JP2018010831A - 改質水蒸発器及び発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温の燃料電池モジュールを構成する場合であっても、その小型化及び低コスト化を図ることができる改質水蒸発器及び該改質水蒸発器を有する燃料電池モジュールを備えた発電装置を提供する。【解決手段】燃料電池モジュール10の一部として使用され、水蒸気を生成する改質水蒸発器26であって、内部で水蒸気を発生させる箱体60と、箱体60内に配置され、吐出孔68aから水を吐出させて散水を行う散水管68と、散水管68から散水された水を吸収可能な吸水部70と、箱体60の側壁、底部の何れか1つを構成し、散水管68から散水された水を加熱して蒸発させる伝熱板60bと、箱体60内に配置され、吐出孔68aからの水の吐出を促進する吐出促進部72aと、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、改質用水蒸気を生成する改質水蒸発器、及び該改質水蒸発器を有する燃料電池モジュールを備えた発電装置に関する。
天然ガスやLPG等の炭化水素系の燃料を改質して燃料電池の燃料極(アノード)に導入する構成として、例えば特許文献1には多重円筒型で燃焼部、改質部及び蒸発部を構成した燃料改質装置が開示されている。特許文献1に記載の構成の場合、改質水蒸発器における突沸や蒸発振動等の圧力変動を防止するために金属フェルトやスチールウールのような吸水材に改質水を吸水させて加熱し、水蒸気を生成している。
特開2007−55892号公報
ところで、固体酸化物形燃料電池(SOFC)や溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)といった高温型燃料電池では、高温となる燃料電池スタック、改質器、空気予熱器、改質水蒸発器、燃焼部を断熱筐体で囲って高温の燃料電池モジュールとして構成する場合がある。このような燃料電池モジュールでは、断熱筐体の内部での各機器の設置効率を最適にし、モジュール全体の小型化や低コスト化を図ることが重要である。さらに、高温の断熱筐体内での熱効率を低下させないために外部への放熱を低減する必要もある。
ところが、上記特許文献1のように燃焼部、改質部及び蒸発部を多重円筒型で構成した場合、各部の構造や伝熱が複雑となって設計や製造が困難となり、製造コストも増加する。しかも、上記特許文献1の構成では、改質器と改質水蒸発器とを円筒の一体型で構成している。従って、このような円筒型の複合機器は、上記した燃料電池モジュールの断熱筐体の内部での設置効率が悪く、モジュール全体が大型化すると共に、断熱筐体内での熱効率の最適化を図ることも困難である。
本発明は、上記従来の課題を考慮してなされたものであり、高温の燃料電池モジュールを構成する場合であっても、その小型化及び低コスト化を図ることができる改質水蒸発器及び該改質水蒸発器を有する燃料電池モジュールを備えた発電装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る改質水蒸発器は、燃料電池モジュールの一部として使用され、水蒸気を生成する改質水蒸発器であって、内部で水蒸気を発生させる箱体と、該箱体内に配置され、吐出孔から水を吐出させて散水を行う散水管と、該散水管から散水された水を吸収可能な吸水部と、前記箱体の側壁、底部の何れか1つを構成し、前記散水管から散水された水を加熱して蒸発させる伝熱板と、前記箱体内に配置され、前記吐出孔からの水の吐出を促進する吐出促進部と、を備えていることを特徴とする。
また、本発明に係る改質水蒸発器において、前記吐出促進部は、前記吐出孔から、もしくは、該吐出孔近傍から、前記吸水部に向けて延在している棒状のものであるとよい。
また、本発明に係る改質水蒸発器において、前記吐出促進部は、前記吐出孔の近傍に、下向きに凸な突出部を設けてなるとよい。
また、本発明に係る改質水蒸発器において、前記吐出促進部は、前記散水管の下側に長手方向に傾斜する傾斜部を設け、該傾斜部の途中に前記吐出孔を設けているとよい。
