JP2018007476A - パワー半導体モジュールおよびパワーエレクトロニクス機器 - Google Patents

パワー半導体モジュールおよびパワーエレクトロニクス機器 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、モニター素子の信号の最大値を、駆動停止した後も信号精度の悪化およびノイズの影響を抑制した状態で保持することが可能なパワー半導体モジュールおよびパワーエレクトロニクス機器を提供することを目的とする。【解決手段】本発明によるパワー半導体モジュールは、パワーデバイス2と、パワーデバイス2の動作状態を検知する少なくとも1つのモニター素子3と、モニター素子3が検知した動作状態を示す信号の最大値を保持する少なくとも1つのピークホールド回路4と、ピークホールド回路4が保持する信号の最大値を外部に出力する動作情報出力端子7とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、パワー半導体モジュール、および当該パワー半導体モジュールを搭載するパワーエレクトロニクス機器に関する。
従来のパワー半導体モジュールは、スイッチング動作によって電流経路を切り替えるパワーデバイスと、パワー半導体モジュール内で生じた熱を伝導および放熱するベース板と、パワーデバイスとベース板とを絶縁する絶縁体と、パワー半導体モジュールと外部との電気的な接続を行う主端子および制御端子群とを備えている。また、パワー半導体モジュールは、パワーデバイス上またはベース板上に温度モニター素子を設けてパワー半導体モジュールのジャンクション温度Tjまたはケース温度Tcを検知したり、電流検出モニター素子を設けてパワーデバイスを流れる電流Icを検知したりしている。以下、温度モニター素子および電流検出モニター素子など、パワー半導体モジュールの動作状態を検知する素子を総称してモニター素子ともいう。
上記のようなモニター素子で検知された情報は、パワー半導体モジュールの動作状態を示す動作情報を示す信号として、基本的には動作中のパワー半導体モジュールの駆動保護制御にフィードバックされる。以下、モニター素子が検知した情報を示す信号のことをモニター素子の信号という。
従来、モニター素子の信号を外部に出力するパワー半導体モジュールはあるが、当該パワー半導体モジュールはモニター素子の信号をそのまま外部に出力しているため、パワー半導体モジュールの駆動停止後においてパワー半導体モジュールがどのような状況で使用されていたのかを把握することができない。
モニター素子の信号を一時的に記憶するパワー半導体モジュールがあり、例えば、パワーデバイスのゲート信号を電源とするメモリーを搭載し、温度モニター等の信号をメモリーに記憶する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、ジャンクション温度Tjまたはケース温度Tcの変化をカウントアップすることによって、パワー半導体モジュールの駆動停止後において使用環境を擬似的に把握し、パワー半導体モジュールの寿命を推定する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−87871号公報 特開2015−56415号公報
従来のパワー半導体モジュールでは、駆動停止後においてパワー半導体モジュールがどのような状態で使用されていたのかを把握することができないため、エラーが発生して突然停止した場合に、トラブルシューティングが非常に難解という問題があった。
また、モニター素子の信号を外部に出力しないパワー半導体モジュールでは、パワー半導体モジュールの動作状態のワーストケース、すなわちジャンクション温度Tj、ケース温度Tc、または電流Icの最大値を把握するためには、パワー半導体モジュールの外部にモニター素子を別に設ける必要があり、パワー半導体モジュールを含む機器全体がコストアップおよびサイズアップするという問題があった。また、実際に問題が生じるパワーデバイスからモニター素子の位置が遠ざかるにつれて、信号精度が悪化したり、配線インピーダンス等の影響によってノイズが重畳したりするという問題があった。
特許文献1では、動作中の温度および時刻等のデータを常に記憶し続けるため、記憶する情報量が膨大となり、メモリー容量の大規模化およびコストの増加が生じるという問題があった。また、パワーデバイスのスイッチング動作に伴う電磁ノイズによって、メモリーが誤動作してデータが消失してしまうという問題があった。
