JP2018014942A - 農業用ハウス - Google Patents

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Abstract

【課題】収穫時に人に適した環境を整えることが可能な農業用ハウスを提供する。
【解決手段】ハウス本体10と、水供給装置2とを備える。ハウス本体10に通気口および採光部が形成される。通気口を開閉する開閉扉3とを備える。水供給装置2、開閉扉3を制御する制御装置6を備える。ハウス本体10内の気温を検知する内気温検知部71およびハウス本体10外の気温を検知する外気温検知部72を備える。栽培モードは、気温情報に基いて、水供給装置2による水の供給を連続的または間欠的に実行するとともに開閉扉3を自動的に制御する。収穫モードは、気温情報に基いて、水供給装置2による水の供給を停止するとともに開閉扉3を自動的に制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、農業用ハウスに関するものである。
従来、農業用ハウスが知られている(例えば特許文献1参照)。農業用ハウスは、ハウス本体内で育成する植物に適した環境を保つ栽培モードが実行可能である。栽培モードは、内気温検知部および外気温検知部により検知された気温情報に基いて、水供給装置による水の供給を連続的または間欠的に実行するとともに、ハウス本体内の気温が育成する植物に適した温度となるように自動的に制御するものである。
特開2014−57570号公報
ところで、このような農業用ハウスにあっては、栽培モード中に収穫しようとすると、収穫時に水の供給が行われて、収穫する人が濡れたりするおそれがある。また、ハウス本体内の気温も人に適した温度とならず、収穫時に人に適した環境となっていないものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、収穫時に人に適した環境を整えることができる農業用ハウスを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る農業用ハウスは、以下の通りである。
農業用ハウスは、壁および屋根を有するハウス本体と、前記ハウス本体内に水を供給する水供給装置と、を備える。前記ハウス本体に通気口および採光部が形成される。前記農業用ハウスは、前記通気口を開閉する開閉扉と、前記水供給装置および前記開閉扉を制御する制御装置と、を備える。前記農業用ハウスは、前記ハウス本体内の気温を検知する内気温検知部および前記ハウス本体外の気温を検知する外気温検知部を備える。前記制御装置は、栽培モードと収穫モードとをそれぞれ実行可能である。前記栽培モードは、前記内気温検知部および前記外気温検知部により検知された気温情報に基いて、前記水供給装置による水の供給を連続的または間欠的に実行するとともに栽培適正温度となるように前記開閉扉を自動的に制御するモードである。前記収穫モードは、前記水供給装置による水の供給を停止するとともに、前記内気温検知部および前記外気温検知部により検知された気温情報に基いて、収穫適正温度となるように前記開閉扉を自動的に制御するモードである。
本発明にあっては、収穫時に人に適した環境を整えることが可能となる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る農業用ハウスの斜め上方より見た一部透過した斜視図である。 図2は、同上の農業用ハウスに用いる水供給装置を示す構成図である。 図3は、同上の農業用ハウスに用いる制御系統を示すブロック図である。 図4は、本発明の第二実施形態に係る農業用ハウスの斜め上方より見た一部透過した斜視図である。
以下、農業用ハウスの第一実施形態について、図1〜図3に基いて説明する。
農業用ハウス1は、植物の育成に適した環境を整えることを目的としたハウス本体10を備える。ハウス本体10は、壁11および屋根12を有するものである。第一実施形態では、図1に示すように、ハウス本体10は、構造材としての金属製パイプを組み合わせて構成されたフレーム101と、フレーム101により支持された被覆材102と、を備える。被覆材102として、透光性を有する合成樹脂フィルムが用いられている。すなわち、ハウス本体10はいわゆるビニールハウスにより構成されている。
ハウス本体10は、断面逆U字状に形成され、断面半円状の屋根12と、壁11を備える。ハウス本体10は、壁11として、屋根12を支持する互いに対向する一対の側壁111と、側壁111に直交し互いに対向する一対の妻壁112と、を一体に備える。
