JP2018011631A - 生体情報記憶システム、及び、車内生体情報記憶装置 - Google Patents

生体情報記憶システム、及び、車内生体情報記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】生体情報を車両内外で利用させることができる生体情報記憶システム、及び、車内生体情報記憶装置を提供することを目的とする。【解決手段】生体情報記憶システム1、及び、車内生体情報記憶装置100は、車両の乗員の生体情報を検出する生体情報検出部110と、車両に据え置かれ情報を記憶する車内記憶部101と、車両の内部に持ち込み可能である携帯端末200に設けられ情報を記憶する携帯記憶部201と、生体情報検出部110が検出した生体情報を車内記憶部101と携帯記憶部201とに振り分けて記憶させる処理を実行可能である車内情報処理部160とを備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、生体情報記憶システム、及び、車内生体情報記憶装置に関する。
車両において生体情報を利用する従来のシステムとして、例えば、特許文献1には、運転者による車両の運転操作を補助する動作、あるいは該運転操作のための情報を運転者に提示する動作の少なくとも何れかの運転支援動作を実行する運転支援装置が開示されている。この運転支援装置は、運転支援動作に使用する動作パラメーターが記憶されたパラメーター記憶部と、運転者の生体情報を検出する生体情報検出部と、運転者の運転挙動を検出する運転挙動検出部と、生体情報または運転挙動の少なくとも一方に基づいて運転者の体調を判定する体調判定部と、体調の判定結果に基づいて動作パラメーターを変更するパラメーター変更部と、動作パラメーターに従って所定の運転支援動作を実行する運転支援実行部とを備える。
特開2015−203994号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の運転支援装置は、例えば、生体情報の利用の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、生体情報を車両内外で利用させることができる生体情報記憶システム、及び、車内生体情報記憶装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る生体情報記憶システムは、車両の乗員の生体情報を検出する生体情報検出部と、前記車両に据え置かれ情報を記憶する車内記憶部と、前記車両の内部に持ち込み可能である携帯端末に設けられ情報を記憶する携帯記憶部と、前記生体情報検出部が検出した前記生体情報を前記車内記憶部と前記携帯記憶部とに振り分けて記憶させる処理を実行可能である車内情報処理部とを備えることを特徴とする。
また、上記生体情報記憶システムでは、前記車内記憶部は、前記車両内の機器を制御する制御部に設けられる第1記憶部、及び、前記第1記憶部よりも大容量の情報を記憶可能である第2記憶部を含むものとすることができる。
また、上記生体情報記憶システムでは、前記生体情報検出部は、前記乗員に装着され、前記車両の外部で前記生体情報を検出可能であるウェアラブル機器を含み、前記携帯記憶部は、前記車両の外部で前記ウェアラブル機器が検出した前記生体情報を、前記車内情報処理部を介さずに記憶し、前記車内情報処理部は、前記携帯記憶部に記憶された前記生体情報と前記車内記憶部に記憶された前記生体情報とを連携させる処理を実行可能であるものとすることができる。
また、上記生体情報記憶システムでは、前記車両の外部に設けられ情報を記憶する車外記憶部と、前記携帯記憶部に記憶された前記生体情報を前記車外記憶部に記憶させる処理を実行可能である車外情報処理部とを備えるものとすることができる。
また、上記生体情報記憶システムでは、前記車外情報処理部は、前記携帯記憶部に記憶された前記生体情報と前記車外記憶部に記憶された前記生体情報とを連携させる処理を実行可能であるものとすることができる。
また、上記生体情報記憶システムでは、現在の前記生体情報、及び、過去の前記生体情報に基づいて動作する動作部を備えるものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係る車内生体情報記憶装置は、車両の乗員の生体情報を検出する生体情報検出部と、前記車両に据え置かれ情報を記憶する車内記憶部と、前記生体情報検出部が検出した前記生体情報を前記車内記憶部と前記車両の内部に持ち込み可能である携帯端末に設けられ情報を記憶する携帯記憶部とに振り分けて記憶させる処理を実行可能である車内情報処理部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る生体情報記憶システム、及び、車内生体情報記憶装置は、生体情報検出部が検出した車両の乗員の生体情報を車内情報処理部によって車内記憶部と携帯記憶部とに振り分けて記憶させることから、車両の内部では車内記憶部に記憶された生体情報を利用する一方、車両の外部では携帯端末に設けられた携帯記憶部に記憶された生体情報を利用することができるので、生体情報を車両内外で利用させることができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る生体情報記憶システムの概略構成を表す模式図である。 図2は、実施形態に係る生体情報記憶システムの概略構成を表すブロック図である。 図3は、実施形態に係る生体情報記憶システムにおける処理の一例を表すフローチャート図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1、図2に示す本実施形態の生体情報記憶システム1は、車両Vの乗員CRの生体情報を車両V内の車内記憶部101と携帯端末200の携帯記憶部201とに振り分けて記憶させることで、生体情報を車両Vの内外(以下、単に「車両内外」という場合がある。)でシームレスに管理、利用させることができるシステムである。ここで、車両Vの乗員CRは、車両Vの運転者に限らず、車両Vを運転しない搭乗者も含むものである。以下、各図を参照して生体情報記憶システム1の構成について詳細に説明する。
具体的には、生体情報記憶システム1は、図1、図2に示すように、車両Vに設けられる車内側機器群100と、車両Vの内部に持ち込み可能である携帯端末200と、車両Vの外部に設けられる車外側機器群300とを備える。車内側機器群100は、車内生体情報記憶装置を構成するものである。携帯端末200は、言い換えれば、車両Vの外部に持ち出し可能なものである。車外側機器群300は、車外生体情報記憶装置を構成するものである。生体情報記憶システム1は、携帯端末200が車内側機器群100と車外側機器群300との双方と連携することで、これら車内側機器群100、携帯端末200、車外側機器群300を相互に連携させて車両Vの乗員CRの生体情報を管理、利用する連携システムである。
