JP2018016557A - 関節の柔軟性向上剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】肩関節、膝関節又は腰椎椎間関節などの関節の柔軟性の向上に有用な医薬品、医薬部外品又は食品、或いはこれらに配合可能な素材又は製剤の提供。【解決手段】乳脂肪球皮膜が、リン脂質を5〜100質量%含有し、又はスフィンゴミエリンを1〜50質量%含有する、乳脂肪球皮膜を有効成分とする関節の柔軟性向上剤で、更にグルコサミン又はその塩を有効成分(例えば10〜20000mg)として含有してもよいもので、剤型が経口投与用の固形製剤である関節の柔軟性向上剤。【選択図】なし

Description

本発明は、関節の柔軟性向上剤に関する。
ヒトが日常生活活動やスポーツ活動を不自由なく行なえるのは関節を柔軟に動かせるからである。柔軟性は筋肉と腱が伸びる能力のことで、関節の動かせる範囲(関節可動域)と関節可動域内での動きの滑らかさで構成されている。関節可動域が広く、関節可動域内でしなやかに、滑らかに動かせることが柔軟性の良好な状態である。関節の柔軟性は、全ての身体活動の基本的要素とされる。
そのため、関節の柔軟性の低下、さらなる悪化はとくに高齢者にとって歩行動作や階段昇降といった日常生活の動作を行う上で支障をきたすことに繋がり、生活の質(QOL)の低下、ひいては要支援・要介護状態を招きかねない。
関節は屈曲(前屈)−伸展(後屈)、内転−外転、内旋−外旋、水平屈曲(水平内転)−水平伸展(水平外転)等の自由度をもち、この関節の各自由度に関する可動角度範囲、つまり関節可動域は関節毎に生理的な参考値が定められている(非特許文献1)。また、特に関節可動域は加齢に伴って低下することが認められる。その原因としては、筋収縮の影響、関節周囲軟部組織の退行性変化等が考えられている。そこで、従来は、主にリハビリテーションの観点から、関節可動域の維持・拡大を図り、柔軟性を向上させる関節可動域訓練等の運動療法が行われている。しかしながら、運動療法を実施するには医師やその他の医療関係者の指導が必要であり、関節可動域内での動きの滑らかさを含めた関節の柔軟性をより簡便な方法で高める方法が望まれている。
また、関節の可動域を制限する因子には関節の痛みもあるが、痛みを軽減しても関節まわりの柔軟性は向上しないため根本的な解決とは成り得ない。さらに、筋力や持久力の増大により向上する運動機能や、動作のすばやさ(瞬発力)と正確さ(調整力)を含む能力である敏捷性といった運動調整機能を向上させても、関節の柔軟性を高めることはできない。
一方、乳脂肪球皮膜(Milk−fat Globule Membrane:MFGM)は、乳腺より分泌される乳脂肪球を被覆している膜成分で、バターミルクやバターセーラム等の乳複合脂質高含有画分に多く含まれることが知られている(非特許文献2)。乳脂肪球皮膜は、脂肪を乳汁中に分散させる機能を有するのみならず、マウスにおける運動機能向上作用や筋力向上作用等の生理機能を有することが報告されている(特許文献1)。
しかしながら、乳脂肪球皮膜が関節の柔軟性へ与える影響に関しては報告がない。
特開2010−59155号公報
日本リハビリテーション医学会、日本整形外科学会、「関節可動域表示ならびに測定法」、1974年 三浦晋、FOOD STYLE21、2009年
本発明は、関節の柔軟性の向上に有用な医薬品、医薬部外品又は食品、或いはこれらに配合可能な素材又は製剤を提供することに関する。
本発明者は、上記課題に鑑み鋭意検討したところ、乳脂肪球皮膜の摂取によって関節を動かせる範囲が広がり、且つ、動かしやすくなり、乳脂肪球皮膜が関節の柔軟性の向上に有用であることを見出した。
すなわち、本発明は、(A)乳脂肪球皮膜を有効成分とする関節の柔軟性向上剤を提供するものである。
また、本発明は、(A)乳脂肪球皮膜を有効成分とする関節の柔軟性向上用食品を提供するものである。
本発明によれば、膝関節や肩関節、腰椎椎間関節といった身体活動に必要な関節の柔軟性が向上し、関節を使う日常生活動作等をより円滑に行うことが可能となる。
