JP2628392B2 - Icパッケージのハンドリング方法 - Google Patents

Icパッケージのハンドリング方法

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、平面上に縦横に並べ置かれたICパッケー
ジを処理対象として複数個のICパッケージを同時に移し
換え操作するためのハンドリング方法に関し、特に、IC
パッケージの捕捉が真空吸着手段によって行われる形態
を対象とする。
(従来の技術) 例えば、隣接して配置された搬送ラインの一方から他
方へICパッケージの移し換えを行うような場合には、吸
着ヘッドを備えたハンドリング装置が使用される。この
種のハンドリング装置において、吸着ヘッドの隣接間隔
を変更可能とすることは、例えば、特開昭62−235125号
公報に公知である。
(発明が解決しようとする課題) 上記ハンドリング装置で処理されるICパッケージは、
通常、一定の配列ピッチで縦横に列を為す状態で供給さ
れるが、配列ピッチはICパッケージのサイズによって異
っていて一定していない。こうした場合でも、吸着ヘッ
ドの隣接間隔が変更可能であれば、容易に対応できる。
しかし、近年では、ICチップの集積度の向上に伴って
ICパッケージが小型化され、その配列ピッチの最小値は
より小さくなる傾向にある。一方、吸着ヘッドの隣接間
隔は、機構上の制約があって間隔寸法を小さくすること
は限度がある。特に、複数の吸着ヘッドの隣接間隔を変
更可能とするハンドリング装置では、間隔変更のための
機構が障害になって、ヘッド間隔を小さくすることに無
理がある。
このような場合、ヘッド間隔を基準にしてICパッケー
ジを配列し供給せざるを得ないが、これでは、1個のト
レー当りのパッケージ配列個数が一定数量に制約される
ため、ハンドリング能率を向上することに限界を生じ、
特に大小にサイズの異るICパッケージをハンドリングす
る際に生産性が低下する不利があった。
この発明は上記の問題点を解消するものであって、そ
の目的は、ICパッケージがそのサイズに適応した小さな
配列ピッチで供給される場合にでも確実に移し換えを行
うことができ、ハンドリング能率を向上することのでき
るハンドリング方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明方法においては、トレー上に多数個のICパッ
ケージを縦横に列を為す状態で配列し、上記トレーをピ
ックアップ位置に向って断続的に送り込み移動させ、ピ
ックアップ位置で隣接間隔の変更可能な複数個の真空吸
着手段により該吸着手段と同数のICパッケージを吸着保
持し、上記吸着手段を移行手段でセット位置へと移行操
作し、セット位置に設けられた装填対象に上記ICパッケ
ージを移し換え操作する。
そして、トレーの送り込み方法と直交するICパッケー
ジの横列配置個数を真空吸着手段の個数の2以上の整数
倍に設定し、ICパッケージの横列配置間隔が真空吸着手
段の最小隣接間隔よりも小さい条件下では、真空吸着手
段の隣接間隔を上記横列配置間隔の2以上の整数倍に設
定して、ICパッケージを吸着保持することに特徴があ
る。
(作用) この発明方法では、ICパッケージの横列配置個数を真
空吸着手段の個数の2以上の整数倍に設定して、一群の
ICパッケージを供給する。このため、ICパッケージの横
列配置間隔が真空吸着手段の最小隣接間隔と同じか、こ
れより大きい状態では、従来どおり、横列の一端から横
端に向ってICパッケージを移し換えできる。また、横列
配置間隔の方が小さい場合には、一つ置きか或いは2つ
置きに複数個のICパッケージを吸着してハンドリングで
きる。従って、トレー面積を一定にした場合は、ICパッ
ケージのサイズが小さいほど、この配列個数を増加し
て、トレー1個当りのハンドリング回数が増加し、トレ
ーの入れ換えに要する待ち時間を減少することで能率良
くICパッケージを移し換え操作できることになる。
(実施例) 第1図〜第4図は、この発明に係るハンドリング方法
をエージング時のICパッケージの移し換えに適用した実
施例を示す。
第2図において、1はメインライン、2はメインライ
ン1で断続的に送り移動されるトレー、3はエージング