車内側機器群100は、車両Vに設けられる機器群である。車内側機器群100は、生体情報検出部としての生体情報検出装置110と、車両情報検出装置120と、制御部としてのECU(Electronic Control Unit)130と、車内記憶装置140と、動作部150と、車内情報処理部としての車内情報処理装置160とを備え、これらが車両Vに設けられる。
生体情報検出装置110は、車両Vの乗員CRの生体情報を検出するものである。生体情報検出装置110が検出する乗員CRの生体情報は、生体(乗員CR)が発する種々の生理学的情報に加え、これらの情報から派生する種々の情報を含んでいてもよい。生体情報検出装置110が検出する乗員CRの生体情報は、例えば、心電情報、心拍数、呼吸数、脈拍数、血圧、体温、脳波、筋電流等のバイタルサイン、指紋情報、静脈情報、顔貌情報、声紋情報、虹彩情報等の個人を識別が可能な個体識別情報、血中アルコール濃度、視線情報、これらの情報に基づいて推定される派生情報としての睡眠時間等を含んでいてもよい。生体情報検出装置110は、これらを検出するための血圧センサ、心電センサ、心拍センサ、呼吸センサ、脈拍センサ、血圧センサ、体温センサ、脳波センサ、筋電流センサ、各種個体識別情報センサ等の種々の検出器を含んで構成される。本実施形態の生体情報検出装置110は、車両Vの内部で生体情報を検出する機器に加え、車両Vの外部でも生体情報を検出する機器を含む。ここでは、生体情報検出装置110は、一例として、車両Vのシートに設けられるシート内検出器111、車両Vのステアリングに設けられるステアリング内検出器112、及び、乗員CRに装着され車両Vの外部でも生体情報を検出可能であるウェアラブル機器113等を含むものとして図示しており、これらシート内検出器111、ステアリング内検出器112、ウェアラブル機器113に種々の検出器が設けられる。生体情報検出装置110は、この他、例えば、乗員CRを撮像し当該撮像した画像に基づいて生体情報を検出するカメラ、乗員CRに光を照射して反射させ受光した反射光に基づいて生体情報を検出する光学系検出器等、種々の検出機器を含んでいてもよい。生体情報検出装置110は、車内情報処理装置160と電気的に接続されており、検出した乗員CRの生体情報を車内情報処理装置160に出力する。
車両情報検出装置120は、車両Vの車両情報を検出するものである。車両情報検出装置120が検出する車両情報は、車両Vの状態を示す情報である。車両情報検出装置120が検出する車両Vの車両情報は、例えば、車両Vの車速、加速度、操舵角、アクセルペダルの操作量(アクセル踏み込み量)、ブレーキペダルの操作量(ブレーキ踏み込み量)、方向指示器(ウインカ)の操作の有無/指示方向、車両Vの周囲の画像情報、車両Vの周辺の外部物体情報、車両Vの現在位置情報(GPS情報)等を含んでいてもよい。車両情報検出装置120は、これらを検出するための車速センサ、加速度センサ、操舵角センサ、アクセルセンサ、ブレーキセンサ、ウインカスイッチ、CCDカメラ等の撮像装置、各種レーダやソナー、GPS受信機等の種々の検出器を含んで構成される。また、車両情報検出装置120は、車両Vの全体を統括的に制御する制御装置と電気的に接続され、当該制御装置と連携して種々の車両情報を検出するようにしてもよい。車両情報検出装置120は、車内情報処理装置160と電気的に接続されており、検出した車両Vの車両情報を車内情報処理装置160に出力する。
ECU130は、車両V内の機器を制御する制御部である。本実施形態のECU130は、一例として、走行系ECU130A、MM(Multi Media)系ECU130B等を含むものとして図示しているがこれに限らず他のECUを含んで構成されてもよい。走行系ECU130Aは、車両V内において、車両Vの走行制御、自動運転制御、安全系に関する制御等に係る機器(走行用パワートレーン、操舵装置、制動装置等)の制御を行うものである。MM系ECU130Bは、車両V内において、エンターテインメント等、マルチメディア系に係る機器(スピーカ、車内照明、各種表示装置、各種入出力装置等)の制御を行うものである。なお、以下の説明では、走行系ECU130AとMM系ECU130Bとを特に区別して説明する必要がない場合には、単にECU130という。
各ECU130は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の中央演算処理装置、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路を含んで構成される。各ECU130は、生体情報検出装置110、車両情報検出装置120、車両V内の機器(走行用パワートレーン、操舵装置、制動装置、スピーカ、車内照明、各種表示装置、各種入出力装置)等が電気的に接続され、検出結果に対応した検出信号、各部を駆動させるための駆動信号等の各種の電気信号を相互に授受することができる。各ECU130は、各種入力信号等に基づいて、格納されている制御プログラムを実行することにより、車両V内の機器に出力信号を出力し当該車両V内の機器の駆動を制御する。
具体的には、各ECU130は、機能概念的に、ECU記憶部131、及び、処理部132を含んで構成される。ECU記憶部131、及び、処理部132は、電気的に接続されている各種装置との間で種々の情報を授受することができる。
ECU記憶部131は、機能概念的に、生体情報記憶部131a、車両情報記憶部131bを含んで構成される。生体情報記憶部131aは、各ECU130のECU記憶部131において生体情報を記憶する部分である。生体情報記憶部131aは、典型的には、生体情報検出装置110によって検出され、車内情報処理装置160によって処理され、振り分けられた生体情報を記憶する。生体情報記憶部131aは、生体情報を記憶する際には、情報が検出された際の検出日時/検出位置、情報を記憶する際の記憶日時等の基本情報も合わせて記憶するとよい。車両情報記憶部131bは、各ECU130のECU記憶部131において車両情報を記憶する部分である。車両情報記憶部131bは、典型的には、車両情報検出装置120によって検出され、車内情報処理装置160によって処理され、振り分けられた車両情報を記憶する。車両情報記憶部131bは、車両情報を記憶する際には、上記基本情報も合わせて記憶するとよい。ECU記憶部131は、この他、処理部132で実行される各種プログラムや制御データを記憶する。
このECU記憶部131は、車両Vに据え置かれ情報を記憶する車内記憶部101を構成する。ここで、本実施形態の車内記憶部101は、ECU記憶部131と、当該ECU記憶部131よりも大容量の情報を記憶可能である後述の第2記憶部としての車内記憶装置140を含んで構成される。そして、ECU記憶部131は、車内記憶部101において、車両V内の機器を制御する各ECU130に設けられる第1記憶部を構成する。
処理部132は、各ECU130に接続される車両V内の機器(走行用パワートレーン、操舵装置、制動装置、スピーカ、車内照明、各種表示装置、各種入出力装置)を統括的に制御する部分である。処理部132は、ECU記憶部131に記憶されている各種プログラムを実行し、当該プログラムが動作することにより車両V内の機器の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。