膝関節の柔軟性のVAS評価の結果を示すグラフ。 腰椎椎間関節の柔軟性のVAS評価の結果を示すグラフ。 肩関節の柔軟性のVAS評価の結果を示すグラフ。 膝痛未改善者の膝関節の柔軟性のVAS評価の結果を示すグラフ。 腰痛未改善者の腰椎椎間関節の柔軟性のVAS評価の結果を示すグラフ。 肩痛未改善者の肩関節の柔軟性のVAS評価の結果を示すグラフ。
本発明で用いられる(A)乳脂肪球皮膜は、乳脂肪球を被覆している膜、及び膜を構成する成分の混合物と定義される。乳脂肪球皮膜は、食経験が豊富で安全性が高い。
乳脂肪球皮膜は、一般的に、乾燥重量の約半分が脂質で構成され、当該脂質としては、トリグリセライドやリン脂質、スフィンゴ糖脂質が含まれることが知られている(三浦晋、FOOD STYLE21、2009及びKeenan TW、Applied Science Publishers、1983、pp89−pp130)。リン脂質としては、スフィンゴミエリン(SM)等のスフィンゴリン脂質、ホスファチジルコリン(PC)、ホスファチジルエタノールアミン(PE)やホスファチジルセリン(PS)等のグリセロリン脂質が含まれることが知られている。
また、脂質以外の成分としては、ミルクムチンと呼ばれる糖タンパク質が含まれることが知られている(Mather、Biochim Biophys Acta、1978)。
本発明で用いられる(A)乳脂肪球皮膜は、生理効果の点から、乳脂肪球皮膜中の脂質の含有量が、10質量%以上、更に20質量%以上、更に30質量%以上であるのが好ましく、また、風味・ハンドリングの点から、100質量%以下、更に90質量%以下、更に60質量%以下であるのが好ましい。
(A)乳脂肪球皮膜は、生理効果の点から、乳脂肪球皮膜中のリン脂質の含有量が5質量%以上、更に8質量%以上、更に10質量%以上、更に15質量%以上であるのが好ましく、また、風味・ハンドリングの点から、100質量%以下、更に85質量%以下、更に70質量%以下、更に60質量%以下であるのが好ましい。
(A)乳脂肪球皮膜は、生理効果の点から、乳脂肪球皮膜中のスフィンゴミエリン(SM)の含有量が、1質量%以上、更に2質量%以上、更に3質量%以上であるのが好ましく、また、風味・ハンドリングの点から、50質量%以下、更に30質量%以下、更に25質量%以下、更に20質量%以下であるのが好ましい。
同様の点から、(A)乳脂肪球皮膜の全リン脂質中のスフィンゴミエリン含有量は、3質量%以上、更に5質量%以上、更に10質量%以上、更に15質量%以上であるのが好ましく、また、50質量%以下、更に40質量%以下、更に35質量%以下、更に30質量%以下であるのが好ましい。
尚、本明細書において、乳脂肪球皮膜中の脂質、リン脂質の含有量、並びに乳脂肪球皮膜の全リン脂質中のスフィンゴミエリンの含有量は、乳脂肪球皮膜の乾燥物に対する質量割合とする。
(A)乳脂肪球皮膜は、原料乳から遠心分離法や有機溶剤抽出法等の公知の方法により得ることができる。例えば、特開平3−47192号公報に記載の乳脂肪球皮膜の調製方法を用いることができる。また、特許第3103218号公報、特開2007−89535号公報に記載の方法等を用いることができる。
さらに、透析、硫安分画、ゲルろ過、等電点沈殿、イオン交換クロマトグラフィー、溶媒分画等の手法により精製することにより純度を高めたものを用いてもよい。
(A)乳脂肪球皮膜の形態は、特に限定されず、室温(15〜25℃)で液状、半固体状(ペースト等)、固体状(粉末、固形、顆粒等)等のいずれでもよく、これらを単独で又は2種以上組み合わせて用いてもよいが、好ましくは固体状(粉末)である。
(A)乳脂肪球皮膜の原料乳としては、牛乳やヤギ乳等が挙げられる。なかでも、食経験が豊富であり、安価な点から、牛乳が好ましい。また、原料乳には、生乳、全粉乳や加工乳等の乳の他、乳製品も含まれ、乳製品としては、バターミルク、バターオイル、バターセーラム、ホエータンパク質濃縮物(WPC)等が挙げられる。
バターミルクは、牛乳等を遠心分離して得られるクリームからバター粒を製造する際に得られ、当該バターミルク中に乳脂肪球皮膜が多く含まれているので、乳脂肪球皮膜としてバターミルクをそのまま使用してもよい。同様に、バターオイルを製造する際に生じるバターセーラム中にも乳脂肪球皮膜が多く含まれているので、乳脂肪球皮膜としてバターセーラムをそのまま使用してもよい。