ライン、4はエージングラインで循環状に送り移動され
るエージング基板、5はエージング装置である。
第3図及び第4図示すように、トレー2上には縦横に
列を為す状態で多数個のICパッケージPが並べ置かれて
いる。また、エージング基板4上には、パッケージPを
駆動回路に接続するための押接接続型のソケット6が装
着されている。ICパッケージPはトレー2から数個ずつ
取り上げられ、ソケット6に移し換え装填される。そし
て、全てのソケット6にICパッケージPを装填し終る
と、エージング基板4はエージング装置5へ送り込ま
れ、そこで、動作特性を安定化するための劣化促進処理
を受ける。処理されたICパッケージPは、再びメインラ
イン1上のトレー2に戻されて、次段の検査工程へと送
られる。第2図中、符号C1はICパッケージDをトレー2
から取り上げ操作するピックアップ位置、C2はソケット
6への移し換えが行われるセット位置である。
ICパッケージPの移し換えは、第3図及び第4図に示
すハンドリング装置7によって自動的に行われる。この
ハンドリング装置7は、真空圧によってICパッケージP
を吸着する4個の真空吸着手段8(以下、単に吸着ヘッ
ドと言う)を有し、この吸着ヘッド8を昇降手段9と、
図外の例えば産業用ロボットからなる移行手段とで上
下、左右及び前後に移行操作できるよう構成し、さら
に、昇降手段9と移行手段との間に、吸着ヘッド2の隣
接間隔Eを変更するための間隔変更手段10を設けてな
る。
間隔変更手段10は、前後一対のガイド軸12と、この軸
12に左右摺動自在に支持される4個のスライダ13と、左
右両端のスライダ13をそれぞれナット14を介して送り操
作するねじ軸15と、一対のギヤ16,17を介してねじ軸15
を回転駆動するモータ18と、各スライダ13を連動可能に
連結するピニオンラック機構19とで構成されており、ガ
イド軸12を支持する左右のガイド枠22及び両枠22を支持
する固定枠23を介して移行手段に装着されている。昇降
手段9は各スライダ13の前端に装着されている。第3図
中、符号Fはトレー2の送り方向を示す。
ねじ軸15には、その中央部を境にして右ねじ15aと左
ねじ15bとが形成されている。そのため、ねじ軸15を右
方向又は左方向に回転操作すると、左右両端のスライダ
13が互いに接近し或いは遠ざかるように移行する。この
移行動作は、中間の2個のスライダ13にそれぞれ装着さ
れたピニオン20と、これに噛み合う一対のラック21とを
介して中間の2個のスライダ13にも伝えられる。この構
造により、4個のスライダ13は同時に移動して、互いの
隣接間隔を常に一定に保った状態で間隔値が変更され
る。
上記のように構成されたハンドリング装置7は、第4
図に示すように、吸着ヘッド8の隣接間隔をトレー2上
のICパッケージPの配列ピッチと一致させ、各吸着ヘッ
ド8でICパッケージPを横列の一端側から吸着してソケ
ット6へと移し換える。トレー2上でのICパッケージP
の配列ピッチと、ソケット6の配列ピッチとが異る場合
には、移行途中に吸着ヘッド8の隣接間隔を変えて移し
換えを行うこともある。
上記の移し換え操作は、ICパッケージPの横列配置間
隔e(第1図参照)が、吸着ヘッド8の最小隣接間隔と
同じかこれより大きい場合に行われる。しかし、前記横
列配置間隔eが吸着ヘッド8の最小隣接間隔より小さい
場合には、各吸着ヘッド8でICパッケージPを吸着する
ことが不可能となる。こうした場合にでも、ICパッケー
ジPの移し換えを確実にしかも能率良く行うために、次
のようなハンドリング方法により移し換えを行う。
すなわち、このハンドリング方法においては、トレー
2上に多数個のICパッケージPが縦横に列を為す状態で
配列されていること、このトレー2がピックアップ位置
C1に向って断続的に送り込みが移動されること、ピック
アップ位置C1において4個の吸着ヘッド8によりこれと
同数のICパッケージPを吸着保持すること、ICパッケー
ジPを吸着した状態の吸着ヘッド8を移行手段でセット
位置C2へ移行操作すること、及びセット位置C2におい
て、そこに設けられたソケット(装填対象)6にICパッ
ケージPを移し換え操作することを基本的な要件とす