車内記憶装置140は、上述のように車両Vに据え置かれ情報を記憶する車内記憶部101を構成するものである。より詳細には、車内記憶装置140は、上述のように、車内記憶部101において、ECU記憶部131よりも大容量の情報を記憶可能である第2記憶部を構成する。車内記憶装置140は、例えば、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの比較的に大容量の記憶装置、あるいは、RAM、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。車内記憶装置140は、車両Vにおいて、強い衝撃等に対して強固に保護されたいわゆるブラックボックスを構成してもよい。車内記憶装置140は、機能概念的に、生体情報記憶部140a、車両情報記憶部140bを含んで構成される。生体情報記憶部140aは、車内記憶装置140において生体情報を記憶する部分である。生体情報記憶部140aは、典型的には、生体情報検出装置110によって検出され、車内情報処理装置160によって処理され、振り分けられた生体情報を記憶する。生体情報記憶部140aは、生体情報を記憶する際には、上記基本情報も合わせて記憶するとよい。車両情報記憶部140bは、車内記憶装置140において車両情報を記憶する部分である。車両情報記憶部140bは、典型的には、車両情報検出装置120によって検出され、車内情報処理装置160によって処理され、振り分けられた車両情報を記憶する。車両情報記憶部140bは、車両情報を記憶する際には、上記基本情報も合わせて記憶するとよい。
動作部150は、ECU130等の制御によって動作するものであり、典型的には、ECU130等によって制御される車両V内の機器である。より詳細には、動作部150は、走行系ECU130Aによって制御される車両Vの走行制御、自動運転制御、安全系に関する制御等に係る機器、MM系ECU130Bによって制御されるエンターテインメント等、マルチメディア系に係る機器等を含む。なお、動作部150は、車内情報処理装置160を介してECU130等に接続されるものとして図示しているがこれに限らず車内情報処理装置160を介さずにECU130等に接続されてもよい。
車内情報処理装置160は、車両V内において、生体情報を含む各種情報の管理、処理を行うものである。より具体的には、車内情報処理装置160は、生体情報検出装置110が検出した生体情報を車内記憶部101(ECU記憶部131、車内記憶装置140)と携帯端末200の携帯記憶部201とに振り分けて記憶させる処理、携帯記憶部201に記憶された生体情報と車内記憶部101に記憶された生体情報とを連携させる処理等を実行可能な機能を有する。
車内情報処理装置160は、CPU、MPU、ASIC、FPGA等の中央演算処理装置、ROM、RAM及びインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路を含んで構成される。車内情報処理装置160は、生体情報検出装置110、車両情報検出装置120、ECU130、車内記憶装置140、動作部150等が電気的に接続され、検出結果に対応した検出信号、各部を駆動させるための駆動信号等の各種の電気信号を相互に授受することができる。車内情報処理装置160は、各種入力信号等に基づいて、格納されている制御プログラムを実行することにより、上記のような種々の処理を実行する。
具体的には、車内情報処理装置160は、機能概念的に、処理装置記憶部161、インターフェース部162、取得部163、種別判定部164、及び、振分部165を含んで構成される。処理装置記憶部161、インターフェース部162、取得部163、種別判定部164、及び、振分部165は、電気的に接続され相互に種々の情報を授受することができる。
処理装置記憶部161は、機能概念的に、情報種別テーブル161aを含んで構成される。情報種別テーブル161aは、生体情報検出装置110、車両情報検出装置120が検出した生体情報、車両情報を含む各種情報の種別を定めた種別情報に関する情報テーブルである。情報種別テーブル161aは、種別判定部164によって各種情報の種別を判定する際に参照される。処理装置記憶部161は、この他、取得部163、種別判定部164、振分部165等で実行される各種プログラムや制御データを記憶する。
インターフェース部162は、車内情報処理装置160に接続される生体情報検出装置110、車両情報検出装置120、ECU130、車内記憶装置140、動作部150や携帯端末200等と種々の情報を送受信するためのインターフェースである。インターフェース部162は、各部との間における有線による通信制御、無線による通信制御を行う機能を有する。すなわち、インターフェース部162は、各部との間で通信線等を介し情報を有線通信する機能、各部との間で無線通信ユニット等を介して情報を無線通信する機能を有している。通信線は、例えば、LANケーブルやCAN等の専用通信線等を用いることができるがこれらに限定されず、電力線通信(PLC:Power Line Communication)が可能なように構成された電力線が用いられてもよい。無線通信ユニットは、例えば、W−LAN、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooh(登録商標)等の近距離無線通信(NFC)等、種々の方式の無線通信が可能なユニットを用いることができるがこれらに限定されない。ここでは、インターフェース部162は、生体情報検出装置110、車両情報検出装置120、ECU130、車内記憶装置140、動作部150が有線、携帯端末200が無線で接続されるものとして図示しているがこれに限らず、車両情報検出装置120、ECU130、車内記憶装置140、動作部150が無線、携帯端末200が有線で接続されてもよい。
取得部163、種別判定部164、振分部165は、車内情報処理装置160において各種処理を実行する部分である。取得部163、種別判定部164、振分部165は、処理装置記憶部161に記憶されている各種プログラムを実行し、当該プログラムが動作することにより車両V内において生体情報を含む各種情報の管理、処理のために必要な様々な処理を行う。
取得部163は、種々の情報を取得する処理を実行する部分である。取得部163は、生体情報検出装置110、車両情報検出装置120、ECU130、車内記憶装置140、動作部150、携帯端末200等からインターフェース部162を介して生体情報、車両情報等を含む各種情報を取得する。取得部163は、取得した情報を処理装置記憶部161に格納することもできる。
種別判定部164は、取得部163によって取得された種々の情報の種別を判定する処理を実行する部分である。種別判定部164は、処理装置記憶部161に記憶されている情報種別テーブル161aを参照し当該情報種別テーブル161aに基づいて、取得部163によって取得された情報の種別を判定する。
