JP2018015885A - 多関節型双腕ロボット装置及び多関節型双腕ロボットによる生産システム - Google Patents

多関節型双腕ロボット装置及び多関節型双腕ロボットによる生産システム Download PDF

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【課題】軽快に移動することができる多関節型双腕ロボットによる生産システムを提供する。【解決手段】部品を並べた複数の部品ステーション12A〜12Fの前を、移動自在の走行台車22と、その上に、上下方向移動自在に設けられた多関節型双腕ロボット40と、これにより部品ステーション12A〜12Fから取出された部品を並べる部品トレイ60と、部品トレイ60を支持するための組立作業台50と、を有してなり、多関節型双腕ロボット40は、組立作業台50上に、鉛直方向の回転中心軸41廻りに旋回可能に支持され、組立作業台50は、ロボット昇降装置30を介して、走行台車22上に、上下方向移動自在に配置された多関節型双腕ロボット40による生産システム10。【選択図】図1

Description

本発明は、多関節型双腕ロボット装置及び多関節型双腕ロボットによる生産システムに関する。
特許文献1には、多関節型双腕ロボットによる生産システム及び生産ラインが開示されている。
この生産ラインにおいて、双腕ロボットは、作業テーブルと、部品が搭載されている複数列の供給用コンベアとの間に配置され、これら供給用コンベアの先端の部品搬送トレイを取り上げて、反対側の作業テーブル上のトレイ置き場に置き、次に、トレイ置き台上の部品搬送トレイから、部品を、プログラムに従って、順次部品受渡具上に移載する構成となっている。ここで、多関節型双腕ロボットは、少なくとも作業中は位置固定とされている。
特開2014−121742号公報
この発明は、軽快に移動させるようにした多関節型双腕ロボット(以下双腕ロボット)装置及び双腕ロボットによる生産システムを提供することを課題とする。
即ち、上記課題は、次の実施例により解決することができる。
(1)部品ステーションの前を、移動自在の走行台車と、この走行台車上に、上下方向移動自在に設けられた多関節型双腕ロボットと、この多関節型双腕ロボットにより前記部品ステーションから取出された部品を並べる部品トレイと、この部品トレイを支持するための組立作業台と、を有してなる多関節型双腕ロボット装置であって、前記走行台車上にロボット昇降装置を設け、このロボット昇降装置により前記組立作業台を上下方向移動自在に支持し、前記多関節型双腕ロボットを、前記組立作業台上に、鉛直方向の回転中心軸廻りに回転可能に支持したことを特徴とする多関節型双腕ロボット装置。
(2)部品を並べた複数の部品ステーションの前を、移動自在の走行台車と、この走行台車上に、上下方向移動自在に設けられた多関節型双腕ロボットと、この多関節型双腕ロボットにより前記部品ステーションから取出された部品を並べる部品トレイと、この部品トレイを支持するための組立作業台と、を有してなる多関節型双腕ロボットによる生産システムであって、前記多関節型双腕ロボットは、前記組立作業台上に、鉛直方向の回転中心軸廻りに回転可能に支持され、前記組立作業台は、ロボット昇降装置を介して、前記走行台車上に、上下方向移動自在に配置されたことを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
(3)前記ロボット昇降装置は、噛合チェーン式進退作動装置を含み、この噛合チェーン式進退作動装置は、被作動体へ動力を伝達して被作動体を昇降させる一対の噛合チェーンと、前記一対の噛合チェーンを巻取った状態で収納する収納部と、前記収納部内の前記噛合チェーンを、巻取り、巻出し方向に駆動するとともに巻出し時に鉛直方向に案内する駆動部とを有してなり、前記一対の噛合チェーンを鉛直方向に伸縮して前記被作動体を前記収納部に対して昇降させるように構成され、前記被作動体は、前記組立作業台に下側から結合されたことを特徴とする(2)に記載の多関節型双腕ロボットによる生産システム。
(4)前記噛合チェーン式進退作動装置は、前記噛合チェーンの巻取り、巻出し軸が前記多関節型双腕ロボットの走行方向と平行になるように配置されたことを特徴とする(3)に記載の多関節型双腕ロボットによる生産システム。