また、本発明に係る改質水蒸発器は、燃料電池モジュールの一部として使用され、水蒸気を生成する改質水蒸発器であって、内部で水蒸気を発生させる箱体と、該箱体内に配置され、吐出孔から水を吐出させて散水を行う散水管と、該散水管から散水された水を吸収可能な吸水部と、前記箱体の側壁、底部の何れか1つを構成し、前記散水管から散水された水を加熱して蒸発させる伝熱板と、を備え、前記散水管は、散水管支持部に支持されていることを特徴とする。
また、本発明に係る発電装置は、内部で水蒸気を発生させる箱体と、該箱体内に配置され、吐出孔から水を吐出させて散水を行う散水管と、該散水管から散水された水を吸収可能な吸水部と、前記箱体の側壁、底部の何れか1つを構成し、前記散水管から散水された水を加熱して蒸発させる伝熱板と、前記箱体内に配置され、前記吐出孔からの水の吐出を促進する吐出促進部と、を備えている改質水蒸発器を有することを特徴とする。
また、本発明に係る発電装置は、内部で水蒸気を発生させる箱体と、該箱体内に配置され、吐出孔から水を吐出させて散水を行う散水管と、該散水管から散水された水を吸収可能な吸水部と、前記箱体の側壁、底部の何れか1つを構成し、前記散水管から散水された水を加熱して蒸発させる伝熱板と、を備え、前記散水管は、散水管支持部に支持されている改質水蒸発器を有することを特徴とする。
内部で水蒸気を生成する箱体を設け、箱体の側壁もしくは底部に箱体外の熱を箱体内に伝えることのできる伝熱板を設け、この伝熱板によって箱体内に散水した水を加熱する構成としたので、水を加熱するための構造が簡素となり、改質水蒸発器の小型化が可能となる。しかも、吐出促進部又は散水管支持部を設けているので、着実な散水が可能となり、水蒸気の生成を安定して行うことができる。また、水を加熱するための構造が簡素なので、改質水蒸発器及びこれを備えた発電装置の設計や製造が容易となり、製造コストを低減することができる。
図1は、本発明の第一実施形態の燃料電池モジュールを備えた発電装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第一実施形態の改質水蒸発器を備えた燃料電池モジュールの一構成例を示す斜視図である。 図3は、本発明の第一実施形態の改質水蒸発器の構成図であり、図3(A)は、平面図であり、図3(B)は、正面図であり、図3(C)は、側面図である。 図4は、本発明の第一実施形態の改質水蒸発器の内部構造を示す説明図であり、図4(A)は、平面図であり、図4(B)は、正面断面図であり、図4(C)は、側面断面図である。 図5は、本発明の第一実施形態の改質水蒸発器に備えられた散水管に設けられた吐出孔の設置例を示す図である。 図6は、本発明の第二実施形態の改質水蒸発器の内部構造を示す説明図であり正面断面図である。 図7は、本発明の第三実施形態の改質水蒸発器の内部構造を示す説明図であり正面断面図である。 図8は、本発明の第四実施形態の改質水蒸発器の内部構造を示す説明図であり正面断面図である。 図9は、本発明の第五実施形態の改質水蒸発器の内部構造を示す説明図であり正面断面図である。 図10は、本発明の第六実施形態の改質水蒸発器の内部構造を示す説明図であり正面断面図である。
以下、本発明に係る改質水蒸発器について、この改質水蒸発器を備えた燃料電池モジュール及び発電装置との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
(第一実施形態)
先ず、図1を参照して燃料電池モジュール10を備えた発電装置12の全体的な構成を説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る燃料電池モジュール10を備えた発電装置12の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、発電装置12は、燃料電池スタック14を断熱筐体16の内部に設けた燃料電池モジュール10と、燃料電池モジュール10に燃料及び空気を供給する燃料供給ラインLF1,LF2及び空気供給ラインLA1,LA2と、燃料電池モジュール10からの排熱を利用して温水を製造する温水熱交換器18と、燃料電池モジュール10で使用する改質用水蒸気を生成するための水を貯留する凝集水タンク20とを備えたコジェネレーションシステムとして構成されている。