振分部165は、生体情報検出装置110、車両情報検出装置120が検出し取得部163によって取得された生体情報、車両情報等を車内記憶部101(ECU記憶部131、車内記憶装置140)と携帯端末200の携帯記憶部201とに振り分けて記憶させる処理を実行する部分である。また、振分部165は、取得部163によって取得された携帯端末200からの生体情報を車内記憶部101に格納する処理も実行可能である。振分部165は、場合によっては、取得部163によって取得された携帯端末200からの生体情報を選別して車内記憶部101に格納する。これにより、振分部165は、携帯記憶部201に記憶された生体情報と車内記憶部101に記憶された生体情報とを連携させる処理を実行可能である。ここでは、振分部165は、車内記憶部101がECU記憶部131と車内記憶装置140とを含んで構成されるものであることから、取得部163によって取得された生体情報をECU記憶部131と車内記憶装置140と携帯記憶部201とに振り分けて、さらに言えば、走行系ECU130AのECU記憶部131とMM系ECU130BのECU記憶部131と車内記憶装置140と携帯記憶部201とに振り分けて記憶させる。振分部165は、取得部163によって取得された生体情報を、種別判定部164によって判定された情報の種別に基づいて選別し振り分けてECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201の生体情報記憶部131a、生体情報記憶部140a、後述の生体情報記憶部201aに格納し記憶させる。同様に、振分部165は、取得部163によって取得された車両情報を、種別判定部164によって判定された情報の種別に基づいて選別し振り分けてECU記憶部131、車内記憶装置140の車両情報記憶部131b、車両情報記憶部140bに格納し記憶させる。なお、情報の振り分けの具体例については後で具体例を説明する。
携帯端末200は、生体情報を記憶し、車内側機器群100と車外側機器群300との双方と連携することで、これら車内側機器群100、携帯端末200、車外側機器群300を相互に連携させる機器である。携帯端末200は、車内情報処理装置160や後述の車外情報処理装置310等によって処理され、振り分けられた生体情報を記憶する処理、車両Vの外部で生体情報検出装置110が検出した生体情報を、車内情報処理装置160等を介さずに記憶する処理等を実行可能な機能を有する。携帯端末200は、例えば、携帯電話、スマートフォン、PHS、PDA、タブレット型PC(Personal Computer)、ノート型PC等、ウェアラブル端末等によって構成することができる。
携帯端末200は、CPU、MPU、ASIC、FPGA等の中央演算処理装置、ROM、RAM及びインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路を含んで構成される。携帯端末200は、各種入力信号等に基づいて、格納されている制御プログラムを実行することにより、上記のような種々の処理を実行する。
具体的には、携帯端末200は、機能概念的に、携帯記憶部201、インターフェース部202、取得部203、及び、処理部204を含んで構成される。携帯記憶部201、インターフェース部202、取得部203、及び、処理部204は、電気的に接続され相互に種々の情報を授受することができる。
携帯記憶部201は、生体情報記憶部201aを含んで構成される。生体情報記憶部201aは、携帯端末200の携帯記憶部201において生体情報を記憶する部分である。生体情報記憶部201aは、典型的には、生体情報検出装置110によって検出され、車内情報処理装置160や後述の車外情報処理装置310によって処理され、振り分けられた生体情報を記憶する。また、生体情報記憶部201aは、車両Vの外部で生体情報検出装置110、ここでは、例えば、ウェアラブル機器113が検出した生体情報を、車内情報処理装置160、車外情報処理装置310等を介さずに記憶することもできる。生体情報記憶部201aは、生体情報を記憶する際には、上記基本情報も合わせて記憶するとよい。携帯記憶部201は、この他、取得部203、処理部204で実行される各種プログラムや制御データを記憶する。
インターフェース部202は、車内情報処理装置160、後述の車外情報処理装置310等と種々の情報を送受信するためのインターフェースである。すなわち、インターフェース部202は、各部との間で通信線等を介し情報を有線通信する機能、各部との間で無線通信ユニット等を介して情報を無線通信する機能を有している。通信線は、例えば、種々の形式のコネクタを介して当該インターフェース部202に電気的に接続され、LANケーブルやCAN等の専用通信線等を用いることができるがこれらに限定されず、電力線通信が可能なように構成された電力線が用いられてもよい。無線通信ユニットは、例えば、W−LAN、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooh(登録商標)等の近距離無線通信(NFC)等、種々の方式の無線通信が可能なユニットを用いることができるがこれらに限定されない。
取得部203、処理部204は、携帯端末200において各種処理を実行する部分である。取得部203、処理部204は、携帯記憶部201に記憶されている各種プログラムを実行し、当該プログラムが動作することにより車両Vの内外において生体情報を含む各種情報の管理、処理のために必要な様々な処理を行う。
取得部203は、種々の情報を取得する処理を実行する部分である。取得部203は、車内情報処理装置160や後述の車外情報処理装置310等からインターフェース部20を介して生体情報等を含む各種情報を取得する。また、取得部203は、車両Vの外部で生体情報検出装置110、ここでは、例えば、ウェアラブル機器113が検出した生体情報を、車内情報処理装置160や後述の車外情報処理装置310等を介さずにインターフェース部202を介して取得することもできる。取得部203は、取得した情報を携帯記憶部201に格納することもできる。
処理部204は、携帯端末200を統括的に制御する部分である。処理部204は、生体情報検出装置110によって検出され、車内情報処理装置160や後述の車外情報処理装置310によって処理され、振り分けられ取得部203によって取得された生体情報等を携帯記憶部201の生体情報記憶部201aに格納し記憶させる処理を実行可能である。また、処理部204は、車両Vの外部で生体情報検出装置110が検出し取得部203によって取得された生体情報を、車内情報処理装置160や後述の車外情報処理装置310を介さずに、直接的に携帯記憶部201の生体情報記憶部201aに格納し記憶させる処理も実行可能である。