ハウス本体10内には、作土部8が設けられる。この作土部8に植物の種子が播かれたり苗が植えられたりした後、植物が育成される。育成される植物は、ホウレンソウ、コマツナ、ミズナのような軟弱野菜が想定されている。これらの軟弱野菜は、一般に気温および地温が比較的低い秋季から春季にかけて栽培(育成)されるが、農業用ハウス1では、これらの軟弱野菜をより高温である時季においても栽培可能にすることを目的としている。
ハウス本体10内で育成される植物に水を供給するために、図2に示すように、ハウス本体10内に水を供給する水供給装置2が設けられる。第一実施形態では、水供給装置2は、給水設備20と、水を供給する形態が異なる撒水装置21とミスト装置22とを備える。
撒水装置21は、図1、図2に示すように、撒水チューブ210を備える。撒水チューブ210は、通水されるチューブの管壁に多数個の微細な撒水孔が形成され、チューブに通水されると撒水孔を通して水がシャワー状または噴水状に噴出するように構成されている。 撒水チューブ210から噴出した水は、作土部8(植物を含む)に即時に落下する。撒水チューブ210は、ハウス本体10に形成される作土部8の大きさや形状に応じて配置が定められる。
ミスト装置22は、図1、図2に示すように、ミストチューブ220を備える。ミストチューブ220は、通水されるチューブの管壁に取り付けられた多数個のノズルを備え、チューブに通水されるとノズルから水が噴霧されるように構成されている。撒水チューブ210から噴出した水が作土部8(植物を含む)に即時に落下するのに対して、ミストチューブ220から噴出した水は、比較的長時間をかけて作土部8に落下する。ミストチューブ220のノズルの形状によっては、噴霧した水粒子を微細化して空気中に滞留させることも可能である。
撒水チューブ210およびミストチューブ220は、ハウス本体10の定位置に固定される。したがって、撒水チューブ210およびミストチューブ220に給水する圧力を定められた圧力に調節することによって、撒水チューブ210およびミストチューブ220から噴出される水を所望の箇所に撒くことが可能になる。つまり、水供給装置2から水を噴出させることにより、植物および作土部8への灌水が行われる。
撒水チューブ210およびミストチューブ220は、図2に示すように、給水流路23に接続される。さらに詳しくは、給水流路23は途中で二本の分岐流路231、232に分岐しており、一方の分岐流路231の下流端に撒水チューブ210が接続され、他方の分岐流路232の下流端にミストチューブ220が接続されている。給水流路23は、上流端が貯水タンク24に接続され、その下流側に送水ポンプ25が設けられている。貯水タンク24に溜められる水は、市水、井戸水、雨水などから選択される。貯水タンク24に溜められた水は、送水ポンプ25を通して撒水装置21とミスト装置22とに供給される。
水供給装置2は、図2に示すように、撒水装置21からの水の噴出のタイミングを制御するため、撒水チューブ210への分岐流路231に電磁弁からなる開閉弁261を備えている。また、水供給装置2は、ミスト装置22からの水の噴出のタイミングを制御するため、ミストチューブ220への分岐流路232に電磁弁からなる開閉弁262を備えている。撒水チューブ210への分岐流路231に開閉弁261が設けられ、ミストチューブ220への分岐流路232に開閉弁262が設けられることにより、撒水装置21とミスト装置22とが互いに独立して水を供給することが可能となる。
貯水タンク24、給水流路23、送水ポンプ25、分岐流路231、232、開閉弁261、262により、撒水装置21およびミスト装置22に水を供給する給水設備20が構成される。
図1に示すように、ハウス本体10には、通気口が形成される。第一実施形態では、通気口として、両方の側壁111にそれぞれ側通気口が形成され、両方の妻壁112にそれぞれ端通気口が形成されている。
ハウス本体10には、通気口を開閉する開閉扉3が設けられる。開閉扉3は、モータ等の駆動装置により、人手を介さずに駆動可能である。第一実施形態では、開閉扉3は、カーテン状をしたものであり、駆動装置により巻き取り軸が回転することにより、カーテン状をした開閉扉3が繰り出されたり巻き取られたりして移動する。開閉扉3により、通気口を全開としたり全閉としたり、あるいは全開と全閉の間の任意の開度で通気口を開くことが可能である。