特許文献2では、ジャンクション温度Tjまたはケース温度Tcの変化をカウントアップする閾値を予め設定しているが、変化が閾値以上であれば一律にカウントアップするため、寿命への影響度が高い温度変化におけるカウントアップも、ほぼ閾値の温度変化におけるカウントアップも同様に扱われるため、寿命の推定の精度を向上させ難いという問題があった。このような問題の対策として、閾値を細かく多数設定する方法があるが、この場合、制御負荷が増大し、コストアップおよびサイズアップしてしまうという別の問題が生じる。また、特許文献2では、駆動停止後においてパワー半導体モジュールのジャンクション温度Tjまたはケース温度Tcが何度まで上昇したのか把握することができない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、モニター素子の信号の最大値を、駆動停止した後も信号精度の悪化およびノイズの影響を抑制した状態で保持することが可能なパワー半導体モジュールおよびパワーエレクトロニクス機器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明によるパワー半導体モジュールは、パワーデバイスと、パワーデバイスの動作状態を検知する少なくとも1つのモニター素子と、モニター素子が検知した動作状態を示す信号の最大値を保持する少なくとも1つのピークホールド回路と、ピークホールド回路が保持する信号の最大値を外部に出力する出力部とを備える。
本発明によると、パワー半導体モジュールは、パワーデバイスと、パワーデバイスの動作状態を検知する少なくとも1つのモニター素子と、モニター素子が検知した動作状態を示す信号の最大値を保持する少なくとも1つのピークホールド回路と、ピークホールド回路が保持する信号の最大値を外部に出力する出力部とを備えるため、モニター素子の信号の最大値を、駆動停止した後も信号精度の悪化およびノイズの影響を抑制した状態で保持することが可能となる。
本発明の実施の形態1によるパワー半導体モジュールの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるパワー半導体モジュールの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるピークホールド回路の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるモニター素子で検知される信号の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるパワー半導体モジュールの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるパワー半導体モジュールの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1によるパワー半導体モジュールの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2によるパワーエレクトロニクス機器の動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態2によるパワー半導体モジュールから動作情報最大値を読み取るタイミングの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2によるパワー半導体モジュールから動作情報最大値を読み取るタイミングの一例を示す図である。 前提技術によるパワー半導体モジュールの構成の一例を示す図である。 前提技術によるパワー半導体モジュールの構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<前提技術>
まず、本発明の前提となる技術である前提技術について説明する。
図11は、前提技術によるパワー半導体モジュール25の構成の一例を示す図である。
図11に示すように、パワー半導体モジュール25は、パワーデバイス2と、ケース温度モニター素子3と、ゲート端子5と、エミッタ端子6と、ケース温度信号出力端子26とを備えている。ゲート端子5は、パワーデバイス2のゲートに接続されている。エミッタ端子6は、パワーデバイス2のエミッタに接続されている。ケース温度信号出力端子26は、ケース温度モニター素子3に接続されている。パワーデバイス2は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。
ケース温度モニター素子3は、パワーデバイス2の図示しないベース板上に設けられており、パワー半導体モジュール25のケース温度Tcを検知する。ケース温度モニター素子3は、検知したケース温度Tcの信号をケース温度信号出力端子26を介して外部に出力する。
図12は、前提技術によるパワー半導体モジュール27の構成の一例を示す図である。
図12に示すように、パワー半導体モジュール27は、パワーデバイス2と、ドライブ回路9と、ジャンクション温度モニター素子10と、電流検出モニター素子11と、制御電源端子12と、駆動信号端子13と、エラー信号端子14と、基準電位端子15とを備えている。パワー半導体モジュール27は、パワーデバイス2の駆動制御を行うドライブ回路9を有するインテリジェントパワー半導体モジュールである。
制御電源端子12、駆動信号端子13、エラー信号端子14、および基準電位端子15は、ドライブ回路9に接続されている。外部から供給された制御電源VDは、制御電源端子12を介してドライブ回路9に入力される。外部から供給された駆動信号Vinは、駆動信号端子13を介してドライブ回路9に入力される。外部から供給された基準電位GNDは、基準電位端子15を介してドライブ回路9に入力される。