車外側機器群300は、車両Vの外部、例えば、屋内等に設けられる機器群である。車外側機器群300は、車外情報処理部としての車外情報処理装置310と、ネットワーク320と、マネージメント装置330と、動作部340とを備え、これらが車両Vの外部に設けられる。ここでは、車外側機器群300は、車外情報処理装置310とマネージメント装置330と動作部340とがネットワーク320を介して接続され、マネージメント装置330、動作部340がいわゆるクラウドとして実装されるものとして説明する。なお、車外側機器群300は、車外情報処理装置310とマネージメント装置330と動作部340とがネットワーク320を介さずに接続されこれらを合わせていわゆるスタンドアローン型の装置として実現されてもよい。車外側機器群300は、既知のPCやワークステーションなどのコンピュータシステムに下記で説明する種々の処理を実現させるアプリケーションをインストールすることで構成することもできる。
車外情報処理装置310は、車両V外において、生体情報を含む各種情報の管理、処理を行うものである。より具体的には、車外情報処理装置310は、携帯記憶部201に記憶された生体情報を車外記憶部としての車外記憶装置331に記憶させる処理、携帯記憶部201に記憶された生体情報と車外記憶装置331に記憶された生体情報とを連携させる処理等を実行可能な機能を有する。
車外情報処理装置310は、CPU、MPU、ASIC、FPGA等の中央演算処理装置、ROM、RAM及びインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路を含んで構成される。車外情報処理装置310は、ネットワーク320を介してマネージメント装置330、及び、動作部340等が電気的に接続され、各種の電気信号を相互に授受することができる。車外情報処理装置310は、各種入力信号等に基づいて、格納されている制御プログラムを実行することにより、上記のような種々の処理を実行する。
具体的には、車外情報処理装置310は、機能概念的に、処理装置記憶部311、インターフェース部312、取得部313、種別判定部314、及び、振分部315を含んで構成される。処理装置記憶部311、インターフェース部312、取得部313、種別判定部314、及び、振分部315は、電気的に接続され相互に種々の情報を授受することができる。
処理装置記憶部311は、機能概念的に、情報種別テーブル311aを含んで構成される。情報種別テーブル311aは、携帯端末200等から取得した生体情報を含む各種情報の種別を定めた種別情報に関する情報テーブルである。情報種別テーブル311aは、種別判定部314によって各種情報の種別を判定する際に参照される。処理装置記憶部311は、この他、取得部313、種別判定部314、振分部315等で実行される各種プログラムや制御データを記憶する。
インターフェース部312は、車外情報処理装置310にネットワーク320を介して接続されるマネージメント装置330、動作部340や携帯端末200等と種々の情報を送受信するためのインターフェースである。インターフェース部312は、各部との間における有線による通信制御、無線による通信制御を行う機能を有する。すなわち、インターフェース部312は、各部との間で通信線等を介し情報を有線通信する機能、各部との間で無線通信ユニット等を介して情報を無線通信する機能を有している。通信線は、例えば、LANケーブルやCAN等の専用通信線等を用いることができるがこれらに限定されず、電力線通信が可能なように構成された電力線が用いられてもよい。無線通信ユニットは、例えば、W−LAN、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooh(登録商標)等の近距離無線通信(NFC)等、種々の方式の無線通信が可能なユニットを用いることができるがこれらに限定されない。
取得部313は、種々の情報を取得する処理を実行する部分である。取得部313は、マネージメント装置330、動作部340、携帯端末200等からインターフェース部312を介して生体情報等を含む各種情報を取得する。取得部313は、取得した情報を処理装置記憶部311に格納することもできる。
種別判定部314は、取得部313によって取得された種々の情報の種別を判定する処理を実行する部分である。種別判定部314は、処理装置記憶部311に記憶されている情報種別テーブル311aを参照し当該情報種別テーブル311aに基づいて、取得部313によって取得された情報の種別を判定する。
振分部315は、携帯記憶部201に記憶されており取得部313によって当該携帯記憶部201から取得された生体情報等を後述する車外記憶装置331に記憶させる処理を実行する部分である。振分部315は、場合によっては、取得部313によって取得された携帯端末200の携帯記憶部201からの生体情報を選別して車外記憶装置331に格納する。また、振分部315は、携帯記憶部201に記憶された生体情報と車外記憶装置331に記憶された生体情報とを連携させる処理等を実行可能である。振分部315は、取得部313によって取得された生体情報を、種別判定部314によって判別された情報の種別に基づいて選別し振り分けて車外記憶装置331の後述の生体情報記憶部331aに格納し記憶させる。
ネットワーク320は、車外情報処理装置310とマネージメント装置330と動作部340とを通信可能に接続するものである。ネットワーク320は、車外情報処理装置310とマネージメント装置330と動作部340との間で生体情報を含む各種の情報を交換させることを可能とする。ネットワーク320は、有線または無線を問わず、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の通信網を用いることができる。
マネージメント装置330は、生体情報に基づいた様々なサービスを提供するものである。マネージメント装置330は、CPU、MPU、ASIC、FPGA等の中央演算処理装置、ROM、RAM及びインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路を含んで構成される。マネージメント装置330は、ネットワーク320を介して車外情報処理装置310、及び、動作部340等が電気的に接続され、各種の電気信号を相互に授受することができる。マネージメント装置330は、各種入力信号等に基づいて、格納されている制御プログラムを実行することにより、様々なサービスに関する種々の処理を実行する。また、マネージメント装置330は、各種入力信号等に基づいて、動作部340等に出力信号を出力し当該動作部340の駆動を制御する。
具体的には、マネージメント装置330は、機能概念的に、車外記憶部としての車外記憶装置331、及び、処理部332を含んで構成される。車外記憶装置331、及び、処理部332は、電気的に接続されている各種装置との間で種々の情報を授受することができる。