ハウス本体10には、通気口を通して換気を促進させる換気装置4が設けられる。第一実施形態では、換気装置4は、ファンおよびファンを駆動するモータ等の駆動装置により構成される。換気装置4は、ハウス本体10内の換気を行うもので、第一実施形態では、両方の妻壁112の端通気口に対応する位置にそれぞれ設けられる。換気装置4を駆動させることにより、端通気口を通してハウス本体10内の空気を外部に排出させ、他の通気口(側通気口)を通して外気をハウス本体10内に取り込ませて、換気を促進させる。また、換気装置4は、ファンの回転速度を調節することで、風量を変化させることが可能である。
ハウス本体10には、透光性を有する採光部が形成される。第一実施形態では、ハウス本体10の全体(ただしフレーム101等の透光性を有しない部分を除く)が透光性を有するため、ハウス本体10の全体が採光部として機能する。
ハウス本体10は、採光部を通しての採光量を調節する採光量調節装置5を備える。第一実施形態では、採光量調節装置5は、カーテン51およびカーテン51を駆動するモータ等の駆動装置により構成され、人手を介さずに駆動可能である。駆動装置により巻き取り軸が回転することにより、巻き取り軸からカーテン51が繰り出されたり巻き取られたりして移動する。
カーテン51として、天井(屋根12)の全面に沿う天井カーテン511と、側壁111の全面に沿う側カーテン512と、が設けられる。採光量調節装置5がカーテン51を駆動することにより、採光部を全開としたりカーテン51により全閉としたり、あるいは全開と全閉の間の任意の開度で開いて残りをカーテン51により閉じることが可能となる。
農業用ハウス1は、ハウス本体10内の気温を検知する内気温検知部71を備える。第一実施形態では、内気温検知部71は、ハウス本体10内の地面上に立てられた棒の上端部に設けられ、検知した気温情報は後述する制御装置6に読み込まれる。
また農業用ハウス1はハウス本体10外の気温を検知する外気温検知部72を備える。第一実施形態では、外気温検知部72は、ハウス本体10外の地面上に立てられた棒の上端部あるいはハウス本体10の外面に設けられ、検知した気温情報は後述する制御装置6に読み込まれる。
内気温検知部71および外気温検知部72としては、たとえば熱電対またはサーミスタが好適に用いられるが、特に限定されない。
図3に示すように、農業用ハウス1は、水供給装置2、開閉扉3の駆動装置、換気装置4および採光量調節装置5を制御する制御装置6を備える。制御装置6は、たとえば、プログラムに従って動作するいわゆるマイクロコンピュータを備え、内気温検知部71および外気温検知部72からの気温情報を読み込み、水供給装置2、開閉扉3の駆動装置、換気装置4および採光量調節装置5へ指示を与える。このような制御装置6は、汎用のコンピュータでもよいし、専用の装置として構成されてもよい。
なお、制御装置6による水供給装置2の制御とは、第一実施形態では、給水設備20の送水ポンプ25の駆動と停止の切り替えと駆動時の送水量の制御、電磁弁からなる開閉弁261、262の開と閉の切り替えの制御をいうものとする。
制御装置6は、第一実施形態では、図3に示すように、上述した各装置に接続されるインターフェイス部(I/F部61という)と、後述する各種データを記憶する記憶部62と、日時を計時する内蔵時計63と、を備える。さらに制御装置6は、I/F部61を通して内気温検知部71および外気温検知部72から取得した気温情報と、記憶部62に格納した各種データとを用いて上述した各装置を制御する演算処理部64を備える。
制御装置6は、内気温検知部71および外気温検知部72により検知された気温情報に基いて、水供給装置2、開閉扉3の駆動装置、換気装置4および採光量調節装置5を自動的に制御する、栽培モードと収穫モードとを択一的に実行可能である。
栽培モードは、ハウス本体10内を栽培適正温度とし、水供給装置2による水の供給を連続的または間欠的に実行するものである。
栽培モードとしては、たとえば、制御装置6が、外気温検知部72の当日の最低気温(通常は日の出時)を用いて動作内容を変更する。すなわち、外気温の最低温度は季節により異なるため、制御装置は、外気温の最低温度により季節を判断することができる。一例として、外気温の最低温度が18℃以上であれば夏季と判断し、外気温の最低温度が10℃以下であれば冬季と判断する等、制御装置6は季節を判断する。また、制御装置6は、内蔵時計63が計時している日時を併用して季節を判断することが好ましい。
栽培モードにおける制御の内容としては、たとえは、水供給装置2による水の供給と停止の切り替えと供給時の水量、開閉扉3の開と閉の切り替えまたは開度、換気装置4の駆動と停止の切り替えと駆動時の換気量、採光量調節装置5による採光と遮光の切り替えまたは遮光率、が挙げられる。これらを制御装置6が具体的にどのように制御するかは、育成する植物の種類、時季、あるいはその他の諸条件により様々なパターンが考えられ、特に限定されない。
