JP2018016817A - 樹脂組成物及びその製造方法 - Google Patents
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前記セルロースナノファイバーが、アミド結合を介して炭化水素基が結合してなるセルロースナノファイバー複合体である樹脂組成物を提供するものである。
更にアルキルイミダゾリン系分散剤を含む樹脂組成物を提供するものである。
(A1)炭化水素基がアミド結合を介して結合してなるセルロースナノファイバー複合体と、熱硬化前の熱硬化性樹脂プレポリマーとを混合して混合物を得、
(A2)前記混合物を所定の形状に成形して成形体を得、
(A3)前記成形体中の前記プレポリマーを熱硬化させる工程を有する樹脂組成物の製造方法を提供するものである。
(B1)セルロースナノファイバーと、熱硬化前の熱硬化性樹脂プレポリマーと、アルキルイミダゾリン系分散剤とを混合して混合物を得、
(B2)前記混合物を所定の形状に成形して成形体を得、
(B3)前記成形体中の前記プレポリマーを熱硬化させる工程を有する樹脂組成物の製造方法を提供するものである。
固形分濃度0.0001質量%のセルロースナノファイバー水分散液を調製し、該分散液を、マイカ(雲母)上に滴下して乾燥したものを観察試料とし、原子間力顕微鏡(NanoNaVi II, SPA400,エスアイアイナノテクノロジー(株)製、プローブは同社製のSI−DF40Alを使用)を用いて、該観察試料中のセルロースナノファイバーの繊維高さを測定する。そして、セルロースナノファイバーが確認できる顕微鏡画像において、セルロースナノファイバーを5本以上抽出し、それらの繊維高さから平均繊維径を算出する。一般に高等植物から調製されるセルロースナノファイバーの最小単位は6本×6本の分子鎖がほぼ正方形の形でパッキングされていることから、原子間力顕微鏡による画像で分析できる高さを繊維の幅と見なすことができる。
乾燥質量0.5gのセルロースナノファイバーを100mlビーカーにとり、イオン交換水を加えて全体で55mlとし、そこに0.01M塩化ナトリウム水溶液5mlを加えて分散液を調製し、セルロースナノファイバーが十分に分散するまで該分散液を攪拌する。この分散液に0.1M塩酸を加えてpHを2.5〜3に調整し、自動滴定装置(AUT−50、東亜ディーケーケー(株)製)を用い、0.05M水酸化ナトリウム水溶液を待ち時間60秒の条件で該分散液に滴下し、1分ごとの電導度及びpHの値を測定する。pH11になるまで測定を続け、電導度曲線を得る。この電導度曲線から、水酸化ナトリウム滴定量を求め、次式により、セルロースナノファイバーのカルボキシル基含有量を算出する。
カルボキシル基含有量(mmol/g)=水酸化ナトリウム滴定量×水酸化ナトリウム水溶液濃度(0.05M)/セルロースナノファイバーの質量(0.5g)
・炭素数1の炭化水素基:メチル基。
・炭素数2〜30の飽和の、直鎖状の炭化水素基:エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基、ドコシル基、オクタコサニル基。
・炭素数2〜30の不飽和の、直鎖状の炭化水素基:オレイル基、ミリストレイル基、パルミトレイル基、リノレイル基、リノレニル基、エイコサニル基。
炭素数2〜30の飽和の、分岐状の炭化水素基:イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、イソペンチル基、t−ペンチル基、イソへキシル基、2−ヘキシル基、ジメチルブチル基、エチルブチル基。
炭化水素基の結合量(mmol/g)=炭化水素基導入前のセルロースナノファイバーのカルボキシル基含有量(mmol/g)−炭化水素基導入後のセルロースナノファイバー複合体のカルボキシル基含有量(mmol/g)
炭化水素基の導入率(%)={セルロースナノファイバー複合体中の炭化水素基の平均結合量(mmol/g)/炭化水素基導入前のセルロースナノファイバーのカルボキシル基含有量(mmol/g)}×100
