JP2018010984A - 切削装置 - Google Patents

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【課題】切削液を効果的に排出できる新たな切削装置を提供する。【解決手段】切削装置(2)であって、保持テーブル(16)と、切削ブレード(42)を有する切削手段(18)と、切削ブレードと被加工物とが接触する加工点に切削液を供給する切削液供給手段(46)と、保持テーブルと切削手段とを加工送り方向に相対的に移動させる加工送り手段(8)と、加工送り手段を覆う蛇腹状のカバー(10)と、切削ブレードの回転に伴い飛散する切削液を加工点の切削液が飛散する側で回収する回収口(50d)と、回収口に隣接し、飛散した切削液をガイドするガイド板(52)と、ガイド板でガイドされた切削液をカバーの外側へと排出する排出路(54)と、を含む切削液排出手段(48)と、切削液排出手段の排出路で排出されない切削液を加工点の切削液が飛散する側で回収する切削液回収手段(56)と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、板状の被加工物を切削するための切削装置に関する。
半導体ウェーハに代表される板状の被加工物を切削する際には、例えば、環状の切削ブレードを備える切削装置が使用される。高速に回転させた切削ブレードを被加工物に対して切り込ませながら、切削ブレードと被加工物とを相対的に移動させることで、この移動の経路に沿って被加工物を切削できる。
ところで、上述した被加工物の切削では、通常、切削ブレードと被加工物とが接触する加工点に対して水等の切削液を供給する。これにより、被加工物や切削ブレードを冷却、洗浄、潤滑して、切削の環境を維持できる。一方で、切削液を供給しながら被加工物を切削すると、切削によって発生する切削屑を含む切削液が切削ブレードの回転に伴い周囲に飛散し易い。
飛散した切削液が被加工物に付着すると、切削液に含まれる切削屑が固着して簡単には除去できなくなる。そこで、切削ブレードの回転に伴い飛散する切削液を排出するための飛散水案内手段及び排気手段を備える切削装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−88157号公報
しかしながら、上述した切削装置では、排気手段によって霧状の切削液を容易に排出できるものの、液体の状態に保たれた切削液を必ずしも適切に排出できない。更に、飛散水案内手段で案内された切削液の多くは、可動部を保護するための蛇腹状のカバーの上に排出されるので、固着した切削屑によってカバーの柔軟性が失われ、このカバーが破損し易くなるという問題もあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、切削液を効果的に排出できる新たな切削装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、被加工物を保持する保持面を有する保持テーブルと、該保持テーブルで保持された被加工物を切削する切削ブレードを有する切削手段と、該切削ブレードと被加工物とが接触する加工点に切削液を供給する切削液供給手段と、該保持テーブルと該切削手段とを加工送り方向に相対的に移動させる加工送り手段と、該加工送り方向において該加工送り手段を覆う蛇腹状のカバーと、該切削ブレードに隣接し、該切削ブレードの回転に伴い飛散する切削液を該加工点の切削液が飛散する側で回収する回収口と、該回収口に隣接し、飛散した切削液をガイドするガイド板と、該ガイド板でガイドされた切削液を該カバーの外側へと排出する排出路と、を含む切削液排出手段と、該保持テーブルの該保持面より下方且つ該カバーより上方に設けられ、該切削液排出手段の該排出路で排出されない切削液を該加工点の切削液が飛散する側で回収する切削液回収手段と、を備える切削装置が提供される。
本発明の一態様に係る切削装置は、切削ブレードの回転に伴い飛散する切削液を回収して排出する切削液排出手段と、保持テーブルの保持面より下方、且つカバーより上方に設けられ、切削液排出手段で排出されない切削液を回収する切削液回収手段と、を備えるので、切削液を効果的に排出して、被加工物やカバーに切削屑が付着する可能性を低く抑えられる。
切削装置等の外観を模式的に示す斜視図である。 切削ユニットの周辺の構造を模式的に示す側面図である。 図3(A)は、切削液排出ユニットの一部を模式的に示す斜視図であり、図3(B)は、切削液排出ユニットの一部を切削ブレード側から見た正面図である。 保持テーブルの周辺の構造を模式的に示す平面図である。 被加工物が切削される様子を模式的に示す一部断面側面図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る切削装置等の外観を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、切削装置2は、各構造を支持する基台4を備えている。
基台4の上面には、X軸方向(前後方向、加工送り方向)に長い矩形の開口4aが形成されている。この開口4a内には、X軸移動テーブル6、X軸移動テーブル6をX軸方向に移動させるためのX軸移動機構(加工送り手段)8(図2等参照)、及びX軸移動機構8を覆う蛇腹状のカバー10が設けられている。