(A)乳脂肪球皮膜は、市販品を用いることもできる。斯かる市販品としては、メグレジャパン(株)「BSCP」、雪印乳業(株)「ミルクセラミドMC−5」、(株)ニュージーランドミルクプロダクツ「Phospholipid Concentrate シリーズ(500,700)」等が挙げられる。
本発明の関節の柔軟性向上剤は、乳脂肪球皮膜による関節の柔軟性向上効果を増強する点から、さらに(B)グルコサミン又はその塩を含有することが好ましい。
グルコサミンは、従来、変形性膝関節症や関節痛の症状改善等の生理機能を有することが多く報告されているものの(例えば、特開2014−133769号公報、特開2013−95723号公報等)、乳脂肪球皮膜とグルコサミンの組み合わせが、関節の柔軟性へ与える影響に関しては報告がない。
本発明で用いられる(B)グルコサミンは、分子式C613NO5で表される化合物である。グルコサミンは、D体であってもL体であってもよく、両異性体が混在するDL体であってもよいが、D体が好ましい。また、α型とβ型いずれであってもよい。
グルコサミンの塩としては、例えば、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸塩;酢酸塩、プロピオン酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩、クエン酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、トリフルオロ酢酸塩等の有機酸塩が挙げられ、好ましくは塩酸塩である。
これらのグルコサミン又はその塩は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
(B)グルコサミン又はその塩は、カニやエビ等の甲殻等から得られるキチンの酵素処理、加水分解、微生物発酵、化学合成等の公知の方法により製造してもよいし、市販のものを用いることもできる。
本発明において、(A)乳脂肪球皮膜と(B)グルコサミン又はその塩を組み合わせて用いる場合、その比率は、生理効果の点から、成分(B)のグルコサミン換算量に対する成分(A)の含有量(乾燥物換算)の質量比[(A)/(B)]で、好ましくは0.15以上、より好ましくは0.3以上、更に好ましくは0.5以上であり、また、好ましくは10以下、より好ましくは5以下、より好ましくは1以下である。
後記実施例に示すように、(A)乳脂肪球皮膜の摂取によって関節を動かせる範囲(関節可動範囲)が広がり、且つ、動かしやすくなることから、乳脂肪球皮膜は関節の柔軟性を有意に向上する作用を有する。また、同様に、(A)乳脂肪球皮膜と(B)グルコサミン又はその塩の組み合わせは関節の柔軟性を有意に向上する作用を有する。
従って、(A)乳脂肪球皮膜、並びに(A)乳脂肪球皮膜と(B)グルコサミン又はその塩の組み合わせは、関節の柔軟性の向上に有用な関節の柔軟性向上剤となり得、また、関節の柔軟性向上剤を製造するために使用することができる。すなわち、(A)乳脂肪球皮膜、並びに(A)乳脂肪球皮膜と(B)グルコサミン又はその塩の組み合わせは、関節の柔軟性の低下が気になるヒトに適用して、関節の柔軟性を向上させるために使用することができる。
本明細書において、「関節」は、骨相互間の全ての結合であるが、そのうち可動結合をなすものをいう。本発明において、関節は、好ましくは球関節、蝶番関節、平面関節であり、より好ましくは肩関節、膝関節、腰椎椎間関節である。
「関節の柔軟性」は、関節運動に関わる筋肉と腱が伸びる能力で、静的柔軟性(関節可動域)と動的柔軟性(運動のしなやかさ)を包含する。
「関節の柔軟性向上」は、関節の柔軟性の好転又は強化、関節の柔軟性低下の防止、抑制又は遅延をいう。
また、本明細書において、「使用」は、ヒトへの投与又は摂取であり得、また治療的使用であっても非治療的使用であってもよい。「非治療的」とは、医療行為を含まない概念、すなわち人間を手術、治療又は診断する方法を含まない概念、より具体的には医師又は医師の指示を受けた者が人間に対して手術、治療又は診断を実施する方法を含まない概念である。