乾燥質量0.5gのセルロースナノファイバー複合体を100mLビーカーにとり、イオン交換水又はメタノール/水=2/1の混合溶媒を加えて全体で55mLとし、そこに0.01M塩化ナトリウム水溶液5mLを加えて分散液を調製し、セルロースナノファイバー複合体が十分に分散するまで該分散液を攪拌する。この分散液に0.1M塩酸を加えてpHを2.5〜3に調整し、自動滴定装置(東亜ディーケーケー社製、商品名「AUT−50」)を用い、0.05M水酸化ナトリウム水溶液を待ち時間60秒の条件で該分散液に滴下し、1分ごとの電導度及びpHの値を測定し、pH11になるまで測定を続け、電導度曲線を得る。この電導度曲線から、水酸化ナトリウム滴定量を求め、次式により、セルロースナノファイバー複合体のカルボキシル基含有量を算出する。
セルロースナノファイバー複合体のカルボキシル基含有量(mmol/g)=水酸化ナトリウム滴定量(ml)×水酸化ナトリウム水溶液濃度(0.05M)/微細セルロース繊維複合体の質量(0.5g)
(A1)炭化水素基がアミド結合を介して結合してなるセルロースナノファイバー複合体と、熱硬化前の熱硬化性樹脂プレポリマーとを混合して混合物を得る工程。
(A2)前記混合物を所定の形状に成形して成形体を得る工程。
(A3)前記成形体中の前記プレポリマーを熱硬化させる工程。
(B1)セルロースナノファイバーと、熱硬化前の熱硬化性樹脂プレポリマーと、アルキルイミダゾリン系分散剤とを混合して混合物を得る工程。
(B2)前記混合物を所定の形状に成形して成形体を得る工程。
(B3)前記成形体中の該前記プレポリマーを熱硬化させる工程。
<1>
セルロースナノファイバーと熱硬化性樹脂とを含有する樹脂組成物であって、
前記セルロースナノファイバーが、アミド結合を介して炭化水素基が結合してなるセルロースナノファイバー複合体である樹脂組成物。
セルロースナノファイバーと熱硬化性樹脂とを含有する樹脂組成物であって、
更にアルキルイミダゾリン系分散剤を含む樹脂組成物。
前記セルロースナノファイバー複合体の含有量が1質量%以上50質量%以下である<1>に記載の樹脂組成物。
<4>
前記セルロースナノファイバー複合体の含有量は1質量%以上、特に1.2質量%以上、とりわけ1.5質量%以上であることが好ましく、また50質量%以下、特に20質量%以下、とりわけ10質量%以下であることが好ましい。例えばセルロースナノファイバー複合体の含有量は1質量%以上50質量%以下であることが好ましく、1.2質量%以上20質量%以下であることが更に好ましく、1.5質量%以上10質量%以下であることが一層好ましい<1>に記載の樹脂組成物。
<5>
前記炭化水素基は、炭素数1の炭化水素基であるか、又は炭素数2以上30以下の飽和若しくは不飽和の直鎖状若しくは分岐状の炭化水素基である<1>又は<3>に記載の樹脂組成物。
<6>
前記炭化水素基の炭素数は、1以上、特に3以上、とりわけ10以上であることが好ましく、また30以下、特に20以下、とりわけ18以下であることが好ましい。例えば1以上30以下であることが好ましく、3以上20以下であることが好ましく、10以上18以下であることが一層好ましい<5>に記載の樹脂組成物。
<7>
前記アルキルイミダゾリン系分散剤の含有量が、前記セルロースナノファイバーに対して10質量%以上500質量%以下である<2>に記載の樹脂組成物。
前記熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂である<1>ないし<7>のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
<9>
<1>に記載の樹脂組成物の製造方法であって、
(A1)炭化水素基がアミド結合を介して結合してなるセルロースナノファイバー複合体と、熱硬化前の熱硬化性樹脂プレポリマーとを混合して混合物を得、
(A2)前記混合物を所定の形状に成形して成形体を得、
(A3)前記成形体中の前記プレポリマーを熱硬化させる工程を有する樹脂組成物の製造方法。
<10>
<2>に記載の樹脂組成物の製造方法であって、
(B1)セルロースナノファイバーと、熱硬化前の熱硬化性樹脂プレポリマーと、アルキルイミダゾリン系分散剤とを混合して混合物を得、
(B2)前記混合物を所定の形状に成形して成形体を得、
(B3)前記成形体中の前記プレポリマーを熱硬化させる工程を有する樹脂組成物の製造方法。
<11>
(A1)工程におけるセルロースナノファイバー複合体が揮発性溶媒を含んだ凝集体であるか、又は(B1)工程におけるセルロースナノファイバーが揮発性溶媒を含んだ凝集体であり、
(A3)工程又は(B3)工程の前に前記揮発性溶媒を除去する工程を更に有する<9>又は<10>に記載の樹脂組成物の製造方法。