る。
そして、ICパッケージPの横列配置間隔eが吸着ヘッ
ド8の最小隣接間隔よりも小さい条件下では、ICパッケ
ージPの横列配置個数を吸着ヘッド8の個数の2以上の
整数倍に設定して、ICパッケージPをトレー2上に配置
する。さらに、吸着ヘッド8の隣接間隔Eを上記横列配
置間隔eの2以上の整数倍に設定して、ICパッケージP
を吸着保持する。図では、隣接間隔Eが横列配置間隔e
の2倍になるよう、吸着ヘッド8を間隔変更手段10で操
作し、ICパッケージ8を一つおきに吸着保持している。
このときのICパッケージ8の横列配置個数は、吸着ヘッ
ド8の個数の偶数倍になっている。
上記ハンドリング方法では、第1図に示すように、4
個のICパッケージPを移し換えた後、同じ横列の残りの
ICパッケージPを移し換え操作する。そして、横列全て
のICパッケージPを移し換えし終えると、トレー2を縦
列の隣接間隔分だけ送って、再び上記移し換え操作を行
う。なお、ICパッケージPの横列配置個数が吸着ヘッド
8の個数の奇数倍である場合には、吸着ヘッド8の隣接
間隔Eを横列配置間隔eの奇数倍にする。
尚、上記実施例では、ピニオンラック機構19で4個の
スライダ13を連動させるようにしたが、この構造に限定
する必要はなく、例えばリンク機構を採用してもよい。
また、この発明はICパッケージPのハンドリング作業
の全てに適用できるので、適用対象はエージングライン
への移し換え作業には限定しない。例えば、ICパッケー
ジを個別にケースに装填し包装する場合や回路基板に実
装する場合等にも適用できる。
上記実施例では、表面実装型のICパッケージを示した
が、移し換え対象は挿入型のものであってもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明では、ICパッケージの
横列配置個数を吸着ヘッドの個数の2以上の整数倍に設
定して供給することとし、ICパッケージの横列配置間隔
が吸着ヘッドの最小隣接間隔より小さい状態では、1以
上の整数個おきにICパッケージを吸着して移し換え操作
するようにした。これにより、吸着ヘッドの最小隣接間
隔に制約されることなく、ICパッケージをその大きさに
応じてトレーに高密度で配置でき、トレー1個当りのハ
ンドリング回数を増加し、トレーの入れ換えに要する待
ち時間を減少して、能率良くICパッケージを移し換え操
作できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係るハンドリング方法の実施例を示
し、第1図は原理説明図、第2図は適用例を示すライン
配置図、第3図はハンドリング装置の平面図、第4図は
ハンドリング装置の正面図である。 2……トレー 7……ハドリング装置 8……真空吸着手段(吸着ヘッド) 9……昇降手段 10……間隔変更手段 P……ICパッケージ C1……ピックアップ位置 C2……セット位置 E……吸着ヘッドの隣接間隔 e……ICパッケージの横列配置間隔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレー上に多数個のICパッケージを縦横に
    列を為す状態で配列し、 上記トレーをピックアップ位置に向って断続的に送り込
    み移動させ、 ピックアップ位置で隣接間隔の変更可能な複数個の真空
    吸着手段により該吸着手段と同数のICパッケージを吸着
    保持し、 上記吸着手段を移行手段でセット位置へと移行操作し、 セット位置に設けられた装填対象に上記ICパッケージを
    移し換え操作するICパッケージのハンドリング方法であ
    って、 トレーの送り込み方法と直交するICパッケージの横列配
    置個数を真空吸着手段の個数の2以上の整数倍に設定
    し、 ICパッケージの横列配置間隔が真空吸着手段の最小隣接
    間隔よりも小さい条件下では、真空吸着手段の隣接間隔
    を上記横列配置間隔の2以上の整数倍に設定して、ICパ
    ッケージを吸着保持することを特徴とするICパッケージ
    のハンドリング方法。
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