(5)前記ロボット昇降装置により、前記組立作業台が昇降される際に、これを鉛直方向に案内するテレスコピック形伸縮パイプからなる鉛直ガイド装置を設けたことを特徴とする(3)又は(4)に記載の多関節型双腕ロボットによる生産システム。
(6)前記鉛直ガイド装置は、前記ロボット昇降装置を内包するテレスコピック形伸縮パイプからなることを特徴とする(5)に記載の多関節型双腕ロボットによる生産システム。
(7)前記テレスコピック形伸縮パイプは、その伸縮方向と直交する断面において中空四角形状であることを特徴とする(5)又は(6)に記載の多関節型双腕ロボットによる生産システム。
(8)前記組立作業台上に、前記多関節型双腕ロボットのヒジから手先までのうち少なくともヒジを撮像視野とする腕確認用カメラを設けたことを特徴とする(2)乃至(7)のいずれかに記載の多関節型双腕ロボットによる生産システム。
(9)少なくとも前記走行台車、前記多関節型双腕ロボット、前記ロボット昇降装置を含み、少なくとも前記走行台車を制御する走行台車制御部、前記多関節型双腕ロボットを制御する双腕ロボット制御部、前記ロボット昇降装置を制御する昇降装置制御部を備えた制御装置を設けたことを特徴とする(2)乃至(7)のいずれかに記載の多関節型双腕ロボットによる生産システム。
(10)前記組立作業台上に、前記多関節型双腕ロボットのヒジから手先までのうち少なくともヒジを撮像視野とする腕確認用カメラを設けるとともに、前記制御装置に、前記腕確認用カメラを制御する腕確認用カメラ制御部を設けたことを特徴とする(9)に記載の多関節型双腕ロボットによる生産システム。
本発明において、ロボット昇降装置を走行台車上に設け、且つ、双腕ロボットを組立作業台に鉛直方向の回転中心軸廻りに回転可能に支持することによって、双腕ロボットを軽快に移動させることができ、作業効率の向上を図ることができる。
本発明の実施例に係る双腕ロボットによる生産システムを模式的に示す斜視図 図1のII−II線に沿う断面を模式的に示す断面図 図1、図2の状態から、ロボット昇降装置を縮めて、双腕ロボットを下降させた状態を模式的に示す図2と同様の断面図 双腕ロボット装置をロボット右側から見た側面図 ロボット昇降装置におけるテレスコピック形伸縮パイプを示す図2のV−V線に沿う略示拡大断面図 同実施例における制御装置を示すブロック図 同実施例による作業の過程を示すフローチャート 同作業を工程毎に、模式的平面図及び側面図により示す工程図
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明する。
図1に示されるように、本発明の実施例に係る双腕ロボットによる生産システム(以下生産システム)10は、部品を並べた複数の部品ステーション12(12A、12B、12C、12D、12E、12F;以下6列の部品ステーション全体を示すときは部品ステーション12とする)の前に設けられた走行レール14と、この走行レール14上を部品ステーション12の先端と平行に走行する走行台車22と、この走行台車22上に設けられ、双腕ロボット40を含む双腕ロボット装置(以下双腕ロボット装置)20と、を備えて構成されている。
走行台車22上には、図2〜図4に示されるように、ロボット昇降装置30が設けられ、このロボット昇降装置30によって、組立作業台50が昇降自在に支持され、この組立作業台50上に、鉛直方向の回転中心軸41が設けられ、双腕ロボット40は、この鉛直方向の回転中心軸41により、その軸廻りに一定範囲で回転自在に支持されている。
組立作業台50上には、双腕ロボット40の腕部42におけるヒジ42Aを撮影できるようにされた腕確認用カメラ52が、双腕ロボット40の正面又は背面から見て左右に一対設けられている。
又、組立作業台50上には、腕確認用カメラ52と反対側で、部品ステーション12に近い側の上面に部品トレイ60の載置用スペース50Aが設けられている。
なお、双腕ロボット40の腕部42の先端側には部品確認用カメラ51が設けられている。
次にロボット昇降装置30の詳細について説明する。
ロボット昇降装置30は、図2、図3に示されるように、噛合チェーン式進退作動装置32から構成されている。この噛合チェーン式進退作動装置32は、被作動体32Aへ動力を伝達して被作動体32Aを昇降させる一対の噛合チェーン32Bと、一対の噛合チェーン32Bを巻き取った状態で収納する収納部32Cと、この収納部32C内の、前記噛合チェーン32Bを巻取り、巻出し方向に駆動すると共に、巻出し時に鉛直方向に案内する駆動部32Dと、を有してなり、一対の噛合チェーン32Bを鉛直方向に伸縮して被作動体32Aを収納部32Cに対して昇降させるように構成され、且つ、噛合チェーン32Bを、駆動するための一対の巻取り、巻出し軸32Eが前記双腕ロボット40の走行方向と平行になるように配置されている(巻取り、巻出し軸32Eを駆動するモータは図示省略)。被作動体32Aは、組立作業台50に下側に、筒体34D(説明後述)を介して一体的に結合されている。
