ86に記憶する。また、コントローラは、給湯終了時刻G1から、特定された第3の所定時間γだけ前の時刻であるヒートポンプ停止時刻G0を特定する。そして、コントローラは、不揮発性メモリ86に記憶されている沸上開始予定時刻が到来すると、沸上運転を開始させる。また、コントローラは、不揮発性メモリ86に記憶されているヒートポンプ停止時刻G0が到来すると、沸上運転を禁止する。
また、コントローラは、第1の沸上開始予定時刻S0からヒートポンプ停止時刻G0までの時間帯を沸上許可時間帯ATとして不揮発性メモリ86に記憶し、ヒートポンプ停止時刻G0から次の日の第1の沸上開始予定時刻S0までの時間帯を沸上禁止時間帯PTとして記憶する。沸上許可時間帯ATは、沸上運転の実行が許可されている時間帯であり、沸上禁止時間帯PTは、沸上運転の実行が禁止されている時間帯である。
(凍結防止運転)
HPユニット4は、外気との熱交換により冷媒を加熱するため、屋外に設置される。このため、HPユニット4に接続されるタンク往路30、及び、タンク復路32の一部も、屋外に設置される。このため、冬季などの外気温度が低い場合、タンク往路30、及び、タンク復路32内の水が凍結してしまうことがある。水が凍結すると、沸上運転を実行できなくなってしまう。そこで、給湯システム2は、タンク往路30、及び、タンク復路32内の水の凍結を防止する凍結防止運転を実行する。
(凍結防止準備処理;図4)
図4を参照して、コントローラによって実行される凍結防止準備処理について説明する。凍結防止準備処理は、凍結防止運転中の切替弁46の動作状態を決定するための処理である。具体的には、コントローラは、不揮発性メモリ86に記憶されている切替フラグを、切替弁46が第1切替状態で動作すべきことを示す「OFF」と、切替弁46が第2切替状態で動作すべきことを示す「ON」と、のいずれかに設定する。給湯システム2の電源がONされると、図4の処理が開始される。なお、図4の初期状態において、切替フラグは「OFF」に設定されている。
S10において、コントローラは、現在時刻が沸上禁止時間帯PT(図3参照)に該当するのか否かを判断する。コントローラは、現在時刻が沸上禁止時間帯PTに該当する場合に、S10でYESと判断し、処理はS12に進む。一方、コントローラは、現在時刻が沸上禁止時間帯PTに該当しない場合、即ち、現在時刻が沸上許可時間帯ATに該当する場合に、S10でNOと判断し、処理はS20に進む。
S12において、コントローラは、切替フラグを「OFF」に設定する。S12が終了すると、処理はS10に戻る。
また、S20において、コントローラは、給湯システム2が設置されている家屋にユーザが在宅中であるのか否かを判断する。具体的には、コントローラは、設定モードが在宅モードであるのか否かを判断する。コントローラは、設定モードが在宅モードである場合に、S20でYESと判断し、処理はS22に進む。一方、コントローラは、設定モードが在宅モードでない場合、即ち、設定モードが留守モードである場合に、S20でNOと判断し、処理はS12に進む。
S22において、コントローラは、切替フラグを「ON」に設定する。S22が終了すると、処理はS10に戻る。
(凍結防止運転処理;図5)
図5を参照して、コントローラによって実行される凍結防止運転処理について説明する。凍結防止運転処理では、タンク往路30、及び、タンク復路32内の水の凍結を防止するために、第1循環路を利用する第1凍結防止運転、又は、第2循環路を利用する第2凍結防止運転が実行される。給湯システム2の電源がONされると、図5の処理が開始される。図5の処理は、図4の凍結防止準備処理と並行して実行される。なお、図5の初期状態において、切替弁46は、第1切替状態(図1の状態)に設定されている。即ち、給湯システム2は第1循環状態である。