収穫モードは、水供給装置2による水の供給を停止するものである。収穫モードは、ハウス本体10内を収穫適正温度とし、人(作業者)が収穫しやすい環境を整えることを目的としたモードである。すなわち、栽培モードにおいては、植物の育成に適した環境を整えることを目的とし、人の収穫のしやすさは考慮されていない。これに対して、収穫モードは、植物の育成に適した環境を整えるのではなく、人の収穫に適した環境を整えることを目的としたものとなっている。以下、第1収穫モードについて説明する。
<第1収穫モード>
第1収穫モードでは、内気温検知部71により検知された内気温と、外気温検知部72により検知された外気温と、予め定められている快適温度(収穫適正温度)と、比較して、比較結果に応じて制御装置6による制御が行われる。水供給装置2による水の供給は必ず停止させる。表1に、内気温、外気温、快適温度の比較と、各装置の制御の一覧表を示す。
Figure 2018014942
(表1中のNo.11の場合)
快適温度>内気温であるため、内気温を上昇させる。このため、採光量調節装置5によりカーテン51を全開にして採光を行う。また、開閉扉3により通気口を閉とし、換気装置4を停止させる。
(表1中のNo.12の場合)
快適温度>内気温であるため、内気温を上昇させる。このため、採光量調節装置5によりカーテン51を全開にして採光を行う。また、開閉扉3により通気口を閉とし、換気装置4を停止させる。
(表1中のNo.13の場合)
快適温度>内気温であるため、内気温を上昇させる。このため、採光量調節装置5によりカーテン51を全開にして採光を行う。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を停止させる。
(表1中のNo.14の場合)
内気温>快適温度であるため、内気温を下降させる。このため、採光量調節装置5によりカーテン51を全閉にして遮光を行う。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を駆動させる。
(表1中のNo.15の場合)
内気温>快適温度であるため、内気温を下降させる。このため、採光量調節装置5によりカーテン51を全閉にして遮光を行う。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を駆動させる。
(表1中のNo.16の場合)
内気温>快適温度であるため、内気温を下降させる。このため、採光量調節装置5によりカーテン51を全閉にして遮光を行う。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を駆動させる。
上述したように、第1収穫モードにあっては、水供給装置2による水の供給は必ず停止させている。このため、収穫している時に水の供給が行われて、人が濡れたりすることがなく、収穫時に人に適した環境となる。
次に、第二実施形態の農業用ハウス1について図4に基いて説明する。なお、第二実施形態の農業用ハウス1は、大部分において第一実施形態の農業用ハウス1と同じであるため、同じ構成については同符号を用いて説明を省略し、主に異なる構成について説明する。
第二実施形態の農業用ハウス1は、第一実施形態の農業用ハウス1に加えて、ハウス本体10外の照度を検知する照度検知部73を備えている。制御装置6は、第2収穫モードにおいて、内気温検知部71および外気温検知部72により検知された気温情報と、照度検知部73により検知された照度情報とに基いて、水供給装置2による水の供給を停止するとともに開閉扉3の駆動装置、換気装置4および採光量調節装置5を自動的に制御するものである。
また、採光量調節装置5が、第一実施形態の農業用ハウス1におけるカーテン51にかえて、遮光機能のみならず熱伝導を抑制する断熱(遮熱)機能を有する遮光・断熱カーテン52を備えるものである。遮光・断熱カーテン52の大きさ、遮光・断熱カーテン52が設けられる位置および駆動装置は第一実施形態のカーテン51の場合と同様であり、カーテン自体が異なるものである。以下、第2収穫モードについて説明する。
<第2収穫モード>
第2収穫モードでは、内気温検知部71により検知された内気温と、外気温検知部72により検知された外気温と、予め定められている快適温度(収穫適正温度)を比較するとともに、照度検知部73により検知された照度情報に基いて、制御装置6による制御が行われる。水供給装置2による水の供給は停止させる。表2に、内気温、外気温、快適温度の比較と、照度と、各装置の制御の一覧表を示す。
Figure 2018014942