図2は被作動体32Aが上昇された状態、図3は被作動体32Aが下降された状態をそれぞれ示す。
ロボット昇降装置30は、上記の、一対の噛合チェーン32Bと、これによって昇降される被作動体32Aを内包して覆うテレスコピック型伸縮パイプ34を備えている。
このテレスコピック型伸縮パイプ34は、図5に示されるように、サイズの異なる断面四角形状の4本の筒体34A、34B、34C、34Dから構成されていて、テレスコピック型伸縮パイプ34における最大径の筒体34Aの下端は、走行台車22の上面に連結され、最小径の筒体34Dは、その上端が、組立作業台50の裏面(下側面)に一体的に固定されている。
テレスコピック型伸縮パイプ34は、組立作業台50が最も下降されたときに、図3に示されるように最も短縮された状態となり、組立作業台50が最も上昇したときに、図2に示されるように、最大限に伸長された状態となるようにされている。
また、テレスコピック型伸縮パイプ34は、同軸的に設けられている回転中心軸41とされている。
この実施例に係る生産システム10においては、図6に示されるような制御装置70を有し、上記の走行台車22、ロボット昇降装置30を含む双腕ロボット装置20、部品ステーション12A〜12F、空トレイ置場16及び実装済トレイ置場18を制御するようにされている。
制御装置70は、走行台車22を制御するための走行台車制御部71と、双腕ロボット40を制御するための双腕ロボット制御部72と、ロボット昇降装置30を制御するための昇降装置制御部73と、部品確認用カメラ51を制御するための部品確認用カメラ制御部74と、腕確認用カメラ52を制御するための腕確認用カメラ制御部75と、部品ステーション12A〜12Fを制御するための部品ステーション制御部76と、空トレイ置場16を制御するための空トレイ置場制御部77と、実装済トレイ置場18を制御するための実装済トレイ置場制御部78とを備えて構成されている。
図6の符号80は制御装置70にプログラムを入力設定するための設定装置を示す。
さらに、図7及び図8を参照して、生産システム10により、双腕ロボット40の、部品ステーション12A〜12Fから取出した部品を組立作業台50上の部品トレイ60にプログラム通りに並べて(実装して)これを実装済トレイ置場18に置いて、次に空トレイ置場16に用意されている空の部品トレイ60を取出す作業について説明する。
図7の、ステップS101において、空トレイ置場16、実装済トレイ置場18に双腕ロボット40を移動させる。次のステップS102において、双腕ロボット40を空の部品トレイ60を引き出せる高さに調整する(図8(1)参照)。
次のステップS103に進み、双腕ロボット40により空の部品トレイ60を引出して、組立作業台50に載せる(図8(2)参照)。
ステップS104に進み、図8(3)に示されるように、双腕ロボット40を部品ステーション12Aの前に移動させ、ステップS105では、部品確認用カメラ51により部品の高さを確認しつつ、双腕ロボット40を昇降させる。
次のステップS106では、部品ステーション12Aの前で、部品確認用カメラ51により部品の有無、位置を確認しつつ、双腕ロボット40により部品をピックアップする。
ステップS107では、ピックアップした部品で間違いないかを部品確認用カメラ51で確認し、間違いなければ(Yes)次のステップS108に進む。
間違いがあれば(No)ステップS106に戻る。
図8(4)〜(8)に示されるように、次のステップS108では、部品ステーション12B〜12F各々につき、上記のステップS104〜S107を繰返す。
ステップS109においては、図8(9)に示されるように、すべての部品が組み込まれた実装済の部品トレイ60を、実装済トレイ置場18まで双腕ロボット40と共に移動させ、ステップS110において、双腕ロボット40を実装済の部品トレイ60を搬出できる高さに昇降させる。
ステップS111に進み、図8(10)に示されるように、双腕ロボット40により組立作業台50上の実装済の部品トレイ60を押出し、搬出する。
