JP2018011025A - 表面実装機 - Google Patents

表面実装機 Download PDF

Info

Publication number
JP2018011025A
JP2018011025A JP2016140546A JP2016140546A JP2018011025A JP 2018011025 A JP2018011025 A JP 2018011025A JP 2016140546 A JP2016140546 A JP 2016140546A JP 2016140546 A JP2016140546 A JP 2016140546A JP 2018011025 A JP2018011025 A JP 2018011025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
holding
row
parts
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016140546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6604916B2 (ja
Inventor
公久 安間
Kimihisa Amma
公久 安間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2016140546A priority Critical patent/JP6604916B2/ja
Publication of JP2018011025A publication Critical patent/JP2018011025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6604916B2 publication Critical patent/JP6604916B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Die Bonding (AREA)

Abstract

【課題】部品保持部の数分の部品を保持するときにヘッドユニットが部品保持部列の列方向に移動する総移動距離を短くし、もって表面実装機の生産性を向上させること。【解決手段】部品列の部品Eを下流側から上流側に向かって実装ヘッド17の数分ずつ順に保持して基板に搭載する上流方向の実装動作と、部品列の部品Eを上流側から下流側に向かって実装ヘッド17の数分ずつ順に保持して基板に搭載する下流方向の実装動作とがあり、上流方向の実装動作では、実装ヘッド17の数分の部品Eを保持するとき、下流側から一部品ずつ順に、且つ、下流側の実装ヘッド17から上流側の実装ヘッド17の順に部品Eを保持し、下流方向の実装動作では、実装ヘッド17の数分の部品Eを保持するとき、上流側から一部品ずつ順に、且つ、上流側の実装ヘッド17から下流側の実装ヘッド17の順に部品Eを保持する、表面実装機1。【選択図】図4

Description

本明細書で開示される技術は、表面実装機に関する。
従来、部品を保持及び開放する複数の部品保持部が一列に配列されている部品保持部列を有するヘッドユニットと、ヘッドユニットを搬送するヘッド搬送部と、部品保持部の数より多い数の部品が部品保持部列の列方向に配列された部品列が複数列平行に配されている部品群を供給する部品供給部と、を備える表面実装機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、上述した表面実装機において、部品保持部列の列方向の一方側を上流側、他方側を下流側というとき、各部品列について当該部品列の上流側から下流側に向かって、あるいは下流側から上流側に向かって部品保持部の数分ずつ順に部品を保持して基板に搭載するものが知られている。
特開2007−243161号公報
しかしながら、従来は部品保持部の数分の部品を保持するとき、ヘッドユニットが部品保持部列の列方向に移動する総移動距離が長くなってしまい、生産性が低下してしまう場合があった。
本明細書では、部品保持部の数分の部品を保持するときにヘッドユニットが部品保持部列の列方向に移動する総移動距離を短くし、もって表面実装機の生産性を向上させる技術を開示する。
本明細書で開示する表面実装機は、部品を保持及び開放する複数の部品保持部が一列に配列されている部品保持部列を有するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを搬送するヘッド搬送部と、前記部品保持部の数より多い数の部品が前記部品保持部列の列方向に配列された部品列が複数列平行に配されている部品群を供給する部品供給部と、を備え、各前記部品列を順に基板に実装する表面実装機であって、前記部品保持部列の列方向の一方側を上流側、他方側を下流側というとき、当該表面実装機の実装動作には、前記部品列の前記部品を下流側から上流側に向かって前記部品保持部の数分ずつ順に保持して前記基板に搭載する上流方向の実装動作と、前記部品列の前記部品を上流側から下流側に向かって前記部品保持部の数分ずつ順に保持して前記基板に搭載する下流方向の実装動作とがあり、前記上流方向の実装動作では、前記部品保持部の数分の前記部品を保持するとき、下流側から一部品ずつ順に、且つ、下流側の前記部品保持部から上流側の前記部品保持部の順に前記部品を保持し、前記下流方向の実装動作では、前記部品保持部の数分の前記部品を保持するとき、上流側から一部品ずつ順に、且つ、上流側の前記部品保持部から下流側の前記部品保持部の順に前記部品を保持する。
上記の表面実装機によると、部品保持部の数分の部品を保持するときにヘッドユニットが部品保持部列の列方向に移動する総移動距離を短くすることができる。これにより表面実装機の生産性を向上させることができる。
また、一の前記部品列を前記上流方向の実装動作又は前記下流方向の実装動作のいずれか一方の実装動作によって実装し、次の前記部品列を他方の実装動作によって実装する場合に、当該一方の実装動作において前記部品保持部の数分の前記部品を順に保持していく方向を進行方向というとき、前記一の部品列において前記部品保持部の数より少ない端数の前記部品が残った場合は、当該端数の前記部品を前記進行方向後側から一部品ずつ順に保持した後、前記次の部品列の前記部品を残りの前記部品保持部によって前記進行方向前側から一部品ずつ順に保持して前記基板に実装する折り返し実装動作を実行し、当該折り返し実装動作において、前記一の部品列の前記部品であるか前記次の部品列の前記部品であるかに関わらず、前記進行方向の最も後側にある前記部品に最も後側の前記部品保持部を割り当て、前記進行方向の最も前側にある前記部品が一つの場合は当該部品に最も前側の前記部品保持部を割り当てる一方、最も前側にある前記部品が二つある場合はそれら二つの部品のうち前記進行方向の最も後側の前記部品保持部が割り当てられている前記部品が属する前記部品列ではない方の前記部品列に属する前記部品に最も前側の前記部品保持部を割り当て、前記進行方向の最も後側の前記部品保持部が割り当てられている前記部品の前側に連なる前記部品のうち未だ前記部品保持部が割り当てられていない部品に、最も後側の前記部品保持部の前側に連なる前記部品保持部を順に割り当て、残った前記部品について、前記進行方向の後側にある前記部品ほど、残った前記部品保持部のうち後側にある前記部品保持部を割り当て、各前記部品をそれぞれその部品に割り当てた前記部品保持部によって保持してもよい。