(表2中のNo.21の場合)
快適温度>内気温であるため、内気温を上昇させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも大きく日射が大きいため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全開にして採光を行う。また、開閉扉3により通気口を閉とし、換気装置4を停止させる。
(表2中のNo.22の場合)
快適温度>内気温であるため、内気温を上昇させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも小さく日射が小さいため、採光はほとんど行われない。また、遮光・断熱カーテン52を開くと、伝導および放射により熱が失われるおそれがあるため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全閉にして遮光を行う。また、開閉扉3により通気口を閉とし、換気装置4を停止させる。
(表2中のNo.23の場合)
快適温度>内気温であるため、内気温を上昇させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも大きく日射が大きいため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全開にして採光を行う。また、開閉扉3により通気口を閉とし、換気装置4を停止させる。
(表2中のNo.24の場合)
快適温度>内気温であるため、内気温を上昇させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも小さく日射が小さいため、採光はほとんど行われない。また、遮光・断熱カーテン52を開くと、伝導および放射により熱が失われるおそれがあるため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全閉にして遮光を行う。また、開閉扉3により通気口を閉とし、換気装置4を停止させる。
(表2中のNo.25の場合)
快適温度>内気温であるため、内気温を上昇させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも大きく日射が大きいため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全開にして採光を行う。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を停止させる。
(表2中のNo.26の場合)
快適温度>内気温であるため、内気温を上昇させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも小さく日射が小さいため、採光はほとんど行われない。また、遮光・断熱カーテン52を開くと、伝導および放射により熱が失われるおそれがあるため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全閉にして遮光を行う。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を停止させる。
(表2中のNo.27の場合)
内気温>快適温度であるため、内気温を下降させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも大きく日射が大きいため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全閉にして遮光を行う。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を駆動させる。
(表2中のNo.28の場合)
内気温>快適温度であるため、内気温を下降させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも小さく日射が小さいため、遮光・断熱カーテン52を開いても採光はほとんど行われないとともに、伝導および放射により熱が失われる。このため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全開にして放熱を行わせる。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を駆動させる。
(表2中のNo.29の場合)
