JP2018007661A - 冷温下でも抗菌能力および消臭能力を持つ微生物、ならびにそれを用いた抗菌剤、消臭剤、抗菌方法、消臭方法 - Google Patents
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Abstract
冷蔵庫などの冷温化で安全性に優れ、目的とする空間の隅々までに効果が得られる消臭方法、ならびに抗菌方法、および微生物粉体、微生物含有液剤、微生物含有ゲル化剤を提供する。
【解決手段】微生物から発生する成分により、非接触状態で、空間内に存在する菌類の発育を抑制する抗菌方法、また、臭い成分を分解する消臭方法である。有効成分を発生する微生物は、微生物担体に担持させた状態で乾燥させた微生物粉体として用いたり、微生物含有液剤として用いたり、吸水性ポリマーに吸水させた微生物含有ゲル化剤として用いたりすることができる。
【選択図】図1
Description
特許文献2に記載されている微生物では空間の隅々まで効果を行きわたらせることができるが、抗菌のみしか効果を発揮せず大きな消臭を持たない。また、微生物が活動できる常温のみでしか効果が得られない。
そこで、本発明は、安全性に優れ、常温のみならず冷温化でも目的とする空間の隅々までに抗菌消臭効果が得られる抗菌方法ならびに消臭方法、および消臭剤、抗菌剤を提供することを目的とする。
以下に示す実施例では、菌類の発育抑制、または臭い成分を分解する揮発性成分を発生する微生物として、受領番号NITE AP−02127、Bacillus属に属する新規微生物(以下、「本菌1」と称す。)を用いた。
表1、表2に、本実施例で用いた本菌1の菌学的性質を示す。
なお、本菌1は、以下のようにして単離されたものである。
まず、200か所以上の土壌等から試料を採取し、その希釈液に熱処理などを加えた後にブイヨン培地で30℃24時間培養した。そして、コロニーが得られた培地から白金線を用いて菌体を取り、細菌分離株を1000以上得た。これら細菌分離株のアミン、アンモニアなどの消臭能、真菌類への抗菌効果を評価し、さらに20℃以下での冷温化での増殖や消臭能力も評価し、これらのいずれにおいても強い能力を持つ菌株を数株得た。さらに、病原因子(溶血毒素、日和見感染能など)に関する試験を行い、病原因子を持たない株を選抜し、本菌1を得た。
10Lバロンボックスを用意し、内部に被検体となる臭気を発生させた。このバロンボックス内に本菌1の培養液を20ml散布し、被検体濃度を観察した。観察にはガステック社の検知管法を用いた。表3に被検体濃度の変化を示す。
1−3で行った定量試験と同様の試験を5℃環境下で行った。表4に被検体濃度の変化を示す。
低温環境での活動を確認するために、低温化での培養を行い、増殖を行うかどうか確認した。
ペプトン、酵母エキス、肉エキス、塩などを適当な割合で作成した培養液300 mlに、1mlあたり菌数5.0×10^8の本菌1凍結保存液2.0mlを投入し、130rpm/minでの振とう培養を行った。この時に培養機内の温度を12℃とした。
生きている微生物や微生物培養液は微生物の活動により保存や移動が難しく、製品として扱いづらい。Bacillus sporothermodurans属に属する微生物は乾燥状態などの生存に適さない状態になると芽胞を形成し、乾燥や温度変化などに強い保存に適した状態となる。これを利用して、微生物培養液を多孔質物質に含浸させた後に乾燥させ、芽胞形成を促すことで保存や移動に適した形態にすることができる。
多孔質の粉末担体としてパーライト200gに、本菌1の微生物培養液400mlを含浸させた。その後、微生物を担持した担体を常温の低湿度下に置き、乾燥させて水分を10%以下にし、微生物粉体1とした。