上記の表面実装機によると、折り返し実装動作において、部品保持部の数分の部品を保持するときにヘッドユニットが部品保持部列の列方向に移動する総移動距離を短くすることができる。これにより表面実装機の生産性をより向上させることができる。
また、本明細書で開示する表面実装機は、部品を保持及び開放する複数の部品保持部が一列に配列されている部品保持部列を有するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを搬送するヘッド搬送部と、前記部品保持部の数より多い数の部品が前記部品保持部列の列方向に配列された部品列が複数列平行に配されている部品群を供給する部品供給部と、を備え、各前記部品列を順に基板に実装する表面実装機であって、前記部品保持部列の列方向の一方側を上流側、他方側を下流側というとき、前記部品列の前記部品を下流側から上流側に向かって前記部品保持部の数分ずつ順に保持して前記基板に搭載する実装動作を実行し、当該実装動作において、一の前記部品列で前記部品保持部の数より少ない端数の前記部品が残った場合は、当該端数の前記部品を下流側から一部品ずつ順に保持した後、次の前記部品列の前記部品を残りの前記部品保持部によって下流側から一部品ずつ順に保持して前記基板に実装する折り返し実装動作を実行し、当該折り返し実装動作において、前記一の部品列の端数の部品について、上流側にある部品ほど、上流側にある前記部品保持部を割り当て、前記次の部品列の部品について、下流側にある部品ほど、残った前記部品保持部のうち下流側にある前記部品保持部を割り当て、各前記部品をそれぞれその部品に割り当てた前記部品保持部によって保持する。
上記の表面実装機によると、折り返し実装動作において、部品保持部の数分の部品を保持するときにヘッドユニットが部品保持部列の列方向に移動する総移動距離を短くすることができる。これにより表面実装機の生産性を向上させることができる。
本明細書で開示される技術によれば、部品保持部の数分の部品を保持するときにヘッドユニットが部品保持部列の列方向に移動する総移動距離を短くすることができ、もって表面実装機の生産性を向上させることができる。
実施形態1に係る表面実装機の上面図 表面実装機の電気的構成を示すブロック図 部品群の上面図 (A)は上流方向の実装動作における部品保持部の吸着順序を説明するための模式図、(B)は下流方向の実装動作における部品保持部の吸着順序を説明するための模式図 実施形態2に係る端数の部品を示す模式図 折り返し実装動作における部品保持部の吸着順序を示す模式図(部品保持部が4つの場合) 実施形態3に係る折り返し実装動作における部品保持部の吸着順序を示す模式図(部品保持部が5つの場合) 折り返し実装動作における部品保持部の吸着順序を示す模式図(部品保持部が6つの場合) 実施形態3に係る表面実装機の上面図 部品群の上面図 折り返し実装動作における部品保持部の吸着順序を示す模式図 従来の吸着順序を説明するための模式図
<実施形態1>
図1から図4を参照して実施形態1を説明する。以降の説明では図1に示す左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、紙面に垂直な方向(上下方向)をZ軸方向という。また、以降の説明では図1に示す右側を上流側、左側を下流側という。また、以降の説明では同一の構成要素には一部を除いて図面の符号を省略している場合がある。
(1)表面実装機の構成
図1に示すように、表面実装機1は基台10、搬送コンベア11、図示しないバックアップ機構、部品供給部12、部品供給部13、ヘッド搬送部14、ヘッドユニット15、部品撮像部18などを備えている。
基台10は平面視長方形状をなすとともに上面が平坦とされている。図1において一点鎖線で示す矩形枠Bは部品が実装されるときに図示しないプリント基板(基板の一例)が位置する作業位置を示している。
搬送コンベア11はプリント基板をX軸方向の上流側から作業位置Bに搬入し、作業位置Bで部品が実装されたプリント基板を下流側に搬出するものである。搬送コンベア11はX軸方向に循環駆動する一対のコンベアベルト11A及び11Bと、コンベアベルト11A及び11Bを駆動するコンベア駆動モータ35(図2参照)とを備えている。後側のコンベアベルト11BはY軸方向に移動可能に配置されており、作業者はコンベアベルト11BをY軸方向に移動させることによって二つのコンベアベルト11A,11Bの間隔をプリント基板のサイズに応じて調整することができる。
図示しないバックアップ機構は作業位置Bの下方に配置されており、作業位置Bで停止したプリント基板を複数のバックアップピンによって下から支持する。
部品供給部12は所謂テープフィーダであり、搬送コンベア11の前側に配置されている。部品供給部12には複数のフィーダ12Aが左右方向に横並び状に整列して取り付けられている。各フィーダ12Bは複数の部品が収容された部品テープ(不図示)が巻回されたリール(不図示)、及び、リールから部品テープを引き出す電動式の送出装置(不図示)等を備えており、搬送コンベア11側に位置する端部に設けられた部品供給位置から部品が一つずつ供給される。
部品供給部13はダイシングが施されて複数の半導体チップ(以下、「部品E」という)に切り分けられたウェハ16を供給するものであり、複数のウェハ16が段積みされるように収容されている多段のウェハ収容部13A、ウェハ収容部13Aを昇降させる昇降部(不図示)、ウェハ保持テーブル13B、ウェハ収容部13Aに収容されているウェハ16を前側に引き出すウェハ搬送部(不図示)、ウェハ保持テーブル13Bに保持されているウェハ16から部品Eを吸着する際に部品Eを下から突き上げる突き上げ装置(不図示)などを備えている。
ここで、ウェハ16から切り分けられた部品Eはウェハシートの上面に剥離可能に貼着されており、そのウェハシートが引っ張られた状態でウェハリング16Aに支持されている。そのウェハリング16Aがウェハ保持テーブル13Bのリング保持部(不図示)に保持されることによってウェハ16がウェハ保持テーブル13Bに保持される。
ヘッド搬送部14はヘッドユニット15をXY方向に搬送するものであり、Y軸方向に平行に延びる一対のY軸ガイドレール14A、Y軸方向に延伸するY軸ボールねじ14B、Y軸ボールねじ14Bに螺合しているY軸ボールナット(不図示)、Y軸ボールねじ14Bを軸周りに回転させるY軸サーボモータ32、ヘッドユニット15をX軸方向に往復移動可能に支持しているビーム14C、X軸方向に延伸するX軸ボールねじ14D、X軸ボールねじ14Dに螺合しているX軸ボールナット(不図示)、X軸ボールねじ14Dを軸周りに回転させるX軸サーボモータ31などを備えている。
ビーム14CはX軸方向に延伸しており、X軸方向の両端部が一対のY軸ガイドレール14Aに摺動可能に支持されている。Y軸ボールナット(不図示)はY軸ボールねじ14Bに螺合していると共にビーム14Cに固定されており、Y軸ボールねじ14Bが軸周りに回転するとY軸ボールナットがY軸ボールねじ14Bに沿って進退することによってビーム14CがY軸方向に移動する。