内気温>快適温度であるため、内気温を下降させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも大きく日射が大きいため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全閉にして遮光を行う。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を駆動させる。
(表2中のNo.30の場合)
内気温>快適温度であるため、内気温を下降させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも小さく日射が小さいため、遮光・断熱カーテン52を開いても採光はほとんど行われないとともに、伝導および放射により熱が失われる。このため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全開にして放熱を行わせる。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を駆動させる。
(表2中のNo.31の場合)
内気温>快適温度であるため、内気温を下降させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも大きく日射が大きいため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全閉にして遮光を行う。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を駆動させる。
(表2中のNo.32の場合)
内気温>快適温度であるため、内気温を下降させる。ここで、照度が予め定められている閾値よりも小さく日射が小さいため、遮光・断熱カーテン52を開いても採光はほとんど行われないとともに、伝導および放射により熱が失われる。このため、採光量調節装置5により遮光・断熱カーテン52を全開にして放熱を行わせる。また、開閉扉3により通気口を開(全開)とし、換気装置4を駆動させる。
上述したように、第2収穫モードにあっても、水供給装置2による水の供給は必ず停止させている。このため、収穫している時に水の供給が行われて、人が濡れたりすることがなく、収穫時に人に適した環境となる。
さらに、第2収穫モードにおいて、照度検知部73により検知された照度情報にも基いて制御が行われるため、より精度よく、ハウス本体10内の温度を収穫適正温度に近づけることができる。
さらに、採光量調節装置5が遮光・断熱カーテン52を備えるため、遮光・断熱カーテン52による保温も可能となる。
以下、変形例について説明する。
第一実施形態および第二実施形態では、ハウス本体10は断面逆U字状をしたものであるが、ハウス本体10の形状は限定されない。屋根12は、断面半円状をしたものであるが、水平で平坦であってもよく、屋根12および壁11の形状は特に限定されない。また、ハウス本体10はいわゆるビニールハウスにより構成されているが、ビニールハウスに限定されない。たとえば、ハウス本体10の壁11または屋根12の一部が透光性を有しないパネルにより構成されるとともに残りが透光性を有する合成樹脂フィルムで構成されてもよい。また、ハウス本体10の全部(ただし通気口および採光部が設けられる部分を除く)がパネルにより構成されてもよい。また、ハウス本体10は、内部空間を密閉可能とするのが好ましいが、密閉可能でなくてもよい。
第一実施形態および第二実施形態では、農業用ハウス1内で育成される植物は、ホウレンソウ、コマツナ、ミズナのような軟弱野菜であるが、これら以外の軟弱野菜であってもよいし、軟弱野菜以外の作物であってもよく、特に限定されない。また、農業用ハウス1内で植物が栽培される時季についても、特に限定されない。
なお、第一実施形態および第二実施形態では、給水設備20が貯水タンク24を備えているが、貯水タンク24が設けられず、給水流路23の上流端が水道に接続されてもよい。
第一実施形態および第二実施形態では、水供給装置2は、撒水装置21とミスト装置22の両方を備えるものであったが、いずれか一方のみを備えるものであってもよい。また、水供給装置2は、チューブを有する撒水装置21またはミスト装置22ではなく、たとえば、一般に広く用いられているスプリンクラーのように可動式の吐出口を有するものであってもよく、形態は特に限定されない。
第一実施形態および第二実施形態では、水供給装置2が供給するのは水であるが、肥料を含んだ水、あるいは水以外の液体を供給してもよい。
第一実施形態および第二実施形態では、側壁111と妻壁112の両方に通気口が設けられているが、いずれか一方のみに通気口が設けられてもよい。また、壁11に加えて屋根12に通気口が設けられてもよい。また、壁11および屋根12に設けられる通気口の形状、大きさ、個数、位置等は特に限定されない。