ここからは、双腕ロボット40は次の工程における部品実装させるために、空トレイ置場16から空の部品トレイ60を取出して組立作業台50に載せ、上記のようなステップS103〜S111を繰返す。
この実施例においては、双腕ロボット40が、部品トレイ60を載置する載置用スペース50Aが設けられた組立作業台50に取り付けられていて、組立作業台50が振動を生じても、双腕ロボット40との相対変位が生じないので、部品トレイ60上に、部品を載置する際に正確な位置決めをする事ができる。
また、噛合チェーン式進退作動装置32は、エアシリンダや電動シリンダなどに比較して軽量ではあるが、一般的に噛合チェーン32Bを構成する各チェーン素子間のバックラッシのため、特に、噛合チェーン32Bが被作動体32Aを最も上昇した位置では、被作動体32Aは、噛合チェーン32Bの厚さ方向に揺動しやすい。
これに対して、本実施例では、噛合チェーン式進退作動装置32の上端の被作動体32Aが、テレスコピック型伸縮パイプ34の最上端の筒体34Dの底面に連結されているので、被作動体32Aはテレスコピック型伸縮パイプ34により鉛直方向にガイドされることにより振動が抑制される。
更に、本実施例では、噛合チェーン32Bの巻取り、巻出し軸32Eの方向を、走行台車22の走行方向と平行にしているので、走行台車22の走行時には振動しやすいが、双腕ロボット40による作業時には、走行台車22は停止していて、かつ、双腕ロボット40が、部品ステーション12から部品を取出して、部品トレイ60上に並べるときの位置決め精度に影響を与え易い方向と、噛合チェーン式進退作動装置32の最も振動しにくい方向とが一致するようにしているので、双腕ロボット40による部品の取出しのための位置決め精度を正確に維持することができる。
ただし、噛合チェーン式進退作動装置32より振動し難いものとしたときは、噛合チェーン32Bの巻取り、巻出し軸32Eの方向を、走行台車22の走行方向と平行にすることができる。
また、双腕ロボット40が、近くにある物体や人と接触する可能性が最も大きい腕部42のヒジ42Aは、腕確認用カメラ52によって撮影することができるので、周りの物品や作業員との接触を抑制することができる。
なお、上記実施例において、組立作業台50の昇降方向(鉛直方向)のガイドとなるテレスコピック型伸縮パイプ34は1本であり、噛合チェーン式進退作動装置32を囲むように配置されているが、本発明はこれに限定されるものでなく、噛合チェーン式進退作動装置32を囲むことなく、その外側位置に一または複数設けてもよい。また、テレスコピック型伸縮パイプ34は4面形断面とされているが、これは円形断面であってもよい。
ただし、上記実施例の場合は、一本のテレスコピック型伸縮パイプ34により、組立作業台50を鉛直方向にガイドすることができるので、全体重量や製造コストを低減させることができる。また、テレスコピック型伸縮パイプ34が4面形断面の場合、双腕ロボット40の回転中心軸41廻りの回転のときの反力を受けて腕部42のブレをより抑制することができる。
双腕ロボットによる組立作業等を実行する産業に利用できる。
10…多関節型双腕ロボットによる生産システム(生産システム)
12、12A、12B、12C、12D、12E、12F…部品ステーション
14…走行レール
16…空トレイ置場
18…実装済トレイ置場
20…多関節型双腕ロボット装置(双腕ロボット装置)
22…走行台車
30…ロボット昇降装置
32…噛合チェーン式進退作動装置
32A…被作動体
32B…噛合チェーン
32C…収納部
32D…駆動部
32E…巻取り、巻出し軸
34…テレスコピック型伸縮パイプ
34A、34B、34C、34D…筒体
40…多関節型双腕ロボット(双腕ロボット)
41…回転中心軸
42…腕部
42A…ヒジ
50…組立作業台
50A…載置用スペース
51…部品確認用カメラ
52…腕確認用カメラ
60…部品トレイ
70…制御装置
71…走行台車制御部
72…双腕ロボット制御部
73…昇降装置制御部
74…部品確認用カメラ制御部
75…腕確認用カメラ制御部
76…部品ステーション制御部
77…空トレイ置場制御部
78…実装済トレイ置場制御部
80…設定装置

Claims (10)