X軸ボールねじ14D及びX軸サーボモータ31はビーム14Cに支持されており、ビーム14Cと共にY軸方向に移動する。X軸ボールナット(不図示)はX軸ボールねじ14Dに螺合していると共にヘッドユニット15に固定されており、X軸ボールねじ14Dが軸周りに回転するとX軸ボールナットがX軸ボールねじ14Dに沿って進退することによってヘッドユニット15がX軸方向に移動する。
ヘッドユニット15は複数(ここでは4個)の実装ヘッド17(部品保持部の一例)がX軸方向に一列に配列されている実装ヘッド列(部品保持部列の一例)を有している。各実装ヘッド17の下端部にはそれぞれ吸着ノズル(不図示)が着脱可能に取り付けられている。また、各実装ヘッド17は上下方向に移動可能に、且つ、軸周りに回転可能にヘッドユニット15に支持されている。そして、ヘッドユニット15には各実装ヘッド17を個別に昇降させる複数のZ軸サーボモータ33(図2参照)、及び、各実装ヘッド17を一斉に軸周りに回転させるR軸サーボモータ34(図2参照)が設けられている。
吸着ノズルには実装ヘッド17を介して外部の空気供給装置から負圧及び正圧が供給される。吸着ノズルは負圧が供給されることによって部品Eを吸着(保持の一例)し、正圧が供給されることによってその部品Eを開放する。
部品撮像部18はウェハ16から切り出された各部品Eの位置を認識するためのものであり、カメラ18Aと、カメラ18AをXY方向に搬送するカメラ搬送部18Bとを備えている。カメラ18Aは撮像面が下を向く姿勢で支持されており、例えば4つなどの複数の部品Eを一括して撮像する。
次に、図2を参照して、表面実装機1の電気的構成について説明する。表面実装機1は制御部20及び操作部21を備えている、制御部20は演算処理部21Aを備えており、演算処理部21Aにモータ制御部21B、記憶部21C、画像処理部21D、外部入出力部21E、フィーダ通信部21F、操作部21などが接続されている。
演算処理部21AはCPU、ROM、RAMなどを備えており、後述する実装プログラムなどの各種のプログラムを実行して表面実装機1の動作を制御する。
モータ制御部21Bは演算処理部21Aの制御の下でX軸サーボモータ31、Y軸サーボモータ32、Z軸サーボモータ33、R軸サーボモータ34、コンベア駆動モータ35などの各モータを回転させる。
記憶部21Cには部品を実装するための実装プログラム、各種データなどが記憶されている。各種データには生産が予定されているプリント基板の生産枚数や品種に関する情報、プリント基板に実装される部品Eの個数や種類等を含む情報、プリント基板上の部品Eの搭載位置に関する情報、部品供給部12,13から供給される部品の数や種類に関する情報等が含まれている。
画像処理部21Dは部品撮像部18から出力される画像信号が取り込まれるように構成されており、取り込んだ画像信号に基づいて画像データを生成する。
外部入出力部21Eはいわゆるインターフェースであり、表面実装機1の本体に設けられている各種センサ類36から出力される検出信号が取り込まれるように構成されている。また、外部入出力部21Eは演算処理部21Aから出力される制御信号に基づいて各種アクチュエータ類37に対する動作制御を行うように構成されている。
フィーダ通信部21Fは部品供給部12,13に接続されており、部品供給部12,13を統括して制御する。
操作部21は液晶ディスプレイなどの表示装置、キーボードやマウスなどの入力装置などを備えており、オペレータから各種の設定を受け付ける。
(2)ウェハから部品を吸着する順序
次に、図3を参照して、ダイシングが施されて複数の部品Eに切り分けられたウェハ16から部品Eを吸着する順序について説明する。図3において太線で示す複数の矩形枠はそれぞれ一つの部品Eを示している。複数の部品Eは部品群の一例である。ここでは図3において左右方向(部品保持部列の列方向の一例)に一列に並ぶ複数の部品Eを部品列というものとする。
図3において矢印41は切り分けられた部品Eを吸着するときの吸着順序を示している。一般にウェハ16にダイシングを施すことによって切り分けられた部品を吸着するときは複数の部品列の並び方向(ここでは前後方向)の一方の端にある部品列から順に吸着される。本実施形態では1番前の部品列から順に吸着されるものとする。
また、矢印41で示すように、一般に上述した部品群を実装するときは一の部品列の部品Eを左から右に向かって実装ヘッド17の数分ずつ順に吸着して基板に搭載する右方向の実装動作(上流方向の実装動作の一例)と、一の部品列の部品Eを右から左に向かって実装ヘッド17の数分ずつ順に吸着して基板に搭載する左方向の実装動作(下流方向の実装動作の一例)とが交互に繰り返される。
本実施形態に係るウェハ16も上述した右方向の実装動作と左方向の実装動作とが交互に繰り返されて実装されるものである。なお、本実施形態では右方向の実装動作から開始される(すなわち1番前の部品列が右方向の実装動作によって実装される)ものとするが、左方向の実装動作から開始されてもよい。
ところで、一般にウェハ16から部品Eを吸着するときは複数の実装ヘッド17によって複数の部品Eを同時に吸着することはできず、右から左の順にあるいは左から右の順に一部品ずつ順に吸着される。また、例えば左から右の順に吸着する場合に、右側にある部品Eを左側にある部品Eより先に吸着するといったこともできない。
このため、本実施形態に係るウェハ16も各部品列の部品Eが吸着されるとき、右から左の順にあるいは左から右の順に一部品ずつ吸着されるものとし、複数の実装ヘッド17によって複数の部品Eを同時に吸着したり、右方向の実装動作によって実装される部品列において右側にある部品Eを左側にある部品Eより先に吸着したりすることはできないものとする。
(3)実装ヘッドの数分の部品を吸着するときの実装ヘッドの吸着順序
次に、図4(A)及び図4(B)を参照して、右方向の実装動作及び左方向の実装動作においてヘッドユニット15が実装ヘッド17の数分の部品E(本実施形態では4つの部品E)を吸着するときの実装ヘッド17の吸着順序について説明する。
前述したように各部品Eについては吸着される順序が矢印41で示すように決まっているが、複数の実装ヘッド17が部品Eを吸着する順番、言い換えると実装ヘッド17の吸着順序については任意の吸着順序が可能である。例えば4番、2番、3番、1番の実装ヘッド17の順で部品Eを吸着することも可能であるし、3番、1番、4番、2番の実装ヘッド17の順で部品Eを吸着することも可能である。
ただし、詳しくは後述するが、実装ヘッド17の吸着順序によっては、実装ヘッド17の数分の部品Eを吸着するとき、ヘッドユニット15がX軸方向に移動する総移動距離が長くなってしまうことがある。そこで、表面実装機1は、ヘッドユニット15がX軸方向に移動する総移動距離を短くするために、実装ヘッド17の数分の部品Eを吸着するとき、右方向の実装動作では左側(下流側)から一部品ずつ順に、且つ、左側の実装ヘッド17から右側(上流側)の実装ヘッド17の順に部品Eを吸着し、左方向の実装動作では右側から一部品ずつ順に、且つ、右側の実装ヘッド17から左側の実装ヘッド17の順に部品Eを吸着する。