本発明において、(A)乳脂肪球皮膜と(B)グルコサミン又はその塩を組み合わせて用いる場合、本発明の関節の柔軟性向上剤は、(A)乳脂肪球皮膜と(B)グルコサミン又はその塩を配合剤として一の剤型に製剤化したものでも、また単独に製剤化したものを同時に又は間隔を空けて別々に使用できるようにしたキットであってもよい。好ましくは、(A)乳脂肪球皮膜と(B)グルコサミン又はその塩を一緒に含む1剤型形態である。
本発明の関節の柔軟性向上剤は、ヒトを含む動物に摂取又は投与した場合に関節の柔軟性向上効果を発揮する医薬品、医薬部外品又は食品となり、また当該膝痛改善剤は、当該医薬品、医薬部外品又は食品に配合して使用される素材又は製剤となり得る。
当該食品には、関節の柔軟性の向上をコンセプトとし、必要に応じてその旨の表示が許可された食品(特定保健用食品、機能性表示食品)が含まれる。これらの食品は機能表示が許可された食品であるため、一般の食品と区別することができる。
上記医薬品(医薬部外品も含む、以下同じ)の投与形態としては、例えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、トローチ剤、シロップ剤等による経口投与が挙げられる。
このような種々の剤型の製剤は、本発明の(A)乳脂肪球皮膜、さらに(B)グルコサミン又はその塩を組み合わせて、又は他の薬学的に許容される担体、例えば、賦形剤、結合剤、増量剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、保存剤、嬌味剤、香料、被膜剤、担体、希釈剤等や、グルコサミン又はその塩と乳脂肪球皮膜以外の薬効成分を適宜組み合わせて調製することができる。
なかでも、好ましい剤型は経口投与用の固形製剤であり、錠剤が好ましい。
医薬品中の(A)乳脂肪球皮膜の含有量(乾燥物換算)は、一般的に0.01質量%以上、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上であり、更に好ましくは1質量%以上であり、また、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは70質量%以下、更に好ましくは60質量%以下である。
(B)グルコサミン又はその塩を含む場合、医薬品中の(B)グルコサミン又はその塩の含有量は、一般的にグルコサミン換算で0.8質量%以上、好ましくは8質量%以上、より好ましくは25質量%、更に好ましくは33質量%以上であり、また、好ましくは質量75%以下、より好ましくは66質量%以下、更に好ましくは58質量%以下である。
上記食品の形態としては、清涼飲料水、茶系飲料、コーヒー飲料、果汁飲料、炭酸飲料、ゼリー、ウエハース、ビスケット、パン、麺、ソーセージ等の飲食品や栄養食等の各種食品組成物の他、さらには、上述した経口投与製剤と同様の形態(錠剤、カプセル剤、トローチ剤等の固形製剤)の栄養補給用組成物が挙げられる。なかでも、固形製剤が好ましく、錠剤がより好ましい。
種々の形態の食品は、(A)乳脂肪球皮膜、さらに(B)グルコサミン又はその塩を組み合わせて、又は他の食品材料や、溶剤、軟化剤、油、乳化剤、防腐剤、酸味料、甘味料、苦味料、香科、安定剤、着色剤、酸化防止剤、保湿剤、増粘剤、乳脂肪球皮膜とグルコサミン又はその塩以外の有効成分等を適宜組み合わせて調製することができる。
食品中の(A)乳脂肪球皮膜の含有量(乾燥物換算)は、その使用形態により異なるが、飲料の形態では、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上であり、また、好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である。
(B)グルコサミン又はその塩を含む場合、食品中の(B)グルコサミン又はその塩の含有量は、その使用形態により異なるが、飲料の形態では、グルコサミン換算で好ましくは0.08質量%以上、より好ましくは0.8質量%以上、更に好ましくは1質量%以上であり、また、好ましくは25質量%以下、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは4質量%以下である。
