JP2018009390A - 屋根構造及び屋根材 - Google Patents

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Abstract

【課題】隅棟の近傍において屋根材の内側に浸入した雨水を外部に排水可能な屋根構造、及びこの屋根構造に利用可能な屋根材を提供する。【解決手段】本発明に係る屋根構造は、隅棟が形成された勾配屋根の屋根構造であって、前記隅棟に沿って配置された第1屋根材及び第2屋根材を備え、前記第1屋根材は、前記第2屋根材に一部を重ねた状態で水上側に配置されており、前記第1屋根材の鉛直方向下側には、前記隅棟側に雨水を誘導可能な誘導路が設けられ、前記誘導路の排出口は、前記第2屋根材の上面に対して鉛直方向上側の位置に形成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、屋根構造及びこの屋根構造に用いられる屋根材に関する。
従来から、屋根構造の上面を構成する屋根材の隙間等から屋根構造の内部に浸入した雨水を、屋根材の内側に設けられた防水層上に流し、軒先等から外部に排水する屋根構造が知られている。
特許文献1には、焼成粘土瓦を予め工場で切断して製造したプレカット粘土瓦が開示されている。特許文献1に記載のプレカット粘土瓦には、隅切落しが形成されている。また、特許文献1には、この隅切落しが、屋根に葺き上げ時において、他のプレカット粘土瓦又は粘土瓦等の瓦と積層した箇所の一部を切断した構成とすることが記載されている。
また、特許文献2には、屋根構造として、幅方向における片側略半部に山部、他側略半部に谷部がそれぞれ形成された非対称断面の波形瓦を勾配屋根面上に葺設する屋根葺き構造が記載されている。また、特許文献2に記載の波形瓦には、流れ方向の水下側から水上側に向かって左側に谷部、右側に山部が形成された「谷山タイプ」の波形瓦と、左側に山部、右側に谷部が形成された「山谷タイプ」の波形瓦との2種類が記載されている。そして、特許文献2には、屋根面の各段ごとに、ひとつの段には上述した「谷山タイプ」の波形瓦を一定方向に葺き重ね、その上段には上述した「山谷タイプ」の波形瓦を上記下段の葺き重ね方向と同じ方向に葺き重ねることにより、波形瓦の山部及び谷部を流れ方向に揃えつつ、各段の葺き重ね部が千鳥となるように波形瓦を葺設することが記載されている。
特開2004−225391号公報 特開2013−151792号公報
ところで、屋根材の内側に設けられる防水層には、屋根材を固定するためのビスや釘等が貫通しているため、この貫通孔を通じて雨水が建物の内部に浸水するおそれがある。特に、勾配屋根の屋根面同士の繋ぎ目である隅棟では、雨水が屋根材の内側に入り込み易い。そのため、雨水が屋根材の内側に浸入することを防ぐ雨仕舞い設けることが求められる。
特許文献1のプレカット粘土瓦を用いた屋根構造によれば、隅切落しを設けることで、上のプレカット粘土瓦の上面を流れる雨水を、積層した下のプレカット粘土瓦の上面上に流すことができるため、雨水が屋根材としてのプレカット粘土瓦の内側に浸入し難くなる。しかしながら、このような屋根構造であっても、雨水が屋根材の内側に浸入することを完全に防ぐことはできない。
そのため、特許文献2の屋根構造のように、屋根材の内側に浸入した雨水を、水下側で再び屋根材の外側に排水することが考えられるが、特許文献2に記載の屋根構造は、1つの屋根面内でのみ適用可能な構成であり、隅棟近傍に適用可能な構成ではない。
そこで本発明は、隅棟の近傍において屋根材の内側に浸入した雨水を外部に排水可能な屋根構造、及びこの屋根構造に利用可能な屋根材を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様としての屋根構造は、隅棟が形成された勾配屋根の屋根構造であって、前記隅棟に沿って配置された第1屋根材及び第2屋根材を備え、前記第1屋根材は、前記第2屋根材に一部を重ねた状態で水上側に配置されており、前記第1屋根材の鉛直方向下側には、前記隅棟側に雨水を誘導可能な誘導路が設けられ、前記誘導路の排出口は、前記第2屋根材の上面に対して鉛直方向上側の位置に形成されていることを特徴とするものである。