ここで、一つの部品列の隣り合う2つの部品EのX軸方向の中心間の距離(ピッチ)と隣り合う2つの実装ヘッド17のX軸方向の中心間の距離(ピッチ)とは通常は同じではなく、また、ウェハシートが引っ張られていない状態では同じであったとしてもウェハシートが引っ張られて延びることによって同じにならなくなることもある。しかしながら、理解を容易にするため、以降の説明ではそれらのピッチが同じであるとして説明する。
(3−1)右方向の実装動作における吸着順序
先ず、図4(A)を参照して、右方向の実装動作における吸着順序について説明する。右方向の実装動作では、表面実装機1は次のように部品Eを吸着する。
先ず、最も左側の実装ヘッド17であるヘッド番号1番の実装ヘッド17が最も左側にある部品Eの上方に位置するようにヘッドユニット15を移動させ、当該部品Eをヘッド番号1番の実装ヘッド17によって吸着する。
次に、ヘッド番号2番の実装ヘッド17によって左から2番目の部品Eを吸着する。この場合はヘッド番号1番の実装ヘッド17によって部品Eを吸着するときヘッド番号2番の実装ヘッド17は左から2番目の部品Eの上方に位置しているのでX軸方向の移動は生じない。
次に、ヘッド番号3番の実装ヘッド17によって左から3番目の部品Eを吸着する。この場合もX軸方向の移動は生じない。
次に、ヘッド番号4番の実装ヘッド17によって左から4番目の部品Eを吸着する。この場合もX軸方向の移動は生じない。
このように、右方向の実装動作では左側の実装ヘッド17から順に部品Eを吸着するので、最初の部品Eを吸着する位置にヘッドユニット15を移動させた後はヘッドユニット15がX軸方向に移動しない。すなわち、実装ヘッド17の数分の部品Eを吸着するときのヘッドユニット15のX軸方向の総移動距離が0部品分となる。
なお、前述したように2つの部品Eのピッチと2つの実装ヘッド17のピッチとは通常は同じにならないので実際には一つの部品Eを吸着する毎に2つの部品Eのピッチと2つの実装ヘッド17のピッチとの差分だけX軸方向の移動が生じる。このため実際には総移動距離が完全に0部品分になるわけではない。
(3−2)左方向の実装動作における吸着順序
次に、図4(B)を参照して、左方向の実装動作における吸着順序について説明する。左方向の実装動作では、表面実装機1は次のように部品Eを吸着する。
先ず、最も右側の実装ヘッド17であるヘッド番号4番の実装ヘッド17が最も右側にある部品Eの上方に位置するようにヘッドユニット15を移動させ、当該部品Eを4番目の実装ヘッド17によって吸着する。
次に、ヘッド番号3番の実装ヘッド17によって右から2番目の部品Eを吸着する。この場合はヘッド番号4番の実装ヘッド17によって部品Eを吸着するときヘッド番号3番の実装ヘッド17は右から2番目の部品Eの上方に位置しているのでX軸方向の移動は生じない。
次に、ヘッド番号2番の実装ヘッド17によって右から3番目の部品Eを吸着する。この場合もヘッドユニット15のX軸方向の移動は生じない。
次に、ヘッド番号1番の実装ヘッド17によって最も左側にある部品Eを吸着する。この場合もヘッドユニット15のX軸方向の移動は生じない。
このように、左方向の実装動作では右側の実装ヘッド17から順に部品Eを吸着するので、最初の部品Eを吸着する位置にヘッドユニット15を移動させた後はヘッドユニット15がX軸方向に移動しない。すなわち、実装ヘッド17の数分の部品Eを吸着するときのヘッドユニット15のX軸方向の総移動距離が0部品分となる。
(4)実施形態の効果
次に、図12を参照して、実施形態1に係る表面実装機1の効果を従来と比較して説明する。従来は右方向の実装動作の場合も左方向の実装動作の場合も実装ヘッド17の数分の部品Eを吸着するときの実装ヘッド17の吸着順序が同じであった。このため、例えばいずれの実装動作においても左側の実装ヘッド17から順に部品Eを吸着するとした場合、右方向の実装動作については実施形態1と同じになるが、左方向の実装動作は次のような動作となる。
先ず、最も左側の実装ヘッド17であるヘッド番号1番の実装ヘッド17が最も右側にある部品Eの上方に位置するようにヘッドユニット15を移動させ、当該部品Eを1番目の実装ヘッド17によって吸着する。
次に、ヘッドユニット15を左側に2部品分移動させ、ヘッド番号2番の実装ヘッド17によって右から2番目の部品Eを吸着する。
次に、ヘッドユニット15を左側に2部品分移動させ、ヘッド番号3番の実装ヘッド17によって右から3番目の部品Eを吸着する。
次に、ヘッドユニット15を左側に2部品分移動させ、ヘッド番号4番の実装ヘッド17によって右から4番目の品を吸着する。
すなわち、従来は、左方向の実装動作の場合はヘッドユニット15をX軸方向に合計で6部品分移動させなければならなかった。
これに対し、表面実装機1によると、左方向の実装動作の場合も実装ヘッド17の数分の部品Eを吸着するときのヘッドユニット15のX軸方向の総移動距離を0部品分とすることができる。よって表面実装機1によると、実装ヘッド17の数分の部品Eを保持するときにヘッドユニット15が実装ヘッド列の列方向に移動する総移動距離を従来に比べて短くすることができる。これにより表面実装機1の生産性を向上させることができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図5ないし図6によって説明する。
前述したように表面実装機1は一つの部品列を実装するときその部品列の部品Eを実装ヘッド17の数分ずつ順に吸着して基板に搭載する。その場合、実装ヘッド17の数より少ない端数の部品Eが残ってしまう場合がある。そこで、実施形態2に係る表面実装機1は、一の部品列で端数の部品Eが残った場合は、当該端数の部品Eを実装ヘッド17によって吸着した後、次の部品列の部品Eを残った実装ヘッド17によって吸着して基板に実装する。本実施形態ではこの動作のことを折り返し実装動作というものとする。
例えば、図5に示すように右方向の実装動作によって実装される一の部品列で端数の部品Eが残った場合、表面実装機1は当該端数の部品Eを左側の部品Eから一部品ずつ順に吸着した後、次の部品列の部品Eを残った実装ヘッド17によって右側の部品Eから一部品ずつ順に吸着して基板に実装する。
ただし、詳しくは後述するが、実装ヘッド17の吸着順序によっては、折り返し実装動作において実装ヘッド17の数分の部品Eを吸着するとき、ヘッドユニット15がX軸方向に移動する総移動距離が長くなってしまうことがある。
そこで、表面実装機1は、一の部品列を右方向の実装動作又は左方向の実装動作のいずれか一方の実装動作によって実装し、次の部品列を他方の実装動作によって実装する場合に、一の部品列において実装ヘッド17の数より少ない端数の部品Eが残った場合は、次に説明する規則に従って各部品Eに実装ヘッド17を割り当て、各部品Eをそれぞれその部品Eに割り当てた実装ヘッド17によって吸着する。
