JP2018017040A - 屋外構造ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
図3は、後屋根体28−Bを示す側面断面図である。図4は、図3のA−A線断面の一部を示す図である。後屋根体28−Bは、図3、図4に示すように、補助桁フレーム38−B上に配置され、門型フレーム40から建物12の外壁14側に向かって延びるように設けられる。後屋根体28−Bは、複数の垂木44と、複数の屋根パネル46と、複数の垂木カバー48と、パネル受け材50と、屋根枠材52と、を備える。
図5に示すように、屋外構造物22の第1構造物側対向部58が初期位置にあるとき、第1シール体66の後側シール部66bは、第1構造物側対向部58となる屋根枠材52の上面部に接触する。ここでの「初期位置」とは、構築済みの屋外構造ユニット10において、対象となる部材を配置すべき位置として予め定めたものをいう。このとき、第1シール体66は、第1構造物側対向部58と第1建物側対向部60との間を基部66aと後側シール部66bとにより塞ぐことによって、これらの間をシールしている。
図9は、図1のB−B線断面の一部を示す図である。図1、図9に示すように、屋外構造物22の後側壁部32は、複数の壁パネル76と、複数の壁パネル76が内側に収められる外枠体78とを有する。本実施形態の壁パネル76は、透光性のあるガラスパネルである。外枠体78は、横枠80と縦枠82とにより枠組みされ、壁パネル76は、複数の縦枠82と複数の横枠80とに囲まれた箇所に収められる。
第2シール構造24−Bは、第2構造物側対向部90と、第2建物側対向部92と、第2シール体94とを有する。第2構造物側対向部90は、第1構造物側対向部58と同様、屋外構造物22の一部に設けられ、その屋外構造物22の一部と一体に移動可能である。本実施形態の第2構造物側対向部90は、建物12の外壁14と前後方向Xに突き合わせられる後縦枠82−Aの第2突き合わせ部88により構成される。
後縦枠82−Aは、前述のパネル収容溝84が形成される内枠部材110と、内枠部材110の外周側に配置されるとともに内枠部材110に固定される外枠部材112とを有する(図1も参照)。後縦枠82−Aは、内枠部材110と外枠部材112とにより囲まれた内部空間が形成された中空構造をもつ。
この態様によれば、第1建物側対向部に対して第1構造物側対向部が建物の外壁から離間する方向に変位したとき、第1構造物側対向部と第1建物側対向部のうちの他方に第1シール体を接触させた状態を維持できる。この結果、第1建物側対向部に対する第1構造物側対向部の変位の前後で、第1構造物側対向部と第1建物側対向部との間の第1シール体によるシール状態を保持可能になる。
この態様によれば、第1構造物側対向部の下方への変位の前後で、第1構造物側対向部と第1建物側対向部との間を第1シール体により塞いだ状態を保持でき、これらの間の第1シール体によるシール状態を保持可能になる。
この態様によれば、第1建物側対向部に対する第1構造物側対向部の相対変位の前後で、第1構造物側対向部と第1建物側対向部との間の第1シール体によるシール状態を保持し易くなる。
この態様によれば、第1構造物側対向部と第1建物側対向部との間の第1シール体によるシール状態を保持し易くするうえで、シール部の固定端から自由端までの寸法を長くしつつ、これらの間でシール部が占める上下方向でのスペースを小さくできる。
この態様によれば、ガイド部材によって可動部材の上下方向での動きをガイドしつつ、建物の外壁とガイド部材との間への水の入り込みを水切り部により防止できる。
この態様によれば、第2構造物側対向部が第2建物側対向部から離間する方向に変位したときでも、弾性材が第1水平方向に弾性的に縮み変形した状態にあれば、第2シール体によるシール状態を保持可能になる。
この態様によれば、未硬化状態の硬化性シール材をシール溝内に吹き付けることで、第1硬質材の定位置にシール材を安定して取り付け易くなる。
この態様によれば、弾性材を第2構造物側対向部に直接に取り付けるより、簡易かつ安定して第2シール体を第2構造物側対向部に取り付け可能となる。
この態様によれば、屋外空間又は屋根下空間の何れかからシール体を見たとき、屋外構造物の覆い部によってシール体が見え難くなり、良好な意匠性を得られる。
建物の外壁に屋外構造物と干渉し得る凸部がある場合を考える。この場合に、この態様によれば、縦枠の外枠部材を切り欠くことで、建物の外壁の凸部との干渉を避けられる。よって、縦枠の一部を切り欠く必要がある場合に、縦枠の内枠部材を切り欠かずに外枠部材を切り欠くことで、壁パネルの端辺部を収めた内枠部材に漏気箇所となり得る継ぎ目が生じるのを防止できる。