  1. 部品ステーションの前を、移動自在の走行台車と、この走行台車上に、上下方向移動自在に設けられた多関節型双腕ロボットと、この多関節型双腕ロボットにより前記部品ステーションから取出された部品を並べる部品トレイと、この部品トレイを支持するための組立作業台と、を有してなる多関節型双腕ロボット装置であって、
    前記走行台車上にロボット昇降装置を設け、このロボット昇降装置により前記組立作業台を上下方向移動自在に支持し、前記多関節型双腕ロボットを、前記組立作業台上に、鉛直方向の回転中心軸廻りに回転可能に支持したことを特徴とする多関節型双腕ロボット装置。
  2. 部品を並べた複数の部品ステーションの前を、移動自在の走行台車と、この走行台車上に、上下方向移動自在に設けられた多関節型双腕ロボットと、この多関節型双腕ロボットにより前記部品ステーションから取出された部品を並べる部品トレイと、この部品トレイを支持するための組立作業台と、を有してなる多関節型双腕ロボットによる生産システムであって、
    前記多関節型双腕ロボットは、前記組立作業台上に、鉛直方向の回転中心軸廻りに回転可能に支持され、前記組立作業台は、ロボット昇降装置を介して、前記走行台車上に、上下方向移動自在に配置されたことを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
  3. 請求項2において、
    前記ロボット昇降装置は、噛合チェーン式進退作動装置を含み、この噛合チェーン式進退作動装置は、被作動体へ動力を伝達して被作動体を昇降させる一対の噛合チェーンと、前記一対の噛合チェーンを巻取った状態で収納する収納部と、前記収納部内の前記噛合チェーンを、巻取り、巻出し方向に駆動するとともに巻出し時に鉛直方向に案内する駆動部とを有してなり、前記一対の噛合チェーンを鉛直方向に伸縮して前記被作動体を前記収納部に対して昇降させるように構成され、前記被作動体は、前記組立作業台に下側から結合されたことを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
  4. 請求項3において、
    前記噛合チェーン式進退作動装置は、前記噛合チェーンの巻取り、巻出し軸が前記多関節型双腕ロボットの走行方向と平行になるように配置されたことを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
  5. 請求項3又は4において、
    前記ロボット昇降装置により、前記組立作業台が昇降される際に、これを鉛直方向に案内するテレスコピック形伸縮パイプからなる鉛直ガイド装置を設けたことを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
  6. 請求項5において、
    前記鉛直ガイド装置は、前記ロボット昇降装置を内包するテレスコピック形伸縮パイプからなることを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
  7. 請求項5又は6において、
    前記テレスコピック形伸縮パイプは、その伸縮方向と直交する断面において中空四角形状であることを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
  8. 請求項2乃至7のいずれかにおいて、
    前記組立作業台上に、前記多関節型双腕ロボットのヒジから手先までのうち少なくともヒジを撮像視野とする腕確認用カメラを設けたことを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
  9. 請求項2乃至7のいずれかにおいて、
    少なくとも前記走行台車、前記多関節型双腕ロボット、前記ロボット昇降装置を含み、少なくとも前記走行台車を制御する走行台車制御部、前記多関節型双腕ロボットを制御する双腕ロボット制御部、前記ロボット昇降装置を制御する昇降装置制御部を備えた制御装置を設けたことを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
  10. 請求項9において、
    前記組立作業台上に、前記多関節型双腕ロボットのヒジから手先までのうち少なくともヒジを撮像視野とする腕確認用カメラを設けるとともに、前記制御装置に、前記腕確認用カメラを制御する腕確認用カメラ制御部を設けたことを特徴とする多関節型双腕ロボットによる生産システム。
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