錠剤や加工食品等の固形食品の形態では、(A)乳脂肪球皮膜の含有量(乾燥物換算)は、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは0.2質量%以上であり、また、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは70質量%以下、更に好ましくは60質量%以下である。
(B)グルコサミン又はその塩を含む場合、錠剤や加工食品等の固形食品の形態では、(B)グルコサミン又はその塩の含有量は、グルコサミン換算で0.8質量%以上、好ましくは8質量%以上、より好ましくは25質量%、更に好ましくは33質量%以上であり、また、好ましくは75質量%以下、より好ましくは66質量%以下、更に好ましくは58質量%以下である。
本発明の関節の柔軟性向上剤の投与量又は摂取量は、投与又は摂取対象者の体重、性別、年齢、状態又はその他の要因に従って変動し得る。投与の用量、経路、間隔、及び摂取の量や間隔は、当業者によって適宜決定され得るが、通常、成人1人(60kg)に対して1日あたり、乳脂肪球皮膜(乾燥物換算)として、好ましくは0.1g以上、より好ましくは0.3g以上、更に好ましくは1g以上であり、また、好ましくは30g以下、より好ましくは20g以下、更に好ましくは10g以下である。
また、通常、成人1人(60kg)に対して1日あたり、スフィンゴミエリンとして、好ましくは10mg以上、より好ましくは20mg以上、更に好ましくは40mg以上であり、また、好ましくは1500mg以下、より好ましくは1000mg以下、更に好ましくは500mg以下、更に好ましくは250mg以下である。
また、(B)グルコサミン又はその塩を投与又は摂取する場合、通常、成人1人(60kg)に対して1日あたり、グルコサミンとして、好ましくは10mg以上、より好ましくは400mg以上、更に好ましくは1200mg以上であり、また、好ましくは20g以下、より好ましくは10g以下、更に好ましくは5g以下である。
本発明では斯かる量を1日に1回〜複数回で投与又は摂取するのが好ましい。
上記製剤は、任意の計画に従って投与又は摂取され得る。
投与又は摂取期間は特に限定されないが、反復・連続して投与又は摂取することが好ましく、5日間以上連続して投与又は摂取することがより好ましく、15日間以上連続して投与又は摂取することが更に好ましい。
投与又は摂取対象者としては、関節を動かせる範囲を広く及び/又は関節を動かしやすくすることを必要とする若しくは希望するヒトであれば特に限定されないが、これら関節の柔軟性の低下の自覚があるヒトにおける投与又は摂取が有効である。
〔錠剤の調製〕
日本薬局方(製剤総則「錠剤」)に準じて、下記表1に示す組成の錠剤(実施例1:353mg/錠、実施例2:350mg/錠、比較例1:450mg/錠、比較例2:330mg/錠)を調製した。
乳脂肪球皮膜(MFGM)は牛乳から調製したものを使用した。
MFGMの含水量は3.6質量%であった。MFGMの組成は、乾燥物換算で、炭水化物:11.3質量%、脂質:25.1質量%、タンパク質:53.6質量%であった。また、MFGM中、リン脂質の含有量は乾燥物換算で16.6質量%であり、スフィンゴミエリンの含有量は3.6質量%であった。
上記MFGM、及びグルコサミンの分析は次のとおり行った。
(1)タンパク質の分析
タンパク質量はケルダール法を用いて、窒素・タンパク質換算係数6.38として求めた。
(2)脂質の分析
脂質量は酸分解法で求めた。試料を1g量りとり、塩酸を加え分解した後、ジエチルエーテル及び石油エーテルを加え、攪拌混和した。エーテル混合液層を取り出し、水洗した。溶媒を留去させ、乾燥させた後、重量を秤量することで脂質量を求めた。
(3)炭水化物の分析
炭水化物量は試料の質量から試料中のタンパク質量、脂質質量、灰分量、及び水分量を除くことにより求めた。なお、灰分量は直接灰化法(550℃で試料を灰化させ重量測定)、水分量は常圧加熱乾燥法(105℃4時間乾燥させ重量測定)により求めた。
(4)リン脂質の分析