車外記憶装置331は、車両Vの外部に設けられ情報を記憶するいわゆるサーバ装置である。車外記憶装置331は、例えば、ハードディスク、SSD、光ディスクなどの比較的に大容量の記憶装置、あるいは、RAM、フラッシュメモリ、NVSRAMなどのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。車外記憶装置331は、機能概念的に、生体情報記憶部331aを含んで構成される。生体情報記憶部331aは、車外記憶装置331において生体情報を記憶する部分である。生体情報記憶部331aは、典型的には、車外情報処理装置310によって処理され、振り分けられた生体情報を記憶する。生体情報記憶部331aは、生体情報を記憶する際には、上記基本情報も合わせて記憶するとよい。車外記憶装置331は、この他、処理部332で実行される各種プログラムや制御データを記憶する。
処理部332は、マネージメント装置330にネットワーク320を介して接続される動作部340を統括的に制御する部分である。処理部332は、車外記憶装置331に記憶されている各種プログラムを実行し、当該プログラムが動作することにより動作部340の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。
動作部340は、マネージメント装置330等の制御によって動作するものであり、典型的には、マネージメント装置330等によって提供される様々なサービスを実現するための機器である。動作部340は、マネージメント装置330等によって提供される様々なサービスに係る機器として、例えば、スピーカ、各種表示装置、各種入出力装置等を含む。
次に、図3のフローチャート図を参照して生体情報記憶システム1における制御フローの一例を説明する。なおここでは、車内情報処理装置160、車外情報処理装置310における生体情報の振り分けを中心に説明する。またここでは、車内情報処理装置160における処理と車外情報処理装置310における処理とを合わせて可能な限り共通の説明とする。
まず、車内情報処理装置160、車外情報処理装置310の取得部163、313は、情報取得処理として、インターフェース部162、312を介して生体情報、車両情報等を含む各種情報を取得する(ステップST1)。この場合、車内情報処理装置160の取得部163は、生体情報検出装置110、車両情報検出装置120、車内記憶装置140、携帯端末200等からインターフェース部162を介して生体情報、車両情報等を含む各種情報を取得する。車外情報処理装置310の取得部313は、マネージメント装置330、携帯端末200等からインターフェース部312を介して生体情報等を含む各種情報を取得する。
次に、車内情報処理装置160、車外情報処理装置310の種別判定部164、314は、種別判定処理として、処理装置記憶部161、311に記憶されている情報種別テーブル161a、311aを参照し、当該情報種別テーブル161a、311aに基づいて、ステップST1で取得部163、313によって取得された生体情報、車両情報の種別を判定する(ステップST2)。
次に、車内情報処理装置160、車外情報処理装置310の振分部165、315は、振り分け処理として、ステップST1で取得部163、313によって取得された生体情報、車両情報を、ステップST2で判定された情報の種別に応じて、ECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201、車外記憶装置331に振り分けて(ステップST3)、格納処理として、各記憶部に格納し記憶させる(ステップST4)。この場合、振分部165は、取得部163によって取得された生体情報を種別に応じて選別し振り分けてECU記憶部131(走行系ECU130A、MM系ECU130B)、車内記憶装置140、携帯記憶部201の生体情報記憶部131a、生体情報記憶部140a、生体情報記憶部201aに格納し記憶させる。これにより、振分部165は、携帯記憶部201に記憶された生体情報とECU記憶部131に記憶された生体情報と車内記憶装置140に記憶された生体情報とを連携させる。同様に、振分部165は、取得部163によって取得された車両情報を種別に応じて選別し振り分けてECU記憶部131(走行系ECU130A、MM系ECU130B)、車内記憶装置140の生体情報記憶部131a、生体情報記憶部140aに格納し記憶させることができる。一方、振分部315は、取得部313によって取得された生体情報を種別に応じて選別し振り分けて車外記憶装置331、携帯記憶部201の生体情報記憶部331a、生体情報記憶部201aに格納し記憶させる。これにより、振分部165は、携帯記憶部201に記憶された生体情報と車外記憶装置331に記憶された生体情報とを連携させることができる。
そして、生体情報記憶システム1は、ECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201、車外記憶装置331等の各記憶部に生体情報、車両情報が振り分けられて記憶され、当該各記憶部に記憶された生体情報、車両情報を動作部150、340にて利用可能な状態となり(ステップST5)、この制御フローを終了する。
次に、上記のように構成された生体情報記憶システム1の具体的な動作例について説明する。
生体情報記憶システム1は、携帯記憶部201に記憶された生体情報とECU記憶部131に記憶された生体情報と車内記憶装置140に記憶された生体情報とを連携させる場合、各記憶部に記憶された生体情報をすべて一致させるようにしてもよいし、情報の利用用途に応じて一部を選別して連携させるようにしてもよい。同様に、生体情報記憶システム1は、携帯記憶部201に記憶された生体情報と車外記憶装置331に記憶された生体情報とを連携させる場合、各記憶部に記憶された生体情報をすべて一致させるようにしてもよいし、情報の利用用途に応じて一部を選別して連携させるようにしてもよい。例えば、車内記憶装置140、車外記憶装置331は、比較的に大容量のストレージによって構成されることから、原則的には生体情報検出装置110によって検出された全ての生体情報を記憶しデータベース化するようにしてもよい。一方、ECU記憶部131は、例えば、動作部150を動作させる際等に用いられる生体情報に絞って記憶するようにしてもよい。また、例えば、車内記憶装置140は、複数のECU130、ここでは、走行系ECU130A、MM系ECU130Bの双方で用いられる生体情報を記憶する一方、各ECU130のECU記憶部131は、それぞれで個別に用いる生体情報のみを記憶するようにしてもよい。また、車内記憶装置140は、車両Vにおいて強い衝撃等に対して強固に保護されたブラックボックスとして構成される場合には、交通事故等の検証や発生要因調査等に用いることができるように生体情報、車両情報を関連付けて記憶してもよい。携帯記憶部201は、車内記憶装置140と車外記憶装置331とを連携させるために生体情報検出装置110によって検出された全ての生体情報を記憶するようにしてもよいし、利用者の要求等に応じて任意の生体情報に絞って記憶するようにしてもよい。