燃料電池モジュール10は、燃料電池スタック14と、改質器22と、空気予熱器24と、改質水蒸発器26とを備え、これらの断熱部材を箱状に画成した断熱筐体16の内部(高温室)に設置したものである。断熱部材としては、グラスウール等の一般的な断熱材を用いればよい。但し、ボード状の高性能断熱材を使用することで、燃料電池モジュール10をよりコンパクトに構成することができる。
燃料電池スタック14は、燃料供給ラインLF2から導入される燃料と、空気供給ラインLA2から導入される空気とを反応させて発電する矩形平板の発電セルを複数積層した公知の構成である。本実施形態の場合、燃料電池スタック14を、燃料極(アノード)14aと空気極(カソード)14bとの間に電解質としてイオン伝導性セラミックスを介在させた固体酸化物形燃料電池(SOFC)で構成している。固体酸化物形燃料電池を平板型の積層スタックで構成すると、燃料電池スタック14をコンパクトに構成することができ、容積当たりの発電出力を高くすることができる。また、燃料電池スタック14に円筒型の固体酸化物燃料電池を用いることもできる。燃料電池スタック14として他の高温型燃料電池、例えば、溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)等を用いてもよい。燃料電池スタック14の側部には、昇温用のヒータ28が設置されている。
燃料供給ラインLF1からの原燃料(例えば、天然ガス、LPG又は都市ガス等の炭化水素系の燃料)は、脱硫器30及び改質器22を経て水素や一酸化炭素を含む改質燃料となり、燃料供給ラインLF2から燃料極14aへと導入される。改質器22は、公知の構成でよく、その内部に各種の改質触媒が設けられている。改質水蒸発器26は、温水熱交換器18からの凝集水を貯留する凝集水タンク20から送られる水(改質水)を蒸発させて改質用の水蒸気を生成するものである。改質水蒸発器26で生成された水蒸気(改質用水蒸気)は、水蒸気供給ラインLWから改質器22に導入される直前の燃料供給ラインLF1に導入されて改質器22に導入される。これにより、燃料は改質水蒸発器26で高温となった水蒸気と混合され、例えば300℃程度まで加熱された後、改質器22に導入され、ここで700℃程度まで温度上昇しつつ、水蒸気改質されて改質燃料となる。燃料電池スタックに改質器機能が備わっている場合は、改質器22を省略してよい。その場合は、改質水蒸発器26で生成された水蒸気は、直接燃料電池スタックに導入される。
空気供給ラインLA1からの空気は、ブロワ32によって空気予熱器24に導入され、所望の温度(例えば、650〜700℃程度)まで予熱された後、空気供給ラインLA2から空気極14bへと導入される。
燃料電池スタック14から排出された排ガスは排ガスラインLGから温水熱交換器18に送られる。温水熱交換器18は、貯水槽36から供給される水を排ガスラインLGからの排ガスによって加熱して温水を製造し、製造した温水は貯水槽36へと戻される。貯水槽36では、補給水が供給され、温水が取り出される。また、温水熱交換器18を通過した排ガスは、凝集水タンク20で凝集・除塵されて排気する。凝集水は改質水として改質水蒸発器26に供給される。凝集水タンク20にはレベル計が設置され、水が一定レベル以下になると補給水が供給される。これにより、不要なガス及び余剰な水が排気及び排水される。
次に、以上のような発電装置12を構成する燃料電池モジュール10の具体的な構成例について説明する。
図2は、本発明の第一実施形態に係る改質水蒸発器26を備えた燃料電池モジュール10の一構成例を示す斜視図である。以下では、燃料電池モジュール10及び改質水蒸発器26について、図2における手前側を前側(正面側)、奥側を後側(背面側)と呼び、さらに左右方向を幅方向(左右幅方向)、高さ方向を上下方向と呼んで説明する。