ジャンクション温度モニター素子10は、パワーデバイス2上に設けられており、パワーデバイス2のジャンクション温度Tjを検知する。ジャンクション温度モニター素子10は、検知したジャンクション温度Tjの情報をドライブ回路9に出力する。また、電流検出モニター素子11は、パワーデバイス2の主電流の一部を分流して電流の通電量を電流Icとして検知し、検知した電流Icの情報をドライブ回路9に出力する。すなわち、ジャンクション温度モニター素子10が検知したジャンクション温度Tjの情報、および電流検出モニター素子11が検知した電流Icの情報は、ドライブ回路9にフィードバックされる。
ドライブ回路9は、ジャンクション温度モニター素子10から入力されたジャンクション温度Tjの情報、または電流検出モニター素子11から入力された電流Icの情報に基づいて、パワーデバイス2でエラーが発生したか否かを判断する。そして、ドライブ回路9は、エラーが生じた場合はエラー信号端子14を介してエラー信号を外部に出力する。このとき、ドライブ回路9は、パワーデバイス2の駆動を停止してもよい。ここで、パワーデバイス2で発生するエラーとしては、例えばジャンクション温度Tjが予め定められた温度以上になること、または電流Icが予め定められた電流値以上になることをいう。
パワー半導体モジュールでエラーが発生して突然停止した場合に、駆動停止後においてパワー半導体モジュールがどのような状態で使用されていたのかを把握することは、エラーの原因を解明するために重要である。従って、エラーの原因を解明するために、パワー半導体モジュールの動作状態のワーストケースを把握することが必要となる。
図11に示すパワー半導体モジュール25は、ケース温度Tcの信号をそのまま外部に出力しているため、パワー半導体モジュールの駆動停止後においてパワー半導体モジュールがどのような状態で使用されていたのかを把握することができない。また、図12に示すパワー半導体モジュール27は、ジャンクション温度Tjおよび電流Icの情報を外部に出力しないため、パワー半導体モジュールの駆動停止後においてパワー半導体モジュールがどのような状態で使用されていたのかを把握することができない。本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、以下に詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1によるパワー半導体モジュール1の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、パワー半導体モジュール1は、ピークホールド回路4と、動作情報出力端子7とを備えることを特徴としている。その他の構成は、図11に示すパワー半導体モジュール25と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。なお、図1では、パワーデバイス2としてIGBTを一例としているが、他のパワーデバイスであってもよい。
ケース温度モニター素子3が検知したケース温度Tcの情報は、ケース温度モニター素子3の信号としてピークホールド回路4に入力される。ピークホールド回路4は、入力されたケース温度モニター素子3の信号のうちの最大値、すなわちケース温度モニター素子3が検知したケース温度Tcの最大値を保持する。ピークホールド回路4は、予め定められたタイミングで、保持しているケース温度モニター素子3の信号の最大値を動作情報最大値として、動作情報出力端子7を介して外部に出力する。すなわち、動作情報出力端子7は、動作情報最大値を出力する出力部としての機能を有している。
図2は、本発明の実施の形態1によるパワー半導体モジュール8の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、パワー半導体モジュール8は、ピークホールド回路4と、動作情報出力端子7とを備えることを特徴としている。その他の構成は、図12に示すパワー半導体モジュール27と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
ジャンクション温度モニター素子10が検知したジャンクション温度Tjの情報は、ジャンクション温度モニター素子10の信号としてピークホールド回路4に入力される。ピークホールド回路4は、入力されたジャンクション温度モニター素子10の信号のうちの最大値、すなわちジャンクション温度モニター素子10が検知したジャンクション温度Tjの最大値を保持する。ピークホールド回路4は、予め定められたタイミングで、保持しているジャンクション温度モニター素子10の信号の最大値を動作情報最大値として、動作情報出力端子7を介して外部に出力する。すなわち、動作情報出力端子7は、動作情報最大値を出力する出力部としての機能を有している。