S40において、コントローラは、循環路水温TCが第1所定温度(例えば、10℃)未満となることを監視する。循環路水温TCは、往きサーミスタ22によって検出される水の温度、又は、戻りサーミスタ24によって検出される水の温度のうちの低い方の水の温度である。コントローラは、循環路水温TCが第1所定温度未満となる場合に、S40でYESと判断し、処理はS42に進む。
S42において、コントローラは、外気温度サーミスタ26によって検出される外気温度TOが第2所定温度(例えば、3℃)未満であるのか否かを判断する。第2所定温度は、第1所定温度よりも低い温度である。コントローラは、外気温度TOが第2所定温度未満である場合に、S42でYESと判断し、処理はS50に進む。一方、コントローラは、外気温度TOが第2所定温度以上である場合に、S42でNOと判断し、処理はS40に戻る。
S50において、コントローラは、切替フラグが「OFF」であるのか否かを判断する。コントローラは、切替フラグが「OFF」である場合に、S50でYESと判断し、処理はS52に進む。一方、コントローラは、切替フラグが「ON」である場合に、S50でNOと判断し、処理はS90に進む。
S52において、コントローラは、切替弁46を第1切替状態に維持した状態で、循環ポンプ20を駆動させ、第1凍結防止運転を開始する。これにより、第1循環路(図1参照)を水が循環する。即ち、タンク40、タンク往路30、凝縮器12、及び、タンク復路32を水が循環する。なお、第1凍結防止運転が開始される時点において、タンク40に高温の水が貯留されている場合、タンク40内に形成される水の温度成層が崩れ、タンク40内の水の温度が均一化され、タンク40上部の水の温度が低下する。また、第1循環路を水が循環する際に生じる放熱によっても、タンク40内の水の温度は低下する。
S60において、コントローラは、循環路水温TCが第3所定温度(例えば13℃)を超えて、かつ循環路水温TCが第3所定温度以上である時間(以下では、「第1経過時間」と記載する)が第1所定時間に達しているか否かを判断する。第3所定温度は第1所定温度より高い温度である。コントローラは、第1経過時間が第1所定時間に達している場合に、S60でYESと判断し、循環ポンプ20の駆動を停止させ、第1凍結防止運転を終了し、処理はS40に戻る。一方、コントローラは、循環路水温TCが第3所定温度に満たない場合や、第1経過時間が第1所定時間に達していない場合に、S60でNOと判断し、処理はS62に進む。
S62において、コントローラは、外気温度TOが第4所定温度(例えば、4℃)以上であるのか否かを判断する。第4所定温度は、第2所定温度より高い温度である。コントローラは、外気温度TOが第4所定温度以上である場合に、S62でYESと判断し、処理はS40に戻る。一方、コントローラは、外気温度TOが第4所定温度未満である場合に、S62でNOと判断し、処理はS64に進む。
S64において、コントローラは、循環ポンプ20を駆動させてからの時間(以下では、「ポンプ駆動時間」と記載する)が第2所定時間に達しているのか否かを判断する。コントローラは、ポンプ駆動時間が第2所定時間に達していない場合に、S64でNOと判断し、処理はS60に戻る。一方、コントローラは、ポンプ駆動時間が第2所定時間に達している場合に、S64でYESと判断し、処理はS70に進む。
S70において、コントローラは、HP熱源18を駆動させる。これにより、HP熱源18によって加熱された水が、タンク復路32、タンク40、及び、タンク往路30に流れ込み、タンク復路32、タンク40、及び、タンク往路30内の水の温度、即ち、第1循環路内の水の温度が上昇する。
S72において、コントローラは、循環路水温TCが第5所定温度(例えば、20℃)以上を超えて、かつ循環路水温TCが第5所定温度以上である時間(以下では、「第2経過時間」と記載する)が第3所定時間に達することを監視する。第5所定温度は、第1所定温度よりも高い温度である。コントローラは、第2経過時間が第3所定時間に達する場合に、S72でYESと判断し、循環ポンプ20の駆動を停止させ、第1凍結防止運転を終了し、処理はS40に戻る。