また、ハウス本体10の壁11には、適宜、人または物の出入口が開閉可能に設けられる。出入口の形状、大きさ、個数、位置等は特に限定されず、出入口が通気口と兼用されてもよい。
開閉扉3は、ハウス本体10の被覆材102として用いられる合成樹脂フィルムと同じ材料により形成されてもよいし、他の材料により板状等に形成されてもよく、材料(材質)は限定されない。開閉扉3の形状、大きさ、透光性の有無等は特に限定されない。また、駆動装置は、開閉扉3に応じたものが設けられる。
第一実施形態および第二実施形態では、換気装置4は、端通気口に対応する位置に設けられていたが、通気口に対応しない位置、たとえばハウス本体10の中心部等に設けられてもよい。また、換気装置4が側通気口に対応する位置に設けられてもよい。換気装置4が設けられる位置、個数等は特に限定されない。
また、換気装置4により発生する風向は特に限定されない。特に、換気装置4が通気口に対応する位置に設けられる場合、換気装置4により発生する風向が、ハウス本体10内の空気を外部に排出させる向きであるか、あるいは外気をハウス本体10内に取り込む向きであるかは特に限定されない。また、換気装置4が駆動するときに、必ずしも通気口が開かれていなくてもよい。
第一実施形態および第二実施形態では、ハウス本体10の全体が採光部となっているが、ハウス本体10の一部のみが採光部となってもよい。特に、日光はその大部分が屋根12を通してハウス本体10内に照射されるため、屋根12の全部または一部に採光部が形成されるのが好ましい。採光部の形状、大きさ、個数、位置等は特に限定されない。また、採光部の一部または全部が通気口と兼用されてもよい。
第一実施形態では、採光量調節装置5はカーテン51を備えるものであるが、カーテン51の替わりにたとえば遮光板を備えるものであってもよく、カーテン51以外のものを備えるものでもよい。
第一実施形態および第二実施形態では、カーテン51、遮光・断熱カーテン52の光透過率は100%未満であればよく、特に限定されない。カーテン51、遮光・断熱カーテン52の形状、大きさ、材質等は特に限定されない。
第一実施形態および第二実施形態では、天井カーテン511、遮光・断熱カーテン521が屋根12の全面に沿うとともに、側カーテン512、遮光・断熱カーテン522が側壁111の全面に沿うが、天井カーテン511、遮光・断熱カーテン521が屋根12の一部に沿うものであってもよいし、側カーテン512、遮光・断熱カーテン522が側壁111の一部に沿うものであってもよい。また、側カーテン512、遮光・断熱カーテン522に替えてあるいは側カーテン512、遮光・断熱カーテン522に加えて、妻壁112の全面または一部に沿う妻カーテンが設けられてもよい。カーテン51が設けられる位置、個数等は特に限定されない。
第一実施形態および第二実施形態において、快適温度を調節可能としてもよい。
第二実施形態において、照度の閾値を調節可能としてもよい。
以上、上述した第一実施形態〜第二実施形態およびその変形例から明らかなように、本発明に係る第1の態様の農業用ハウス1は、壁11および屋根12を有するハウス本体10と、ハウス本体10内に水を供給する水供給装置2と、を備える。ハウス本体10に通気口および採光部が形成される。農業用ハウス1は、通気口を開閉する開閉扉3と、水供給装置2および開閉扉3を制御する制御装置6と、を備える。農業用ハウス1は、ハウス本体10内の気温を検知する内気温検知部71およびハウス本体10外の気温を検知する外気温検知部72を備える。制御装置6は、栽培モードと収穫モードとをそれぞれ実行可能である。栽培モードは、内気温検知部71および外気温検知部72により検知された気温情報に基いて、水供給装置2による水の供給を連続的または間欠的に実行するとともに、栽培適正温度となるように開閉扉3を自動的に制御するモードである。収穫モードは、内気温検知部71および外気温検知部72により検知された気温情報に基いて、収穫適正温度となるように水供給装置2による水の供給を停止するとともに開閉扉3を自動的に制御するモードである。
第1の態様の農業用ハウス1によれば、収穫モードにあっては水供給装置2による水の供給が停止されるため、収穫している時に水の供給が行われて、人が濡れたりすることがなく、収穫時に人に適した環境となる。
本発明に係る第2の態様の農業用ハウス1は付加的なものであり、第1の態様の農業用ハウス1との組み合わせにより実現される。第2の態様の農業用ハウス1は、換気を促進させる換気装置4をさらに備える。制御装置6は、栽培モードおよび収穫モードにおいて、内気温検知部71および外気温検知部72により検知された気温情報に基いて、さらに換気装置4を自動的に制御するものである。