本発明の1つの実施形態として、前記誘導路は、前記第1屋根材又は前記第2屋根材の一部により形成されていることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記第1屋根材は、水下側の端部に、先端が水上側を向くように折り返された水下側折り返し部を備え、前記第2屋根材は、水上側の端部に、先端が水下側を向くように折り返され、前記水下側折り返し部と係合する水上側折り返し部を備え、前記誘導路は、前記水下側折り返し部により形成されていることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記第1屋根材は、前記隅棟側に位置する第1外縁部を備え、前記第2屋根材は、前記隅棟側に位置する第2外縁部を備え、鉛直方向上側から見た場合に、前記第2外縁部の水上側の端部は、前記第1外縁部の水下側の端部よりも、前記隅棟の近くに位置し、前記排出口は、前記第1外縁部の水下側の端部の位置に形成されていることが好ましい。
本発明の1つの実施形態としての屋根構造は、前記隅棟を覆う棟包を備え、前記誘導路の前記排出口は、前記棟包に覆われた位置に形成されていることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記第1屋根材及び前記第2屋根材は、金属により形成されていることが好ましい。
本発明の第2の態様としての屋根材は、勾配屋根の隅棟に沿って複数配置することが可能な屋根材であって、水上側に向かって、鉛直方向上側に一部を重ねた状態で連続して配置することが可能であり、連続して配置した状態において、水上側の屋根材の鉛直方向下側に、前記隅棟側に雨水を誘導可能な誘導路が形成され、前記誘導路の排出口が、前記水上側の屋根材の水下側で隣接する屋根材の上面に対して鉛直方向上側の位置に形成されることを特徴とするものである。
本発明によれば、隅棟の近傍において屋根材の内側に浸入した雨水を外部に排水可能な屋根構造、及びこの屋根構造に利用可能な屋根材を提供することができる。
本発明に係る屋根構造を備える建物を示す図である。 図1のI−I断面図である。 図3(a)は図2に示す屋根材の単体を、厚み方向から見た平面図であり、図3(b)は、図2に示す屋根材の単体を、厚み方向と直交する方向から見た側面図である。 屋根勾配の傾斜方向に沿って連続して配置された図3に示す屋根材を傾斜方向に沿い屋根面と略直交する断面で見た断面図である。 屋根材同士を傾斜方向に連続して配設する方法の概要を示す図である。 屋根勾配の傾斜方向に沿って連続して配置された図3に示す屋根材についての、隅棟近傍での納まりを示す平面図である。
以下、本発明に係る屋根構造及びこの屋根構造に利用可能な屋根材の実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。なお、各図において共通の部位、部材には、同一の符号を付している。
図1は、本発明に係る屋根構造の一実施形態としての屋根構造1を備える建物100の概略を示す図である。建物100は、例えば鉄骨造の軸組みを有する2階建ての工業化住宅であり、地盤に固定された鉄筋コンクリート基礎(不図示)と、柱や梁などの軸組部材で構成された軸組架構を有し、鉄筋コンクリート基礎に固定された上部構造体101と、で構成される。なお、軸組架構を構成する軸組部材は、予め規格化(標準化)されたものであり、予め工場にて製造されたのち建築現場に搬入されて組み立てられる。
鉄筋コンクリート基礎は、上部構造体101の下側に位置し、上部構造体101を支持している。具体的に、鉄筋コンクリート基礎は、断面T字状の布基礎であり、フーチング部と、基礎梁としての立ち上がり部と、を備えている。また、鉄筋コンクリート基礎の立ち上がり部の天端部には、軸組架構の柱の柱脚を固定するためのアンカーボルトが設けられている。
また、鉄筋コンクリート基礎は、上部構造体101の軸組架構からの鉛直荷重を地盤に分散して伝達する機能に加えて、上部構造体101の外壁構造を構成する各種の部材、床構造を構成する各種の部材、屋根構造1を構成する各種の部材などを直接的又は間接的に支持する機能をも有している。
上部構造体101の軸組架構は、複数の柱と複数の梁とから構成されている。軸組架構の外周部には、外壁構造を構成する外装材102等が配置される。また、軸組架構の層間部には、床構造を構成する床板部材等が配置される。更に、軸組架構の上部には、屋根構造1を構成する屋根材5等が配置される。