X軸移動テーブル6及びカバー10に隣接する位置には、切削時に使用された水等の切削液(廃液)を一時的に貯留するためのウォーターケース12が配置されている。ウォーターケース12内に貯留された使用後の切削液は、例えば、排出口12a(図4参照)やドレーン(不図示)等を通じて切削装置2の外部へと排出される。
X軸移動機構8は、X軸方向に平行な一対のX軸ガイドレール(不図示)を備えており、X軸ガイドレールには、X軸移動テーブル6がスライド可能に取り付けられている。X軸移動テーブル6の下面側には、ナット部6a(図2等参照)が設けられており、このナット部6aには、X軸ガイドレールに平行なX軸ボールネジ14が螺合されている。
X軸ボールネジ14の一端部には、X軸パルスモータ(不図示)が連結されている。X軸パルスモータでX軸ボールネジ14を回転させることで、X軸移動テーブル6はX軸ガイドレールに沿ってX軸方向に移動する。X軸移動テーブル6上には、被加工物11を保持するための保持テーブル(チャックテーブル)16が設けられている。
被加工物11は、例えば、シリコンや炭化珪素、サファイア等の材料でなる円盤状のウェーハであり、その表面側は、中央のデバイス領域と、デバイス領域を囲む外周余剰領域とに分けられる。デバイス領域は、格子状に配列された加工予定ライン(分割予定ライン、ストリート)でさらに複数の領域に区画されており、各領域には、IC、LED等のデバイスが形成されている。
この被加工物11の裏面側には、例えば、保護部材となるテープが貼付される。被加工物11よりも径の大きいテープを用いる場合には、その外周部分に環状のフレームを固定することもできる。なお、被加工物11の材質、形状、構造等についての制限はない。例えば、他の半導体、セラミックス、金属、樹脂等の材料でなる基板を被加工物11としても良い。
保持テーブル16は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、Z軸方向(鉛直方向、高さ方向)に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、上述したX軸移動機構8でX軸移動テーブル6をX軸方向に移動させれば、保持テーブル16もX軸方向に移動する。
保持テーブル16の上面は、被加工物11を吸引、保持する保持面16aになる。この保持面16aは、保持テーブル16の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)に接続されている。
開口4aの近傍には、被加工物11を切削するための切削ユニット(切削手段)18を支持する門型の支持構造20が配置されている。支持構造20の前面上部には、切削ユニット18をY軸方向(左右方向、割り出し送り方向)及びZ軸方向に移動させるための切削ユニット移動機構22が設けられている。
切削ユニット移動機構22は、支持構造20の前面に配置されY軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール24を備えている。Y軸ガイドレール24には、切削ユニット移動機構22を構成するY軸移動プレート26がスライド可能に取り付けられている。
Y軸移動プレート26の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Y軸ガイドレール24に平行なY軸ボールネジ28が螺合されている。Y軸ボールネジ28の一端部には、Y軸パルスモータ(不図示)が連結されている。Y軸パルスモータでY軸ボールネジ28を回転させれば、Y軸移動プレート26は、Y軸ガイドレール24に沿ってY軸方向に移動する。
Y軸移動プレート26の表面(前面)には、Z軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール30が設けられている。Z軸ガイドレール30には、Z軸移動プレート32がスライド可能に取り付けられている。
Z軸移動プレート32の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Z軸ガイドレール30に平行なZ軸ボールネジ34が螺合されている。Z軸ボールネジ34の一端部には、Z軸パルスモータ36が連結されている。Z軸パルスモータ36でZ軸ボールネジ34を回転させれば、Z軸移動プレート32は、Z軸ガイドレール30に沿ってZ軸方向に移動する。
Z軸移動プレート32の下部には、切削ユニット18が設けられている。切削ユニット18に隣接する位置には、保持テーブル16によって保持された被加工物11等を撮像するためのカメラ38が設置されている。切削ユニット18やカメラ38は、保持テーブル16等とともに加工室40に収容される。
上述した切削ユニット移動機構22でY軸移動プレート26をY軸方向に移動させれば、切削ユニット18及びカメラ38もY軸方向に移動する。また、切削ユニット移動機構22でZ軸移動プレート32をZ軸方向に移動させれば、切削ユニット18及びカメラ38もZ軸方向に移動する。
図2は、切削ユニット18の周辺の構造を模式的に示す側面図である。図2に示すように、切削ユニット18は、Y軸方向に伸びるスピンドル(不図示)の一端側に装着された円環状の切削ブレード42を備えている。スピンドルの他端側には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されており、切削ブレード42は、スピンドルを介して伝達される回転駆動源の力によって回転する。