以下、図6を参照して、上述した規則について具体的に説明する。表面実装機1は、折り返し実装動作で吸着される4つの部品Eについて、一の部品列(以下、「前列」という)の部品Eであるか次の部品列(以下、「後列」という)の部品Eであるかに関わらず、以下の4つの規則に従って実装ヘッド17を割り当てる。ここで、以降の説明では上述した一方の実装動作において実装ヘッド17の数分の部品Eを順に保持していく方向を進行方向というものとする。
(a1)進行方向の最も後側にある部品Eに最も後側の実装ヘッド17を割り当てる。
(a2)進行方向の最も前側にある部品Eが一つの場合は当該部品Eに最も前側の実装ヘッド17を割り当てる一方、最も前側にある部品Eが二つある場合はそれら二つの部品Eのうち進行方向の最も後側の実装ヘッド17が割り当てられている部品Eが属する部品列ではない方の部品列に属する部品Eに最も前側の実装ヘッド17を割り当てる。
(a3)進行方向の最も後側の実装ヘッド17が割り当てられている部品Eの前側に連なる部品Eのうち未だ実装ヘッド17が割り当てられていない部品Eに、最も後側の実装ヘッド17の前側に連なる実装ヘッド17を順に割り当てる。
(a4)残った部品Eについて、進行方向の後側にある部品Eほど、残った実装ヘッド17のうち後側にある実装ヘッド17を割り当てる。
(1)実装ヘッドの割り当ての具体例
以下、図6を参照して、実装ヘッドの割り当ての具体例について説明する。ここでは前述した一方の実装動作が右方向の実装動作であり、他方の実装動作が左方向の実装動作である場合を例に説明する。したがって以降の説明では右方向が進行方向である。また、図5に示すように、以降の説明では個々の部品Eを区別するときは部品E(x,y)と表記するものとする。xは図3に示すX軸方向の番号であり、yはY軸方向の番号である。
(1−1)3列目から4列目への折り返し
先ず、図3に示す3列目から4列目への折り返しを例に具体的に説明する。ここでは前列の端数の部品数が1の場合を列に説明する。
図6に示すように、前列の端数の部品数が1の場合は、折り返し実装動作で吸着される4つの部品Eは図5に示す前列の部品E(15,3)、後列の部品E(14,4)、部品E(15,4)、部品E(16,4)である。
この場合は、図6に示すように、前列の部品Eであるか後列の部品Eであるかに関わらず最も左側(進行方向の最も後側の一例)にある部品Eは後列の最も左側にある部品E(14,4)であるので、部品E(14,4)に最も左側の実装ヘッド17のヘッド番号である1番が割り当てられる。
そして、前列の部品Eであるか後列の部品Eであるかに関わらず最も右側(進行方向の最も前側の一例)にある部品Eは後列の最も右側にある部品E(16,4)であるので、部品E(16,4)に最も右側の実装ヘッド17のヘッド番号である4番が割り当てられる。
そして、最も左側の実装ヘッド17(ここではヘッド番号1番の実装ヘッド17)が割り当てられている部品E(14,4)の右側に連なる部品Eのうち未だ実装ヘッド17が割り当てられていない部品Eは後列の左から2番目の部品E(15,4)であるので、部品E(15,4)に最も左側の実装ヘッド17(すなわちヘッド番号1番の実装ヘッド17)の右側に連なる実装ヘッド17のヘッド番号である2番が割り当てられる。
そして、残った部品Eである前列の部品E(15,3)に、残った実装ヘッド17のヘッド番号である3番が割り当てられる。
上述したように実装ヘッド17を割り当てた場合、部品Eを吸着するときのヘッドユニット15の移動は次のようになる。
先ず、ヘッド番号3番の実装ヘッド17が前列の部品E(15,3)の上方に位置するようにヘッドユニット15を移動させ、当該部品E(15,3)を3番目の実装ヘッド17によって吸着する。
次に、ヘッドユニット15を後側に1列分移動させ、ヘッド番号4番の実装ヘッド17によって後列の最も右側にある部品E(16,4)を吸着する。この場合はヘッドユニット15が後側に1列分移動すると4番目の実装ヘッド17が部品E(16,4)の上方に位置するので、X軸方向の移動は生じない。
次に、ヘッド番号2番の実装ヘッド17が後列の左から2番目の部品E(15,4)の上方に位置するようにヘッドユニット15を右側に1部品分移動させ、2番目の実装ヘッド17によって部品E(15,4)を吸着する。
次に、後列の最も左側にある部品E(14,4)を、ヘッド番号1番の実装ヘッド17によって吸着する。この場合はヘッド番号2番の実装ヘッド17によって後列の左から2番目の部品E(15,4)を吸着するとき、ヘッド番号1番の実装ヘッド17は部品E(14,4)の上方に位置しているので、X軸方向の移動は生じない。
すなわち、この場合のヘッドユニット15のX軸方向の総移動距離は1部品分となる。
(1−2)9列目から10列目への折り返し
次に、9列目から10列目への折り返しを例に具体的に説明する。9列目から10列目への折り返しの場合、前列の端数の部品数が2の場合には、最も左側(進行方向の最も後側)にある部品Eは部品E(16,9)及び部品E(16,10)の二つになる。この場合は最も左側の実装ヘッド17(すなわちヘッド番号1番の実装ヘッド17)をどちらに割り当ててもよい。図6では前列の部品E(16,9)に割り当てた場合を示している。
また、9列目から10列目への折り返しでは、端数の部品数が1、2、3のいずれの場合も、最も右側(進行方向の最も前側)にある部品Eは部品E(17,9)及び部品E(17,10)の二つになる。この場合は、それら二つの部品のうち、最も左側(進行方向の最も後側)の実装ヘッド17(すなわちヘッド番号1番の実装ヘッド17)が割り当てられている部品Eが属する部品列ではない方の部品列に属する部品Eに最も右側の実装ヘッド17(すなわちヘッド番号4番の実装ヘッド17)を割り当てる。例えば、ヘッド番号1番の実装ヘッド17が前列に割り当てられている場合は、ヘッド番号4番の実装ヘッド17は後列に割り当てられる。
(2)実施形態の効果
次に、実施形態2に係る表面実装機1の効果を従来と比較して説明する。図6に示すように、従来は折り返し実装動作において以下の2つの規則に従って各部品Eに実装ヘッド17を割り当てていた。
(b1)前列の部品Eについて、左側にある部品Eほど、左側の実装ヘッド17を割り当てる。言い換えると、左側にある部品Eほどヘッド番号が小さい実装ヘッド17を割り当てる。
(b2)後列の部品Eについて、右側にある部品Eほど、残った実装ヘッド17のうち左側の実装ヘッド17を割り当てる。言い換えると、右側にある部品Eほど残った実装ヘッド17のうちヘッド番号が小さい実装ヘッド17を割り当てる。
例えば3列目から4列目への折り返しの場合、端数の部品数が1であるとすると、前列の部品E(15,3)に最も左側の実装ヘッド17のヘッド番号である1番が割り当てられ、後列の部品E(14,4)、部品E(15,4)及び部品E(16,4)に、右から順に2番、3番、4番が割り当てられる。このように実装ヘッド17を割り当てた場合、折り返し実装動作で実装ヘッド17の数分の部品Eを吸着するときのヘッドユニット15のX軸方向の総移動距離は4部品分となる。
これに対し、表面実装機1によると、例えば3列目から4列目への折り返しの場合、端数の部品数が1であるとすると、ヘッドユニット15のX軸方向の総移動距離は1部品分である。このように、表面実装機1によると、折り返し実装動作において、実装ヘッド17の数分の部品Eを保持するときにヘッドユニット15が実装ヘッド列の列方向に移動する総移動距離を従来に比べて短くすることができる。これにより表面実装機1の生産性をより向上させることができる。