建物100の外壁構造は、外装材102、断熱材及び内装材を少なくとも含む。外装材102として軽量気泡コンクリート(以下、「ALC」と記載する。「ALC」とは「autoclaved light weight concrete」の略である。)のパネルを用いることができるが、外装材102として、例えば、耐火性を有する金属系や窯業系のサイディング、押出成形セメント板、木質パネル材などを用いることも可能である。建物100の外壁構造の外層は、外装材102を複数連接させることにより形成することができる。
また、断熱材は、例えば、フェノールフォーム、ポリスチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡樹脂系の材料で形成することができ、上述の外装材102により形成された外層の内面に沿って連接することにより、建物100の外壁構造の断熱層を形成することができる。
更に、内装材は、例えば、石膏ボードを用いることができ、断熱層の内側に連接することにより、建物100の外壁構造の内層を形成することができる。
建物100の床構造は、床下地材を含む。床下地材は、軸組架構の梁間に架設され、梁により直接的又は間接的に支持される。床下地材は、例えば、ALCパネルにより構成することができるが、折板、押出成形セメント板、木質パネル材などの別の部材を用いてもよい。上述した木質パネル材としては、例えば、張り合わせる板の繊維方向が平行する集成材や、張り合わせる板の繊維方向が直交するように交互に張り合わされる直交集成板(CLT(Cross Laminated Timberの略))などが挙げられる。なお、建物100の床構造は、床下地材に加えて、床下地材上に積層された、屋内空間の床面を構成するフローリング等の床仕上材などを含むものであってもよい。
以下、建物100の屋根構造1について詳細に説明する。
図1に示すように、建物100の屋根構造1は、寄棟造りが複数組み合わされたような形状を有し、上面(外面)に隅棟10が形成された勾配屋根の構造である。
図2は、図1に示す屋根構造1のうち、1つの隅棟10の部分についての断面図である。具体的に、図2は、図1のI−I断面図である。図2に示すように、屋根構造1は、屋根躯体2と、下地材3と、防水材4と、屋根材5と、棟包6と、を含む。
屋根躯体2は、建物100の上部構造体101(図1参照)の軸組架構の上部に位置する構造部材であり、下地材3、防水材4、屋根材5、及び棟包6を支持している。
下地材3は、例えば、構造用合板等により形成された野地板とすることができる。下地材3は、ビス等の締結手段50により、屋根躯体2に取り付けられている。なお、図2に示す下地材3は、ビス等の締結手段50によって屋根躯体2に対して直接取り付けられているが、この構成に限られるものではなく、下地材3を、屋根躯体2に対して固定された別の構造部材に固定するようにしてもよい。
防水材4は、例えば、アスファルトルーフィング等の防水シートとすることができる。防水材4は、隅棟10を跨るようにして下地材3上に配設され、ビス等の締結手段50により、下地材3に対して、又は下地材3及び屋根躯体2等の構造部材に対して、位置が固定される。そして、この防水材4により屋根構造1の防水層が形成される。なお、図2に示す防水材4は、ビスにより、下地材3及び屋根躯体2に対して位置が固定されている。また、図2に示すように、防水材4は、隅棟10を挟んで両側に跨るように配設される。
屋根材5は、金属により形成されており、例えば、ガルバリウム鋼板(登録商標)、ステンレス板、銅板などの金属板材とすることができる。屋根材5は、防水材4の鉛直方向上側において、防水材4の上面に沿って、すなわち、屋根勾配の傾斜方向に沿って、連続して複数配設され、外部に露出する屋根構造1の上面を形成する。
図3(a)は屋根材5の単体を、屋根材5の厚み方向から見た平面図であり、図3(b)は、屋根材5の単体を、厚み方向と直交する方向から見た側面図である。
図3に示すように、本実施形態の屋根材5は長尺板状の形状を有している。具体的に、本実施形態の屋根材5は、厚み方向から見た場合(図3(a)参照)に、互いに略平行する長辺側の外縁部21及び22と、これら長辺それぞれの延在方向の両側で一方の外縁部21と他方の外縁部22を繋ぐ短辺側の外縁部23及び24と、を有している。図3(a)に示す短辺側の外縁部23及び24は、長辺側の略平行する外縁部21及び22に対して傾斜しており、本実施形態の屋根材5は、図3(a)の平面視で、略台形の外形を有している。なお、この屋根材5は、矩形状の屋根材片を一部が重なる状態で横方向(図3(a)の長辺の延在方向となる方向)に複数枚並べることにより形成される。そして、隅棟10に沿う端部の屋根材片については、現場で傾斜状に切断加工される。これにより、短辺側の外縁部23及び24が形成される。