なお、図2では、パワー半導体モジュール8がジャンクション温度モニター素子10および電流検出モニター素子11を備える場合について示しているが、これに限るものではない。パワー半導体モジュール8は、ジャンクション温度モニター素子10のみを備えてもよい。
次に、ピークホールド回路4について説明する。ピークホールド回路4は、モニター素子の信号の最大値を一時的に保持する構成であればよく、例えばメモリーデバイス等で構成してもよい。また、費用対効果および耐ノイズ性を考慮して、例えば図3に示すような回路で構成してもよい。
図3に示すピークホールド回路は、比較素子16と、ピークスルー素子17と、ピーク保持素子18と、リセット素子19と、バッファ素子20とを備えている。比較素子16は、モニター素子の信号であるモニター素子信号と、現在保持中の動作情報最大値とを比較して大きい値を示す信号を後段に伝える。ピークスルー素子17は、比較素子16から出力された信号が現在保持中の動作情報最大値よりも大きい場合にその旨の信号を後段に伝える。ピーク保持素子18は、ピークスルー素子17の信号レベルを保持する。バッファ素子20は、ピークホールド回路の後段に接続される回路の影響を受けずにピーク保持素子18の信号を後段に伝える。リセット素子19は、ピーク保持素子18をリセットする。
なお、図3に示すピークホールド回路において、比較素子16を省略することもできるが、モニター素子の信号がピーク保持素子18で保持している信号レベルを長い時間超えないことが起こり得るため、ピーク保持素子18の信号レベルが自然放電等の要因で時間の経過とともに低下する場合には動作情報最大値の正確さが低下する。従って、図3に示すような比較素子16を設けて、随時、動作情報最大値を比較素子16にフィードバックした方がピークホールドとしての正確さを向上させることができる。
図3に示すようなリセット素子19を設けて、動作情報最大値を読み取り時に必ずリセットするようにし、定期的に動作情報最大値の読み取りおよびリセットを行うようにすることによって、特定期間中の動作情報最大値を繰り返し取り出せるようになる。
上記で説明したモニター素子は、動作状態が激しくなるほど信号レベルが高くなるものを想定しているが、動作状態が激しくなるほど信号レベルが低くなるような傾向を示すものである場合は、図示しないが、その信号を反転およびレベルシフトすることによって本実施の形態に適用することができる。
モニター素子は、図1に示すようなパワー半導体モジュール1の内部のケース温度Tc、または図2に示すようなパワーデバイス2自体のジャンクション温度Tjを検知する。そして、検知された情報の最大値が、動作情報最大値として外部に読み取られる。外部では、読み取った動作情報最大値の履歴を保持し、当該履歴を分析することによって、パワー半導体モジュールの劣化を把握することができ、パワー半導体モジュールのメンテナンス時期の最適化、または不意な故障の回避を実現することができる。パワー半導体モジュールでは、電流の通電制御の観点から、キーパーツはパワーデバイスであるため、ケース温度Tcよりもジャンクション温度Tjの情報を用いた方がより直接的な効果が得られる。
例えば、一日の始まりに電源を投入してから一日の最後に電源を遮断するまでの間、毎日同じ動作を一日中連続して動作する工場のオートフォーメーション機器であるFA(Factory Automation)機器にパワー半導体モジュールが用いられている場合を想定する。この場合、FA機器が同一動作であるにも関わらず、前々日、前日、当日と日を追うごとにジャンクション温度Tjの最大値、すなわち動作情報最大値が上昇しているようであれば、パワー半導体モジュールの内部のはんだ疲労等の構造的な劣化、またはパワーデバイスの特性悪化など、パワー半導体モジュールにおいて何らからの劣化が進行していると推定することができる。従って、FA機器のシステムの動作条件の変更またはメンテナンスのタイミングの最適化を図り、不意な故障によるFA機器のシステムの停止を回避することができる。
特許文献2に記載のように、随時処理してパワー半導体モジュールの寿命を推定する方法もあるが、パワー半導体モジュールの寿命に最も影響を及ぼす激しい重負荷動作時において電気ノイズの発生量が多くなっており、パワー半導体モジュールの外部で随時モニタリングする場合にはノイズ対策やノウハウが必要となるため、信号伝達の正確さを向上させることが困難となる。
本実施の形態によれば、パワー半導体モジュールが通電制御を停止した後、または電気ノイズの発生量が少なくなった軽負荷動作時でも、動作情報最大値は消失することなく保持されている。従って、パワー半導体モジュールの外部でのモニタリングは、電気ノイズの発生量が少ないタイミングで行えばよいため、信号伝達の正確さを向上させることができる。
上述のFA機器を例にすると、ピークホールド回路をリセットするタイミングは、一日一回だけでもよいが、リセットする回数を増やすほど動作情報最大値の履歴推移を細かく把握することができるようになる。ただし、リセットする回数が極度に多い場合には制御負荷が増大してFA機器のシステムのコストアップにつながるため、適用するFA機器のシステムの特長および費用対効果を考慮してリセットする回数を設定することが望ましい。