また、コントローラは、S50でNOと判断する場合に、S90において、切替弁46を第1切替状態から第2切替状態に切替える。これにより、給湯システム2が、第1循環状態から第2循環状態に切替られる。
S92において、コントローラは、循環ポンプ20を駆動させ、第2凍結防止運転を開始する。これにより、第2循環路(図2参照)を水が循環する。具体的には、循環バイパス経路34、タンク往路30、凝縮器12、及び、タンク復路32を水が循環する。
S100において、コントローラは、循環路水温TCが第6所定温度を超えて、かつ循環路水温TCが第6所定温度以上である時間(以下では、「第3経過時間」と記載する)が第4所定時間に達しているのか否かを判断する。第6所定温度、第4所定時間は、それぞれ、S60の第3所定温度、第1所定時間と同じである。なお、変形例では、第6所定温度、第4所定時間は、それぞれ、S60の第3所定温度、第1所定時間と異なっていてもよい。コントローラは、第3経過時間が第4所定時間に達している場合に、S100でYESと判断し、循環ポンプ20の駆動を停止させ、切替弁46を第2切替状態から第1切替状態に切替え、第2凍結防止運転を終了し、処理はS40に戻る。一方、コントローラは、第3経過時間が第4所定時間に達していない場合に、S100でNOと判断し、処理はS102に進む。
S102において、コントローラは、外気温度TOが第7所定温度(例えば、4℃)以上であるのか否かを判断する。第7所定温度は、S62の第4所定温度と同じである。なお、変形例では、第7所定温度は、第4所定温度と異なっていてもよい。コントローラは、外気温度TOが第7所定温度以上である場合に、S102でYESと判断し、循環ポンプ20の駆動を停止させ、切替弁46を第2切替状態から第1切替状態に切替え、第2凍結防止運転を終了し、処理はS40に戻る。一方、コントローラは、外気温度TOが第7所定温度未満である場合に、S102でNOと判断し、処理はS104に進む。
S104において、コントローラは、切替フラグが「OFF」であるのか否かを判断する。コントローラは、切替フラグが「OFF」である場合に、S104でYESと判断し、循環ポンプ20の駆動を停止させ、切替弁46を第2切替状態から第1切替状態に切替え、第2凍結防止運転を終了し、S40に戻る。なお、切替フラグが「OFF」である場合とは、例えば、第2凍結防止運転を実行している間に、現在時刻が沸上禁止時間帯PTになった場合、又は、設定モードが「留守モード」に変更された場合である。一方、コントローラは、切替フラグが「ON」である場合に、S104でNOと判断し、処理はS100に戻る。
上述のように、給湯システム2のコントローラは、第1凍結防止運転と、第2凍結防止運転と、を実行可能に構成されている。即ち、コントローラは、第2凍結防止運転を実行するよりも第1凍結防止運転を実行した方がメリットが大きい状況において、第1凍結防止運転を実行し、第1凍結防止運転を実行するよりも第2凍結防止運転を実行した方がメリットが大きい状況において、第2凍結防止運転を実行することができる。このため、コントローラは、状況に応じて、第1凍結防止運転及び第2凍結防止運転のうちのいずれかの運転を実行することができる。従って、タンク40内の水の給湯箇所への供給に与える影響を抑制するとともに、給湯システム2の耐久性を向上させることができる。