図2に示すように、本実施形態では1つの断熱筐体16内に4個の燃料電池スタック14を設けた4個1組の構成からなる燃料電池モジュール10を用いている。この燃料電池モジュール10は、断熱筐体16内に設置された棚装置40の上棚40a及び下棚40bに燃料電池スタック14を2個ずつ載置しており、正面視で2行2列の配置となっている。以下では、このような4個1組の燃料電池スタック14をまとめて燃料電池スタック14として説明することもある。
燃料電池モジュール10では、棚装置40に載置された燃料電池スタック14の上方に扁平箱状の改質水蒸発器26が設置され、燃料電池スタック14の背面及び左右両側面の3面を囲むように空気予熱器24が設置されている。空気供給ラインLA1を介して空気予熱器24に導入された空気は、予熱器内部を流通して燃料電池スタック14で発生する熱により所望の温度まで加熱された後、空気供給ラインLA2から空気極14bへと導入される。
断熱筐体16内の燃料電池モジュール10では、より高い温度を必要とする改質器22と空気予熱器24とを燃料電池スタック14の近傍に配置し、これらより低い温度でよい改質水蒸発器26を燃料電池スタック14の上方に配置している。改質水蒸発器26が燃料電池スタック14の上方に配置されることにより、断熱筐体16内で燃料電池スタック14の反応や輻射により発生して上昇する熱を効率的に受けることができる。これにより、生成された改質用水蒸気を所望の加熱状態まで十分に加熱することができる。
次に、改質水蒸発器26の具体的な構成例を説明する。
図3は、本発明の改質水蒸発器26の構成図であり、図3(A)は、平面図であり、図3(B)は、正面図であり、図3(C)は、側面図である。
図3(A)〜図3(C)に示すように、改質水蒸発器26は、内部に中空の水蒸気生成空間58を有する扁平直方体形状の箱体60と、箱体60を燃料電池モジュール10に設置する際のブラケットとなる取付部材62とを備える。
箱体60は、ステンレス等の金属板を箱型に形成した構成である。図3(A)に示す箱体60の平面視で短辺となる一側面(右側面)には、凝集水タンク20からの改質水を水蒸気生成空間58に導入するための入口管64が突設されている(図2も参照)。箱体60の平面視で長辺となる一側面(正面)には、水蒸気生成空間58で生成された改質用水蒸気を改質器22に供給するための水蒸気供給ラインLWが接続される出口管66が突設されている(図2も参照)。
取付部材62は、ステンレス等の金属板を図3(B)に示すような扁平門形状に屈曲形成した構成である。取付部材62は、箱体60の下面が載置・固定される支持板62aと、支持板62aの左右端に屈曲形成された取付片62b,62bとを有する。図2に示すように、各取付片62bが空気予熱器24の左右の補助予熱器52,52を跨いで固定されることにより、改質水蒸発器26が燃料電池スタック14の上方に設置される。このように設置することで、改質水蒸発器26と、改質水蒸発器26に連結した固定配管との間に発生する熱応力を抑制することができる。
図4は、本発明の第一実施形態に係る、改質水蒸発器26の内部構造を示す説明図であり、図4(A)は、平面図であり、図4(B)は、正面断面図であり、図4(C)は、側面断面図である。図4では、取付部材62の図示を省略している。図中、二点鎖線は滴下される水を示している。
図4(A)〜図4(C)に示すように、箱体60は、上面となる上板60aと、底面(底部)となる底板60bと、前後左右の4側面(側壁)となる側板60cとを直方体形状に形成し、内部に中空の水蒸気生成空間58を形成したものである。水蒸気生成空間58の底面となる底板60bは、燃料電池モジュール10内で燃料電池スタック14の上面に対向配置される部分であり、断熱筐体16内で発生して上昇した熱を受けて水蒸気生成空間58内を加熱する伝熱板(伝熱面、加熱面)60bとなる(図2も参照)。