試料1gを量りとり、クロロホルム及びメタノールの2:1(V/V)混液150mL、100mL、及び20mL中でホモジナイズ後、0.88質量%(W/V)塩化カリウム水溶液93mLを添加し、一晩室温で放置した。脱水ろ過、溶媒留去後、クロロホルムを添加し総量を50mLとした。そのうち2mLを分取し、溶媒留去後、550℃16時間加熱処理により灰化した。灰分を6M塩酸水溶液5mLに溶解後、蒸留水を添加し、総量を50mLとした。3mLを分取し、モリブデンブルー発色試薬5mL、5質量%(W/V)アスコルビン酸水溶液1mL及び蒸留水を添加し総量を50mLとし、710nmの吸光度を測定した。リン酸2水素カリウムを用いた検量線からリン量を求め、リン量に25.4をかけた値をリン脂質量とした。
(5)スフィンゴミエリンの分析
試料1gを量りとり、クロロホルム及びメタノールの2:1(V/V)混液150mL、100mL、及び20mL中でホモジナイズ後、0.88質量%(W/V)塩化カリウム水溶液93mLを添加し、一晩室温で放置した。脱水ろ過、溶媒留去後、クロロホルムを添加し総量を50mLとした。そのうち10mLを分取し、シリカカートリッジカラムに添加した。カラムをクロロホルム20mLで洗浄後、メタノール30mLでリン脂質を溶出し、溶媒留去後クロロホルム1.88mLに溶解した。シリカゲル薄層プレートに20μLを負荷し、1次元展開溶媒としてテトラヒドロフラン:アセトン:メタノール:水=50:20:40:8(V/V)、2次元展開溶媒としてクロロホルム:アセトン:メタノール:酢酸:水=50:20:10:15:5(V/V)を用いて2次元展開を行った。展開後の薄層プレートにディトマー試薬を噴霧し、スフィンゴミエリンのスポットをかきとり、3質量%(V/V)硝酸含有過塩素酸溶液2mL添加後、170℃3時間の加熱処理を行った。蒸留水5mL添加後モリブデンブルー発色試薬5mL、5質量%(W/V)アスコルビン酸水溶液1mL及び蒸留水を添加し総量を50mLとし、710nmの吸光度を測定した。リン酸2水素カリウムを用いた検量線からリン量を求め、リン量に25.4をかけた値をスフィンゴミエリン量とした。
(6)グルコサミンの分析
試料1gを量りとり、水を加えた後、30分間超音波抽出した。200mLに定容後、ろ紙、次いでメンブランフィルターでろ過し、そのろ液を高速液体クロマトグラフィーの試料とした。高速液体クロマトグラフ操作の条件は下記のとおりである。
機種:LC‐10ADvp(株式会社 島津製作所)
検出器:示差屈折計 RID−10A(株式会社 島津製作所)
カラム:YMC−Pack ODS A, φ6.0mm×150mm(株式会社 ワイエムシイ)
カラム温度:45℃
移動相:0.005mol/Lオクタンスルホン酸Naを含む23mmol/Lクエン酸緩衝液(pH3.5)
流量:0.5mL/min
注入量:20μL
〔二重盲検無作為割付パラレルデザインによる比較検証試験〕
1.対象者及び試験方法
50〜70歳代の健常男女88名を、MFGM群、MFGM+グルコサミン群、プラセボ群、グルコサミン群の4つに群分けし(各群22名)、MFGM群にはMFGMを含む実施例1の錠剤(計10粒)を、MFGM+グルコサミン群にはMFGMとグルコサミンを含む実施例2の錠剤(計10粒)を、プラセボ群にはMFGMとグルコサミンを含まない比較例1の錠剤(計7粒)を、グルコサミン群にはグルコサミンを含む比較例2の錠剤(計6粒)を4週間又は6週間、毎日好きなタイミングで摂取させた。
2.膝関節の柔軟性評価
(1)膝関節の柔軟性評価は、変形性膝関節症患者機能評価尺度(JKOM:Japanese Knee Osteoarthritis Measure、日本整形外科学会他)おける膝を使った動作を行ったときの膝関節の可動範囲と膝の動かしやすさについて、視覚的アナログスケール(VAS)を用いた主観的手法により評価した。具体的には、膝の曲げ伸ばしができる範囲について、確認動作として階段昇降、じゃがむ、正座する等を行ってもらい、試験開始前(0週目)と試験開始から6週間後に、用紙上に引かれた100mmの直線上で、左端0mmの「これまでに経験した中で最も動かせる範囲が狭い」(数値0)から、右端100mmの「これまでに経験した中で最も動かせる範囲が広い」(数値100)の間で、それぞれ数日間の状態としてもっとも当てはまると思える位置を100mmの直線上にマーキングさせた。