10Lバロンボックスを用意し、5℃湿度50%以下に調整した庫内に配置し、内部に被検体となる臭気を発生させた。このバロンボックス内に本菌1の微生物粉体2.0gを不織布製の袋に詰めて封をしたものを壁面に触れぬように吊下げて、被検体濃度を観察した。観察にはガステック社の検知管法を用いた。表5に被検体濃度の変化を示す。
本試験に用いた被験菌について表6に示す。表6に示すように、番号1〜3の菌は糸状菌(カビ)であり、冷蔵庫内や一般環境によく存在する環境常在菌である。
表6に記す被験菌をPDA培地で培養し胞子を採取しリン酸緩衝液で希釈して胞子懸濁液を作製した。この胞子懸濁液をPDA培地のシャーレに接種し、試験培地1とした。また、標準寒天培地のシャーレに微生物粉体1を1.5g敷き詰めたものを試験培地2とした。この試験培地1と試験培地2をプラスチック製の容量10Lの密閉容器に入れ、室温で培養した。なお、培養日数は5日間とした(以下、これを「処理区」と称す。)。
以下、表7に定量試験の結果を示す。また、図1に、番号1,2、3の糸状菌の場合に
おける対照区ならびに処理区の試験容器1の写真を示す。表7に示すように、番号1〜3の3種類の糸状菌に対して、強い抗菌活性が認められた。
因となる成分の分解に対しても有用であることが言える。
実際の冷蔵庫内
10Lプラスチックの箱を用意し、内部にサンマ 1尾、鳥肉 100g、キャベツ 4分の1玉、人参 1本、大根 二分の1本を入れ、5℃以下に調整した冷蔵庫内に配置した。48時間放置後、3人の成人男性に5段階で臭気を判定してもらった。ここに微生物粉体1を加え、さらに48時間放置し、再度臭気を判定した。この臭気の判定結果を表8に示す。表記されている6段階の数値は(0:無臭 1:やっと感知できるにおい 2:何の臭いか分かる弱いにおい 3:楽に感知できるにおい 4:強いにおい 5:強烈な臭い )を表している。
前記2−1と同様の手段でゼオライトボールなどを担体に用いて粒体を作ることも可能である。
直径約1cmのゼオライトボール 800gに、本菌1の微生物培養液400mlを含浸させた。その後、微生物を担持した担体を常温の低湿度下に置き、乾燥させて水分を5%以下にし、微生物粒体1とした。
10Lバロンボックスを用意し、5℃湿度50%以下に調整した庫内に配置し、内部に被検体となる臭気を発生させた。このバロンボックス内に本菌1の微生物粒体12.0gを不織布製の袋に詰めて封をしたものを壁面に触れぬように吊下げて、被検体濃度を観察した。観察にはガステック社の検知管法を用いた。表9に被検体濃度の変化を示す。
エチレン吸着能を持つ微生物含有剤の製造方法
微生物粉体1を100に対して、エチレン吸着粉体を1〜10%混合させることによってエチレン吸着能力を持つ微生物粉体とすることができる。なお、このエチレン吸着粉体には活性炭、ゼオライト、その他鉱物粉末、またこれらを加工した物から一つを選択したものである。これにより、微生物による揮発性成分が臭いや菌の繁殖を抑えることに加え、冷蔵庫内の生鮮食品の腐敗を促進するエチレンを吸着し、腐敗による悪臭を防ぐことで相乗的に冷蔵庫内の消臭抗菌効果を得ることが可能となる。
微生物含有液剤の製造方法
焼成カルシウム溶液99.9%に対して、微生物培養液を0.1%混合させることによって微生物含有液剤を得た。なお、この溶液には、植物酵素を適量混合させるとよい。これにより、微生物による揮発性成分が臭い成分を分解することに加え、焼成カルシウム溶液の作用により酸性の臭い成分を分解し、植物酵素の作用によりアルカリ性の臭い成分を分解することができ、相乗的な効果を得ることが可能となる。
微生物含有ゲル化剤の製造方法
実施例3で製造した微生物含有液剤を、顆粒状の吸水性ポリマに適量含浸させた。これにより扱いやすいビーズ状のゲルを得た。
揮発性物質の分析
微生物粉体1を2g封入した不織布袋を用いた。ブランクとしては、無菌のパーライト2gを封入した不織布袋を用いた。それぞれを5Lフレックスサンプラーに入れ、乾燥空気を封入し、32℃・72Hr恒温器内で放置した。その後、GC/MS分析を行い、発生している揮発成分の分析を行った。