なお、伝熱板60bは上記の通りステンレス等の金属板で形成されている。そのため、伝熱板60bの内面が滑らかな表面で形成されている場合、高温に加熱された伝熱板60bの表面では水滴が水蒸気を膜にして伝熱板60bと接触することなく水滴のまま伝熱板60b上に存在し、蒸発速度が遅くなることがある。そうすると、蒸発速度が安定せずに圧力変動(脈動)を生じ、改質におけるスチームカーボン比が安定しなくなり、改質器22での適切な改質条件を維持できなくなる懸念がある。すなわち、本実施形態のように箱型に構成した改質水蒸発器26において、水蒸気生成空間58内での圧力変動を低減するためには、改質水を分散して導入し、且つ突沸を防ぐために改質水を伝熱板60bの表面になじませて広く浸透させる必要がある。
そこで、本実施形態に係る改質水蒸発器26では、水蒸気生成空間58の内部に改質水を分散して吐出可能な散水管68を配設し、水蒸気生成空間58の底面となる伝熱板60bの箱体内側面(上面)には吸水部70を設けている(図4(B)及び図4(C)参照)。
散水管68は、箱体60内で入口管64と接続されており、凝集水タンク20からの入口管64を介して供給された改質水を水蒸気生成空間58で散水するパイプである。散水管68は、水蒸気生成空間58内で伝熱板60b(吸水部70)の上方に配設されている。
図5に示すように、散水管68の下面側にはその長手方向(改質水の流通方向)に沿って複数(図5では8個)の吐出孔68aが形成されている。各吐出孔68aは散水管68の長手方向に向かって互いに周方向にずれた位置に形成されている。これにより、散水管68に導入された改質水を各吐出孔68aから伝熱板60bの吸水部70に向かって分散させ、伝熱板60bの表面(伝熱面)を広く有効活用することができる。
伝熱板60bは、箱体60の底面を形成しており、その上方に配設された散水管68から散水された改質水を加熱して蒸発させ、改質用水蒸気を生成する部分である。この伝熱板60bは、内面に微細加工が施されており、その上に吸水部70が設けられている。この場合の微細加工は、例えば、1mm以下の溝を1mm以下のピッチで十字状に形成し或いはローレット加工によって形成するとよい。
本実施形態の場合、吸水部70としてステンレス等の金属フェルトを伝熱板60bの表面に敷き詰めている。これにより、改質水が散水管68から吸水部70に散水されると、ここで吸水されて広範囲に浸透し、同時に伝熱板60bからの熱によって大きな伝熱面積で加熱されて蒸発する。そして、生成された改質用水蒸気は、出口管66から水蒸気供給ラインLWへと流れて改質器22に導入されることになる。
吸水部70としては、金属フェルトを設けずに伝熱板60bの微細加工のみで改質水を広く吸水可能な構造としてもよい。また、金属フェルトに代えて金属織物等を用いてもよい。すなわち、吸水部70は、散水管68からの散布された改質水を毛細管現象等を利用して広く拡散浸透させることができる構成であればよく、多孔質形状や微細形状等、液体が染み渡る構造を有するものであればよく、伝熱板60bと別体構造であっても一体構造であってもよい。
図4(B)に示すように、散水管68には、吐出促進部72aを設けている。吐出促進部72aは、吐出孔68a毎に設けられている。吐出促進部72aは、ワイヤー状の金属または耐熱性樹脂材料を吐出孔68aの周囲に溶接または巻き付けて設置するとよい。吐出促進部72aは、突起状であればよい。本実施の形態では、棒状の金属を溶接によって取り付けている。吐出促進部72aは、一端が吐出孔68a内壁に溶接され、他端が吐出孔68aから下方であって水の流通方向下流側に向けて斜めに突出するように設けられている。また、吐出促進部72aの他端は、図4(C)に示すように、図において左右方向に斜め下方に突出している。
尚、吐出促進部72aの一端は、吐出孔68aの縁部から垂下されるように配設されていてもよい。また。吐出促進部72aは、吐出孔68aの近傍に配設されていてもよい。ここで、吐出孔68aの近傍とは、吐出孔68aから吐出されようとする水が触れる範囲内である。吐出孔68aの近傍は、吐出孔68aから吐出された水滴が滴下されずに散水管68についた状態となる範囲であってもよい。吐出孔68aに到達した水は、吐出促進部72aに触れ、吐出促進部72aを伝って散水される。従って、吐出促進部72aによって、着実な散水が可能となり、改質用水蒸気の安定供給が可能となる。