第2の態様の農業用ハウス1によれば、ハウス本体10内の換気を促進させて、ハウス本体10内の温度の調節を迅速に行うことができる。
本発明に係る第3の態様の農業用ハウス1は付加的なものであり、第1または第2の態様の農業用ハウス1との組み合わせにより実現される。第3の態様の農業用ハウス1は、採光部を通しての採光量を調節する採光量調節装置5をさらに備える。制御装置6は、栽培モードおよび収穫モードにおいて、内気温検知部71および外気温検知部72により検知された気温情報に基いて、さらに採光量調節装置5を自動的に制御するものである。
第3の態様の農業用ハウス1によれば、採光量の調節により、ハウス本体10内の温度の調節を迅速に行うことができる。
本発明に係る第4の態様の農業用ハウス1は付加的なものであり、第1〜第3のいずれか一つの態様の農業用ハウス1との組み合わせにより実現される。第4の態様の農業用ハウス1は、ハウス本体10外の照度を検知する照度検知部73をさらに備える。制御装置6は、栽培モードおよび収穫モードにおいて、内気温検知部71および外気温検知部72により検知された気温情報に加えて照度検知部73により検知された照度情報に基いて、制御を行うものである。
第4の態様の農業用ハウス1によれば、より精度よく、ハウス本体10内の温度を収穫適正温度に近づけることができる。
本発明に係る第5の態様の農業用ハウス1は付加的なものであり、第1〜第4の態様の農業用ハウス1との組み合わせにより実現される。第5の態様の農業用ハウス1は、採光量調節装置5が遮光・断熱カーテン52を備えるものである。
第5の態様の農業用ハウス1によれば、遮光・断熱カーテン52により保温も可能となる。
1 農業用ハウス
10 ハウス本体
11 壁
12 屋根
2 水供給装置
3 開閉扉
4 換気装置
5 採光量調節装置
53 遮光・断熱カーテン
6 制御装置
71 内気温検知部
72 外気温検知部
73 照度検知部

Claims (5)

  1. 壁および屋根を有するハウス本体と、前記ハウス本体内に水を供給する水供給装置と、を備え、
    前記ハウス本体に通気口および採光部が形成され、
    前記通気口を開閉する開閉扉を備え、
    前記水供給装置、前記開閉扉を制御する制御装置を備え、
    前記ハウス本体内の気温を検知する内気温検知部および前記ハウス本体外の気温を検知する外気温検知部を備え、
    前記制御装置は、前記内気温検知部および前記外気温検知部により検知された前記気温情報に基いて、前記水供給装置による水の供給を連続的または間欠的に実行するとともに、栽培適正温度となるように前記開閉扉を自動的に制御する栽培モードと、前記水供給装置による水の供給を停止するとともに、収穫適正温度となるように前記開閉扉を自動的に制御する収穫モードと、をそれぞれ実行可能であることを特徴とする農業用ハウス。
  2. 換気を促進させる換気装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記栽培モードおよび前記収穫モードにおいて、前記内気温検知部および前記外気温検知部により検知された前記気温情報に基いて、さらに前記換気装置を自動的に制御することを特徴とする請求項1記載の農業用ハウス。
  3. 前記採光部を通しての採光量を調節する採光量調節装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記栽培モードおよび前記収穫モードにおいて、前記内気温検知部および前記外気温検知部により検知された前記気温情報に基いて、さらに前記採光量調節装置を自動的に制御することを特徴とする請求項1または2記載の農業用ハウス。
  4. 前記ハウス本体外の照度を検知する照度検知部をさらに備え、
    前記制御装置は、前記栽培モードおよび前記収穫モードにおいて、前記内気温検知部および前記外気温検知部により検知された前記気温情報に加えて前記照度検知部により検知された照度情報に基いて、制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の農業用ハウス。
  5. 前記採光量調節装置が、遮光・断熱カーテンを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の農業用ハウス。
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