なお、例えば図11,12に示すパワー半導体モジュールにおいて、パワー半導体モジュールの外部にピークホールド回路またはモニター素子を設けて本実施の形態と同様の効果を得ようとすることも考えられるが、パワー半導体モジュールは電気ノイズが多い環境で使用され、ノイズ対策または小型の構成にすることは経験によるところが大きく、十分な効果を得ることができない。一方、本実施の形態によるパワー半導体モジュールは、ピークホールド回路を有しているため、コストおよびサイズアップを最小限に抑えることができる。
上記では、モニター素子の信号をジャンクション温度Tjおよびケース温度Tcとする場合について説明したが、パワーデバイスの動作状態を表す信号であれば本実施の形態に適用することができる。例えば、図4に示すように、モニター素子の信号としては、パワーデバイス2を通電する電流Ic、パワーデバイス2に印加される電圧Vce、パワーデバイス2の駆動端子に印加される電圧Vge、およびパワー半導体モジュールに供給されるDCバス電圧である主電源電圧Vccが挙げられ、これらのうちの少なくとも1つを本実施の形態に適用することによって、様々な応用例へと発展させることができる。また、構成は複雑化するが、特定のモニター素子の信号を対象とするピークホールド回路を設けるとともに、別のモニター素子の信号をサンプルホールドし、ピークホールド回路における動作情報最大値のタイミングに対応する他の信号情報を一時記憶するよう構成することによって、よりトラブルシューティングを行いやすくする、または応用機器の高度な制御につなげることも考えられる。
パワー半導体モジュールの破壊要因としては、主に過熱、過電流、過電圧が挙げられる。このうちの過熱に対してはジャンクション温度Tjまたはケース温度Tcで検知可能であり、過電流に対しては電流Icで検知可能であり、過電圧に対しては電圧Vce、電圧Vcc、または電圧Vgeで検知可能であり、これらを組み合わせることによって不測のエラー発生時のトラブルシューティングに寄与することができる。
パワー半導体モジュールの寿命の要因としては熱疲労が挙げられ、その代表としてパワーサイクル寿命およびサーマルサイクル寿命があるが、本実施の形態によるジャンクション温度またはケース温度等の長期間のデータ推移に基づいて熱疲労の劣化状況を推測することができ、システムのメンテナンスの最適化を図ることができる。
図5は、本実施の形態によるパワー半導体モジュール21の構成の一例を示す図である。
図5に示すように、パワー半導体モジュール21は、複数のモニター素子の各々に対応して複数のピークホールド回路を備えることを特徴としている。その他の構成は、図2に示すパワー半導体モジュール8と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
ジャンクション温度モニター素子10が検知したジャンクション温度Tjの情報は、ジャンクション温度モニター素子10の信号としてピークホールド回路41に入力される。ピークホールド回路41は、入力されたジャンクション温度モニター素子10の信号のうちの最大値、すなわちジャンクション温度モニター素子10が検知したジャンクション温度Tjの最大値を保持する。ピークホールド回路41は、予め定められたタイミングで、保持しているジャンクション温度モニター素子10の信号の最大値を動作情報最大値として、動作情報出力端子71を介して外部に出力する。
電流検出モニター素子11が検知した電流Icの情報は、電流検出モニター素子11の信号としてピークホールド回路42に入力される。ピークホールド回路42は、入力された電流検出モニター素子11の信号のうちの最大値、すなわち電流検出モニター素子11が検知した電流Icの最大値を保持する。ピークホールド回路42は、予め定められたタイミングで、保持している電流検出モニター素子11の信号の最大値を動作情報最大値として、動作情報出力端子72を介して外部に出力する。
図5に示すようなパワー半導体モジュールでは、ピークホールド回路の数だけ動作情報出力端子の数が増えるため、パワー半導体モジュールの内外の構成を複雑化させてコストアップの要因にもなる。このような問題を回避するために、図6に示すパワー半導体モジュール22のような構成にしてもよい。
図6に示すように、パワー半導体モジュール22は、切替出力部23を備えることを特徴としている。その他の構成は、図5に示すパワー半導体モジュール21と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
切替出力部23は、ピークホールド回路41が保持している動作情報最大値と、ピークホールド回路42が保持している動作情報最大値とを切り替えながら順次出力することができる。切替出力部23は、半導体スイッチまたはリレー素子を用いて構成されている。パワー半導体モジュール22は、切替出力部23を備えることによって、動作情報出力端子の数を増やすことなく複数の動作情報最大値を外部に出力することができる。このように、切替出力部23は、動作情報最大値を外部に出力する出力部としての機能を有している。