微生物粉体1を2gを封入した不織布袋を用いた。ブランクとしては、無菌のパーライト2gを封入した不織布袋を用いた。それぞれを50Lテドラーバッグに入れ、芽胞から産出される気体を捕集するため、MonoTrap;DSC18ディスクを1枚装着したものをテドラーバッグ上部に取り付け、32℃・65hr恒温した。DSC18ディスク1枚をジクロロメタン1000μLに浸して超音波で処理したのを抽出液として、GC分析した。発生している揮発成分の分析を行った。
熱処理した微生物乾燥粉体の揮発性物質の分析
微生物粉体1を65度で24時間熱処理を行った。この後に10Lテドラーバッグに入れ、芽胞から産出される気体を捕集するため、MonoTrap;DSC18ディスクを1枚装着したものをテドラーバッグ上部に取り付け、65℃・65hr恒温した。DSC18ディスク1枚をジクロロメタン1000μLに浸して超音波で処理したのを抽出液として、GC分析を行った。
熱処理した微生物粉体の低温下における揮発成分の定性
不織布に封入した微生物粉体1を65度で24時間熱処理を行った。この後に10Lテドラーバッグに入れ、芽胞から産出される気体を捕集するため、MonoTrap;DSC18ディスクを1枚装着したものをテドラーバッグ上部に取り付け、4℃・24hr恒温した。DSC18ディスク1枚をジクロロメタン1000μLに浸して超音波で処理したのを抽出液として、GC分析した。
熱処理した微生物粉体の常温及び高温下における揮発成分の定性
微生物粉体1および微生物粉体2を65度で24時間熱処理を行った。この後に0.1gをそれぞれ2mlのバイアル管に入れ一定の温度で1時間おいて揮発成分を回収し、GC/MS分析を行った。揮発成分を回収する温度は37℃と80℃の2パターンで行った。
Claims (11)
- 常温及び冷温下で、微生物から発生する成分により、空間内に存在する真菌類の発育を抑制が可能な日和見病原性及び溶血性毒素を持たない安全なBacillus属に属する微生物。
- 常温及び冷温下で、微生物から発生する成分により、空間内に存在するCladosporium属、Penicillium属及びAspergillus属に属する真菌を併せて抑制が可能な請求項1記載の日和見病原性及び溶血性毒素を持たない安全なBacillus属に属する微生物。
- 常温及び冷温下で、トリメチルアミン及びアンモニアを併せて消臭範囲に含む、請求項1〜2いずれか記載の日和見病原性及び溶血性毒素を持たない安全なBacillus属に属する微生物。
- 発生する成分により非接触状態で密閉空間内の消臭を行うことが出来、その消臭範囲にトリメチルアミン及びアンモニアを併せて消臭範囲に含む、請求項1〜3いずれか記載の日和見病原性及び溶血性毒素を持たない安全なBacillus属に属する微生物。
- 芽胞状態のままで、空間内に存在する真菌類の発育の抑制と消臭を可能とする、請求項1〜4いずれか記載の日和見病原性及び溶血性毒素を持たない安全なBacillus属に属する微生物。
- 受領番号NITE AP−02127の、Bacillus属に属する新規微生物である請求項1〜5いずれか記載の日和見病原性及び溶血性毒素を持たない安全なBacillus属に属する微生物。
- 請求項1〜6のいずれか記載の微生物を含む抗菌消臭剤。
- 微生物を微生物担体に担持させた微生物粉体を用いた請求項7の抗菌消臭剤。
- エチレン吸着能をもつ活性炭、パーライト、他鉱物材料またはこれらは加工した物のうちいずれかを含むエチレン吸着能を持つ請求項8の抗菌消臭剤。
- 微生物と酸化カルシウムを含む微生物含有液剤、もしくはその液剤を吸水性ポリマーに吸水させた微生物含有ゲルである請求項7の抗菌消臭剤。
- 請求項1〜6のいずれか記載の微生物を用いた抗菌消臭方法。
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