なお、ここでは図3に示す3列目から4列目への折り返しのように後列の方が前列に比べて1部品多い(あるいは1部品少ない)場合を例に説明したが、図3に示す2列目から3列目への折り返しのように後列の方が前列に比べて2部品以上多い(あるいは2部品以上少ない)場合もある。その場合も実装ヘッド17を割り当てる規則は前述した規則と同じである。
<実施形態3>
次に、実施形態3を図7ないし図8によって説明する。
前述した実施形態2では実装ヘッド17の数が4であるが、実装ヘッド17の数が5以上の場合も実装ヘッド17を割り当てる規則は同じである。ここでは実装ヘッド17の数が5の場合及び6の場合について説明する。
(1)実装ヘッドの数が5の場合
図7は実装ヘッド17の数が5の場合の3列目から4列目への折り返しにおける実装ヘッド17の割り当てを示している。
例えば前列の端数の部品数が2の場合は、前列の部品Eであるか後列の部品Eであるかに関わらず最も左側にある部品Eは前列の最も左側にある部品E(14,3)及び後列の最も左側にある部品E(14,4)の二つである。この場合は最も左側の実装ヘッド17(すなわちヘッド番号1番の実装ヘッド17)を部品E(14,3)及び部品E(14,4)のどちらに割り当ててもよい。
そして、前列の部品Eであるか後列の部品Eであるかに関わらず最も右側にある部品Eは後列の最も右側にある部品E(16,4)であるので、部品E(16,4)に最も右側の実装ヘッド17のヘッド番号である5番が割り当てられる。
そして、例えば後列の部品E(14,4)に1番を割り当てた場合、最も左側の実装ヘッド17(すなわちヘッド番号1番の実装ヘッド17)が割り当てられている部品E(14,4)の右側に連なる部品Eのうち未だ実装ヘッド17が割り当てられていない部品Eは後列の左から2番目の部品E(15,4)であるので、部品E(15,4)に最も左側の実装ヘッド17の右側に連なる実装ヘッド17のヘッド番号である2番が割り当てられる。
そして、残った部品Eである前列の最も左側にある部品E(14,3)及び左側から2番目の部品E(15,3)に、残った実装ヘッド17のヘッド番号である3番及び4番が順に割り当てられる。
詳しい説明は省略するが、上述したように実装ヘッド17を割り当てた場合、ヘッドユニット15のX軸方向の総移動距離は2部品分となる。
(2)実装ヘッドの数が6の場合
図8は実装ヘッド17の数が6の場合の3列目から4列目への折り返しにおける実装ヘッド17の割り当てを示している。
例えば前列の端数の部品数が3の場合は、前列の部品Eであるか後列の部品Eであるかに関わらず最も左側にある部品Eは前列の最も左側にある部品E(13,3)であるので、部品E(13,3)に最も左側の実装ヘッド17のヘッド番号である1番が割り当てられる。
そして、前列の部品Eであるか後列の部品Eであるかに関わらず最も右側にある部品Eは後列の最も右側にある部品E(16,4)であるので、部品E(16,4)に最も右側の実装ヘッド17のヘッド番号である6番が割り当てられる。
そして、最も左側の実装ヘッド17が割り当てられている部品E(13,3)の右側に連なる部品Eのうち未だ実装ヘッド17が割り当てられていない部品Eは前列の左から2番目の部品E(14,3)及び3番目の部品E(15,3)であるので、部品E(14,3)及び部品E(15,3)に、最も左側の実装ヘッド17(ここではヘッド番号1番の実装ヘッド17)の右側に連なる実装ヘッド17のヘッド番号である2番及び3番が順に割り当てられる。
そして、残った部品Eである後列の最も左側にある部品E(14,4)及び左側から2番目の部品E(15,4)に、残った実装ヘッド17のヘッド番号である4番及び5番が順に割り当てられる。
詳しい説明は省略するが、上述したように実装ヘッド17を割り当てた場合、ヘッドユニット15のX軸方向の総移動距離は2部品分となる。
(3)実施形態の効果
以上説明した実施形態3に係る表面実装機1によると、折り返し実装動作において、実装ヘッド17の数分の部品Eを保持するときにヘッドユニット15が実装ヘッド列の列方向に移動する総移動距離を従来に比べて短くすることができる。これにより表面実装機1の生産性を向上させることができる。
<実施形態4>
次に、実施形態4を図9ないし図11によって説明する。先ず、図9を参照して、実施形態4に係る表面実装機201の構成について説明する。実施形態4に係る表面実装機201は実施形態1に係る表面実装機1の部品供給部13に替えて部品供給部213を備えている。
部品供給部213は所謂トレイフィーダであり、搬送コンベア11の後側において左右方向に並んで2つ配置されている。部品供給部213は複数のパレット300が段積みされるように収容されている多段のパレット収容部213A、パレット収容部213Aを昇降させる昇降部(不図示)、パレット300を前後方向に搬送するパレット搬送部213Bなどを備えている。
パレット300には複数の部品E(部品群の一例)が行列状に配列されている部品トレイ213Cが載置されており、パレット搬送部213Bによってパレット300が前側に引き出されることによって複数の部品Eが一括して供給される。パレット300の交換では前側に引き出されているパレット300が後側に搬送されてパレット収容部213Aの空いている段に収容され、パレット収容部213Aが上昇又は下降されて別の段に収容されているパレット300が前側に引き出される。
図10に示すように、実施形態4に係る表面実装機1は、全ての部品列について同方向に部品Eを吸着する。なお、図10では全ての部品列について右方向の実装動作によって部品Eを実装する場合を示しているが、全ての部品列について左方向の実装動作によって部品Eを実装してもよい。
ただし、図11に示すように、全ての部品列について同方向に部品Eを吸着する場合も、実装ヘッド17の数より少ない端数の部品Eが残る場合がある。そこで、実施形態4に係る表面実装機1は、前列で端数の部品Eが残った場合は、当該端数の部品Eを左側から一部品ずつ順に吸着した後、次の部品列の部品Eを残りの実装ヘッド17によって左側から一部品ずつ順に吸着して基板に実装する折り返し実装動作を実行する。
具体的には、実施形態4に係る折り返し実装動作では、表面実装機1は、折り返し実装動作で吸着される4つの部品Eについて、以下の2つの規則に従って実装ヘッド17を割り当てる。
(c1)前列の端数の部品Eについて、上流側(ここでは右側)にある部品Eほど、上流側の実装ヘッド17を割り当てる。言い換えると、右側にある部品Eほどヘッド番号が大きい実装ヘッド17を割り当てる。
(c2)後列の部品Eについては、下流側(ここでは左側)にある部品Eほど、残った実装ヘッド17のうち下流側の実装ヘッド17を割り当てる。言い換えると、左側にある部品Eほど残った実装ヘッド17のうちヘッド番号が小さい実装ヘッド17を割り当てる。