また、図7に示すように、切替出力部23は無線通信機能を有していてもよい。図7に示すパワー半導体モジュール24のような構成としても、動作情報出力端子の数を増やすことなく複数の動作情報最大値を外部に出力することができる。
以上のことから、本実施の形態1によれば、パワー半導体モジュールの内部で動作情報最大値を一時的に記憶し、電気ノイズの発生量が少ないタイミングで外部に信号伝達することが可能となる。すなわち、モニター素子の信号の最大値を駆動停止した後も信号精度の悪化およびノイズの影響を抑制した状態で保持することが可能となる。また、ノイズ耐量が低い無線通信を用いることができる。さらに、パワー半導体モジュールから動作情報最大値を取得した応用機器側ではハードウェアを変更する必要がないため、導入時の業務負荷や時間を大幅に削減することが可能となる。
なお、図5〜7では、動作情報最大値の出力対象となるモニター素子が2つの場合を一例として説明したが、これに限るものではなく、対象となるモニター素子の数だけピークホールド回路を設ければよい。
図6において、ピークホールド回路41,42および切替出力部23の電源は、パワー半導体モジュール22に供給される制御電源を遮断した後も長く機能を保持するように構成することによって、瞬時電力停止または突発的な電源供給トラブル等が生じた際にも本実施の形態1の効果を得ることができる。ここで、ピークホールド回路41,42および切替出力部23の電源を長く保持する構成としては、例えば、対象回路の電源を安定化させるために使用されるコンデンサの容量を十分に大きくする構成としてもよい。あるいは、パワー半導体モジュール22の制御電源とは別に、充電機能を有する双方向電池を設け、パワー半導体モジュール22の制御電源が供給されている場合は、当該制御電源から双方向電池、ピークホールド回路41,42、および切替出力部23に電源供給を行い、パワー半導体モジュール22の制御電源が遮断された場合は、双方向電池からピークホールド回路41,42および切替出力部23に電源供給を行う構成としてもよい。すなわち、ピークホールド回路41,42および切替出力部23の電源は、パワー半導体モジュール22に供給される制御電源とは異なるようにすればよい。なお、図7に示すパワー半導体モジュール24についても同様である。
上記では、パワーデバイス2を1つ有する1in1タイプのパワー半導体モジュールに主眼を置いて説明したが、パワーデバイス2を2つ有する2in1タイプ(図4参照)、パワーデバイス2を4つ有する4in1タイプ、パワーデバイス2を6つ有する6in1タイプ、またはそれ以外の構成のパワー半導体モジュールの場合にも同様の効果を得ることができる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2では、実施の形態1で説明したパワー半導体モジュールを搭載した応用機器であるパワーエレクトロニクス機器について説明する。ここで、パワーエレクトロニクス機器とは、パワー半導体モジュールにより大電力に対し処理を行う機器全般をいう。
図8は、本実施の形態2によるパワーエレクトロニクス機器の動作の一例を示すシーケンス図である。図8において、パワー半導体モジュール外部動作とは、パワーエレクトロニクス機器におけるパワー半導体モジュール以外の外部処理部が行う動作を示している。また、パワー半導体モジュール挙動とは、パワー半導体モジュールの動作を示している。
ステップS1において、外部処理部は、パワー半導体モジュールに対して制御電源を供給する。ステップS2において、外部処理部は、パワー半導体モジュールに対してDCバス電圧である主電源電圧Vccを供給する。
ステップS3において、外部処理部は、パワー半導体モジュールに対して駆動制御を行う。具体的には、外部処理部は、パワー半導体モジュールに対して駆動信号Vinを入力する。また、必要に応じてパワー半導体モジュールから動作情報最大値を読み取る。
ステップS4において、パワー半導体モジュールは、モニター素子の信号をピークホールド回路に出力する。また、パワー半導体モジュールは、必要に応じてエラー信号Foを出力する。さらに、パワー半導体モジュールは、外部処理部から要求があれば動作情報最大値を出力する。
ステップS5において、外部処理部は、駆動信号Vinの入力を停止する。ステップS6において、パワー半導体モジュールは、通電動作を停止し、動作情報最大値を保持する。ステップS7,8において、外部処理部は、一定時間経過後、パワー半導体モジュールから動作情報最大値を読み取る。なお、通電動作停止後から動作情報最大値を読み取るまでの一定時間は、外部処理部で任意に設定することができる。これにより、パワーエレクトロニクス機器の用途に応じて、通電動作停止後に動作情報最大値を自動的に読み取るタイミングの最適化を図ることができる。
図9は、通常動作時において、外部処理部がパワー半導体モジュールから動作情報最大値を読み取るタイミングの一例を示す図である。