Claims (11)
- 建物の外壁に対して屋外側に配置される屋外構造物と、
前記屋外構造物の一部に設けられる構造物側対向部と、前記建物の一部に設けられるとともに前記構造物側対向部と対向する建物側対向部と、前記建物側対向部と前記構造物側対向部との間をシールするシール体とを有するシール構造と、を備え、
前記シール構造は、前記構造物側対向部が前記外壁から離間する方向に変位したとき、前記シール体によるシール状態を保持可能に構成されることを特徴とする屋外構造ユニット。 - 前記シール構造は、前記構造物側対向部、前記建物側対向部及び前記シール体として、第1構造物側対向部、第1建物側対向部及び第1シール体を有する第1シール構造を含み、
前記第1構造物側対向部と前記第1建物側対向部とは上下方向に対向し、
前記第1シール体は、前記第1構造物側対向部と前記第1建物側対向部のうちの一方に取り付けられ、前記第1構造物側対向部と前記第1建物側対向部のうちの他方に接触する請求項1に記載の屋外構造ユニット。 - 前記第1シール構造は、前記第1構造物側対向部が下方に変位したとき、前記第1建物側対向部が下方に変位可能に構成される請求項2に記載の屋外構造ユニット。
- 前記第1シール体は、弾性的に変形した状態で設けられるシール部を有し、
前記シール部は、前記第1建物側対向部に対して前記第1構造物側対向部が上下方向に相対変位したとき、その変位に追従して復元することで、前記第1構造物側対向部と前記第1建物側対向部とのうちの他方に接触可能に構成される請求項2又は3に記載の屋外構造ユニット。 - 前記シール部は、ヒレ状をなしており、弾性的に撓み変形した状態で設けられる請求項4に記載の屋外構造ユニット。
- 前記第1シール構造は、
前記外壁から突き出るように設けられるとともに前記第1建物側対向部が設けられる突出壁部と、前記突出壁部の前記外壁側の端部から上向きに延びる上壁部と、を有し、前記外壁に対して移動可能に設けられる可動部材と、
前記上壁部を挟んで前記外壁とは反対側に一部が配置され、前記可動部材の上下方向での動きをガイド可能なガイド部材と、を有し、
前記ガイド部材は、前記外壁を流下する水を前記外壁から離間する方向に誘導するための水切り部を有する請求項2から5のいずれかに記載の屋外構造ユニット。 - 前記シール構造は、前記構造物側対向部、前記建物側対向部及び前記シール体として第2構造物側対向部、第2建物側対向部及び第2シール体を有する第2シール構造を含み、
前記第2構造物側対向部と前記第2建物側対向部とは、前記外壁に対して近接及び離間する第1水平方向に対向し、
前記第2シール体は、前記第1水平方向に弾性的に縮み変形した状態で、前記第2構造物側対向部と前記第2建物側対向部との間に配置される弾性材を有する請求項1から6のいずれかに記載の屋外構造ユニット。 - 前記第2シール体は、
前記第2建物側対向部と接触するシール材と、
前記シール材と前記弾性材との間に配置される第1硬質材を有し、
前記第1硬質材には、前記シール材の一部を収めるシール溝が形成される請求項7に記載の屋外構造ユニット。 - 前記第2シール体は、前記第2構造物側対向部と前記弾性材との間に配置され、前記第2構造物側対向部の一部との嵌め合いにより前記第2構造物側対向部に取り付けられる第2硬質材を有する請求項7又は8に記載の屋外構造ユニット。
- 前記屋外構造物は、前記外壁に対して突き合わせられる突き合わせ部を有し、
前記シール体は、前記突き合わせ部と前記外壁との間に配置され、
前記屋外構造物は、前記屋外構造物の周囲の屋外空間側及び前記屋外構造物の屋根下空間側の何れか一方又は両方から前記シール体を覆う覆い部を有する請求項1から9のいずれかに記載の屋外構造ユニット。 - 前記屋外構造物は、屋根体と、前記屋根体の下方の屋根下空間を前記外壁に沿った第2水平方向から覆う側壁部と、を有し、
前記側壁部は、壁パネルと、前記壁パネルが内側に収められる外枠体と、を有し、
前記外枠体は、前記外枠体の前記外壁との突き合わせ箇所に設けられる縦枠を有し、
前記縦枠は、前記壁パネルの端辺部が内側に収められる内枠部材と、前記内枠部材の外周側に配置される外枠部材とを有する請求項1から10のいずれかに記載の屋外構造ユニット。
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