また、図3(b)に示すように、図3(a)の平面視における長辺側の外縁部21及び22には、折り返し部が形成されている。具体的に、屋根材5は、平板状の本体部51と、この本体部51の一端部(本実施形態では一方の長辺側の外縁部21と同じ)に連続して形成されている一方の折り返し部52と、本体部51の他端部(本実施形態では他方の長辺側の外縁部22と同じ)に連続して形成されている他方の折り返し部53と、を備えている。
一方の長辺側の外縁部21に形成されている折り返し部52は、屋根材5の厚み方向(本体部51の厚み方向と同じ)の一方側に折り返されており、他方の長辺側の外縁部22に形成されている折り返し部53は、屋根材5の厚み方向の他方側に折り返されている。このように、両方の折り返し部52及び53の折り返し方向を互いに逆向きにすることにより、屋根勾配の傾斜方向に沿って屋根材5同士を容易に連結することが可能となる。屋根勾配の傾斜方向に沿う屋根材5同士の連結構成についての詳細は後述する(図4、図5参照)。
なお、屋根材5は、図3(a)の平面視における短辺側の外縁部23及び24が隅棟10に沿うように防水材4上に設置される。屋根材5と隅棟10との納まりの詳細についても後述する(図6等参照)。
また、図3(a)に示すように、屋根材5の本体部51には、屋根材5の長手方向と直交する方向に延在する複数の溝部54が形成されている。
棟包6は、例えば、屋根材5と同様の材料により形成することができる。棟包6は、隅棟10の鉛直方向上側を覆っている。具体的に、隅棟10は、その水平方向両側に位置する2つの平面状の屋根面が交差する稜線により形成されており、棟包6は、隅棟10を跨って配置されている。なお、図2に示すように、棟包6は、隅棟10の両側の屋根面の隅棟10近傍に設けられた台部材7を覆うように配置されている。台部材7としては、例えば、樹脂部材や、木粉及び樹脂により形成される人工木材等を用いることができる。また台部材7は、隅棟10に沿って防水材4上に配置され、ビス等の締結手段50により、下地材3や屋根躯体2等に取り付けられる。図2に示す例では、台部材7として、断面外形の異なる2つの樹脂部材又は人工木材を用い、これら2つの部材を積み重ねて、棟包6の高さ位置を調整しているが、単一の部材により台部材7を構成してもよく、3つ以上の部材を組み合わせて台部材7を構成してもよい。
以下、屋根勾配の傾斜方向に沿う屋根材5同士の連続配置の詳細、及び屋根材5の隅棟10近傍での納まりの詳細について説明する。
図4は、屋根勾配の傾斜方向に沿って連続して配置された複数の屋根材5を、傾斜方向に沿い屋根面と略直交する断面で見た断面図である。また、図5は、屋根材5同士を傾斜方向に連続して配設する方法の概要を示す図である。更に、図6は、屋根勾配の傾斜方向に沿って連続して配置された複数の屋根材5についての、隅棟10近傍での納まりを示す平面図である。
まず、屋根勾配の傾斜方向に沿って複数の屋根材5を連続して配置する構成の詳細について、傾斜方向において隣接して配置される2つの屋根材5を用いて説明する。具体的に、屋根構造1は、傾斜方向に沿って隣接して配置される第1屋根材5a及び第2屋根材5bを備えている。なお、第1屋根材5a及び第2屋根材5bは、側面視(図3(b)参照)において同形状を有するものである。そして、図4では、第1屋根材5a及び第2屋根材5bの他に、これらと屋根勾配の傾斜方向において隣接する別の屋根材5を描いているが、本実施形態において屋根勾配の傾斜方向において隣接する任意の2つの屋根材5の連結構成は同様であるため、ここでは、第1屋根材5aと第2屋根材5bとの間の連結構成についてのみ例示説明する。
図4に示すように、第1屋根材5aは、第2屋根材5bの水上側で、第2屋根材5bの鉛直方向上側に一部を重ねた状態で配置されている。具体的に、第1屋根材5aは、防水材4(図2参照)上に配置された第2屋根材5bに対して、第2屋根材5bの水上側の一部の鉛直方向上側を覆うようにして、第2屋根材5bの水上側に配置される。