(1)セルロースナノファイバー複合体及び該複合体を含む凝集体の製造
針葉樹の漂白クラフトパルプ(製造会社:フレッチャー チャレンジ カナダ、商品名「Machenzie」、CSF650ml)を天然セルロース繊維として用いた。TEMPOとしては、市販品(製造会社:ALDRICH、Free radical、98%)を用いた。次亜塩素酸ナトリウムとしては、市販品(製造会社:和光純薬工業(株))を用いた。臭化ナトリウムとしては、市販品(製造会社:和光純薬工業(株))を用いた。まず、針葉樹の漂白クラフトパルプ繊維100gを9900gのイオン交換水で十分に攪拌した後、パルプ質量100gに対し、TEMPO1.25%、臭化ナトリウム12.5%、次亜塩素酸ナトリウム28.4%をこの順で添加した。pHスタットを用い、0.5M水酸化ナトリウムを滴下してpHを10.5に保持し、酸化反応を行った。酸化を120分行った後に滴下を停止し、カルボキシル基含有セルロース繊維を得た。イオン交換水を用いてカルボキシル基含有セルロース繊維を十分に洗浄し、次いで脱水処理を行った。その後、得られたカルボキシル基含有セルロース繊維100gをイオン交換水9900gに分散させ、高圧ホモジナイザー(HJP−25005、(株)スギノマシン製)を用いて、吐出圧力245MPaの条件で2回処理を行った。その操作によって繊維の微細化処理を行い、セルロースナノファイバーの分散液を得た。分散液の固形分濃度は1.0%であった。このセルロースナノファイバーの平均繊維径は3.3nmであり、カルボキシル基含有量は1.2mmol/gであった。
(1)で得られたセルロースナノファイバー複合体の凝集体(固形分質量0.48g)と、ビスフェノールA型プレポリマー(DIC(株)の850−CRP)30gとを攪拌機(自転・公転真空ミキサー ARV−310、(株)シンキー製、回転数2000rpm、時間2分)を用いて混合して混合物を得た。この混合物を50mmHgの減圧下に1日間静置して、混合物からアセトンを揮発除去した。アセトンが除去された後、混合物中にプレポリマーの硬化剤であるトリエチレンテトラミンを添加し、再度攪拌機(自転・公転真空ミキサー ARV−310、(株)シンキー、回転数2000rpm、圧力0.3kPa、時間2分)を用いて混合した。添加量はプレポリマーに対して10%とした。
(2)で得られた混合物を熱プレスによる予備加熱で半硬化処理した。厚み0.45mm、内径10cm角の金属製枠をステンレス製の金属板に挟み、該金属枠中に前記混合物を注入することで熱プレスを行った。熱プレスの条件は、温度70℃、圧力0.1MPa、時間30分とした。この熱プレスによってフィルム状の成形体を得た。
(3)で得られたフィルム状の成形体を恒温槽中で130℃で5時間にわたり加熱して、プレポリマーの硬化を行った。これによって、厚さ0.45mmのフィルムからなる熱硬化性樹脂組成物を得た。
本実施例においては、セルロースナノファイバー複合体として、オクチル基がアミド基を介して結合したものを製造した。すなわち、実施例1においてオクタデシルアミンをオクチルアミン8.4g(セルロースナノファイバーのカルボキシル基1molに対してアミン基2molに相当)に代えた。これ以外は実施例1と同様にして熱硬化性樹脂組成物を得た。
本実施例においては、実施例1における(2)の工程でのセルロースナノファイバー複合体の配合量を、以下の表1に示す値とした。これ以外は実施例1と同様にして熱硬化性樹脂組成物を得た。
実施例1におけるセルロースナノファイバー複合体を、イソプロパノールと混合し、固形分濃度0.5質量%のセルロースナノファイバー複合体分散液を得た。次いで前記セルロースナノファイバー複合体分散液200g(固形分1.0g)とエポキシ樹脂プレポリマー(PCE―750ペルノックス、(株)製)4.0gを混合した。該混合液をポリスチレン製シャーレに注ぎ、23℃、50%RH環境で5日間静置することで、イソプロパノールを揮発させ、セルロースナノファイバー複合体とプレポリマーの複合体を得た。該複合体を実施例1と同様に熱プレス、硬化を行うことで、熱硬化性樹脂組成物を得た。