膝の動かしやすさについては、用紙上に引かれた100mmの直線上で、左端0mmの「これまでに経験した中で最も動かすのが困難」(数値0)から、右端100mmの「これまでに経験した中で最も楽に動かせる」(数値100)の間で、それぞれ数日間の間の状態としてもっとも当てはまると思える位置を100mmの直線上にマーキングさせた。
(2)結果
試験開始前(0週目)にJKOMのII.膝の痛みやこわばり、III.日常生活の状態、IV.ふだんの活動など、V.健康状態についての合計スコアが50以上であった被験者、MFGM群の4名、MFGM+グルコサミン群の5名、プラセボ群の5名、グルコサミン群の5名を最終解析対象者とした。
最終解析対象者の6週間後の数値(VAS値)について、各群、初期値との差(Δ値)を算出し図1に示した。図1中、M+GはMFGM+グルコサミン群を示す。
得られた数値は平均値±標準誤差で示した。
その結果、試験開始前に対する試験終了後の膝関節の可動範囲と動かしやすさ、すなわち膝関節の柔軟性は、MFGM群でプラセボ群に比して向上した。MFGM群はグルコサミン群に比しても優れていた。また、MFGM+グルコサミン群でプラセボ群、グルコサミン群、MFGM群に比して向上した(プラセボ<グルコサミン<MFGM<M+G)。
3.腰椎椎間関節の柔軟性評価
(1)腰椎椎間関節の柔軟性評価は、腰痛症患者機能評価質問表(JLEQ:Japan Low Back Pain Evaluation Questionnaire、日本整形外科学会運動器リハビリテーション委員会他)における腰を使った動作を行ったときの腰椎椎間関節の可動範囲と腰の動かしやすさについて、視覚的アナログスケール(VAS)を用いた主観的手法により評価した。具体的には、体を後ろに反らせる範囲について、確認動作として後屈等を行ってもらい、試験開始前(0週目)と試験開始から4週間後に、用紙上に引かれた100mmの直線上で、左端0mmの「これまでに経験した中で最も動かせる範囲が狭い」(数値0)から、右端100mmの「これまでに経験した中で最も動かせる範囲が広い」(数値100)の間で、それぞれ数日間の間の状態としてもっとも当てはまると思える位置を100mmの直線上にマーキングさせた。
腰の動かしやすさについては、用紙上に引かれた100mmの直線上で、左端0mmの「これまでに経験した中で最も動かすのが困難」(数値0)から、右端100mmの「これまでに経験した中で最も楽に動かせる」(数値100)の間で、それぞれ数日間の間の状態としてもっとも当てはまると思える位置を100mmの直線上にマーキングさせた。
(2)結果
試験開始前(0週目)の各項目の数値(VAS値)が21〜80の範囲であった被験者、MFGM群の14名、プラセボ群の14名を最終解析対象者とした。
最終解析対象者の4週間後の数値(VAS値)について、各群、初期値との差(Δ値)を算出し図2に示した。得られた数値は平均値±標準誤差で示した。
その結果、試験開始前に対する試験終了後の腰椎椎間関節の可動範囲と動かしやすさ、すなわち腰椎椎間関節の柔軟性は、MFGM群でプラセボ群に比して向上した。
4.肩関節の柔軟性評価
(1)肩関節の柔軟性評価は、患者立脚肩関節評価法 Shoulder 36(V1.3)(日本整形外科学会・日本肩関節学会)における肩を使った動作を行ったときの肩関節の可動範囲と肩の動かしやすさについて視覚的アナログスケール(VAS)を用いた主観的手法により評価した。具体的には、手を上にあげられる範囲について、確認動作として左手で棚の上の物をとる、洗濯物を干す等を行ってもらい、試験開始前(0週目)と試験開始から6週間後に、用紙上に引かれた100mmの直線上で、左端0mmの「これまでに経験した中で最も動かせる範囲が狭い」(数値0)から、右端100mmの「これまでに経験した中で最も動かせる範囲が広い」(数値100)の間で、それぞれ数日間の間の状態としてもっとも当てはまると思える位置を100mmの直線上にマーキングさせた。
肩の動かしやすさについては、用紙上に引かれた100mmの直線上で、左端0mmの「これまでに経験した中で最も動かすのが困難」(数値0)から、右端100mmの「これまでに経験した中で最も楽に動かせる」(数値100)の間で、それぞれ数日間の間の状態としてもっとも当てはまると思える位置を100mmの直線上にマーキングさせた。
(2)結果