また、給湯システム2のコントローラは、現在時刻が沸上禁止時間帯PTである場合(図4のS10でYES)に、第1凍結防止運転を実行する(図5のS52~S72)。沸上禁止時間帯PTは、タンク40内の水が給湯箇所に供給される可能性が低い時間帯である。このため、沸上禁止時間帯PTにおいて、タンク40内の水を利用した第1凍結防止運転が実行され、タンク40内の水の温度が低くなったとしても、タンク40内の水が給湯箇所に供給される可能性が低いため、タンク40内の水の給湯箇所への供給に及ぼす影響は少ない。また、タンク40は、その外側が断熱材で覆われていることによって断熱性能が高い。このため、タンク40内には、タンク往路30、タンク復路32、及び、循環バイパス経路34内の水よりも温度が高い水が貯留されている可能性が高い。さらに、タンク40に貯留される水量は、第1循環路からタンク40を除いた構成(即ち、タンク往路30、凝縮器12、及び、タンク復路32)が有する水量よりも多い。このため、貯留される水量が多いタンク40を介した第1凍結防止運転が実行されることで、凍結防止運転における熱源18の駆動回数や循環ポンプ20の駆動時間を低減することができる。従って、給湯システム2の耐久性を向上させることができる。具体的には、第1凍結防止運転が開始される時点(図5のS52)において、タンク40内に高温の水が貯留されている場合、タンク40内の高温の水が、タンク往路30、及び、タンク復路32に流れ込み、第1循環路内の水が混合され、第1循環路内の温度が均一化される。上述のように、タンク40内の水量が、第1循環路からタンク40を除いた構成が有する水量よりも多いため、タンク往路30、及び、タンク復路32内の水が高温になる。このため、S60でYESと判断される可能性が高くなり、循環ポンプ20を早期に停止させることができるともに、HP熱源18を駆動させる必要がない。従って、HP熱源18の駆動回数や循環ポンプ20の駆動時間を低減することができる。一方、第1凍結防止運転が開始される時点において、タンク40内に低温の水が貯留されている場合、第1循環路内の水が混合され、第1循環路内の温度が均一化されても、タンク往路30、及び、タンク復路32内の水が高温にならない。この場合、S60でNOと判断され、HP熱源18が駆動される(S70)。HP熱源18が駆動されると、タンク40内に高温の水が貯留される。そして、その後に、S40、S42、S50でYESと判断される場合、タンク40内には高温の水が貯留されている可能性が高い。このような状況において、循環ポンプ20が駆動されると(S52)、タンク40内の高温の水が、タンク往路30、及び、タンク復路32に流れ込み、第1循環路内の水が混合され、第1循環路内の温度が均一化され、タンク往路30、及び、タンク復路32内の水が高温になるため、S60でYESと判断される可能性が高くなり、循環ポンプ20を早期に停止させることができるともに、HP熱源18を駆動させる必要がない。従って、HP熱源18の駆動回数や循環ポンプ20の駆動時間を低減することができる。
また、コントローラは、現在時刻が沸上許可時間帯ATである場合(図4のS10でNO)に、第2凍結防止運転を実行する(図5のS92~S102)。沸上許可時間帯ATは、タンク40内の水が給湯箇所に供給される可能性が高い時間帯である。第2凍結防止運転が実行されることによって、タンク40内に形成される水の温度成層が崩れたり、タンク40内の水の温度が低くなることが抑制される。従って、タンク40内の水の給湯箇所への供給に及ぼす影響を低減することができる。特に、本実施例の給湯システム2のように、バーナ100が設けられている構成の場合、コントローラは、タンク40内の水の温度が低い場合、バーナ100を駆動させる燃焼給湯運転を実行し、給湯設定温度TSの水を給湯箇所に供給する。一般的に、バーナ100の熱効率は、HP熱源18の熱効率よりも低い。このため、バーナ100を駆動させることで、給湯システム2の熱効率が低下してしまう。タンク40内に高温の水が貯留されている状態において、第1凍結防止運転が実行されると、タンク40内の水の温度が低下するため、コントローラは、燃焼給湯運転を実行するようになる。これが、第1凍結防止運転がタンク40内の水の給湯箇所への供給に与える影響の一例である。本実施例では、沸上許可時間帯ATに第2凍結防止運転が実行されることで、バーナ100の駆動回数を抑制することができる。従って、給湯システム2の熱効率が低下することを防止することができる。