また、生体情報記憶システム1は、上記のようにECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201、車外記憶装置331に記憶される生体情報を、例えば、順次蓄積していってもよいし、予め設定される更新時間ごとに随時更新していってもよい。例えば、車内記憶装置140、車外記憶装置331は、比較的に大容量のストレージによって構成されることから、原則的には振分部165、315によって振り分けられ格納された生体情報を時系列的に全て記憶し、利用者の要求等により各種入出力装置を介して所定の操作がなされた際にクリア(削除)されるようにしてもよい。一方、ECU記憶部131は、例えば、動作部150を動作させる際等に用いられる比較的に短期間の生体情報があればよいような場合には、予め設定される更新時間ごとに随時更新するようにしてもよい。また、携帯記憶部201は、例えば、利用者の要求等に応じて、全ての生体情報を蓄積するか予め設定される更新時間ごとに更新するか選択できるようにしてもよい。
また、生体情報記憶システム1は、上記のようにしてECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201、車外記憶装置331に記憶された生体情報に基づいて動作部150、340が動作する。各動作部150、340は、ECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201、車外記憶装置331に記憶された現在の生体情報、及び、過去の生体情報に基づいて動作するようにしてもよい。さらに言えば、動作部150は、車両Vの内部で検出された生体情報に加え、車両Vの外部で検出された生体情報にも基づいて動作するようにしてもよい。逆に、動作部340は、車両Vの外部で検出された生体情報に加え、車両Vの内部で検出された生体情報にも基づいて動作するようにしてもよい。
例えば、車両Vに設けられる動作部150は、ECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201等に記憶された現在の生体情報に基づいて、乗員CRの血中アルコール濃度を把握し、ECU130の制御によって、当該血中アルコール濃度を各種表示装置、各種入出力装置等を介して出力して乗員CRに報知するようにしてもよい。
また例えば、車両Vに設けられる動作部150は、ECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201等に記憶された現在の生体情報に加え、過去の生体情報(例えば、直近数日間の睡眠時間等)に基づいて、乗員CRのうちの運転者の疲労度や覚醒度等を推定し、ECU130の制御によって、当該疲労度や覚醒度を各種表示装置、各種入出力装置等を介して出力して乗員CRに報知し、運転の中止を促したり、運転の交代を促したりしてもよい。
また例えば、車両Vに設けられる動作部150は、ECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201等に記憶された現在の生体情報と過去の生体情報との差分をとって現在の乗員CRのより詳細な体調を把握し、ECU130の制御によって、当該詳細な体調を各種表示装置、各種入出力装置等を介して出力して乗員CRに報知するようにしてもよい。
また例えば、車両Vに設けられる動作部150は、ECU記憶部131、車内記憶装置140、携帯記憶部201等に記憶された生体情報に基づいて、ECU130の制御によって、現在の体調等に合わせてマルチメディア系に係る機器(スピーカ、車内照明、各種表示装置、各種入出力装置等)が自動で調整されてもよいし、車両Vの走行制御、自動運転制御、安全系に関する制御等に係る機器(走行用パワートレーン、操舵装置、制動装置等)が自動で調整されてもよい。
また例えば、車両Vの外部に設けられる動作部340は、携帯記憶部201、車外記憶装置331等に記憶された現在の生体情報と過去の生体情報とに基づいて、乗員CRの健康状態を詳細に把握し、マネージメント装置330の制御によって、当該健康状態に基づいたアドバイスや健康管理スケジュール等を各種表示装置、各種入出力装置等を介して出力して乗員CRに報知し、健康マネージメントを行うようにしてもよい。
以上で説明した生体情報記憶システム1によれば、車両Vの乗員CRの生体情報を検出する生体情報検出装置110と、車両Vに据え置かれ情報を記憶する車内記憶部101と、車両Vの内部に持ち込み可能である携帯端末200に設けられ情報を記憶する携帯記憶部201と、生体情報検出装置110が検出した生体情報を車内記憶部101と携帯記憶部201とに振り分けて記憶させる処理を実行可能である車内情報処理装置160とを備える。
以上で説明した車内側機器群100によれば、車両Vの乗員CRの生体情報を検出する生体情報検出装置110と、車両Vに据え置かれ情報を記憶する車内記憶部101と、生体情報検出装置110が検出した生体情報を車内記憶部101と車両Vの内部に持ち込み可能である携帯端末200に設けられ情報を記憶する携帯記憶部201とに振り分けて記憶させる処理を実行可能である車内情報処理装置160とを備える。
したがって、生体情報記憶システム1、車内側機器群100は、生体情報検出装置110が検出した車両Vの乗員CRの生体情報を車内情報処理装置160によって車内記憶部101と携帯記憶部201とに振り分けて記憶させることから、車両Vの内部では車内記憶部101に記憶された生体情報を利用する一方、車両Vの外部では携帯端末200に設けられた携帯記憶部201に記憶された生体情報を利用することができる。この結果、生体情報記憶システム1、車内側機器群100は、車両Vの乗員CRの生体情報を車両Vの内外でシームレスに管理、利用させることができ、生体情報を車両内外で適正に利用させることができる。
さらに、以上で説明した生体情報記憶システム1、車内側機器群100によれば、車内記憶部101は、車両V内の機器を制御するECU130に設けられるECU記憶部131、及び、ECU記憶部131よりも大容量の情報を記憶可能である車内記憶装置140を含む。したがって、生体情報記憶システム1、車内側機器群100は、車両Vの乗員CRの生体情報を、車両V内において、さらに用途、種別等に応じてECU記憶部131と車内記憶装置140とに振り分けて記憶させることができることから、ECU記憶部131、車内記憶装置140に記憶されている生体情報をより多様に使い分けさせることができる。
さらに、以上で説明した生体情報記憶システム1、車内側機器群100によれば、生体情報検出装置110は、乗員CRに装着され、車両Vの外部で生体情報を検出可能であるウェアラブル機器113を含み、携帯記憶部201は、車両Vの外部でウェアラブル機器113が検出した生体情報を、車内情報処理装置160を介さずに記憶し、車内情報処理装置160は、携帯記憶部201に記憶された生体情報と車内記憶部101に記憶された生体情報とを連携させる処理を実行可能である。したがって、生体情報記憶システム1、車内側機器群100は、車両V内で検出された乗員CRの生体情報だけでなく、車両V外で検出された乗員CRの生体情報も一緒に管理、利用させることができるので、生体情報を車両内外でより適正に利用させることができる。