試験開始前(0週目)の各項目の数値(VAS値)が11〜89の範囲であった被験者、MFGM群の15名、プラセボ群の16名を最終解析対象者とした。
最終解析対象者の6週間後の数値(VAS値)について、各群、初期値との差(Δ値)を算出し図3に示した。得られた数値は平均値±標準誤差で示した。
その結果、試験開始前に対する試験終了後の肩関節の可動範囲と動かしやすさ、すなわち肩関節の柔軟性は、MFGM群でプラセボ群に比して向上した。
これらのことから、MFGMによって、また、MFGMとグルコサミンの組み合わせによって、関節の柔軟性が顕著に向上することが確認された。
5.関節痛未改善者の関節の柔軟性評価
(1)関節痛改善効果の評価
MFGM群とプラセボ群の各被験者について、膝関節、腰椎椎間関節、肩関節の痛みに対する改善効果をJKOMのI.及びJLEQのI.及び患者立脚肩関節評価法 Shoulder 36(V1.3)に基づいてVASにより評価した。具体的には、試験開始前(0週目)、試験開始から4週間後、及び6週間後に、100mmの直線の左端0mmを「痛みなし」(数値0)、右端100mmを「これまでに経験した最も激しい痛み」(数値100)の感覚として、それぞれ数日間の関節の痛みの程度を、直線の左右両端に示した感覚を参考に100mmの直線上にマーキングさせた。
(2)結果
試験開始から4週間後又は6週間後の膝、腰又は肩の痛みの程度の数値(VAS値)と初期値との差(Δ値)が0より大きい被験者を関節痛未改善者として選択した。膝についてはMFGM群の2名、プラセボ群の6名を膝痛未改善者とし、腰についてはMFGM群の3名、プラセボ群の5名を腰痛未改善者とし、肩についてはMFGM群の2名、プラセボ群の6名を肩痛未改善者とした。上記2.〜4.で得た数値を利用し、それぞれ関節痛未改善者の関節柔軟性評価の解析を行った。
結果を図4〜図6に示す。
図4〜図6より明らかなように、関節痛未改善であっても、関節を動かせる範囲が広がり、且つ、動かしやすくなり、関節の柔軟性が向上することが確認された。

Claims (16)

  1. (A)乳脂肪球皮膜を有効成分とする関節の柔軟性向上剤。
  2. (A)乳脂肪球皮膜が、リン脂質を5〜100質量%含有する請求項1記載の関節の柔軟性向上剤。
  3. (A)乳脂肪球皮膜が、スフィンゴミエリンを1〜50質量%含有する請求項1記載の関節の柔軟性向上剤。
  4. 成人1人あたり1日にスフィンゴミエリンを10〜1500mg投与又は摂取するものである請求項1〜3のいずれか1項記載の関節の柔軟性向上剤。
  5. 更に、(B)グルコサミン又はその塩を有効成分として含有する請求項1〜4のいずれか1項記載の関節の柔軟性向上剤。
  6. 成人1人あたり1日にグルコサミンを10〜20000mg投与又は摂取するものである請求項5記載の関節の柔軟性向上剤。
  7. 関節が肩関節、膝関節又は腰椎椎間関節である請求項1〜6のいずれか1項記載の関節の柔軟性向上剤。
  8. 剤型が経口投与用の固形製剤である請求項1〜7のいずれか1項記載の関節の柔軟性向上剤。
  9. (A)乳脂肪球皮膜を有効成分とする関節の柔軟性向上用食品。
  10. (A)乳脂肪球皮膜が、リン脂質を5〜100質量%含有する請求項9記載の関節の柔軟性向上用食品。
  11. (A)乳脂肪球皮膜が、スフィンゴミエリンを1〜50質量%含有する請求項9記載の関節の柔軟性向上用食品。
  12. 更に、(B)グルコサミン又はその塩を有効成分として含有する請求項9〜11のいずれか1項記載の関節の柔軟性向上用食品。
  13. 成分(B)のグルコサミン換算量に対する成分(A)の含有量の質量比[(A)/(B)]が0.15〜10である請求項12記載の関節の柔軟性向上用食品。
  14. 成人1人あたり1日にグルコサミンを10〜20000mg投与又は摂取するものである請求項12又は13記載の関節の柔軟性向上用食品。
  15. 関節が肩関節、膝関節又は腰椎椎間関節である請求項9〜14のいずれか1項記載の関節の柔軟性向上用食品。
  16. 剤型が経口投与用の固形製剤である請求項9〜15のいずれか1項記載の関節の柔軟性向上用食品。
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