また、給湯システム2のコントローラは、ユーザが在宅していない場合(図4のS20でNO)に、第1凍結防止運転を実行する(図5のS52~S72)。ユーザが在宅していない場合、タンク40内の水が給湯箇所に供給される可能性が低い。このため、ユーザが在宅していない状況において、タンク40内の水を利用した第1凍結防止運転が実行され、タンク40内の水の温度が低くなったとしても、タンク40内の水が給湯箇所に供給される可能性が低いため、タンク40内の水の給湯箇所への供給に及ぼす影響は少ない。本実施例では、貯留される水量が多いタンク40を介した第1凍結防止運転が実行されることで、凍結防止運転における熱源18の駆動回数や循環ポンプ20の駆動時間を低減することができる。従って、給湯システム2の耐久性を向上させることができる。また、コントローラは、ユーザが在宅している場合(S20でYES)に、第2凍結防止運転を実行する(図5のS92~S102)。ユーザが在宅している場合、タンク40内の水が給湯箇所に供給される可能性が高い。第2凍結防止運転が実行されることによって、タンク40内に形成される水の温度成層が崩れたり、タンク40内の水の温度が低くなることが抑制される。従って、ユーザが在宅している状況において、タンク40内の水の給湯箇所への供給に及ぼす影響を低減することができる。本実施例では、特に、バーナ100の駆動回数を抑制することができ、給湯システム2の熱効率が低下することを防止することができる。
また、給湯システム2のコントローラは、第2凍結防止運転において、HP熱源18を駆動させない。第2循環路(即ち、循環バイパス経路34、タンク往路30、凝縮器12、及び、タンク復路32)は、タンク40よりも断熱性能が低く、第2循環路が有する水量はタンク40内に貯留される水量よりも少ないため、第2循環路内の水の温度は、タンク40内の水の温度よりも低下しやすい。このため、仮に、第2凍結防止運転においてHP熱源18を駆動させ、第2循環路内の水が高温になったとしても、第2循環路内の水の温度が、タンク40内の水の温度より低下しやすいために、再度実行される第2凍結防止運転においても、HP熱源18が再度駆動される可能性が高い。このように、第2凍結防止運転においてHP熱源18を駆動させる構成の場合、凍結防止運転におけるHP熱源18の駆動回数が多くなる。上記の構成によると、凍結防止運転におけるHP熱源18の駆動回数を少なくすることができ、給湯システム2のHP熱源18の耐久性を向上させることができる。
(対応関係)
給湯システム2が、「貯湯システム」の一例である。HP熱源18が、「加熱装置」の一例である。循環バイパス経路34が、「バイパス路」の一例である。コントローラが、「制御装置」の一例である。給湯箇所が、「温水利用箇所」の一例である。リモコン132が、「ユーザ検知部」の一例である。
(第2実施例)
本実施例は、図4の凍結防止準備処理のS10で実行される処理が、第1実施例の場合と異なる。本実施例のコントローラは、S10において、タンク40内の上部サーミスタ48a(「温度検知部」の一例)によって検出されるタンク水温TTが判定温度未満であるのか否かを判断する。コントローラは、タンク水温TTが判定温度(例えば、35℃)未満である場合に、S10でYESと判断し、処理はS12に進む。一方、コントローラは、タンク水温TTが判定温度以上である場合に、S10でNOと判断し、処理はS20に進む。なお、変形例では、タンク水温TTは、上部サーミスタ48a、中間部サーミスタ48b、及び、下部サーミスタ48cで検出される水の温度の平均値、中間部サーミスタ48bで検出される水の温度、又は、下部サーミスタ48cで検出される水の温度であってもよい。