例えば端数の部品数が2である場合、前列の端数の部品Eのうち最も右側にある部品E(19,1)に最も右側の実装ヘッド17のヘッド番号である4番が割り当てられ、右から2番目の部品E(18,1)に右から2番目の実装ヘッド17のヘッド番号である3番が割り当てられる。そして、後列の部品Eについては、最も左側(下流側の一例)にある部品E(1,2)に残った実装ヘッド17のうち最も左側の実装ヘッド17のヘッド番号である1番が割り当てられ、左から2番目の部品E(2,2)に2番が割り当てられる。
上述したように実装ヘッド17を割り当てた場合、部品Eを吸着するときのヘッドユニット15の移動は次のようになる。
先ず、ヘッド番号3番の実装ヘッド17が前列の端数の部品Eのうち最も左側にある部品E(18,1)の上方に位置するようにヘッドユニット15を移動させ、当該部品E(18,1)を3番目の実装ヘッド17によって吸着する。
次に、ヘッド番号4番の実装ヘッド17によって最も右側にある部品E(19,1)を吸着する。
次に、ヘッドユニット15を後側に1列分移動させる。
次に、ヘッド番号1番の実装ヘッド17が後列の最も左側にある部品E(1,2)の上方に位置するようにヘッドユニット15を移動させ、当該部品E(1,2)を1番目の実装ヘッド17によって吸着する。
次に、ヘッド番号2番の実装ヘッド17によって前列の左から2番目の部品E(2,2)を吸着する。
ヘッドユニット15を上述したように移動させた場合、前列の最も右側にある部品E(19,1)を吸着するとき、最も右側の実装ヘッド17であるヘッド番号4番の実装ヘッド17は前列の最も右側にある部品E(19,1)の上方に位置することになる。そして、後列の最も左端にある部品E(1,2)を吸着するとき、最も左側の実装ヘッド17であるヘッド番号1番の実装ヘッド17は後列の最も左側にある部品E(1,2)の上方に位置することになる。
次に、実施形態4に係る表面実装機1の効果を従来と比較して説明する。図11に示すように、従来は折り返し実装動作において、以下の2つの規則に従って各部品Eに実装ヘッド17を割り当てていた。
(d1)前列の端数の部品Eについて、下流側にある部品Eほど、下流側の実装ヘッド17を割り当てる。言い換えると、左側にある部品Eほどヘッド番号が小さい実装ヘッド17を割り当てる。
(d2)後列の部品Eについて、下流側にある部品Eほど、残った実装ヘッド17のうち下流側にある実装ヘッド17を割り当てる。言い換えると、左側にある部品Eほど残った実装ヘッド17のうちヘッド番号が小さい実装ヘッド17を割り当てる。
このため、例えば前列の端数の部品数が2の場合、従来の折り返し実装動作では前列の端数の部品Eのうち最も左側にある部品E(18,1)に最も左側の実装ヘッド17のヘッド番号である1番が割り当てられ、左から2番目の部品E(19,1)に左から2番目の実装ヘッド17のヘッド番号である2番が割り当てられる。そして、後列の部品Eについては、最も左側にある部品E(1,2)に残った実装ヘッド17のうち最も左側にある実装ヘッド17のヘッド番号である3番が割り当てられ、左から2番目の部品Eに4番が割り当てられる。
上述したように実装ヘッド17を割り当てた場合、前列の最も右側の部品E(19,2)を吸着するとき、最も右側の実装ヘッド17であるヘッド番号4番の実装ヘッド17は最も右側の部品E(19,2)より2部品分右側に位置することになる。同様に、後列の最も左側の部品E(1,2)を吸着するとき、最も左側の実装ヘッド17であるヘッド番号1番の実装ヘッド17は最も左側の部品E(1,2)より2部品分左側に位置することになる。すなわち、従来の折り返し実装動作におけるヘッドユニット15のX軸方向の移動範囲は、最も右側にある部品Eから更に右側に2部品移動した位置から、最も左側にある部品Eから更に右側に2部品分移動した位置までである。
これに対し、実施形態4に係る表面実装機1によると、折り返し実装動作におけるヘッドユニット15のX軸方向の移動範囲は前列の最も右側にある部品Eから後列の最も左側にある部品Eまでであるので、従来に比べてヘッドユニット15のX軸方向の移動範囲が左右それぞれ2部品分短くなる。このように、表面実装機1によると、折り返し実装動作において、実装ヘッド17の数分の部品Eを保持するときにヘッドユニット15が実装ヘッド列の列方向に移動する総移動距離を従来に比べて短くすることができる。これにより表面実装機1の生産性を向上させることができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記既述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1〜3では右方向の実装動作と左方向の実装動作とが交互に繰り返される場合を例に説明した。しかしながらこれらは必ずしも交互に繰り返されなくてもよい。
(2)上記実施形態1〜3ではウェハ16として供給される部品群を実装する場合に右方向の実装動作と左方向の実装動作とを交互に実行する場合を例に説明した。これに対し、実施形態4のように部品トレイ213Cによって供給される部品群を実装する場合にも右方向の実装動作と左方向の実装動作とを交互に実行してもよい。
(3)上記実施形態では部品保持部として実装ヘッド17及びその実装ヘッド17に取り付けられている吸着ノズルを例に説明したが、部品保持部は例えば部品Eを挟んで保持する所謂チャックであってもよい。
1…表面実装機、14…ヘッド搬送部、15…ヘッドユニット、16…ウェハ(部品群の一例)、17…実装ヘッド(部品保持部の一例)、201…表面実装機、E…部品

Claims (3)

  1. 部品を保持及び開放する複数の部品保持部が一列に配列されている部品保持部列を有するヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットを搬送するヘッド搬送部と、
    前記部品保持部の数より多い数の部品が前記部品保持部列の列方向に配列された部品列が複数列平行に配されている部品群を供給する部品供給部と、
    を備え、各前記部品列を順に基板に実装する表面実装機であって、
    前記部品保持部列の列方向の一方側を上流側、他方側を下流側というとき、当該表面実装機の実装動作には、前記部品列の前記部品を下流側から上流側に向かって前記部品保持部の数分ずつ順に保持して前記基板に搭載する上流方向の実装動作と、前記部品列の前記部品を上流側から下流側に向かって前記部品保持部の数分ずつ順に保持して前記基板に搭載する下流方向の実装動作とがあり、
    前記上流方向の実装動作では、前記部品保持部の数分の前記部品を保持するとき、下流側から一部品ずつ順に、且つ、下流側の前記部品保持部から上流側の前記部品保持部の順に前記部品を保持し、
    前記下流方向の実装動作では、前記部品保持部の数分の前記部品を保持するとき、上流側から一部品ずつ順に、且つ、上流側の前記部品保持部から下流側の前記部品保持部の順に前記部品を保持する、表面実装機。
  2. 一の前記部品列を前記上流方向の実装動作又は前記下流方向の実装動作のいずれか一方の実装動作によって実装し、次の前記部品列を他方の実装動作によって実装する場合に、当該一方の実装動作において前記部品保持部の数分の前記部品を順に保持していく方向を進行方向というとき、前記一の部品列において前記部品保持部の数より少ない端数の前記部品が残った場合は、当該端数の前記部品を前記進行方向後側から一部品ずつ順に保持した後、前記次の部品列の前記部品を残りの前記部品保持部によって前記進行方向前側から一部品ずつ順に保持して前記基板に実装する折り返し実装動作を実行し、