ここで、第1屋根材5a及び第2屋根材5bそれぞれは、図3に示すように折り返し部を備えている。具体的に、第1屋根材5aは、平板状の本体部5a1と、この本体部5a1の水下側の端部(図3(a)に示す一方の長辺側の外縁部21に相当する)に連続して形成され、先端が水上側を向くように、第1屋根材5aの鉛直方向下側(本体部5a1の下面側と同じ)に屈曲する水下側折り返し部5a2と、本体部5a1の水上側の端部(図3(a)に示す他方の長辺側の外縁部22に相当する)に連続して形成され、先端が水下側を向くように、第1屋根材5aの鉛直方向上側(本体部5a1の上面側と同じ)に屈曲する水上側折り返し部5a3と、を備えている。
また、図4に示すように、第2屋根材5bは、平板状の本体部5b1と、この本体部5b1の水下側の端部(図3(a)に示す一方の長辺側の外縁部21に相当する)に連続して形成され、先端が水上側を向くように、第2屋根材5bの鉛直方向下側(本体部5b1の下面側と同じ)に屈曲する水下側折り返し部5b2と、本体部5b1の水上側の端部(図3(a)に示す他方の長辺側の外縁部22に相当する)に連続して形成され、先端が水下側を向くように、第2屋根材5bの鉛直方向上側(本体部5b1の上面側と同じ)に屈曲する水上側折り返し部5b3と、を備えている。
図4に示すように、第1屋根材5a及び第2屋根材5bは、第2屋根材5bの水上側折り返し部5b3と第1屋根材5aの水下側折り返し部5a2とが係合することにより、屋根勾配の傾斜方向において連結されている。より具体的に、第1屋根材5aの水下側折り返し部5a2、及び第2屋根材5bの水上側折り返し部5b3は、その一方が他方の中に入り込むようにして連結されている。
このように、第1屋根材5a及び第2屋根材5bを含む複数の屋根材5は、屋根勾配の傾斜方向において、防水材4上で、連続して連結されて配置されている。そのため、屋根材5の上面上の雨水は、各屋根材5の上面を伝って、水上側から水下側に流れていく。
ここで、台風時等において、複数の屋根材5の間などから、屋根材5の下面側に雨水が浸入する可能性があるが、屋根構造1は、屋根材5の下面側に浸入した雨水を所定方向に誘導可能な誘導路30を備えている。具体的には、図4に示すように、第2屋根材5bの水上側折り返し部5b3と、第1屋根材5aの水下側折り返し部5a2とは、水平方向(図4の紙面に直交する方向)に延在する間隙を形成した状態で係合しており、第1屋根材5aと第2屋根材5bとの間などから、第1屋根材5aの下面側に浸入した雨水は、上述した間隙を通じて水平方向に向かって流れる。すなわち、本実施形態の屋根構造1において、第1屋根材5aの鉛直方向下側に設けられた水下側折り返し部5a2は、第1屋根材5aの下面側に浸入した雨水を水平方向に流れるように誘導する誘導路30aとなる。誘導路30aにより所定方向に流れる雨水は、所定位置に形成される排出口31a(図6参照)を通じて、誘導路30aから排出される。この排出口31aの詳細は後述する(図6参照)。
次に、図5を参照しつつ、屋根材5の設置方法について説明する。屋根材5は、防水材4上において、屋根勾配の水下側から水上側に向かって順次設置していく。具体的には、図5に示すように、まず、屋根勾配の傾斜方向において最も水下側となる屋根材5を配置する。次に、この屋根材5の水上側で隣接する別の屋根材5として、例えば上述した第2屋根材5bを取り付ける。具体的には、第2屋根材5bは、既に設置されている最も水下側の屋根材5の水上側で、この屋根材5の鉛直方向上側に一部が重なるように設置される。より具体的に、第2屋根材5bの水下側折り返し部5b2が、既に設置されている最も水下側の屋根材5の水上側の折り返し部53と係合するように設置される(図5の矢印参照)。これに次いで、第1屋根材5aが設置される。この作業を水上側に向かって順次行うことにより、複数の屋根材5を屋根勾配の傾斜方向に沿って連続して配置することができる。
また、本実施形態では金属製の屋根材5を用いている。そのため、屋根材5同士の連結部を本実施形態のように折り返し部52及び53として、錆び易い金属の切断面となる小口(端面)を外部に露出しないようにすることが好ましい。