第1凍結防止運転(図5の52~S72)が実行されることで、タンク水温TTが低下する。タンク水温TTが判定温度未満である状態で実行される第1凍結防止運転後のタンク水温TTは、タンク水温TTが判定温度以上である状態で実行される第1凍結防止運転後のタンク水温TTよりも、低下しにくい。このため、タンク水温TTが判定温度以上である状況において第1凍結防止運転が実行される場合と比較して、タンク水温TTが判定温度未満である状況において第1凍結防止運転が実行されても、タンク内の水の給湯箇所への供給に及ぼす影響は小さい。上記の構成によると、給湯システム2のコントローラは、タンク水温TTが判定温度未満である場合(図4のS10でYES)に、第1凍結防止運転を実行する(図5のS52~S72)。本実施例では、貯留される水量が多いタンク40を介した第1凍結防止運転が実行されることで第1凍結防止運転が実行されることで、凍結防止運転におけるHP熱源18の駆動回数や循環ポンプ20のポンプ駆動時間を低減することができる。従って、給湯システム2の耐久性を向上させることができる。
一方、タンク水温TTが判定温度未満である状況において第1凍結防止運転が実行される場合と比較して、タンク水温TTが判定温度以上である状況において第1凍結防止運転が実行される場合のタンク40内の水の給湯箇所への供給に及ぼす影響は大きい。上記の構成によると、コントローラは、タンク水温TTが判定温度以上である場合(図4のS10でNO)に、第2凍結防止運転を実行する(図5のS92~S102)。第2凍結防止運転が実行されることによって、タンク40内に形成される水の温度成層が崩れたり、タンク水温TTが低くなることが抑制される。従って、タンク40内の水の給湯箇所への供給に及ぼす影響を低減することができる。本実施例では、特に、バーナ100が駆動される回数を抑制することができ、給湯システム2の熱効率が低下することを防止することができる。
以上、各実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(第1変形例)給湯システム2のコントローラは、S102の後に、ポンプ駆動時間が第5所定時間を経過するのか否かを判断してもよい。そして、コントローラは、ポンプ駆動時間が第5所定時間を経過する場合に、S70及びS72と同様の処理を実行してもよい。本変形例では、凍結防止運転におけるポンプ駆動時間を低減することができ、給湯システム2の循環ポンプ20の耐久性を向上させることができる。
(第2変形例)給湯システム2は、バーナユニット8を有していなくてもよい。本変形の給湯システム2では、タンク40内の水が低温である場合、給湯設定温度TSの水を給湯箇所に供給することができない。本変形例では、現在時刻が沸上許可時間帯ATである場合、タンク水温TTが判定温度以上である場合、又は、ユーザが在宅している場合に、第2凍結防止運転が実行されることで、タンク40内に形成される水の温度成層が崩れたり、タンク40内の水の温度が低くなることが抑制され、給湯設定温度TSの水を給湯箇所に供給することができる。即ち、タンク40内の水の給湯箇所への供給に及ぼす影響を低減することができる。
(第3変形例)「加熱装置」は、HP熱源18に限定されず、電気ヒータ、ガス熱源機などであってもよい。
(第4変形例)暖房システムが、「貯湯システム」の一例であってもよい。本変形例では、床暖房や浴室暖房機などの温水を利用する暖房端末が、「温水利用箇所」の一例である。
(第5変形例)図4のS10を省略可能である。第1実施例の変形例では、給湯システム2のコントローラは、沸上禁止時間帯PT、及び、沸上許可時間帯ATを特定しなくてもよい。
(第6変形例)図4のS20を省略可能である。
(第7変形例)コントローラは、人感センサ等のセンサを利用して、ユーザが在宅しているのか否かを判断してもよい。本変形例では、人感センサが、「ユーザ検知部」の一例である。また、コントローラは、給湯運転が実行されない時間が第6所定時間(例えば、24時間)を経過しているのか否かに基づいて、ユーザが在宅しているのか否かを判断してもよい。本変形例では、「コントローラ」が、「ユーザ検知部」の一例である。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :給湯システム