箱体60外の熱を箱体60内に伝えることのできる伝熱板60bを設け、この伝熱板60bによって箱体60内に散水した水を加熱する構成としたので、水を加熱するための構造が簡素となり、改質水蒸発器26自体の小型化が可能である。改質水蒸発器26は箱体60による箱型形状を有するため、燃料電池モジュール10を形成する断熱筐体16の内部での設置効率が良好である。従って、所望の位置に容易に配置することができ、その占有面積も小さいものとなるため、燃料電池モジュール10の小型化が可能となる。よって、燃料電池モジュール10を備えた発電装置12の小型化も可能となる。
また、高温の燃料電池モジュール10内で所望の位置に改質水蒸発器26を設置できるため、断熱筐体16内での熱効率を容易に向上させることができる。さらに、改質水蒸発器26は、箱体60の内部に散水管68を配設し、箱体60の一壁面となる伝熱板60bの箱体内側面に吸水部70として金属フェルトを設けた簡素な構成からなるため、設計や製造が容易で製造コストが低い。しかも、改質水を蒸発させる伝熱板60bの表面に吸水部70を設けているため、蒸発振動(脈動)を防止でき、改質水が円滑に拡散するため蒸発が安定する。この際、吸水部70として金属フェルトを用いているため、伝熱面積が飛躍的に増加し、改質水蒸発器26を一層小型化することができる。
また、本実施形態に係る発電装置12は、このような改質水蒸発器26と、燃料電池スタック14と、これらを囲む断熱筐体16とを有する燃料電池モジュール10を備える。この発電装置12では、燃料電池スタック14の上方に改質水蒸発器26を設置しているため、断熱筐体16内で上昇した熱を改質水蒸発器26で効率的に受けることができる。従って、改質用水蒸気を所望の過熱状態まで円滑に加熱することができる。しかも改質水蒸発器26によって断熱筐体16の上部から外部への放熱を低減することができるため、モジュール内の熱自立を維持することができる。これにより、燃料電池スタック14での燃料利用率の低下が防止され、装置全体の発電効率を維持することができる。
この際、本実施形態に係る改質水蒸発器26では、箱体60の底面が伝熱板60bによって形成されると共に、伝熱板60bの上方に散水管68が配置されている。しかも伝熱板60bの外面が燃料電池スタック14の上面に対向配置された状態で、改質水蒸発器26が燃料電池スタック14の上方に設置されている。これにより、箱体60の底面(伝熱板60b)が加熱面となり、箱体60の上面(天井面)側にある散水管68から改質水が導入・散水されるため、箱体60の内部に断熱構造を構築して上面の温度を低下させ、断熱筐体16の上部から外部への放熱を一層低減することができる。
(第二実施形態)
図6は、改質水蒸発器の第二実施形態である。第二実施形態の改質水蒸発器26bは、吐出促進部が第一実施形態と異なり、他の部分は第一実施形態と同じである。第二実施形態の吐出促進部72bは一部が破断した輪状に形成されており、これを散水管68に嵌合して配設している。吐出促進部72bは、散水管68の吐出孔68a毎に、吐出孔68aの上流側近傍と下流側近傍とに設けられている。吐出促進部72bは、吐出孔68a近傍から下向きに突出する形状であればよい。吐出促進部72bは、金属または耐熱性樹脂またはセラミックス材料で形成される。吐出促進部72bにより、1つの吐出孔68aから出た水滴が他の吐出孔68aから出た水滴との合流を防止できる。また、吐出孔68aより吐出されようとする水は、吐出促進部72bに触れ、吐出促進部72bを伝って滴下する。従って、吐出促進部72bによって着実な散水が可能となり、改質用水蒸気の安定供給が可能となる。
(第三実施形態)