実施例2におけるセルロースナノファイバー複合体を、イオン交換水と混合し、固形分0.5質量%のセルロースナノファイバー複合体分散液を得た。次いでこのセルロースナノファイバー複合体分散液200g(固形分1.0g)とエポキシ樹脂プレポリマー(PCE―750、ペルノックス(株))4.0gを混合した。該混合液をポリスチレン製シャーレに注ぎ、23℃、50%RH環境で5日間静置することで、イオン交換水を揮発させ、セルロースナノファイバー複合体とプレポリマーの複合体を得た。該複合体を実施例2と同様に熱プレス、硬化を行うことで、熱硬化性樹脂組成物を得た。
本実施例においては、実施例1におけるセルロースナノファイバー複合体の凝集体を用いる代わりに、該セルロースナノファイバー複合体の凝集体を製造する過程で得られたセルロースナノファイバーの凝集体を用いた。このセルロースナノファイバーの凝集体の配合量は、表1に示すとおりとした。また、アルキルイミダゾリン系分散剤として、ホモゲノールL−95(花王(株)製)を、同表に示す配合量で用いた。これら以外は実施例1と同様にして熱硬化性樹脂組成物を得た。
本比較例は、実施例1において、セルロースナノファイバー複合体の凝集体を用いなかった例である。これ以外は実施例1と同様にして熱硬化性樹脂を得た。
本比較例は、実施例6において、アルキルイミダゾリン系分散剤を用いなかった例である。これ以外は実施例1と同様にして熱硬化性樹脂組成物を得た。
本比較例は実施例4において、セルロースナノファイバー複合体の凝集体を用いなかった例である。これ以外は実施例4と同様にして熱硬化性樹脂を得た。
各実施例及び各比較例で得られた樹脂組成物及び樹脂について、以下に述べる方法で線熱膨張係数を測定した。その結果を以下の表1に示す。また樹脂組成物について、各材料の配合量から、それに含まれるセルロースナノファイバー又はセルロースナノファイバー複合体又はセルロースナノファイバーの割合を導き、これらの結果を以下の表1に示す。
線熱膨張係数は熱機械的分析装置TMA/SS6100(セイコーインスツルメンツ(株))の引張モードを用いて測定した。0℃から300℃まで昇温速度5℃/分、荷重7mN、窒素雰囲気下で昇温し、20℃から200℃までのサンプル伸びから線熱膨張係数を算出した。
Claims (9)
- セルロースナノファイバーと熱硬化性樹脂とを含有する樹脂組成物であって、
前記セルロースナノファイバーが、アミド結合を介して炭化水素基が結合してなるセルロースナノファイバー複合体である樹脂組成物。 - セルロースナノファイバーと熱硬化性樹脂とを含有する樹脂組成物であって、
更にアルキルイミダゾリン系分散剤を含む樹脂組成物。 - 前記セルロースナノファイバー複合体の含有量が1質量%以上50質量%以下である請求項1に記載の樹脂組成物。
- 前記炭化水素基は、炭素数1の炭化水素基であるか、又は炭素数2以上30以下の飽和若しくは不飽和の直鎖状若しくは分岐状の炭化水素基である請求項1又は3に記載の樹脂組成物。
- 前記アルキルイミダゾリン系分散剤の含有量が、前記セルロースナノファイバーに対して10質量%以上500質量%以下である請求項2に記載の樹脂組成物。
- 前記熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂である請求項1ないし5のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
- 請求項1に記載の樹脂組成物の製造方法であって、
(A1)炭化水素基がアミド結合を介して結合してなるセルロースナノファイバー複合体と、熱硬化前の熱硬化性樹脂プレポリマーとを混合して混合物を得、
(A2)前記混合物を所定の形状に成形して成形体を得、
(A3)前記成形体中の前記プレポリマーを熱硬化させる工程を有する樹脂組成物の製造方法。 - 請求項2に記載の樹脂組成物の製造方法であって、
(B1)セルロースナノファイバーと、熱硬化前の熱硬化性樹脂プレポリマーと、アルキルイミダゾリン系分散剤とを混合して混合物を得、
(B2)前記混合物を所定の形状に成形して成形体を得、
(B3)前記成形体中の前記プレポリマーを熱硬化させる工程を有する樹脂組成物の製造方法。 - (A1)工程におけるセルロースナノファイバー複合体が揮発性溶媒を含んだ凝集体であるか、又は(B1)工程におけるセルロースナノファイバーが揮発性溶媒を含んだ凝集体であり、
(A3)工程又は(B3)工程の前に前記揮発性溶媒を除去する工程を更に有する請求項7又は8に記載の樹脂組成物の製造方法。
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