切削ブレード42の外周部は、下端側を除いて概ねブレードカバー44に覆われている。ブレードカバー44から露出する切削ブレード42の下端側を挟む位置には、被加工物11と切削ブレード42とが接触する加工点付近に水等の切削液を供給するためのノズル(切削液供給手段)46が設けられている。
ブレードカバー44の後方側には、切削ブレード42の回転に伴い加工点から飛散する切削液を外部に排出するための切削液排出ユニット(切削液排出手段)48が配置されている。図3(A)は、切削液排出ユニット48の一部を模式的に示す斜視図であり、図3(B)は、切削液排出ユニット48の一部を切削ブレード42側から見た正面図である。
図3(A)及び図3(B)に示すように、切削液排出ユニット48は、周囲への切削液の飛散を抑制するためのカバー部材50を含む。カバー部材50は、一対の側板50a,50bと、側板50a,50bの上端を接続する上板50cと、で構成される。カバー部材50の内側の空間は、前端(回収口)50d、下端50e、及び後端50fにおいて外側の空間に接続されている。言い換えれば、カバー部材50の前端50d側、下端50e側、及び後端50f側は、いずれも開かれている(閉じられていない)。
カバー部材50の前端50dは、加工点から飛散する切削液を回収するための回収口として機能する。このカバー部材50の前端50d側が、ブレードカバー44の後方側(加工点を基準として切削液が飛散する側)に固定される。なお、カバー部材50の前端50d側において、側板50a,50bは、円弧状に切り欠かれている。
カバー部材50の内側には、加工点から飛散する切削液を案内するためのガイド板52が設けられている。ガイド板52は、例えば、互いに所定の角度をなす第1平坦部52aと第2平坦部52bとによって樋状に形成され、切削液の回収口となる前端50dに隣接して配置される。第1平坦部52aと第2平坦部52bとのなす角度は、例えば、100°〜130°、代表的には120°である。
このガイド板52は、水平方向(X軸方向)に対して20°〜40°、代表的には30°の角度で傾斜して配置され、加工点から飛散する切削液をカバー部材50の後端50fに向けてガイドする。また、第1平坦部52aと第2平坦部52bとは、例えば、平行四辺形状に形成されており、第1平坦部52aと第2平坦部52bとを繋ぐ中央の領域で後方に突出している。
後方に突出するこのようなガイド板52では、表面張力等の作用によって、突出する部分(以下、突出部分)に切削液が集まり易い。よって、後方に突出するガイド板52を用いることで、加工点から飛散する切削液を突出部分(本実施形態では、中央の領域)に導いて、カバー部材50の側板50a,50b等に接触し難くできる。つまり、加工点から飛散する切削液をカバー部材50の後端50fに向けて適切にガイドできる。
また、本実形態に係るガイド板52は、第1平坦部52aと第2平坦部52bとが所定の角度をなしているので、第1平坦部52aと第2平坦部52bとを繋ぐ中央の領域に多くの切削液が集まる。その結果、切削液の流れる勢いが低下し難くなるので、加工点から飛散する切削液をカバー部材50の後端50fに向けてより適切にガイドできる。
なお、本実施形態では、中央の領域で後方に突出し、かつ、第1平坦部52aと第2平坦部52bとが所定の角度をなすガイド板52を用いるが、ガイド板の形状、構造等に制限はない。例えば、中央の領域で後方に突出する平坦なガイド板を用いることもできる。また、1枚の平板を折り曲げてガイド板52を形成しても良いし、2枚の平板を連結してガイド板52を形成しても良い。
ガイド板52によってカバー部材50の後端50fにガイドされた切削液は、排出路54へと流れ込む。図4は、保持テーブル16の周辺の構造を模式的に示す平面図である。排出路54は、保持テーブル16の後方、かつ、蛇腹状のカバー10の上方に配置されている。
平面視でウォーターケース12と重なる排出路54の底には、排出口54aが形成されている。排出路54に流れ込んだ切削液は、この排出口54aを通じてカバー10の外側にあるウォーターケース12へと排出される。なお、排出路54の底は、排出口54aからの切削液の排出を促進させるために傾斜していても良い。また、排出口54aは、排出路54の底より低い位置に形成されても良い。
一方で、上述した切削液排出ユニット48の排出路54によって排出されなかった切削液は、保持テーブル16(保持面16a)の下方に配置された切削液回収トレー(切削液回収手段)56により回収される。切削液回収トレー56は、排出路54の保持テーブル16側において、X軸移動テーブル6の上面に固定されている。すなわち、切削液回収トレー56は、カバー10より上方に設けられている。
平面視でウォーターケース12と重なる切削液回収トレー56の底には、排出口56aが形成されている。切削液回収トレー56によって回収された切削液は、この排出口56aを通じてカバー10の外側にあるウォーターケース12へと排出される。なお、切削液回収トレー56の底は、排出口56aからの切削液の排出を促進させるために傾斜していても良い。また、排出口56aは、切削液回収トレー56の底より低い位置に形成されても良い。