図7は、改質水蒸発器の第三実施形態である。第三実施形態の改質水蒸発器26cは、吐出促進部と散水管が第一実施形態と異なり、他の部分は第一実施形態と同じである。第三実施形態の散水管69は、その下側に、吐出孔68a毎に、長手方向に沿って傾斜する傾斜部69aを設けている。吐出孔68aは、傾斜部69aの途中に設けられている。第三実施形態の吐出促進部72cは、散水管69の下側に設けられた傾斜部69aの吐出孔68aより下側の部分である。隣同士の吐出孔68aの間には、傾斜部69aの上端が位置している。従って、1つの吐出孔68aから出た水滴が他の吐出孔68aから出た水滴との合流を防止できる。吐出孔68aより吐出されようとする水は、吐出孔68aの傾斜方向下側の縁部に触れ、吐出孔68aの傾斜方向下側に延在する吐出促進部72cを伝い、下方に滴下する。従って、吐出促進部72cによって、着実な散水が可能となり、改質用水蒸気の安定供給が可能となる。
(第四実施形態)
図8は、改質水蒸発器の第四実施形態である。第四実施形態の改質水蒸発器26dは、吐出促進部が第一実施形態と異なり、他の部分は第一実施形態と同じである。第四実施形態の吐出促進部72dは、吸水材を吸水部70と吐出孔68aとの間に設けてなる。吸水材は、吸水部70と同じ材質のものでよい。吐出促進部72dは、一端が、吐出孔68aの一部を塞ぐように配設され、他端は吸水部70と接している、もしくは一体となっている。吐出促進部72dは、吐出孔68a毎に設けられている。吐出促進部72dは、吐出孔68aを塞がないように、吐出孔68aの縁部に接するように配設してもよい。吐出孔68aより吐出されようとする水は、吐出促進部72dに触れ、吐出促進部72dを伝い、吸水部70へ向かう。吐出促進部72dにより、1つの吐出孔68aから出た水滴が他の吐出孔68aから出た水滴との合流を防止できる。吐出促進部72dによって、着実な散水が可能となり、改質用水蒸気の安定供給が可能となる。
(第五実施形態)
第五実施形態の改質水蒸発器26eは、図9に示すように、散水管支持部74aを備えている。第五実施形態の改質水蒸発器26eは、散水管支持部74aを備えている点と吐出促進部を備えていない点が第一実施形態と異なり、他の部分は第一実施形態と同じである。散水管支持部74aは、散水管68よりも径が大きく、一端が閉じた円筒形状に形成されている。散水管支持部74aは、箱体60内に開口するように側板60cに固定されている。散水管支持部74aの内部に散水管68の先端が挿通されて、散水管68の先端が支持固定されている。このように、箱体60と散水管68が直接触れないように散水管68の先端を固定しているので、箱体60と散水管68の間の温度差による熱応力の発生を抑制できるとともに、散水管68の振動を防止でき、散水管68からの安定した散水が可能となる。
(第六実施形態)
図10は、改質水蒸発器の第六実施形態である。第六実施形態の改質水蒸発器26fは、散水管支持部が第五実施形態と異なり、他の部分は第五実施形態と同じである。第六実施形態の散水管支持部74bは、V字状の溝75を有するブロック状に形成されている。溝75の一端は、散水管支持部74bの一端に開口している。散水管支持部74bの他端は、側板60cに固定されている。溝75に、散水管68の先端が支持固定されている。溝75によって、散水管68の先端下部を受けている。このようにして、箱体60と散水管68が直接触れないように散水管68の先端を支持固定しているので、箱体60と散水管68の間の温度差による熱応力の発生を抑制できるとともに、散水管68の振動を防止でき、散水管68からの安定した散水が可能となる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。例えば、上記実施形態では、燃料電池スタック14を4個1組として用いた構成を例示したが、燃料電池スタック14の搭載個数は適宜変更可能であることは勿論である。また、燃料電池スタック14は矩形の積層形状ではなく、円筒形状の発電セルを1本又は複数本有した構成であってもよい。また、燃料電池スタック14の種類によっては改質器22を省略してもよい。また、改質器22と空気予熱器24、改質水蒸発器26を断熱筐体16の外に設置してもよい。また、伝熱板60bは、ブロック状のものであってもよい。伝熱板60bは、加熱手段と一体であって、加熱手段によって加熱されるものであってもよい。入口管64は、断熱材で被覆されているとよい。散水管68は、吸水部70に接するように配置されていてもよい。燃料電池モジュール10は、改質水蒸発器26の代わりに改質水蒸発器26b,26c,26d,26e,26fの何れかを備えてもよい。吐出孔68aは、散水管68の真下、中央に一列に配置してもよい。改質水蒸発器26への水供給は必ずしも凝集水タンク20からでなくてもよく、水道水からの供給などでもよい。また、散水管支持部74は散水管68の先端部に限定されるものではなく、散水管の途中で支持してもよい。