更に、図5に示すように、複数の屋根材5を屋根勾配の傾斜方向に沿って連続して配置していく際、隅棟10の部分では、各屋根材5の水平方向の外縁部(図3(a)に示す一方の短辺側の外縁部23に相当する)を、隅棟10を跨らずに、隅棟10に沿うようにして設置していく。つまり、図5に示す例では、複数の屋根材5が、その隅棟10側の外縁部が隅棟10に沿うように、屋根勾配の傾斜方向に連続して配置されている。なお、図5に示す各屋根材5は、その隅棟10側の外縁部が隅棟10に沿って設置された上述の台部材7に沿うようにして、配置されている。
次に、屋根材5の隅棟10近傍での納まりの詳細について、図6を参照して説明する。図6に示すように、隅棟10の近傍において複数の屋根材5は、屋根勾配の傾斜方向に沿って、かつ、隅棟10に沿って配置される。具体的に、第1屋根材5a及び第2屋根材5bを含む複数の屋根材5は、その水平方向の少なくとも一端側の外縁部(図3(a)に示す一方の短辺側の外縁部23に相当する)が隅棟10に沿うように、屋根勾配の傾斜方向に沿って連続して配置されている。より具体的に、図6に示す第1屋根材5a及び第2屋根材5bは、その水平方向の一端側の外縁部23a及び23bが隅棟10に沿うように、屋根勾配の傾斜方向に沿って連続して配置されている。なお、以下、説明の便宜上、第1屋根材5aの水平方向の一端側の外縁部23aを「第1外縁部23a」と記載し、第2屋根材5bの水平方向の一端側の外縁部23bを「第2外縁部23b」と記載する。
本実施形態の第1屋根材5a及び第2屋根材5bを含む複数の屋根材5のそれぞれは、図3に示すように長尺板状の形状を有しており、水平方向の一端側の外縁部23のみならず、他端側の外縁部24も別の隅棟10に沿うように配置されるものであるが、屋根材5は、その水平方向の少なくとも一端側の外縁部が隅棟10に沿って配置可能なものであればよく、本実施形態で示す屋根材5の形状に限られるものではない。
ここで、図6に示すように、第1屋根材5aの誘導路30aとしての水下側折り返し部5a2は、雨水を隅棟10側に誘導する。そして、誘導路30aの排出口31aは、隅棟10まで到達する前の位置であって、第2屋根材5bの上面に対して鉛直方向上側の位置に形成されている。
これにより、誘導路30aを隅棟10側に向かって流れる雨水は、隅棟10に到達する前に、第2屋根材5bの上面上に排出される(図6の矢印参照)。つまり、第1屋根材5aの下面側に浸入した雨水を、再び第2屋根材5bの上面側に排出することができるので、防水材4の上面にまで雨水が流れ込んで、防水材4を固定するビス孔や釘孔等の貫通孔から防水材4の下面側に雨水が浸入することを抑制することができる。また、屋根面の継ぎ目となる隅棟10の部分に雨水が到達することをも抑制することができる。
なお、図6に示すように、屋根構造1では、第1屋根材5aの水下側折り返し部5a2により構成される誘導路30aのみならず、最も水下側に配置される屋根材5以外の全ての屋根材5の水下側の折り返し部52が同様の誘導路30を構成している。つまり、例えば第2屋根材5bについても、その水下側折り返し部5b2により、誘導路30bが構成されている。
また、本実施形態の誘導路30aとしての間隙は、鉛直方向上側から見た場合に第1屋根材5a及び第2屋根材5bが重なる位置であって、鉛直方向において第1屋根材5aと第2屋根材5bとの間の位置に設けられている。つまり、排出口31aのみならず、誘導路30a全体が、第2屋根材5bの上面に対して鉛直方向上側の位置に形成されている。より具体的に、本実施形態の誘導路30aは、第2屋根材5bと係合して連結する連結部としての水下側折り返し部5a2により構成されている。つまり、本実施形態の第1屋根材5aの誘導路30aは、第2屋根材5bとの連結部を兼ねる構成である。そのため、第2屋根材との連結部及び誘導路を別々の部位により形成する構成と比較して、構成をより簡素化することができる。
なお、図6に示すように、本実施形態では、第1屋根材5aの誘導路30aのみならず、第2屋根材5bの誘導路30bを含む別の屋根材5の誘導路30が、上述した連結部を兼ねる構成となっている。
また、本実施形態では、隅棟10近傍を鉛直方向上側から見た場合(図6参照)、第2屋根材5bの隅棟10側に位置する第2外縁部23bの水上側の端部23b1は、第1屋根材5aの隅棟10側に位置する第1外縁部23aの水下側の端部23a2よりも、隅棟10の近くに位置している。そして、排出口31aは、第1外縁部23aの水下側の端部23a2の位置に形成されている。