図9に示すように、通電動作中において、外部処理部は、パワーエレクトロニクス機器の仕様に応じて、適宜、パワー半導体モジュールから動作情報最大値を読み取る。そして、外部処理部は、通電停止してから一定時間経過後に、必ずパワー半導体モジュールから動作情報最大値を読み取る。また、外部処理部は、パワー半導体モジュールの制御電源が予め設定した制御電源の低下閾値に到達した場合は、必ずパワー半導体モジュールから動作情報最大値を読み取る。
図10は、電源低下に関連する異常発生時において、外部処理部がパワー半導体モジュールから動作情報最大値を読み取るタイミングの一例を示す図である。
図10に示すように、通電動作中において、瞬時電力停止またはパワー半導体モジュールの接続ケーブルが抜けたり切断したりして、突発的に制御電源の低下を伴うシステム異常が発生した場合であっても、動作情報最大値を読み取る。これにより、システムの信頼性を向上させることができる。
以上のことから、本実施の形態2によれば、パワーエレクトロニクス機器は、通電動作停止時には必ず、その直前の一連の動作におけるワーストケースである動作情報最大値を把握することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 パワー半導体モジュール、2 パワーデバイス、3 ケース温度モニター素子、4 ピークホールド回路、5 ゲート端子、6 エミッタ端子、7 動作情報出力端子、8 パワー半導体モジュール、9 ドライブ回路、10 ジャンクション温度モニター素子、11 電流検出モニター素子、12 制御電源端子、13 駆動信号端子、14 エラー信号端子、15 基準電位端子、16 比較素子、17 ピークスルー素子、18 ピーク保持素子、19 リセット素子、20 バッファ素子、21,22 パワー半導体モジュール、23 切替出力部、24,25 パワー半導体モジュール、26 ケース温度信号出力端子、27 パワー半導体モジュール、41,42 ピークホールド回路、71,72 動作情報出力端子。

Claims (11)

  1. パワーデバイスと、
    前記パワーデバイスの動作状態を検知する少なくとも1つのモニター素子と、
    前記モニター素子が検知した前記動作状態を示す信号の最大値を保持する少なくとも1つのピークホールド回路と、
    前記ピークホールド回路が保持する前記信号の最大値を外部に出力する出力部と、
    を備える、パワー半導体モジュール。
  2. 前記信号は、前記パワーデバイスのジャンクション温度、前記パワー半導体モジュールのケース温度、前記パワーデバイスを通電する電流、前記パワーデバイスに印加される電圧、前記パワーデバイスの駆動端子に印加される電圧、および前記パワー半導体モジュールに供給される主電源電圧のうちの少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1に記載のパワー半導体モジュール。
  3. 前記モニター素子および前記ピークホールド回路は、複数存在し、
    各前記ピークホールド回路は、各前記モニター素子に対応して設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載のパワー半導体モジュール。
  4. 前記出力部は、各前記ピークホールド回路が保持する前記信号の最大値を切り替えて出力する切替出力部であることを特徴とする、請求項3に記載のパワー半導体モジュール。
  5. 前記切替出力部は、前記信号の最大値を無線通信によって前記外部に出力することを特徴とする、請求項4に記載のパワー半導体モジュール。
  6. 前記ピークホールド回路に供給される電源は、前記パワー半導体モジュールに供給される制御電源とは異なることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュール。
  7. 前記切替出力部に供給される電源は、前記パワー半導体モジュールに供給される制御電源とは異なることを特徴とする、請求項4または5に記載のパワー半導体モジュール。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のパワー半導体モジュールを搭載した、パワーエレクトロニクス機器。
  9. 前記パワー半導体モジュールの通電動作が停止してから予め定められた時間が経過した後に、前記パワー半導体モジュールから前記信号の最大値を読み取ることを特徴とする、請求項8に記載のパワーエレクトロニクス機器。
  10. 前記予め定められた時間は、任意に設定可能であることを特徴とする、請求項9に記載のパワーエレクトロニクス機器。
  11. 前記パワー半導体モジュールに供給される制御電源が予め定められた閾値以下になると、前記パワー半導体モジュールから前記信号の最大値を読み取ることを特徴とする、請求項8から10のいずれか1項に記載のパワーエレクトロニクス機器。
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