10 燃料電池モジュール
12 発電装置
14 燃料電池スタック
14a 燃料極
14b 空気極
16 断熱筐体
22 改質器
24 空気予熱器
26,26b,26c,26d,26e,26f 改質水蒸発器
58 水蒸気生成空間
60 箱体
60a 上板
60b 底板(伝熱板)
60c 側板
62 取付部材
64 入口管
66 出口管
68 散水管
68a 吐出孔
69 散水管
69a 傾斜部
70 吸水部
72a,72b,72c,72d 吐出促進部
74a,74b 散水管支持部
75 溝
LA1,LA2 空気供給ライン
LF1,LF2 燃料供給ライン
LW 水蒸気供給ライン

Claims (7)

  1. 燃料電池モジュールの一部として使用され、水蒸気を生成する改質水蒸発器であって、
    内部で水蒸気を発生させる箱体と、
    該箱体内に配置され、吐出孔から水を吐出させて散水を行う散水管と、
    前記散水管から散水された水を吸収可能な吸水部と、
    前記箱体の側壁、底部の何れか1つを構成し、前記散水管から散水された水を加熱して蒸発させる伝熱板と、
    前記箱体内に配置され、前記吐出孔からの水の吐出を促進する吐出促進部と、を備えていることを特徴とする改質水蒸発器。
  2. 前記吐出促進部は、前記吐出孔から、もしくは、該吐出孔近傍から、前記吸水部に向けて延在している棒状のものであることを特徴とする請求項1に記載の改質水蒸発器。
  3. 前記吐出促進部は、前記吐出孔の近傍に、下向きに凸な突出部を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の改質水蒸発器。
  4. 前記吐出促進部は、前記散水管の下側に長手方向に傾斜する傾斜部を設け、該傾斜部の途中に前記吐出孔を設けていることを特徴とする請求項1に記載の改質水蒸発器。
  5. 燃料電池モジュールの一部として使用され、水蒸気を生成する改質水蒸発器であって、
    内部で水蒸気を発生させる箱体と、
    該箱体内に配置され、吐出孔から水を吐出させて散水を行う散水管と、
    前記散水管から散水された水を吸収可能な吸水部と、
    前記箱体の側壁、底部の何れか1つを構成し、前記散水管から散水された水を加熱して蒸発させる伝熱板と、
    を備え、
    前記散水管は、散水管支持部に支持されていることを特徴とする改質水蒸発器。
  6. 内部で水蒸気を発生させる箱体と、
    該箱体内に配置され、吐出孔から水を吐出させて散水を行う散水管と、
    前記散水管から散水された水を吸収可能な吸水部と、
    前記箱体の側壁、底部の何れか1つを構成し、前記散水管から散水された水を加熱して蒸発させる伝熱板と、
    前記箱体内に配置され、前記吐出孔からの水の吐出を促進する吐出促進部と、
    を備えている改質水蒸発器を有することを特徴とする発電装置。
  7. 内部で水蒸気を発生させる箱体と、
    該箱体内に配置され、吐出孔から水を吐出させて散水を行う散水管と、
    前記散水管から散水された水を吸収可能な吸水部と、
    前記箱体の側壁、底部の何れか1つを構成し、前記散水管から散水された水を加熱して蒸発させる伝熱板と、
    を備え、
    前記散水管は、散水管支持部に支持されている改質水蒸発器を有することを特徴とする発電装置。
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