より具体的に、本実施形態において、第1屋根材5aの第1外縁部23aの水下側の端部23a2は、水下側折り返し部5a2の隅棟10側の端部である。また、本実施形態において、第2屋根材5bの第2外縁部23bの水上側の端部23b1は、水上側折り返し部5b3の隅棟10側の端部である。つまり、本実施形態では、第2屋根材5bの水上側折り返し部5b3が、第1屋根材5aの水下側折り返し部5a2よりも、隅棟10の近くまで延在しており、誘導路30aの排出口31aは、第1屋根材5aの水下側折り返し部5a2の隅棟10側の端部の位置に形成されている。
このように、本実施形態では、第1屋根材5aの水下側折り返し部5a2の隅棟10側の端部の位置と、第2屋根材5bの水上側折り返し部5b3の隅棟10側の端部の位置と、を異ならせる簡易な構成により、排出口31aを形成している。
特に、本実施形態では、第1屋根材5aのうち隅棟10側の鋭利な突端を切断して取り除き、平面視(図6参照)において隅棟10の延在方向に対して傾斜するコーナー辺25aを形成することにより、上述の排出口31aを実現している。つまり、上述の排出口31aのような構成であれば、例えば現場で突端を切断するなどの簡単な加工によって、容易に実現することが可能である。
なお、図6に示すように、本実施形態では、第1屋根材5aにより構成される誘導路30aの排出口31aのみならず、第2屋根材5bにより構成される誘導路30bの排出口31bを含む、別の屋根材5により構成される誘導路30の排出口31についても、上述した構成により形成されている。つまり、図3、図6に示すように、本実施形態では、第1屋根材5aのみならず、第2屋根材5bのコーナー辺25bなど、別の屋根材5においてもコーナー辺25が形成されており、これにより、排出口31が形成されている。
また、図6に示すように隅棟10に沿って形成される各排出口31は、その鉛直方向上側が棟包6(図2参照)に覆われた位置に形成されている。このような構成とすれば、排出口31が外部に露出することを防ぎ、屋根構造1の外面の意匠性が損なわれ難い。また、排出口31の上側が覆われるため、排出口31の部分に雨水が滴下することを抑制することができる。これにより、排出口31を形成した部分を通じて却って隅棟10側へと雨水が進行してしまうことを抑制することができる。
以上のとおり、本実施形態の屋根構造1は、勾配屋根の隅棟10に沿って複数配置することが可能な屋根材5を含むものである。そして、この屋根材5は、水上側に向かって、鉛直方向上側に一部を重ねた状態で連続して配置することが可能なものである。更に、この屋根材5は、隅棟10に沿って連続して配置した状態において、水上側の屋根材5(本実施形態では例えば第1屋根材5a)の鉛直方向下側に、隅棟10側に雨水を誘導可能な誘導路30(本実施形態では例えば誘導路30a)が形成され、誘導路30の排出口31(本実施形態では例えば排出口31a)が、水上側の屋根材5の水下側で隣接する屋根材5(本実施形態では例えば第2屋根材5b)の上面に対して鉛直方向上側の位置に形成されるものである。
本発明に係る屋根構造及びこの屋根構造に用いられる屋根材は、上述した実施形態において説明した具体的な構成に限られるものではなく、特許請求の範囲の記載に逸脱しない範囲において種々の変更が可能なものである。
例えば、本実施形態の誘導路30は、屋根材5の水下側の折り返し部52により形成されているが、この構成に限られるものではなく、例えば、屋根材5の水下側の折り返し部52とは別の部位により形成することも可能である。また、例えば、鉛直方向において重ねられる2つの屋根材5の間に配置された別の部材により誘導路を形成してもよい。但し、上述した実施形態のように、屋根材5の一部により誘導路30を形成する構成とすれば、誘導路30の構成を簡易化することができるため好ましい。
また、本実施形態では、屋根構造1を有する建物100(図1参照)として、鉄骨造の軸組みを有する2階建ての住宅を例示しているが、この構成に限られるものではなく、例えば、木造の軸組みを有する建物であってもよい。また、1階建ての平屋でもよく、3階以上の建物であってもよい。なお、木造の軸組みを有する建物の場合、上述した屋根躯体2は、例えば、垂木や隅木とすることができる。
更に、本実施形態の屋根構造1は、寄棟造りが複数組み合わされたような形状を有するものであるが、屋根面が互いに接した部分に、隅に向かって傾斜した隅棟10が形成される屋根構造であればよく、寄棟造りに限られるものではない。したがって、例えば、入母屋造りや方形造りなどのであってもよい。