    当該折り返し実装動作において、前記一の部品列の前記部品であるか前記次の部品列の前記部品であるかに関わらず、
    前記進行方向の最も後側にある前記部品に最も後側の前記部品保持部を割り当て、
    前記進行方向の最も前側にある前記部品が一つの場合は当該部品に最も前側の前記部品保持部を割り当てる一方、最も前側にある前記部品が二つある場合はそれら二つの部品のうち前記進行方向の最も後側の前記部品保持部が割り当てられている前記部品が属する前記部品列ではない方の前記部品列に属する前記部品に最も前側の前記部品保持部を割り当て、
    前記進行方向の最も後側の前記部品保持部が割り当てられている前記部品の前側に連なる前記部品のうち未だ前記部品保持部が割り当てられていない部品に、最も後側の前記部品保持部の前側に連なる前記部品保持部を順に割り当て、
    残った前記部品について、前記進行方向の後側にある前記部品ほど、残った前記部品保持部のうち後側にある前記部品保持部を割り当て、
    各前記部品をそれぞれその部品に割り当てた前記部品保持部によって保持する、請求項1に記載の表面実装機。
  3. 部品を保持及び開放する複数の部品保持部が一列に配列されている部品保持部列を有するヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットを搬送するヘッド搬送部と、
    前記部品保持部の数より多い数の部品が前記部品保持部列の列方向に配列された部品列が複数列平行に配されている部品群を供給する部品供給部と、
    を備え、各前記部品列を順に基板に実装する表面実装機であって、
    前記部品保持部列の列方向の一方側を上流側、他方側を下流側というとき、前記部品列の前記部品を下流側から上流側に向かって前記部品保持部の数分ずつ順に保持して前記基板に搭載する実装動作を実行し、
    当該実装動作において、
    一の前記部品列で前記部品保持部の数より少ない端数の前記部品が残った場合は、当該端数の前記部品を下流側から一部品ずつ順に保持した後、次の前記部品列の前記部品を残りの前記部品保持部によって下流側から一部品ずつ順に保持して前記基板に実装する折り返し実装動作を実行し、
    当該折り返し実装動作において、
    前記一の部品列の端数の部品について、上流側にある部品ほど、上流側にある前記部品保持部を割り当て、
    前記次の部品列の部品について、下流側にある部品ほど、残った前記部品保持部のうち下流側にある前記部品保持部を割り当て、
    各前記部品をそれぞれその部品に割り当てた前記部品保持部によって保持する、表面実装機。
JP2016140546A 2016-07-15 2016-07-15 表面実装機 Active JP6604916B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016140546A JP6604916B2 (ja) 2016-07-15 2016-07-15 表面実装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016140546A JP6604916B2 (ja) 2016-07-15 2016-07-15 表面実装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018011025A true JP2018011025A (ja) 2018-01-18
JP6604916B2 JP6604916B2 (ja) 2019-11-13

Family

ID=60995838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016140546A Active JP6604916B2 (ja) 2016-07-15 2016-07-15 表面実装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6604916B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024075222A1 (ja) * 2022-10-05 2024-04-11 ヤマハ発動機株式会社 部品搭載装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024075222A1 (ja) * 2022-10-05 2024-04-11 ヤマハ発動機株式会社 部品搭載装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6604916B2 (ja) 2019-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6300808B2 (ja) 対基板作業システム、およびフィーダ移し替え方法
KR20140072788A (ko) 전자 부품의 실장 방법, 및 표면 실장기
JP2012023230A (ja) 実装機
EP3016490B1 (en) Component mounting machine
JP6604916B2 (ja) 表面実装機
JP5358529B2 (ja) 実装機
JP2009238873A (ja) 部品実装方法
JP2012119548A (ja) 実装機
JP4546935B2 (ja) 部品実装方法、部品実装機およびプログラム
JP5721071B2 (ja) 部品実装装置及び基板製造方法
JP4995848B2 (ja) 実装条件決定方法
JP5078812B2 (ja) 対基板作業システム
WO2020165993A1 (ja) 部品実装機
JP2628392B2 (ja) Icパッケージのハンドリング方法
KR101230509B1 (ko) 피시비 자재의 대량 이송장치
CN102340980A (zh) 安装机
JP4328274B2 (ja) 部品実装順序最適化方法および部品実装順序最適化装置
JP2010109291A (ja) 電子部品の装着方法、電子部品装着装置及び電子部品装着装置の電子部品装着順序決定方法
JP5687948B2 (ja) 電子部品実装機
JP5792586B2 (ja) 電子部品実装システム、電子部品実装方法及び電子部品実装用コンピュータプログラム
JP5220910B2 (ja) 部品実装方法
JP2013004615A (ja) 電子部品実装装置及び電子部品実装方法
JPWO2018225170A1 (ja) 部品装着機
JP6039742B2 (ja) 電子回路部品装着方法および電子回路部品装着システム
JP2011254023A (ja) 部品実装方法、部品実装機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6604916

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250