4 :HPユニット
6 :タンクユニット
8 :バーナユニット
10 :圧縮機
12 :凝縮器
14 :膨張弁
16 :蒸発器
18 :HP熱源
20 :循環ポンプ
22 :往きサーミスタ
24 :戻りサーミスタ
26 :外気温度サーミスタ
28 :HPコントローラ
30 :タンク往路
32 :タンク復路
34 :循環バイパス経路
40 :タンク
42 :混合弁
44 :バイパス制御弁
46 :切替弁
48a :上部サーミスタ
48b :中間部サーミスタ
48c :下部サーミスタ
50 :給水経路
52 :減圧弁
54 :入水サーミスタ
56 :タンク給水経路
58 :タンクバイパス経路
60 :逆止弁
62 :逆止弁
64 :水側水量センサ
66 :タンク出湯経路
68 :逆止弁
70 :湯側水量センサ
72 :第1給湯経路
74 :混合サーミスタ
76 :第2給湯経路
78 :給湯出口サーミスタ
80 :逆止弁
82 :給湯バイパス経路
84 :タンクコントローラ
86 :不揮発性メモリ
100 :バーナ
102 :熱交換器
104 :バイパスサーボ
106 :水量サーボ
108 :湯はり弁
110 :バーナ往路
112 :バーナ復路
114 :水量センサ
116 :バーナバイパス経路
118 :バーナ給湯サーミスタ
120 :湯はり経路
130 :バーナコントローラ
132 :リモコン

Claims (2)

  1. 水を加熱する加熱装置と、
    水を貯留するタンクと、
    前記タンクから前記加熱装置に水を送るタンク往路と、
    前記加熱装置から前記タンクに水を送るタンク復路と、
    前記タンク復路から分岐して、前記タンクを介さずに前記タンク往路に接続するバイパス路と、
    前記タンク往路又は前記タンク復路に設けられている循環ポンプと、
    前記タンク、前記タンク往路、前記加熱装置、及び、前記タンク復路で構成される第1循環路と、
    前記バイパス路、前記タンク往路、前記加熱装置、及び、前記タンク復路で構成される第2循環路と、
    水が前記第1循環路を循環する第1切替状態と、水が前記第2循環路を循環する第2切替状態と、を切替える切替弁と、
    制御装置と、を備え、
    前記タンクに貯留されている水は、温水利用箇所に供給されるように構成されており、
    前記制御装置は、
    前記切替弁を前記第1切替状態として、前記循環ポンプを駆動させ、水の凍結を防止する第1凍結防止運転と、
    前記切替弁を前記第2切替状態として、前記循環ポンプを駆動させ、水の凍結を防止する第2凍結防止運転と、
    を実行可能に構成されており、
    前記制御装置は、
    前記切替弁を前記第1切替状態として、前記加熱装置及び前記循環ポンプを駆動させ、前記加熱装置によって加熱された水を前記タンクに貯留する沸上運転を実行可能に構成されており、
    過去の所定期間におけるユーザの水の使用量の実績に基づいて、前記沸上運転の実行を許可する沸上許可時間帯と、前記沸上運転の実行を禁止する沸上禁止時間帯と、を決定するように構成されており、
    前記制御装置は、
    現在時刻が前記沸上禁止時間帯である場合に、前記第1凍結防止運転を実行し、
    前記現在時刻が前記沸上許可時間帯である場合に、前記第2凍結防止運転を実行する、貯湯システム。
  2. 前記貯湯システムは、さらに、
    前記ユーザが在宅しているのか否かを検知するユーザ検知部を備え、
    前記制御装置は、
    前記ユーザが在宅していない場合に、前記第1凍結防止運転を実行し、
    前記ユーザが在宅している場合に、前記第2凍結防止運転を実行する、請求項1に記載の貯湯システム。
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