また更に、本発明に係る屋根構造は、新築の建物に適用可能であるのみならず、既存の建物の屋根の改修によって、既存の建物にも適用することも可能である。かかる場合には、例えば、既存の建物の既存の屋根材の上に、本発明に係る屋根材を重ねて設置した屋根構造とすることができる。例えば古い建物の屋根材には、アスベストを含む化粧スレートが用いられている場合がある。このような場合には、本発明にかかる屋根材を、既存の屋根材を取り除くことなく、既存の屋根材の上に重ねて設置する。これにより、屋根の改修作業が容易になると共に、アスベスト等の飛散を抑制することができる。
本発明は、屋根構造及びこの屋根構造に用いられる屋根材に関する。
1:屋根構造
2:屋根躯体
3:下地材
4:防水材
5:屋根材
5a:第1屋根材
5a1:本体部
5a2:水下側折り返し部
5a3:水上側折り返し部
5b:第2屋根材
5b1:本体部
5b2:水下側折り返し部
5b3:水上側折り返し部
6:棟包
7:台部材
10:隅棟
21:長辺側の一方の外縁部
22:長辺側の他方の外縁部
23:短辺側の一方の外縁部
23a:第1外縁部
23a2:第1外縁部の水下側の端部
23b:第2外縁部
23b1:第2外縁部の水上側の端部
24:短辺側の他方の外縁部
25:コーナー辺
30、30a、30b:誘導路
31、31a、31b:排出口
50:締結手段
51:本体部
52、53:折り返し部
54:溝部
100:建物
101:上部構造体
102:外装材

Claims (7)

  1. 隅棟が形成された勾配屋根の屋根構造であって、
    前記隅棟に沿って配置された第1屋根材及び第2屋根材を備え、
    前記第1屋根材は、前記第2屋根材に一部を重ねた状態で水上側に配置されており、
    前記第1屋根材の鉛直方向下側には、前記隅棟側に雨水を誘導可能な誘導路が設けられ、前記誘導路の排出口は、前記第2屋根材の上面に対して鉛直方向上側の位置に形成されていることを特徴とする屋根構造。
  2. 前記誘導路は、前記第1屋根材又は前記第2屋根材の一部により形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の屋根構造。
  3. 前記第1屋根材は、水下側の端部に、先端が水上側を向くように折り返された水下側折り返し部を備え、
    前記第2屋根材は、水上側の端部に、先端が水下側を向くように折り返され、前記水下側折り返し部と係合する水上側折り返し部を備え、
    前記誘導路は、前記水下側折り返し部により形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の屋根構造。
  4. 前記第1屋根材は、前記隅棟側に位置する第1外縁部を備え、
    前記第2屋根材は、前記隅棟側に位置する第2外縁部を備え、
    鉛直方向上側から見た場合に、前記第2外縁部の水上側の端部は、前記第1外縁部の水下側の端部よりも、前記隅棟の近くに位置し、
    前記排出口は、前記第1外縁部の水下側の端部の位置に形成されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の屋根構造。
  5. 前記隅棟を覆う棟包を備え、
    前記誘導路の前記排出口は、前記棟包に覆われた位置に形成されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の屋根構造。
  6. 前記第1屋根材及び前記第2屋根材は、金属により形成されていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の屋根構造。
  7. 勾配屋根の隅棟に沿って複数配置することが可能な屋根材であって、
    水上側に向かって、鉛直方向上側に一部を重ねた状態で連続して配置することが可能であり、
    連続して配置した状態において、水上側の屋根材の鉛直方向下側に、前記隅棟側に雨水を誘導可能な誘導路が形成され、前記誘導路の排出口が、前記水上側の屋根材の水下側で隣接する屋根材の上面に対して鉛直方向上側の位置に形成されることを特徴とする屋根材。
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