さらに、以上で説明した生体情報記憶システム1によれば、車両Vの外部に設けられ情報を記憶する車外記憶装置331と、携帯記憶部201に記憶された生体情報を車外記憶装置331に記憶させる処理を実行可能である車外情報処理装置310とを備える。より詳細には、以上で説明した生体情報記憶システム1によれば、車外情報処理装置310は、携帯記憶部201に記憶された生体情報と車外記憶装置331に記憶された生体情報とを連携させる処理を実行可能である。したがって、生体情報記憶システム1は、車外情報処理装置310による処理を通じて、携帯端末200の携帯記憶部201が車内記憶部101と車外記憶装置331との双方と連携することで、これら車内記憶部101と携帯記憶部201と車外記憶装置331とを相互に連携させて車両Vの乗員CRの生体情報を管理、利用させることができる。
さらに、以上で説明した生体情報記憶システム1、車内側機器群100によれば、現在の生体情報、及び、過去の生体情報に基づいて動作する動作部150、340を備える。したがって、生体情報記憶システム1、車内側機器群100は、現在の生体情報、及び、過去の生体情報に基づいたより精度の高い乗員CRの生体情報に基づいて動作部150、340を動作させることができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る生体情報記憶システム、及び、車内生体情報記憶装置は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上で説明した情報種別テーブル161a、311a、プログラム、制御データ、アプリケーション等は、適宜、更新されてもよいし、車内側機器群100、携帯端末200、車外側機器群300に対して任意のネットワークを介して接続されたサーバに記憶されていてもよく、例えば、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。また、例えば、車内側機器群100、携帯端末200、車外側機器群300の各装置が備える処理機能については、その全部または任意の一部を、例えば、CPU等及び当該CPU等にて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジック等によるハードウェアとして実現してもよい。
以上の説明では、生体情報検出装置110は、車内側機器群100であるものとして説明しているが上述したように、一部の機器、ここでは、ウェアラブル機器113を車両Vの外へ持ち出すことができる。また、生体情報検出装置110は、車両Vの内部で生体情報を検出する機器に加え、車両Vの外部でも生体情報を検出する当該ウェアラブル機器113を含むものとして説明したがこれに限らず、ウェアラブル機器113を備えていなくてもよい。また、生体情報記憶システム1は、車外側機器群300にも生体情報検出装置110と同様の生体情報検出装置が設けられていてもよい。
以上の説明では、生体情報記憶システム1は、車外側機器群300を備えるものとして説明したがこれに限らず、当該車外側機器群300を備えない構成であってもよい。
以上の説明では、車内記憶部101は、第1記憶部としてのECU記憶部131、及び、第2記憶部としての車内記憶装置140を含んで構成されるものとして説明したがこれに限らずいずれか一方だけであってもよい。
なお、生体情報記憶システム1は、例えば、複数の携帯端末200が用いられる場合には、例えば、各携帯端末200の個体識別情報と、当該携帯端末200を所有する乗員CRの生体情報に含まれる個体識別情報とを予めマッチングしておき、対応する携帯端末200と乗員CRとの組み合わせを予め特定できるようにしておけばよく、車内情報処理装置160、車外情報処理装置310は、これに応じて生体情報を適宜振り分けるようにすればよい。
1 生体情報記憶システム
100 車内側機器群(車内生体情報記憶装置)
101 車内記憶部
110 生体情報検出装置(生体情報検出部)
113 ウェアラブル機器
130 ECU(制御部)
131 ECU記憶部(第1記憶部)
140 車内記憶装置(第2記憶部)
150、340 動作部
160 車内情報処理装置(車内情報処理部)
200 携帯端末
201 携帯記憶部
310 車外情報処理装置(車外情報処理部)
331 車外記憶装置(車外記憶部)
CR 乗員
V 車両

Claims (7)

  1. 車両の乗員の生体情報を検出する生体情報検出部と、
    前記車両に据え置かれ情報を記憶する車内記憶部と、
    前記車両の内部に持ち込み可能である携帯端末に設けられ情報を記憶する携帯記憶部と、
    前記生体情報検出部が検出した前記生体情報を前記車内記憶部と前記携帯記憶部とに振り分けて記憶させる処理を実行可能である車内情報処理部とを備えることを特徴とする、
    生体情報記憶システム。
  2. 前記車内記憶部は、前記車両内の機器を制御する制御部に設けられる第1記憶部、及び、前記第1記憶部よりも大容量の情報を記憶可能である第2記憶部を含む、
    請求項1に記載の生体情報記憶システム。
  3. 前記生体情報検出部は、前記乗員に装着され、前記車両の外部で前記生体情報を検出可能であるウェアラブル機器を含み、
    前記携帯記憶部は、前記車両の外部で前記ウェアラブル機器が検出した前記生体情報を、前記車内情報処理部を介さずに記憶し、
    前記車内情報処理部は、前記携帯記憶部に記憶された前記生体情報と前記車内記憶部に記憶された前記生体情報とを連携させる処理を実行可能である、
    請求項1又は請求項2に記載の生体情報記憶システム。
  4. 前記車両の外部に設けられ情報を記憶する車外記憶部と、
    前記携帯記憶部に記憶された前記生体情報を前記車外記憶部に記憶させる処理を実行可能である車外情報処理部とを備える、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の生体情報記憶システム。
  5. 前記車外情報処理部は、前記携帯記憶部に記憶された前記生体情報と前記車外記憶部に記憶された前記生体情報とを連携させる処理を実行可能である、
    請求項4に記載の生体情報記憶システム。
  6. 現在の前記生体情報、及び、過去の前記生体情報に基づいて動作する動作部を備える、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の生体情報記憶システム。
  7. 車両の乗員の生体情報を検出する生体情報検出部と、
    前記車両に据え置かれ情報を記憶する車内記憶部と、
    前記生体情報検出部が検出した前記生体情報を前記車内記憶部と前記車両の内部に持ち込み可能である携帯端末に設けられ情報を記憶する携帯記憶部とに振り分けて記憶させる処理を実行可能である車内情報処理部とを備えることを特徴とする、
    車内生体情報記憶装置。
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