図5は、被加工物11が切削される様子を模式的に示す一部断面側面図である。上述した切削装置2で被加工物11を切削する際には、例えば、保持テーブル16の保持面16aに被加工物11の裏面側(テープ)を接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、被加工物11は、表面側が上方に露出した状態で保持テーブル16に吸引、保持される。
次に、保持テーブル16と切削ユニット18とを相対的に移動、回転させて、加工予定ラインの延長線上に切削ブレード42の位置を合わせる。その後、切削ブレード42を回転させながら保持テーブル16をX軸方向に移動させることで、被加工物11の加工予定ラインに沿って切削ブレード42を切り込ませることができる。
被加工物11に切削ブレード42を切り込ませる際には、ノズル46から加工点付近に切削液を供給する。一部の切削液Aは、切削ブレード42の回転に伴い後方に飛散し、カバー部材50の前端(回収口)50d側で回収される。その後、切削液Aは、ガイド板52によってガイドされ、図5に示すように、後方の排出路54へと流れ込む。排出路54に流れ込んだ切削液Aは、排出口54aを通じてカバー10の外側にあるウォーターケース12へと排出される。
切削液排出ユニット48の排出路54によって排出されなかった別の一部の切削液Bは、図5に示すように、保持面16aの下方に配置された切削液回収トレー56で回収される。つまり、切削液回収トレー56は、保持テーブル16の後方側(加工点を基準として切削液が飛散する側)において切削液Bを回収する。切削液回収トレー56で回収された切削液Bは、排出口56aを通じてカバー10の外側にあるウォーターケース12へと排出される。
本実施形態では、カバー部材50の下端50e側が開いているので、カバー部材50の下端50eを被加工物11に接近させても、例えば、下端側が閉じられたカバー部材を用いる場合のように、下端側の構造(例えば、下板)に起因する表面張力によって切削液が被加工物11上に滞留することはない。よって、切削液を切削液回収トレー56で確実に回収できる。
以上のように、本実施形態に係る切削装置2は、切削ブレード42の回転に伴い飛散する一部の切削液Aを回収して排出する切削液排出ユニット(切削液排出手段)48と、保持テーブル16の保持面16aより下方、且つカバー10より上方に設けられ、切削液排出ユニット48で排出されない別の一部の切削液Bを回収する切削液回収トレー(切削液回収手段)56と、を備えるので、切削液A,Bを効果的に排出して、被加工物11やカバー10に切削屑が付着する可能性を低く抑えられる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、ウォーターケース12の排出口12aと排出路54の排出口54aとをチューブ等で接続しても良い。同様に、ウォーターケース12の排出口12aと切削液回収トレー56の排出口56aとをチューブ等で接続することもできる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 切削装置
4 基台
4a 開口
6 X軸移動テーブル
8 X軸移動機構(加工送り手段)
10 カバー
12 ウォーターケース
12a 排出口
14 X軸ボールネジ
16 保持テーブル(チャックテーブル)
16a 保持面
18 切削ユニット(切削手段)
20 支持構造
22 切削ユニット移動機構
24 Y軸ガイドレール
26 Y軸移動プレート
28 Y軸ボールネジ
30 Z軸ガイドレール
32 Z軸移動プレート
34 Z軸ボールネジ
36 Z軸パルスモータ
38 カメラ
40 加工室
42 切削ブレード
44 ブレードカバー
46 ノズル(切削液供給手段)
48 切削液排出ユニット(切削液排出手段)
50 カバー部材
50a,50b 側板
50c 上板
50d 前端(回収口)
50e 下端
50f 後端
52 ガイド板
52a 第1平坦部
52b 第2平坦部
54 排出路
54a 排出口
56 切削液回収トレー(切削液回収手段)
56a 排出口
11 被加工物
A,B 切削液

Claims (1)

  1. 被加工物を保持する保持面を有する保持テーブルと、
    該保持テーブルで保持された被加工物を切削する切削ブレードを有する切削手段と、
    該切削ブレードと被加工物とが接触する加工点に切削液を供給する切削液供給手段と、
    該保持テーブルと該切削手段とを加工送り方向に相対的に移動させる加工送り手段と、
    該加工送り方向において該加工送り手段を覆う蛇腹状のカバーと、
    該切削ブレードに隣接し、該切削ブレードの回転に伴い飛散する切削液を該加工点の切削液が飛散する側で回収する回収口と、該回収口に隣接し、飛散した切削液をガイドするガイド板と、該ガイド板でガイドされた切削液を該カバーの外側へと排出する排出路と、を含む切削液排出手段と、
    該保持テーブルの該保持面より下方且つ該カバーより上方に設けられ、該切削液排出手段の該排出路で排出されない切削液を該加工点の切削液が飛散する側で回収する切削液回収手段と、を備えることを特徴とする切削装置。
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